JPH0760429A - 低圧鋳造方法 - Google Patents

低圧鋳造方法

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JPH0760429A
JPH0760429A JP21544293A JP21544293A JPH0760429A JP H0760429 A JPH0760429 A JP H0760429A JP 21544293 A JP21544293 A JP 21544293A JP 21544293 A JP21544293 A JP 21544293A JP H0760429 A JPH0760429 A JP H0760429A
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信行 松林
Toru Takeshita
透 竹下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋳造金型のキャビティ内への溶湯充填後、気
体圧力を上昇させ、かつ上昇後の気体圧力を所定期間保
持して鋳造を行う低圧鋳造方法において、常に最適な鋳
造条件を設定することを可能にすることにより、鋳造品
の品質の安定化を図った低圧鋳造方法を提供する。 【構成】 上記気体圧力の保持期間t4〜t5の初期に
おける金型温度および溶湯温度を検出し、該検出された
金型温度および溶湯温度に応じて、上記保持期間t4〜
t5の長さを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低圧鋳造方法の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車用エンジンのシリンダヘ
ッドを量産する場合、低圧鋳造法が広く利用されてい
る。この低圧鋳造法は、アルミニウム合金等の軽合金か
らなる溶湯を密封容器内で加熱保持した状態で、比較的
低圧の不活性ガスまたは空気により上記溶湯の表面を加
圧して溶湯を押し上げ、この押し上げられた溶湯をスト
ークを介して鋳造金型のキャビティ内に充填して鋳造を
行う方法である。
【0003】この場合、溶湯がストーク内を上昇し金型
の湯口に達するまでは、溶湯の温度低下を防止するた
め、急速に溶湯の表面を加圧することが望まれ、溶湯が
キャビティ内に供給され始めてから充填されるまでの間
は、鋳造製品の形状等によって定まる適正な圧力で湯面
を加圧することが望まれ、さらに、溶湯がキャビティ内
に充填された後は、溶湯を良好な状態で凝固させるた
め、湯面を高い圧力で加圧することが望ましい。
【0004】このため、従来から、時間に対する圧力変
化状態を表す加圧パターンを予め設定して、この加圧パ
ターンに基づいて、湯面を加圧する圧力の可変制御を行
っている。そしてこの場合、例えば特開平1−1484
51号公報に開示されているように、鋳造金型のキャビ
ティ内に溶湯の加圧充填を開始する際の金型温度と溶湯
温度とを検出し、次いで、金型温度と溶湯温度とに対応
して予め設定してあるそれぞれ複数の溶湯加圧パターン
と金型冷却パターンの中から最適な溶湯加圧パターンと
金型冷却パターンとを選択し、その選択された溶湯加圧
パターンに基づいて溶湯をキャビティ内に充填し加圧保
持するとともに、選択された金型冷却パターンに基づい
て冷却水の流量を可変制御しながら金型に供給するよう
にして、鋳造品の品質向上を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の低圧鋳造方法では、鋳造金型のキャビティ内に溶湯
の加圧充填を開始する際の金型温度と溶湯温度とに基づ
いて、気体圧力の保持期間の長さを設定しているため、
キャビティ内への溶湯充填中に金型温度あるいは溶湯温
度が変化した場合、鋳造条件が最適条件から外れてしま
い、鋳造品の品質が低下するという問題があった。
【0006】上述の事情に鑑み、本発明は、常に最適な
鋳造条件を設定することを可能にすることにより、鋳造
品の品質の安定化を図った低圧鋳造方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による低圧鋳造装
置は、請求項1に記載されているように、鋳造金型のキ
ャビティ内への溶湯充填後、気体圧力を上昇させ、かつ
上昇後の気体圧力を所定期間保持して鋳造を行う低圧鋳
造方法において、上記気体圧力の保持期間の初期におけ
る金型温度および溶湯温度を検出し、該検出された金型
温度および溶湯温度に応じて、上記保持期間の長さを設
定することを特徴とするものである。
【0008】また、本発明による低圧鋳造装置は、請求
項2に記載されているように、鋳造金型のキャビティ内
への溶湯充填後、気体圧力を上昇させ、かつ上昇後の気
体圧力を所定期間保持して鋳造を行う低圧鋳造方法にお
いて、上記気体圧力の保持期間の初期における金型温度
および溶湯温度を検出し、該検出された金型温度および
溶湯温度に応じて、上記保持期間の終了時点から型開き
時点までの時間を設定することを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用および発明の効果】本発明によれば、気体圧力上
昇後の保持期間の初期における金型温度および溶湯温度
に基づいて、上記保持期間の長さあるいは該保持期間の
終了時点から型開き時点までの時間を設定しているた
め、溶湯充填中に金型温度あるいは溶湯温度が変化した
場合でも、それに影響されることなく、常に最適な鋳造
条件を設定することを可能になり、鋳造品の品質の安定
化を図ることができる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明をV
型6気筒エンジンのー対のシリンダヘッドを鋳造するた
めの低圧鋳造装置に適用した場合の実施例について説明
する。
【0011】図1は、鋳造機にセットされる金型の中心
線から左側部分(シリンダヘッド1個分)の構成を概略
的に示す断面図である。
【0012】図1において、鋳造用金型1は、下型2
と、この下型2の上方に配置された上型3と、下型2と
上型3との間に配置された、すべて砂型よりなる中子組
立て体4とを備えており、これら下型2、上型3および
中子組立て体4と、シリンダヘッドの燃焼室を形成する
ために下型2に設けられた入れ子5と、プラグホールを
形成するために上型3に垂設された鋳抜きピン6とによ
って、シリンダヘッドに対応する形状のキャビティ7が
画成されている。上記入れ子5およびプラグホール形成
用鋳抜きピン6の内部には、冷却用流体を導入するため
の通路8,9が形成されている。10は、金型閉時の下
型2と上型3との間の間隔を規制する規制部材で、上型
3の下面の外縁を巡って垂設されて、中子組立て体4の
外側を覆っている。
【0013】中子組立て体4は、図2および図3に、下
枠11と、この下枠11上に組み付けられて、キャビテ
ィ7の四方の側壁部をそれぞれ形成する4個の砂型より
なる外枠12,13,14,15と、外枠14と下枠1
1との間に組み付けられた、図4に示すような形状を有
する排気ポート形成用砂中子16と、上記外枠14に対
向する外枠15に一体に設けられた吸気ポート形成用砂
中子17と、図5に示すように、下枠11と外枠12,
13との間にそれぞれ支持される両端部18a,18b
を備えたウオータジャケット形成用砂中子18と、オイ
ルジャケット形成用砂中子19とによって構成されてい
る。したがって、キャビティ7の側壁部および下壁部
は、上記入れ子5の部分を除き、すべて砂型によって形
成されていることになる。
【0014】上記ウォータジャケット形成用砂中子18
の端部18bにはガス抜き用の通路18cが形成されて
おり、鋳造中に外部よりガス吸引ノズル20を上記通路
18cに接続することにより、中子から発生するガスを
吸引することができる。
【0015】そして、上記中子組立て体4は、上記砂中
子のすべてを予め組み付けた状態で、下型2上にセット
されるようになっている。
【0016】上記キャビティ7の下壁部と側壁部の下方
部分を形成する下枠11には、下型2に形成された湯口
21とキャビティ7とを連通する湯口22が形成されて
いる。上記下型2は、溶湯供給通路23を備えた、ディ
ストリビュータと呼ばれる溶湯分配装置24上に載置さ
れている。そして、従来の低圧鋳造用金型を用いた鋳造
機と同様に、密閉された保持炉内に貯溜された溶湯の表
面を低圧エアで加圧することにより、溶湯はストークを
通ってディストリビュータ24内に入り、さらに湯口2
1および22を通ってキャビティ7に充填されるように
構成されている。
【0017】以上の説明で明らかなように、本実施例に
用いられる低圧鋳造装置は、その金型1内における砂中
子16〜19を保持する下枠11および外枠12〜15
の内壁部(キャビティ7の外壁)が、製品鋳造後砂中子
16〜19とともに破壊除去される砂型によって形成さ
れているため、鋳造後の金型1の清掃作業が簡略化さ
れ、鋳造工程の自動化が容易になるとともに鋳造サイク
ルタイムを短縮することが可能になる。
【0018】また、この低圧鋳造装置では、上記中子組
立て体4が、上記砂中子16〜19を予め組み付けた状
態で、上記下型2上にセットされるから、鋳造工程の自
動化がさらに容易になり、かつ鋳造サイクルタイムを短
縮することが可能になる。
【0019】さらに、この低圧鋳造装置では、、キャビ
ティ7の側壁部が砂型よりなる下枠11および外枠12
〜15により形成されているから、摺動型を設ける必要
がなくなり、鋳造用金型1の構成が簡略化され、製作も
容易となる。
【0020】またさらに、この低圧鋳造装置では、キャ
ビティ7の下壁部が砂型よりなる下枠11で形成され、
この下枠11に湯口22が形成されているから、湯口2
2内の溶湯の凝固速度が製品部よりも遅くなり、これに
よって、鋳造品の品質向上を図ることができる。
【0021】次に、上述した低圧鋳造装置を用いて鋳造
を行う場合の溶湯の加圧冷却制御方法について説明す
る。
【0022】加圧エアによる溶湯の加圧は、図6に示す
ような溶湯加圧パターンに基づいて実行される。図6に
おいて、時点t0とt1との間は予圧期間で、加圧エア
の供給の供給開始後溶湯が金型1の湯口22に達するま
では、溶湯の温度低下を防止するために圧力を急速に上
昇させる。時点t1とt2との間は、溶湯が砂中子間に
スムーズに充填されるように一定圧力を保持する保圧期
間、時点t2とt3との間は溶湯充填期間、時点t3と
t4との間は、湯面に高い圧力を加えるべく圧力を上昇
させる昇圧期間、時点t4とt5との間は、溶湯を良好
な状態で凝固させるべく高い圧力を保持する保圧期間
(加圧期間)、時点t5とt6との間は排気期間(冷却
期間)である。上記時点t0で型締めが行われ、時点t
6で型開きが行われる。
【0023】図6における溶湯充填開始時点t2から加
圧開始時点t4までの溶湯加圧パターンは、溶湯充填開
始時点t2における溶湯温度と金型温度とに応じて複数
用意されている。そして、昇圧開始時点t3における炉
内圧力Pに対して一定圧αだけ高い圧力P0 が加圧期間
における目標圧力値として設定されている。
【0024】また、上記上型3には、図7に示すよう
に、キャビティ7内への溶湯充填の完了を検出するため
の溶湯接触部25aを備えた充填検知センサ25が取り
付けられており、この充填検知センサ25による検出に
基づいて昇圧開始時点t3を補正するようになってい
る。すなわち、図8において予め設定された溶湯加圧パ
ターンを表す実線A上における昇圧開始時点t3よりも
以前の時点t3′で充填検知センサ25が溶湯充填を検
知した場合、時点t3′から破線Bに沿って昇圧を開始
し、かつ時点t3′における炉内圧力Pに対して一定圧
αだけ高い目標圧力P0 (P0 =P+α)に達した時点
t4′で炉内圧力を保持して加圧するようにしている。
【0025】一方、キャビティ7内への溶湯充填量が少
なくて、時点t3に達しても溶湯が充填検知センサ25
の溶湯接触部25aに接触しない場合は、そのまま1点
鎖線Cに沿って溶湯充填を継続し、時点t3″から1点
鎖線Cに沿って昇圧を開始し、かつ時点t3″における
炉内圧力Pに対して一定圧αだけ高い目標圧力P0 (P
0 =P+α)に達した時点t4″で炉内圧力を保持して
加圧するようにしている。
【0026】さらに、溶湯充填開始時点t2における溶
湯温度と金型温度とに応じて、図9に示すような、冷却
水の流量制御による金型冷却パターンが複数用意されて
おり、溶湯充填開始時点t2における溶湯温度と金型温
度とに応じた最適の溶湯加圧パターンと金型冷却パター
ンとの組み合わせを示す、下記の表1のようなプログラ
ム選択マップに基づいて、炉内圧力Pおよび冷却水流量
が制御される。
【0027】
【表1】
【0028】表1に示すマップは、例えば、溶湯充填開
始時点t2における金型温度が360°Cで溶湯温度が
730°Cのときには、それぞれ複数の溶湯加圧パター
ンおよび金型冷却パターンの中から#1の溶湯加圧パタ
ーンと#2の金型冷却パターンとが選択されることを示
し、金型温度が400°Cで溶湯温度が730°Cのと
きには、#1の溶湯加圧パターンと#3の金型冷却パタ
ーンとが選択されることを示している。そして、採用さ
れた冷却パターンをもって金型1の冷却を行う場合、そ
のときの金型温度の実測値が、採用された金型冷却パタ
ーンと比較され、この比較に基づいて、金型温度が該金
型冷却パターンに近付くように冷却水の流量がフィード
バック制御される。
【0029】次に、鋳造時における加圧期間(時点t4
〜t5)の長さ(加圧時間)および排気期間(時点t5
〜t6)の長さ(冷却時間)が、表2に示すマップに基
づいて設定される。表2のマップにおける加圧時間と冷
却時間との組み合わせは、加圧開始時点t4(またはt
4′,t4″)から10秒経過した時点における溶湯温
度と金型温度とに応じて設定される。
【0030】また、鋳造開始時の温度が下記の表3に示
す温度範囲にあるときのみ、鋳造が実行され、上記温度
範囲を逸脱するときには、鋳造が中止されるようになっ
ている。
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】このように、本実施例では、充填検知セン
サ25による溶湯充填完了時点の検出に基づいて、昇圧
開始時点を補正しているから、効率的な溶湯加圧制御を
行うことができる。
【0034】また、本実施例では、鋳造時における加圧
期間(時点t4〜t5)の長さ(加圧時間)および排気
期間(時点t5〜t6)の長さ(冷却時間)が、表2に
示すマップに基づいて設定され、表2のマップにおける
加圧時間と冷却時間との組み合わせは、加圧開始時点t
4から10秒経過した時点における溶湯温度と金型温度
とに応じて設定されるから、時点t4〜t5間の加圧時
間および加圧終了後における時点t5〜t6間の冷却時
間を最適に設定することができ、これによって、鋳造製
品の品質の安定化を図ることができる。
【0035】図10および図11は、上述した低圧鋳造
用金型1を備えた鋳造装置Qの正面図および側面図であ
る。
【0036】この鋳造装置Qには、鋳造機30と、中子
組立て体4を鋳造機30に供給するためのコアセッタ3
1と、鋳造製品W(中子組立て体4を取り除く以前の状
態)を鋳造機30から取り出すためのエクストラクタ3
2とが設けられている。また、鋳造機30には、溶湯保
持炉33と、この溶湯保持炉33内の溶湯26をディス
トリビュータ24に供給するためのストーク34とが付
随している。下型2はロワープラテン35に、上型3は
アッパープラテン36にそれぞれ固定されている。37
はエジェクタプレートである。
【0037】次に、上記鋳造装置Qを多数備えた鋳造設
備について説明する。この鋳造設備は、2階建て構造を
有し、多数の鋳造装置Qが上階に整列して配設され、下
階には、この鋳造装置列に対応して、中子組立て体4お
よび鋳造製品Wの搬送手段が配設されている。
【0038】上階には、図12(平面図)に概略的なレ
イアウトを示すように、14台の鋳造装置Q1〜Q14
が2列に整列配置されて、2本の鋳造ラインL1,L2
を形成している。図12において、ハッチングが施され
ているものはエレベータであって、E1〜E14は、中
子組立て体4を載置したパレット(図示は省略)を下階
から上階に移送し、かつ空の中子パレットを上階から下
階に移送するエレベータである。また、F1〜F8は、
鋳造製品Wを載置したパレット(図示は省略)を上階か
ら下階に移送し、かつ空の鋳造製品パレットを下階から
上階に移送するエレベータである。エレベータE1〜E
7およびF1〜F4は鋳造ラインL1に付随し、エレベ
ータE8〜E14およびF5〜F8は鋳造ラインL2に
付随する。
【0039】各鋳造ラインL1,L2のー端(図の右
端)には、後述する中子組立てラインG1,G2がそれ
ぞれ設けられている。H1,H2は、中子組立てライン
G1,G2でそれぞれ組み立てられた中子組立て体4を
載置したパレットを上階から下階に移送し、かつ空の中
子パレットを下階から上階を通過してさらに上方へ移送
するエレベータである。
【0040】一方、下階には、図13(平面図)に概略
的なレイアウトを示すように、互いに平行な2本のコン
ベアラインK1,K2が配設されている。一方のコンベ
アラインK1は、鋳造ラインL1のエレベータE1〜E
7が形成するラインに沿って延長され、他方のコンベア
ラインK2は、鋳造ラインL2のエレベータE8〜E1
4が形成するラインに沿って延長されている。各コンベ
アラインK1,K2のー端(図の右端)には、鋳造製品
Wから中子組立て体4を取り除き、かつゲート等を切断
する作業を行う鋳造製品後処理ラインJ1,J2がそれ
ぞれ設けられている。そして、空の鋳造製品パレットを
滞溜しておくストッカS1,S2がエレベータH1,H
2にそれぞれ近接して設けられている。
【0041】図14は、一方の鋳造ラインL1およびコ
ンベアラインK1を示す正面図である。MAは下階のフ
ロア面、MBは上階のフロア面をそれぞれ示すコンベア
ラインK1は、上下2本のコンベアラインK1a,K1
bを備えており、図の左方へ向かって移動する下方のコ
ンベアラインK1aは、中子組立てラインG1において
組み立てられた中子組立て体4を載置したパレットをエ
レベータE1〜E7の位置まで図の左方へ向かって搬送
し、かつ空の鋳造製品パレットをエレベータF1〜F4
の位置まで搬送するコンベアラインである。図の右方へ
向かって移動する上方のコンベアラインK1bは、エレ
ベータF1〜F4により上階から下階に移送される、鋳
造製品Wを載置したパレットを鋳造製品後処理ラインJ
1まで搬送し、かつ、エレベータE1〜E7により上階
から下階に移送される、空の中子パレットをエレベータ
H1の位置まで搬送するコンベアラインである。他方の
コンベアラインK2もコンベアラインK1と同様の構成
を有するものであるから、その説明は省略する。
【0042】図15は、下階に配設された中子組立てラ
インG1,G2のレイアウトを示す平面図である。図
中、P1,P2は、2階建て構造を有する中子搬送用コ
ンベアラインである。また、図の右端に示されているエ
レベータR1,R2は、空の中子パレットをコンベアラ
インP1,P2の各上部メンバの終端から各下部メンバ
の始端上に降下させるための中子リターン用エレベータ
である。
【0043】中子リターン用エレベータR1,R2は、
エレベータH1,H2とほぼ同一の高さを有し、エレベ
ータH1とR1との上端同士がコンベアラインP1の上
部メンバで連結され、かつエレベータH1とR1との下
端同士がコンベアラインP1の下部メンバで連結されて
いる。そして、エレベータH1によって上階のフロア面
MBよりも上方へ移送された空の中子パレットが、コン
ベアラインP1の上部メンバによりエレベータR1の上
端位置まで移送され、次いでエレベータR1によって下
方へ移送されて、コンベアラインP1の下部メンバ上に
移載されるようになっている。エレベータH2およびR
2とコンベアラインP2の上・下部メンバとの相対関係
も上記と同様である。
【0044】中子組立てラインG1,G2で組み立てら
れた中子組立て体4は中子パレット上に載置されてコン
ベアラインP1の下部メンバ上を図15の左方へ移送さ
れ、中子ストッカ40に機種データとともに入庫され
る。そして、鋳造装置Q1〜Q14からの要求信号によ
り中子ストッカ40から出庫された中子組立て体4は、
接着機41により接着された後、エレベータH1,H2
まで搬送され、次にエレベータH1,H2によって下階
に移送され、コンベアラインK1,K2の下部メンバ
(コンベアラインK1においてはK1a)上に移載され
る。
【0045】ここで、出庫要求信号を発した鋳造装置が
例えば鋳造ラインL1のQ5であるとすると、先ず中子
組立て体4は、下方のコンベアラインK1aによりエレ
ベータE5の位置まで図の左方へ搬送され、次にエレベ
ータE5により上階へ移送され、次いで鋳造装置Q5の
コアセッタ31によって当該鋳造機30の金型1にセッ
トされ、前述の態様で鋳造が行われる。
【0046】一方、空の中子パレットは、エレベータE
5により下階へ移送されて、上方のコンベアラインK1
bによってエレベータH1の位置まで図の右方へ搬送さ
れ、エレベータH1で上階のフロア面MBよりもさらに
上方へ移送され、次にコンベアラインP1上部メンバに
よりエレベータR1の上端位置まで移送され、次いでエ
レベータR1によって下方へ移送されて、コンベアライ
ンP1の下部メンバ上に移載され、中子組立てラインG
1に戻される。
【0047】鋳造装置Q5の鋳造機30で鋳造された製
品Wは、エクストラクタ32により金型1から取り出さ
れ、エレベータF3により下階へ移送されて、上方のコ
ンベアラインK1bによって図の右方へ搬送され、鋳造
製品後処理ラインJ1において、中子組立て体4の除去
およびゲート切断等の後処理が施される。
【0048】以上の説明で明らかなように、この鋳造設
備は、鋳造装置Q1〜Q14が上階に配設され、中子組
立て体4および鋳造製品Wの搬送手段であるコンベアラ
インK1,K2が下階に配設された2階建て構造を有す
るため、スペースファクタがきわめて良好であり、限ら
れたスペースに多数の鋳造装置Q1〜Q14を配設する
ことができるとともに、鋳造機30周りの構成を簡素化
することができ、メンテナンス性が良好になる。
【0049】また、鋳造装置Q1〜Q14が上階に配設
され、中子組立て体4および鋳造製品Wの搬送手段であ
るコンベアラインK1,K2が下階に配設されていると
ともに、上記コンベアラインK1,K2が、下方の中子
組立て体搬入ラインと上方の鋳造製品搬出ラインとによ
って構成されているため、これら鋳造装置Q1〜Q14
に対する中子組立て体4の搬入および鋳造装置Q1〜Q
14からの鋳造製品Wの搬出をきわめて効率的に行うこ
とができる。
【0050】次に、この鋳造設備において集中管理コン
トローラが実行する制御ルーチンの1例を、図16以下
のフローチャートに基づいて説明する。なお、説明を簡
略にするために、鋳造ラインL1の鋳造装置Q5の場合
をを例にする。また、以下のフローチャートにおいて、
Sはステップを表す。
【0051】図16は、中子組立て体4(未接着)を中
子組立てラインG1の中子ストッカ40から出庫する場
合の中子出庫ルーチンを示すフローチャートである。
【0052】先ず、S1で鋳造機の作業完了指令b(後
述)を受け、S2で出庫指令信号から種別を読みだし、
S3でその機種の中子組立て体4を中子ストッカ40か
ら取り出し、S4で中子搬送用コンベアラインP1の下
部メンバ上に載置して接着機41の位置まで中子組立て
体4を搬送し、S5で接着剤を注入して中子組立て体4
を接着する。そして、S6で接着済みの中子組立て体4
をエレベータH1に乗せて下階に移送し、S7で中子種
別を検出し、S8で行先を指定し、S9でコンベアライ
ンK1aに載置し、S10で作業完了指令を発して、中
子出庫ルーチンを完了する。
【0053】図17は、中子組立て体4を鋳造装置Q5
に搬入する中子搬入ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【0054】先ず、S11で作業完了指令aを受け、S
12で、コンベアラインK1aを流れる中子組立て体4
の順位を順位メモリに記憶する。そして、出庫指令信号
を発した鋳造装置Q5に付随する中子移送用エレベータ
E5の位置に希望の中子組立て体4が到着したか否か
を、S13でコンベアラインK1a上に設定されたリミ
ットスイッチ(図示は省略)によって判定し、YESで
あれば、S14で、ノックピン(図示は省略)を突出さ
せてその中子組立て体4をエレベータE5の位置に停止
させ、S15でエレベータE5に移載し、これを上階に
移送して中子搬入ルーチンを完了する。
【0055】図18は、中子組立て体4を鋳造装置Q5
の鋳造機30にセットする中子セットルーチンを示すフ
ローチャートである。
【0056】先ずS21で、到着した中子組立て体4の
種別確認を行う。そして、S22で種別が一致している
か否かを判定し、YESであれば、S23で、コアセッ
タ31で中子組立て体4をホールドし、NOであれば、
S31でエレベータE5に乗せて返却するとともに、S
32で作業完了指令を発する。次に、S24でコアセッ
タ31による中子組立て体4のホールドが完了したか否
かを判定し、YESであれば、S25で型温TA および
湯温TB を計測し、S26で、型温TA および湯温TB
が前記表3に示す範囲内にあるか否かを判定する。
【0057】S26の判定結果がYESであれば、S2
7に進み、中子組立て体4を金型1上に載置し、S28
で光電管による中子組立て体4の位置の検出を行う。そ
してS29で、中子組立て体4が光を遮光しているか否
かを判定し、NOであれば、S30で中子セット完了信
号を発し、YESであれば、S34で警報を発するとと
もに、S35で作業を停止させる。
【0058】図19〜図21は、鋳造時の溶湯加圧制御
ルーチンを示すフローチャートである。
【0059】先ず、図19のS41で中子組立て体4の
セットが完了したか否かを判定し、S42で型温TA
よび湯温TB を計測し、S43で、型温TA および湯温
Bが前記表3に示す範囲内にあるか否かを判定する。
そして、S43の判定結果がYESであれば、S44に
進み鋳造を開始する。
【0060】次に、S45で、前記表1のマップから溶
湯加圧パターンと金型冷却パターン(図9参照)とを選
択し、S46で予圧を開始し、S47で目標予圧になる
ようにフィードバック制御を行う。次のS48では、予
圧が完了したか否かを判定し、YESであれば、図20
のS51へ進み、金型1が全閉か否かを判定する。そし
て、YESであれば、S52で溶湯の充填を開始し、S
53で目標充填圧になるようにフィードバック制御を行
う。
【0061】次のS54では、充填検知センサ25が溶
湯の充填を検知したか否かを判定し、YESであれば、
S55で、このときの圧力Pを計測するとともに、S5
6で昇圧を開始する。そしてS57で、充填検知センサ
25が溶湯の充填を検知したときの圧力Pに一定圧力値
αを加えた値を目標加圧値P0 として設定し、S58で
圧力Pが目標加圧値P0 になるようにフィードバック制
御を行い、S59で圧力Pが目標昇圧値P0 以上になっ
たと判定されれば、S60でそのときの圧力Pを保持
し、図21のS71へ進む。
【0062】一方、S51の判定がNOのときには、S
61で予圧を保持するとともに、S62でタイマをセッ
トして、このタイマの設定時間が経過するまではS51
へ戻る。そして、タイマの設定時間が経過したときに
は、S64で圧力を低下させるとともに、S65で警報
を発し、S66で作業を停止させる。
【0063】次に、図21のS71では、10秒経過し
たか否かを判定し、YESであれば、S72で型温TA
および湯温TB を計測し、S73で、表2に示すマップ
から、加圧時間および冷却時間を設定する。そして、S
74およびS75で、加圧時間および冷却時間が完了し
たと判定されたとき、S76で金型1を開き、S77で
作業完了指令bを発し、溶湯圧力制御ルーチンを終了す
る。
【0064】次の図22は、金型閉作動ルーチンを示す
フローチャートである。このルーチンは、図19〜図2
1に示すルーチンとの関連を保ちつつ、並行して実行さ
れる。
【0065】先ず、S81で、鋳造が開始されたか否か
を図19のS44から判定し、YESであれば、S82
で金型1の閉作動を開始する。そして、S83で金型1
が全閉されたか否かを判定し、YESであれば、S84
で金型全閉完了フラグを立てる。一方、S83の判定が
NOのときには、S85でタイマをセットするととも
に、S86でこのタイマの設定時間が経過したか否かを
判定し、NOの間はS83へもどるが、YESになった
時点でS87へ進み、警報を発する。
【0066】最後に、図23は、鋳造時の型温TA およ
び湯温TB の制御ルーチンを示すフローチャートであ
る。このルーチンも、図19〜図21に示すルーチンと
の関連を保ちつつ、並行して実行される。ここでは、S
91で、鋳造が開始されたか否かを図19のS44から
判定し、YESであれば、S92で目標温度になるよう
にフィードバック制御を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる低圧鋳造方法の実施に適用され
る低圧鋳造装置が備えている鋳造用金型の構成を概略的
に示す断面図
【図2】同 中子組立て体の斜視図
【図3】同 中子組立て体の分解斜視図
【図4】同 排気ポート形成用砂中子の背面図(図4
A),平面図(図4B),正面図(図4C)および底面
図(図4D)
【図5】同 ウオータージャケット形成用砂中子の背面
図(図5A),平面図(図5B),正面図(図5C)お
よび底面図(図5D)
【図6】溶湯加圧パターンを示す線図
【図7】金型に充填検知センサが取り付けられた状態を
示す断面図
【図8】図6の加圧パターンに対する昇圧開始時点補正
動作の説明に供する線図
【図9】金型冷却パターンを示す線図
【図10】本発明の実施に適用される低圧鋳造装置の正
面図
【図11】同 正面図
【図12】鋳造設備の上階部分の平面図
【図13】鋳造設備の下階部分の平面図
【図14】鋳造設備の側面図
【図15】鋳造設備の中子組み立てラインの平面図
【図16】中子出庫ルーチンのフローチャート
【図17】中子搬入ルーチンのフローチャート
【図18】中子セットルーチンのフローチャート
【図19】溶湯圧力制御ルーチンのフローチャート前半
部分
【図20】溶湯圧力制御ルーチンのフローチャート中間
部分
【図21】溶湯圧力制御ルーチンのフローチャート後半
部分
【図22】金型閉作動ルーチンのフローチャート
【図23】溶湯および金型の温度制御ルーチンのフロー
チャート
【符号の説明】
1 鋳造用金型 2 下型 3 上型 4 中子組立て体 5 入れ子 6 鋳抜きピン 7 キャビティ 8,9 冷却流体通路 10 規制部材 11 中子組立て体の下枠 12〜15 中子組立て体の外枠 16 排気ポート形成用砂中子 17 吸気ポート形成用砂中子 18 ウオータジャケット形成用砂中子 19 オイルジャケット形成用砂中子 21,22 湯口 25 充填検知センサ 26 溶湯 30 鋳造機 31 コアセッタ 32 エクストラクタ 33 溶湯保持炉 Q,QI〜Q14 鋳造装置 E1〜E14,F1〜F8,H1,H2 エレベータ G1,G2 中子組立てライン J1,J2 鋳造製品後処理ライン K1,K2 コンベアライン L1,L2 鋳造ライン W 鋳造製品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に貯溜された溶湯の表面を、
    気体圧力により、予め設定された加圧パターンに基づい
    て加圧して、金型内に画成されたキャビティに上記溶湯
    を充填し、該溶湯の充填後、上記気体圧力を上昇させ、
    かつ上昇後の気体圧力を所定期間保持して鋳造を行う低
    圧鋳造方法において、 上記気体圧力の保持期間の初期における金型温度および
    溶湯温度を検出し、該検出された金型温度および溶湯温
    度に応じて、上記保持期間の長さを設定することを特徴
    とする低圧鋳造方法。
  2. 【請求項2】 密閉容器内に貯溜された溶湯の表面を、
    気体圧力により、予め設定された加圧パターンに基づい
    て加圧して、金型内に画成されたキャビティに上記溶湯
    を充填し、該溶湯の充填後、上記気体圧力を上昇させ、
    かつ上昇後の気体圧力を所定期間保持して鋳造を行う低
    圧鋳造方法において、 上記気体圧力の保持期間の初期における金型温度および
    溶湯温度を検出し、該検出された金型温度および溶湯温
    度に応じて、上記保持期間の終了時点から型開き時点ま
    での時間を設定することを特徴とする低圧鋳造方法。
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