JPH0760772B2 - 3相静止誘導電器 - Google Patents

3相静止誘導電器

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JPH0760772B2
JPH0760772B2 JP57172872A JP17287282A JPH0760772B2 JP H0760772 B2 JPH0760772 B2 JP H0760772B2 JP 57172872 A JP57172872 A JP 57172872A JP 17287282 A JP17287282 A JP 17287282A JP H0760772 B2 JPH0760772 B2 JP H0760772B2
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JP
Japan
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magnetic shield
iron core
phase
shield plate
static induction
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JP57172872A
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良夫 浜館
達 斉藤
芳彰 乾
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/34Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
    • H01F27/36Electric or magnetic shields or screens
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01F27/36Electric or magnetic shields or screens
    • H01F27/366Electric or magnetic shields or screens made of ferromagnetic material

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は3相静止誘導電器に係り、特に3相の鉄心脚、
これらの鉄心脚に巻装された巻線を有し、巻線の上下に
は対向する磁気シールド板が配置されている3相静止誘
導電器に関するものである。
〔従来技術〕
近年、3相静止誘導電器例えば3相変圧器はますます大
容量化される傾向にあり、それに伴い内側巻線および外
側巻線と共通に鎖交しない磁束すなわち漏れ磁束も増大
している。このため漏れ磁束に起因する漂遊損の増加と
構造材に誘起される局部的な温度上昇とは、3相変圧器
の性能および耐用性などに悪影響をおよぼすのでできる
限り小さくする努力がなされている。
3相変圧器の鉄心締付金具への漏れ磁束低減もその一例
であり、それを次に説明する。第1図には3相変圧器
(1相分)の従来例が示されているが、3相変圧器は鉄
心脚1、鉄心脚1の上下に配置された鉄心継鉄2,3、こ
の鉄心継鉄2,3を締付けると共に、鉄心脚1に同軸状に
巻回された巻線4すなわち内側巻線4a,外側巻線4bを強
固に押圧固定している鉄心締付金具5,6等から構成され
ている。そして図中に実線の矢印で示されているような
多量の漏れ磁束を吸引し、鉄心締付金具5,6および各部
構造材の損失を低減させるため高透磁率の磁気シールド
板7,8が鉄心締付金具5,6の巻線4側近傍に他相にわたつ
て配置されている。
このように構成された3相変圧器で磁気シールド板7,8
で吸引される漏れ磁束量は縦軸に漏れ磁束量をとり、横
軸に各相にわたつて配置された磁気シールド板をとつて
磁気シールド板に流れる漏れ磁束量を示した第2図に示
されているように、相間部付近でピーク値を有する分布
となつている。このような分布となるのは第3図に示さ
れているように例えばw相巻線の電流が零となるw=0
の瞬時での漏れ磁束は、図中に実線の矢印で示されてい
るようにu相からv相へ流れ、v=0の瞬時では同じく
図中実線の矢印表示のようにu相からw相へ流れ、また
u=0の瞬時においては同じく図中実線の矢印表示のよ
うにv相からw相へ流れ、最終的には3相変圧器特有の
分布となるからである。そしてこれら各相からの漏れ磁
束φuvが120度の位相差をもちベクトル的にバ
ランスするので、漏れ磁束の多くが磁気シールド板7中
を流れるようになつて、鉄心締付金具や他の各部構造材
の損失低減や局部温度上昇の低減が可能となる。なお、
同図において1a〜1cは3相の鉄心脚で、1a,1cは左右の
鉄心脚、1bは中央鉄心脚である。
ところでこのような磁気シールド板7は3相変圧器の大
容量化と共に大形化し、一体物で作るのは作業性の面で
非常に困難である。そこで第4図に示されているように
磁気シールド板7を図中にハツチングして示されている
相間部付近で僅かの間隙をもつて分割し、巻線高さの不
揃いに対処することも考案されているが、これでは上述
の第3図に示されているような他相への漏れ磁束の流れ
がしや断され、3相変圧器特有の分布および巻線からの
漏れ磁束の吸引効果を十分に発揮できない欠点があつ
た。
〔発明の目的〕
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、その目的
とするところは、製作が容易で漏れ磁束の吸引効果を保
持した磁気シールド板を有する3相静止誘導電器を提供
するにある。
〔発明の概要〕
すなわち本発明は、巻線に対向するように配置されてい
る磁気シールド板を、中央鉄心脚および左右の鉄心脚に
跨った2層の磁気シールド板に形成するとともに、その
一層側の磁気シールド板は、左右の鉄心脚の相中心部で
分割され、かつ分割部には間隙が介在されて配置された
3枚の磁気シールド板から構成され、また他層側の磁気
シールド板は、中央鉄心脚の相中心部分で分割され、か
つ分割部には間隙が介在されて配置された2枚の磁気シ
ールド板から構成されるようになし所期の目的を達成す
るようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。第
5図および第6図には本発明の一実施例が示されてい
る。なお従来と同じ部品には同じ符号を付したので説明
は省略する。本実施例では磁気シールド板9は、中央鉄
心脚1bおよび左右の鉄心脚1a、1cに跨った2層の磁気シ
ールド板に形成される。すなわち磁気シールド板単位1
0,11から形成されるのである。そして、一層側の磁気シ
ールド板単位10は、左右の鉄心脚1a、1cの相中心部で分
割された3枚の磁気シールド板10a、10b、10cとなる。
またこの3枚の磁気シールド板はその分割部に間隙gが
介在され、配置される。
一方、他層側の磁気シールド板単位11は、中央鉄心側1b
の相中心部分で分割され、かつ分割部には間隙gが介在
されて配置された2枚の磁気シールド板から構成され
る。
このようにすることにより磁気シールド板9を従来のよ
うに一体物で作らなくても漏れ磁束の吸引効果が保持で
きるようになつて、製作が容易で漏れ磁束の吸引効果を
保持した磁気シールド板9を有する3相静止誘導電器を
得ることができる。
すなわち磁気シールド板9は第1,第2の磁気シールド板
単位10,11を共に分割して製作するようにしたので、従
来のように一体物で作る要がなく短尺物で作ることがで
きるようになり、製作を容易にすることができる。そし
て分割して間隙gを設けたのは各u,v,w相の中心の漏れ
磁束量の少ない所で、かつu相の中心の間隙gは第1の
磁気シールド板単位10に、v相のそれは第2の磁気シー
ルド板単位11に、w相のそれは第1の磁気シールド板単
位10にと交互に設けたので、漏れ磁束は他に漏れること
なく磁気シールド板単位10,11を流れるようになつて、
漏れ磁束の吸引効果を保持することができる。
第7図および第8図には本発明の他の実施例が示されて
いる。本実施例では相中心に分割した第1,第2の磁気シ
ールド板単位10,11を鉄心脚1に対して直角に配置し
た。この場合にも前述の場合と同様な作用効果を奏する
ことができる。
〔発明の効果〕 以上説明してきたように本発明は、磁気シールド板を、
中央鉄心脚および左右の鉄心脚に跨った2層の磁気シー
ルド板に形成するとともに、その一層側の磁気シールド
板は、左右の鉄心脚の相中心部で分割され、かつ分割部
には間隙が介在されて配置された3枚の磁気シールド板
から構成され、また他層側の磁気シールド板は、中央鉄
心脚の相中心部分で分割され、かつ分割部には間隙が介
在されて配置された2枚の磁気シールド板から構成する
ようにしたので、シールド板自体は小さなものとなり、
その製作または取扱は容易であり、またこの小さなシー
ルド板であっても洩れ磁束の吸引効果は大型の磁気シー
ルド板と何ら変わることなく、したがって製作が容易
で、かつ洩れ磁束の吸引効果の良好なこの種3相静止誘
導電器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の3相静止誘導電器の縦断面図、第2図は
3相静止誘導電器の各相にわたつて配置された磁気シー
ルド板と漏れ磁束量との関係を示す特性図、第3図
(イ)、(ロ)、(ハ)は3相静止誘導電器の各相にわ
たつて配置された磁気シールド板を流れる漏れ磁束の状
態を示すもので、(イ)はw=0の場合、(ロ)はv=
0の場合、(ハ)はu=0の場合の説明図、第4図は従
来の3相静止誘導電器の他の例の上部正面図、第5図は
本発明の3相静止誘導電器の一実施例の斜視図、第6図
は同じく一実施例の上部正面図、第7図は本発明の3相
静止誘導電器の他の実施例を示す斜視図、第8図は同じ
く他の実施例の上部から見た平面図である。 1(1a,1b,1c)……鉄心脚、4……巻線、9,9a……磁気
シールド板、10……第1の磁気シールド板単位、10a,10
b,10c……磁気シールド板、11……第2の磁気シールド
板単位、11a,11b……磁気シールド板、。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−46528(JP,A) 実開 昭52−140022(JP,U) 実開 昭57−44517(JP,U) 特公 昭55−2885(JP,B2) 実公 昭54−17768(JP,Y2)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央鉄心脚および左右の鉄心脚を有する3
    相鉄心と、該鉄心の中央鉄心脚および左右の鉄心脚に巻
    装された巻線と、該巻線の上下に、これら巻線に対向す
    るように配置されている高透磁率の磁気シールド板とを
    備えている3相静止誘導電器において、 前記磁気シールド板を、中央鉄心脚および左右の鉄心脚
    に跨った2層の磁気シールド板に形成するとともに、 その一層側の磁気シールド板は、前記左右の鉄心脚の相
    中心部で分割され、かつ分割部には間隙が介在されて配
    置された3枚の磁気シールド板から構成され、かつ 他層側の磁気シールド板は、前記中央鉄心脚の相中心部
    分で分割され、かつ分割部には間隙が介在されて配置さ
    れた2枚の磁気シールド板から構成されていることを特
    徴とする3相静止誘導電器。
  2. 【請求項2】前記磁気シールド板が鉄心脚に対して直角
    に配置されたものである特許請求の範囲第1項記載の3
    相静止誘導電器。
  3. 【請求項3】前記磁気シールド板が鉄心脚に対して平行
    に配置されたものである特許請求の範囲第1項記載の3
    相静止誘導電器。
JP57172872A 1982-09-30 1982-09-30 3相静止誘導電器 Expired - Lifetime JPH0760772B2 (ja)

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JPS5961911A JPS5961911A (ja) 1984-04-09
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JPS52140022U (ja) * 1976-04-19 1977-10-24
JPS5432535Y2 (ja) * 1978-01-06 1979-10-09
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JPS5744517U (ja) * 1980-08-26 1982-03-11

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