JPH0761948A - α,β−不飽和アルデヒドの製造法 - Google Patents

α,β−不飽和アルデヒドの製造法

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JPH0761948A
JPH0761948A JP13232094A JP13232094A JPH0761948A JP H0761948 A JPH0761948 A JP H0761948A JP 13232094 A JP13232094 A JP 13232094A JP 13232094 A JP13232094 A JP 13232094A JP H0761948 A JPH0761948 A JP H0761948A
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Japan
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group
formula
water
general formula
hydrocarbon group
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Application number
JP13232094A
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English (en)
Inventor
Tatsuhiko Kaneko
龍彦 金兒
Noritaka Kuroda
典孝 黒田
Kenichi Kashiwa
謙一 柏
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 医薬や香料等またはそれらの製造原料として
有用なα,β−不飽和アルデヒドの製造法の提供。 【構成】一般式(I): 【化1】 (式中、R1およびR2はそれぞれ、水素またはアルキル
基を、R3は水素または置換されていてもよい炭化水素
基を、nは1〜10の整数を、Xはハロゲンを示す)で
表される化合物を水および水と均一に混合しない有機溶
媒中で加水分解反応に付すことを特徴とする一般式(I
I): 【化2】 (式中の各記号は上記と同意義)で表される化合物の製
造法。 【効果】 α,β−不飽和アルデヒドが、安価で簡便か
つ安全に、しかも好収率、高純度で製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬や香料等またはそ
れらの製造原料として有用なα,β−不飽和アルデヒド
の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医薬や香料等またはそれらの製造
原料として有用なα,β−不飽和アルデヒドの製造法と
しては次のようなものが知られている。
【0003】
【化14】
【化15】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記α,β−不飽和ア
ルデヒドの合成法において、1)の方法は反応中ジメチ
ルスルフィドが生成するため、悪臭などが発生し、環境
面で問題がある。2)の方法は非常に低収率である。
3)、4)および5)の方法は工程が長い、反応条件が
過酷である、取り扱いに厳重な注意を要する反応剤を使
用するなどの問題点があり、しかも、いずれの方法も収
率はよくない。本発明の目的は、安価な原料を用い、簡
便で好収率、高純度のα,β−不飽和アルデヒドを製造
する工業的製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、1−ハロゲノ
−2−ブテン誘導体がヘキサメチレンテトラミン(以
下、ヘキサミンということがある)の窒素原子の1つに
結合して形成される四級アンモニウム塩を水および水と
均一に混合しない有機溶媒中で加水分解することによ
り、上記α,β−不飽和アルデヒドを工業的に有利に製
造しうることを見いだし、本発明を完成した。 (1)一般式(I):
【0006】
【化16】
【0007】(式中、R1およびR2はそれぞれ、水素ま
たはアルキル基を、R3は水素または置換されていても
よい炭化水素基を、nは1〜10の整数を、Xはハロゲ
ンを示す)で表される化合物を水および水と均一に混合
しない有機溶媒中で加水分解反応に付すことを特徴とす
る一般式(II):
【0008】
【化17】
【0009】(式中の各記号は上記と同意義)で表され
る化合物の製造法、(2)R1が炭素数1〜6の直鎖ま
たは分枝状アルキル基である上記(1)記載の製造法、
(3)R2が炭素数1〜6の直鎖または分枝状アルキル
基である上記(1)記載の製造法、(4)R3で示され
る置換されていてもよい炭化水素基の炭化水素基が炭素
数1〜20の炭化水素基である上記(1)記載の製造
法、(5)R3で示される置換されていてもよい炭化水
素基の炭化水素基が炭素数1〜6の直鎖または分枝状ア
ルキル基である上記(1)記載の製造法、(6)R3
置換された炭化水素基における置換基が、アルコキシ
基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニル基、シアノ
基、オキソ基または式:
【0010】
【化18】 (式中、Xはハロゲンを示す)で表される基である上記
(1)記載の製造法、(7)R3の置換された炭化水素
基における置換基が炭素数1〜10のアシルオキシ基で
ある上記(1)記載の製造法、(8)nが1〜5の整数
である上記(1)記載の製造法、(9)R1がメチル
基、R2が水素、R3がアセトキシメチル基、およびnが
1である上記(1)記載の製造法、(10)有機溶媒が
水の約1〜3倍(v/v)量である上記(1)記載の製
造法、(11)水の量が一般式(I)で表される化合物
1モルに対して約0.5〜2リットルである上記(1)
記載の製造法、(12)pH約4〜7で加水分解反応を
行う上記(1)記載の製造法、(13)有機溶媒が炭化
水素類、ハロゲン化炭化水素類およびエーテル類から選
ばれる上記(1)記載の製造法、(14)約60〜80
℃で加水分解反応を行う上記(1)記載の製造法、(1
5)一般式(IV):
【0011】
【化19】 (式中、R1およびR2はそれぞれ、水素またはアルキル
基を、R3は水素または置換されていてもよい炭化水素
基を、nは1〜10の整数を、Xはハロゲンを示す)で
表される化合物を水および/または有機溶媒中でヘキサ
メチレンテトラミンと反応させて式(I):
【化20】 (式中の各記号は上記と同意義)で表される化合物およ
び一般式(II):
【化21】 (式中の各記号は上記と同意義)で表される化合物を
得、ついで所望により、水または有機溶媒を反応液に加
え、得られた混合物を水層および有機層に分離し、 i)水層中の得られた一般式(I)で表される化合物を
水と均一に混合しない有機溶媒存在下で加水分解反応に
付し、一方 ii)有機層中の得られた一般式(II)で表される化合物
を亜硫酸水素ナトリウムと反応させ、得られた一般式
(III):
【化22】 (式中の各記号は上記と同意義)で表される化合物を水
および水と均一に混合しない有機溶媒中でホルムアルデ
ヒドと反応させることを特徴とする一般式(II):
【0012】
【化23】 (式中の各記号は上記と同意義)で表される化合物の製
造法、(16)R1が炭素数1〜6の直鎖または分枝状
アルキル基である上記(15)記載の製造法、(17)
2が炭素数1〜6の直鎖または分枝状アルキル基であ
る上記(15)記載の製造法、(18)R3で示される
置換されていてもよい炭化水素基の炭化水素基が炭素数
1〜20の炭化水素基である上記(15)記載の製造
法、(19)R3で示される置換されていてもよい炭化
水素基の炭化水素基が炭素数1〜6の直鎖または分枝状
アルキル基である上記(15)記載の製造法、(20)
3の置換された炭化水素基における置換基が、アルコ
キシ基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニル基、シ
アノ基、オキソ基または式:
【0013】
【化24】 (式中、Xはハロゲンを示す)で表される基である上記
(15)記載の製造法、(21)R3の置換された炭化
水素基における置換基が炭素数1〜10のアシルオキシ
基である上記(15)記載の製造法、(22)nが1〜
5の整数である上記(15)記載の製造法、(23)R
1がメチル基、R2が水素、R3がアセトキシメチル基、
およびnが1である上記(15)記載の製造法、(2
4)水層中の一般式(I)で表される化合物を水と均一
に混合しない有機溶媒存在下で加水分解反応に付し、か
つ、該有機溶媒が水の約1〜3倍(v/v)量である上
記(15)記載の製造法、(25)水層中の一般式
(I)で表される化合物を水と均一に混合しない有機溶
媒存在下で加水分解反応に付し、かつ、その水の量が一
般式(I)で表される化合物1モルに対して約0.5〜
2リットルである上記(15)記載の製造法、(26)
水層中の一般式(I)で表される化合物を水と均一に混
合しない有機溶媒存在下、pH約4〜7で加水分解反応
に付す上記(15)記載の製造法、(27)水層中の一
般式(I)で表される化合物を水と均一に混合しない有
機溶媒存在下で加水分解反応に付し、かつ、該有機溶媒
が炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類およびエーテル類
から選ばれる上記(15)記載の製造法、(28)水層
中の一般式(I)で表される化合物を水と均一に混合し
ない有機溶媒存在下、約60〜80℃で加水分解反応に
付す上記(15)記載の製造法、(29)亜硫酸水素ナ
トリウムの使用量が一般式(II)で表される化合物1モ
ルに対して約1〜2モルである上記(15)記載の製造
法、(30)ホルムアルデヒドの使用量が一般式(II)
で表される化合物1モルに対して約1〜2モルである上
記(15)記載の製造法、(31)一般式(II):
【化25】 (式中、R1およびR2はそれぞれ、水素またはアルキル
基を、R3は水素または置換されていてもよい炭化水素
基を、nは1〜10の整数を、Xはハロゲンを示す)で
表される化合物を亜硫酸水素ナトリウムと反応させ、得
られる一般式(III):
【0014】
【化26】 (式中の各記号は上記と同意義)で表される化合物を水
および水と均一に混合しない有機溶媒中でホルムアルデ
ヒドと反応させることを特徴とする一般式(II):
【化27】 (式中の各記号は上記と同意義)で表される化合物の精
製法、(32)R1が炭素数1〜6の直鎖または分枝状
アルキル基である上記(31)記載の精製法、(33)
2が炭素数1〜6の直鎖または分枝状アルキル基であ
る上記(31)記載の精製法、(34)R3で示される
置換されていてもよい炭化水素基の炭化水素基が炭素数
1〜20の炭化水素基である上記(31)記載の精製
法、(35)R3で示される置換されていてもよい炭化
水素基の炭化水素基が炭素数1〜6の直鎖または分枝状
アルキル基である上記(31)記載の精製法、(36)
3の置換された炭化水素基における置換基が、アルコ
キシ基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニル基、シ
アノ基、オキソ基または式:
【0015】
【化28】 (式中、Xはハロゲンを示す)で表される基である上記
(31)記載の精製法、(37)R3の置換された炭化
水素基における置換基が炭素数1〜10のアシルオキシ
基である上記(31)記載の精製法、(38)nが1〜
5の整数である上記(31)記載の精製法、(39)R
1がメチル基、R2が水素、R3がアセトキシメチル基、
およびnが1である上記(31)記載の精製法、(4
0)亜硫酸水素ナトリウムが一般式(II)で表される化
合物1モルに対して約1〜2モルである上記(31)記
載の精製法、および(41)ホルムアルデヒドが一般式
(II)で表される化合物1モルに対して約1〜2モルで
ある上記(31)記載の精製法に関する。
【0016】R1またはR2で示されるアルキル基として
は、例えば、直鎖または分枝状アルキル基、好ましくは
炭素数1〜6の直鎖または分枝状アルキル基が挙げられ
る。具体例として、メチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、ブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル等が挙げられる。さらに好ましくは炭素数
1〜3の直鎖または分枝状アルキル基(例、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル等)である。
【0017】R3で示される置換されていてもよい炭化
水素基の炭化水素基としては、例えば、アルキル基、ア
ルケニル基、アルキニル基、アリール基、アラルキル基
などが挙げられる。該炭化水素基は、好ましくは、炭素
数1〜20のものである。
【0018】上記炭化水素基におけるアルキル基として
は、上記R1で示されるアルキル基と同様のものが挙げ
られる。該アルキル基は、好ましくは、炭素数1〜6の
直鎖または分枝状アルキル基である。
【0019】上記炭化水素基におけるアルケニル基とし
ては、炭素数2〜6のアルケニル基が好ましく、例え
ば、ビニル、アリル、2−ブテニル、メチルアリル、3
−ブテニル、2−ペンテニル、4−ペンテニル、5−ヘ
キセニルなどが挙げられる。
【0020】上記炭化水素基におけるアルキニル基とし
ては、炭素数2〜6のアルキニル基が好ましく、例え
ば、エチニル、プロパルギル、2−ブチン−1−イル、
3−ブチン−2−イル、1−ペンチン−3−イル、3−
ペンチン−1−イル、4−ペンチン−2−イル、3−ヘ
キシン−1−イルなどが挙げられる。
【0021】上記炭化水素基におけるアリール基として
は、炭素数6〜10のアリール基が好ましく、例えば、
フェニル、1−ナフチル、2−ナフチルなどが挙げられ
る。
【0022】上記炭化水素基におけるアラルキル基とし
ては、炭素数7〜19のアラルキル基が好ましく、例え
ば、ベンジル、フェネチル、ベンズヒドリルなどが挙げ
られる。
【0023】上記置換された炭化水素基における置換基
としては、例えば、アルコキシ基、アシルオキシ基、ア
ルコキシカルボニル基、シアノ基、オキソ基、式:
【0024】
【化29】
【0025】で表される基などが挙げられる。これらは
さらに適当な置換基を1〜3個有していてもよい。アル
コキシ基としては、例えば、メトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ、ブトキシ等のC1-4アルコキシ基などが挙げら
れる。アシルオキシ基としては、炭素数1〜10のアシ
ルオキシ基、例えば、アセトキシ、プロピオニルオキ
シ、ブチリルオキシ等のC1-10アルキル−カルボニルオ
キシ基、ベンゾイルオキシ、ナフトイルオキシ等のC
6-10アリール−カルボニルオキシ基などが挙げられる。
アルコキシカルボニル基としては、例えば、メトキシカ
ルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニ
ル、ブトキシカルボニル等のC1-5アルコキシ−カルボ
ニル基などが挙げられる。上記炭化水素基において置換
基を有している場合の置換基の数は、1〜3個が好まし
い。Xで示されるハロゲンとしては、塩素、臭素、フッ
素、ヨウ素等が挙げられる。nは、好ましくは1〜5の
整数、さらに好ましくは1である。R1は、好ましくは
メチル基である。R2は、好ましくは水素である。R
3は、好ましくはアセトキシメチル基である。
【0026】本発明の製造法の1つの態様では、化合物
(I)を水および水と均一に混合しない有機溶媒中で加
水分解反応に付して化合物(II)を得る。有機溶媒とし
ては、炭化水素類(例、ヘキサン、トルエン、ベンゼ
ン、キシレン等)、ハロゲン化炭化水素類(例、ジクロ
ロメタン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム
等)、エーテル類(例、イソプロピルエーテル等)、エ
ステル類(例、酢酸エチル等)などが挙げられる。好ま
しくは、トルエン、1,2−ジクロロエタン、イソプロ
ピルエーテルが使用される。有機溶媒は、水の約1〜3
倍(v/v)量使用するのが好ましい。用いる水の量
は、化合物(I)1モルに対して約0.5〜2リットル
が好ましい。上記のとおり、該加水分解反応中使用する
溶媒は水と上記有機溶媒よりなり、好ましくは、該溶媒
のpHを約4〜7に調整して加水分解を行う。このpH
調整には、例えば、酢酸、硫酸、塩酸およびイオン交換
樹脂(酸性樹脂・Na型)などの酸を使用してもよい。酸
の使用量は化合物(I)1モルに対し約0.5〜3モル
が好ましい。反応は約1〜12時間で行なうことができ
る。数時間ごとに溶媒を分液したのち、再び新たに溶媒
を加えて繰返し行ってもよく、例えば、6時間ごと2回
程度新たに溶媒を加えてもよい。反応温度は室温〜約1
00℃、好ましくは約60℃〜80℃である。反応終了
後、有機層を分取し、溶媒を留去したのち残留物を蒸留
する、またはカラムクロマトグラフィーにより精製して
もよい。この製造法で出発物質として使用する化合物
(I)は、一般式(IV):
【0027】
【化30】
【0028】(式中の各記号は上記と同意義)で表され
る化合物[以下、化合物(IV)と略記する]とヘキサミン
との反応により得られる。通常、該反応を水中、約0℃
〜40℃で行い、化合物(I)の水溶液を得る。反応時
間は約3〜24時間である。また、結晶として得るため
に有機溶媒中で反応を行ってもよく、この場合の反応温
度は約0℃〜100℃、好ましくは約20℃〜60℃で
ある。溶媒としては、例えば、ハロゲン化炭化水素類
(例、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、クロ
ロホルム等)、エーテル類(例、イソプロピルエーテ
ル、テトラヒドロフラン等)、エステル類(例、酢酸エ
チル等)、アミド類(例、ジメチルホルムアミド等)、
ニトリル類(例、アセトニトリル等)、アルコール類
(例、メタノール、エタノール等)などを用いることが
できる。このうちクロロホルム、1,2−ジクロロメタ
ン、アセトニトリルが好ましい。溶媒の使用量は、化合
物(IV)1モルに対して約0.5〜2リットル程度が好
ましい。反応時間は約3〜24時間である。
【0029】また、本発明の製造法の別の態様において
は、反応物や不純物を含む化合物(II)を亜硫酸水素ナ
トリウムと反応させて亜硫酸水素付加体である化合物
(III)を得、これを水および水と均一に混合しない有
機溶媒中でホルムアルデヒドと反応させて化合物(II)
を得る。本製造法は高純度のα,β−不飽和アルデヒド
を高収率で与え、特に上記製造法における精製が困難な
場合のα,β−不飽和アルデヒドの回収方法として有用
である。
【0030】亜硫酸水素ナトリウムとしては、市販の3
5%水溶液をそのまま用いてもよいし、これを水で1〜
3倍に希釈したものを用いてもよい。亜硫酸水素ナトリ
ウムの使用量は化合物(II)1モルに対して約1〜2モ
ルが好ましい。化合物(III)を得る反応は、通常、水
中で行い、反応温度は約0℃〜50℃が好ましい。化合
物(III)とホルムアルデヒドとの反応は有機溶媒中で
行ってもよく、該有機溶媒としては、ハロゲン化炭化水
素類(例、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、
クロロホルム等)、エーテル類(例、イソプロピルエー
テル等)、エステル類(例、酢酸エチル等)などを用い
ることができる。ホルムアルデヒドとしては、市販の3
7%水溶液(ホルマリン)をそのまま用いると簡便であ
る。ホルムアルデヒドの使用量は、化合物(II)1モル
に対して約1〜2モルが好まし。反応温度は約0℃〜5
0℃が好ましい。反応時間は約0.5〜3時間が好まし
い。反応終了後、自体公知の方法に従って、例えば、分
液し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥したのち、溶媒を
留去し、所望のα,β−不飽和アルデヒドを得ることが
できる。
【0031】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれによって何ら限定されるも
のではない。 実施例1 1−アセトキシ−4−クロロ−3−メチル−2−ブテン
7.8gをヘキサミン6.7gとアセトニトリル47mlの懸
濁液に加え、室温で16時間撹拌したのち、析出晶をろ
取し12.5gの四級アンモニウム塩の結晶を得た。この
塩7.9gを水50mlに溶かし、トルエン100mlを加え
た。75℃で撹拌しながら反応開始30分後、1時間
後、2時間後に酢酸を1.5gずつ加え、6時間で反応を
停止した。トルエン層を分液し、濃縮したのち、残留油
状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製した
ところ、4−アセトキシ−2−メチル−2−ブテン−1
−アール2.6g(74%)が得られた。
【0032】実施例2 (a)未精製の1−アセトキシ−4−クロロ−3−メチ
ル−2−ブテン194g(純度83.8%、1mol)をヘキ
サミン168g(1.2mol)/水1リットルに加え、35
℃、4時間撹拌したのち水層と有機層を分液した。水層
に1,2−ジクロロエタン1リットルを加え、1N硫酸
でpHを調節しながら、72℃、6時間反応を行った。
1,2−ジクロロエタン層を分取したのち、水層に1,2
−ジクロロエタン1リットルを加え、再び反応を行っ
た。1,2−ジクロロエタン層を合し、濃縮したのち、
残留物を減圧蒸留したところ、4−アセトキシ−2−メ
チル−2−ブテン−1−アール98g(69%)が得られ
た。bp0.2-0.3mmHg:58〜66℃。 (b)上記有機層(容量50ml、ガスクロマトグラフィ
ーから4−アセトキシ−2−メチル−2−ブテン−1−
アール 4.3g含有)に35%亜硫酸水素ナトリウム水溶
液9gと氷水100gを加え、よくかきまぜたのち、水層
を分液した。水層に1,2−ジクロロエタン100mlを
加え、これに37%ホルムアルデヒド水溶液10mlを加
えて30〜40℃で3時間撹拌したのち、1,2−ジク
ロロエタン層を分液し、濃縮したところ、4−アセトキ
シ−2−メチル−2−ブテン−1−アール3.4gが得ら
れた(回収79%)。全収量((a)+(b)):101.4g
(1−アセトキシ−4−クロロ−3−メチル−2−ブテ
ンから71.4%)。
【0033】実施例3 シンナミルクロリド8gをヘキサミン7.3gのアセトニ
トリル60ml懸濁液に加え、室温で2時間撹拌したの
ち、析出晶をろ取し、四級アンモニウム塩14.4gを得
た。この塩7.3gを水70mlに溶かし、トルエン70ml
を加えて実施例1と同様に処理したところ、シンナムア
ルデヒド2.73g(83%)が得られた。
【0034】実施例4 4−ブロモ−1,1−ジメトキシ−2−メチル−2−ブ
テン2gをヘキサミン1.7gと水10mlの溶液に加え、
室温14時間撹拌したのち、イソプロピルエーテル20
mlを加え、Dowex50×8(H型)3gをあらかじめ塩化
ナトリウムで処理し、Na型としたものを加え、70℃
で6時間撹拌した。イソプロピルエーテル層を分取し、
濃縮したのち、カラムクロマトグラフィーで精製したと
ころ、4,4−ジメトキシ−2−メチル−2−ブテン−
1−アール0.92g(64%)が得られた。
【0035】実施例5 ゲラニルクロリド1gをヘキサミン1gとジクロロメタン
10mlの懸濁液に加え、室温で16時間撹拌したのち、
ジクロロメタンを留去し、残留物に水10mlとイソプロ
ピルエーテル10mlを加え、1N硫酸3mlを滴下しなが
ら、70℃で撹拌した。実施例1と同様に処理したとこ
ろ、シトラール0.62g(80%)が得られた。
【0036】実施例6 1−ブロモ−3−カルボメトキシ−2−ブテン2gをヘ
キサミン1.7gとジクロロメタン10mlの懸濁液に加
え、室温で16時間撹拌したのち、ジクロロメタンを留
去、残留物に水10mlとイソプロピルエーテル10mlを
加え、酢酸1.8mlを加え、70℃で6時間撹拌し、実
施例1と同様に処理したところ、3−カルボメトキシ−
2−ブテン−1−アール0.83g(65%)が得られた。
【0037】実施例7 メチル4−ブロモ−3−メチル−2−ブテノエート2g
を実施例6の方法と同様に処理したところ、メチル3−
ホルミル−2−ブテノエート0.98g(77%)が得られ
た。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、安価な原料および工業
的に取り扱いの容易な反応剤を用い、特殊な装置や反応
条件を用いることなく、短工程で簡便に、一般式(II)
で示されるα,β−不飽和アルデヒドを製造することが
できる。本発明の製造法は、酸およびアルカリに対して
不安定な置換基を有するα,β−不飽和アルデヒドの製
造にも採用できる。このα,β−不飽和アルデヒドは医
薬や香料等またはそれらの製造原料として有用である。
さらに、本発明によれば、蒸留やクロマトグラフィーな
どの通常の精製手段によって精製することが困難なアル
デヒドでも高純度で製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 67/313 69/145 69/24 69/73 9279−4H 69/773 69/78 253/30 255/17 303/32 309/08 C07D 487/22 7019−4C

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 (式中、R1およびR2はそれぞれ、水素またはアルキル
    基を、R3は水素または置換されていてもよい炭化水素
    基を、nは1〜10の整数を、Xはハロゲンを示す)で
    表される化合物を水および水と均一に混合しない有機溶
    媒中で加水分解反応に付すことを特徴とする一般式(I
    I): 【化2】 (式中の各記号は上記と同意義)で表される化合物の製
    造法。
  2. 【請求項2】 R1が炭素数1〜6の直鎖または分枝状
    アルキル基である請求項1記載の製造法。
  3. 【請求項3】 R2が炭素数1〜6の直鎖または分枝状
    アルキル基である請求項1記載の製造法。
  4. 【請求項4】 R3で示される置換されていてもよい炭
    化水素基の炭化水素基が炭素数1〜20の炭化水素基で
    ある請求項1記載の製造法。
  5. 【請求項5】 R3で示される置換されていてもよい炭
    化水素基の炭化水素基が炭素数1〜6の直鎖または分枝
    状アルキル基である請求項1記載の製造法。
  6. 【請求項6】 R3の置換された炭化水素基における置
    換基が、アルコキシ基、アシルオキシ基、アルコキシカ
    ルボニル基、シアノ基、オキソ基または式: 【化3】 (式中、Xはハロゲンを示す)で表される基である請求
    項1記載の製造法。
  7. 【請求項7】 R3の置換された炭化水素基における置
    換基が炭素数1〜10のアシルオキシ基である請求項1
    記載の製造法。
  8. 【請求項8】 nが1〜5の整数である請求項1記載の
    製造法。
  9. 【請求項9】 R1がメチル基、R2が水素、R3がアセ
    トキシメチル基、およびnが1である請求項1記載の製
    造法。
  10. 【請求項10】 有機溶媒が水の約1〜3倍(v/v)
    量である請求項1記載の製造法。
  11. 【請求項11】 水の量が一般式(I)で表される化合
    物1モルに対して約0.5〜2リットルである請求項1
    記載の製造法。
  12. 【請求項12】 pH約4〜7で加水分解反応を行う請
    求項1記載の製造法。
  13. 【請求項13】 有機溶媒が炭化水素類、ハロゲン化炭
    化水素類およびエーテル類から選ばれる請求項1記載の
    製造法。
  14. 【請求項14】 約60〜80℃で加水分解反応を行う
    請求項1記載の製造法。
  15. 【請求項15】 一般式(IV): 【化4】 (式中、R1およびR2はそれぞれ、水素またはアルキル
    基を、R3は水素または置換されていてもよい炭化水素
    基を、nは1〜10の整数を、Xはハロゲンを示す)で
    表される化合物を水および/または有機溶媒中でヘキサ
    メチレンテトラミンと反応させて式(I): 【化5】 (式中の各記号は上記と同意義)で表される化合物およ
    び一般式(II): 【化6】 (式中の各記号は上記と同意義)で表される化合物を
    得、ついで所望により、水または有機溶媒を反応液に加
    え、得られた混合物を水層および有機層に分離し、 i)水層中の得られた一般式(I)で表される化合物を
    水と均一に混合しない有機溶媒存在下で加水分解反応に
    付し、一方 ii)有機層中の得られた一般式(II)で表される化合物
    を亜硫酸水素ナトリウムと反応させ、得られた一般式
    (III): 【化7】 (式中の各記号は上記と同意義)で表される化合物を水
    および水と均一に混合しない有機溶媒中でホルムアルデ
    ヒドと反応させることを特徴とする一般式(II): 【化8】 (式中の各記号は上記と同意義)で表される化合物の製
    造法。
  16. 【請求項16】 R1が炭素数1〜6の直鎖または分枝
    状アルキル基である請求項15記載の製造法。
  17. 【請求項17】 R2が炭素数1〜6の直鎖または分枝
    状アルキル基である請求項15記載の製造法。
  18. 【請求項18】 R3で示される置換されていてもよい
    炭化水素基の炭化水素基が炭素数1〜20の炭化水素基
    である請求項15記載の製造法。
  19. 【請求項19】 R3で示される置換されていてもよい
    炭化水素基の炭化水素基が炭素数1〜6の直鎖または分
    枝状アルキル基である請求項15記載の製造法。
  20. 【請求項20】 R3の置換された炭化水素基における
    置換基が、アルコキシ基、アシルオキシ基、アルコキシ
    カルボニル基、シアノ基、オキソ基または式: 【化9】 (式中、Xはハロゲンを示す)で表される基である請求
    項15記載の製造法。
  21. 【請求項21】 R3の置換された炭化水素基における
    置換基が炭素数1〜10のアシルオキシ基である請求項
    15記載の製造法。
  22. 【請求項22】 nが1〜5の整数である請求項15記
    載の製造法。
  23. 【請求項23】 R1がメチル基、R2が水素、R3がア
    セトキシメチル基、およびnが1である請求項15記載
    の製造法。
  24. 【請求項24】 水層中の一般式(I)で表される化合
    物を水と均一に混合しない有機溶媒存在下で加水分解反
    応に付し、かつ、該有機溶媒が水の約1〜3倍(v/
    v)量である請求項15記載の製造法。
  25. 【請求項25】 水層中の一般式(I)で表される化合
    物を水と均一に混合しない有機溶媒存在下で加水分解反
    応に付し、かつ、その水の量が一般式(I)で表される
    化合物1モルに対して約0.5〜2リットルである請求
    項15記載の製造法。
  26. 【請求項26】 水層中の一般式(I)で表される化合
    物を水と均一に混合しない有機溶媒存在下、pH約4〜
    7で加水分解反応に付す請求項15記載の製造法。
  27. 【請求項27】 水層中の一般式(I)で表される化合
    物を水と均一に混合しない有機溶媒存在下で加水分解反
    応に付し、かつ、該有機溶媒が炭化水素類、ハロゲン化
    炭化水素類およびエーテル類から選ばれる請求項15記
    載の製造法。
  28. 【請求項28】 水層中の一般式(I)で表される化合
    物を水と均一に混合しない有機溶媒存在下、約60〜8
    0℃で加水分解反応に付す請求項15記載の製造法。
  29. 【請求項29】 亜硫酸水素ナトリウムの使用量が一般
    式(II)で表される化合物1モルに対して約1〜2モル
    である請求項15記載の製造法。
  30. 【請求項30】 ホルムアルデヒドの使用量が一般式
    (II)で表される化合物1モルに対して約1〜2モルで
    ある請求項15記載の製造法。
  31. 【請求項31】 一般式(II): 【化10】 (式中、R1およびR2はそれぞれ、水素またはアルキル
    基を、R3は水素または置換されていてもよい炭化水素
    基を、nは1〜10の整数を、Xはハロゲンを示す)で
    表される化合物を亜硫酸水素ナトリウムと反応させ、得
    られる一般式(III): 【化11】 (式中の各記号は上記と同意義)で表される化合物を水
    および水と均一に混合しない有機溶媒中でホルムアルデ
    ヒドと反応させることを特徴とする一般式(II): 【化12】 (式中の各記号は上記と同意義)で表される化合物の精
    製法。
  32. 【請求項32】 R1が炭素数1〜6の直鎖または分枝
    状アルキル基である請求項31記載の精製法。
  33. 【請求項33】 R2が炭素数1〜6の直鎖または分枝
    状アルキル基である請求項31記載の精製法。
  34. 【請求項34】 R3で示される置換されていてもよい
    炭化水素基の炭化水素基が炭素数1〜20の炭化水素基
    である請求項31記載の精製法。
  35. 【請求項35】 R3で示される置換されていてもよい
    炭化水素基の炭化水素基が炭素数1〜6の直鎖または分
    枝状アルキル基である請求項31記載の精製法。
  36. 【請求項36】 R3の置換された炭化水素基における
    置換基が、アルコキシ基、アシルオキシ基、アルコキシ
    カルボニル基、シアノ基、オキソ基または式: 【化13】 (式中、Xはハロゲンを示す)で表される基である請求
    項31記載の精製法。
  37. 【請求項37】 R3の置換された炭化水素基における
    置換基が炭素数1〜10のアシルオキシ基である請求項
    31記載の精製法。
  38. 【請求項38】 nが1〜5の整数である請求項31記
    載の精製法。
  39. 【請求項39】 R1がメチル基、R2が水素、R3がア
    セトキシメチル基、およびnが1である請求項31記載
    の精製法。
  40. 【請求項40】 亜硫酸水素ナトリウムが一般式(II)
    で表される化合物1モルに対して約1〜2モルである請
    求項31記載の精製法。
  41. 【請求項41】 ホルムアルデヒドが一般式(II)で表
    される化合物1モルに対して約1〜2モルである請求項
    31記載の精製法。
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