JPH0761371A - 車両用ボンネットスティフナおよびその製造方法 - Google Patents
車両用ボンネットスティフナおよびその製造方法Info
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- JPH0761371A JPH0761371A JP5234294A JP23429493A JPH0761371A JP H0761371 A JPH0761371 A JP H0761371A JP 5234294 A JP5234294 A JP 5234294A JP 23429493 A JP23429493 A JP 23429493A JP H0761371 A JPH0761371 A JP H0761371A
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Abstract
ットスティフナを供する点にある。 【構成】 自動車用ボンネットスティフナ1は、外側主
骨部10と、斜主骨部11と、外側副骨部12と、内側主骨部
13と、第1連結部材14と、第2連結部材15と、第1枠部
材16と、第2枠部材17とよりなり、相互に略平行な左右
1対の外側主骨部10の一端に斜主骨部11の一端を隣接さ
せるとともに、該1対の外側主骨部10の他端間の略中央
に斜主骨部11の他端を配置して、該左右1対の外側主骨
部10,斜主骨部11で、自動車用ボンネットスティフナ1
の主要部が略M字形状に形成されている。
Description
ィフナおよびその製造方法、特に自動車用ボンネットス
ティフナおよびその製造方法に関するものである。
ットには、自重ならびに走行に伴なう上下振動や走行に
伴なう空気力を受けるため、これらのボンネット表面に
対する略直角方向の剛性や強度を高めかつ軽量化を図る
べく種々のボンネットスティフナーが、従来からあっ
た。
如きボンネットスティフナー01では、1枚の鋼板をプレ
ス加工で開口部02を打抜くとともに補強部03を形成して
いたが、開口部02の鋼板が無駄となるのみならず、広い
高価な鋼板を必要とし、かつ大型のプレス機や金型を必
要とするため、コストダウンが困難であった。特に車体
軽量化を図るために、アルミニウム材を用いた場合に
は、コストアップが避けられなかった。
のようにアルミニウム押出し型にスリット加工を施し、
これを両側方に広げるストレッチ加工を施したボンネッ
ト04では、ボンネット表面の直角方向に関する或る程度
の剛性は得られるものの、網目の節部の剛性が低く、か
つボンネット外周部が枠部材で補強されていないため、
捩れ剛性が低く、しかもボンネットの表面に沿った外力
に対しても強度、剛性が低い欠点があった。
このような欠点を除去したボンネットスティフナの改良
に係り、相互に略平行な左右1対の外側主骨部と、該外
側主骨部の一端に後記斜主骨部の一端が隣接するととも
に前記1対の外側主骨部の他端間の略中央に斜主骨部の
他端が位置した左右1対の斜主骨部とで、ボンネットス
ティフナの主要部が略M字形状に形成され、前記各外側
主骨部と斜主骨部との間に外側副骨部が配設され、該斜
主骨部と外側副骨部との接続位置を変えて前記両斜主骨
部間に内側副骨部が配設され、前記外側主骨部の一端お
よび斜主骨部の一端が第1枠部材の両端にそれぞれ一体
に結合され、前記1対の外側主骨部の他端に第2枠部材
の両端がそれぞれ一体に結合されるとともに、前記斜主
骨部の他端に該第2枠部材の中央部が一体に結合された
ことを特徴とするものである。
ため、前記1対の斜め主骨部と第1枠部材とで略3角形
状のラーメン構造となるとともに、前記外側主骨部と斜
主骨部と第2枠部材とで略3角形状のラーメン構造とな
るため、ボンネットスティフナに沿った外力に対する強
度、剛性が頗る高いのみならず、捩れ強度、剛性も高
い。
と斜主骨部との間に外側副骨部を配設し、前記両斜主骨
部間に内側副骨部を配設したため、ボンネットの中央部
分に斜主骨部、外側副骨部および内側副骨部を全面に亘
り略均等に配置して、該ボンネットの中央部分を略均一
に補強、補剛できる結果、ボンネット表面に対して直角
方向の力に対しても充分な抵抗力を与えることができ
る。
第2枠部材とでボンネットスティフナを構成できるた
め、部品点数を削減して大巾なコストダウンを図ること
ができる。
型材を加工して外側主骨部および斜主骨部を中空構造に
構成することができるので、軽量化を図るとともに、強
度、剛性を向上させることができる。
所定間隔を存して所定長さの複数のスリットを入れるス
リット形成行程と、該スリット形成行程を終えた押出し
型材の両側部を相互に引離す方向に力を加えることによ
り、相互に略水平な左右1対の外側主骨部と、該外側主
骨部の一端に斜主骨部の一端が隣接しかつ前記1対の外
側主骨部の他端間の略中央に斜主骨部の他端が位置した
左右1対の斜主骨部とで、スティフナ枠体の主要部を略
M字形状に形成するとともに、前記各外側主骨部と斜主
骨部との間に外側副骨部を配設し、かつ前記両斜主骨部
間に内側副骨部を配設するストレッチ加工工程と、前記
外側主骨部の一端および斜主骨部の一端に第1枠部材の
両端をそれぞれ結合するとともに、前記1対の外側主骨
部の他端に第2枠部材の両端をそれぞれ一体に結合し、
かつ前記斜主骨部の他端に該第2枠部材の中央部を結合
する枠部材結合工程とよりなることを特徴とするもの
で、このような製造方法により前記車両用ボンネットス
ティフナを頗る効率良く、容易に、低コストで大量生産
することができる。
一実施例について説明する。自動車用ボンネットスティ
フナ1は、外側主骨部10と、斜主骨部11と、外側副骨部
12と、内側主骨部13と、第1連結部材14と、第2連結部
材15と、第1枠部材16と、第2枠部材17とよりなってい
る。
10の一端に斜主骨部11の一端を隣接させるとともに、該
1対の外側主骨部10の他端間の略中央に斜主骨部11の他
端を配置して、該左右1対の外側主骨部10,斜主骨部11
で、自動車用ボンネットスティフナ1の主要部を略M字
形状に形成する。
間に外側副骨部12を配設し、該斜主骨部11と外側副骨部
12との接続位置12aを接続位置13aに変えて前記両斜主
骨部間11に内側副骨部13を配設する。
副骨部12および内側主骨部13を図1に図示するように形
成するには、図2(巾方向の間が狭くて線が不明瞭とな
るので、上下方向に指向した長手方向寸法に対して巾方
向寸法を141 %に拡大している)に図示するように、押
出し型材2の平面部3の所定位置に所定間隔を存して所
定長さのスリット6a,6b,6c,6d,6e,6f,6g,6h,6
i,6j を形成する。
向の力を加えるストレッチ加工を行えばよい。
スティフナ1の主要部において、前記外側主骨部10の一
端および斜主骨部11の一端とに1対の第1連結部材14を
それぞれ一体に結合するとともに、前記1対の斜主骨部
の他端に第2連結部材15を一体に結合する。
部材16の両端をそれぞれ一体に結合するとともに、前記
1対の外側主骨部10の他端に第2枠部材の両端をそれぞ
れ一体に結合し、かつ前記第2連結部材15に該第2枠部
材17の中央部を一体に結合することにより、自動車用ボ
ンネットスティフナ1を構成することができる。
するためのヒンジ7が第1連結部材14に一体に装着され
るとともに、ボンネットを係脱自在に係止する図示され
ない車体側ロック手段と係合するストライカ8が第2連
結部材15に一体に装着され、自動車用ボンネットスティ
フナ1にボンネット9が溶接または接着等で一体に取付
けられている。
ように構成されているので、ボンネット9に沿った外力
に対し自動車用ボンネットスティフナ1は充分大きな強
度、剛性を有する。
骨部10,斜主骨部11は、第1連結部材14,第2連結部材
15に一体に結合され、また比較的大きな断面形状を有す
る第1枠部材16,第2枠部材17が第1連結部材14,第2
連結部材15および外側主骨部10の他端に一体に結合され
ているので、自動車用ボンネットスティフナ1の捩れ強
度、剛性が頗る高い。
部材17とで囲まれた略3角形状部分には、外側副骨部12
が配設され、左右1対の斜主骨部11と第1枠部材16とで
囲まれた略3角形状部分には内側主骨部13が配設され、
ボンネット9がこれら斜主骨部11,外側副骨部12,内側
主骨部13とで略均等に補強、補剛され、ボンネット表面
に働く空気力や上下方向の自重、振動に対し、充分な抵
抗力を持し、不規則に著しくボンネットが変形すること
がない。
14,第2連結部材15と、第1連結部材14,第2連結部材
15と、第1枠部材16,第2枠部材17とで自動車用ボンネ
ットスティフナ1を構成できるため、部品点数が少な
く、また外側主骨部10,斜主骨部11,外側副骨部12,内
側主骨部13,第1枠部材16,第2枠部材17の端部のみを
結着するため、溶接または接着工数を節減でき、生産性
を上げて大巾なコストダウンを図ることができる。
主要部を、押出し型材2のスリット加工とストレッチ加
工とで構成できるため、低コストで大量生産することが
できる。
図4ないし図5に図示するような実施例でよく、図1な
いし図3に図示の実施例の各構成部分に対応する部分に
同一の符号が符されており、該実施例でも、図1ないし
図3の実施例と同様な作用効果を奏することができる。
実施例を図示した平面図である。
チ加工前の平面図である。
である。
る。
前の平面図である。
る。
図である。
3…平面部、4…管状部、5…リブ部、6…スリット、
7…ヒンジ、8…ストライカ、9…ボンネットパネル、
10…外側主骨部、11…斜主骨部、12…外側副骨部、13…
内側主骨部、14…第1連結部材、15…第2連結部材、16
…第1枠部材、17…第2枠部材。
Claims (2)
- 【請求項1】 相互に略平行な左右1対の外側主骨部
と、該外側主骨部の一端に後記斜主骨部の一端が隣接す
るとともに前記1対の外側主骨部の他端間の略中央に斜
主骨部の他端が位置した左右1対の斜主骨部とで、ボン
ネットスティフナの主要部が略M字形状に形成され、前
記各外側主骨部と斜主骨部との間に外側副骨部が配設さ
れ、該斜主骨部と外側副骨部との接続位置を変えて前記
両斜主骨部間に内側副骨部が配設され、前記外側主骨部
の一端および斜主骨部の一端が第1枠部材の両端にそれ
ぞれ一体に結合され、前記1対の外側主骨部の他端に第
2枠部材の両端がそれぞれ一体に結合されるとともに、
前記斜主骨部の他端に該第2枠部材の中央部が一体に結
合されたことを特徴とする車両用ボンネットスティフ
ナ。 - 【請求項2】 押出し型材の所定位置に所定間隔を存し
て所定長さの複数のスリットを入れるスリット形成行程
と、 該スリット形成行程を終えた押出し型材の両側部を相互
に引離す方向に力を加えることにより、相互に略水平な
左右1対の外側主骨部と、該外側主骨部の一端に斜主骨
部の一端が隣接しかつ前記1対の外側主骨部の他端間の
略中央に斜主骨部の他端が位置した左右1対の斜主骨部
とで、スティフナ枠体の主要部を略M字形状に形成する
とともに、前記各外側主骨部と斜主骨部との間に外側副
骨部を配設し、かつ前記両斜主骨部間に内側副骨部を配
設するストレッチ加工工程と、 前記外側主骨部の一端および斜主骨部の一端に第1枠部
材の両端をそれぞれ結合するとともに、前記1対の外側
主骨部の他端に第2枠部材の両端をそれぞれ一体に結合
し、かつ前記斜主骨部の他端に該第2枠部材の中央部を
結合する枠部材結合工程とよりなることを特徴とする車
両用ボンネットスティフナ製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5234294A JPH0761371A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 車両用ボンネットスティフナおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5234294A JPH0761371A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 車両用ボンネットスティフナおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0761371A true JPH0761371A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16968742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5234294A Pending JPH0761371A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 車両用ボンネットスティフナおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0761371A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017105292A (ja) * | 2015-12-09 | 2017-06-15 | Jfeスチール株式会社 | 軽量高剛性の自動車用鋼製フードパネル部品およびその製造方法 |
-
1993
- 1993-08-27 JP JP5234294A patent/JPH0761371A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017105292A (ja) * | 2015-12-09 | 2017-06-15 | Jfeスチール株式会社 | 軽量高剛性の自動車用鋼製フードパネル部品およびその製造方法 |
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