JPH0760488A - 溶接装置 - Google Patents

溶接装置

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JPH0760488A
JPH0760488A JP23739093A JP23739093A JPH0760488A JP H0760488 A JPH0760488 A JP H0760488A JP 23739093 A JP23739093 A JP 23739093A JP 23739093 A JP23739093 A JP 23739093A JP H0760488 A JPH0760488 A JP H0760488A
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勇 丸山
Yoshiyuki Kanamori
義幸 金森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接位置合わせ作業を低減しながら、高い位
置合わせ精度を得る。 【構成】 溶接のトーチ45の高さおよび径方向の位置
データが入力された制御装置の指令により、まず高さ位
置調整装置50が駆動され、そのボールねじ52の上端
が所定位置にセットされる。そのあとシリンダ22によ
りユニットブロック20を下降させる。ワーク押さえ面
板32がトルクコンバータアセンブリWの上面に当接し
たあと、さらにボールねじ52の上端がガイドロッドの
横バー28に当接するまで下降させることにより、ワー
クには変位した加圧用スプリングユニット36の押圧力
で回転テーブル11上にクランプされる。これによりユ
ニットブロックのトーチの高さが溶接位置に一致する。
そして制御装置指令で径位置調整装置42が駆動され、
トーチの径方向位置が位置決めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両用自動変速
機のトルクコンバータなどの外周を溶接する溶接装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両用自動変速機のトルクコンバータ
は、インペラとエンジンからの入力をインペラに伝える
コンバータカバーとを結合し、これにより形成される室
内にタービンを収容して、内部に流体循環路が形成され
るようになっている。上記インペラとコンバータカバー
の結合はそれぞれの外周縁部の溶接によって行なわれて
おり、従来のこの種のトルクコンバータ外周溶接には、
例えば図3および図4に示される装置が用いられてい
た。
【0003】この装置において、ロアベース1上には回
転テーブル11とこれを上下方向の回転軸周りに駆動す
るテーブル駆動装置12からなる回転テーブル装置10
が設置されている。図示しないコラムを介してロアベー
ス1と固定された関係にあるアッパベース2には、回転
テーブル装置10に対向して、上下方向に移動可能のユ
ニットブロックが70設けられている。ユニットブロッ
ク70は、そのユニットベース71にワーク押さえ装置
80と溶接ユニット90が取り付けられている。ユニッ
トブロックのユニットベース71は、アッパベース2に
固定されたシリンダ72から延びるロッド73に結合さ
れるとともに、ユニットベース71からは、同じくアッ
パベース2に固定されたガイドシリンダ74に案内され
るガイドロッド75が延びている。これにより、シリン
ダ72への空圧制御により、ユニットブロック70はガ
イドシリンダ74に案内されて上下移動する。
【0004】回転テーブル11には、図示省略した搬送
装置によりワークとしてのインペラとコンバータカバー
のトルクコンバータアセンブリWが運ばれて載置され、
このトルクコンバータアセンブリWは、上方から下降さ
れるユニットブロック70のワーク押さえ装置80によ
り押さえられて固定される。溶接ユニット90はワーク
押さえ装置80を囲んで周上に4組設けられている。
【0005】とくに図4に詳細が示されるように、回転
テーブル11には、コンバータカバーW1の底面から突
出するパイロットボスWPと嵌合するセンタブッシュ1
3が取り付けられて、回転テーブル11に載置されるワ
ークのセンタリングが行なわれる。ワーク押さえ装置8
0は、ユニットベース71に固定されたベースコラム3
3に対して、スピンドル34により回転自由の回転基板
31と、回転基板に加圧用スプリングユニット36を介
して支持されたリング上のワーク押さえ面板32を備え
ている。スプリングユニット36は、ワーク押さえ面板
32から延びるシャフト37が回転基板31に設けられ
た筒部38を貫通し、筒部38とシャフト37間におい
て、シャフトに固定されたつば37aを上下両側からス
プリング39、39で支持して構成され、ワーク押さえ
面板32と回転基板31間に軸方向の外力が作用したと
き相対変位するようになっている。回転基板31には、
その回転軸上にワーク毎に対応する治具Jが取り付けら
れる。
【0006】溶接ユニット90は、位置調整装置91
と、位置調整装置91にブラケット98を介して取り付
けられたトーチ97から構成されている。位置調整装置
91は、送りハンドル92および93を有して、それぞ
れ回転テーブル11の回転軸に対する径方向の位置およ
び上下方向の位置を調整する。トーチ97の先端からは
溶接ワイヤが送り出されるようになっている。
【0007】このように構成された従来の溶接装置で
は、まず回転テーブル11上にトルクコンバータアセン
ブリWをセンタリングさせて載置し、そのあとユニット
ブロック70を下降させる。ユニットブロック70が下
降すると、ワーク押さえ装置80に取り付けられた治具
Jの先端が、トルクコンバータアセンブリのインペラW
2中心穴から内部へ進入する。この間にワーク押さえ面
板32がトルクコンバータアセンブリWの上面に当接す
る。そして、さらに所定量下降させることにより、治具
Jの先端でコンバータカバーW1の底面が押さえられ、
またトルクコンバータアセンブリWには変位した加圧用
スプリングユニット36により押圧力がかかって、回転
テーブル11上にセットされる。
【0008】このあと、トーチ97を位置決めするため
に、現物ワークの溶接位置に合わせて、作業者が送りハ
ンドル92、93を操作し、上下方向の位置および径方
向の位置を目視により調整する。トーチ97の位置が決
定されると、回転テーブル11を回転させながらトーチ
97による溶接が行なわれる。この間、ワーク押さえ装
置80ではワーク押さえ面板32を支持する回転基板3
1がスピンドル34により回転テーブル11の回転に追
従し、安定してトルクコンバータアセンブリWを押さえ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の溶接装置においては、ワーク押さえ装置80に取り
付けられた治具Jの先端をコンバータカバーの底面に当
接させてユニットブロック70の高さを位置決めし、そ
のあと位置調整装置91の送りハンドルを操作して目視
でトーチ97の位置合わせを行なうようになっているの
で、トーチの位置ずれやこれによる溶接部の溶け込み量
のばらつきの発生が避けられず、そのため、溶接後溶接
状態の確認を行なわなければならないという問題があっ
た。そして、とくに4組も設けられた溶接ユニット90
のそれぞれにおいて上記位置合わせが必要となるため手
数がかかり、しかも多機種にわたるトルクコンバータの
生産においては、ワークごとに治具Jの取り替えも必要
となる。したがって、生産シフト毎に段取り替えが頻繁
に発生し、工数が増大するという問題がある。したがっ
て本発明は、上記従来の問題点に鑑み、高い位置合わせ
精度を得ながら、しかもその位置合わせ作業が低減され
る溶接装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、ト
ーチを備えてワークの外周を溶接する溶接装置であっ
て、ワークをセンタリングして載置するテーブルと、こ
のテーブルと相対移動可能に対向して設けられた押さえ
装置からなり、テーブルと押さえ装置間にワークをクラ
ンプするクランプ手段と、第1のモータを備えトーチの
高さ位置を調整する高さ位置調整手段と、第2のモータ
を備えトーチの径位置を調整する径位置調整手段と、設
定データ入力手段を有しその入力データに基づき上記第
1および第2のモータを制御する制御手段とを有するも
のとした。
【0011】
【作用】高さ位置調整手段と径位置調整手段とが設けら
れ、高さ位置調整手段と径位置調整手段の各モータが、
それぞれ制御手段により駆動されるから、制御手段に入
力された設定データに対応した溶接位置にトーチが自動
的に位置決めされる。目視による位置調整が不要とな
り、高い精度で位置決めされる。また、異なるワークに
ついても、その設定データを入力するだけで済み、治具
の取り替えなどが不要である。
【0012】
【実施例】図1は、トルクコンバータアセンブリをワー
クとした本発明の実施例を示す。ロアベース1上には、
従来と同じく、回転テーブル11とこれを上下方向の回
転軸周りに駆動するテーブル駆動装置12からなる回転
テーブル装置10が設置されている。図示しないコラム
を介してロアベース1と固定された関係にあるアッパベ
ース2には、回転テーブル装置10に対向して、上下方
向に移動可能のユニットブロック20が設けられてい
る。
【0013】ユニットブロック20は、そのユニットベ
ース21にワーク押さえ装置30と、ワーク押さえ装置
30を囲んで周上等間隔に4組の溶接ユニット40が取
り付けられている。なお、簡単のため図には2組の溶接
ユニットのみ示してある。ユニットブロック20のユニ
ットベース21は、アッパベース2に固定されたシリン
ダ22から延びるロッド23に結合されるとともに、ユ
ニットベース21からは、同じくアッパベース2に固定
されたガイドシリンダ24、26に案内されるガイドロ
ッド25、27が延びている。これにより、シリンダ2
2への油圧制御により、ユニットブロック20はガイド
シリンダ24、26に案内されて上下移動する。ガイド
ロッド25、27の上端は横バー28で連結されてい
る。
【0014】アッパベース2にはまた、シリンダ22に
そって上方へ延びるコラム4が設けられ、このコラム4
に、高さ位置調整装置50が設けられている。高さ位置
調整装置50はボールねじ52を駆動するパルスモータ
51と、ボールねじ52と螺合するボールナット53か
ら構成され、パルスモータ51で駆動回転されるボール
ねじ52がボールナット53により上下移動するように
なっている。ボールねじ52の上端はガイドロッドの横
バー28に対向して当接可能となっており、ガイドロッ
ド25、27に対するストッパを構成している。ボール
ねじ52にはロータリエンコーダ54が付設され、ボー
ルねじ52の回転量、したがってボールねじの変位量信
号が得られるようになっている。
【0015】回転テーブル11には、図示省略した搬送
装置によりトルクコンバータアセンブリWが運ばれて載
置され、このトルクコンバータアセンブリは、上方から
下降されるユニットブロック20のワーク押さえ装置3
0により押さえられて固定される。とくに図示しないが
回転テーブル11には、従来と同様にコンバータカバー
W1の底面から突出するパイロットボスWPと嵌合する
センタブッシュ13が取り付けられ、回転テーブル11
に載置されるワークのセンタリングが行なわれる。
【0016】ワーク押さえ装置30は、ユニットベース
21に固定されたベースコラム33に対して、図示省略
したスピンドルにより回転自由の回転基板31と、回転
基板に加圧用スプリングユニット36を介して支持され
たワーク押さえ面板32を備えている。ワーク押さえ面
板32には回転軸上に一致させて下方へ延びるロッド3
5が設けられている。なお、このワーク押さえ装置30
は、治具Jのかわりに、通常交換の必要がないロッド3
5が設けられている点が相違するだけで、その他は従来
例におけるワーク押さえ装置80と同じである。溶接ユ
ニット40は、径位置調整装置42と、径位置調整装置
にブラケット47を介して取り付けられたトーチ45か
ら構成されている。
【0017】径位置調整装置42は、パルスモータ43
により駆動する公知のねじ送り機構を備えて、回転テー
ブル11の回転軸に対するトーチ45の径方向の位置調
整を行なう。すなわち、とくに図示しないが、ボールね
じを径方向に配し、パルスモータ43によりボールねじ
を駆動回転させることにより、ボールねじ上に螺合する
ボールナットが径方向に移動するように構成され、この
ボールナット側に上記ブラケット47が取り付けられて
いる。ボールねじにはロータリエンコーダ44が付設さ
れ、ボールねじの回転量、したがってボールナットの変
位量信号が得られるようになっている。
【0018】図2に示すように、上記高さ位置調整装置
50および径位置調整装置42を制御するため、制御装
置60にはマイクロプロセサによる多段設定加減算カウ
ンタ61が設けられ、これに基づいて高さ位置調整装置
50および径位置調整装置42のそれぞれのパルスモー
タ51、43へ駆動指令を送り、各ロータリエンコーダ
54、44からの変位量信号を入力しながら、フィード
バック制御されるようになっている。多段設定加減算カ
ウンタ61にはデータ入力部62から設定データが入力
される。
【0019】本実施例は以上のように構成され、トルク
コンバータの外周溶接にあたっては、加工される機種毎
のトルクコンバータアセンブリに対応して、溶接時のト
ーチ45の高さおよび径方向の位置データが制御装置6
0に設定データとして入力される。これにより、まず高
さ位置調整装置50が駆動され、そのボールねじ52の
上端が所定位置にセットされる。そして、回転テーブル
11上にトルクコンバータアセンブリWをセンタリング
させて載置し、そのあとシリンダ22への油圧制御によ
りユニットブロック20を下降させる。
【0020】ユニットブロック20が下降すると、ワー
ク押さえ面板32のロッド35がトルクコンバータアセ
ンブリのインペラスリーブ中心穴から内部へ進入する。
その後ワーク押さえ面板32がトルクコンバータアセン
ブリWの上面に当接する。この状態で、高さ位置調整装
置50におけるボールねじの上端52とガイドロッドの
横バー28との間には、間隙が残っている。そして、こ
のあとさらにボールねじ52の上端がガイドロッドの横
バー28に当接するまで下降させることにより、トルク
コンバータアセンブリWには変位した加圧用スプリング
ユニット36により押圧力がかかって、回転テーブル1
1上にクランプされる。なおこの間万一インペラとコン
バータカバー間に不整合が発生するようなことがあって
も、ワーク押さえ面板32からのロッド35がトルクコ
ンバータアセンブリW内に延びているから、回転テーブ
ル11上からの脱落落下が防止される。
【0021】この状態で、上記のボールねじ52の上端
所定位置に基づいて、ユニットベース21に取り付けら
れた溶接ユニットのトーチ45の高さは、ワークのトル
クコンバータアセンブリの溶接位置に一致する。あわせ
て、制御装置60からの信号で径位置調整装置42のパ
ルスモータ43が駆動され、そのボールねじが回転され
ることにより、トーチ45の径方向位置がトルクコンバ
ータアセンブリWの溶接位置に対する所定位置に位置決
めされる。トーチ45が位置決めされると、回転テーブ
ル11を回転させながらトーチによる溶接が行なわれ
る。このような溶接ユニット40が等間隔に4組設けら
れているので、略1/4回転で全周の溶接が完了する。
この間、ワーク押さえ装置30ではワーク押さえ面板3
2を支持する回転基板31がスピンドルにより回転テー
ブル11の回転に追従し、安定してトルクコンバータア
センブリWを押さえている。
【0022】以上のようにこの実施例では、それぞれロ
ータリエンコーダ付設のパルスモータを備える高さ位置
調整装置50および径位置調整装置42を設け、マイク
ロプロセサ内蔵の制御装置60により、これらを制御し
てトーチ45の位置決めが行なわれるものとしたから、
はじめに制御装置60に対象ワークに対する位置データ
を入力するだけで済み、従来のような煩雑な手間を要せ
ず、しかも目視による位置調整に比較して格段に高い精
度で位置決めされるから、溶接部の溶け込み量のばらつ
きもなく、溶接後の確認も不要となる。そして、多機種
にわたるトルクコンバータの生産においても、治具の取
り替えも不要で大幅に工数が低減する。なお、上記実施
例ではトルクコンバータアセンブリ内に延びるロッド3
5がワーク押さえ面板32に設けられているものとした
が、ロッドは回転基板31から延びるものとしてもよ
い。
【0023】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、トーチを備え
てワークの外周を溶接する溶接装置において、それぞれ
モータを有するトーチの高さ位置調整手段と径位置調整
手段とを設け、高さ位置調整手段と径位置調整手段の各
モータが、それぞれ制御手段により設定データに対応し
て駆動されるものとしたから、所定の溶接位置にトーチ
が自動的に位置決めされる。これにより、目視と手作業
による位置調整が不要となり、手間がかからずしかも格
段に高い精度で位置決めされるから、溶接部の溶け込み
量のばらつきもなく、溶接後の確認も不要となるという
効果がある。そして、多種類のワークの溶接において
も、設定データを入力するだけで済み、治具の取り替え
も不要で大幅に工数が低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】実施例における制御装置を示す図である。
【図3】従来例を示す図である。
【図4】従来例におけるユニットブロックおよび回転テ
ーブル部分の詳細を示す図である。
【符号の説明】
1 ロアベース 2 アッパベース 4 コラム 10 回転テーブル装置 11 回転テーブル 12 テーブル駆動装置 13 センタブッシュ 20 ユニットブロック 21 ユニットベース 22 シリンダ 23 ロッド 24、26 ガイドシリンダ 25、27 ガイドロッド 28 横バー 30 ワーク押さえ装置 31 回転基板 32 ワーク押さえ面板 33 ベースコラム 34 スピンドル 35 ロッド 36 加圧用スプリングユニット 37 シャフト 38 筒部 39 スプリング 40 溶接ユニット 42 径位置調整装置 43 パルスモータ 44 ロータリエンコーダ 45 トーチ 47 ブラケット 50 高さ位置調整装置 51 パルスモータ 52 ボールねじ 53 ボールナット 54 ロータリエンコーダ 60 制御装置 61 多段設定加減算カウンタ 62 データ入力部 70 ユニットブロック 71 ユニットベース 72 シリンダ 73 ロッド 74 ガイドシリンダ 75 ガイドロッド 80 ワーク押さえ装置 90 溶接ユニット 91 位置調整装置 92、93 送りハンドル 97 トーチ 98 ブラケット J 治具 W トルクコンバータアセンブリ W1 コンバータカバー W2 インペラ WP パイロットボス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トーチを備えてワークの外周を溶接する
    溶接装置であって、ワークをセンタリングして載置する
    テーブルと、該テーブルと相対移動可能に対向して設け
    られた押さえ装置からなり、前記テーブルと押さえ装置
    間に前記ワークをクランプするクランプ手段と、第1の
    モータを備え前記トーチの高さ位置を調整する高さ位置
    調整手段と、第2のモータを備え前記トーチの径位置を
    調整する径位置調整手段と、設定データ入力手段を有し
    前記入力データに基づき前記第1および第2のモータを
    制御する制御手段とを有することを特徴とする溶接装
    置。
  2. 【請求項2】 前記トーチが前記押さえ装置と一体に上
    下移動可能とされ、前記高さ位置調整手段は、前記押さ
    え装置の移動位置を規定するものであることを特徴とす
    る請求項1記載の溶接装置。
  3. 【請求項3】 前記径位置調整手段は、ボールねじとボ
    ールナットを有するねじ送り機構を備え、前記第2のモ
    ータで前記ボールねじを回転駆動し、前記ボールナット
    に前記トーチが連結されていることを特徴とする請求項
    1または2記載の溶接装置。
  4. 【請求項4】 前記トーチが前記ワークの周囲に等間隔
    で複数設けられ、前記径位置調整手段が前記複数のトー
    チのそれぞれに設けられていることを特徴とする請求項
    1、2または3記載の溶接装置。
  5. 【請求項5】 前記ワークがトルクコンバータアセンブ
    リであって、前記テーブルは前記トルクコンバータアセ
    ンブリのパイロットボス部でセンタリングするものであ
    ることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の溶
    接装置。
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