JPH0760320A - 厚板圧延方法 - Google Patents

厚板圧延方法

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JPH0760320A
JPH0760320A JP5232177A JP23217793A JPH0760320A JP H0760320 A JPH0760320 A JP H0760320A JP 5232177 A JP5232177 A JP 5232177A JP 23217793 A JP23217793 A JP 23217793A JP H0760320 A JPH0760320 A JP H0760320A
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裕二 堀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は可逆式圧延機において安定性の高い
自動の高能率圧延を実現し、かつ高精度な板厚、クラウ
ンを達成しながら圧延形状を最適とする厚板圧延方法に
関する。 【構成】 可逆式の圧延機を用いて板材を圧延するにあ
たり、あらかじめ適正な板厚圧下パススケジュールを複
数パターン計算機に記憶しておき、実際の圧延時におけ
る実績条件に合致するスケジュールを取り出し、実績値
を考慮してパススケジュールを決定する厚板圧延方法。
さらに、圧延パス途中では、各パス毎の実績値を計測し
て学習計算による適応制御を行い、次パスの設定を最適
とすることを特徴とする厚板圧延方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可逆式圧延機において安
定性の高い自動の高能率圧延を実現し、かつ高精度な板
厚、クラウンを達成しながら圧延形状を最適とする厚板
圧延方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の圧延機におけるパススケジュール
の決定方法としては、圧延形状の平坦化を目的として各
パス毎の板クラウンの変化を制御するために最大設備許
容能力以下の圧延荷重に制約した条件で圧下スケジュー
ルを決定する方法がある(特開昭62−259605
号)。
【0003】また、高能率で圧延させるために、形状影
響の小さい上流パスで全負荷で圧延し、板クラウンの変
化が形状に敏感な下流パスでのみ負荷を抑えてパススケ
ジュールを決定する方法がある(特公昭63−123
号)。
【0004】一方、リバース圧延におけるパススケジュ
ールの決定方法として、圧延形状の確保と設備許容限界
内でメカニカルクラウン許容範囲を求めて順次下から積
み上げて板厚スケジュールを決定する方法が提案されて
いる(特願平4−300144号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来圧
延方法で、圧延材の形状平坦化を図るためには、各パス
毎の板クラウンの変化を一定範囲内に抑えることを前提
としており、クラウンの支配要素である圧延荷重が制約
され、設備許容能力より小さい負荷で圧延しなければな
らず、結果としてパス数が多く圧延能率が下がると同時
に圧延温度低下による形状不良が発生する問題点があっ
た。
【0006】また、高能率で圧延させるために、形状影
響の小さい上流パスで全負荷で圧延し、板クラウンの変
化が形状に敏感な下流パスでのみ負荷を抑えてパススケ
ジュールを決定したとしても、さらに全負荷のパスと形
状を優先させる下位パスでの圧延荷重変化が大きく、こ
の圧延荷重変化を平滑化させたパスで途中パスをつなぐ
為、必ずしも形状良好な圧延材を得られなかった。
【0007】一方、圧延形状の確保と設備許容限界内で
メカニカルクラウン許容範囲を求めて順次下から積み上
げて板厚スケジュールを決定する方法では、パスを積み
重ねる分だけ温度などの予測推定誤差が積算されて、特
に最終段での温度変化の大きい薄い板厚領域では形状を
安定して満足できる圧延ができない問題があった。
【0008】本発明は、これらの問題を鑑みて、可逆式
の圧延機を用いて板材を圧延するにあたり、あらかじめ
適正な板厚圧下スケジュールを複数計算機に記憶してお
き、実際の圧延時における板厚・温度実績を計測した結
果をもとに、条件に合致する記憶圧下スケジュールを取
り出し、実績値を考慮して修正を加えてパススケジュー
ルを決定したのち、さらに、各パス毎の実績値を計測し
て学習計算し、全パスにわたって圧延設備本来の能力を
最大限に活用し、パス回数が最少となる高能率圧延を実
現させ、かつ圧延形状を最適とするパススケジュールの
決定方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、可逆式圧延機において板材を圧延する際の
パススケジュールを決定するに当たり、従来の「形状調
整の為の負荷制約パス」+「全負荷で圧延するパス」を
分離した概念、あるいは、クラウン比率を考慮して下流
から積み上げて板厚を決定する概念をなくし、形状・能
率とも最適となる板厚圧下スケジュールを計算機にあら
かじめ複数パターン記憶しておき、実際の圧延開始前の
材料の板厚・温度実績値から条件に合致する記憶圧下ス
ケジュールを取り出して、材料状態、ロールの状態なら
びにミルの状態等を考慮して、最適になるように修正を
加えて全パス一貫して形状を満足し、かつ圧延設備能力
の最大値で圧延できるパススケジュールを決定させる。
さらに、各パス毎の材料板厚、温度、圧延負荷の実績値
を計測して学習計算して次パスの設定を最適値に修正を
加えながら、圧延することによって、目的とする圧延材
の板厚、形状、クラウンを高精度でかつ能率の良い圧延
が実現できる。
【0010】以下に本発明方法の詳細を図1から図9を
参照して説明する。なお、以下のフローチャートにおい
て、各ステップをSと略す。本発明によるパススケジュ
ールの決定方法では、まず図1のS1にあるように、前
材と全く同一のサイズ材であるかどうかチェックする。
同一材である場合は、パススケジュールを再度計算は実
施せず、前材の実績情報を見習ってスケジュールを決定
する。材料のサイズ、鋼種等が前材と異なっていれば、
まず狙いとする最終パス目標出側板厚、板クラウン量、
板幅等のサイズ情報ならびに材料成分・材質を確保する
ための制御温度などのスラブ情報をビジネスコンピュー
タより受け取る(S2)。
【0011】次いで、これらのスラブ情報より、以下の
判断方法によってあらかじめ記憶した板厚圧下スケジュ
ールのどれを適用するかを判断する。
【0012】まず、当該材が特定の圧延条件ナンバーか
否か判断する(S3)。この圧延条件ナンバーは、例え
ば、温度制御圧延条件や加速冷却条件などの圧延製造プ
ロセス条件毎にあらかじめ設定しているもので、先に示
したビジネスコンピュータからの情報として与えられ
る。この圧延条件ナンバーのなかで特別に圧延パススケ
ジュールをパターン化している場合には、圧延条件ナン
バーに従ってパターンナンバーを取り出す(S4)。特
定圧延条件ナンバーに対応して、パターンコードナンバ
ーを取り出す対応表の例を図2に示す。
【0013】一方、特定の圧延条件ナンバーではない時
には、圧延材料の狙い厚と板幅に従ってパターンナンバ
ーを取り出す(S5)。パターンナンバーを取り出す対
応表の例を図3に示す。ここでは、厚み/幅のテーブル
毎にパターンナンバーが記憶されており、サイズをキー
にして該当サイズのパターンナンバーを取り出す。な
お、図1のS6にあるようにパターンナンバー=0のと
きは、パターン登録していない場合であり、パターン制
御非適用材(S8)と判断して、通常のパススケジュー
ル計算を適用する(S13)。
【0014】上述のようにしてパターン制御適用材(S
7)であると判断された場合には、それぞれのパターン
ナンバー毎には図4の例に示すような圧延のための必要
情報、すなわち、パス回数、圧延噛込方向、基準圧延開
始厚、適用可能開始板厚範囲、初期パス噛込温度、各板
厚・板幅の範囲で基準となる代表サイズの場合のもので
ある。
【0015】これらの登録情報をパターンナンバーをキ
ーにして取り出した後、登録ナンバーが正しいかどうか
チェックした後(S10)、圧延の開始厚が図4に示す
情報の適用可能圧延開始板厚範囲内であることをチェッ
クする(S11)。範囲内であれば、取り出した基準板
厚パターンについて、実際に圧延する材料のサイズに応
じて板厚パターンを修正する(S12)。
【0016】ここで、実際に圧延する材料のサイズに応
じた板厚パターンの修正方法について、図5を用いて詳
細に説明する。
【0017】現在圧延中の材料の最終狙いとする板厚を
HAIM、現在圧延中の材料の圧延開始厚をHiso-actとし
て、また記憶している基準となる狙い厚、圧延開始厚を
それぞれHP(PSS)、HISSとすると、まず、板厚パター
ン修正率を PCR =(Hiso-act−HAIM)/{(HISS−HP(PSS)} …(1) として計算する。次いで各パスの出側板厚を(2)式に
よってi=1〜PSSまでパス回数分繰り返し計算するこ
とで、実際に圧延するための出側の各パス板厚スケジュ
ールを計算する。
【0018】 HPN(i)=HAIM+PCR・〔HP(i)−HP(PSS)〕 …(2) 最後に、圧延開始厚を HISON(i)=Hiso-act …(3) として、板厚パターンの修正を終える。
【0019】このように合致する記憶圧下スケジュール
を取り出し、実績値を考慮して修正を加えて基本となる
板厚圧下パススケジュールを決定したのち、さらに、実
際の圧延開始厚から圧延が可能なように負荷配分の修正
(ラウンドオフ)計算(S13)を行い、最後に圧延温
度、圧延荷重等の厳密なスケジュール計算(S14)を
実施して最終的なパススケジュールを決定する。
【0020】上述のようにして、自動で決定されたパス
スケジュールに対して、オペレータは自由に再度スケジ
ュールを修正することができる。この時のオペレータ要
求による再スケジュール計算時のパターン制御適用判断
のフローを図6に従って説明する。
【0021】オペレータの運転画面(CRT)には、パ
ターンナンバーを直接呼び出すことができる設定操作端
を設置しておき、その項目に0以外がインプットされた
場合(図6のS62)には、パターン制御適用材として
自動選択時と同様の方法で、パススケジュールを決定す
ることができる。
【0022】さらに、実際の圧延中においては各パス毎
の実績値を計測して学習計算し、板厚と圧延形状とを全
パスにわたって最適とする適応制御計算を行う。
【0023】以下にパス間での適応制御の方法について
図7を参照に説明する。S21において各パス間では、
まず、直前パスの圧延実績について以下の項目の実績値
を収集する。
【0024】 直前パスの圧延荷重実績 :PACT 直前パスのワークロールベンディング(WRB)荷重 :FACT 直前パスのロールギャップ値 :SACT 直前パス出側の厚さ計実測板厚 :HACT 直前パス出側の厚さ計実測板クラウン :CACT 直前パスの材料実績温度 :TACT 直前パス出側の実績形状(急峻度) :λACT 次いで、実測値と計算値を比較学習するための直前パス
の実績計算値を計算する。 〔直前パスの実績計算板厚 :HCAL〕(S22) HCAL=function(SACT,PACT,ミル剛性,材料幅) …(4) 〔直前パスの実績計算クラウン:CCAL〕(S23) CCAL=function(PACT,FACT,ミルクラウン剛性,材料幅) …(5) 〔直前パスの実績計算圧延温度:TCAL〕(S24) TCAL=TCAL(前)−dT …(6) 但し、dT:1パス分の温度降下推定量 dT=function(TCAL(前),HCAL(前),PACT) …(7) 〔直前パスの実績計算圧延荷重:PCAL〕(S25) PCAL=function(△H,TCAL,材料幅、材料鋼種係数) …(8) 但し、△H:直前パスの圧下量(HCAL(前)−HCAL) 〔直前パスの実績計算圧延トルク:TQCAL〕(S2
6) TQCAL=function(PCAL,△H,TCAL,材料幅、材料鋼種係数) …(9) 〔直前パスの実績計算圧延形状:λCAL〕(S27) λCAL=function(△C/H,形状変化係数) …(10) 但し、△C/H:直前パスのクラウン比率変化量 これらの実績計算値と実測値を、比較することで各計算
モデル式を学習更新する。 〔板厚学習オフセット値 :HOFFSET〕(S28) HOFFSET=function(HCAL−HACT,HOFFSET(前)) …(11) 但し、HCAL−HACT :直前パスの板厚推定誤差 HOFFSET(前):更新前の板厚学習オフセット値 〔クラウン学習オフセット値 :COFFSET〕(S29) COFFSET=function(CCAL−CACT,COFFSET(前)) …(12) 但し、CCAL−CACT :直前パスのクラウン推定誤差 COFFSET(前):更新前のクラウン学習オフセット値 〔温度学習オフセット値 :TOFFSET〕(S30) TOFFSET=function(TCAL−TACT,TOFFSET(前)) …(13) 但し、TCAL−TACT :直前パスの温度推定誤差 TOFFSET(前):更新前の温度学習オフセット値 〔荷重学習オフセット値 :POFFSET〕(S31) POFFSET=function(PCAL/PACT,POFFSET(前)) …(14) 但し、PCAL/PACT :直前パスの荷重推定誤差率 〔トルク学習オフセット値 :TQOFFSET〕(S3
2) TQOFFSET=function(TQCAL/TQACT,TQOFFSET(前)) …(15) 但し、TQCAL/TQACT:直前パスのトルク推定誤差率 〔形状学習オフセット値 :λOFFSET〕(S33) λOFFSET=function(λCAL−λACT,λOFFSET(前)) …(16) 但し、λCAL−λACT :直前パスの形状推定誤差 以上のように、実際の圧延中においては直前パスの実績
計算値とセンサ各パス毎の実績値を計測して学習計算
し、パス信号ともに推定モデルに修正を加えながら、次
パスの設定(セットアップ)計算を行う。
【0025】以下に各パス間での次パス設定計算の方法
について図8を参照に説明する。図8のS41において
各パス間では、まず、次パスの圧延条件を認識する前処
理を行う。ここでの圧延条件は、パススケジュール計算
時に決定されている内容で、以下の項目である。
【0026】 次パス狙い目標板厚 :HAIM 次パス狙い目標クラウン :CAIM 次パス狙い目標形状(急峻度) :λAIM 次パス圧延方向 次パスデスケーリング実行有無 次いで、次パス圧延速度をS42で次パスの圧延サイズ
から推定し、速度から圧延時間を予測することで、次パ
スの圧延温度をS43で推定する。 〔次パスの推定圧延温度:TEST〕 TEST=TCAL−dT …(17) 但し、dT:次パス1パス分の温度降下推定量 dT=function(TCAL,HCAL) …(18) さらに、S44で、圧延荷重と圧延トルクを推定する。 〔次パスの推定圧延荷重:PEST〕 PEST=function(△H,TEST,材料幅、材料鋼種係数) …(19) 但し、△H:次パスの圧下量(HCAL−HAIM) 〔次パスの推定圧延トルク:TQEST〕 TQEST=function(PEST,△H,TEST,材料幅、材料鋼種係数) …(20) 但し、△H:次パスの圧下量(HCAL−HAIM) 圧延負荷を計算した後、S45で負荷が最大設備負荷を
超えていないかチェックする。
【0027】ついで、次パスの目標クラウンと目標形状
を満足する次パスクラウン制御アクチュエータ機能の設
定値を計算する。ここでは、ペアクロスミルにおける黒
く角度をアクチュエータとした実施例として説明する。
【0028】まず、圧延負荷及び設備許容能力からの次
パスで達成可能なメカニカルクラウンの許容範囲をS4
6で算出する。すなわち、メカニカルクラウンは、圧延
荷重P,ロールベンディング荷重F及びロール交叉角、
ロールプロフィールをパラメータとして次式により計算
推定できる。
【0029】 MCh=cl・P+c2・F+E+c3 …(21) ここで、MCh:設備負荷からのメカニカルクラウン P :圧延荷重(=PEST) F :ロールベンディング荷重 E :ロール交叉角により形成されるメカニカルクラ
ウン量 c1 :圧延荷重によるメカニカルクラウン影響係数 c2 :ベンディング荷重によるメカニカルクラウン影
響係数 c3 :ロールプロフィールにより形成されるメカニカ
ルクラウン量 なお、ロールベンディング制御装置がない場合には、上
式第2項を省略、またロールクロス装置がない場合に
は、上式第3項を省略すれば、設備負荷からのメカニカ
ルクラウンを計算することができる。
【0030】(21)式において最大圧延荷重Pmax,最
小交叉角2θminのMChが最大となり、逆に最小圧延
荷重Pmin,最小交叉角2θmaxのときMChが最小とし
て設備負荷からのメカニカルクラウン許容範囲を決定で
きる。
【0031】一方、S47に示す、圧延形状を平坦とす
る上で必要となるメカニカルクラウン量の範囲は以下の
計算によって算出する。
【0032】まず、圧延材の板幅と出側目標板厚から、
次パスの許容急峻度の上下限範囲と狙い値(それぞれλ
max,λmin,λaimと記す)を与える。このλaimは原則
的に0であり、またλmax,λmin値は、各圧延材サイズ
による形状許容範囲を表すパラメータであり、操業状況
に応じて経験的に定められる。
【0033】このλ値を用いて、 △ε=(π/2)2・λ2 …(22) より、許容伸び歪差、狙い伸び歪差を計算し、さらに Cout/hout=Cin/hin+△ε/ξ+α …(23) により、△εのmax,min,aimを与えて、出側の板クラ
ウン比率の許容範囲と狙い値を計算する。但し、C
in :入側板クラウン hin :入側板厚 Cout:出側板クラウン hout:出側板厚 △ε :伸び歪差 ξ :形状敏感性を表す値(形状変化係数) α :形状変化補正係数 である。
【0034】ここで、(Cin/hin)のmax,min,aim
から、次式により当パスでの形状から制約されるメカニ
カルクラウンの許容範囲と狙い値を計算する。
【0035】 MCk=1/(1-η)・{Cout-η・hout・(Cin/hin)} …(24) MCk:形状からのメカニカルクラウン η :クラウン遺伝係数 (24)式による形状からのメカニカルクラウン制約範囲
と(21)式による設備負荷からのメカニカルクラウン許
容範囲との両方を満たす範囲が当パスに置ける真のメカ
ニカルクラウン許容範囲として決定される。さらに、こ
の範囲内にMCkaimが存在するように修正して、真のメ
カニカルクラウン狙い値MCaimを決定する(S4
8)。
【0036】続いて、次パス圧延荷重PEST及び狙いメ
カニカルクラウンMCaimを達成することを前提とし
て、ロール交叉角2θ、及びベンディング荷重Fの最適
な組み合わせを同時に決定する(S49)。即ち、 E=fe(2θ) …(25) とすると、(21)式より、 MCaim=cl・P+c2・F+fe(2θ)+c3 であるから、 c2・F+fe(2θ)=MCaim−c3 …(26) として表現でき、MCaim一定の条件で、2θとFの組
み合わせは探索決定できる。(26)式において、一般的
にはワークロールベンダー荷重は中央値としてセットア
ップさせ、2θ、Fを決定する。また、評価関数等を用
いてその他の操業条件を反映させ、最適となる組み合わ
せを線形計画法等で求めることも可能である。
【0037】このようにして、次パスのクラウン制御ア
クチュエータの設定値を決定したのち、スラスト荷重の
負荷をチェックして(S50)、最後に、目標板厚を達
成するためのロールギャップ設定値をS51で決定す
る。 〔次パスのロールギャップ設定値:SSET〕 SSET=function(HAIM,PEST,ミル剛性,材料幅) …(27) 以上の計算により、次パスの設定計算を終え、実際のロ
ールギャップAPC及びクロス角設定APC動作を実施
するシーケンサーに情報を伝送して、圧延を精度よく実
施することができる。
【0038】
【作用】本発明によるパススケジュール決定方法によ
り、あらかじめ適正な板厚圧下スケジュールを複数計算
機に記憶しておき、実際の圧延時における板厚・温度実
績を計測した結果をもとに、条件に合致する記憶圧下ス
ケジュールを取り出して、実績値を考慮して修正を加え
た圧延が可能となるために、極めて安定性の高い圧延制
御が実現できる。
【0039】さらに、パススケジュールを決定したの
ち、各パス毎の実績値を計測して学習計算し、毎パス毎
に精度良く修正計算を加えることにより、単に画一的に
パターン化した圧延方法ではなく、圧延ロールチャンス
状態や、ミル状態、材料の温度条件等の外乱影響に対し
て適時自動修正が施されるために、圧延設備本来の能力
を最大限に活用し、高精度な板厚制御を達成しつつ、圧
延形状(平坦度)を最適とする圧延が可能となる。
【0040】さらに、センサでの不測の状況や、実際の
圧延時における高能率指向状態に応じて、オペレータが
自由にパス回数や、圧下パターンに介入することがで
き、可逆式圧延機におけるパス回数可変能力を十分に発
揮できるものである。
【0041】
【実施例】次に本発明の前記の手順に従って、圧延材の
パススケジュールを決定した実施例を示す。
【0042】〔実施例1〕以下の前提条件で圧延材のパ
ススケジュールを計算した。
【0043】最終狙い厚:6.0mm 最終パス出側板クラウン量:0.02mm 板幅:2536mm 前材との比較:前材とは異なるサイズ 最終パスの仕上温度:750°C後面方向仕上 デスケーリング実行パス:初期パスより1,3パス目 最大クロス角:0.800 圧延条件ナンバー:0(設定なし) Hiso-act:77.95mm 上記前提条件は、実際のオンラインでのプロセスコンピ
ュータ計算では、上位のビジネスコンピュータから圧延
材料情報として伝送されるか、あるいは、操業条件に応
じてパターン化された情報として与えられる。
【0044】次いで、これらのスラブ情報より、図1で
のパターン制御適用判断方法によってあらかじめ記憶し
た板厚圧下スケジュールのどれを適用するかを判断す
る。
【0045】当該材は圧延条件ナンバーが設定されてい
ないために、S3に従って、圧延材料の狙い厚と板幅を
キーとして、図3に示すようなパターンテーブルに従っ
てパターンナンバーを取り出す。
【0046】ここでは厚み/幅をキーにしてテーブルで
パターンナンバーは#07が記憶されている。パターン
ナンバー#07には以下、表1,表2,表3に示す圧延
のための必要情報を記憶している。
【0047】これらの登録情報をパターンナンバーをキ
ーにして取り出した後、登録ナンバーの整合性と開始厚
の範囲をチェックし、取り出した基準板厚パターンにつ
いて、実際に圧延する材料のサイズに応じて板厚パター
ンを修正する(S12)。
【0048】板厚パターン修正率 PCR=(77.95-6.00)/(80.00-5.82)=0.97 …(27) 各パスの出側板厚を(2)式によってi=1〜PSSまでパ
ス回数分繰り返し計算することで、実際に圧延するため
の出側の各パス板厚スケジュールを計算する。
【0049】 HPN(i)=6.00+0.97・〔HP(i)-5.82〕 …(28) 最後に、圧延開始厚を HISON(i)=77.95 …(29) として、板厚パターンの修正を終える。
【0050】このように板厚圧下パススケジュールを決
定したのち、圧延温度、圧延荷重等の厳密なスケジュー
ル計算を実施して最終的なパススケジュールを決定す
る。
【0051】また、この自動で決定されたパススケジュ
ールに対して、オペレータは自由に再度スケジュールを
修正することができる。この時の再スケジュール計算の
要求時のオペレーション例を図9に従って説明する。。
まず、オペレータの運転画面(CRT)から、修正パタ
ーンナンバーを直接呼び出すことができる(S92)。
さらに、パス回数について増加あるいは減少の介入が実
施できる(S94)。また、最終狙い厚について自由に
介入修正が可能である(S96)。
【0052】次に、パス間での適応制御の実施例につい
て説明する。ここでは、3パス目から4パス目のパス間
の1パス分の適用例を数値例で示す。3パス終了後のパ
ス間では、3パス目の圧延実績について以下の項目の実
績値を収集する。
【0053】 3パス目の圧延荷重実績 :PACT=3334tonf 3パス目のワークロールベンディング(WRB)荷重 :FACT=103ton/chock 3パス目のロールギャップ値 :SACT=25.42mm 3パス目出側の厚さ計実測板厚 :HACT=28.54mm 3パス目出側の厚さ計実測板クラウン :CACT=0.14mm 3パス目の材料実績温度 :TACT=965°C 3パス目出側の実測形状(急峻度) :λACT=0.2% 次いで、実測値と計算値を比較学習するための直前パス
の実績計算値を計算する。
【0054】 直前パスの実績計算板厚 :CCAL=28.59mm 直前パスの実績計算クラウン :CCAL=0.12mm 直前パスの実績計算圧延温度 :TCAL=977°C 直前パスの実績計算圧延荷重 :PCAL=3442tonf 直前パスの実績計算圧延トルク :TQCAL=182tonf・m 直前パスの実績計算圧延形状 :λCAL=0.3% これらの実績計算値と実測値を、比較することで各計算
モデル式が学習更新する。
【0055】 板厚学習オフセット値 :HOFFSET=-0.02mm クラウン学習オフセット値 :COFFSET=-0.01mm 温度学習オフセット値 :TOFFSET=-4°C 荷重学習オフセット値 :POFFSET=0.99 トルク学習オフセット値 :TQOFFSET=1.01 形状学習オフセット値 :λOFFSET=-0.1% 以上のように、3パス目の実績計算値と学習計算値を決
定後、4パス目の設定計算を行う。まず、4パス目の圧
延条件を認識する前処理を行う。
【0056】 4パス目狙い目標板厚 :HAIM 20.50mm 4パス目狙い目標クラウン :CAIM 0.12mm 4パス目狙い目標形状(急峻度) :λAIM 0.00 4パス目圧延方向 逆転パス 4パス目デスケーリング実行有無 無し 次いで、次パス圧延速度63rpmと推定し、速度から圧
延時間を12.3秒と予測する。
【0057】 次パスの推定圧延温度 :TEST=921°C 次パスの推定圧延荷重 :PEST=3264°C 次パスの推定圧延トルク :TQEST=164°C 圧延負荷を計算した後、負荷が最大設備負荷を超えてい
ないかチェックする。
【0058】次いで、次パスの目標クラウンと目標形状
を満足する次パスクラウン制御アクチュエータ機能の設
定値を計算する。ここでは、ペアクロスミルにおけるク
ロス角度を実施例として説明する。
【0059】まず、圧延負荷及び設備許容能力からの次
パスで達成可能なメカニカルクラウンの許容範囲を算出
する。
【0060】 MCh Max= 0.25mm at Pmax、θmin MCh Min=−1.13mm at Pmin、θmax 一方、圧延形状を平坦とする上で必要となるメカニカル
クラウン量の範囲を算出する。
【0061】MCk = 0.10mm MCk Max= 0.13mm MCk Min=−0.07mm 形状からのメカニカルクラウン制約範囲と設備負荷から
のメカニカルクラウン許容範囲との両方を満たす範囲が
当パスにおける真のメカニカルクラウン許容範囲として
決定される。さらに、この範囲内にMCkaimが存在する
ように修正して、真のメカニカルクラウン狙い値MCai
mを決定する。
【0062】MCaim=0.10mm 続いて、次パス圧延荷重PEST及び狙いメカニカルクラ
ウンMCaimを達成することを前提として、ロール交叉
角2θ及びベンディング荷重Fの最適な組み合わせを同
時に決定する。
【0063】θ=0.414° F=103ton/chock(中央値) このようにして、次パスのクラウン制御アクチュエータ
の設定値を決定したのち、最後に、目標板厚を達成する
ためのロールギャップ設定値を決定する。
【0064】次パスのロールギャップ設定値 :S
SET=17.62mm 以上の計算により、次パスの設定計算を終え、実際にロ
ールギャップAPC及びクロス角設定APC動作を実施
するシーケンサーに情報を伝送して、圧延を精度よく実
施することができる。以上で1パス分の温度、荷重、ク
ラウンの計算を終了する。
【0065】本発明によるパススケジュールの計算結果
を従来法と比較した実施例を以下に示す。本例では圧延
開始時の厚さを77.95mmとして、全パス分のパス
スケジュールを計算した。 いずれも、ロールクロス機能による形状調整能力は同じ
であるが、従来法でのパススケジュールではクロス、圧
延荷重とも上位パスから下流パスまでの変動が大きく、
パス回数が増加する問題があるのに対して、本法では、
あらかじめ適正な板厚圧下スケジュールを計算機に記憶
して条件に合致する記憶圧下スケジュールを取り出して
実績に見合った修正を加えてパススケジュールを決定し
ているために、全パスにわたって荷重変動の少ない一貫
したパススケジュールが実現できており、従来法におけ
る形状調整の下流パスと全負荷の上流パスの圧延荷重が
不連続となる欠点が解消され安定性の高い自動圧延が可
能となる。
【0067】さらに、各パス毎の実績値を計測して学習
計算し、高精度な圧延を実現させ、かつ圧延形状を平坦
とする圧延方法が提供できるものである。
【0068】本発明による効果を従来法と比較した結果
を、図10から図14に示す。
【0069】図10は、本発明によるパス進行に伴う圧
延荷重の安定性を従来法と比較して示したものである。
従来法では、終段パスで圧延荷重が大きく変動している
のに対して、本発明では、荷重変動の少ない安定圧延が
実現できている。図11は、最終パスの圧延荷重変動量
について、本発明を適用した場合と従来法を統計的に比
較した棒グラフである。図12は、本発明によるパス進
行に伴う圧延クラウン比率の安定性を従来法と比較して
示したものである。従来法では、荷重と同様に終段パス
でクラウン比率が大きく変動して形状が乱れるのに対し
て、本発明では、変動の少ない形状がフラットな圧延が
実現できている。図13は、最終パスのクラウン比率変
動量について、本発明を適用した場合と従来法を統計的
に比較した棒グラフである。図14は、本発明の適用に
よる圧延形状の不良材の発生率について、従来法と比較
した棒グラフである。
【0070】
【表1】
【0071】
【表2】
【0072】
【表3】
【0073】
【発明の効果】本発明による圧延方法により、「従来の
形状調整の為の負荷制約パス」+「全負荷で圧延するパ
ス」を分離した概念、あるいは、クラウン比率を考慮し
て下流から積み上げて板厚を決定する概念をなくし、形
状・能率とも最適となる板厚圧下スケジュールを確実に
提供できるために、極めて安定性の高い計算機自動圧延
が実現できる。また、実際の圧延開始前の材料の板厚・
温度状態、ロールの状態並びにミルの状態等を考慮し
て、最適になるようにパターンに修正を加えて再現する
ことから、あらゆる条件に対応できる汎用性がある。さ
らに、各パス毎の材料板厚、温度、圧延負荷の実績値を
計測して学習計算して次パスの設定を最適値に修正を加
えながら、圧延することによって、目的とする圧延材の
板厚、形状、クラウンを高精度でかつ能率の良い圧延が
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるスケジュール計算時のパ
ターン制御適用判断フローチャートである。
【図2】本発明の実施例による特定圧延条件ナンバー材
対応パターンコードテーブル例を示す図である。
【図3】本発明の実施例によるサイズ別パススケジュー
ルパターンコードテーブル例を示す図である。
【図4】本発明の実施例による登録パターン情報を示す
図である。
【図5】本発明の実施例による板厚パターン作成処理を
示す図である。
【図6】本発明の実施例によるオペレータ要求による再
スケジュール計算時のパターン制御適用判断フローチャ
ートである。
【図7】本発明の実施例による学習計算における適用制
御フローチャートである。
【図8】本発明の実施例による学習計算における適用制
御フローチャートである。
【図9】本発明の実施例による再スケジュール計算要求
時のオペレーションフローチャートである。
【図10】本発明と従来例の圧延荷重実績スケジュール
の比較例である。
【図11】本発明と従来例の板厚別荷重安定性比較例で
ある。
【図12】本発明と従来例のクラウン比率実績スケジュ
ールの比較例である。
【図13】本発明と従来例の板厚別クラウン比率バラツ
キ改善状況を示す図である。
【図14】本発明と従来例の形状不良原因別再矯正発生
率の比較を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可逆式の圧延機を用いて板材を圧延する
    にあたり、あらかじめ適正な板厚圧下パススケジュール
    を複数パターン計算機に記憶しておき、実際の圧延時に
    おける板厚・温度実績を計測した結果をもとに、条件に
    合致する記憶圧下パススケジュールを取り出し、実績値
    を考慮して修正を加えてパススケジュールを決定するこ
    とを特徴とする厚板圧延方法。
  2. 【請求項2】 可逆式の圧延機を用いて板材を圧延する
    にあたり、あらかじめ適正な板厚圧下パススケジュール
    を複数パターン計算機に記憶しておき、実際の圧延時に
    おける板厚・温度実績を計測した結果をもとに、条件に
    合致する記憶圧下スケジュールを取り出し、実績値を考
    慮して修正を加えてパススケジュールを決定したのち、
    さらに、圧延パス途中で各パスにおける実績値を計測し
    て、その結果を用いて学習計算して次パスの設定が最適
    になるように修正を加えながら、圧延することを特徴と
    する厚板圧延方法。
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