JPH076119Y2 - 差し込み継手用滑剤容器 - Google Patents

差し込み継手用滑剤容器

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Publication number
JPH076119Y2
JPH076119Y2 JP13529988U JP13529988U JPH076119Y2 JP H076119 Y2 JPH076119 Y2 JP H076119Y2 JP 13529988 U JP13529988 U JP 13529988U JP 13529988 U JP13529988 U JP 13529988U JP H076119 Y2 JPH076119 Y2 JP H076119Y2
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JP
Japan
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lubricant
container
steel pipe
brush
joint
Prior art date
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Application number
JP13529988U
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JPH0254987U (ja
Inventor
達夫 吉田
操 久保田
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Riken Corp
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Riken Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は差し込み継手に接合する際にステンレス鋼鋼管
(以下、単に“鋼管”と称する)端部に滑剤を塗布する
時に使用される滑剤の容器に関する。
(従来技術) 差し込み継手は第4図の半断面図、第5図の差し込み継
手に鋼管挿入前の状態を示す要部断面図、第6図の鋼管
を接合した状態を示す要部断面図に示すように、端部内
周面に円筒状のパッキン装着部34と、これに連なる傾斜
面37を有する抜止めリング装着部36が設けられ、パッキ
ン装着部34に装着されるパッキン32と、抜止めリング装
着部36に装着されるスプリングコイル状物を円輪状に成
形された抜止めリング33とを備えている。一方接続され
る鋼管20は外周面の所定の位置に環状溝21が形成されて
いる。
以上の構成からなる継手本体31に鋼管20を挿入すること
により、パッキン32が鋼管20の外周面に密着して保持す
ると共に密封される。更に抜止めリング33が鋼管の環状
溝21に嵌り込んで鋼管20の抜け出しを防止している。鋼
管20が抜け出ようとすると、抜止めリング33が傾斜面37
によって次第に押圧されて縮径し環状溝21への嵌り込み
量が増大していくことによって抜止め強度は益々強固に
なる。
このように差し込み継手は組付け部品もパッキンと抜止
めリングの2点のみと少なく、更に鋼管をただ継手に差
し込むだけで容易に接続することができ、且つ鋼管の抜
け出しが防止される等施工性に優れた利点がある。
しかしながら、この差し込み継手を用いて鋼管を接合す
る際に、鋼管の挿入がかたく容易でない或いはパッキン
を傷つけたり等の問題が発生することがある。この対応
策として、鋼管の挿入をスムースにして接合を容易と
し、また、パッキンを傷つけないために鋼管の端部に滑
剤を塗布する場合がある。従来の滑剤の塗布方法は筆や
刷毛でもって塗布する。又は、第3図に示すような滑剤
8(シリコンオイル等)が入った容器11の口部12に螺合
するキャップ13の裏側に筆や刷毛14が固着されており、
使用時、キャップ13をはずしキャップをもって筆や刷毛
で鋼管の端部に滑剤を塗布していた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、筆や刷毛で塗布する場合滑剤容器と別個
に筆や刷毛を用意しなければならず、その上、滑剤をそ
の都度筆や刷毛へ付着させねばならない煩わしさがあ
る。一方従来の滑剤容器は筆や刷毛が一体となっており
保管が容易で、使用都度に筆や刷毛へ滑剤を付着させる
必要がなく便利ではあるが、塗布過多や塗布ムラ等作業
性に問題があり、更に必要以上に筆や刷毛部にその上必
要のない軸部にも滑剤が付着するムダも多かった。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上述の筆や刷毛を用いて塗布する従来の問題
点を解決するためになされたもので、鋼管端部に適量の
滑剤を均一に塗布して滑剤のムダをくなした、且つ、作
業性を改善した容器を提供することを目的とする。
(実施例) 上記目的を達成するための本考案の構成を実施例の図面
に基づいて説明する。
第1図に示すように、差し込み継手用滑剤8を収容する
容器本体1の内側に、接続する鋼管20の外径より大きい
開口部6を有する内容器2が容器本体1の口部5に嵌合
装着され、該内容器2の底壁に容器本体1の滑剤8が内
容器2に浸透する通液孔3が穿設されており、その内容
器2内の底部に滑剤8が含浸されたスポンジ等の吸液材
4が収納されている。容器本体1内の適量の滑材8が常
時、通液孔3を経て吸液材のスポンジ4に含浸され内容
器2内に洩れ出ることはない。内容器2の開口部6は本
体1の口部5の外周部に螺合するキャップ7によって密
閉されている。
以上の構成からなる本考案の滑剤容器を用いて鋼管の端
部に塗布するときは、キャップ7をはずし、第2図に示
すように、容器本体1を横に保持し鋼管20を内容器の開
口部6より挿入し、端部を滑剤が含浸しているスポンジ
4に軽く押し込むように付きあてることにより、鋼管端
部に適量の滑剤が均一に付着して塗布することできる。
通液孔3の大きさ、数や吸液材のスポンジ等の種類、収
納量は使用される滑剤により適量の滑剤が常に含浸され
るよう適宜選定される。
(効果) このように、鋼管をただ滑剤容器に差し込むだけで鋼管
端部に適量の滑剤が均一に塗布されるので、作業性が向
上すると共に滑剤のムダもなくなった実用上の効果は大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図 本考案の滑剤容器の断面図 第2図 本考案の滑剤容器の使用状態を示す説明図 第3図 従来の滑剤容器の断面図 第4図 差し込み継手の半断面図 第5図 差し込み継手に鋼管の挿入前の状態を示す要部
断面図 第6図 差し込み継手に鋼管を接合した状態を示す要部
断面図 1:容器本体、2:内容器 3:通液孔、4:吸液材(スポンジ) 5:口部、6:開口部 7:キャップ、8:滑剤 11:容器、13:キャップ 14:筆、20:鋼管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】差し込み継手用の滑剤を収容する容器本体
    (1)内に、開口部(6)を有する内容器(2)が容器
    本体の口部(5)に嵌合装着され、該内容器(2)の底
    壁に容器本体(1)の滑剤(8)が内容器(2)に浸透
    する通液孔(3)が穿設されており、その内容器(2)
    内の底部に滑剤(8)が含浸されるスポンジ等の吸液材
    (4)が収納されていることを特徴とする差し込み継手
    用滑剤容器。
JP13529988U 1988-10-17 1988-10-17 差し込み継手用滑剤容器 Expired - Lifetime JPH076119Y2 (ja)

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JP13529988U JPH076119Y2 (ja) 1988-10-17 1988-10-17 差し込み継手用滑剤容器

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JP13529988U JPH076119Y2 (ja) 1988-10-17 1988-10-17 差し込み継手用滑剤容器

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Publication Number Publication Date
JPH0254987U JPH0254987U (ja) 1990-04-20
JPH076119Y2 true JPH076119Y2 (ja) 1995-02-15

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