JPH11321158A - 保証書入り封筒 - Google Patents

保証書入り封筒

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JPH11321158A
JPH11321158A JP14213998A JP14213998A JPH11321158A JP H11321158 A JPH11321158 A JP H11321158A JP 14213998 A JP14213998 A JP 14213998A JP 14213998 A JP14213998 A JP 14213998A JP H11321158 A JPH11321158 A JP H11321158A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 多重製袋連続フォーム形態の保証書入り封筒
において、保証書綴りを取り出し易くすると共に、保証
書綴りの最上面に、販売店名等の所定事項を記入して後
に、その所定事項が複写された保証書を再度封筒に入れ
る際にも入れ易い保証書入り封筒を提供する。 【解決手段】 封筒上紙2と封筒下紙との相対する三辺
の周縁部を略コの字形状に封着された封着部を有する封
筒内部に、封筒上紙と封筒下紙とで形成された未封着部
の形状に略等しい形状の保証書綴り6が設けられると共
に、封筒上紙と保証書綴りと封筒下紙とにミシン目がそ
れぞれ重なるように設けられ、保証書綴りの上紙と保証
書綴りの下紙が封筒上紙と封筒下紙との間で接着された
保証書入り封筒において、封筒に設けられたミシン目の
略中央部に切欠部、または、切り込み部が形成されてい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気製品等に添付
される保証書入り封筒に関するものであり、更に詳しく
は、電気製品等が顧客に渡る際、顧客の氏名、住所、販
売店名等を記入するために保証書等からなる保証書綴り
を封筒より抜き取ると共に、記入後に再度封筒に保証書
が入れられて製品と共に顧客に渡される際に、この保証
書綴りを封筒から抜き取り易く、記入後の保証書を封筒
へ入れ易くした保証書入り封筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気製品等には、顧客に渡す保証
書の他に少なくとも販売店控伝票が添付されており、更
に、販売会社控伝票やメーカー控伝票を伴ったものもあ
る。これらの保証書や各控伝票には顧客の氏名、住所、
販売店名等を記入する必要があり、これらの記入を容易
にするために保証書や各控伝票を複写可能な綴りにした
もの(以下、保証書綴りという)が知られている。この
保証書綴りは、予め封筒に封入封緘され、通常多重製袋
連続フォームといわれる形態になっており、保証書綴り
が封筒に封入封緘された状態で、メーカーにおいて製品
番号が印字され(印字された番号は封筒の中に封入され
た各伝票および保証書に複写される)、各製品毎に1部
ずつ添付されるようになっており、具体的には出荷時に
外箱に貼付したりなどして製品と共に出荷されている。
【0003】そして、製品が販売店にて顧客に渡る際、
前記封筒に封入封緘された前記保証書綴りの最上面に、
顧客の氏名、住所、電話番号、販売店名等を記入するた
めに、前記封筒に設けられた開封用ミシン目で切り取っ
て前記封筒を開封して、前記封筒に封入封緘された前記
保証書綴りが取り出されて、顧客の氏名、住所、電話番
号、販売店名等の所定事項が記入されて後に(記入事項
はその下の各伝票および保証書に複写されて後に)、そ
の所定事項が複写された保証書は、他の伝票と離されて
再び封筒に入れられて、製品と共に顧客に渡される。
【0004】一方、前記保証書以外の伝票は、売上の
控、製品の修理時に備えて各部署で保管される。販売店
控の伝票のみの場合には販売店で保管されるが、販売会
社控伝票やメーカー控伝票がある場合には、順次、製品
が流れてきた経路と逆の経路で伝票が戻され各部署にて
保管される。
【0005】ところで、前記封筒に封入封緘された保証
書綴りを前記封筒に設けられた開封用ミシン目で切り取
って前記封筒を開封して、前記封筒に封入封緘された前
記保証書綴りを取り出す際、前記封筒に設けられた開封
用ミシン目と前記保証書綴りに設けられたミシン目が、
通常は同じ位置に設けられているために前記封筒を前記
開封用ミシン目で切り取って前記封筒を開封すると、前
記封筒の切り口と前記保証書綴りの切り口が同じ位置に
なり、前記保証書綴りが取り出し難いという問題があ
る。又、一方、前記封筒から取り出した保証書綴りの最
上面に、顧客の氏名、住所、電話番号、販売店名等の所
定事項を記入して後に、その所定事項が複写された保証
書を再度前記封筒に入れる際にも前記封筒の切り口を開
けて入れねばならず、入れ難いという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
問題に鑑みてなされたものであり、予め封筒に封入封緘
された保証書綴りからなる通常多重製袋連続フォームと
いわれる形態の保証書入り封筒において、前記保証書綴
りを取り出し易くすると共に、前記封筒から取り出した
保証書綴りの最上面に、顧客の氏名、住所、電話番号、
販売店名等の所定事項を記入して後に、その所定事項が
複写された保証書を再度前記封筒に入れる際にも入れ易
い保証書入り封筒を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記のよう
な問題点を解決すべく種々研究した結果、請求項1記載
の発明の保証書入り封筒は、封筒上紙と封筒下紙との相
対する三辺の周縁部を他の一辺側に未封着部が残るよう
に略コの字形状に封着された封着部を有する封筒内部
に、前記封筒上紙と前記封筒下紙とで形成される封着部
を除いた形状に略等しい形状の保証書等からなる複数枚
の保証書綴りが設けられると共に、前記封筒上紙と前記
保証書綴りと前記封筒下紙とに前記他の一辺側で他の一
辺と平行なミシン目がそれぞれ重なるように設けられ、
前記保証書綴りの上紙と前記保証書綴りの下紙が前記封
筒上紙と前記封筒下紙のそれぞれ相対する面の前記他の
一辺と前記ミシン目との間で接着された保証書入り封筒
において、前記封筒に設けられた前記ミシン目の略中央
部に前記ミシン目に連接すると共に前記他の一辺と反対
方向に突出した切欠部、または、切り込み部が形成され
ていることを特徴とするものである。このように構成す
ることにより、保証書綴りを摘まみ易くすることができ
て取り出し易くなる。また、前記封筒から取り出した保
証書綴りの最上面に、顧客の氏名、住所、電話番号、販
売店名等の所定事項を記入して後に、その所定事項が複
写された保証書を再度前記封筒に入れる際にも、入れる
きっかけとなり容易に入れることができる。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1に
記載する保証書入り封筒において、前記切欠部、また
は、切り込み部が前記封筒下紙に設けられていることを
特徴とするものである。このように構成することによ
り、前記封筒に設けられた接着手段により、前記封筒を
製品等が収納された外箱に貼着した際に、前記切欠部、
または、切り込み部が段ボール側に位置するようにな
り、雨水や埃の侵入を極力少なくすることができる。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1に
記載する保証書入り封筒において、前記切欠部、また
は、切り込み部が前記封筒上紙と前記封筒下紙とに設け
られていることを特徴とするものである。このように構
成することにより、容易に保証書綴りだけを摘むことが
でき取り出しが一層容易になる。
【0010】また、請求項4記載の発明は、請求項3に
記載する保証書入り封筒において、前記封筒下紙に設け
られた前記切欠部、または、切り込み部が前記封筒上紙
に設けられた前記切欠部、または、切り込み部より大き
く形成されていることを特徴とするものである。このよ
うに構成することにより、封筒からの保証書綴りの取り
出しが容易になるのみならず、封筒から取り出した保証
書綴りの最上面に、顧客の氏名、住所、電話番号、販売
店名等の所定事項を記入して後に、その所定事項が複写
された保証書を再度前記封筒に入れる際にも前記切欠
部、または、切り込み部に段部が形成されているため
に、この段部に沿って前記所定事項が複写された保証書
を入れることができるために、一層容易に封筒に入れる
ことができる。
【0011】また、請求項5記載の発明は、請求項1〜
5のいずれかに記載する保証書入り封筒において、前記
略コの字形状の封着部が未封着部側に向かって連続的に
広くなっていくように形成されていることを特徴とする
ものである。このように構成することにより、封筒の切
り口の間口が広くなり、尚一層所定事項が複写された保
証書を封筒へ入れ易くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】上記の本発明について、図面等を
用いて以下に更に詳しく説明する。まず、図1は本発明
にかかる保証書入り封筒の第1の実施形態を示す概略的
な平面図、図2は図1の分解斜視図、図3は図1のX─
X線の断面図、図4は本発明にかかる保証書入り封筒の
第2の実施形態を示す概略的な平面図、図5は図4のY
─Y線の断面図である。図中の1,11は保証書入り封
筒、2,2’は封筒上紙、3は封筒下紙、4は保証書の
販売店控、5は保証書の販売会社控、6は保証書、7,
7’は切欠部、30,31,32,33,34は接着部、50,51は
開封用ミシン目、60,61,62は切り取り用ミシン目、80
は折り兼切り用ミシン目、90は切り用ミシン目、99は両
面テープをそれぞれ示す。
【0013】図1は本発明にかかる保証書入り封筒の第
1の実施形態を示す概略的な平面図であり、保証書入り
封筒1は矩形状の封筒上紙2の短辺を形成する一辺側に
「保証書在中」の印刷がなされて保証書が封入封緘され
ている保証書入り封筒であることを明示すると共に、品
番欄,お客さまへのお願い、ご販売店へのお願い等があ
らかじめ印刷されて保証書入り封筒1の表面を形成して
いる。また、前記品番欄には、この保証書で保証する製
品の品番が印字されている(図示せず)と共に、前記保
証書入り封筒1を開封するためのミシン目50が前記封筒
上紙2の短辺を形成する前記一辺側に、前記短辺を形成
する一辺と平行に設けられている。また、この保証書入
り封筒1は図1上の上下方向に折り兼切り用ミシン目8
0,80を介して連続する状態(図示せず)に構成されて
いると共に、図1上の左右方向に切り用ミシン目90,90
を介して、連続した前記保証書入り封筒1を移送するた
めの移送穴(図示せず)を有するマージナル部(図示せ
ず)が設けられている。
【0014】図2は図1の分解斜視図、図3は図1のX
─X線の断面図であって、保証書入り封筒1は封筒上紙
2と封筒下紙3、および、保証書の販売店控4と保証書
の販売会社控5と保証書6の各伝票とからなり、前記保
証書の販売店控4と前記保証書の販売会社控5と前記保
証書6の各伝票は前記封筒上紙2と前記封筒下紙3とに
比べて、図2上の左側端部の「保証書在中」の印刷がな
されている部分以外の短辺幅が狭く構成されると共に長
辺幅も狭く構成されている。そして、前記保証書の販売
店控4と前記保証書の販売会社控5と前記保証書6との
短辺幅が狭くなる部分に短辺と平行に切り取り用ミシン
目60、61、62が形成されると共に、前記封筒上紙2と前
記封筒下紙3との前記切り取り用ミシン目60、61、62と
対応する位置に開封用ミシン目50、51が形成されてい
る。さらに、前記封筒下紙3の裏面の前記封筒上紙2の
「保証書在中」の印刷がなされている部分に対応する位
置に前記保証書入り封筒1を製品の収納された外箱に貼
着する接着手段としての両面テープ99が設けられている
と共に、前記封筒下紙3に設けられた前記開封用ミシン
目51の略中央部に前記開封用ミシン目51に連接した半円
形状の切欠部7が設けられている。
【0015】また、前記封筒下紙3には前記封筒上紙2
と三周辺で封着して一辺が未封着な封筒状にするための
略コの字形状の接着部30が設けられ、該接着部30はコの
字形状の両端部において、封筒状とした時に前記未封着
な一辺から内封物が入れ易いように、前記接着部30の間
隔が未封着部側に向かって連続的に広がるように形成さ
れたものを図示しているが、前記接着部30のコの字形状
の両端部の間隔が一定の間隔に形成されたものであって
もよい。
【0016】このように構成された各伝票は、図2上に
おいて左側端部が一致するように重ねられて、前記封筒
上紙2と前記封筒下紙3とが前記略コの字形状の接着部
30で封着されると共に、前記封筒上紙2の左側端部の
「保証書在中」の印刷がなされている部分、すなわち、
各伝票共に短片の幅が同じ幅を有する部分で各伝票が接
着部31、32、33、34で互いに接着されて一体化した図1
に示す本発明の保証書入り封筒1となる。
【0017】また、本発明の保証書入り封筒1は、先に
前記保証書の販売店控4と前記保証書の販売会社控5と
前記保証書6の各伝票を予め所定箇所で綴り合わせて保
証書綴りとしておき、前記封筒上紙2と前記封筒下紙3
とを接合する際に、両者の間に、前記保証書綴りを供給
して一体化することでも図1に示す本発明の保証書入り
封筒1となる。
【0018】次に、本発明の保証書入り封筒1の使用方
法について説明する。メーカー側において、保証書綴り
に必要な事項、たとえば、製品の製品番号を保証書綴り
が封入封緘された本発明の保証書入り封筒1の品番欄に
プリンタにより印字する。このように印字することによ
り、保証書入り封筒1の封筒上紙2の品番欄に製品番号
が印字されると共に、保証書綴りは感圧複写紙からなっ
ているために前記保証書綴りにも製品番号が複写され
る。その後、保証書入り封筒1の封筒下紙3に設けられ
た両面粘着テープの剥離紙を剥がし粘着面を露出して該
粘着面で製品の収納された外箱の適当な箇所に貼付し、
製品と共に所定のルートを通って販売店に送られる。
【0019】販売店において顧客に購入された前記製品
は、前記保証書入り封筒1が前記保証書入り封筒1の封
筒上紙2と封筒下紙3に設けられた開封用ミシン目50、
51、および、保証書の販売店控4と保証書の販売会社控
5と保証書6の各伝票に設けられた切り取り用ミシン目
60、61、62で一括して切り取られると共に、切り取られ
た箇所から前記保証書入り封筒1に封入封緘されていた
前記保証書の販売店控4と前記保証書の販売会社控5と
前記保証書6の各伝票が取り出されるが、その際、前記
封筒下紙3の前記開封用ミシン目51の略中央部に前記開
封用ミシン目51に連接して設けられている半円形状の切
欠部7により、前記保証書の販売店控4と前記保証書の
販売会社控5と前記保証書6の各伝票を一括して容易に
取り出すことができる。取り出された上記3枚の伝票の
最上面の伝票、すなわち、前記保証書の販売店控4の伝
票に顧客の氏名、住所、販売店名等の必要事項を記入す
る。この記入事項は、その下の各伝票、すなわち、前記
保証書の販売会社控5と前記保証書6の各伝票の所定欄
に複写される。このようにして必要事項が記入あるいは
複写された前記保証書の販売店控4の伝票は販売店控と
して販売店で保管され、また、その次の前記保証書の販
売会社控5の伝票は販売会社控として販売会社に送り返
されて販売会社で保管される。一方、前記保証書6の伝
票は空になった前記保証書入り封筒1に再度入れられ
て、製品と共に顧客に渡される。この前記保証書6の伝
票を空になった前記保証書入り封筒1に再度入れる際に
も、前記切欠部7があるために、前記保証書6の伝票の
角部を前記切欠部7にあてがうことにより、容易に入れ
ることができる。
【0020】図4は本発明にかかる保証書入り封筒の第
2の実施形態を示す概略的な平面図、図5は図4のY─
Y線の断面図であって、保証書入り封筒11は第1の実施
形態の保証書入り封筒1の封筒上紙2に設けられた開封
用ミシン目50の略中央部に前記開封用ミシン目50に連接
して半円形状の切欠部7’が形成された封筒上紙2’を
用いている以外は図1〜3で示した第1の実施形態と同
じであり説明は省略するが、このように構成することに
より、販売店において、前記保証書入り封筒11の封筒上
紙2’と封筒下紙3に設けられた開封用ミシン目50、5
1、および、保証書の販売店控4と保証書の販売会社控
5と保証書6の各伝票にそれぞれ設けられた切り取り用
ミシン目60、61、62で一括して切り取られると共に、切
り取られた箇所から前記保証書入り封筒11に封入封緘さ
れていた前記保証書の販売店控4と前記保証書の販売会
社控5と前記保証書6の各伝票を取り出す際に、前記保
証書入り封筒11の封筒上紙2’と封筒下紙3に設けた半
円形状の切欠部7’、7により上記3枚の伝票のみを摘
むことができるために一層取り出しが容易になる。ま
た、特に、前記半円形状の切欠部7’、7の大きさを変
えることにより、空になった前記保証書入り封筒11に保
証書6の伝票を再度入れる際にも前記半円形状の切欠部
7’、7の段差部に前記保証書6の伝票の角部をあてが
うことにより、容易に入れることができる。また、大き
さを変えた切欠部7’、7を設ける場合には、封筒下紙
3に設ける切欠部7を封筒上紙2’に設ける切欠部7’
よりも大きくなるように構成する方が好適である。理由
としては、前記保証書入り封筒11が製品を収納された外
箱に貼付される場合、通常封筒上紙2’が上側となり、
埃や雨水の影響をできるだけ受けないようにする必要か
ら、封筒上紙2’に設けられる切欠部7’は小さい方が
よいためである。
【0021】また、上記第1、第2の実施形態におい
て、本発明の保証書入り封筒1、11は製品を収納した外
箱に貼着するために保証書入り封筒1、11の封筒下紙3
に接着手段として両面テープを設けた実施例を示した
が、前記接着手段としてはこれに限ることはなく、接着
剤等を用いて前記保証書入り封筒1、11を製品を収納し
た外箱に貼着しても構わないし、保証書入り封筒を製品
を収納した外箱に貼付する必要のない場合は前記接着手
段を設ける必要がないことは当然である。
【0022】また、上記第1、第2の実施形態におい
て、本発明の保証書入り封筒1、11に設けた切欠部の形
状について、全て半円形状で説明してきたが、これにこ
だわることはなく、三角形状や四角形状等の多角形状、
あるいは、楕円等の半円形状等いろいろな形状をとるこ
とができる。さらに、前記切欠部は切り込み部であって
もよく、この場合においても、上記同様にいろいろな形
状をとることができる。さらに、切り込み部の場合は、
保証書入り封筒1、11を開封用ミシン目で開封するとき
に、同時に切り込み部を切り取って切欠部とするか、あ
るいは、保証書入り封筒1、11を開封用ミシン目で開封
した後に、切り込み部を切り取って切欠部とする必要が
あり切欠部に比べて多少面倒な面はあるが、切り込み部
は切欠部に比べて、埃や雨水の侵入については優位性が
ある。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記に詳述したように、保証書
入り封筒の封筒上紙と封筒下紙に設けられた開封用ミシ
ン目のいずれか一方の開封用ミシン目の略中央部に切欠
部、または、切り込み部を設けることにより、前記開封
用ミシン目で保証書入り封筒を切り取って保証書等から
なる内封物を取り出す際に摘まみ易くすることができ、
容易に保証書等からなる内封物を取り出すことができる
と共に、保証書に必要事項を記入後に、空になった保証
書入り封筒に前記保証書を再度入れる場合にも、切欠部
に前記保証書の角部をあてがうことにより、容易に入れ
ることができる。また、保証書入り封筒の封筒上紙と封
筒下紙に設けられた開封用ミシン目の両方の略中央部に
切欠部、または、切り込み部を設けることにより、前記
ミシン目で保証書入り封筒を切り取って保証書等からな
る内封物を取り出す際に、保証書等からなる内封物のみ
を容易に摘まみ易くすることができ、一層容易に保証書
等からなる内封物を取り出すことができる。さらに、保
証書入り封筒の封筒上紙と封筒下紙の両方に切欠部、ま
たは、切り込み部を設ける場合には、切欠部、または、
切り込み部の大きさに差をつけることにより、保証書に
必要事項を記入後に、空になった保証書入り封筒に前記
保証書を再度入れる場合、上記同様に切欠部の段差部に
前記保証書の角部をあてがうことにより、容易に入れる
ことができるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる保証書入り封筒の第1の実施
形態を示す概略的な平面図である。
【図2】 図1の分解斜視図である。
【図3】 図1のX─X線の断面図である。
【図4】 本発明にかかる保証書入り封筒の第2の実施
形態を示す概略的な平面図である。
【図5】 図4のY─Y線の断面図である。
【符号の説明】
1,11 保証書入り封筒 2,2’ 封筒上紙 3 封筒下紙 4 保証書の販売店控 5 保証書の販売会社控 6 保証書 7,7’ 切欠部 30,31,32,33,34 接着部 50,51 開封用ミシン目 60,61,62 切り取り用ミシン目 80 折り兼切り用ミシン
目 90 切り用ミシン目 99 両面テープ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封筒上紙と封筒下紙との相対する三辺の
    周縁部を他の一辺側に未封着部が残るように略コの字形
    状に封着された封着部を有する封筒内部に、前記封筒上
    紙と前記封筒下紙とで形成される封着部を除いた形状に
    略等しい形状の保証書等からなる複数枚の保証書綴りが
    設けられると共に、前記封筒上紙と前記保証書綴りと前
    記封筒下紙とに前記他の一辺側で他の一辺と平行なミシ
    ン目がそれぞれ重なるように設けられ、前記保証書綴り
    の上紙と前記保証書綴りの下紙が前記封筒上紙と前記封
    筒下紙のそれぞれ相対する面の前記他の一辺と前記ミシ
    ン目との間で接着された保証書入り封筒において、前記
    封筒に設けられた前記ミシン目の略中央部に前記ミシン
    目に連接すると共に前記他の一辺と反対方向に突出した
    切欠部、または、切り込み部が形成されていることを特
    徴とする保証書入り封筒。
  2. 【請求項2】 前記切欠部、または、切り込み部が前記
    封筒下紙に設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の保証書入り封筒。
  3. 【請求項3】 前記切欠部、または、切り込み部が前記
    封筒上紙と前記封筒下紙とに設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の保証書入り封筒。
  4. 【請求項4】 前記封筒下紙に設けられた前記切欠部、
    または、切り込み部が前記封筒上紙に設けられた前記切
    欠部、または、切り込み部より大きく形成されているこ
    とを特徴とする請求項3記載の保証書入り封筒。
  5. 【請求項5】 前記略コの字形状の封着部が未封着部側
    に向かって連続的に広くなっていくように形成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の保
    証書入り封筒。
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JP2019136931A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 Chubb損害保険株式会社 契約用書類及び契約システム

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