JPS6320810A - 変圧器鉄心 - Google Patents
変圧器鉄心Info
- Publication number
- JPS6320810A JPS6320810A JP16461686A JP16461686A JPS6320810A JP S6320810 A JPS6320810 A JP S6320810A JP 16461686 A JP16461686 A JP 16461686A JP 16461686 A JP16461686 A JP 16461686A JP S6320810 A JPS6320810 A JP S6320810A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon steel
- insulating varnish
- vicinity
- steel plate
- coated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 10
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 30
- 239000002966 varnish Substances 0.000 claims abstract description 26
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 claims description 6
- 150000003376 silicon Chemical class 0.000 claims description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 12
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 7
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、所定形状に切断したけい素鋼板を積層して成
る変圧器鉄心に関する。
る変圧器鉄心に関する。
一般に、変圧器は容量の増加と小形軽量化に伴い、巻線
の漏れ磁束密度は大きくなり、鉄心等に生ずる渦電流損
も大きくなるため、局部温度上昇が過大になる危険性が
ある。
の漏れ磁束密度は大きくなり、鉄心等に生ずる渦電流損
も大きくなるため、局部温度上昇が過大になる危険性が
ある。
例えば、第2図に示すように変圧器鉄心1に同心状に低
圧巻線2および高圧巻線3を巻回した二巻線形変圧器に
おいては、漏れ磁束4が発生し。
圧巻線2および高圧巻線3を巻回した二巻線形変圧器に
おいては、漏れ磁束4が発生し。
これによって鉄心の表層部に第3図の如く渦電流5が生
ずる。この渦電流密度は巻線上下端部で最大となり、主
脚と継鉄の接合部でもかなりの大きさとなる。
ずる。この渦電流密度は巻線上下端部で最大となり、主
脚と継鉄の接合部でもかなりの大きさとなる。
一方、変圧器のコンパクト化を図るためには、その中核
となる変圧器鉄心の1占積率を向上させるのが最適であ
り、最近ではけい素鋼板の所定形状への切断後に実施し
ていた絶縁フェスの焼付けが省略させるようになってい
た。
となる変圧器鉄心の1占積率を向上させるのが最適であ
り、最近ではけい素鋼板の所定形状への切断後に実施し
ていた絶縁フェスの焼付けが省略させるようになってい
た。
従来の変圧器鉄心は上述の如き構成であったため、神鉄
作業時にけい素鋼板表面の絶縁皮膜が、切断時に形成さ
れた鋭角な角部で損傷されたりすると、これによって接
合部に不完全接触部が形成されてしまう、このような不
完全接触部が形成されると、第4図に示すように主脚6
と継鉄7側に分かれて流れていた?FI4?1i流5は
、第5〜7図に示すように主脚6と継鉄7の接合部で局
部加熱を生ずる危険があった。
作業時にけい素鋼板表面の絶縁皮膜が、切断時に形成さ
れた鋭角な角部で損傷されたりすると、これによって接
合部に不完全接触部が形成されてしまう、このような不
完全接触部が形成されると、第4図に示すように主脚6
と継鉄7側に分かれて流れていた?FI4?1i流5は
、第5〜7図に示すように主脚6と継鉄7の接合部で局
部加熱を生ずる危険があった。
本発明の目的は、接合部における渦電流による局部加熱
を防止した変圧器鉄心を提供するにある。
を防止した変圧器鉄心を提供するにある。
本発明は上記目的を達成するために1表層部の主脚と継
鉄の接合部を形成する切断端面とその近傍にのみ、絶縁
ワニスを塗布したことを特徴とする。
鉄の接合部を形成する切断端面とその近傍にのみ、絶縁
ワニスを塗布したことを特徴とする。
本発明の変圧器鉄心は上述の如く構成したため。
巻線からの漏れ磁束によって生ずる渦電流が、絶縁ワニ
スによって隣接層へ移動するのを防止し、従って不完全
接触による接合部での局部加熱を防止することができる
。
スによって隣接層へ移動するのを防止し、従って不完全
接触による接合部での局部加熱を防止することができる
。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は単相三脚鉄心を示しており、鉄心主脚1は冷却
ダクト8を挟んでけい素鋼板6D、6Eから構成されて
おり、その外周に巻線2,3を備えている0巻線2,3
からの漏れ磁束による渦電流は、鉄心表層部、すなわち
表面から10〜40Iの主脚1を構成するけい素鋼板6
D、6Eに生じ、この渦電流が継鉄を構成するけい素鋼
板7F〜7Jに流れるパスとしては、第5〜7図に示す
場合がある。そこで、主脚1を構成するけい素鋼板6D
は、所定形状に切断した後、絶縁ワニスを焼付けせず、
同図に示すように両端の斜め切断面およびその近傍に絶
縁ワニス12を塗布している。
ダクト8を挟んでけい素鋼板6D、6Eから構成されて
おり、その外周に巻線2,3を備えている0巻線2,3
からの漏れ磁束による渦電流は、鉄心表層部、すなわち
表面から10〜40Iの主脚1を構成するけい素鋼板6
D、6Eに生じ、この渦電流が継鉄を構成するけい素鋼
板7F〜7Jに流れるパスとしては、第5〜7図に示す
場合がある。そこで、主脚1を構成するけい素鋼板6D
は、所定形状に切断した後、絶縁ワニスを焼付けせず、
同図に示すように両端の斜め切断面およびその近傍に絶
縁ワニス12を塗布している。
斜め切断面の近傍は、端面から数m程度の幅をも1つけ
い素鋼板6Dの端部の表面および裏面としている。
い素鋼板6Dの端部の表面および裏面としている。
一方、継鉄を構成するけい素鋼板7F、7Hは。
けい素鋼板6Dと突合せ配置される側の斜め切断面およ
びその近傍に、同様の幅で絶縁ワニス12を塗布してい
る。またけい素鋼板6Eと、これに突合せ配置されるけ
い素鋼板7G、7Jの斜め切断面とその近傍も同様に絶
縁ワニス12を塗布している。しかし、側脚11とそれ
に隣接する継鉄を構成するけい素鋼板7F〜7Jとの間
に形成する接合部については絶縁ワニスを塗布する必要
がなく、主脚1と、それに隣接する継鉄との間に形成さ
れる接合部に絶縁ワニス12を施せば良い。
びその近傍に、同様の幅で絶縁ワニス12を塗布してい
る。またけい素鋼板6Eと、これに突合せ配置されるけ
い素鋼板7G、7Jの斜め切断面とその近傍も同様に絶
縁ワニス12を塗布している。しかし、側脚11とそれ
に隣接する継鉄を構成するけい素鋼板7F〜7Jとの間
に形成する接合部については絶縁ワニスを塗布する必要
がなく、主脚1と、それに隣接する継鉄との間に形成さ
れる接合部に絶縁ワニス12を施せば良い。
尚、本実施例で絶縁ワニス12を施す部分は、切断面と
その近傍とし、その近傍とは端面から数m程度としたが
、主脚1と継鉄との接合部におけるけい素鋼板のラップ
寸法とすれば、隣接するけい素鋼板にも絶縁ワニスが追
加されるので、更に信頼性が向上する。
その近傍とし、その近傍とは端面から数m程度としたが
、主脚1と継鉄との接合部におけるけい素鋼板のラップ
寸法とすれば、隣接するけい素鋼板にも絶縁ワニスが追
加されるので、更に信頼性が向上する。
第8図は本発明の他の実施例を示し、王相三膚鉄心に適
用したもので、主脚6A、6Bと、継鉄7A、7Bとの
接合部において、先の実施例と同様に切断面とその近傍
に絶縁ワニス12を施している。
用したもので、主脚6A、6Bと、継鉄7A、7Bとの
接合部において、先の実施例と同様に切断面とその近傍
に絶縁ワニス12を施している。
第9図は更に他の実施例で三相5脚鉄心の場合を示して
いる。この場合もスリット13を有する主脚6Cと、継
鉄7C〜7Eの接合部において、各けい素鋼板の切断面
とその近傍ワニス12を塗布している。
いる。この場合もスリット13を有する主脚6Cと、継
鉄7C〜7Eの接合部において、各けい素鋼板の切断面
とその近傍ワニス12を塗布している。
上述したように主脚と継鉄との接合部におけるけい素鋼
板の切断面とその近傍に絶縁ワニスを塗布する方式採用
することによって、従来のようなけい素鋼板への絶縁ワ
ニス焼付けが省略でき、鉄心の占積率向上により大幅な
小形化が可能である。
板の切断面とその近傍に絶縁ワニスを塗布する方式採用
することによって、従来のようなけい素鋼板への絶縁ワ
ニス焼付けが省略でき、鉄心の占積率向上により大幅な
小形化が可能である。
しかも本発明を実施しない場合、巻線の漏れ磁束密度を
設計上低減させる必要がある。そのためには巻線が分割
したり、鉄機械に変えることになるが、前者の場合は巻
線工数が多く銅が増加するため非常に原価高となり、ま
た後者の場合は輸送重量が増加してしまう。
設計上低減させる必要がある。そのためには巻線が分割
したり、鉄機械に変えることになるが、前者の場合は巻
線工数が多く銅が増加するため非常に原価高となり、ま
た後者の場合は輸送重量が増加してしまう。
以上説明したように本発明は、所定の形状に切、断した
後、絶縁ワニスを焼付しないけい素鋼板を用い、鉄心の
表層部を形成する主脚と継鉄によって形成する接合部の
けい素鋼板の切断面とその近傍に絶縁ワニスを塗布した
ため、主脚から継鉄への渦電流の移行を防止することが
でき、同接合部での局部過熱を除くことができる。
後、絶縁ワニスを焼付しないけい素鋼板を用い、鉄心の
表層部を形成する主脚と継鉄によって形成する接合部の
けい素鋼板の切断面とその近傍に絶縁ワニスを塗布した
ため、主脚から継鉄への渦電流の移行を防止することが
でき、同接合部での局部過熱を除くことができる。
第1図は本発明の一実施例による変圧器鉄心のけい素鋼
板接合図、第2図は巻線による漏れ磁束を説明する変圧
器の断面図、第3図は渦電流分布を示す鉄心表層部の平
面図、第4図、第5図、第6図、第7図は接合部におけ
る渦電流分布を示す平面図、第8図および第9図は本発
明のそれぞれ異なる他の実施例による変圧器鉄心のけい
素鋼板接合図である。 1・・・主脚、5・・・渦電流、6A〜6E・・・けい
素鋼板。 7.7′・・・継鉄、7A〜7J・・・けい素鋼板、1
2・・・絶縁ワニス。
板接合図、第2図は巻線による漏れ磁束を説明する変圧
器の断面図、第3図は渦電流分布を示す鉄心表層部の平
面図、第4図、第5図、第6図、第7図は接合部におけ
る渦電流分布を示す平面図、第8図および第9図は本発
明のそれぞれ異なる他の実施例による変圧器鉄心のけい
素鋼板接合図である。 1・・・主脚、5・・・渦電流、6A〜6E・・・けい
素鋼板。 7.7′・・・継鉄、7A〜7J・・・けい素鋼板、1
2・・・絶縁ワニス。
Claims (1)
- 1、所定形状に切断後、絶縁ワニスを焼付けしていない
けい素鋼板を積層した主脚と継鉄とを有し、上記主脚と
上記継鉄とは、切断面を持つ端部によつて接合部を形成
して成る変圧器鉄心において、上記接合部で表層部を成
す上記主脚と上記継鉄のけい素鋼板の切断面とその近傍
に、絶縁ワニスを塗布したことを特徴とする変圧器鉄心
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16461686A JPS6320810A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 変圧器鉄心 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16461686A JPS6320810A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 変圧器鉄心 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6320810A true JPS6320810A (ja) | 1988-01-28 |
Family
ID=15796577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16461686A Pending JPS6320810A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 変圧器鉄心 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6320810A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0716433A1 (en) * | 1994-12-06 | 1996-06-12 | AT&T Corp. | High Q integrated inductor |
WO2010143710A1 (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-16 | タカオカ化成工業 株式会社 | 額縁形鉄心及びその組み立て方法 |
WO2011062018A1 (ja) * | 2009-11-20 | 2011-05-26 | 三菱電機株式会社 | 変圧器 |
JP2013080856A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-02 | Hitachi Ltd | 静止誘導電器用積層鉄心 |
JP5312678B2 (ja) * | 2010-03-09 | 2013-10-09 | 三菱電機株式会社 | 静止器 |
US9024714B2 (en) | 2010-03-09 | 2015-05-05 | Mitsubishi Electric Corporation | Static apparatus |
-
1986
- 1986-07-15 JP JP16461686A patent/JPS6320810A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0716433A1 (en) * | 1994-12-06 | 1996-06-12 | AT&T Corp. | High Q integrated inductor |
WO2010143710A1 (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-16 | タカオカ化成工業 株式会社 | 額縁形鉄心及びその組み立て方法 |
JP2010287756A (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Takaoka Kasei Kogyo Kk | 額縁形鉄心及びその組み立て方法 |
WO2011062018A1 (ja) * | 2009-11-20 | 2011-05-26 | 三菱電機株式会社 | 変圧器 |
JP4843749B2 (ja) * | 2009-11-20 | 2011-12-21 | 三菱電機株式会社 | 変圧器 |
US8872614B2 (en) | 2009-11-20 | 2014-10-28 | Mitsubishi Electric Corporation | Transformer |
JP5312678B2 (ja) * | 2010-03-09 | 2013-10-09 | 三菱電機株式会社 | 静止器 |
US9024714B2 (en) | 2010-03-09 | 2015-05-05 | Mitsubishi Electric Corporation | Static apparatus |
JP2013080856A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-02 | Hitachi Ltd | 静止誘導電器用積層鉄心 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3183461A (en) | Magnetic core structure with cooling passages therein | |
US20170221629A1 (en) | Transformer having a stacked core | |
US2702936A (en) | Method of making magnetic cores | |
US2367927A (en) | Three-phase transformer core | |
JPS60154604A (ja) | 変圧器 | |
JPS6320810A (ja) | 変圧器鉄心 | |
US4012706A (en) | Sheet-wound transformer coils | |
US2465798A (en) | Magnetic core | |
JPS6238845B2 (ja) | ||
US2558110A (en) | Three-phase transformer core | |
US5146198A (en) | Segmented core inductor | |
JPH09232164A (ja) | 三角配置三脚鉄心形三相変圧器 | |
US2407625A (en) | Magnetic core | |
US2408212A (en) | Electrical induction apparatus | |
JPS6320811A (ja) | 変圧器鉄心 | |
JPH0145204B2 (ja) | ||
JPS6339952Y2 (ja) | ||
US2550127A (en) | Wound core for electrical induction apparatus | |
JPS584912A (ja) | 電磁誘導装置 | |
US3201733A (en) | Magnetic core structures | |
JPS61224305A (ja) | ギヤツプ付鉄心形リアクトル | |
JPS5939012A (ja) | 静止誘導電器の鉄心 | |
JPH01259514A (ja) | ギヤツプ付鉄心形リアクトル | |
JPS5958810A (ja) | 高周波リ−ケ−ジトランス | |
SU1511776A1 (ru) | Шихтованный магнитопровод трансформатора |