JPH0762312B2 - 布処理組成物 - Google Patents

布処理組成物

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JPH0762312B2
JPH0762312B2 JP1307390A JP30739089A JPH0762312B2 JP H0762312 B2 JPH0762312 B2 JP H0762312B2 JP 1307390 A JP1307390 A JP 1307390A JP 30739089 A JP30739089 A JP 30739089A JP H0762312 B2 JPH0762312 B2 JP H0762312B2
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ブライアン・ダフイン
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ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
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    • C11D1/62Quaternary ammonium compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、布洗濯過程の濯ぎサイクルで使用するのに特
に適した布処理組成物に関するものである。特に本発明
は、水不溶性のカチオン型布コンディショニング材と炭
化水素材料とを含む布処理組成物に関するものである。
[従来の技術] 英国特許第2,007,734号公報には、水不溶性のカチオン
型コンディショニング材と油性/脂肪特性を有する材料
とを布処理濃厚物中にて組合せることが示唆されてい
る。しかしながら、これらの濃厚物は、しばしば分散を
促進するための相当量の溶剤を添加しなければ、特に高
活性レベルの良好に分散された液体布処理組成物を形成
するまで容易には希釈しえないという欠点を有する。
さらに英国特許第1,601,360号公報には、布処理組成物
中に水不溶性カチオン型物質と炭化水素物質とを混入
し、水不溶性カチオン型物質と炭化水素物質との重量比
を5:1〜1:3の範囲としてアイロン掛けの容易さを向上さ
せ、皺形成を防止しかつ材料経費を低減させることも示
唆されている。これら組成物に使用するのに好適な炭化
水素材料は室温にて液体である。
慣用のカチオン型布処理材よりも安価である実質的量の
材料からなる布処理組成物を作成することが望ましい。
さらに、皺形成防止の利点を与えると共に許容しうるレ
ベルの柔軟性能を維持する布処理組成物を開発すること
も望ましい。しばしば、比較的高活性レベルの布処理組
成物を、包装コストを低減すべく処方することも望まし
い。
驚ろくことに今回、上記目的の1つもしくはそれ以上を
満たす布処理組成物は、水不溶性のカチオン型布コンデ
ィショニング材と特定の炭化水素混合物との組合せを用
いて処方しうることが突き止められた。特に、パーキン
・アンド・エルマー型熱分析装置により測定して27〜38
℃の熱的相転移温度(Thermal phase transition tempe
rature)(TPTT)を有する炭化水素の混合物が特に有利
であると判明した。
パーキン・アンド・エルマー型熱分析装置は、加熱すべ
き物質中への熱流動を物質温度の関数として測定する。
種々の温度にて物質を検査することにより、温度プロフ
ィールが得られる。この種の温度プロフィールは一般に
1つもしくはそれ以上のピークを有し、各ピークは特定
温度における物質中への熱流動の最大値に対応する。温
度分布における主ピークに対応する温度を熱的相転移温
度と称する。一般に、高いTPTTは材料の高い柔軟温度に
一致する。
[発明の要点] したがって本発明は、 (i) 水不溶性のカチオン型布コンディショニング材
と、 (ii) 27〜38℃の熱的相転移温度を有する炭化水素組
成物と を含むことを特徴とする水性液体布処理組成物に関する
ものである。
水不溶性のカチオン型布柔軟材は、pH2.5かつ20℃の水
にて10g/未満の溶解度を有する任意の布−実質(subs
tantive)カチオン型化合物とすることができる。極め
て好ましい物質は、必要に応じ、たとえば−OH,−O
−,−CONH,−COO−などの官能基により置換され或いは
中断された2個のC12〜C24アルキルもしくはアルケニル
鎖を有する第四アンモニウム塩である。
実質的に水不溶性の第四アンモニウム化合物における周
知の種類は、式: [式中、R1およびR2は約12〜約24個の炭素原子を有する
ヒドロカルビル基を示し、R3およびR4は1〜約4個の炭
素原子を有するヒドロカルビル基を示し、かつXは好ま
しくはハロゲンイオン、硫酸メチルイオンおよび硫酸エ
チルイオンから選択される陰イオンである] を有する。これら第四柔軟材の代表例は、 ジ獣脂ジメチルアンモニウムクロライド、 ジ獣脂ジメチルアンモニウムメチルサルフェート、 ジヘキサデシルジメチルアンモニウムクロライド、 ジ(水素化獣脂アルキル)ジメチルアンモニウムクロラ
イド、 ジオクタデシルジメチルアンモニウムクロライド、 ジエイコシルジメチルアンモニウムクロライド、 ジドコシルジメチルアンモニウムクロライド、 ジ(水素化獣脂)ジメチルアンモニウムメチルサルフェ
ート、 ジヘキサデシルジエチルアンモニウムクロライドおよび ジ(ココ椰子アルキル)ジメチルアンモニウムクロライ
ドを包含する。ジ獣脂ジメチルアンモニウムクロライ
ド、 ジ(水素化獣脂アルキル)ジメチルアンモニウムクロラ
イド、 ジ(ココ椰子アルキル)ジメチルアンモニウムクロライ
ドおよび ジ(ココ椰子アルキル)ジメチルアンモニウムメトサル
フェートが好適である。他の好適な第四アンモニウム化
合物はヨーロッパ特許第239910号公報に開示されてい
る。
他の種類の好適な水不溶性カチオン型物質は、式: [式中、R6は1〜4個、好ましくは1または2個の炭素
原子を有するアルキルもしくはヒドロキシアルキル基で
あり、R7は8〜25個の炭素原子を有するアルキルもしく
はアルケニル基であり、R8は8〜25個の炭素原子を有す
るアルキルもしくはアルケニル基であり、かつR9は水素
または1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であり、
さらにA-はアニオン、好ましくはハロゲンイオン、メト
硫酸イオンもしくはエト硫酸イオンである] を有すると思われるアルキルイミダゾリニウム塩であ
る。好適なイミダゾリニウム塩は、 1−メチル−1−(タロイル(tallowyl)アミド)エチ
ル−2−タロイル−4,5−ジヒドロ−イミダゾリニウム
メトサルフェートおよび 1−メチル−1−(パルミトイルアミド)エチル−2−
オクタデシル−4,5−ジヒドロ−イミダゾリニウムクロ
ライドを包含する。他の有用なイミダゾリニウム物質
は、 2−ヘプタデシル−1−メチル−1−(2−ステアリル
アミド)エチル−イミダゾリニウムクロライドおよび 2−ラウリル−1−ヒドロキシエチル−1−オレイル−
イミダゾリニウムクロライドである。さらに本発明で適
するものは、ここに参考のため引用する米国特許第4,12
7,489号におけるイミダゾリニウム布柔軟成分である。
本発明の組成物に使用するのに適した他のカチオン型柔
軟材は、比較的低いpH値で用いて少なくとも部分的なプ
ロトン化を行なうアミンである。適する水−アミン布柔
軟材は、そのプロトン化型において、pH2.5かつ20℃の
水にて10g/未満の溶解度を有する。
好ましくは、比較的不溶性のアミン物質は次の群から選
択される: (i) 式: [式中、R15,R16およびR17は下記に定義する通りであ
る] のアミン; (ii) 式: [式中、R7,R8およびR9は上記の意味を有する] のイミダゾリン; (iii)脂肪酸と、ヒドロキシアルキルアルキレンジア
ミンおよびジアルキレントリアミン並びにその混合物よ
りなる群から選択されるポリアミンとの反応により得ら
れる縮合生成物。適する物質は、ここに参考のため引用
するヨーロッパ特許出願第199382号(プロクター・アン
ド・ギャンブル社)に開示されている。
アミンが上記式(I)を有する場合、R15はC6〜C24ヒド
ロカルビル基であり、R16はC1〜C24ヒドロカルビル基で
あり、かつR17はC1〜C10ヒドロカルビル基である。適す
るアミンは上記に開示した第四アンモニウム化合物が誘
導されるような物質を包含し、ここでR15はR1であり、R
16はR2でありかつR17はR3である。好ましくは、アミン
はR15とR16との両者がC6〜C20アルキルであるようなア
ミンであり、C16〜C18が最も好適であり、かつR17はC
1〜3アルキルであり、或いはR15は少なくとも22個の
炭素原子を有するアルキルもしくはアルケニル基であり
かつR16およびR12はR1〜3アルキルである。
好ましくは、これらアミンは塩酸、オルト燐酸(OP
A)、C1〜5カルボン酸または本発明の布コンディシ
ョニング組成物に使用するのに適した他の任意の同様な
酸によってプロトン化される。
炭化水素組成物は、それぞれ布処理組成物中に含ませる
のに適した各種の布−実質炭化水素材料で構成すること
ができ、ただし全炭化水素組成物は27〜38℃のTPTTを有
するものとする。炭化水素組成物に使用するのに適した
炭化水素材料は、線状もしくは分枝アルキル鎖を持った
炭化水素材料、好ましくは1分子当り平均12〜50個の炭
素原子、好ましくは12〜30個の炭素原子を有する炭化水
素材料を包含する。好ましくは、炭化水素材料はアルカ
ン類もしくはアルケン類のいずれかである。比較的少量
の非アルキル置換基を存在させることもできるが、ただ
し生成物の炭化水素特性に実質的に影響を及ぼさないも
のとする。
炭化水素組成物に使用するのに適した炭化水素材料の例
は天然源の液体炭化水素材料である。たとえば鉱油もし
くは液体パラフィンのような原油および熱分解炭化水素
から誘導された液体フラクションを包含する他の液体炭
化水素材料も適している。
固体もしくは半固体の炭化水素材料の例は、より長い鎖
長を有するパラフィン系物質および上記液体材料の水素
化変換物である。
炭化水素材料の特に有用な組合せは鉱油(M85,ダルトン
ス・カンパニー製)と石油ゼリー(シルコレン910,ダル
トンス製)との混合物であって、鉱油と石油ゼリーとの
重量比は混合物のTPTTが27℃より大かつ38℃未満となる
ように選択される。本発明者等の実験において、この結
果は3:1未満、好ましくは2:1〜1:3の鉱油:石油ゼリー
の比を用いて得られる。鉱油は1分当り平均して26個の
炭素原子を有する線状および分枝鎖炭化水素の液体混合
物である。石油ゼリーは、1分子当り平均して26個の炭
素原子を有しかつ約50℃の軟化温度を有する線状および
分枝鎖炭化水素の半固体混合物である。
本発明による布処理組成物は、好ましくはこの組成物に
対し2〜70重量%の合計量の水不溶性カチオン型物質と
炭化水素組成物とを有し、組成物の残部は主として水お
よび必要に応じ少量成分である。好ましくは、水不溶性
カチオン型物質と炭化水素物質との合計量は3重量%よ
り大、より好ましくは4〜50重量%、最も好ましくは8
〜35重量%であり、特に好適な量は15〜25重量%であ
る。
水不溶性カチオン型物質と炭化水素組成物との重量比は
広範囲で変化しうるが、好ましくは10:1〜1:10、より好
ましくは5:1〜1:7の範囲であり、2:1〜1:5の範囲が特に
好適である。
布処理組成物のpHは好ましくは2〜7、より好ましくは
3〜6、特に好ましくは3〜4.5の範囲である。布処理
組成物の粘度は好ましくは110s-1(ハーケ粘度計)にて
200cPs未満である。
水不溶性カチオン型物質と炭化水素物質との他に、布処
理組成物はこれら布処理組成物に混入するのに適した1
種もしくはそれ以上の成分を含むこともできる。これら
任意成分の例は非イオン型、両性イオン型もしくは双性
イオン型の布処理材料である。特に、グリセリンモノス
テアレートの使用が好適である。
さらに組成物は、カチオン型布柔軟剤の他に、たとえば
非イオン型布柔軟剤のような他の非カチオン型布柔軟剤
を含有することもできる。適する非イオン型布柔軟剤は
グリセリンエステル(たとえばグリセリンモノステアレ
ート),脂肪族アルコール(たとえばステアリルアルコ
ール),アルコキシル化脂肪族アルコールC9〜C24脂肪
酸,およびラノリン並びにその誘導体を包含する。適す
る材料はヨーロッパ特許出願第88520号(ユニリバーPLC
/NVケースC1325),第122141号(ユニリバーPLC/NVケー
スC1363)および第79746号(プロクター・アンド・ギャ
ンブル)に開示されており、これらの開示を参考のため
ここに引用する。典型的には、この種の材料は組成物に
対し0.5〜10重量%の範囲内のレベルで含まれる。
さらに組成物は、たとえばC1〜C4アルカノールおよび多
価アルコールのような非水性溶剤、たとえば弱酸(たと
えば燐酸,安息香酸もしくはクエン酸のようなpH−緩衝
剤(組成物のpHは好ましくは6.0未満である)),再湿
潤剤,粘度改質剤,シリコーン,ゲル化防止剤,香料,
香料キャリヤ,螢光剤,着色料,ヒドロトロープ,消泡
剤,再付着防止剤,酵素,艶出剤,乳白剤,安定剤(た
とえばグアーガムおよびポリエチレングリコール),収
縮防止剤,皺防止剤,布捲縮剤,しみ抜き(spotting)
剤,汚れ遊離剤,殺菌剤,殺カビ剤,酸化防止剤,腐食
防止剤,保存料、染料,漂白剤および漂白先駆体、ドレ
ープ付与剤および帯電防止剤から選択される1種もしく
はそれ以上の成分を含有することもできる。
好ましくは、上記溶剤物質の量は、組成物におけるカチ
オン型布柔軟材の量よりも少ない。より好ましくは、溶
剤の量はカチオン型布柔軟材の重量に対し75%未満、よ
り好ましくは50%未満である。典型的には、本発明の組
成物は実質的に溶剤を含有しない。
有利には、本発明による布処理組成物はさらに少量の水
溶性カチオン型物質をも含む。この種の適する物質の例
は英国特許第1,601,360号に示されている。他の適する
水溶性カチオン型物質はポリアミン物質(好ましくはジ
アミン物質)であって、各窒素原子が3個の他の原子に
結合したものである。好適なこの種のジアミン水溶性カ
チオン型物質はエトデュオメンT13(アクゾ・ヘミー社
製)、すなわちN,N′,N′−トリス−(2−ヒドロキシ
エチル)N−獣脂1,3−ジアミノプロパンである。水溶
性カチオン型物質の量は好ましくは水不溶性カチオン型
物質の量より少ない。好ましくは、水溶性カチオン型物
質の量は組成物に対し0.5〜10重量%の範囲である。
本発明による組成物は、分散された乳化システムを作成
するための任意の適する方法で製造することができる。
好適方法は、水中における活性物質の溶融予備混合物を
高められた温度で作成し、水を追加して所望の活性物濃
度を得、次いで室温まで冷却することを含む。所望なら
ば、たとえば電解質、着色剤などの少量成分を事後投入
することもできる。第2の好適方法は炭化水素エマルジ
ョンにおける水の相逆転による生成物の形成を含み、こ
こでカチオン型物質は炭化水素相の1部であるか或いは
別途の予備分散物として添加される。この方法は、最終
生成物中に極めて微細な炭化水素粒子を形成するので特
に有利である。
使用に際し、本発明による布処理組成物は、好ましくは
通常の洗濯機の洗濯サイクルにおける最終濯ぎ過程で使
用される。添加すべき布処理組成物の量は、主として組
成物の活性物濃度および濯ぎサイクルに使用される水の
容積に依存する。好ましくは投入量は、濯ぎ水における
活性物質(柔軟剤+炭化水素物質)の濃度が0.05〜3.0g
/、好ましくは0.5〜2.0g/となるように選択され
る。
[実施例] 以下、本発明を実施例によりさらに説明する。
実施例I 次のように布処理組成物A−Fを作成した。カチオン型
物質と炭化水素材料とを混合し、溶融させ、かつ70℃の
温度まで加熱した。溶融した活性物質を70℃の水に添加
しながらシルバーソンミキサーにより高速度で混合し
た。10分間にわたり混合した後、組成物を氷浴中で緩和
に撹拌しながら急冷することにより室温まで冷却した。
次の組成物が得られた。量は全て全組成物に対する重量
%である。
炭化水素材料のTPTTは、パーキン・アンド・エルマー型
熱分析装置を用いて測定した。組成物B−Fで用いた炭
化水素組成物の温度プロフィールを第I表に示す。鉱油
については、この材料のTPTT値が20℃よりずっと低いの
で温度分布を示さない。
組成物A−Fを次のように試験した: 柔軟性の評価 4枚の硬化した(harshened)テリータオルと8枚の未
硬化のテリータオル(これら12枚のタオルは合計して15
0gの重量である)を、1gの布コンディショニング組成物
を含んだ1の脱ミネラル水にて5分間にわたり室温で
濯いだ。これらのタオルを絞って過剰の水を除去し、30
秒間にわたり遠心脱水し、かつライン乾燥させた。4名
の熟練パネルにより、これらタオルをラウンド・ロビン
法によって評価した。柔軟化尺度は、高い柔軟化尺度が
より良好な柔軟化を示す任意の単位で表わした。
皺形成の評価 9×999インチの2枚の50/50ポリエステル/綿と、 9×9インチの2枚の67/33ポリエステル/綿と、 9×9インチの2枚の綿/ポプリンと を、1gの布コンディショニング組成物を含んだ1の脱
ミネラル水にて5分間にわたり室温で濯いだ。布を絞っ
て過剰の水を除去し、10秒間にわたり遠心し、さらに10
秒間にわたり強く手絞りし、次いでライン乾燥した。こ
れら布を4名の熟練パネルによりラウンド・ロビン法に
より評価した。皺形成尺度は、より高い皺形成尺度がよ
り低い皺形成を示す任意の単位で表わした。
試験の結果を第II図に示す。この図面は、27〜38℃のTP
TTを有する炭化水素組成物C−Eが良好な皺形成尺度と
充分な柔軟性能との完全なバランスを有することを明ら
かに示している。
本発明の範囲外でありかつ第II図に示されていない組成
物Aは、組成物Bよりも若干良好な柔軟化を示すが、組
成物C−Eよりも顕著に低い皺形成尺度を有する。
本発明の範囲外である組成物Bは、低い皺形成尺度が見
られる点において不満足である。
本発明の範囲外である組成物Fは、柔軟化尺度が許容し
えないほど低いので不満足である。
実施例II 次の組成物を作成した: M85 12.3 石油ゼリー 6.1 アドゲン442 4.6 エトデュオメン 1.5 塩化カルシウム 0.01 少量の着色剤、香料 この組成物は満足しうる皺防止性および柔軟化のバラン
スを示した。
材料の説明 アルクワド2HF:ジ−硬化獣脂−ジメチルアンモニウムク
ロライド(アトラス社製) アンドゲン442:ジ−硬化獣脂−ジメチルアンモニウムク
ロライド M85(ダルトンス社製):鉱油、平均炭素数24 石油ゼリー:シルコレン910(ダルトンス・カンパニー
製)、平均炭素数26 エトデュオメンT13(アクゾ社):N,N′,N′−トリス
(2−ヒドロキシエチル)N−獣脂1,3−ジアミノプロ
パン。
シリウス85とシルコレン920とアドゲン462とGMSとドバ
ノール25−3とを60℃まで予備加熱しかつこのプレミッ
クスに攪拌下で水を添加することにより、上記組成物を
作成した。これは油中水型エマルジョンを与え、さらに
水を添加すると水中油型エマルジョンまで相逆転し、こ
こで油相は極めて微分散された。この水中油相に対し、
予め2種の物質を60℃まで加熱した後に攪拌下で水を添
加することにより作成されたアドゲン442とエトデュオ
メンT13との予備分散物を添加した。残余の成分を前記
2種の分散物の混合物に添加して最終生成物を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は組成物B−Fで用いた炭化水素組成物の温度と
熱流動との関係を示す特性曲線図であり、 第2図は柔軟化および皺形成の試験の結果を示す特性曲
線図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(i) 水不溶性のカチオン型布コンディ
    ショニング材と、 (ii) 液体炭化水素材料と固体炭化水素材料とが3:1
    〜1:3の重量比で存在する混合物であって、27〜38℃の
    熱的相転移温度を有する炭化水素組成物と を含むことを特徴とする水性液体布処理組成物。
  2. 【請求項2】100s-1にて200cPs未満の粘度を有すること
    を特徴とする請求項1記載の水性液体布処理組成物。
  3. 【請求項3】30〜98重量%の水と、2〜70重量%の水不
    溶性のカチオン型コンディショニング材および炭化水素
    組成物を含む活性物質とを含む請求項1または2記載の
    組成物。
  4. 【請求項4】活性物質が水溶性カチオン型布コンディシ
    ョニング材をさらに含むことを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】液体炭化水素材料が鉱油であり、固体炭化
    水素材料が石油ゼリーであることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】(i) 55.5〜92重量%の水と、 (ii) 1.5〜5.5重量%の水不溶性カチオン型材料と、 ( ) 6〜29重量%の炭化水素組成物と、 (iv) 0.5〜10重量%の水溶性カチオン型材料と を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に
    記載の組成物。
  7. 【請求項7】布処理組成物として使用するための請求項
    1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成
    物を布洗濯過程の濯ぎサイクルに加えることからなる布
    の処理方法。
JP1307390A 1988-11-28 1989-11-27 布処理組成物 Expired - Lifetime JPH0762312B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8827697.7 1988-11-28
GB888827697A GB8827697D0 (en) 1988-11-28 1988-11-28 Fabric-treatment composition

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Publication Number Publication Date
JPH02182973A JPH02182973A (ja) 1990-07-17
JPH0762312B2 true JPH0762312B2 (ja) 1995-07-05

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ID=10647556

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1307390A Expired - Lifetime JPH0762312B2 (ja) 1988-11-28 1989-11-27 布処理組成物

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5061385A (ja)
EP (1) EP0371535A3 (ja)
JP (1) JPH0762312B2 (ja)
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