JPH0761659A - ロール紙ホルダーキットおよびロール紙ホルダーの作製方法 - Google Patents

ロール紙ホルダーキットおよびロール紙ホルダーの作製方法

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JPH0761659A
JPH0761659A JP21152693A JP21152693A JPH0761659A JP H0761659 A JPH0761659 A JP H0761659A JP 21152693 A JP21152693 A JP 21152693A JP 21152693 A JP21152693 A JP 21152693A JP H0761659 A JPH0761659 A JP H0761659A
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JP
Japan
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roll paper
printer
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paper sheet
packing
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JP21152693A
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Mitsuru Sato
満 佐藤
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Fujitsu Isotec Ltd
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Fujitsu Isotec Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】単票専用のプリンタにおいても、ロール紙を使
用してプリントできるように、梱包材を利用してロール
紙ホルダーを簡単に組立て、ロール紙を安定保持できる
ロール紙ホルダーキットに関し、単票専用のプリンタを
搬送するために包装箱中に内蔵されている梱包材を利用
してロール紙ホルダーを作製し、ロール紙も使用可能と
することを目的とする。 【構成】単票専用のプリンタでもロール紙にプリントを
行なえるように、単票専用のプリンタの運送用梱包材を
用いてロール紙ホルダーを作製するキットであって、単
票専用のプリンタ1を、その両端をカバーする一対の梱
包材7、8で挟んだ状態で包装箱6中に挿入して梱包す
ると共に、両梱包材7、8に予め軸受け孔10、10を形成
しておいて、その中に、ロール紙に挿通する芯棒aを挿
入支持した状態で、包装箱6中に内蔵しておく構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単票専用のプリンタに
おいても、ロール紙を使用してプリントできるように、
梱包材を利用してロール紙ホルダーを簡単に組立て、ロ
ール紙を安定保持できるロール紙ホルダーキットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】いわゆるノート型パソコン等と接続して
用いる簡易型のプリンタにおいては、カット紙を1枚ず
つ手差しでセットしてプリントするプリンタが普及して
いる。この装置は、オンライン接続したりして大量のデ
ータを連続してプリントしたいような場合は、ロール紙
をセットすれば連続プリントもできる。
【0003】図12はこの種の従来の単票専用のプリンタ
であり、例えば二つ折りにされた装置本体1の片側の給
紙口2からカット紙3を挿入すると、プリントされて他
方の排出口から排出されるようになっている。
【0004】ところが、このような単票専用のプリンタ
でロール紙に連続プリントしたい場合は、ロール紙ホル
ダーが必要になる。例えば、特開昭61−20783 号公報な
どにはこのようなロール紙ホルダーの新規な構成が提案
されているが、このようなロール紙ホルダーを使用する
場合は、別売りのロール紙ホルダーを取り寄せて、図13
に示すように、装置本体1の給紙口2側にセットする。
【0005】図13において、4はロール紙ホルダーであ
り、単票専用のプリンタ1とは別に購入し、ロール紙R
を取り付けた状態で、本体1の給紙口2側に配置し、プ
リンタ本体1に対し、連結アーム5で位置決めする。そ
して、ロール紙Rから繰り出された連続用紙R1を給紙
口2に挿入すると、連続プリントされた用紙R2が、排
出口から連続して排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の装置
では、ロール紙にプリントする場合は、別売りのロール
紙ホルダーを特別に取り寄せて使用しなければならな
い。ロール紙の使用を予測して、プリンタ本体と同時に
ロール紙ホルダーも取り寄せておけば問題ないが、予算
の都合などもあって当初はプリンタ本体のみを購入する
ケースが多い。
【0007】ところが、プリンタ本体のみを入手して単
票にプリントしている間に、単票のみしか扱えないこと
に対し不便を感じ、ロール紙を用いて連続印字も行ない
たいという要望が生じるケースも多い。このような場合
は、別売りのロール紙ホルダーを追加注文することにな
るが、入手できるまでに時間がかかり、特に地方のユー
ザの場合は、ディーラに在庫が無い場合は、手元に入る
までに長時間を要するといった不自由さがある。
【0008】本発明の技術的課題は、このような問題に
着目し、単票専用のプリンタを搬送するために包装箱中
に内蔵されている梱包材を利用してロール紙ホルダーを
作製し、ロール紙も使用可能とすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1は、単票専用の
プリンタでロール紙にもプリントを行なえるように、単
票専用のプリンタの運送用梱包材を用いてロール紙ホル
ダーを作製するためのロール紙ホルダーキットであっ
て、単票専用のプリンタ1を、その両端をカバーする一
対の梱包材7、8で挟んだ状態で包装箱6中に挿入して
梱包する。そして、図1〜3に例示するように、両梱包
材7、8に予め軸受け孔10、10を形成しておいて、その
中に、ロール紙に挿通する芯棒aを挿入支持した状態
で、包装箱6中に内蔵しておく。軸受け孔10、10とは、
芯棒aの両端を支持可能な凹部や切り欠きなどの窪みも
含まれるものとする。
【0010】請求項2は、単票専用のプリンタでロール
紙にもプリントを行なえるように、単票専用のプリンタ
の運送用梱包材を用いてロール紙ホルダーを作製するた
めのロール紙ホルダーキットであって、図4〜9に例示
するように、単票専用プリンタの包装箱6中に内蔵され
ている梱包材のうち、一対の梱包材7、8に予め軸受け
孔13、14(16 、17、18、19 )を開けておく。
【0011】この軸受け孔は、貫通孔でも有底孔でもよ
く、また芯棒aの両端を安定して支持可能であれば、凹
部や切り欠きなどの窪みも含まれるものとする。なお、
ロール紙に挿通する芯棒aは、梱包材7、8とともに包
装箱中に内蔵しておいてもよいが、使用済のロール紙や
家庭用のポリエチレンラップ等の芯棒を利用してもよ
い。
【0012】請求項3は、単票専用のプリンタでロール
紙にもプリントを行なえるように、単票専用のプリンタ
の運送用梱包材を用いてロール紙ホルダーを作製する方
法であって、単票専用プリンタの包装箱6中に内蔵され
ている梱包材のうち、一対の梱包材7、8に予め軸受け
孔を開けておくと共に、梱包材とともに、ロール紙に挿
通する芯棒aを包装箱6中に内蔵しておく。そして、図
2〜9に例示するように包装箱6の底部6aまたは側部6b
を切り離して、その中に前記の一対の梱包材7、8を挿
入し、間に前記の芯棒aを挿入支持して、ロール紙を支
持する。この場合の軸受け孔も、貫通孔や有底孔、凹
部、切り欠きなどを含む。
【0013】
【作用】請求項1によると、単票専用のプリンタの両端
を一対の梱包材7、8で挟んで包装箱6中に内蔵する梱
包装置において、両梱包材7、8に予め軸受け孔10、10
を形成しておいて、その中に芯棒aを挿入支持した状態
で、包装箱6中に内蔵して運送する。ユーザは、プリン
タを取り出した後、両梱包材7、8間に支持されている
芯棒aをロール紙に挿通することで、そのままロール紙
ホルダーとして利用できる。すなわち、芯棒aを元の軸
受け孔10、10に戻して挿入支持するだけでよいので、組
立てが簡単である。
【0014】また、請求項2のように、単票専用プリン
タの包装箱中に内蔵されている一対の梱包材7、8に予
め軸受け孔13、14(16 、17 )を開けておくと、ユーザ
は、プリンタを取り出した後、予め包装箱6中に内蔵さ
れている、または使用済ロール紙などの芯棒aを利用し
てロール紙に挿通し、かつ両端を両梱包材7、8の軸受
け孔13、14(16 、17 )に挿入支持することで、ロール紙
ホルダーとして利用できる。軸受け孔を梱包材7、8の
任意の位置に配置でき、また梱包材7、8の配置や向き
も自由になる。
【0015】請求項3のように、包装箱6に内蔵される
一対の梱包材7、8に予め軸受け孔を開けておくと共
に、芯棒aを包装箱中に内蔵しておき、ユーザにおい
て、該包装箱6の底部または側部を切り離して、その中
に前記の一対の梱包材7、8を挿入し、間に前記の芯棒
aを挿入支持して、ロール紙ホルダーを作製する手法に
よると、包装箱6の底部や側部によって、梱包材7、8
を正確かつ容易に位置決めでき、また安定性が向上す
る。
【0016】請求項1〜3によると、従来のように別売
りのロール紙ホルダーを特別に取り寄せる場合と違っ
て、ロール紙にプリントしたい場合に、即座に組み立て
て使用できるので、入荷までの待ち時間が不要となり、
顧客サービスの面でも有効である。しかも、廃材となる
梱包材7、8や包装箱6を有効利用できるので、資源の
有効活用の上でも大きく寄与できる。
【0017】
【実施例】次に本発明によるロール紙ホルダーキットお
よびロール紙ホルダーの作製方法が実際上どのように具
体化されるかを実施例で説明する。図1は本発明による
ロール紙ホルダーキットの分解斜視図である。6は包装
用の箱であり、通常はダンボールで形成されている。こ
の包装箱6中に、一対の梱包材7、8間に単票専用のプ
リンタ1を挟んで挿入し、包装箱6の蓋61…64を折
り重ねることで、梱包される。
【0018】梱包材7は、例えば発砲スチロール等から
なり、単票専用のプリンタ1の下側をカバーするため
に、単票専用のプリンタ1の下部が入る凹部91を有す
る土台部7aと、単票専用のプリンタ1の側部をカバー
するために、プリンタ側部が入る凹部92を有する本体
部7bと、単票専用のプリンタ1の上側をカバーするた
めに、プリンタ上部が入る凹部93を有する天井部7c
と、を有している。
【0019】他方の梱包材8も、ちょうど対称形状をし
ており、両梱包材7、8を凹部92同士が対向するよう
に配置し、かつ単票専用のプリンタ1の両端を、該梱包
材7、8の各凹部91〜93中に嵌入させて、図2のよ
うに組立てた状態で、プリンタ1と両梱包材7、8をい
っしょに包装箱6中に挿入する。
【0020】その結果、単票専用のプリンタ1の両側の
下部は、両梱包材7、8の土台部7a、7aで保護さ
れ、両側部は本体部7b、7bで保護され、上側は天井
部7c、7cで、それぞれ保護され、運搬時に単票専用
のプリンタが衝撃を受けるのを緩和できる。
【0021】〔第1実施例〕本実施例では、このような
一対の梱包材7、8のほかに、ロール紙の中央孔に挿通
する芯棒aも内蔵しておく。例えば、両梱包材7、8の
天井部7c、7cに凹部10、10を形成しておいて、図2
のように両凹部10、10中に芯棒aの両端を挿入して
おく。
【0022】ユーザにおいては、単票専用のプリンタが
梱包された箱6が届くと、包装箱6から梱包材7、8、
単票専用のプリンタ1および芯棒aを取り出し、単票専
用のプリンタ1を単票プリンタとして使用する。
【0023】一方、ロール紙にもプリントしたい場合
は、図3(1)〜(3)に例示するように、包装箱6に
予め入れてあるミシン目などの切取り位置15からカッ
タで上下に分離し、分離した底箱6a中に再び両梱包材
7、8の土台部7a、7aを挿入する。そして、ロール
紙Rの中央孔中に芯棒aを挿通し、該芯棒aの両端を、
元のとおり梱包材7、8の天井部の凹部10、10に挿
入支持することで、ロール紙ホルダーが完成する。
【0024】このロール紙ホルダーの底箱6aが単票専
用のプリンタ1の給紙口2側に接するように、あるいは
間に適宜スペーサを挟んで位置決めし、ロール紙先端を
給紙口2に挿入することで、ロール紙に印字可能とな
る。
【0025】底箱6a中で両梱包材7と8との間隔が不
安定となる恐れがある場合は、図3(1)のように、底
箱6a中において、両梱包材7、8間に、不要の書籍や
新聞紙、梱包材の余りなどをスペーサsとして挿入し、
両梱包材7、8が移動しないように固定するのがよい。
【0026】また、図3(2)のように、底箱6aの底
に予め折込み用の切目を入れておき、ロール紙ホルダー
を組立てる際に、図示のように内側に折り込んで垂直に
立て、両折込み舌片11、12間に前記のように書物な
どのスペーサsを挟む構成によると、より安定した固定
ができる。
【0027】さらに、図3(3)のように、両方の梱包
材7、8の土台部7a、7aを7α、7αのように延長
することで、間に隙間が生じないように長めにしておく
と、図示のようにロール紙ホルダーとして組立てた際
に、前記のようなスペーサsを用いる必要がない。
【0028】梱包材7、8の天井部7c、7cの軸受け
凹部10、10を芯棒aの外径より小さめに形成しておい
て、凹部10、10中に芯棒aの両端を圧入支持するこ
ともできる。これによって、梱包材7、8が充分安定す
る場合は、必ずしも図3のような底箱6aを用いる必要
はない。なお、凹部10、10を、土台部7a、7aの
下側に形成して、その中に芯棒aを収納して搬送し、ロ
ール紙ホルダーを組立てる際には梱包材7、8を逆さに
して芯棒aを挿入支持することもできる。
【0029】〔第2実施例〕図4は請求項2に対応する
実施例であり、(a)図のように、一対の梱包材7、8
の任意の位置、例えば最も肉厚の大きい部分に軸収納凹
部10、10を形成して、その中に芯棒aを挿入支持した状
態で、包装箱6中に収納して、搬送出荷する。また、両
梱包材7、8には、ロール紙ホルダーとして使用する際
に芯棒aの両端を支持するための軸受け凹孔13、14
が、外向きに形成されている。
【0030】このように単票専用のプリンタが梱包され
た箱6がユーザに届くと、包装箱6から梱包材7、8、
単票専用のプリンタ1および芯棒aを取り出し、単票専
用のプリンタ1を単票プリンタとして使用する。
【0031】一方、ロール紙にもプリントしたい場合
は、図5に例示するように、一対の梱包材7、8をその
向きを変えて背中合わせにし、凹孔13、14同士を向かい
合わせにする。そして、ロール紙Rの中央孔中に芯棒a
を挿通し、該芯棒aの両端を、軸受け凹孔13、14中
に挿入支持することで、ロール紙ホルダーが完成する。
【0032】この場合も、両梱包材7、8が分離してい
ると不安定なため、図4のように分離が容易なように入
れられているミシン目15から底箱6aを分離し、その
中に背中合わせの梱包材7、8を挿入するのがよい。そ
して、両梱包材7、8間に、不要の書籍や新聞紙、梱包
材の余りなどを挿入したり、図3(2)のように底から
切り起こしを立てて、両舌片12、12間に書物などの
スペーサsを挟んだりして、梱包材7、8を固定するの
がよい。
【0033】図6のように、両梱包材7、8の凹部92、
92側から、軸受け凹孔16、17を形成しておくと、図
5のように向きを反転しないですむ。したがって、ロー
ル紙Rに挿通した芯棒aを、凹部92、92側から軸受
け凹孔16、17中に挿入して、支持させるだけでよ
い。
【0034】以上の各実施例における芯棒aの両端を例
えばテーパ状に形成しておき、両端を梱包材7、8の軸
受け凹孔13、14や16、17に圧入支持することも
できる。軸受け凹孔13、14や16、17は、貫通孔
にしてもよい。両方の梱包材7、8の土台部7a、7a
間に、図3(1)(2)のようにスペーサsを詰めても
よいが、図6の7α、7αのように土台部7a、7aを
延長しておくと、スペーサ無しに両梱包材7、8を安定
して位置決めできる。
【0035】〔第3実施例〕このように、図4〜6の実
施例は、包装箱6中の梱包材7、8をそのまま、または
向きを逆転させて背中合わせ状態にして使用するのに対
し、図7〜9は両梱包材7、8の本体部7b、7bの外
側の角部に軸受け凹部18、19を形成してある。ロー
ル紙ホルダーとして組立てるには、図8のように、両梱
包材7、8を、凹部91〜93が水平となるように寝か
して、軸受け凹部18、19を上向きにする。しかも、
背中合わせの状態にすると、凹部18と19が互いに向
き合うため、芯棒aの両端に挿入支持することで、ロー
ル紙ホルダーが完成する。
【0036】このように梱包材7、8を寝かすと小径の
ロール紙しか支持できないが、大径のロール紙を用いる
場合は、両方の梱包材7、8を、書物などを利用した台
の上に載せるだけで足りる。
【0037】図9は、凹部91〜93が下向きとなるよ
うに両梱包材7、8を立てると共に、軸受け凹部18、
19が上向きに、しかも互いに向き合うように配置換え
してある。この状態で、両凹部18、19中に芯棒aの
両端を挿入支持することで、ロール紙ホルダーが完成す
る。
【0038】図7〜9は、包装箱6の片側の側壁を梱包
材7、8の位置決めに利用できるように、ミシン目15が
入れてあり、このミシン目15から切り離した側箱6b
中に両方の梱包材7、8を挿入して位置決め固定する。
これに対し、包装箱6の側箱6bを利用しない場合は、
両方の梱包材7、8を安定させ、かつ間隔を一定に維持
するのが困難である。そこで、芯棒aの外径に対し、両
凹部18、19を小さめに形成しておき、芯棒aの両端
を圧入すると、芯棒aと梱包材7、8との結合が強固と
なり、芯棒aを介して両梱包材7、8が安定に固定され
る。
【0039】第三実施例では、両梱包材7、8の本体部
7b、7bの外側の角部に軸受け凹部18、19を形成
しているが、図7における梱包材本体部7b、7bに、内向
きに軸受け凹部18、19を形成しておくと、図8とは
逆に、凹部92同士が向き合うように配置することもで
きる。
【0040】〔第4実施例〕以上の各実施例では、芯棒
aが単純な円筒ないし円柱なため、ロール紙などの使用
後に発生する芯棒を利用できるが、ロール紙ホルダーキ
ット用に特別に製造することも可能である。例えば、図
10のように両端に2枚のフランジf1、f2を有する芯
棒afを塩化ビニールなどで作製して、包装箱6の凹部
10、10中に収納しておく。
【0041】一方、両フランジ部f1、f2の間隔より
肉厚tの大きい支持壁20、21を、梱包材本体部7b
の任意の位置に形成して、該支持壁に例えばU字状など
の凹部22、23を形成しておく。そして、ユーザが包
装箱6から単票専用のプリンタを取り出した後、図11
に例示するように、支持壁20、21が芯棒afの両端の2
枚のフランジ部f1、f2間に嵌入するように圧入する
と、フランジ部f1、f2との間の摩擦力で、芯棒af
と梱包材7、8との結合が強固になる。
【0042】この図では、両梱包材7、8が背中合わせ
になっているが、図10のように凹部92、92同士が向かい
合った状態でフランジ付き芯棒afを取り付けることもで
きる。また、図7〜9のように、包装箱6の側部6bを
切り離して、その中に図10、図11の梱包材7、8を
挿入固定することもできる。
【0043】〔第5実施例〕本発明によると、以上のよ
うなロール紙ホルダーキットを、包装箱6やその中の梱
包材7、8を利用して作製しておけば、請求項3に記載
の方法により簡易式にロール紙ホルダーを組立てて、即
時にロール紙へのプリント に使用できる。
【0044】すなわち、包装箱6から単票専用のプリン
タ1を取り出した後、包装箱6の底部6aや側部6bを切り
離して、その中に前記の一対の梱包材7、8を挿入し、
間に芯棒aを挿入支持して、ロール紙を支持する。この
ように、包装箱6中に梱包材7、8などとともに、芯棒
a、afも内蔵しておき、梱包材7、8の支持凹孔との
寸法を予め合わせておけば、安定性のよいロール紙ホル
ダーを実現できる。
【0045】これに対し、フランジ無しの芯棒aの場合
は、包装箱6中に芯棒は内蔵しないで、ユーザにおい
て、ファクシミリなどのロール紙を使用した後に発生す
る芯棒や、家庭用のポリエチレンラップ等の使用後に発
生する巻芯をさがして、利用することもできる。ただ
し、梱包材7、8の芯棒支持用凹孔との寸法が合わない
ために、両者間がゆるすぎたり、逆にきつすぎたりする
ケースが生じる可能性はある。
【0046】
【発明の効果】請求項1のように、一対の梱包材7、8
に予め軸受け凹部10、10を開け、その中に芯棒aを挿入
支持した状態で、包装箱6中に内蔵しておくと、ユーザ
は、プリンタを取り出した後、両梱包材7、8間に支持
されている芯棒aをロール紙に挿通するだけで足り、ロ
ール紙ホルダーの組立てが容易である。
【0047】また、請求項2のように、単票専用プリン
タの包装箱中に内蔵されている一対の梱包材7、8に予
め軸受け孔13、14 (16、17 )を開けておくと、ユーザ
は、プリンタを取り出した後、包装箱6中に予め内蔵し
ておいた又は使用済みの芯棒aをロール紙に挿通し、か
つ両端を両梱包材7、8の軸受け孔13、14 (16、17 )に
挿入支持することで、即座にロール紙ホルダーとして利
用できる。しかも、軸受け孔や梱包材7、8の配置が自
由になる。
【0048】請求項3のように、請求項1や請求項2の
ロール紙ホルダーキットを利用し、包装箱6の底部や側
部を切り離して、その中に梱包材7、8を挿入し位置決
めする方法によると、梱包材7、8の位置決めが簡単確
実となり、安定性もよい。
【0049】また、請求項1〜3によると、別売りのロ
ール紙ホルダーを取り寄せる場合と違って、ロール紙を
使用したいときに、即座に組み立てて使用できるので、
入荷までの待ち時間が不要となり、顧客サービスの面で
も有効である。
【0050】しかも、廃材となる梱包材7、8や包装箱
6を有効利用できるので、梱包資材を再利用できる利点
がある。メーカとしては、廃棄される梱包資材を再利用
して、ロール紙ホルダーを実現できるので、従来のよう
に特別にロール紙ホルダーを製造してユーザ先に配送す
るのに比べると、全体として大幅なコストダウンが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の分解斜視図である。
【図2】本発明の第一実施例の梱包前の状態を示す斜視
図である。
【図3】本発明の第一実施例により各種ロール紙ホルダ
ーを組立てた状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第二実施例の梱包前の状態を示す斜視
図である。
【図5】本発明の第二実施例によりロール紙ホルダーを
組立てた状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の第二実施例によりロール紙ホルダーを
組立てた状態を示す断面図である。
【図7】本発明の第三実施例の梱包前の状態を示す斜視
図である。
【図8】本発明の第三実施例によりロール紙ホルダーを
組立てた状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の第三実施例によりロール紙ホルダーを
組立てた状態を示す斜視図である。
【図10】本発明の第四実施例の分解斜視図である。
【図11】本発明の第四実施例によりロール紙ホルダーを
組立てた状態を示す斜視図である。
【図12】単票専用のプリンタを例示する斜視図である。
【図13】オプションのロール紙ホルダーを使用して単票
専用のプリンタでロール紙に印字している状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】 1 単票専用のプリンタ 2 給紙口 3 カット紙 4 ロール紙ホルダー 5 連結アーム 6 包装箱 6a 底部(底箱) 6b 側部(側箱) 7,8 梱包材 R ロール紙 10 芯棒収納凹部 13,14 軸受け凹孔 15 ミシン目 16,17 軸受け凹孔 18,19 軸受け凹部 af フラジ付き芯棒 f1,f2 フランジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単票専用のプリンタでロール紙にもプリ
    ントを行なえるように、単票専用のプリンタの運送用梱
    包材を用いてロール紙ホルダーを作製するキットであっ
    て、 単票専用のプリンタ1を、その両端をカバーする一対の
    梱包材7、8で挟んだ状態で包装箱6中に挿入して梱包
    すると共に、 両梱包材7、8に予め軸受け孔10、10を形成しておい
    て、その中に、ロール紙に挿通する芯棒aを挿入支持し
    た状態で、包装箱6中に内蔵しておくことを特徴とする
    ロール紙ホルダーキット。
  2. 【請求項2】 単票専用のプリンタでロール紙にもプリ
    ントを行なえるように、単票専用のプリンタの運送用梱
    包材を用いてロール紙ホルダーを作製するキットであっ
    て、 単票専用プリンタの包装箱6中に内蔵されている梱包材
    のうち、一対の梱包材に予め軸受け孔を開けておくこと
    を特徴とするロール紙ホルダーキット。
  3. 【請求項3】 単票専用のプリンタでロール紙にもプリ
    ントを行なえるように、単票専用のプリンタの運送用梱
    包材を用いてロール紙ホルダーを作製する手法であっ
    て、 単票専用プリンタの包装箱6中に内蔵されている梱包材
    のうち、一対の梱包材に予め軸受け孔を開けておくと共
    に、梱包材とともに、ロール紙に挿通する芯棒を包装箱
    中に内蔵しておき、 包装箱6の底部または側部を切り離して、その中に前記
    の一対の梱包材を挿入し、間に前記の芯棒を挿入支持し
    て、ロール紙を支持することを特徴とするロール紙ホル
    ダーの作製方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7550551B2 (en) 2006-08-22 2009-06-23 Chemtura Corporation Brominated flame retardant

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