JPH0318147Y2 - - Google Patents

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JPH0318147Y2
JPH0318147Y2 JP1985099871U JP9987185U JPH0318147Y2 JP H0318147 Y2 JPH0318147 Y2 JP H0318147Y2 JP 1985099871 U JP1985099871 U JP 1985099871U JP 9987185 U JP9987185 U JP 9987185U JP H0318147 Y2 JPH0318147 Y2 JP H0318147Y2
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rubber magnet
staple
feed belt
magnet member
staples
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はホツチキスにおけるステープル供給
装置に関する。
(従来技術) 最近、ホツチキスにおけるステープル供給装置
として、複数のコの字形の成形済みステープルを
幅方向に連結してなる連結ステープル又は第5図
a,bに示すような真直状未成形ステープルを接
着剤によつてシート状、コイル状等に連結してな
る連結ステープルS1を被綴り材中に打込む打込
み部材(図示せず)に向けて移動可能に設けた送
りベルト7上に係合するように設け、上記送りベ
ルト7を移動させることにより連結ステープルS
1を送りベルト7の上面に摩擦係合させ、連結ス
テープルS1を送りベルト7とともに送る方式の
ものが提案されている。そして、該供給装置には
送りベルト7の下部にゴム製マグネツト8を配設
し、該ゴム製マグネツト8上を送りベルト7が摺
動する際、その磁力によつて上記連結ステープル
S1と送りベルト7との間の摩擦係合力を大にす
ることが試みられている。しかしながら、ゴム製
マグネツト8は送りベルト7が摺動する際、その
摺動面8aが摩耗して送りベルト7との間に隙間
が生じるためゴム製マグネツト8の磁気吸引力が
劣化する欠点があつた。このため、金属マグネツ
トの採用も考えられたが、金属マグネツトはコス
トが高いほか、加工しにくいという問題点があ
り、ゴム製マグネツトによる解決が望まれてい
た。
(考案の技術的課題) この考案は上記事情に鑑みて成立したものであ
つて、ゴム製マグネツトの摩耗を防止し、連結ス
テープルを円滑に送ることができるステープル送
り装置を提案することをその目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、この考案に係るホ
ツチキスにおけるステープル供給装置は、複数の
ステープルを幅方向に連結してシート状に形成し
た連結ステープルに対し摩擦係合して該連結ステ
ープルをホツチキスのステープル打込み部材に向
けて送る送りベルトと、該送りベルトの下部に配
設されたゴム製マグネツト部材と、該ゴム製マグ
ネツト部材と上記送りベルトとの間に介在される
離隔部材とを備えるとともに、該離隔部材を上記
ゴム製マグネツト部材に一体的に配設して上記ゴ
ム製マグネツト部材の上面と上記送りベルトの下
面との間隔を一定に保持させることを特徴とす
る。
(考案の作用、効果) 上述のように、この考案によれば、離隔部材を
上記ゴム製マグネツト部材に配設して上記ゴム製
マグネツト部材の上面と上記送りベルトの下面と
の間隔を一定に保持させることにより、送りベル
トの上面ではゴム製マグネツト部材の連結ステー
プルに対する磁力を損なうことなしにステープル
との摩擦力を大きくし、ステープルの送り力の低
下を防ぎ、また、送りベルトの下面ではゴム製マ
グネツト部材との摺動抵抗を小さくしてゴム製マ
グネツト部材の摩耗を防止することができるとい
う効果を得ることができる。
また、離隔部材をゴム製マグネツト部材に一体
的に配置することにより、組付け時において送り
ベルトとゴム製マグネツト間の寸法を一定に保持
し、これにより品質の安定をもたらすことができ
る。
なお、離隔部材がゴム製マグネツト部材の連結
ステープルに対する磁力を損なわないようにする
ためには、例えば離隔部材を磁性体から構成すれ
ばよく、非磁性体から構成するときでもゴム製マ
グネツト部材の表面が送りベルトに対して露出す
るように貫通孔を形成したり、スリツトを形成す
ればよく、また、離隔部材を送りベルト下面との
摺動抵抗が小となるように形成するためには、例
えば表面を滑らかに形成するか、送りベルトとの
接触面積が小さくなるように形成すればよい。
(実施例) 以下、図面によりこの考案の実施の一例につい
て説明する。
なお、この例においては真直状未成形ステープ
ルを接着剤によつて幅方向にシート状に連結して
なる連結ステープル(以下シート状ステープルと
いう)について説明するが、この考案はこれに限
定されるものではない。未成形ステープルをコイ
ル状に連結したものあるいは成形済みのステープ
ルを連結したものであつてもよい。
図において符号Aはホツチキスを示す。このホ
ツチキスAは、基台1上にマガジン2を揺動自在
に装着し、該マガジン2の後部にステープル供給
装置aを設けるとともに、マガジン2の前部には
ステープル成形・打込み装置bを設け、これらス
テープル供給装置a及び成形・打込み装置bを上
記基台1に設けたモータ等の駆動源(図示せず)
によつて駆動するものである。
ステープル供給装置aはマガジン2のカートリ
ツジ取付部上に着脱自在に設けられるステープル
カートリツジ3内のシート状ステープルSに対し
摩擦係合して該シート状ステープルSをステープ
ル成形・打込み装置bに向けて送る送りベルト4
と、該送りベルト4の下部に配設されたゴム製マ
グネツト部材5と、該ゴム製マグネツト部材5と
上記送りベルト4との間に介在されたり離隔部材
6とから構成されている。
カートリツジ3は第1図及び第2図に示すよう
に、上部開口からシート状ステープルSを多段に
積層収納できるステープル収納部3aの前部に案
内手段3bを、その下端に排出口3cを形成する
とともに、底部は両側のシート状ステープル支持
リブ(図示せず)の間を解放してなるものであ
る。
送りベルト4はマガジン2のカートリツジ取付
部の前後に設けられたプーリ10,10,10a
上に張設され、その上面部はカートリツジ3のス
テープル支持リブ間の中央開口部に配設されてい
る。プーリ14aは基台1の図示しない駆動源に
連係している。
マグネツト部材5はゴム製で、上記送りベルト
4の上面部の下部に配設され、最下段のシート状
ステープルSと送りベルト4との係合摩擦力をよ
り増大させるものである。ゴム製マグネツト部材
5の上面には離隔部材6が設けられ、これにより
ゴム製マグネツト部材5は該離隔部材6を介して
カートリツジ3内の最下段のシート状ステープル
Sに係合している。
離隔部材6は磁性体であるステンレス板をゴム
製マグネツト部材5上に固定してなり、ゴム製マ
グネツト部材5が直接送りベルト4に接触しない
ように送りベルト4とゴム製マグネツト部材5と
を離隔するものであるが、ゴム製マグネツト部材
5のシート状ステープルSに対する磁力を損なう
ことがなく、且つ送りベルト4下面との摺動抵抗
を小さくなるように、離隔部材6をゴム製マグネ
ツト部材5に一体的に配設してゴム製マグネツト
部材5の上面と上記送りベルト4の下面との間隔
を一定に保持させるように形成されている。
離隔部材6をゴム製マグネツト部材5のシート
状ステープルSに対する磁力を損なわないように
形成するためには、離隔部材6を非磁性金属部
材、合成樹脂部材等から構成することもできる
が、このときは第3図a,bに示すようにゴム製
マグネツト部材5の表面が送りベルト4に対して
露出するように離隔部材6の離隔部6aを突条状
に形成したり、貫通孔7を形成したり、スリツト
8を形成すればよく、また、離隔部材6を送りベ
ルト4の下面との摺動抵抗が小となるように形成
するためには、例えば表面を滑らかに形成する
か、同図aに示すもののように送りベルト4との
接触面積が小さくなるように形成すればよい。
上記カートリツジ3をマガジン2のカートリツ
ジ取付部に装着し、プーリ10aを駆動して送り
ベルト4を作動させると、最下段のシート状ステ
ープルSはゴム製マグネツト部材5に強く吸引さ
れて送りベルト4と強い係合摩擦力が生じ、送り
ベルト4の移動に従つて移動してカートリツジ3
の排出口3cから送り出され、ステープル成形・
打込み装置bに供給される。この場合、送りベル
ト4とゴム製マグネツト部材5との間には離隔部
材6が介在しているので、ゴム製マグネツト部材
5は摩耗することがない。
排出口3cから排出されたシート状ステープル
Sは成形・打込み装置bに供給される。そして、
まず適宜の駆動手段に連係するためホルダ11に
保持されたフオーミングプレート12とアンビル
15との間に移送され、第4図a,bに示すよう
に、該プレート12によつてコの字形に成形され
る。同時に、既に該フオーミングプレート12に
よつて成形済みの最前部のステープルSはドライ
バプレート13により押し下げられて綴り台1a
上の被綴り材14中に打込まれ、綴りが行なわれ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るホツチキスにおけるス
テープル供給装置を含むホツチキスの要部断面
図、第2図は上記供給装置の要部分解斜視図、第
3図a,bはゴム製マグネツト部材に対する離隔
部材の取付態様説明図、第4図a,bはステープ
ルの成形態様説明図、第5図a,bは従来のステ
ープル供給装置の説明図である。 符号A……ホツチキス、S……シート状ステー
プル、1……基台、2……マガジン、3……カー
トリツジ、4……送りベルト、5……ゴム製マグ
ネツト部材、6……離隔部材、10……プーリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のステープルを幅方向に連結してシート状
    に形成した連結ステープルに対し摩擦係合して該
    連結ステープルをホツチキスのステープル打込み
    部材に向けて送る送りベルトと、該送りベルトの
    下部に配設されたゴム製マグネツト部材と、該ゴ
    ム製マグネツト部材と上記送りベルトとの間に介
    在される離隔部材とを備えるとともに、該離隔部
    材を上記ゴム製マグネツト部材に一体的に配設し
    て上記ゴム製マグネツト部材の上面と上記送りベ
    ルトの下面との間隔を一定に保持させることを特
    徴とするホツチキスにおけるステープル供給装
    置。
JP1985099871U 1985-06-29 1985-06-29 Expired JPH0318147Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985099871U JPH0318147Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985099871U JPH0318147Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS628080U JPS628080U (ja) 1987-01-19
JPH0318147Y2 true JPH0318147Y2 (ja) 1991-04-17

Family

ID=30969152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985099871U Expired JPH0318147Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

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JP (1) JPH0318147Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5160584U (ja) * 1974-11-08 1976-05-13

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JPS628080U (ja) 1987-01-19

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