JPH0760566A - ワークをチャック内で位置決めする装置 - Google Patents

ワークをチャック内で位置決めする装置

Info

Publication number
JPH0760566A
JPH0760566A JP5239191A JP23919193A JPH0760566A JP H0760566 A JPH0760566 A JP H0760566A JP 5239191 A JP5239191 A JP 5239191A JP 23919193 A JP23919193 A JP 23919193A JP H0760566 A JPH0760566 A JP H0760566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
positioning
work
chuck
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5239191A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Sumii
覚 住井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentel Co Ltd filed Critical Pentel Co Ltd
Priority to JP5239191A priority Critical patent/JPH0760566A/ja
Publication of JPH0760566A publication Critical patent/JPH0760566A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、チャックに挾着把持したワークを
搬送過程で位置決めする装置に関し、その目的とすると
ころは常にワークをチャックに保持したまゝ位置決めを
行い作業時間を短くせんとするにある。 【構成】 チャックに挾着把持されたワークを自由に移
動でき落下しないように保持する手段と、該ワークを位
置決めプレートに押圧位置決めする手段とを有するワー
クをチャック内で位置決めする装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークをチャックに挾
着把持して搬送する途中でワークを移動自在に保持し、
位置決めするようにしたワークをチャック内で位置決め
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークを搬送し、そのワークの搬
送過程で位置決めを行う装置として図5に示すような装
置が知られている。このような装置は代表的には成形機
の金型にインサートワークを正確に挿入する、所謂イン
サート成形装置などの周辺装置として使用される。以下
詳述すると、基台101の上面にはワーク102の一端
部を載置する載置段部103が形成されたスライドブロ
ック104がシリンダ105により前後動自在に配置さ
れている。又、基台101の上面には前記ワーク102
の他端部が載置されるV溝が形成された保持ブロック1
06が配置されている。そして、その保持ブロック10
6には近接スイッチ107が固定されており、前記スラ
イドブロック104の設定された前進位置を検出してい
る。更に、基台101にはワーク102の基準の位置決
めを行う位置決め部材108が配置されている。そし
て、その位置決め部材108はワークを破損させないよ
うに弾発部材109によりスライドブロック104の方
向に付勢されている。なお、110はワーク102をワ
ーク供給マガジン(図示せず)などから搬送するロボッ
トなどのハンドである。
【0003】次に動作について説明する。最初にロボッ
トハンド110によりマガジンからワーク102を保持
搬送し、スライドブロック104の載置段部103並び
に保持ブロック106上にワーク102を載置し、ロボ
ットハンド110を上昇させる(図5参照)。次いで、
シリンダ105を前進させワーク102の一端部を位置
決め部材108の前面に当接させる。これでワーク10
2の位置決めが完了する。位置決め完了後、再びロボッ
トハンド110でワーク102を保持し所定の個所(例
えば、インサート成形用金型など)に搬送する。なお、
スライドブロック104はこの搬送過程で復帰する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来技術に
あっては、ロボットハンド110で保持したワーク10
2を一旦開放し、位置決め終了後、再び保持し搬送して
いたので1サイクルの作業時間が長く、生産性が悪いも
のであった。又、ワーク102をスライドブロック10
4の載置段部103並びに保持ブロック106上に載置
しただけなので、ワークの寸法が長くばらついた時など
はスライドブロック104が前進した際、ワーク102
を圧縮させ湾曲させてしまい、はじき飛ばしてしまう場
合があった。この現象はワーク102が針状形状になる
に従って顕著になる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決することを目的とし、チャックに挾着把持されたワー
クを自由に移動でき落下しないように保持する手段と、
該ワークを位置決めプレートに押圧位置決めする手段と
を有することを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】本発明における第1実施例を図1乃至図3に
基いて詳細に説明する。ロボットなどのアーム先端に取
り付けられているツール軸1には基部2が固定されてい
る。その基部2にはブラケット3を介して開閉可能なチ
ャック4が固定されている。チャック4は図3に示す様
に、対向した一方の把持爪4a先端の凸部4a′に水平
のV溝4a″を形成し、他方の把持爪4b先端に凹部4
b′を形成し、該凹部4b′両側先端に水平のV溝4
b″を形成し、凸部4a′が凹部4b′にはまり込み、
V溝4a″と4b″とでワーク102を挾着把持し、
又、挾着把持力を0にしてもワークが落下しないように
なっている。
【0007】又、前記基部2には図中上下方向に動作す
るシリンダ5が固定されており、その出力軸6にはL型
アングル7を介して左右方向に動作する第2のシリンダ
8が固定されている。そして、その出力軸9には位置決
め部材10が弾発部材11により付勢され取り付けられ
ている。更に、前記基部2には位置決め部材10と対向
した位置に位置決めプレート12が第3のシリンダ13
により上下動自在に配置されている。チャック4と位置
決めプレート12との間にはワーク102の上下方向を
揃えるガイド部材14が配置されている。
【0008】次に動作について説明する。最初にワーク
マガジン(図示せず)よりワーク102をチャック4で
保持する。次いで、ワーク102の搬送過程で保持チャ
ック4の保持力を減少あるいは0にする。なお、本発明
の場合、エアのチャックを採用しているため、エアの圧
力を0にしてもチャックなどの自重などによりワーク1
02は軽く保持されている。この保持状態並びに搬送状
態を維持しつつ第3のエアシリンダ13を作動させ位置
決めプレート12を下降させると同時に、シリンダ5を
作動させ、第2のシリンダ8を下降させる。次いで、そ
の第2のシリンダ8を作動させワーク102に位置決め
部材10を当接移動させワーク102の位置決めを行
う。ワーク102がV溝4a″,4b″をすべりながら
移動し、ワーク102の一端が位置決めプレート12に
当接した時点で位置決めが完了する。位置決め終了後、
各シリンダ5,8,13を復帰させると同時に保持力も
復帰させる。最後に所定の位置にワークを搬送する。
【0009】図4は本発明の第2実施例で、位置決めプ
レート12並びに位置決め部材10などを別の基台15
に設置している。第2実施例においてもワーク102を
位置決めしている時にはワーク102はチャック4に軽
く保持されている。更に、シリンダ16により位置決め
プレート12も移動できるようになっている。つまり、
ワーク102を左右方向から位置決めするようになって
いる。又、本実施例においてはワーク102をV溝を有
するチャック4で保持しているため、保持力が弱すぎて
も容易に落下してしまうことはない。更に、常に保持状
態を維持しているため、針状のワークや一部が湾曲した
ワークなど弾性を有するワークに特に有効である。
【0010】
【発明の効果】本発明は、チャックに挾着把持されたワ
ークを自由に移動でき落下しないように保持する手段
と、該ワークを位置決めプレートに押圧位置決めする手
段とを有したので、作業時間を短くすることができ、生
産性を高めることもできる。又、常にワークを保持して
いるため、位置決め作用中においても確実にワークを保
持していることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例位置決め前正面図である。
【図2】図1の位置決め時要部正面図である。
【図3】図1のチャック外観斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例正面図である。
【図5】従来装置の正面図である。
【符号の説明】
1 ツール軸 2 基部 4 チャック 4a,4b 把持爪 4a′ 凸部 4a″ V溝 4b′ 凹部 4b″ V溝 5,8,13 シリンダ 10 位置決め部材 12 位置決めプレート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャックに挾着把持されたワークを自由
    に移動でき落下しないように保持する手段と、該ワーク
    を位置決めプレートに押圧位置決めする手段とを有する
    ワークをチャック内で位置決めする装置。
JP5239191A 1993-08-31 1993-08-31 ワークをチャック内で位置決めする装置 Pending JPH0760566A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5239191A JPH0760566A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 ワークをチャック内で位置決めする装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5239191A JPH0760566A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 ワークをチャック内で位置決めする装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0760566A true JPH0760566A (ja) 1995-03-07

Family

ID=17041077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5239191A Pending JPH0760566A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 ワークをチャック内で位置決めする装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0760566A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110315430B (zh) 使用机器人的生产方法和生产系统
JP2014046445A (ja) ワーク加工装置及び該ワーク加工装置における金型の移動方法
EP1043117A3 (en) Work position adjusting apparatus and adjusting method
JPH1190641A (ja) 組立ラインにおけるワークハンドリング方法及び溶接方法
JPH0760566A (ja) ワークをチャック内で位置決めする装置
EP2030064A1 (en) Device and method for holding a cassette for laboratory samples
KR20200095855A (ko) 자동 절단가공장치
KR200320307Y1 (ko) 공작물의 고정장치
US4487051A (en) Press apparatus
US2750716A (en) Magnetic work transfer device
KR100560050B1 (ko) 공작물의 고정장치
KR840000599B1 (ko) 슬라이드 파스너의 완성 가공 장치
US3533614A (en) Workpiece holding device
JPH06528U (ja) ワーク位置決め装置
JPH03154721A (ja) ワーク供給装置
KR100285158B1 (ko) 집적 회로의 연결 리이드를 성형하는 방법 및 장치
JP3240111B2 (ja) 位置決め装着装置
JP2001286962A (ja) ワークに固定したワイヤー状把持部の抜け止め加工装置
JP3799237B2 (ja) 板状ワークの位置決め装置
JP3714587B2 (ja) 弾性リング装着装置
JP2000126818A (ja) 曲げ加工装置及びその装置を使用する曲げ加工方法
JP3830220B2 (ja) 棒材供給機におけるクランプ装置の芯出し機構
JPS6231240Y2 (ja)
JPS5852051Y2 (ja) トランスフア装置
JPH05305352A (ja) 変形突き当部を有する板状ワークの位置決め方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees