JPH0761579A - 搬送パレット及びその搬送装置 - Google Patents
搬送パレット及びその搬送装置Info
- Publication number
- JPH0761579A JPH0761579A JP5209131A JP20913193A JPH0761579A JP H0761579 A JPH0761579 A JP H0761579A JP 5209131 A JP5209131 A JP 5209131A JP 20913193 A JP20913193 A JP 20913193A JP H0761579 A JPH0761579 A JP H0761579A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- conveyance
- conveyance pallet
- stop
- static electricity
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- Granted
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Control Of Conveyors (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 搬送パレットの下面より静電気を除去して組
立中の電子機器等を静電気から保護し、搬送パレットの
上面のスペースを制約を受けずに有効に利用する。 【構成】 最初の状態では、一対の金属のストップロー
ラ９は、図３の位置より上昇して搬送パレットの金属の
ストッパ当り板４の前面に位置し、搬送パレットの搬送
をストップしている。次に、ストップローラ９を図３の
位置まで下降すると、搬送パレットは、ストップを解除
されて搬送可能な状態になる。搬送パレットが搬送中に
は、ストップローラ９は、搬送パレットの下面に貼付け
られた金属箔テープ３に接触し回転する。更に、搬送パ
レットの停止時においては、ストップローラ９は、搬送
方向の後側面の他の金属のストッパ当り板４と接触する
ので、搬送パレットに帯電している静電気を十分に除去
することができ、かつ、搬送パレット上面へは何も制約
をしない。
立中の電子機器等を静電気から保護し、搬送パレットの
上面のスペースを制約を受けずに有効に利用する。 【構成】 最初の状態では、一対の金属のストップロー
ラ９は、図３の位置より上昇して搬送パレットの金属の
ストッパ当り板４の前面に位置し、搬送パレットの搬送
をストップしている。次に、ストップローラ９を図３の
位置まで下降すると、搬送パレットは、ストップを解除
されて搬送可能な状態になる。搬送パレットが搬送中に
は、ストップローラ９は、搬送パレットの下面に貼付け
られた金属箔テープ３に接触し回転する。更に、搬送パ
レットの停止時においては、ストップローラ９は、搬送
方向の後側面の他の金属のストッパ当り板４と接触する
ので、搬送パレットに帯電している静電気を十分に除去
することができ、かつ、搬送パレット上面へは何も制約
をしない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、移送する際に製品を搭
載する搬送パレットとその搬送装置に関する。
載する搬送パレットとその搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】生産工程では製品を搬送パレットに搭載
して、それを順次次工程へ移送しながら作業を進める工
法が使用されている。図４が従来の搬送パレットを示す
ものであり、圧縮集成材からなる中心母材（以下「コ
ア」という。）８と表材６、裏材７、強化用プラスチッ
ク材５との積層貼付で構成され、搭載物の重量、外形及
び通電構造の有無等により多種多様の形が使用されてい
る。中でも電子機器組立に使用されるパレットにおいて
は、上面に導電性マットを貼付けたものが使用されてき
ているが、静電対策は例えば特開昭６３−２３０４６４
号と特開平２−６６０３５号公報に示されるように搬送
用のローラ又はベルトに導電性を与えて非帯電とする方
法が多く、又特開昭６２−１９６２１２号公報に示され
るようにパレット側面に当てるガイド部材に導電材とそ
の為の保持機構を採用している。
して、それを順次次工程へ移送しながら作業を進める工
法が使用されている。図４が従来の搬送パレットを示す
ものであり、圧縮集成材からなる中心母材（以下「コ
ア」という。）８と表材６、裏材７、強化用プラスチッ
ク材５との積層貼付で構成され、搭載物の重量、外形及
び通電構造の有無等により多種多様の形が使用されてい
る。中でも電子機器組立に使用されるパレットにおいて
は、上面に導電性マットを貼付けたものが使用されてき
ているが、静電対策は例えば特開昭６３−２３０４６４
号と特開平２−６６０３５号公報に示されるように搬送
用のローラ又はベルトに導電性を与えて非帯電とする方
法が多く、又特開昭６２−１９６２１２号公報に示され
るようにパレット側面に当てるガイド部材に導電材とそ
の為の保持機構を採用している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の搬送パ
レットにおいて、動力伝達手段であるチェーン、ベル
ト、コロ・ローラ等との滑りにより発生する静電気の除
去には、上述の導電性のベルト、ローラ又はガイド部材
と保持構造を採用しているが、ベルト等の強度や導電効
果に問題があり、又複雑な専用構造を要するという欠点
がある。
レットにおいて、動力伝達手段であるチェーン、ベル
ト、コロ・ローラ等との滑りにより発生する静電気の除
去には、上述の導電性のベルト、ローラ又はガイド部材
と保持構造を採用しているが、ベルト等の強度や導電効
果に問題があり、又複雑な専用構造を要するという欠点
がある。
【０００４】静電気を有効に除去する為には、上面の導
電性マットに接地された導電材を常に接触させる必要が
ある。しかし上面における接触は、搭載物の外形又は位
置等のズレを考慮しなくてはならず、搬送装置の接触構
造が複雑化するとともにパレット上面の使用が制約さ
れ、汎用性が低下するという欠点がある。
電性マットに接地された導電材を常に接触させる必要が
ある。しかし上面における接触は、搭載物の外形又は位
置等のズレを考慮しなくてはならず、搬送装置の接触構
造が複雑化するとともにパレット上面の使用が制約さ
れ、汎用性が低下するという欠点がある。
【０００５】そこで、本発明は、前記従来の技術の欠点
を改良し、搬送パレットの下面より静電気を除去して組
立中の電子機器等を静電気から保護し、搬送パレットの
上面のスペースを制約を受けずに有効に利用しようとす
るものである。
を改良し、搬送パレットの下面より静電気を除去して組
立中の電子機器等を静電気から保護し、搬送パレットの
上面のスペースを制約を受けずに有効に利用しようとす
るものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
決するため、次の手段を採用する。
【０００７】（１）搬送パレットの上面に一端が固定さ
れた金属箔テープを下面に回して更に上面に戻して他端
を固定し、最上面に導電性マットを取付ける搬送パレッ
ト。
れた金属箔テープを下面に回して更に上面に戻して他端
を固定し、最上面に導電性マットを取付ける搬送パレッ
ト。
【０００８】（２）前記（１）記載の搬送パレットの移
送路に、ストッパに設けられた上昇下降可能な導電性の
ストップローラを配置し、搬送パレットの金属箔テープ
と接地された導電性のストップローラとを接触させて静
電気を除去する搬送パレットの搬送装置。
送路に、ストッパに設けられた上昇下降可能な導電性の
ストップローラを配置し、搬送パレットの金属箔テープ
と接地された導電性のストップローラとを接触させて静
電気を除去する搬送パレットの搬送装置。
【０００９】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図１は、本発明の一実施例の搬送パレットの
概略の斜視図であり、図２にそのＡ−Ａ′線断面図を示
す。このパレットの構成においては、コア８の上下に表
材６、裏材７を配し、さらに上下を強化用プラスチック
材５ではさみ込んだ積層合板の上面に金属箔テープ３の
一端を貼付けた後、下面に回してさらに上面に戻して金
属箔テープ３の他端を貼付ける。続いて、導電性両面テ
ープ２を金属箔テープ３の上に直行する様に貼付け、最
後に最上面に導電性マット１を貼付け、搬送方向の前後
両側面に金属のストッパ当り板４を取付ける。
説明する。図１は、本発明の一実施例の搬送パレットの
概略の斜視図であり、図２にそのＡ−Ａ′線断面図を示
す。このパレットの構成においては、コア８の上下に表
材６、裏材７を配し、さらに上下を強化用プラスチック
材５ではさみ込んだ積層合板の上面に金属箔テープ３の
一端を貼付けた後、下面に回してさらに上面に戻して金
属箔テープ３の他端を貼付ける。続いて、導電性両面テ
ープ２を金属箔テープ３の上に直行する様に貼付け、最
後に最上面に導電性マット１を貼付け、搬送方向の前後
両側面に金属のストッパ当り板４を取付ける。
【００１０】図３は、本発明の一実施例の搬送パレット
の搬送装置の側面図である。一対の金属のストップロー
ラ９は、ストッパ１０にプランジャにより上昇下降でき
るように設けられている。一対の金属のストップローラ
９に接地線１１を接続して、搬送パレットの静電気を除
去する。搬送フレーム１２の両側には、搬送パレットの
下面の両側に接する搬送ローラ１３が設けられている。
の搬送装置の側面図である。一対の金属のストップロー
ラ９は、ストッパ１０にプランジャにより上昇下降でき
るように設けられている。一対の金属のストップローラ
９に接地線１１を接続して、搬送パレットの静電気を除
去する。搬送フレーム１２の両側には、搬送パレットの
下面の両側に接する搬送ローラ１３が設けられている。
【００１１】最初の状態では、一対の金属のストップロ
ーラ９は、図３の位置より上昇して搬送パレットの金属
のストッパ当り板４の前面に位置し、搬送パレットの搬
送をストップしている。次に、プランジャを自動又は手
動により操作して一対の金属のストップローラ９を図３
の位置まで下降すると、搬送パレットは、ストップを解
除されて搬送可能な状態になる。搬送パレットが搬送中
には、一対の金属のストップローラ９は、搬送パレット
の下面に貼付けられた金属箔テープ３に接触し回転す
る。更に、搬送パレットの停止時においては、一対の金
属のストップローラ９は、他の金属のストッパ当り板４
と接触するので、搬送パレットに帯電している静電気を
十分に除去することができ、かつ、搬送パレット上面へ
は何も制約をしないので、汎用性の優れた搬送装置であ
る。
ーラ９は、図３の位置より上昇して搬送パレットの金属
のストッパ当り板４の前面に位置し、搬送パレットの搬
送をストップしている。次に、プランジャを自動又は手
動により操作して一対の金属のストップローラ９を図３
の位置まで下降すると、搬送パレットは、ストップを解
除されて搬送可能な状態になる。搬送パレットが搬送中
には、一対の金属のストップローラ９は、搬送パレット
の下面に貼付けられた金属箔テープ３に接触し回転す
る。更に、搬送パレットの停止時においては、一対の金
属のストップローラ９は、他の金属のストッパ当り板４
と接触するので、搬送パレットに帯電している静電気を
十分に除去することができ、かつ、搬送パレット上面へ
は何も制約をしないので、汎用性の優れた搬送装置であ
る。
【００１２】
【発明の効果】以上のように構成される本発明によれ
ば、構成が簡単で部品点数が少なく、搬送パレットの下
面より静電気を除去して組立中の電子機器等を静電気か
ら保護することができ、搬送パレットの上面のスペース
を制約を受けずに有効に利用することができる。
ば、構成が簡単で部品点数が少なく、搬送パレットの下
面より静電気を除去して組立中の電子機器等を静電気か
ら保護することができ、搬送パレットの上面のスペース
を制約を受けずに有効に利用することができる。
【図１】本発明の一実施例の概略の斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ′線断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ′線断面図と搬送装置の一実施例
の断面図である。
の断面図である。
【図４】従来の搬送パレットの断面図である。
１ 導電性マット ２ 導電性両面テープ ３ 金属箔テープ ４ ストッパ当り板 ５ 強化用プラスチック材 ６ 表材 ７ 裏材 ８ 中心母板（コア） ９ ストップローラ １０ ストッパ １１ 接地線 １２ 搬送フレーム １３ 搬送ローラ
Claims (2)
- 【請求項１】 搬送パレットの上面に一端が固定された
金属箔テープを下面に回して更に上面に戻して他端を固
定し、最上面に導電性マットを取付けることを特徴とす
る搬送パレット。 - 【請求項２】 請求項１記載の搬送パレットの移送路
に、ストッパに設けられた上昇下降可能な導電性のスト
ップローラを配置し、搬送パレットの金属箔テープと接
地された導電性のストップローラとを接触させて静電気
を除去することを特徴とする搬送パレットの搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5209131A JP2611628B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 搬送パレットの搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5209131A JP2611628B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 搬送パレットの搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0761579A true JPH0761579A (ja) | 1995-03-07 |
| JP2611628B2 JP2611628B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=16567806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5209131A Expired - Lifetime JP2611628B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 搬送パレットの搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2611628B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005183573A (ja) * | 2003-12-18 | 2005-07-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品装着装置、電子部品装着方法および電子部品供給装置 |
| JP2014103054A (ja) * | 2012-11-22 | 2014-06-05 | Automotive Energy Supply Corp | 積層型二次電池の製造方法とそれに用いるパレットおよび吸着パッド |
| CN104210836A (zh) * | 2013-06-05 | 2014-12-17 | 中国石油天然气股份有限公司 | 自动化热喷涂用油管搬运装置 |
| CN105668168A (zh) * | 2016-03-28 | 2016-06-15 | 深圳市骄冠科技实业有限公司 | 一种具有射频读写功能的三维传输分拣车 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62132025U (ja) * | 1986-01-27 | 1987-08-20 |
-
1993
- 1993-08-24 JP JP5209131A patent/JP2611628B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62132025U (ja) * | 1986-01-27 | 1987-08-20 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005183573A (ja) * | 2003-12-18 | 2005-07-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品装着装置、電子部品装着方法および電子部品供給装置 |
| JP2014103054A (ja) * | 2012-11-22 | 2014-06-05 | Automotive Energy Supply Corp | 積層型二次電池の製造方法とそれに用いるパレットおよび吸着パッド |
| CN104210836A (zh) * | 2013-06-05 | 2014-12-17 | 中国石油天然气股份有限公司 | 自动化热喷涂用油管搬运装置 |
| CN105668168A (zh) * | 2016-03-28 | 2016-06-15 | 深圳市骄冠科技实业有限公司 | 一种具有射频读写功能的三维传输分拣车 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2611628B2 (ja) | 1997-05-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970107 |