JPH05329520A - 圧延機の制御方法および制御装置 - Google Patents
圧延機の制御方法および制御装置Info
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- JPH05329520A JPH05329520A JP4162023A JP16202392A JPH05329520A JP H05329520 A JPH05329520 A JP H05329520A JP 4162023 A JP4162023 A JP 4162023A JP 16202392 A JP16202392 A JP 16202392A JP H05329520 A JPH05329520 A JP H05329520A
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Abstract
6重圧延機において、ロ−ルク−ラント(冷却水)運用
パタ−ンおよび補強ロ−ル摩耗に関する圧延情報を取り
入れ、板クラウン制御の精度を向上させることにある。 【構成】 設定盤22とタイミング指令および圧延情報
伝達装置23から出力するロ−ルク−ラント(冷却水)
運用パタ−ン、補強ロ−ル摩耗に関する設定および圧延
情報を作業ロ−ル熱膨張量を計算する計算機24および
補強ロ−ル摩耗を計算する計算機25が受け、これらの
計算機において、前記設定および圧延情報を基にロ−ル
プロフィル予測演算を行い、この演算により得たロ−ル
プロフィル予測値と実際のロ−ルプロフィルとの予測誤
差に起因する板クラウン偏差を打ち消すべく、次の圧延
材を圧延する際に、ロ−ルベンディング力を新たに設定
し、板クラウンを制御する。
Description
ルを有する圧延機に係り、特に、4重または6重圧延機
によって板クラウンを制御する圧延機の制御方法および
制御装置に関する。
4重または6重圧延機における板材の板クラウン制御方
法としては、特公昭55−7324号公報に開示されて
いるように、圧延荷重、ロ−ルベンディング力および出
側圧延材の板クラウンを検出し、該圧延荷重およびロ−
ルベンディング力の検出値から圧延材の板クラウンを計
算し、該板クラウン計算値と前記板クラウン検出値との
差を求めることによって、ロ−ルクラウンを計算し、該
ロ−ルクラウン計算値と予め測定されている初期のロ−
ルクラウン測定値の差からロ−ルクラウン変化量を求
め、次の圧延材を圧延する際に、該ロ−ルクラウン変化
量を加味してロ−ルベンディング力または圧下量を新た
に設定することにより、板クラウンを制御する圧延方法
がある。この方法は、測定が困難もしくは解析手法が未
確立な当時において、ロ−ル熱膨張量およびロ−ル摩耗
によるロ−ルクラウン変化分を知ることが出来、圧延本
数を重ねてゆく際に生じるロ−ルベンディング力のプリ
セット不適合による制御不安定を解消し、制御精度を向
上させることに貢献した。近年は、圧延鋼板の品質およ
び歩留まり向上のニ−ズが高まり、測定解析技術が進歩
し、作業ロ−ル交換後の圧延本数の累積による作業ロ−
ル熱膨張量クラウンおよび作業ロ−ル摩耗クラウンの変
化を予測するロ−ルクラウンモデルを用い、作業ロ−ル
交換の初期から後期までの作業ロ−ルサイクル全体の板
クラウン精度向上を図る方式が取られている。さらに、
軸方向に移動可能な一対の中間ロ−ルを有する6重圧延
機においては、特願昭63−1206号に示されている
ように、中間ロ−ル交換後の圧延本数の累積により、中
間ロ−ルが摩耗してくると、ロ−ル肩部の円弧上の逃げ
のずれ、つまり、ロ−ルの軸方向位置基準線のずれが生
じるため、中間ロ−ル摩耗を検知し、中間ロ−ルの軸方
向位置基準線のずれを計算し、常に実際の中間ロ−ル位
置を把握し、板クラウン制御に反映することにより、中
間ロ−ル交換の初期から後期までの中間ロ−ルサイクル
全体の板クラウン精度向上を図る方式が採られだしてい
る。
法には、次のような欠点があり、問題となることが判明
した。即ち、近年、省エネルギ−、生産の高効率化、圧
延材の高品質化、歩留り向上の要求が高まっており、こ
れに対応して、多種材質の圧延や冷却水量の最適化が必
須となりつつある。例えば、ロ−ルク−ラントの水量を
可変とし、不必要なク−ラントを消費しないような圧延
が行われる。この場合、次のような不具合を生じる。図
1を用いて、作業ロ−ルサイクルのコイル一本毎にロ−
ルク−ラント(冷却水)量変更に対応した作業ロ−ル熱
膨張量予測を行なわない方式の場合、作業ロ−ル熱膨張
量予測誤差に起因する板クラウン制御精度の低下をもた
らす欠点を具体的に説明する。図1−(a)は、単位時
間当りのロ−ルク−ラント(冷却水)流量を一定にして
圧延した場合の圧延コイル本数の進展に伴う作業ロ−ル
の直径当り熱膨張量成長曲線を示す。本図では、ロ−ル
ク−ラント(冷却水)流量の考慮の有無の違いを明確に
するため、作業ロ−ルサイクルのコイル一本毎の圧延条
件として、圧延材の圧延時間trollと圧延アイドリング
時間tidleの比率T=troll/(troll+tidle)を一
定とした場合について示している。図1−(b)は、単
位時間当りのロ−ルク−ラント(冷却水)流量を変更し
て圧延した場合の圧延コイル本数の進展に伴う作業ロ−
ルの直径当り熱膨張量成長曲線を示す。本図では、ロ−
ルク−ラント(冷却水)流量の考慮の有無の違いを明確
にするため、作業ロ−ルサイクルのコイル一本毎の圧延
条件として、コイル10本毎の圧延に際し、10本目に
圧延材の圧延時間trollと圧延アイドリング時間tidle
の比率T=troll/(troll+tidle)を図1−(a)
の場合に比して1/5とした場合について示している。
圧延操業上の何等かの理由から、図1−(b)に示すよ
うに、圧延材の圧延時間trollと圧延アイドリング時間
tidleの比率Tが10本目毎に1/5、つまり、アイド
リング時間が長くなった場合、単位時間当りのロ−ルク
−ラント(冷却水)流量を図1−(a)の場合と同じく
Q=Q0(一定)にして冷却を行った場合、作業ロ−ル
熱膨張量は、破線に示すように作業ロ−ルが冷却され、
作業ロ−ル熱膨張量は減少し、図1−(a)の実線で示
す作業ロ−ル熱膨張量より小さい値となる。アイドリン
グ時間が著しく長くなった場合にも、単位時間当りのロ
−ルク−ラント(冷却水)流量を図1−(a)の場合と
同じくQ=Q0(一定)にして冷却を行った場合は、作
業ロ−ル熱膨張量は著しく減少し、作業ロ−ルクラウン
量のコイル間の相違により、良好な板品質をもたらす圧
延が困難となる。なお、図2−(a)にロ−ルク−ラン
ト(冷却水)流量一定の場合の作業ロ−ル熱膨張量を示
す。このことから、アイドリング時間が長くなった場
合、単位時間当りのロ−ルク−ラント(冷却水)流量を
図2−(b)のように、 Q=Q1(Q1<Q0) にして、著しい熱膨張量の低下を防止する運用が行なわ
れている。つまり、図1−(b)に示すように、あるコ
イルの圧延時に(ここでは10本毎)アイドリング時間
が長くなった場合、それに応じて単位時間当りのロ−ル
ク−ラント(冷却水)流量を減少させることにより、作
業ロ−ル熱膨張量は図1−(b)の実線となる。従来
は、このようなロ−ルク−ラント(冷却水)流量変更に
対応する作業ロ−ル熱膨張予測モデルが考えられていな
かったため、予測熱膨張は、逆に図1−(b)の点線の
値となり、この予測誤差に起因する板クラウン計算精度
の低下をもたらす欠点をもっていた。即ち、従来の方式
では、作業ロ−ルの交換初期から後期までの作業ロ−ル
サイクル内の作業ロ−ル熱膨張量クラウンの予測につい
ては、一定流量のロ−ルク−ラント(冷却水)量による
作業ロ−ル熱膨張量予測を行なっており、作業ロ−ルサ
イクル内のコイル一本毎のロ−ルク−ラント(冷却水)
量変更に対応可能な作業ロ−ル熱膨張量予測は行なわれ
ていなかったため、一本毎にロ−ルク−ラント(冷却
水)量を変更する運用方式に対しては、作業ロ−ル熱膨
張量予測誤差に起因する板クラウン制御誤差を生じる欠
点を有していた。また、次の場合においても従来方式に
は、次のような欠点があり、問題となることが判明し
た。即ち、生産効率の向上を図り、生産コストの低減を
図るためには、ロ−ルのサイクル寿命を伸ばすことが最
も有力であり、このため、新たな耐摩耗性の作業ロ−ル
の適用が進みつつある。これにより、作業ロ−ルのサイ
クル寿命は大幅に向上出来るが、次の問題を生じる。通
常、補強ロ−ルの交換サイクルは、作業ロ−ルの交換サ
イクルの約100倍(累積圧延コイル重量)であるた
め、作業ロ−ルの交換サイクルが伸びると同時に、補強
ロ−ルの交換サイクルも大幅に増加する。しかしなが
ら、補強ロ−ルは、従来材質のものが使用されるため、
その摩耗量も増加することになる。従って、従来は無視
出来た補強ロ−ルの摩耗が板材品質に大きな影響を与え
る。図3に、補強ロ−ルの摩耗を考慮しないことによ
る、板クラウン精度の低下の欠点を具体的に説明する。 ける補強ロ−ルの摩耗量の測定例を示す。(ロ)は補強
ロ−ル(イ)の摩耗状態を表す。 は、図3−(a)に示すような比例関係がある。補強ロ
−ル摩耗に比して、作業ロ−ル摩耗の圧延重量当りの進
展は早いため、作業ロ−ル組替えは、補強ロ−ル組替え
の約100倍の頻度で行なわれる。このため、従来のよ
うに作業ロ−ルの1サイクル圧延だけの板クラウン精度
向上を図る方式では、図3−(a)からもわかるよう
に、補強ロ−ル組替えと同時に作業ロ−ル組替えを行う
場合と、補強ロ−ル組替え直前で補強ロ−ル摩耗が最大
の場合に作業ロ−ル組替を行う場合の作業ロ−ルサイク
ルとでは、補強ロ−ル摩耗の板クラウンに及ぼす影響の
差異は最大になる。また、補強ロ−ル摩耗の中期進展段
階における作業ロ−ル交換時の作業ロ−ルサイクルにお
いても、補強ロ−ルの摩耗の進展に応じた板クラウンへ
の影響を及ぼす。このように、補強ロ−ルの摩耗を考慮
しない場合、板クラウン精度の低下を及ぼすこととな
る。本発明の目的は、これらの欠点をなくし、常に、板
クラウン制御の精度を向上させる圧延機の制御方法およ
び制御装置を提供することにある。
ロ−ルベンディング力および出側圧延材の板クラウンを
検出し、該圧延荷重、ロ−ルベンディング力の検出値お
よびロ−ルプロフィル予測モデルから圧延材の板クラウ
ンを計算し、該板クラウン計算値と前記板クラウン検出
値との差を求めることによって、あらかじめ測定される
ロ−ルクラウンを初期値とするロ−ルプロフィル予測値
と実際のロ−ルプロフィルとの予測誤差に起因する板ク
ラウン偏差を打ち消すべく、次の圧延材を圧延する際に
ロ−ルベンディング力を新たに設定し、板クラウンを制
御する圧延機の制御方法において、次の手段を講ずるこ
とにより、達成される。 1.ロ−ルク−ラント(冷却水)運用パタ−ンに対応し
た作業ロ−ル熱膨張量を計算し、ロ−ルプロフィル予測
を行うこと。 2.補強ロ−ル摩耗を計算し、ロ−ルプロフィル予測を
行うこと。 3.ロ−ルク−ラント(冷却水)運用パタ−ンに対応し
た作業ロ−ル熱膨張量と補強ロ−ル摩耗を計算し、ロ−
ルプロフィル予測を行うこと。 4.ロ−ルク−ラント(冷却水)運用パタ−ンに対応し
た作業ロ−ル熱膨張量と作業ロ−ル摩耗および中間ロ−
ル摩耗(6重圧延機)を計算し、ロ−ルプロフィル予測
を行うこと。 5.作業ロ−ル摩耗、中間ロ−ル摩耗(6重圧延機)お
よび補強ロ−ル摩耗を計算し、ロ−ルプロフィル予測を
行うこと。 6.ロ−ルク−ラント(冷却水)運用パタ−ンに対応し
た作業ロ−ル熱膨張量と作業ロ−ル摩耗、中間ロ−ル摩
耗(6重圧延機)および補強ロ−ル摩耗とを計算し、ロ
−ルプロフィルの予測を行うこと。また、上記目的は、
圧延荷重測定用ロ−ドセル、圧延荷重演算器、ロ−ルベ
ンディング力測定用ロ−ドセル、ロ−ルベンディング力
演算器、出側圧延材の板クラウンを検出する板厚計およ
び板クラウン演算器と、あらかじめ測定されるロ−ルク
ラウンの初期値を設定する設定盤と、圧延機のロ−ルベ
ンディング力プリセット値、板クラウン計算のタイミン
グと圧延情報を伝達するタイミング指令および圧延情報
伝達装置と、ロ−ルベンダ−指令装置を備え、ロ−ルプ
ロフィル予測値と実際のロ−ルプロフィルとの予測誤差
に起因する板クラウン偏差を打ち消すべく、次の圧延材
を圧延する際にロ−ルベンディング力を新たに設定し、
板クラウンを制御する圧延機の制御装置において、次の
手段を構成することにより、達成される。 1.ロ−ルク−ラント(冷却水)運用パタ−ンに対応し
た作業ロ−ル熱膨張量を計算する計算機を備えること。 2.補強ロ−ル摩耗を計算する計算機を備えること。 3.ロ−ルク−ラント(冷却水)運用パタ−ンに対応し
た作業ロ−ル熱膨張量を計算する計算機と補強ロ−ル摩
耗を計算する計算機を備えること。 4.ロ−ルク−ラント(冷却水)運用パタ−ンに対応し
た作業ロ−ル熱膨張量を計算する計算機と作業ロ−ル摩
耗および中間ロ−ル摩耗(6重圧延機)を計算する計算
機を備えること。 5.作業ロ−ル摩耗、中間ロ−ル摩耗(6重圧延機)お
よび補強ロ−ル摩耗を計算する計算機を備えること。 6.ロ−ルク−ラント(冷却水)運用パタ−ンに対応し
た作業ロ−ル熱膨張を計算する計算機と作業ロ−ル摩
耗、中間ロ−ル摩耗(6重圧延機)および補強ロ−ル摩
耗を計算する計算機を備えること。
も行える四重圧延機と作業ロ−ルシフトも行える中間ロ
−ルシフト型6重圧延機を例にとって説明する。図5−
(a)に4重圧延機、図5−(b)に6重圧延機を示
す。板クラウンChは、一般に圧延材の板幅中央部と板
端から25mm点の板厚差により定義される。圧延材の
板幅方向変形を考慮した、いわゆる3次元変形状態にお
ける板クラウンChは、次式により表される。 正係数、λdは接触投影長さ、Aは圧延圧力差補正係
数、ξは形状変化係数(ひずみ差比)、CHは入側板クラ
ウン(=Hc−He)、hCは出側板厚(中央)、heは出側
板厚(板端よりの評価位置)である。つまり、3次元変
形状態における板クラウンChは、圧延材の軸方向変形
を無 より得られる。板クラウンChに影響を与える因子とし
て、板幅B、圧延荷重P、作業ロ−ルベンティング力
F、作業ロ−ル位置δW、中間ロ−ル位置δI、作業ロ−
ルクラウン 第1番目に、4重圧延機の場合 圧延機使用条件より求まる補正項である。 置δW、板幅Bの関数として表される。 る。 動しない4重圧延機の場合は、作業ロ−ル位置δWの値
を一定とした場合となる。第2番目に、6重圧延機の場
合 ル位置δI、作業ロ−ル位置δW、板幅Bの関数として表
される。 が軸方向に移動しない6重圧延機の場合は、作業ロ−ル
位置δWの値を一定とした場合となる。また、6重圧延
機の中間ロ−ル3、4がロ−ル端の一方にテ−パ−を設
ける場 ことから、次式により表される。 (本方式は、特願昭63−1206号に基本アイデアが
説明されているため、詳細説明を省略する。) f0は作業ロ−ル位置δW、板幅Bについて2次関数表現
を行い、6重圧延機に関 −ル位置δW、板幅Bについて2次関数表現を行うこと
により、実用上誤差が少ないことがわかっている。この
ような、板クラウンを計算するモデルは、要求される制
御応答時間を満足し、板クラウンの実用精度を満足し、
各々のロ−ルクラウンの大きさと胴長方向の分布に関
し、作業ロ−ル、補強ロ−ル、中間ロ−ルの摩耗量およ
び作業ロ−ルのロ−ルク−ラント流量対応熱膨張量が反
映されるものであれば、本発明の目的は達成される。次
に、ロ−ルク−ラント(冷却水)流量に対応した作業ロ
−ル熱膨張量予測モデルについて、詳細に説明する。作
業ロ−ルの累積熱膨張量Uは、次式により表される。 加熱(圧延)時の作業ロ−ル平均温度、TR(x)は加熱
時の温度分布関数、文字の添字UおよびLは各々上作業
ロ−ルおよび下作業ロ−ルを示す。 される。 ここに、KQは入熱係数、HRは加熱(圧延)時の冷却係
数、KA、KBは作業ロ−ルの材質と作業ロ−ル半径Rか
らなる定数である。 イドリング)時の冷却係数、KDは作業ロ−ルの材質と
作業ロ−ル半径Rからなる定数である。このように、作
業ロ−ルサイクルのコイル一本毎の加熱(圧延)時と冷
却(アイドリング)時の圧延時間、アイドリング時間に
使用されるク−ラント(冷却水)流量一定における冷却
係数HR、HCからなる熱膨張量予測モデルに留まらず、
例えば、冷却(アイドリング)時間の長さtidleを判定
時間t1において、ク−ラント流量をQ1、Q2と変化さ
せる場合、冷却(アイドリング)時のク−ラント(冷却
水)流量に対応した冷却係数HC1、HC2(tidle<判別
時間t1でHC1、tidle>t1でHC2)を事前に実験的に
求めておくことにより、ク−ラント流量に対応した作業
ロ−ル熱膨張量の予測が可能になる。又、連続的に流量
を変更する場合についても、最大から最小までの代表ケ
−スの冷却係数Hmax〜Hminの取得とその補間に
より、従来よりかなり高精度な熱膨張量の予測が可能と
なる。加熱(圧延)時に冷却流量を変更する場合も、同
様に対応可能なことは明らかである。次に、補強ロ−ル
摩耗モデルについて、詳細に説明する。 あることを示す。本補強ロ−ル摩耗モデルにより、補強
ロ−ル交換後の累積圧延時の補強ロ−ル摩耗クラウン量
を、ロ−ル胴長方向の分布も含めて、予測することが可
能となり、摩耗を考慮した補強ロ−ルクラウンによる板
クラウンへの影響を考慮したものとすることが出来る。
る。まず、本発明の一つであるロ−ルク−ラント(冷却
水)運用パタ−ンに対応した作業ロ−ル熱膨張量を計算
し、ロ−ルプロフィル予測を行う実施例について、説明
する。図6は、作業ロ−ルと補強ロ−ルを有する4重圧
延機に本発明の一つを適用した一実施例である。図6に
おいて、圧延材7は、作業ロ−ル1、2と補強ロ−ル
5、6から構成される4重圧延機により、圧延される。
この圧延材7を圧延する際のプリセットは、次のように
行われる。タイミング指令および圧延情報伝達装置23
によって伝達される圧延情報(予測圧延荷重PS、板幅
B、入出側板厚Hc、hc、目標板クラウンChr、圧
延時間troll,アイドリング時間tidle)と、設定盤2
2より事前に設定された初 (ここで、計算機26は(3)式を計算する。作業ロ−
ル摩耗および補強ロ−ル摩耗を考慮しない場合は、
(3)式は となる。)を用い、(板クラウン)計算機27により計
算する板クラウン計算値Chcが目標板クラウンChr
に一致するように、(プリセット)計算機30において
プリセット作業ロ−ルベンディング力FSを求め、作業
ロ−ルベンダ−指令装置17に設定値FSを送る。(こ
こで、(板クラウン)計算機27は、(1)、(2)式
で示される板クラウン計算式を使用して計算する。)こ
の時の圧延材の出側の板クラウン検出値Chaは、幅方
向中央と板の端部評価点に設置された2台の板厚計3
1、32の信号から演算器19が板厚差を計算すること
により、求められ、圧延荷重Pは、左右の圧延荷重測定
用ロ−ドセル10、11の信号を演算器21において加
えることにより、また、作業ロ−ルベンディング力F
は、やはり左右の作業ロ−ルベンダ力測定用ロ−ドセル
8、9の信号を演算器10において平均することによ
り、それぞれ求められる。これらはいずれもすでに公知
の方法によって測定することができる。ここで、実測圧
延荷重Pおよび実測作業ロ−ルベンディング力Fを用い
た板クラウン計算値Chcaは、設定盤22とタイミン
グ指令および圧延情報伝達装置23によって伝達された
圧延情報(板幅B、入出側板厚Hc、hc)を用い、
(板クラウン)計算機27によって求められる。
は、下記のように行われる。設定盤22とタイミング指
令および圧延情報伝達装置23によって伝達される圧延
情報(予測圧延荷重PS、板幅B、入出側板厚Hc、h
c、目標板クラウンChr、圧延時間troll,アイドリ
ング時間tidle)を用いて、計算板クラウンChcが目
標板クラウンChrに一致するように、計算機26、2
7、30を介してプリセット作業ロ−ルベンディング力
FSをプリセットしようとする場合、先行材の板クラウ
ン計算値Chcaと板クラウン検出値Chaの偏差ΔC
hを計算機28により求め、ロ−ルプロフィル予測計算
値と実際のロ−ルプロフィルとの予測誤差に起因する板
クラウン偏差を考慮して、作業ロ−ルベンディング力の
補正を(プリセット補正)計算機29において行い、
(プリセット)計算機30を介して最適な板クラウンで
圧延される新たな作業ロ−ルベンディング力設定値F0
が作業ロ−ルベンダ−指令装置17に送られる。この
際、ロ−ルプロフィル予測計算は、設定盤22より事前
に設定されるロ−ルク−ラント(冷却水)運用パタ−ン
に対応した圧延時の冷却係数HRおよびアイドリング時
間tidleによる冷却係数HC変更値HC1、HC2(tidle
<判別時間t1でHC1、tidle>t1でHC2)とタイミン
グ指令および圧延情報伝達装置23によって伝達される
圧延情報(圧延時間troll,アイドリング時間tidle)
から、(ロ−ル熱膨張量)計算機24において、ロ−ル
ク−ラント(冷却水)運用 れる。(ここで、(ロ−ル熱膨張量)計算機24は、
(8)、(9)、(10)式および図2(b)に示すよ
うな計算を行う。) いて行われる。これにより、作業ロ−ルサイクルのコイ
ル一本毎に高精度の作業ロ−ル熱膨張量の予測が可能と
なり、コイル一本毎の板クラウン精度が向上することに
なる。尚、ロ−ルク−ラント(冷却水)運用パタ−ンと
しては、図2−(b)に示すように、アイドリング時間
内の流量をアイドリング時間に対応して可変とする方法
について説明したが、運用パタ−ンとしては圧延時とア
イドリング時の流量を可変とする方法等の対応も可能で
ある。又、流量の可変方法として、水圧を可変にするこ
とも可能である。これらは、本発明と本質を異にするも
のではない。
を適用したものであるが、6重圧延機に本方式を適用し
ても同じ効果がある。図7は、作業ロ−ルと補強ロ−ル
を有し、軸方向に移動可能な中間ロ−ルを有する6重圧
延機に本発明の一つを適用した一実施例である。図7に
おいて、作業ロ−ル1、2と補強ロ−ル5、6の間に中
間ロ−ル軸方向移動装置12、13によって移動可能な
中間ロ−ル3、4が配置され、圧延材7が圧延される。
この圧延材7を圧延する際のプリセットは、先の実施例
と同様、次のように行われる。タイミング指令および圧
延情報伝達装置23によって伝達される圧延情報(予測
圧延荷重PS、板幅B、入出側板厚Hc、hc、目標板
クラウンChr、圧延時間troll,アイドリング時間t
idle、プリセット中間ロ−ル位置δIS)と、設 (ここで、計算機26は(5)式を計算する。作業ロ−
ル摩耗および補強ロ−ル摩耗を考慮しない場合は、
(5)式は となる。) を用い、(板クラウン)計算機27により計算する板ク
ラウン計算値Chcが目標板クラウンChrに一致する
ように、(プリセット)計算機30においてプリセット
作業ロ−ルベンディング力FSおよびプリセット作業ロ
−ル位置δISを求め、作業ロ−ルベンダ−指令装置17
および中間ロ−ル移動指令装置16に設定値FSおよび
δISを送る。(ここで、(板クラウン)計算機27は、
(1)、(4)または(6)式により示される板クラウ
ン計算式を使用して計算する。)この時の圧延材の出側
の板クラウン検出値Chaは板厚計31、32により、
圧延荷重Pは圧延荷重測定用ロ−ドセル10、11によ
り、また、作業ロ−ルベンディング力Fは作業ロ−ルベ
ンダ力測定用ロ−ドセル8、9により、先の実施例と同
じく、それぞれ測定される。中間ロ−ル位置δIは、上
下の中間ロ−ル位置検出器14、15の信号から演算器
20によって求められる。ここで、実測圧延荷重P、実
測作業ロ−ルベンディング力Fおよび実測中間ロ−ル位
置δIを用いた板クラウン計算値Chcaは、先の実施
例と同様、設定盤22とタイミング指令および圧延情報
伝達装置23によって伝達された圧延情報(板幅B、入
出側板厚Hc、hc)を用い、(板クラウン)計算機2
7によって求められる。
に関しても、先の実施例と同様、下記のように行われ
る。設定盤22とタイミング指令および圧延情報伝達装
置23によって伝達される圧延情報(予測圧延荷重
PS、板幅B、入出側板厚Hc、hc、目標板クラウン
Chr、圧延時間troll,アイドリング時間tidle、プ
リセット中間ロ−ル位置δIS)を用いて、計算板クラウ
ンChcが目標板クラウンChrに一致するように、計
算機26、27、30を介してプリセット作業ロ−ルベ
ンディング力FSおよびプリセット中間ロ−ル位置δIS
をプリセットしようとする場合、先行材の板クラウン計
算値Chcaと板クラウン検出値Chaの偏差ΔChを
計算機28により求め、ロ−ルプロフィル予測計算値と
実際のロ−ルプロフィルとの予測誤差に起因する板クラ
ウン偏差を考慮して、作業ロ−ルベンディング力および
中間ロ−ル位置の補正を(プリセット補正)計算機29
において行い、(プリセット)計算機30を介して最適
な板クラウンで圧延される新たな作業ロ−ルベンディン
グ力設定値F0および中間ロ−ル位置設定値δI0が作業
ロ−ルベンダ−指令装置17および中間ロ−ル移動指令
装置16に送られる。この際、ロ−ルプロフィル予測計
算は、先の実施例と同じく、(ロ−ル熱膨張量)計算機
24において、ロ−ルク−ラント(冷却水)運用パタ−
ンに対応した 。これにより、作業ロ−ルサイクルのコイル一本毎に高
精度の作業ロ−ル熱膨張量の予測が可能となり、コイル
一本毎の板クラウン精度が向上することになる。
耗を計算し、ロ−ルプロフィル予測を行う実施例につい
て、説明する。図8は、4重圧延機に本発明の二つを適
用した一実施例である。構成機器は、図6と殆ど同じで
あり、違いは(ロ−ル熱膨張量)計算機24がなく、
(ロ−ル摩耗量)計算機25を有することである。ここ
では、補強ロ−ル摩耗が進展した段階において、作業ロ
−ルサイクルが開始される状態について説明する。図8
の構成機器において、圧延材7を圧延する際のプリセッ
トは、先の実施例と同様に、次のように行われる。 タイミング指令および圧延情報伝達装置23によって伝
達される圧延情報(予測圧延荷重PS、板幅B、入出側
板厚Hc、hc、目標板クラウンChr、圧延コイル重
量Wt)と、設定盤22より事前に設定された初期作業
ロ−ルクラウン (ここで、計算機26は(3)式を計算する。作業ロ−
ル熱膨張量および作業ロ−ル摩耗を考慮しない場合は、
(3)式は となる。)を用い、(板クラウン)計算機27により計
算する板クラウン計算値Chcが目標板クラウンChr
に一致するように、(プリセット)計算機30において
プリセット作業ロ−ルベンディング力FSを求め、作業
ロ−ルベンダ−指令装置17に設定値FSを送る。(こ
こで、(板クラウン)計算機27は、先の実施例と同じ
く、(1)、(2)式により示される板クラウン計算式
を使用して計算する。)この時の出側圧延材の板クラウ
ンCha、圧延荷重P、作業ロ−ルベンデイング力F
も、先の実施例と同様に、検出され、実測圧延荷重Pお
よび実測作業ロ−ルベンデイング力Fを用いた板クラウ
ン計算値Chcaも同様に計算機27において求められ
る。
も、先の実施例と同様、下記のように行われる。設定盤
22とタイミング指令および圧延情報伝達装置23によ
って伝達される圧延情報(予測圧延荷重PS、板幅B、
入出側板厚Hc、hc、目標板クラウンChr、圧延コ
イル重量Wt)を用いて、計算板クラウンChcが目標
板クラウンChrに一致するように、計算機26、2
7、30を介してプリセット作業ロ−ルベンディング力
FSをプリセットしようとする場合、先行材の板クラウ
ン計算値Chcaと板クラウン検出値Chaの偏差ΔC
hを計算機28により求め、ロ−ルプロフィル予測計算
値と実際のロ−ルプロフィルとの予測誤差に起因する板
クラウン偏差を考慮して、作業ロ−ルベンディング力の
補正を(プリセット補正)計算機29において行い、
(プリセット)計算機30を介して最適な板クラウンで
圧延される新たな作業ロ−ルベンディング力設定値F0
が作業ロ−ルベンダ−指令装置17に送られる。この
際、ロ−ルプロフィル予測計算は、設定盤22より事前
に設定される補強 指令および圧延情報伝達装置23によって伝達される圧
延情報(圧延コイル重量Wt)から、(ロ−ル摩耗量)
計算機25において、作業ロ−ルサイクル開始以前の補
強ロ−ル摩耗クラウンに作業ロ−ルサイクル開始以後の
補強ロ−ル摩耗を って、実行される。(ロ−ルクラウン)計算機26以降
の処理は、この補強ロ− このように、本実施例によれば、(ロ−ル摩耗量)計算
機25において、補強ロ−ルの摩耗量の大きさとロ−ル
胴長方向分布を考慮した補強ロ−ル摩耗クラウ 組替えサイクル内に生じる全期間の補強ロ−ル摩耗に対
して、板クラウン精度が向上することになる。
を適用したものであるが、6重圧延機に本方式を適用し
ても同じ効果がある。図9は、6重圧延機に本発明の二
つを適用した一実施例である。構成機器は、図7と殆ど
同じであり、違いは先の実施例と同じく、(ロ−ル熱膨
張量)計算機24がなく、(ロ−ル摩耗量)計算機25
を有することである。先の、図7に示した6重圧延機の
ロ−ル熱膨張に関する実施例と、図8に示した4重圧延
機のロ−ル摩耗量に関する実施例からわかるように、図
9に示す実施例の6重圧延機においても、(ロ−ル摩耗
量)計算機25において、補強ロ−ルの摩耗量の大きさ
とロ−ル胴長方向分布を考慮した補強ロ−ル摩耗クラウ
ン計算を行うロ−ルプロフィル予測計算を行うことによ
って、補強ロ−ル組替えサイクル内に生じる全期間の補
強ロ−ル摩耗に対して、板クラウン精度が向上すること
は明白である。
ント(冷却水)運用パタ−ンに対応した作業ロ−ル熱膨
張量と補強ロ−ル摩耗を計算し、ロ−ルプロフィル予測
を行う実施例について、説明する。図10は、4重圧延
機に本発明の三つを適用した一実施例である。構成機器
は、先の実施例図6と図8の複合形態であり、(ロ−ル
熱膨張)計算機24と(ロ−ル摩耗量)計算機25を有
する。先の実施例からわかるように、本実施例は、(ロ
−ル熱膨張)計算機24において、ロ−ルク−ラント
(冷却水)運用パタ−ンに対応した作業ロ−ル熱膨張量 計算を行う。このようにして、ロ−ルプロフィル予測計
算を行うことによって、作業ロ−ルサイクルのコイル一
本毎に高精度の作業ロ−ル熱膨張量の予測が可能とな
り、コイル一本毎の板クラウン精度が向上すると共に、
補強ロ−ル組替えサイクル内に生じる全期間の補強ロ−
ル摩耗に対して、板クラウン精度が向上することになる
を適用したものであるが、6重圧延機に本方式を適用し
ても同じ効果がある。図11は、6重圧延機に本発明の
三つを適用した一実施例である。構成機器は、先の実施
例図7と図9の複合形態であり、(ロ−ル熱膨張)計算
機24と(ロ−ル摩耗量)計算機25を有する。先の実
施例からわかるように、本実施例は、6重圧延機におい
ても先の実施例と同じ機能を発揮し、同じ効果があるの
は明白である。
ント(冷却水)運用パタ−ンに対応した作業ロ−ル熱膨
張量と作業ロ−ル摩耗および中間ロ−ル摩耗(6重圧延
機)を計算し、ロ−ルプロフィル予測を行う一実施例に
ついて、説明する。図12は、4重圧延機に本発明の四
つを適用した一実施例である。構成機器は、図6に示す
(ロ−ル熱膨張量)計算機24を有し、図8に示す補強
ロ−ルの(ロ−ル摩耗量)計算機25の代わりに作業ロ
−ルの(ロ−ル摩耗量)計算機25’を有する複合形態
となっている。ここで、作業ロ−ルの(ロ−ル摩耗量)
計算機25’は、作業ロ−ルの摩耗量 伝達装置23によって伝達される圧延情報(予測圧延荷
重PS、板幅B、圧延コイル長さL)を用いて計算す
る。(ここで、作業ロ−ル摩耗は、中間ロ−ルや補強ロ
−ルのように圧延コイル重量で捉えず、圧延荷重P、板
幅B、圧延コイル長さLの関数として一般式として、次
式のように表わされることが知られている。 Rは作業ロ−ル半径、λdは接触投影長さを示す。添字
UおよびLは各々上作業ロ−ルおよび下作業ロ−ルを示
す。)尚、予測圧延荷重PSの代わりに、実測圧延荷重
Pを使う方が精度上好ましいが、本例では一実施例とし
て予測圧延荷重PSを用いて説明した。このように、本
実施例は、作業ロ−ルの(ロ−ル摩耗量)計算機25’
において、作業ロ−ルの摩耗量の大きさとロ−ル胴長方
向の分布を考慮した作業ロ−ル摩耗クラウンの計算を行
うロ−ルプロフィル予測計算を行うことによって、作業
ロ−ル組替えサイクル内に生じる全期間の作業ロ−ル摩
耗に対して、板クラウン精度が向上することになる。ま
た、本実施例では、(ロ−ル熱膨張量)計算機24を用
いて、ロ−ルク−ラント(冷却水)運用パタ−ンに対応
した作業ロ−ル熱膨張量の計算を行い、(ロ−ルクラウ
ン)計算機26を介して、作業ロ−ル熱膨張量と作業ロ
−ル摩耗量および初期作業ロ−ルクラウンの合成クラウ
ンを用いた板クラウン計算を(板クラウン)計算機27
により行い、以降、先の実施例と同じ制御を行うため、
作業ロ−ル組替えサイクル内の全期間において、コイル
一本毎の板クラウン精度が一層向上することになる。
を適用したものであるが、6重圧延機に本方式を適用し
ても同じ効果がある。図13は、6重圧延機に本発明の
四つを適用した一実施例である。構成機器は、図7に示
す(ロ−ル熱膨張量)計算機24を有し、図9に示す補
強ロ−ルの(ロ−ル摩耗量)計算機25の代わりに作業
ロ−ルの(ロ−ル摩耗量)計算機25’および中間ロ−
ルの(ロ−ル摩耗量)計算機25”を有する複合形態と
なっている。ここで、中間ロ−ルの(ロ−ル摩耗量)計
算機25”は、中間ロ−ルの摩耗量 伝達装置23によって伝達される圧延情報(圧延コイル
重量Wt)を用いて計算する。(中間ロ−ルのロ−ル端
の一方にテ−パ−を設ける場合は、中間ロ−ルテ−パ (ここで、中間ロ−ル摩耗は、補強ロ−ル摩耗と同様、
圧延コイル重量Wtに比例し、一般式として次式のよう
に表される。 間ロ−ルの摩耗プロフィル関数、添字UおよびLは各々
上中間ロ−ルおよび下中間ロ−ルを示す。)先の図12
の実施例と、中間ロ−ルの(ロ−ル摩耗量)計算機2
5”の機能からわかるように、本実施例では、中間ロ−
ル組替えサイクルの全期間において、全ての作業ロ−ル
サイクルのコイル一本毎の板クラウン精度が一層向上す
ることになる。
耗、中間ロ−ル摩耗(6重圧延機)および補強ロ−ル摩
耗を計算し、ロ−ルプロフィル予測を行う一実施例につ
いて、説明する。図14は、4重圧延機に本発明の五つ
を適用した一実施例である。構成機器は、図8に示す補
強ロ−ルの(ロ−ル摩耗量)計算機25に加えて作業ロ
−ルの(ロ−ル摩耗量)計算機25’を有する複合形態
となっている。先の図8に示した実施例と作業ロ−ルの
(ロ−ル摩耗量)計算機25’の機能を説明した図12
の実施例からわかるように、本実施例では、補強ロ−ル
組替えサイクル内に生じる全期間の補強ロ−ル摩耗に対
して、板クラウン精度が向上し、更に、作業ロ−ルサイ
クル内に生じる作業ロ−ル摩耗に対して、板クラウン精
度が向上することになる。
を適用したものであるが、6重圧延機に本方式を適用し
ても同じ効果がある。図15は、6重圧延機に本発明の
五つを適用した一実施例である。構成機器は、図8に示
す補強ロ−ルの(ロ−ル摩耗量)計算機25に加えて作
業ロ−ルの(ロ−ル摩耗量)計算機25’および中間ロ
−ルの(ロ−ル摩耗量)計算機25”を有する複合形態
となっている。先の図8に示した実施例と作業ロ−ルの
(ロ−ル摩耗量)計算機25’の機能を説明した図12
の実施例および中間ロ−ルの(ロ−ル摩耗量)計算機2
5”の機能を説明した図13の実施例からわかるよう
に、本実施例では、補強ロ−ル組替えサイクル内に生じ
る全期間の補強ロ−ル摩耗に対して、また、中間ロ−ル
サイクル内に生じる全期間の中間ロ−ル摩耗に対して、
更に、作業ロ−ルサイクル内に生じる作業ロ−ル摩耗に
対して、それぞれ板クラウン精度が向上することにな
る。
ント(冷却水)運用パタ−ンによる作業ロ−ル熱膨張量
と作業ロ−ル摩耗、中間ロ−ル摩耗(6重圧延機)およ
び補強ロ−ル摩耗を計算し、ロ−ルプロフィル予測を行
う一実施例について、説明する。図16は、4重圧延機
に本発明の六つを適用した一実施例である。構成機器
は、図10に示す(ロ−ル熱膨張量)計算機24と補強
ロ−ルの(ロ−ル摩耗量)計算機25に加えて作業ロ−
ルの(ロ−ル摩耗量)計算機25’を有する複合形態と
なっている。先の図10に示した実施例と作業ロ−ルの
(ロ−ル摩耗量)計算機25’の機能を説明した図12
の実施例からわかるように、本実施例では、補強ロ−ル
組替えサイクル内に生ずる全期間の補強ロ−ル摩耗に対
して、板クラウン精度が向上し、更に、作業ロ−ルサイ
クル内の作業ロ−ル摩耗およびロ−ルク−ラント対応熱
膨張量の計算により、コイル一本毎の板クラウン精度が
一層向上することになる。
を適用したものであるが、6重圧延機に本方式を適用し
ても同じ効果がある。図17は、6重圧延機に本発明の
六つを適用した一実施例である。構成機器は、図11に
示す(ロ−ル熱膨張量)計算機24と補強ロ−ルの(ロ
−ル摩耗量)計算機25に加えて作業ロ−ルの(ロ−ル
摩耗量)計算機25’および中間ロ−ルの(ロ−ル摩耗
量)計算機25”を有する複合形態となっている。先の
図11に示した実施例と作業ロ−ルの(ロ−ル摩耗量)
計算機25’の機能を説明した図12の実施例および中
間ロ−ルの(ロ−ル摩耗量)計算機25”の機能を説明
した図13の実施例からわかるように、本実施例では、
補強ロ−ル組替えサイクル内に生じる全期間の補強ロ−
ル摩耗に対して、また、中間ロ−ルサイクル内に生じる
全期間の中間ロ−ル摩耗に対して、それぞれ板クラウン
精度が向上し、更に、作業ロ−ルサイクル内の作業ロ−
ル摩耗およびロ−ルク−ラント対応熱膨張量の計算によ
り、コイル一本毎の板クラウン精度が一層向上すること
になる。
作業ロ−ルサイクルのコイル一本毎の作業ロ−ル熱膨張
量の高精度の予測により、コイル一本毎の板クラウン精
度の向上を図ることが出来る。また、補強ロ−ル組替え
サイクル内の全期間に亘り、補強ロ−ル摩耗による板ク
ラウンの影響を把え、板クラウン精度の向上を図ること
が出来る。
ク−ラント(冷却水)流量との関係説明図 図1−(a) 単位時間当りのロ−ルク−ラント(冷却
水)流量を一定にして圧延した場合の作業ロ−ル熱膨張
量 図1−(b) 単位時間当りのロ−ルク−ラント(冷却
水)流量を変更して圧延した場合の作業ロ−ル熱膨張量
(圧延)および冷却(アイドリング)時の挙動説明図 図2−(a) ロ−ルク−ラント(冷却水)流量を一定
にして圧延した場合の挙動 図2−(b) ロ−ルク−ラント(冷却水)流量を変更
して圧延した場合の挙動
用パタ−ンに対応した作業ロ−ル熱膨張量を計算する計
算機を備えた4重圧延機における一実施例
機を備えた4重圧延機における一実施例
運用パタ−ンに対応した作業ロ−ル熱膨張量と補強ロ−
ル摩耗を計算する計算機を備えた4重圧延機における一
実施例
運用パタ−ンに対応した作業ロ−ル熱膨張量と作業ロ−
ル摩耗、中間ロ−ル摩耗(6重圧延機)を計算する計算
機を備えた4重圧延機における一実施例
摩耗(6重圧延機)および補強ロ−ル摩耗を計算する計
算機を備えた4重圧延機における一実施例
運用パタ−ンに対応した作業ロ−ル熱膨張と作業ロ−ル
摩耗、中間ロ−ル摩耗(6重圧延機)および補強ロ−ル
摩耗とを計算する計算機を備えた4重圧延機における一
実施例
Claims (20)
- 【請求項1】 圧延荷重、ロ−ルベンディング力および
出側圧延材の板クラウンを検出し、該圧延荷重、ロ−ル
ベンディング力の検出値およびロ−ルプロフィル予測モ
デルから圧延材の板クラウンを計算し、該板クラウン計
算値と前記板クラウン検出値との差を求めることによっ
て、あらかじめ測定されるロ−ルクラウンを初期値とす
るロ−ルプロフィル予測値と実際のロ−ルプロフィルと
の予測誤差に起因する板クラウン偏差を打ち消すべく、
次の圧延材を圧延する際にロ−ルベンディング力を新た
に設定し、板クラウンを制御する圧延機の制御方法にお
いて、ロ−ルク−ラント(冷却水)運用パタ−ンに対応
した作業ロ−ル熱膨張量を計算し、ロ−ルプロフィル予
測を行うことを特徴とする圧延機の制御方法。 - 【請求項2】 請求項1において、ロ−ルク−ラント
(冷却水)運用パタ−ンとして、圧延時とアイドリング
時の流量を可変とすることを特徴とする圧延機の制御方
法。 - 【請求項3】 請求項1において、ロ−ルク−ラント
(冷却水)運用パタ−ンとして、アイドリング時間内に
流量を可変とすることを特徴とする圧延機の制御方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載のロ−ルク−ラント(冷
却水)運用パタ−ンとして、圧延時とアイドリング時の
水圧を可変とすることを特徴とする圧延機の制御方法。 - 【請求項5】 請求項1において、ロ−ルク−ラント
(冷却水)運用パタ−ンとして、アイドリング時間内に
水圧を可変とすることを特徴とする圧延機の制御方法。 - 【請求項6】 圧延荷重測定用ロ−ドセル、圧延荷重演
算器、ロ−ルベンディング力測定用ロ−ドセル、ロ−ル
ベンディング力演算器、出側圧延材の板クラウンを検出
する板厚計および板クラウン演算器と、あらかじめ測定
されるロ−ルクラウンの初期値を設定する設定盤と、圧
延機のロ−ルベンディング力プリセット値、板クラウン
計算のタイミングと圧延情報を伝達するタイミング指令
および圧延情報伝達装置と、ロ−ルベンダ−指令装置を
備え、ロ−ルプロフィル予測値と実際のロ−ルプロフィ
ルとの予測誤差に起因する板クラウン偏差を打ち消すべ
く、次の圧延材を圧延する際にロ−ルベンディング力を
新たに設定し、板クラウンを制御する圧延機の制御装置
において、ロ−ルク−ラント(冷却水)運用パタ−ンに
対応した作業ロ−ル熱膨張量を計算する計算機を備えた
ことを特徴とする圧延機の制御装置。 - 【請求項7】 請求項6において、ロ−ルク−ラント
(冷却水)運用パタ−ンとして、圧延時とアイドリング
時の流量を可変とし、これによる作業ロ−ル熱膨張量を
計算する計算機を備えたことを特徴とする圧延機の制御
装置。 - 【請求項8】 請求項6において、ロ−ルク−ラント
(冷却水)運用パタ−ンとして、アイドリング時間内に
流量を可変とし、これによる作業ロ−ル熱膨張量を計算
する計算機を備えたことを特徴とする圧延機の制御装
置。 - 【請求項9】 請求項6において、ロ−ルク−ラント
(冷却水)運用パタ−ンとして、圧延時とアイドリング
時の水圧を可変とし、これによる作業ロ−ル熱膨張量を
計算する計算機を備えたことを特徴とする圧延機の制御
装置。 - 【請求項10】 請求項6において、ロ−ルク−ラント
(冷却水)運用パタ−ンとして、アイドリング時間内に
水圧を可変とし、これによる作業ロ−ル熱膨張量を計算
する計算機を備えたことを特徴とする圧延機の制御装
置。 - 【請求項11】 請求項1に記載の板クラウンを制御す
る圧延機の制御方法において、補強ロ−ル摩耗を計算
し、ロ−ルプロフィル予測を行うことを特徴とする圧延
機の制御方法。 - 【請求項12】 請求項6に記載の板クラウンを制御す
る圧延機の制御装置において、補強ロ−ル摩耗を計算す
る計算機を備えたことを特徴とする圧延機の制御装置。 - 【請求項13】 請求項1に記載の板クラウンを制御す
る圧延機の制御方法において、ロ−ルク−ラント(冷却
水)運用パタ−ンに対応した作業ロ−ル熱膨張量と補強
ロ−ル摩耗を計算し、ロ−ルプロフィル予測を行うこと
を特徴とする圧延機の制御方法。 - 【請求項14】 請求項6に記載の板クラウンを制御す
る圧延機の制御装置において、ロ−ルク−ラント(冷却
水)運用パタ−ンに対応した作業ロ−ル熱膨張量を計算
する計算機と補強ロ−ル摩耗を計算する計算機を備えた
ことを特徴とする圧延機の制御装置。 - 【請求項15】 請求項1に記載の板クラウンを制御す
る圧延機の制御方法において、ロ−ルク−ラント(冷却
水)運用パタ−ンによる作業ロ−ル熱膨張量と作業ロ−
ル摩耗および中間ロ−ル摩耗(6重圧延機)を計算し、
ロ−ルプロフィル予測を行うことを特徴とする圧延機の
制御方法。 - 【請求項16】 請求項6に記載の板クラウンを制御す
る圧延機の制御装置において、ロ−ルク−ラント(冷却
水)運用パタ−ンに対応した作業ロ−ル熱膨張量を計算
する計算機と作業ロ−ル摩耗および中間ロ−ル摩耗(6
重圧延機)を計算する計算機を備えたことを特徴とする
圧延機の制御装置。 - 【請求項17】 請求項1に記載の板クラウンを制御す
る圧延機の制御方法において、作業ロ−ル摩耗、中間ロ
−ル摩耗(6重圧延機)および補強ロ−ル摩耗を計算
し、ロ−ルプロフィル予測を行うことを特徴とする圧延
機の制御方法。 - 【請求項18】 請求項6に記載の板クラウンを制御す
る圧延機の制御装置において、作業ロ−ル摩耗、中間ロ
−ル摩耗(6重圧延機)および補強ロ−ル摩耗を計算す
る計算機を備えたことを特徴とする圧延機の制御装置。 - 【請求項19】 請求項1に記載の板クラウンを制御す
る圧延機の制御方法において、ロ−ルク−ラント(冷却
水)運用パタ−ンに対応した作業ロ−ル熱膨張量と作業
ロ−ル摩耗、中間ロ−ル摩耗(6重圧延機)および補強
ロ−ル摩耗を計算し、ロ−ルプロフィルの予測を行うこ
とを特徴とする圧延機の制御方法。 - 【請求項20】 請求項6に記載の板クラウンを制御す
る圧延機の制御装置において、ロ−ルク−ラント(冷却
水)運用パタ−ンに対応した作業ロ−ル熱膨張量を計算
する計算機と作業ロ−ル摩耗、中間ロ−ル摩耗(6重圧
延機)および補強ロ−ル摩耗を計算する計算機を備えた
ことを特徴とする圧延機の制御装置。
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JP4162023A JP2709777B2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 圧延機の制御方法および制御装置 |
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JPH05329520A true JPH05329520A (ja) | 1993-12-14 |
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JP2709777B2 (ja) | 1998-02-04 |
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