JPH0760298B2 - 流体スクリーン映像装置 - Google Patents
流体スクリーン映像装置Info
- Publication number
- JPH0760298B2 JPH0760298B2 JP20546991A JP20546991A JPH0760298B2 JP H0760298 B2 JPH0760298 B2 JP H0760298B2 JP 20546991 A JP20546991 A JP 20546991A JP 20546991 A JP20546991 A JP 20546991A JP H0760298 B2 JPH0760298 B2 JP H0760298B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- image
- fluid
- video camera
- fluid screen
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- Expired - Lifetime
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- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は水等の流体をノズルから
噴射させて多数の流体粒子を生成させて流体スクリーン
を形成し、該流体スクリーンに映像を写し出す流体スク
リーン映像装置に関するものである。
噴射させて多数の流体粒子を生成させて流体スクリーン
を形成し、該流体スクリーンに映像を写し出す流体スク
リーン映像装置に関するものである。
【０００２】
【従来技術】流体、特に水を用いた所謂ウォータースク
リーン映像装置は独特で幻想的な映像美が得られるとい
う理由で、注目を集めている。ウォータースクリーンは
水を多数のノズルから噴出させて無数の水滴粒子を生成
し、これをスクリーン状にしたものである。このウォー
タースクリーンに後方に配置された映写装置から映像光
を投射し、該ウォータースクリーン上で結像させると、
ウォータースクリーン前方から見ると該ウォータースク
リーン上に独特で幻想的な映像が写し出される。これ
は、ウォータースクリーンの水滴粒子に投射光が当たる
と、後方に反射する光と前方に進む散乱光とに別れる
が、その比は略１：５０の割合で前方に進む散乱光の方
が圧倒的に多いことによる。
リーン映像装置は独特で幻想的な映像美が得られるとい
う理由で、注目を集めている。ウォータースクリーンは
水を多数のノズルから噴出させて無数の水滴粒子を生成
し、これをスクリーン状にしたものである。このウォー
タースクリーンに後方に配置された映写装置から映像光
を投射し、該ウォータースクリーン上で結像させると、
ウォータースクリーン前方から見ると該ウォータースク
リーン上に独特で幻想的な映像が写し出される。これ
は、ウォータースクリーンの水滴粒子に投射光が当たる
と、後方に反射する光と前方に進む散乱光とに別れる
が、その比は略１：５０の割合で前方に進む散乱光の方
が圧倒的に多いことによる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにウォータ
ースクリーン映像装置はウォータースクリーン上に独特
で幻想的な映像が写し出されるという特徴があるが、ス
クリーン後方の映写装置から映像光を投射し、該ウォー
タースクリーン上で結像させるだけでは単調になり、演
出効果等において満足できない場合がある。
ースクリーン映像装置はウォータースクリーン上に独特
で幻想的な映像が写し出されるという特徴があるが、ス
クリーン後方の映写装置から映像光を投射し、該ウォー
タースクリーン上で結像させるだけでは単調になり、演
出効果等において満足できない場合がある。
【０００４】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、演出効果等の向上を図った流体スクリーン映像装置
を提供することを目的とする。
で、演出効果等の向上を図った流体スクリーン映像装置
を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、流体噴出管に設けられた多数のノズルから噴
出する流体により流体スクリーンを形成し、該流体スク
リーンの後方に配置された映写装置から映像光を投射し
て、該流体スクリーン上に映像を映し出す流体スクリー
ン映像装置において、スクリーン前方の所定位置に存在
する人物を検出するに検出手段と、該所定位置周辺を撮
影するビデオカメラと、流体スクリーン後方に該ビデオ
カメラからの信号を映像としてスクリーン上に投射する
映写装置とを設け、検出手段が所定位置に存在する人物
を検出した場合、ビデオカメラで映した人物を流体スク
リーン上に単独又は前記映像と合成して映し出すことを
特徴とする。
本発明は、流体噴出管に設けられた多数のノズルから噴
出する流体により流体スクリーンを形成し、該流体スク
リーンの後方に配置された映写装置から映像光を投射し
て、該流体スクリーン上に映像を映し出す流体スクリー
ン映像装置において、スクリーン前方の所定位置に存在
する人物を検出するに検出手段と、該所定位置周辺を撮
影するビデオカメラと、流体スクリーン後方に該ビデオ
カメラからの信号を映像としてスクリーン上に投射する
映写装置とを設け、検出手段が所定位置に存在する人物
を検出した場合、ビデオカメラで映した人物を流体スク
リーン上に単独又は前記映像と合成して映し出すことを
特徴とする。
【０００６】また、ビデオカメラを設定時間毎に動作さ
せ、該ビデオカメラで撮影した人物像を流体スクリーン
上に単独又は前記映像と合成して映し出す制御手段を設
けたことを特徴とする。
せ、該ビデオカメラで撮影した人物像を流体スクリーン
上に単独又は前記映像と合成して映し出す制御手段を設
けたことを特徴とする。
【０００７】
【作用】流体スクリーン映像装置を上記のように構成す
ることにより、流体スクリーン前方の所定位置に侵入し
てくる人物をビデオカメラでとらえ、その人物像を時々
刻々或いは設定時間毎に、流体スクリーン上に映し出す
ので、変化の富んだ映像をスクリーン上に映し出すこと
ができる。
ることにより、流体スクリーン前方の所定位置に侵入し
てくる人物をビデオカメラでとらえ、その人物像を時々
刻々或いは設定時間毎に、流体スクリーン上に映し出す
ので、変化の富んだ映像をスクリーン上に映し出すこと
ができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１は本発明の流体スクリーン映像装置の構成
を示す図である。同図において、１は水噴出管であり、
該水噴出管には多数のノズルが設けられており、該ノズ
ルから噴出する水の水粒子によりウォータースクリーン
２が形成される。ノズルから噴出され落下する水は水槽
３に収容され、図示しないポンプにより再び水噴出管１
に送られるというように、循環して使用されている。
明する。図１は本発明の流体スクリーン映像装置の構成
を示す図である。同図において、１は水噴出管であり、
該水噴出管には多数のノズルが設けられており、該ノズ
ルから噴出する水の水粒子によりウォータースクリーン
２が形成される。ノズルから噴出され落下する水は水槽
３に収容され、図示しないポンプにより再び水噴出管１
に送られるというように、循環して使用されている。
【０００９】ウォータースクリーン２の後方には、映写
装置４と映写装置８が配置されており、該映写装置４及
び映写装置８から投射される映像光は前記ウォータース
クリーン上で結像されるようになっている。映写装置４
は予め映写を予定している映像を投射するもので、映写
装置８は天井６に設けられたビデオカメラ７で撮影した
映像を投射するものである。ウォータースクリーン２の
前方の所定の範囲には検出器を備えたマット等のこの範
囲に人物Ａが侵入したことを検出する検出手段５が設け
られている。また、前記ビデオカメラ７はこの範囲を撮
影できるビデオカメラである。
装置４と映写装置８が配置されており、該映写装置４及
び映写装置８から投射される映像光は前記ウォータース
クリーン上で結像されるようになっている。映写装置４
は予め映写を予定している映像を投射するもので、映写
装置８は天井６に設けられたビデオカメラ７で撮影した
映像を投射するものである。ウォータースクリーン２の
前方の所定の範囲には検出器を備えたマット等のこの範
囲に人物Ａが侵入したことを検出する検出手段５が設け
られている。また、前記ビデオカメラ７はこの範囲を撮
影できるビデオカメラである。
【００１０】上記構成の流体スクリーン映像装置におい
て、常時は映写装置４からの映像、例えば自然の景色や
海底の風景等がウォータースクリーン２上に映し出され
ている。人物がウォータースクリーン２の前方を通り、
検出手段が人物Ａを検出すると、図示しない制御手段に
よりビデオカメラが作動して、人物Ａを撮影し、そのデ
ータを映写データに変換して、映写装置８に送る。これ
により映写装置８は人物Ａの映像光を投射し、ウォータ
ースクリーン２上に人物像Ａ’を映し出す。この場合、
映写装置４を停止させて、映写装置８のみを作動させ人
物像Ａ’を単独でウォータースクリーン２上に映し出し
てもよいし、また映写装置４と映写装置８の両者を作動
させ、映写装置４からの映像と映写装置８からの人物像
Ａ’を合成させて映し出してもよい。
て、常時は映写装置４からの映像、例えば自然の景色や
海底の風景等がウォータースクリーン２上に映し出され
ている。人物がウォータースクリーン２の前方を通り、
検出手段が人物Ａを検出すると、図示しない制御手段に
よりビデオカメラが作動して、人物Ａを撮影し、そのデ
ータを映写データに変換して、映写装置８に送る。これ
により映写装置８は人物Ａの映像光を投射し、ウォータ
ースクリーン２上に人物像Ａ’を映し出す。この場合、
映写装置４を停止させて、映写装置８のみを作動させ人
物像Ａ’を単独でウォータースクリーン２上に映し出し
てもよいし、また映写装置４と映写装置８の両者を作動
させ、映写装置４からの映像と映写装置８からの人物像
Ａ’を合成させて映し出してもよい。
【００１１】また、上記検出手段５とは別に、図示しな
いタイマーにより複数の時間帯を設定し、該時間帯毎に
前記ビデオカメラ７を動作させ、該ビデオカメラで映し
た人物Ａをウォータースクリーン２上に単独又は前記映
写装置４からの映像と合成させて映し出すようにしても
よい。上記のように構成することにより、従来の流体ス
クリーン映像装置では、映写装置４からの映像のみであ
ったのに、これに加えウォータースクリーン２上の映像
鑑賞者自身の映像も映し出すことができるから、変化に
富んだ映像効果がえられる。
いタイマーにより複数の時間帯を設定し、該時間帯毎に
前記ビデオカメラ７を動作させ、該ビデオカメラで映し
た人物Ａをウォータースクリーン２上に単独又は前記映
写装置４からの映像と合成させて映し出すようにしても
よい。上記のように構成することにより、従来の流体ス
クリーン映像装置では、映写装置４からの映像のみであ
ったのに、これに加えウォータースクリーン２上の映像
鑑賞者自身の映像も映し出すことができるから、変化に
富んだ映像効果がえられる。
【００１２】なお、上記実施例では、水を用いた流体ス
クリーンを例に説明したが、この流体スクリーンに用い
る流体は水に限定されるものではなく、重量落下し、且
つ光を透過する流体であれば良い。
クリーンを例に説明したが、この流体スクリーンに用い
る流体は水に限定されるものではなく、重量落下し、且
つ光を透過する流体であれば良い。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
流体スクリーン上に予め予定されている映像のみでな
く、鑑賞者自身の映像も映し出すことができ変化に富ん
だ映像効果が得られる。
流体スクリーン上に予め予定されている映像のみでな
く、鑑賞者自身の映像も映し出すことができ変化に富ん
だ映像効果が得られる。
【図１】本発明の流体スクリーン映像装置の構成を示す
図である。
図である。
１ 水噴出管 ２ ウォータスクリーン ３ 水槽 ４ 映写装置 ５ 検出手段 ６ 天井 ７ ビデオカメラ ８ 映写装置
Claims (2)
- 【請求項１】 多数のノズルから噴出する流体により流
体スクリーンを形成し、該流体スクリーンの後方に配置
された映写装置から映像光を投射して、該流体スクリー
ン上に映像を映し出す流体スクリーン映像装置におい
て、 前記スクリーン前方の所定位置に存在する人物を検出す
る検出手段と、該所定位置周辺を撮影するビデオカメラ
と、前記流体スクリーン後方に該ビデオカメラからの信
号を映像として前記スクリーン上に投射する映写装置と
を設け、 前記検出手段が前記所定位置に存在する人又は物体を検
出した場合、前記ビデオカメラで撮影した人物を前記流
体スクリーン上に単独又は前記映像と合成して映し出す
ことを特徴とする流体スクリーン映像装置。 - 【請求項２】 前記ビデオカメラを設定時間毎に動作さ
せ、該ビデオカメラで映した人物を前記流体スクリーン
上に単独又は前記映像と合成して映し出す制御手段を設
けたことを特徴とする請求項１記載の流体スクリーン映
像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20546991A JPH0760298B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 流体スクリーン映像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20546991A JPH0760298B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 流体スクリーン映像装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0527696A JPH0527696A (ja) | 1993-02-05 |
| JPH0760298B2 true JPH0760298B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=16507382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20546991A Expired - Lifetime JPH0760298B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 流体スクリーン映像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0760298B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7044237B2 (ja) * | 2017-11-14 | 2022-03-30 | ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 | 空中スクリーン形成装置、画像投影システム |
| JP7079028B2 (ja) * | 2020-10-28 | 2022-06-01 | 株式会社テクノコア | 人工降雨式空気清浄装置 |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP20546991A patent/JPH0760298B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0527696A (ja) | 1993-02-05 |
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