JPH076301Y2 - 天井又は壁の仕上げ構造 - Google Patents

天井又は壁の仕上げ構造

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JPH076301Y2
JPH076301Y2 JP12257188U JP12257188U JPH076301Y2 JP H076301 Y2 JPH076301 Y2 JP H076301Y2 JP 12257188 U JP12257188 U JP 12257188U JP 12257188 U JP12257188 U JP 12257188U JP H076301 Y2 JPH076301 Y2 JP H076301Y2
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JP
Japan
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groove
decorative plate
building
ceiling
construction
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JP12257188U
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JPH0243338U (ja
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俊明 土井
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、溝を有する建築用装飾板を用いた天井又は壁
の仕上げ構造の改良に関する。
〔従来技術とその問題点〕
溝(1)を有する建築用装飾板(2)を連設して天井又
は壁を仕上げる場合において壁際に回り縁、見切縁を設
けたり(第4図)、照明器具(9)、間仕切壁を天井又
は壁の仕上げ面下に設ける場合、建外観を低下させるだ
けでなくゴミ等がたまり易いという問題点があった。そ
のため、壁際や設備取付部分に建築用装飾板(2)の溝
(1)の底面(5)、又は板表面にその厚さを一致させ
た別の平坦なボーダーボード(10)(11)を用意して天
井全面を張り上げるのが一般的であった。しかし、前者
ではボーダーボード(10)と天井の中央部分を構成する
溝付きの建築用装飾板(2)の継目に建築用装飾板
(2)の凸部(6)の端面が露出して外観を著しく損な
うという欠点があり、一方後者では、建築用装飾板
(2)の溝(1)からボーダーボード(11)の壁面が露
出するという欠点があった。
〔目的〕
本考案はかかる従来例の問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は壁際や照明器具、間仕切壁など
の取付部分に隙間が発生する事もない極めて外観の優れ
た天井又は壁の仕上げ構造を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するために、 表面に一端から他端にかけて溝(1)を有する建築用
装飾板と、 上記溝(1)と断面が同形で溝の一端の底面(5)が
他端に向かって漸次浅くなり平坦部分(8)に連続的に
つながるような溝(3)を有する建築用装飾板(4)と
を用い、 両建築用装飾板(2)(4)の溝(1)(3)同士が
連通するように対向させて両建築用装飾板(2)(4)
を連設する。
;という技術的手段を採用している。
〔作用〕 建築現場の寸法に合わせて建築用装飾板(4)の平坦
部分(8)を切断して張設することができるので、建築
用装飾板(2)(4)の凸部(6)や側端面(7)が室
内に露出することがなく、張上げが一面的になり外観が
すぐれる。
又、照明設備(9)や回り縁(12)等との間に隙間が
できないので、それを埋設する必要もなく施工性も良好
である上、上記隙間にゴミがたまったり汚染が少ない。
〔実施例〕
以下、本考案を図示実施例に従って詳述する。本考案に
係る建築用装飾板(2)(4)の基材は、例えばガラス
発泡体、ロックウール、ケイ酸カルシウム板等の無機質
板やインシュレーションボード、合板等の木質板など溝
切削加工が容易で、且つ施工現場で寸法に合わせて切断
可能な基材である。
基材への溝加工は、主にカッター、ルーターによる切削
であるがプレス成形によって行ってもよい。
建築用装飾板(2)に凹設された溝(1)は、一端から
他端にかけて図のように一方向に平行に設けられるか、
図示していないが直交に設けられる。
一方、建築用装飾板(4)の溝(3)は、上記建築用装
飾板(2)と一端面において同調する形状とし、中央部
乃至他端に向かってテーパーや曲面により漸次溝(3)
の底面(5)が浅くなり、建築用装飾板(4)の中央付
近又は他端手前で表面と連続するようになる。溝(3)
の方向は前述同様一方向か直交するように設けられる。
この場合、コーナー用の建築用装飾板(4b)は両方の溝
(3)の一端部が浅くなり表面につながるようになる
が、辺用の建築用装飾板(4a)は一方の溝(3)の端部
のみが浅くなり表面につながるようになるものである。
(第3図) 従って、建築用装飾板(2)(4)は同じ基材を同寸法
で加工して用いられるので、特に従来例(第5図)のよ
うにボーダー用として厚みの異なる基材をあらかじめ製
造しておく必要はなく、生産性が良好である。
尚、実施例では建築用装飾板(2)(4)の一側端に溝
巾分の切欠き(1′)(3′)を設けたが両側端に溝
(1)(3)の半巾分の切欠(図示せず)を設けておい
ても並設した時、建築用装飾板(2)(4)同士の継目
が溝部にくるので目立たないものである。
部屋の寸法に合わせて建築用装飾板(4)を切断する場
合は、第1図のように溝(3)が設けられていない平坦
面部分(8)でおこなう。
又、壁際だけでなく部屋の中央部に於いて、例えば照明
器具(9)を取付ける場所として第2図のように建築用
装飾板(4)(4)の平坦面部分(8)(8)の端面同
士を当接して用いることもできる。
〔効果〕
本考案の仕上げ構造は、叙上のように表面にいつ端から
他端にかけて溝を有する建築用装飾板と、上記溝と断面
が同形で溝の一端の底面が他端に向かって漸次浅くなり
平坦部分に連続的につながるような溝を有する建築用装
飾板とを用い、両建築用装飾板の溝同士が連通するよう
に対向させて連設したものであるから、施工現場の寸法
に合わせて建築用装飾板の平坦部分を切断して寸法調整
することができ建築用装飾板の凸部や側端面が室内に露
出することがなく張上げが一面的にでき、外観がすぐれ
るという利点があり、更に建築用装飾板の平坦部分を利
用する事により、照明器具、回り縁等との間に隙間がで
きないのでそれを埋設する必要もなく施工性も良好であ
り、加えてこのように隙間が発生しないのであるから、
ゴミがたまったり汚染が少ないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図…本考案にかかる仕上げ構造の一部分を表す斜視
図、 第2図…第1図の断面図、 第3図…本考案の他の実施例の斜視図、 第4図…従来例の斜視図、 第5図…従来例におけるボーダーボードと建築用装飾板
の接続状態を示す斜視図、 第6図…他の従来例の斜視図、 (1)…一端から他端にかけて凹設された溝、 (2)…一端から他端にかけて溝を凹設した建築用装飾
板、 (3)…一方の溝底が次第に浅くなり表面につながって
いる溝 (4)…一方の溝底が次第に浅くなって表面につながっ
ている溝を有する建築用装飾板、 (4a)…一方の溝底が次第に浅くなって表面につながっ
ている溝を有し、他方の溝が一端から他端にかけて凹設
された建築用装飾板、 (4b)…両方の溝の溝底の一端が次第に浅くなって表面
につながっている溝を有する建築用装飾板。 (5)…溝の底面、(6)…凸部、(7)…側端面、
(8)…平坦面部分、(9)…照明器具、 (10)…薄手のボーダーボード、(11)…厚手のボーダ
ーボード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に一端から他端にかけて溝を有する建
    築用装飾板と、表面に一端から他端に向けて凹設され、
    上記溝と断面が同形でかつ他端側の底面が他端に向かっ
    て漸次浅くなり表面の平坦部分に連続的につながるよう
    な溝を有する建築用装飾板とを用い、両建築用装飾板の
    溝同士が連通するように対向させて連設してなる天井又
    は壁の仕上げ構造。
JP12257188U 1988-09-19 1988-09-19 天井又は壁の仕上げ構造 Expired - Lifetime JPH076301Y2 (ja)

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JPH0243338U JPH0243338U (ja) 1990-03-26
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JP7359591B2 (ja) * 2019-08-09 2023-10-11 ケイミュー株式会社 無機質建築板

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JPH0243338U (ja) 1990-03-26

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