JPH0734149B2 - 流体スクリーン映像装置 - Google Patents

流体スクリーン映像装置

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JPH0734149B2
JPH0734149B2 JP3205467A JP20546791A JPH0734149B2 JP H0734149 B2 JPH0734149 B2 JP H0734149B2 JP 3205467 A JP3205467 A JP 3205467A JP 20546791 A JP20546791 A JP 20546791A JP H0734149 B2 JPH0734149 B2 JP H0734149B2
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JP
Japan
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image
video projector
screen
fluid
fluid screen
Prior art date
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Application number
JP3205467A
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English (en)
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JPH0527694A (ja
Inventor
敏子 須山
鏡次郎 安達
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水等の流体をノズルから
噴射させて多数の流体粒子を生成させて流体スクリーン
を形成し、該流体スクリーンに映像を写し出す流体スク
リーン映像装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】流体、特に水を用いた所謂ウォータースク
リーン映像装置は独特で幻想的な映像美が得られるとい
う理由で、注目を集めている。特に、赤R、緑G、青B
の映像光を発する所謂3管式投影方式のビデオプロジェ
クターが、光量が大きく幅広い信号にフレキシブルに対
応している。この3管式投影方式のビデオプロジェクタ
ーを用いたウォータースクリーン映像装置の構成を図3
に示す。同図において、11は3管式投影方式のビデオ
プロジェクターであり、赤R,緑G,青Bの映像光を発
する3個のレンズ口a,b,cを具備する。該ビデオプ
ロジェクター11のレンズ口a,b,cから発する光が
焦点を結ぶ位置にウォータースクリーン2を配置してい
る。ウォータースクリーン2は水を多数のノズルから噴
出させて無数の水滴粒子を生成し、これをスクリーン状
にしたものであり、ビデオプロジェクター11のレンズ
口a,b,cからの投射される光は、ウォータースクリ
ーン12に焦点を結び色合成した映像A1,B1を映し
出す。ウォータースクリーン12の水滴粒子に投射光が
当たると、後方に反射する光と前方に進む散乱光とに別
れるがその比は略1:50の割合で前方に進む散乱光の
方が圧倒的に多く、ウォータースクリーン12をその前
方(図の矢印C方向)から見た場合、ウォータースクリ
ーン12上に独特で幻想的な映像が写し出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の流体スクリ
ーン映像装置において、ウォータースクリーン12に映
し出される映像を効果的にさせる等の理由で、ウォータ
ースクリーン12の水平方向の断面を円弧状或いは円筒
状に形成したい場合がある。特に、ウォータースクリー
ン12を複数円筒状に配置し、内部に配置した複数台ビ
デオプロジェクター11からの投射光により、ウォータ
ースクリーン12上に映像を映し出すようにすれば効果
的である。図4はビデオプロジェクター11のレンズ口
a,b,cから投射される光が断面円弧状の曲面状反射
板13で反射され、映像を結ぶまでの光路を説明するた
めの図である。
【0004】図4に示すように、3管式投影方式のビデ
オプロジェクター1の前方に配置された断面円弧状の曲
面状反射板3により反射された光は、それぞれ焦点上に
映像を結ぶ。即ち、ビデオプロジェクター1の中央のレ
ンズ口bからの光は曲面状反射板3により反射され、ウ
ォータースクリーン12上にA−2,B−2で示すよう
に曲面の映像(緑色映像)を結ぶようにすると、左端の
レンズ口aからの光はA−1,B−1で示すような位置
に曲面の映像(赤色映像)を結び、更に右端のレンズ口
1cからの光はA−3,B−3で示すような位置に曲面
の映像(青色映像)を結ぶことになる。即ち、左右両端
のレンズ口a,cからの光による映像は中央レンズ口b
の光による映像と一致しないという問題が起こる。
【0005】また、従来この種の技術としては、実公昭
47−42613号公報に開示された流体スクリーン装
置があったが、この流体スクリーン装置は3管式投影方
式のビデオプロジェクターを用いるものではなく、水平
方向断面円弧状或いは円筒状の流体スクリーン上にカラ
ー映像を映し出すのには原理的に不適当なものであっ
た。
【0006】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
上記問題点を除去し、水平方向断面円弧状或いは円筒状
の流体スクリーン上にカラー映像を映し出すのに好適な
流体スクリーン映像装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は流体スクリーン映像装置を、3管式投影方式の
ビデオプロジェクターと、該ビデオプロジェクターの前
方に配置され該ビデオプロジェクターからの投影光を反
射させる断面円弧状の曲面状反射板と、該曲面状反射板
で反射された光を投影させる円弧状に配置された多数の
ノズルから噴射させる流体により形成される流体スクリ
ーンとを具備し、3管式投影方式ビデオプロジェクター
の配置位置、曲面状反射板の配置位置及び3管式投影方
式ビデオプロジェクターの焦点距離のいずれか一つ或い
は二つ以上を調整して3管式投影方式ビデオプロジェク
タの3個のレンズ口のそれぞれから投射され光の映像が
流体スクリーン上で且つ同じ位置に結像するようにした
ことを特徴とする。
【0008】また、流体スクリーン映像装置を流体スク
リーンが円筒状になるように複数組合せたことを特徴と
する。
【0009】
【作用】流体スクリーン映像装置を上記のように構成す
ることにより、3管式投影方式ビデオプロジェクターの
配置位置、曲面状反射板の配置位置及び3管式投影方式
ビデオプロジェクターの焦点距離のいずれか一つ或いは
二つ以上を調整してビデオプロジェクターの3個のレン
ズ口のそれぞれから投射され光の映像が流体スクリーン
上の同じ位置に結像するようにするので、水平方向断面
が円弧状の流体スクリーン上にカラー映像を浮かび上が
らせることができる。特に、最近の3管式投影方式ビデ
オプロジェクターは容易にその焦点距離を調整できるか
ら、この焦点距離を短くし、ビデオプロジェクターと曲
面状反射板の配置位置を調整することにより、流体スク
リーン上にカラー映像を浮かび上がらせることができ
る。
【0010】また、このような流体スクリーン映像装置
をその流体スクリーンが円筒状になるように組み合わせ
ることにより、円筒状の流体スクリーン上に幻想的なカ
ラー映像を浮かび上がらせることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は流体スクリーン映像装置の概略構成を示
す図である。同図において、6は上部に水平配置した円
弧状の噴出配管であり、該配管には多数のノズル5−
1,5−2,5−3,・・・・が設けられており、該ノ
ズル5−1,5−2,5−3,・・・・水を下方に噴射
することにより、水平方向の断面が配管と略同じ円弧状
のウォータースクリーン7が形成される。8は前記ノズ
ル5−1,5−2,5−3,・・・・から噴射した水が
落下する水槽である。該水槽8に落下した水は図示しな
いポンプ等により再び噴出配管6に送り、ノズル5−
1,5−2,5−3,・・・・から噴射されるようにな
っており、循環して使用される。なお、ノズル5−1,
5−2,5−3,・・・・は噴出配管に設けるものに限
定されるわけではなく、直接円弧状に水平に配置しても
よい。
【0012】1は3個のレンズ口a,b,c(赤色R,
緑色G,青色B)が設けられている3管式投影方式のビ
デオプロジェクターであり、該ビデオプロジェクター1
の前方には断面が円弧状の曲面状反射板3が設けられて
いる。ビデオプロジェクター1のレンズ口a,b,cの
それぞれから投射された赤色R,緑色G,青色Bの映像
光のそれぞれが、前記ウォータースクリーン7に結像す
るようになっている。
【0013】図1は上記流体スクリーン映像装置の光路
の説明図である。図示するように、ビデオプロジェクタ
ー1のレンズ口a,b,cのそれぞれから投射され、曲
面状反射板3で反射された映像光が結像する投影曲面4
と前記ウォータースクリーン7の曲面を一致させること
により、ウォータースクリーン7上にカラーの映像を映
し出すことができる。即ち、ビデオプロジェクター1の
レンズ口から曲面状反射板3が無い場合の結像面Fまで
の距離(焦点距離)を通常の場合より短くし、曲面状反
射板3で反射されたレンズ口a,b,cからの映像光の
それぞれ結像曲面が同一曲面(投影曲面4)になるよう
にし、この曲面と前記ウォータースクリーン7の曲面が
一致するようにしている。
【0014】言い替えれば、曲面状反射板3の曲率及び
その配置位置、ビデオプロジェクター1の焦点距を選択
及び調整することにより、レンズ口a,b,cからの各
映像光をウォータースクリーン7の同一面に結像させて
いる。これにより、ウォータースクリーン7上に色合成
された映像が映し出される。
【0015】上記のように多彩な映像が円弧状のウォー
タースクリーン7に色合成されて写し出され、円弧状の
ウォータースクリーン7の隅々まで独特まで幻想的な画
面を得ることができる。更に、上記流体スクリーン映像
装置をそのウォータースクリーン7を円筒状になるよう
に、組み合わせることにより、円筒状のウォータースク
リーンに映像を映し出すことができるから、これにより
更に新規な演出効果をえることが可能となる。
【0016】なお、上記実施例では水を用いた流体スク
リーンを例に説明したが、流体スクリーンに用いる流体
は水に限定されるものではなく、重量落下し且つ光を透
過する流体であればよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
記のような優れたものである。 (1)3管式投影方式ビデオプロジェクターを用いて、
水平方向断面が円弧状の流体スクリーン上に幻想的で演
出効果の優れたカラー映像を浮かび上がられることがで
きる。 (2)また、このような流体スクリーン映像装置をその
流体スクリーンが円筒状になるように組み合わせること
により、円筒状の流体スクリーン上に上記のようなカラ
ー映像を浮かび上がらせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流体スクリーン映像装置における3管
式投影方式のビデオプロジェクターから投射される光の
光路を説明するための図である。
【図2】本発明の流体スクリーン映像装置の概略構成を
示す図である。
【図3】従来の3管式投影方式のビデオプロジェクター
から投射される光の光路を説明するための図である。
【図4】3管式投影方式のビデオプロジェクターから投
射され曲面状反射板で反射された光の光路を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 ビデオプロジェクター 3 曲面状反射板 5−1,2,3・・・ ノズル 6 噴出配管 7 ウォータースクリーン 8 水槽

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3管式投影方式のビデオプロジェクター
    と、該ビデオプロジェクターの前方に配置され該ビデオ
    プロジェクターからの投影光を反射させる断面円弧状の
    曲面状反射板と、該曲面状反射板で反射された光を投影
    させる円弧状に配置された多数のノズルから噴射させる
    流体により形成される流体スクリーンとを具備し、 前記3管式投影方式ビデオプロジェクターの配置位置、
    前記曲面状反射板の配置位置及び3管式投影方式ビデオ
    プロジェクターの焦点距離のいずれか一つ或いは二つ以
    上を調整して前記3管式投影方式ビデオプロジェクタの
    3個のレンズ口のそれぞれから投射され前記曲面状反射
    板で反射された光の映像が前記流体スクリーン上で且つ
    同じ位置に結像するようにしたことを特徴とする流体ス
    クリーン映像装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の流体スクリーン映像
    装置を前記流体スクリーンが円筒状になるように複数組
    合せたことを特徴とする流体スクリーン映像装置。
JP3205467A 1991-07-22 1991-07-22 流体スクリーン映像装置 Expired - Lifetime JPH0734149B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3205467A JPH0734149B2 (ja) 1991-07-22 1991-07-22 流体スクリーン映像装置

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JP3205467A JPH0734149B2 (ja) 1991-07-22 1991-07-22 流体スクリーン映像装置

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JPH0527694A JPH0527694A (ja) 1993-02-05
JPH0734149B2 true JPH0734149B2 (ja) 1995-04-12

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