JPH0761752A - エスカレータのトラス - Google Patents
エスカレータのトラスInfo
- Publication number
- JPH0761752A JPH0761752A JP21130893A JP21130893A JPH0761752A JP H0761752 A JPH0761752 A JP H0761752A JP 21130893 A JP21130893 A JP 21130893A JP 21130893 A JP21130893 A JP 21130893A JP H0761752 A JPH0761752 A JP H0761752A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- truss
- frames
- escalator
- main body
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】設計,製作の標準化を可能にすると共に、支承
部の強度を増大させたエスカレータのトラスを提供す
る。 【構成】トラス本体5は、両端の水平部と中間の傾斜部
で構成され、水平部の外側となる端部に接続プレート9
を設ける。支承部7は、上部の両側に上枠10,10、上枠
10,10相互間に横枠11,11、下部の両側に下枠12,12、
下枠12,12相互間に横枠13、上枠10,10と下枠12,12相
互間に傾斜させて縦枠14,14、縦枠14,14と反対側の端
部両側に接続プレート15,15を配置し、これらを溶接で
一体に接合する。
部の強度を増大させたエスカレータのトラスを提供す
る。 【構成】トラス本体5は、両端の水平部と中間の傾斜部
で構成され、水平部の外側となる端部に接続プレート9
を設ける。支承部7は、上部の両側に上枠10,10、上枠
10,10相互間に横枠11,11、下部の両側に下枠12,12、
下枠12,12相互間に横枠13、上枠10,10と下枠12,12相
互間に傾斜させて縦枠14,14、縦枠14,14と反対側の端
部両側に接続プレート15,15を配置し、これらを溶接で
一体に接合する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレータに係り、
特にエスカレータのトラスおよびその支承部の構成に関
するものである。
特にエスカレータのトラスおよびその支承部の構成に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図3および図4は、従来のエスカレータ
のトラスで、特に端部の構成を示したものである。エス
カレータのトラスは、設置構造物によって長さが変化す
るが、エスカレータ受梁間隔が長くなった場合、図3に
示すようにトラス1を延長する(L1部)するかまたは
図4に示すように支持金具2を補強材3により強度を増
大させて延長する(L2部)等の手段により対応してい
た。
のトラスで、特に端部の構成を示したものである。エス
カレータのトラスは、設置構造物によって長さが変化す
るが、エスカレータ受梁間隔が長くなった場合、図3に
示すようにトラス1を延長する(L1部)するかまたは
図4に示すように支持金具2を補強材3により強度を増
大させて延長する(L2部)等の手段により対応してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たようにトラスまたは支持金具を延長する手段を採用す
ると、設置構造物に対応させ、L1およびL2寸法を変
更して設計および製造しなければならず、設計や製作等
を標準化して生産能率の向上を図る上での障害となって
いる。
たようにトラスまたは支持金具を延長する手段を採用す
ると、設置構造物に対応させ、L1およびL2寸法を変
更して設計および製造しなければならず、設計や製作等
を標準化して生産能率の向上を図る上での障害となって
いる。
【0004】また、支持金具を延長する手段を採用する
場合には、支持金具とトラスの溶接部に作用するモーメ
ントが大きくなり、溶接部の強度に問題を生じる恐れが
ある。
場合には、支持金具とトラスの溶接部に作用するモーメ
ントが大きくなり、溶接部の強度に問題を生じる恐れが
ある。
【0005】そこで、本発明の目的は、設計,製作の標
準化を可能にすると共に、支承部の強度を増大させるよ
うにしたエスカレータのトラスを提供することにある。
準化を可能にすると共に、支承部の強度を増大させるよ
うにしたエスカレータのトラスを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、端部に結合部を設けたトラス本体と、この
トラス本体の結合部に一端を着脱可能または一体に結合
され、他端を設置構造物に支承可能となるように形鋼の
接合で形成した支承部とから構成したことを特徴とする
ものである。
成するため、端部に結合部を設けたトラス本体と、この
トラス本体の結合部に一端を着脱可能または一体に結合
され、他端を設置構造物に支承可能となるように形鋼の
接合で形成した支承部とから構成したことを特徴とする
ものである。
【0007】
【作用】設置構造物の支持間隔が変化しても、支承部の
長さを変化させることにより対応できるので、中間に配
置されてトラスの主要部となるトラス本体を標準化する
ことができる。したがって、設計,製作の標準化を可能
とし、生産能率の向上を図ることができる。また、支承
部を形鋼の接合で形成しているので、従来の支承部に比
較して大幅に強度を増大させることができる。
長さを変化させることにより対応できるので、中間に配
置されてトラスの主要部となるトラス本体を標準化する
ことができる。したがって、設計,製作の標準化を可能
とし、生産能率の向上を図ることができる。また、支承
部を形鋼の接合で形成しているので、従来の支承部に比
較して大幅に強度を増大させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例の要部を示す側面図、
図2は、図1に示す本発明の一実施例の要部の正面図で
ある。図1および図2において、4はトラスで、このト
ラス4は、中間部に配置されるトラス本体5と、このト
ラス本体5の端部にボルト6を介して取付けられる支承
部7で構成される。トラス4は、この支承部7を介して
建屋受梁8に支持される。
する。図1は、本発明の一実施例の要部を示す側面図、
図2は、図1に示す本発明の一実施例の要部の正面図で
ある。図1および図2において、4はトラスで、このト
ラス4は、中間部に配置されるトラス本体5と、このト
ラス本体5の端部にボルト6を介して取付けられる支承
部7で構成される。トラス4は、この支承部7を介して
建屋受梁8に支持される。
【0009】以上の構成において、トラス本体4は、両
端の水平部と中間の傾斜部で構成され、必要に応じ傾斜
部をさらに複数に分割してもよい。水平部の外側となる
端部には、支承部7を取付けるため接続プレート9を設
け、この接続プレート9にボルト6の貫通孔(図示しな
い)を設ける。
端の水平部と中間の傾斜部で構成され、必要に応じ傾斜
部をさらに複数に分割してもよい。水平部の外側となる
端部には、支承部7を取付けるため接続プレート9を設
け、この接続プレート9にボルト6の貫通孔(図示しな
い)を設ける。
【0010】また、支承部7は、上部の両側に山形鋼か
ら形成された上枠10,10、この上枠10,10相互間に山形
鋼から形成された横枠11,11、下部の両側に上枠10より
長さの短く山形鋼から形成された下部枠12,12、この下
枠12,12相互間に山形鋼から形成された横枠13、上枠1
0,10と下枠12,12相互間に傾斜させ、山形鋼から形成
された縦枠14,14、この縦枠14と反対側の端部両側に上
記した接続プレート9と同様の形状とした接続プレート
15,15を配置し、これらを溶接で一体に接合する。な
お、接続プレート15も山形鋼から形成されている。
ら形成された上枠10,10、この上枠10,10相互間に山形
鋼から形成された横枠11,11、下部の両側に上枠10より
長さの短く山形鋼から形成された下部枠12,12、この下
枠12,12相互間に山形鋼から形成された横枠13、上枠1
0,10と下枠12,12相互間に傾斜させ、山形鋼から形成
された縦枠14,14、この縦枠14と反対側の端部両側に上
記した接続プレート9と同様の形状とした接続プレート
15,15を配置し、これらを溶接で一体に接合する。な
お、接続プレート15も山形鋼から形成されている。
【0011】以上のように構成された支承部7全体が、
荷重受面16で建屋受梁8に接し荷重を受ける。
荷重受面16で建屋受梁8に接し荷重を受ける。
【0012】なお、以上の説明では、トラス本体5に支
承部7をボルト6で取付けるようにしたが、両者を別々
に製作した後に溶接等で一体に接合するようにしてもよ
い。
承部7をボルト6で取付けるようにしたが、両者を別々
に製作した後に溶接等で一体に接合するようにしてもよ
い。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、端
部に接合部を設けたトラス本体と、このトラス本体の結
合部に一端を着脱可能または一体に結合され、他端を設
置構造物に支持可能となるように形鋼の接合で形成した
支承部とから構成しているので、設計,製作の標準化を
可能にすると共に、支承部の強度を増大させたエスカレ
ータのトラスを提供することができる。
部に接合部を設けたトラス本体と、このトラス本体の結
合部に一端を着脱可能または一体に結合され、他端を設
置構造物に支持可能となるように形鋼の接合で形成した
支承部とから構成しているので、設計,製作の標準化を
可能にすると共に、支承部の強度を増大させたエスカレ
ータのトラスを提供することができる。
【図1】本発明の一実施例の要部を示す側面図。
【図2】図1に示す本発明の一実施例の要部の正面図。
【図3】従来のエスカレータのトラスの支承部側の一部
を示す側面図。
を示す側面図。
【図4】図3と異なる従来のエスカレータのトラスの支
承部側の一部を示す側面図。
承部側の一部を示す側面図。
4…エスカレータのトラス、5…トラス本体、6…ボル
ト、7…支承部、8…建屋受梁、9,15…接続プレー
ト、10…上枠、11,13…横枠、12…下枠、14…縦枠。
ト、7…支承部、8…建屋受梁、9,15…接続プレー
ト、10…上枠、11,13…横枠、12…下枠、14…縦枠。
Claims (2)
- 【請求項1】 端部に結合部を設けたトラス本体と、こ
のトラス本体の前記結合部に着脱可能または一体に取付
けられ、端部を設置構造物に支承可能に形成した支承部
とから構成したことを特徴とするエスカレータのトラ
ス。 - 【請求項2】 支承部を形鋼の接合で構成したことを特
徴とする請求項1記載のエスカレータのトラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21130893A JPH0761752A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | エスカレータのトラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21130893A JPH0761752A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | エスカレータのトラス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0761752A true JPH0761752A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16603794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21130893A Pending JPH0761752A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | エスカレータのトラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0761752A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011173696A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Hitachi Ltd | 乗客コンベアの主枠 |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP21130893A patent/JPH0761752A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011173696A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Hitachi Ltd | 乗客コンベアの主枠 |
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