JPH0761617B2 - 釘打ち込み工具 - Google Patents
釘打ち込み工具Info
- Publication number
- JPH0761617B2 JPH0761617B2 JP3344082A JP34408291A JPH0761617B2 JP H0761617 B2 JPH0761617 B2 JP H0761617B2 JP 3344082 A JP3344082 A JP 3344082A JP 34408291 A JP34408291 A JP 34408291A JP H0761617 B2 JPH0761617 B2 JP H0761617B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nail
- nails
- discharge channel
- leading
- leading nail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C1/00—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
- B25C1/001—Nail feeding devices
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特に釘の帯ないしコイ
ルの形状の釘等の複数の連続的に配置される釘を収容す
るマガジンと、釘の帯ないしコイルの形状の釘等の連続
的に配置される釘のうちの少なくとも最後の最終釘が排
出されるように準備されると、排出操作の開始まで該最
終釘を排出チャンネル内に保持するために排出チャンネ
ルに隣接する領域内に設けられる磁石を有し、例えば空
気作用で排出されるように排出チャンネル内へ側部出口
開口部の装置を経て１本ずつ釘を送るマガジンと協同す
る釘移送ユニットとを更に有する釘打ち込み工具に関す
る。
ルの形状の釘等の複数の連続的に配置される釘を収容す
るマガジンと、釘の帯ないしコイルの形状の釘等の連続
的に配置される釘のうちの少なくとも最後の最終釘が排
出されるように準備されると、排出操作の開始まで該最
終釘を排出チャンネル内に保持するために排出チャンネ
ルに隣接する領域内に設けられる磁石を有し、例えば空
気作用で排出されるように排出チャンネル内へ側部出口
開口部の装置を経て１本ずつ釘を送るマガジンと協同す
る釘移送ユニットとを更に有する釘打ち込み工具に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】上述の型式の釘打ち込み工具の従来例に
おいては、磁石は、釘排出チャンネル内の釘の垂直な送
給面に関して横の方向の内部にある。これは、釘が排出
チャンネルから不時に早く排出されるのを防止し得る
が、頭部を有する釘は、排出チャンネル内の最適位置に
は配置されていない。したがって通常は、磁石は釘の軸
部を磁着して保持する。このことに加え、磁石と釘の頭
部との間の相互作用は、排出チャンネル内への釘の移送
に悪影響を与える。
おいては、磁石は、釘排出チャンネル内の釘の垂直な送
給面に関して横の方向の内部にある。これは、釘が排出
チャンネルから不時に早く排出されるのを防止し得る
が、頭部を有する釘は、排出チャンネル内の最適位置に
は配置されていない。したがって通常は、磁石は釘の軸
部を磁着して保持する。このことに加え、磁石と釘の頭
部との間の相互作用は、排出チャンネル内への釘の移送
に悪影響を与える。
【０００３】西独特許公開第３，９０１，０４３号（特
開平２−２６９５８１号公報参照）は、特に釘帯の形状
の釘を収容するマガジンと、更に出口開口部の領域内で
釘の移送路の近くに設けられ、釘帯を所定の位置に保持
するように意図されるバネを有し、例えば空気作用の態
様で排出されるように排出チャンネル内に側部出口開口
部の装置を経て１本ずつ釘を送り、該マガジンと協同す
る釘移送ユニットとを有する釘打ち込み工具を開示して
いる。この目的のため、該バネは、上部から釘の頭部に
圧力を加えるガイド板の上に配置され、従って圧力バネ
として作用する。これにより、釘帯の最後で最終の釘
は、適当に、又は充分な時間の長さにわたって保持され
ず、この理由により、時には釘打ち込み工具の口金から
不時に排出されることが判明した。上記の釘移送ユニッ
トが後退すると、釘帯が一時的にそこに圧接される接触
力を持たないため、先行釘帯の最終釘は、排出チャンネ
ル内に不時に排出される傾向がある。
開平２−２６９５８１号公報参照）は、特に釘帯の形状
の釘を収容するマガジンと、更に出口開口部の領域内で
釘の移送路の近くに設けられ、釘帯を所定の位置に保持
するように意図されるバネを有し、例えば空気作用の態
様で排出されるように排出チャンネル内に側部出口開口
部の装置を経て１本ずつ釘を送り、該マガジンと協同す
る釘移送ユニットとを有する釘打ち込み工具を開示して
いる。この目的のため、該バネは、上部から釘の頭部に
圧力を加えるガイド板の上に配置され、従って圧力バネ
として作用する。これにより、釘帯の最後で最終の釘
は、適当に、又は充分な時間の長さにわたって保持され
ず、この理由により、時には釘打ち込み工具の口金から
不時に排出されることが判明した。上記の釘移送ユニッ
トが後退すると、釘帯が一時的にそこに圧接される接触
力を持たないため、先行釘帯の最終釘は、排出チャンネ
ル内に不時に排出される傾向がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の従来の型式の釘打ち込み工具に含まれる欠点を排除し
て、特に、釘の帯ないしコイルの最後の最終釘が排出さ
れるために移送される時でさえ排出チャンネルから不時
に排出されるのを防止し、排出チャンネル内の好適位置
に移送されるように構成された釘打ち込み工具を提供す
ることにある。
の従来の型式の釘打ち込み工具に含まれる欠点を排除し
て、特に、釘の帯ないしコイルの最後の最終釘が排出さ
れるために移送される時でさえ排出チャンネルから不時
に排出されるのを防止し、排出チャンネル内の好適位置
に移送されるように構成された釘打ち込み工具を提供す
ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明の
実施の際、磁石（４）が出口開口部（２）に対向する排
出チャンネル（３）の側部に配置され、これにより、排
出チャンネル（３）内の最適な釘位置を保証し、このと
き、釘（１０１，１０２，１０３，…）がその頭部（１
２１，１２２，１２３，…）で排出チャンネル（３）の
内側面に当接して配置されることでほぼ解決される。更
に、既に約３ｍｍの距離にある釘の頭部（１２）は、排
出チャンネル（３）内の適正な位置に引き付けられる。
このように、該磁石（４）は、各釘の軸部を磁着するの
ではなく、各釘の頭部を磁着して保持するので、排出チ
ャンネル（３）内への釘（１０１，１０２，１０３，
…）の最終の移動の際でも釘（１０１，１０２，１０
３，…）の移送に悪影響を与えず、反対に、釘（１０
１，１０２，１０３，…）の移送を促進する。
実施の際、磁石（４）が出口開口部（２）に対向する排
出チャンネル（３）の側部に配置され、これにより、排
出チャンネル（３）内の最適な釘位置を保証し、このと
き、釘（１０１，１０２，１０３，…）がその頭部（１
２１，１２２，１２３，…）で排出チャンネル（３）の
内側面に当接して配置されることでほぼ解決される。更
に、既に約３ｍｍの距離にある釘の頭部（１２）は、排
出チャンネル（３）内の適正な位置に引き付けられる。
このように、該磁石（４）は、各釘の軸部を磁着するの
ではなく、各釘の頭部を磁着して保持するので、排出チ
ャンネル（３）内への釘（１０１，１０２，１０３，
…）の最終の移動の際でも釘（１０１，１０２，１０
３，…）の移送に悪影響を与えず、反対に、釘（１０
１，１０２，１０３，…）の移送を促進する。
【０００６】排出チャンネル（３）内の釘（１０１，１
０２，１０３，…）の最適位置を達成するため、磁石
（４）は、好ましくは夫々排出されるべき釘（１０１，
１０２，１０３，…）の頭部（１２１，１２２，１２
３，…）のレベルに配置される。
０２，１０３，…）の最適位置を達成するため、磁石
（４）は、好ましくは夫々排出されるべき釘（１０１，
１０２，１０３，…）の頭部（１２１，１２２，１２
３，…）のレベルに配置される。
【０００７】磁石（４）の早期の摩耗は、磁石（４）が
排出チャンネル（３）に面するその側部に保護層（５）
を備えることにより回避することができる。
排出チャンネル（３）に面するその側部に保護層（５）
を備えることにより回避することができる。
【０００８】本発明の簡単な形状の実施例では、磁石
（４）は、排出チャンネル（３）に対してほぼ半径方向
へ延びる工具口金の開口（６）内に配置される。
（４）は、排出チャンネル（３）に対してほぼ半径方向
へ延びる工具口金の開口（６）内に配置される。
【０００９】該開口（６）は、磁石（４）の保護層
（５）を形成するその底壁を有し外部から近接可能な盲
孔型式のものであってもよい。
（５）を形成するその底壁を有し外部から近接可能な盲
孔型式のものであってもよい。
【００１０】該保護層（５）の厚さは、例えば１ｍｍの
オーダーであってもよい。
オーダーであってもよい。
【００１１】更に、排出されるべき釘（１０１，１０
２，１０３，…）の排出チャンネル（３）内の位置決め
は、磁石（４）が排出チャンネル（３）に面するその前
側に排出チャンネル（３）の表面に順応する凹形の形状
を示すことで好ましい影響を受けてもよい。それ故、釘
（１０１，１０２，１０３，…）の排出は、磁石（４）
によって悪影響を全く受けない。
２，１０３，…）の排出チャンネル（３）内の位置決め
は、磁石（４）が排出チャンネル（３）に面するその前
側に排出チャンネル（３）の表面に順応する凹形の形状
を示すことで好ましい影響を受けてもよい。それ故、釘
（１０１，１０２，１０３，…）の排出は、磁石（４）
によって悪影響を全く受けない。
【００１２】一方、上記の課題は、本発明の実施の際、
移送ユニットの押圧力ないしバイアス圧力を受ける最後
の最終釘（例えば釘１０３）のみが排出チャンネル
（３）内に送られ、これにより、該最後の最終釘（例え
ば釘１０３）が押圧力ないしバイアス圧力の制御下ない
し影響下で移動されるだけであることを保証し、即ち、
移送ユニットが次の釘帯を前方に押圧すると、先行する
釘帯の最終の釘（例えば釘１０３）が排出チャンネル
（３）内に確実に案内されるような形状に片持ち梁の板
バネ（８）が釘の上部から設けられることによってもほ
ぼ解決される。
移送ユニットの押圧力ないしバイアス圧力を受ける最後
の最終釘（例えば釘１０３）のみが排出チャンネル
（３）内に送られ、これにより、該最後の最終釘（例え
ば釘１０３）が押圧力ないしバイアス圧力の制御下ない
し影響下で移動されるだけであることを保証し、即ち、
移送ユニットが次の釘帯を前方に押圧すると、先行する
釘帯の最終の釘（例えば釘１０３）が排出チャンネル
（３）内に確実に案内されるような形状に片持ち梁の板
バネ（８）が釘の上部から設けられることによってもほ
ぼ解決される。
【００１３】本発明によって提供され、且つ夫々案内路
（７）又は排出チャンネル（３）内に釘（１０１，１０
２，１０３，…）を排出するように準備されると、排出
操作の開始まで釘の帯ないしコイルの形状の釘の少なく
とも最終の釘（例えば釘１０３）を保持するように意図
されるバネ型式又は磁石型式の装置は、釘打ち込み工具
の適正な作用を保証するために相互に組み合せて同時に
設けられてもよい。
（７）又は排出チャンネル（３）内に釘（１０１，１０
２，１０３，…）を排出するように準備されると、排出
操作の開始まで釘の帯ないしコイルの形状の釘の少なく
とも最終の釘（例えば釘１０３）を保持するように意図
されるバネ型式又は磁石型式の装置は、釘打ち込み工具
の適正な作用を保証するために相互に組み合せて同時に
設けられてもよい。
【００１４】本発明の別の目的と、特徴と、利点と、最
終用途の適用の分野とは、添付図面を参照する一形態の
実施例の下記の説明によって明らかになり、記載及び、
又は図示される総ての特徴は、それ自体により又は意味
のある任意の組み合わせにおいて特許請求の範囲におけ
るこれ等の要約又はこれ等の論述に関係なく本発明の主
題の事項を形成する。
終用途の適用の分野とは、添付図面を参照する一形態の
実施例の下記の説明によって明らかになり、記載及び、
又は図示される総ての特徴は、それ自体により又は意味
のある任意の組み合わせにおいて特許請求の範囲におけ
るこれ等の要約又はこれ等の論述に関係なく本発明の主
題の事項を形成する。
【００１５】
【実施例】図１に示すように、釘打ち込み工具１は、マ
ガジン９と、案内路７と、出口開口部２と、排出チャン
ネル３と、係合装置１１と、保持バネ８と、磁石４を備
えている。
ガジン９と、案内路７と、出口開口部２と、排出チャン
ネル３と、係合装置１１と、保持バネ８と、磁石４を備
えている。
【００１６】マガジン９は、釘の帯ないしコイルの形状
等の複数の連続的に配置される釘１０１，１０２，１０
３，…を収容する。案内路７は、それに沿ってマガジン
９が上記の釘１０１，１０２，１０３，…を移動させ
る。出口開口部２は、それを通して上記の釘１０１，１
０２，１０３，…が案内路７から連続的に搬送される。
排出チャンネル３は、上記の釘１０１，１０２，１０
３，…のうちの先導する１本の釘（以下、「先導釘」と
いう。）１０１がそれを通して排出され、案内路７の出
口開口部２に隣接して配置される。係合装置１１は、先
導釘１０１を排出チャンネル３を通して排出するため
に、排出チャンネル３内に配置される先導釘１０１に係
合する。保持バネ８は、片持ち梁状態の板バネであり、
マガジン９上に固定的に装着される第１近位端部と、第
１近位端部とは反対側となる自由状態の遠位端部とを有
する。この遠位端部は、排出チャンネル３内に配置され
る先導釘１０１の上流で案内路７内に配置される複数の
連続的に配置される釘１０２，１０３，…の総てを保持
するために、排出チャンネル３内に配置される先導釘１
０１の直ぐ上流に配置される複数の連続的に配置される
釘１０２，１０３，…のうちの１本の釘に係合する。磁
石４は、上記の係合装置１１による排出チャンネル３か
らの先導釘１０１の排出に備えて、先導釘１０１を排出
チャンネル３内に保持するために、先導釘１０１の付近
であってかつ案内路７の出口開口部２が配置される側と
は反対側の排出チャンネル３の一側の上部に配置され
る。
等の複数の連続的に配置される釘１０１，１０２，１０
３，…を収容する。案内路７は、それに沿ってマガジン
９が上記の釘１０１，１０２，１０３，…を移動させ
る。出口開口部２は、それを通して上記の釘１０１，１
０２，１０３，…が案内路７から連続的に搬送される。
排出チャンネル３は、上記の釘１０１，１０２，１０
３，…のうちの先導する１本の釘（以下、「先導釘」と
いう。）１０１がそれを通して排出され、案内路７の出
口開口部２に隣接して配置される。係合装置１１は、先
導釘１０１を排出チャンネル３を通して排出するため
に、排出チャンネル３内に配置される先導釘１０１に係
合する。保持バネ８は、片持ち梁状態の板バネであり、
マガジン９上に固定的に装着される第１近位端部と、第
１近位端部とは反対側となる自由状態の遠位端部とを有
する。この遠位端部は、排出チャンネル３内に配置され
る先導釘１０１の上流で案内路７内に配置される複数の
連続的に配置される釘１０２，１０３，…の総てを保持
するために、排出チャンネル３内に配置される先導釘１
０１の直ぐ上流に配置される複数の連続的に配置される
釘１０２，１０３，…のうちの１本の釘に係合する。磁
石４は、上記の係合装置１１による排出チャンネル３か
らの先導釘１０１の排出に備えて、先導釘１０１を排出
チャンネル３内に保持するために、先導釘１０１の付近
であってかつ案内路７の出口開口部２が配置される側と
は反対側の排出チャンネル３の一側の上部に配置され
る。
【００１７】上記のマガジン９に関連して、上記の係合
装置１１によって例えば空気作用で外方に打ち込むため
の排出チャンネル３内に横の出口開口部２を経て釘１０
１，１０２，１０３，…を１本ずつ図１の右方から移動
させる釘移送ユニット（図示せず）が設けられている。
上記の排出チャンネル３内に配置され、釘１０１，１０
２，１０３，…からなる釘の帯ないしコイルの形状等の
複数の連続的に配置される釘のうちの１本（例えば先導
する釘１０１）が排出チャンネル３から外に押し出され
打ち込まれるように準備されると、磁石４が、排出操作
の開始まで該釘１０１を保持する。磁石４は、排出され
るべき釘１０１の釘頭部１２１のレベルに位置し、釘の
頭部を磁着により保持する。この釘１０１の上流に配置
される釘１０２，１０３，…の釘頭部１２２，１２３，
…は、該釘打ち込み工具１から釘が連続的に排出される
に際して、その下流の釘頭部１２が占めていた位置と同
じ位置に移動する。磁石４は、排出チャンネル３に面す
る側部において、盲孔の形状の工具口金の開口６の底壁
によって形成される保護層５によって被われる。保護層
５は、１ｍｍのオーダーの厚さを有している。
装置１１によって例えば空気作用で外方に打ち込むため
の排出チャンネル３内に横の出口開口部２を経て釘１０
１，１０２，１０３，…を１本ずつ図１の右方から移動
させる釘移送ユニット（図示せず）が設けられている。
上記の排出チャンネル３内に配置され、釘１０１，１０
２，１０３，…からなる釘の帯ないしコイルの形状等の
複数の連続的に配置される釘のうちの１本（例えば先導
する釘１０１）が排出チャンネル３から外に押し出され
打ち込まれるように準備されると、磁石４が、排出操作
の開始まで該釘１０１を保持する。磁石４は、排出され
るべき釘１０１の釘頭部１２１のレベルに位置し、釘の
頭部を磁着により保持する。この釘１０１の上流に配置
される釘１０２，１０３，…の釘頭部１２２，１２３，
…は、該釘打ち込み工具１から釘が連続的に排出される
に際して、その下流の釘頭部１２が占めていた位置と同
じ位置に移動する。磁石４は、排出チャンネル３に面す
る側部において、盲孔の形状の工具口金の開口６の底壁
によって形成される保護層５によって被われる。保護層
５は、１ｍｍのオーダーの厚さを有している。
【００１８】更に、移送ユニット（図示せず）の押圧力
ないし駆動圧力を受ける最初の先導釘１０１だけが排出
チャンネル３に進入するのを許すような形状を有する保
持バネ８は、磁石４に加えて又は磁石４の代りに、釘帯
の上部に配置され釘帯の上部から作用するバネとして、
釘をマガジン９から出口開口部２内に導く案内路７の終
端付近に配置される。従って、保持バネ８は、磁石４に
組み合せて、又はそれ自体の双方で作用可能である。
ないし駆動圧力を受ける最初の先導釘１０１だけが排出
チャンネル３に進入するのを許すような形状を有する保
持バネ８は、磁石４に加えて又は磁石４の代りに、釘帯
の上部に配置され釘帯の上部から作用するバネとして、
釘をマガジン９から出口開口部２内に導く案内路７の終
端付近に配置される。従って、保持バネ８は、磁石４に
組み合せて、又はそれ自体の双方で作用可能である。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による釘打
ち込み工具においては、バネ（８）及び、又は磁石
（４）により、複数の連続的に配置される釘（１０１，
１０２，１０３，…）のうちの最終釘（例えば釘１０
３）が排出チャンネル（３）内へ不時に排出されるのを
夫々防止することができる。
ち込み工具においては、バネ（８）及び、又は磁石
（４）により、複数の連続的に配置される釘（１０１，
１０２，１０３，…）のうちの最終釘（例えば釘１０
３）が排出チャンネル（３）内へ不時に排出されるのを
夫々防止することができる。
【図１】本発明の一実施例である釘打ち込み工具のマガ
ジンから工具口金への移行領域における工具の構成と作
用とを説明する図である。
ジンから工具口金への移行領域における工具の構成と作
用とを説明する図である。
１ 釘打ち込み工具 ２ 出口開口部 ３ 排出チャンネル ４ 磁石 ５ 保護層 ６ 開口 ７ 案内路 ８ 保持バネ ９ マガジン １０ 釘 １１ 係合装置 １０１ 先導する釘 １２１ 先導する釘の頭部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルスト タッケ ドイツ連邦共和国 6238 バート フィル ベル グルーナー ベック 10 (72)発明者 ゲールハルト ハートマン ドイツ連邦共和国 6000 フランクフルト アム マイン 50 アルバート−アイン シュタイン−シュトラッセ ７ (56)参考文献 実開 昭64−9073（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−70976（ＪＰ，Ｕ)
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の連続的に配置される釘（１０１，
１０２，１０３，…）を収容するマガジン（９）を備
え、該マガジン（９）が該複数の連続的に配置される釘
（１０１，１０２，１０３，…）をそれに沿って移動さ
せる案内路（７）と、該複数の連続的に配置される釘
（１０１，１０２，１０３，…）を該案内路（７）から
それを通して連続的に搬送する出口開口部（２）とを有
し、更に、該案内路（７）の該出口開口部（２）を通っ
て搬送される該複数の連続的に配置される釘（１０１，
１０２，１０３，…）のうちの先導する１本の釘である
先導釘（１０１）がそれを通して排出され該案内路
（７）の該出口開口部（２）に隣接して配置される排出
チャンネル（３）と、該先導釘（１０１）を該排出チャ
ンネル（３）を通して排出するために該排出チャンネル
（３）内に配置される該先導釘（１０１）に係合する係
合装置（１１）と、前記マガジン（９）上に固定的に装
着されるその第１近位端部と、該排出チャンネル（３）
内に配置される該先導釘（１０１）の上流で前記案内路
（７）内に配置される該複数の連続的に配置される釘
（１０２，１０３，…）の総てを保持するために、該排
出チャンネル（３）内に配置される該先導釘（１０１）
の直ぐ上流に配置される該複数の連続的に配置される釘
（１０２，１０３，…）のうちの１本の釘に係合し、該
第１近位端部とは反対側となる自由状態の遠位端部と、
を有し該先頭釘（１０１）の上部に配置され該先頭釘
（１０１）の上部から作用する片持ち梁状態の板バネ
（８）と、を備えたことを特徴とする釘打ち込み工具。 - 【請求項２】 複数の連続的に配置される釘（１０１，
１０２，１０３，…）を収容するマガジン（９）を備
え、該マガジン（９）が該複数の連続的に配置される釘
（１０１，１０２，１０３，…）をそれに沿って移動さ
せる案内路（７）と、該複数の連続的に配置される釘
（１０１，１０２，１０３，…）を該案内路（７）から
それを通して連続的に搬送する出口開口部（２）とを有
し、更に、該案内路（７）の該出口開口部（２）を通っ
て搬送される該複数の連続的に配置される釘（１０１，
１０２，１０３，…）のうちの先導する１本の釘である
先導釘（１０１）がそれを通して排出され該案内路
（７）の該出口開口部（２）に隣接して配置される排出
チャンネル（３）と、該先導釘（１０１）を該排出チャ
ンネル（３）を通して排出するために該排出チャンネル
（３）内に配置される該先導釘（１０１）に係合する係
合装置（１１）と、前記マガジン（９）上に固定的に装
着されるその第１近位端部と、該排出チャンネル（３）
内に配置される該先導釘（１０１）の上流で前記案内路
（７）内に配置される該複数の連続的に配置される釘
（１０２，１０３，…）の総てを保持するために、該排
出チャンネル（３）内に配置される該先導釘（１０１）
の直ぐ上流に配置される該複数の連続的に配置される釘
（１０２，１０３，…）のうちの１本の釘に係合し、該
第１近位端部とは反対側となる自由状態の遠位端部と、
を有し該先頭釘（１０１）の上部に配置され該先頭釘
（１０１）の上部から作用する片持ち梁状態の板バネ
（８）と、該先導釘（１０１）に係合する前記係合装置
（１１）による該排出チャンネル（３）からの該先導釘
（１０１）の前記排出に備えて該先導釘（１０１）を該
排出チャンネル（３）内に保持するために、該先導釘
（１０１）の付近であってかつ該案内路（７）の該出口
開口部（２）が配置される側とは反対側の該排出チャン
ネル（３）の一側の上部に配置され該先導釘（１０１）
の頭部（１２１）を磁着して保持する磁石（４）と、を
備えたことを特徴とする釘打ち込み工具。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE9016493U DE9016493U1 (ja) | 1990-12-05 | 1990-12-05 | |
| DE9016493.8 | 1990-12-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05154775A JPH05154775A (ja) | 1993-06-22 |
| JPH0761617B2 true JPH0761617B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=6859985
Family Applications (1)
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