JP3341372B2 - 3次元写真撮影装置 - Google Patents

3次元写真撮影装置

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JP3341372B2 JP18933193A JP18933193A JP3341372B2 JP 3341372 B2 JP3341372 B2 JP 3341372B2 JP 18933193 A JP18933193 A JP 18933193A JP 18933193 A JP18933193 A JP 18933193A JP 3341372 B2 JP3341372 B2 JP 3341372B2
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人物からなる被写体の
3次元写真を撮影するのに好適な3次元写真撮影装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】通常、3次元写真撮影は、左右に配置さ
れた2台のカメラにより、被写体である人物等を撮影す
る方式がとられている。それぞれのカメラにより撮影さ
れた写真には、2台のカメラの間隔に応じた分、少しず
れた被写体が映ることになる。この写真を立体視するに
は、例えば、被写体側からカメラに向かって右側のカメ
ラで撮影された写真を左目で見るとともに、左側のカメ
ラで撮影された写真を右目で見るようにする。右目と左
目は、視差のある写真を見ることになる。この結果、左
右の眼が視差を感じ、各々異なる写真が一つの立体像と
して捉えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】異なる撮影色を以て被
写体を撮影する2台のビデオカメラ、即ち、左右のビデ
オカメラと、その左右のビデオカメラによって撮影され
た撮影色を異にするそれぞれの映像を、立体映像として
映出する3次元モニタと、左右のビデオカメラによって
撮影された異なる撮影色の静止画を3次元写真として印
刷するビデオプリンタとから構成される3次元写真撮影
装置を用いて、人物からなる被写体の3次元写真を撮影
することを考える。この場合、人物の表情・立体効果・
アングル等に関するその人物の主観・意向を生かして、
その人物の3次元写真を撮影しようとするとき、左右の
ビデオカメラの配列、すなわち、左右に並置したビデオ
カメラの間隔、その各ビデオカメラの光軸が交差する位
置等を決定するには、かなりの専門的知識と経験とを必
要とする。
【0004】かかる点に鑑み、本発明は、撮影色を異に
する2台の撮像手段と、2台の撮影手段によって撮影さ
れているそれぞれの撮影色の映像を、3次元映像として
映出する3次元モニタと、2台の撮影手段によって撮影
されている各々の撮影色の静止画を3次元写真として印
刷する印刷手段とを有する3次元写真撮影装置におい
て、3次元写真の撮影のための熟練した経験を必要とせ
ずに、人物からなる被写体の3次元写真を、その人物か
らなる被写体の主観・意向をその3次元写真に反映し
て、最も立体効果のあるポーズアングルで撮影すること
のできる3次元写真撮影装置を提案しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明3次元写真撮影装
置は、人物からなる被写体の移動開始後の所定移動位置
を検出する検出手段と、各々が所定の距離隔てて並置さ
れ、各々光軸が被写体方向上の所定点で交差するように
配置され、被写体を互いに異なる撮影色を以って撮影す
る2台の撮影手段と、この2台の撮影手段によって撮影
されているそれぞれの撮影色の映像を、3次元映像とし
て映出する3次元モニタと、この2台の撮影手段によっ
て撮影されている各々の撮影色の静止画を3次元写真と
して印刷する印刷手段とを有し、この検出手段によって
この被写体の移動開始後の所定移動位置が検出される前
は、この2台の撮影手段は各々の撮影色の映像を撮影
し、且つこの3次元モニタは該映像を映出し、この検出
手段によってこの被写体の移動開始後の所定移動位置が
検出されたときに、この2台の撮影手段は各々の撮影色
の第1静止画を撮影し、且つこの3次元モニタは該第1
の静止画を映出を開始し、この被写体の移動開始後の所
定移動位置が検出されたときより所定時間経過後に、こ
の2台の撮影手段は各々の撮影色の第2の静止画を撮影
し、且つこの3次元モニタは該第2の静止画を映出を開
始し、この印刷手段は上記第2の静止画を3次元写真と
して印刷するようにしたものである。
【0006】また、上述の人物からなる被写体が移動す
る際に、この被写体の移動方向を誘導する誘導手段とを
さらに設けるようにしたものである。
【0007】
【作用】斯かる本発明によれば、被写体の移動開始後の
所定移動位置を検出する検出手段によってこの被写体の
移動開始後の所定移動位置が検出される前は、この2台
の撮影手段は各々の撮影色の映像を撮影し、且つこの3
次元モニタは該映像を映出し、この検出手段によってこ
の被写体の移動開始後の所定移動位置が検出されたとき
に、この2台の撮影手段は各々の撮影色の第1静止画を
撮影し、且つこの3次元モニタは該第1の静止画を映出
を開始し、この被写体の移動開始後の所定移動位置が検
出されたときより所定時間経過後に、この2台の撮影手
段は各々の撮影色の第2の静止画を撮影し、且つこの3
次元モニタは該第2の静止画を映出を開始し、この印刷
手段は上記第2の静止画を3次元写真として印刷するよ
うにしたので、3次元写真の撮影のための熟練した経験
を必要とせずに、人物からなる被写体の移動状態の3次
元写真を、その人物からなる被写体の主観・意向をその
3次元写真に反映して、最も立体効果のあるポーズアン
グルで撮影することができる。
【0008】また、無意識で自然な表情の移動状態にあ
る人物からなる被写体の3次元写真を得ることができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】〔第1の実施例〕図1は本発明の第1の実
施例の構成全体を示す斜視図である。使用機材は、ま
ず、R・G・B入力のビデオプリンタ1、R・G・B入
力のカラービデオモニタ2、3次元カメラを構成するビ
デオカメラ3と4、3次元カメラ雲台5、三脚6、赤・
緑メガネ7、アクション・シート8等により構成され
る。次に、それぞれの機能について説明する。まず、ビ
デオプリンタ1内部にもうけられた信号発生器は、外部
同期にロックする機能がある。また、カラービデオモニ
タ2においては、本実施例で用いるのは赤と緑とを用い
た立体写真であるため、RとG入力のみを用いる。次
に、3次元カメラを構成するビデオカメラ3および4に
は同一特性のものを用いている。また、レンズについて
も同様である。3次元メガネ7は、L(左)側を赤色フ
ィルタとし、R(右)側を緑色フィルタとしている。ア
クション・シート8には、ジャンピング・スイッチが組
み込まれており、被写体の人物がアクション・シート8
の上に乗ると、オン状態となり、足が離れるとオフ状態
となる。
【0011】次に、図2は、装置全体の信号系のブロッ
ク図である。図において、3次元カメラを構成するビデ
オカメラ3、4、およびビデオプリンタ1は、それぞれ
が内蔵する信号発生器を、ビデオカメラ3を基準にジェ
ネ(GENE)ロックする。すなわち、ビデオカメラ3のビ
デオ出力端子VIDEO OUT2と、ビデオカメラ4の入力端
子GENE LOCK INとを接続し、ビデオカメラ4のビデオ出
力端子VIDEO OUT2は、ビデオプリンタ1の同期入力端
子SYNC INと接続することにより、ビデオカメラ3と、
ビデオカメラ4と、ビデオプリンタ1との信号発生器は
全てロックする。
【0012】次に、ビデオカメラ3のビデオ出力端子VI
DEO OUT1は、ビデオプリンタ1のG入力端子G INへ一
旦接続し、分岐した後、ビデオモニタ2のG入力端子G
INへ接続する。同じく、ビデオカメラ4のビデオ出力端
子VIDEO OUT1は、ビデオプリンタ1のR入力端子R IN
へ一旦接続し、分岐した後、ビデオモニタ2のR入力端
子R INへ接続する。
【0013】次に、図3は、3次元カメラを構成するビ
デオカメラ3と4の配列を示す上面図である。3次元カ
メラ雲台に、ビデオカメラ3、4を取り付け、カメラレ
ンズの間隔は70mmに設定する。カメラレンズの光軸
の交点は、3次元カメラを起点に、5m程離れた背景1
1(植木)付近に合せる。被写体となる人物は、3次元
カメラを起点に2m〜3mの範囲内、すなわち、アクシ
ョン・シート8付近に配置する。このようにすると、被
写体はフレームから飛び出して立体的に見える。
【0014】次に、図4は、ビデオカメラ3、4で構成
される3次元カメラ9と、被写体10との配置関係を示
す側面図である。図においては、被写体である人物10
が3次元カメラを起点に3mの地点に設置されたジャン
ピング・シート8から着地シート12へジャンプする。
また、図5は、図4とともに、被写体10がアクション
・シート8から着地シート12へジャンプしている状況
を示す模式図である。さらに、図6はジャンピング・ス
イッチSWJPと、プリントアウト・スイッチSWPOとの
周辺構成を示すブロック図である。図において、プリン
トアウト・スイッチSWPOは、押下されることによりオ
ン状態となり、このオン状態を示す信号は、波形成形回
路30により所定のパルスに変換された後、後段の回路
へ供給される。
【0015】また、ジャンピング・スイッチSWJPは、
被写体の人物がアクション・シート8の上に乗ると、オ
ン状態となり、足が離れるとオフ状態となる。このオン
/オフ状態を示す信号は、波形成形回路31により所定
のパルスに変換された後、2分される。一方は、そのま
ま後段の回路へ供給され、他方は波形成形回路(M−
M)32に供給される。波形成形回路32には、所定の
遅延時間が設定されており、上記波形成形回路31が出
力する信号が供給されると、上記遅延時間だけハイレベ
ルとするタイミングパルスをトリガとして、フリップフ
ロップ(F−F)33のトリガとして出力する。また、
フリップフロップ33は、上記トリガの立ち下がりエッ
ジのタイミングでハイレベルとなる信号をポーズ信号P
として、ビデオプリンタ1のポーズ・スイッチ(図示
略)へ出力する。ポーズ・スイッチがオン状態となる
と、3次元モニタ2の映像は固定され、静止画像とな
る。
【0016】次に、上述した構成の動作について図7を
参照して説明する。図7は、図6に示すスイッチ類の動
作を示すタイミングチャートである。すなわち、アクシ
ョン・シート8に組み込まれたジャンピング・スイッチ
SWJPは、まず、被写体10がアクション・シート8に
乗ると(時刻D)、オンとなり、ジャンプしてアクショ
ン・シート8から足が離れると(時刻E)、オフにな
る。このオン/オフ信号は、波形成形回路32によって
所定の遅延時間分、遅延された後、フリップフロップ3
3へ供給される。従って、被写体10の人物がジャンプ
して宙に浮いた瞬間のビデオ映像を固定(Freeze)する
ことができる(時刻F)。なお、3次元モニタ2に映し
出された静止画を見て、映像内容を確認し、プリントア
ウトする場合には、手動でプリントアウト・スイッチS
POを押下し(時刻G)、一方、プリントアウトしない
場合には、その次の動作に移る。すなわち、被写体11
の人物がアクション・シート8に乗る時点の振り出しに
戻り(時刻D’)、最初から(時刻D)同じ動作が繰り
返される。
【0017】上述した動作により撮影された3次元映像
を図8に示す。図8は、3次元(赤緑2色)モニタ画
面、または3次元写真(赤緑2色印画)を、赤・緑メガ
ネ(左・赤フィルタ、右・緑フィルタ)によって3次元
視する原理を示す概念図である。まず、モニタ2の画面
には、人物と背景の木とが、赤と緑との色ずれ状態で映
る。すなわち、人物では右側の緑、背景の木では左側の
緑は、ビデオカメラ3が捉えた映像である。また、ビデ
オカメラ4が捉えた映像は、人物は左側の赤、背景の木
では右側の赤である。次に、これを立体視するために、
赤・緑メガネ7を用いる。左目は赤色のフィルタを透か
して画面を見るため、ビデオカメラ3が捉えた緑色の映
像だけが見えて、赤色の映像は見えない。また、右目は
緑色のフィルタを透かして画面を見るため、ビデオカメ
ラ4が捉えた赤色映像のみが見えて、緑色の映像は見え
ない。従って、右目と左目とは、同じ画面を見ながら別
々の映像を見ることになる。すなわち、3次元カメラを
構成するビデオカメラ3と4との映像視差を左右の眼が
感じることにより、3次元モニタ2の映像を立体的に捉
えることができる。
【0018】〔第2の実施例〕次に、本発明の第2の実
施例について図9ないし図12を参照して説明する。図
9は第2の実施例における全体配置を示す側面図であ
り、図10は同第2の実施例における各部の配置を示す
斜視図である。これらの図におて、3次元カメラ9の前
方4〜5m付近にアクション・シート16を設け、これ
を基準に、順次50cm毎に、ビデオカメラ方向へ、被
写体15の人物を誘導するための誘導シート17,1
8,19,20,21を敷設している。また、3次元カ
メラの前方、3m付近に敷設された誘導シート19の両
サイドの視野外には、LED(発光ダイオード)13と
フォトセンサ14とから構成されるフォトスイッチSW
PHが設置されている。
【0019】また、図11は、機材操作スイッチの構成
を示すブロック図である。図において、スタンバイ・ス
イッチSWSTは、アクション・シート16に内蔵されて
おり、被写体15の人物がアクション・シート16に乗
るとオンとなる。波形成形回路(M−M1)34は、ス
タンバイ・スイッチSWSTがオンしたタイミング波形を
波形成形し、トリガとしてフリップフロップ(F−
1)35へ供給する。フリップフロップ35は、上記
トリガによってその出力をハイレベルとし、3次元カメ
ラ9をスタンバイ状態、すなわち、シャッタ・チャンス
待ちの状態にする。この時点において、3次元モニタ2
には、一旦、3次元カメラ9が捉えた3次元映像が静止
画像(ポーズ状態)として映し出されるようになってい
る。また、フリップフロップ35は、後述する波形成形
回路(M−M2)36の出力により、再び、ローレベル
に戻り、上記ポーズ状態を解除する。
【0020】また、フォトスイッチSWPHは、誘導シー
ト17,18,19,20,21に沿って3次元カメラ
9の方向に移動してきた被写体15の人物が、LED1
3とフォトセンサ14との間を横切ると、オン状態とな
る。波形成形回路36は、フォトスイッチ16がオンと
なるタイミングパルスを波形成形し、2分して出力す
る。一方は上記フリップフロップ35へ出力され(ポー
ズ解除)、他方は波形成形回路(M−M3)37のトリ
ガとして出力される。
【0021】波形成形回路37には、被写体15の人物
が、固い表情からリラックスするまでの時間を想定し
て、任意の遅延時間が設定されるようになっており、上
記トリガが入力されると、その出力をハイレベルとし、
上記遅延時間経過後に、その出力をローレベルとするポ
ーズ信号P1を出力する。また、フリップフロップ38
は、上記波形成形回路37の出力がハイレベルからロー
レベルに変ると、ハイレベルとなるポーズ信号P2を出
力する。ビデオプリンタ1は、上記ポーズ信号P1もし
くはP2がハイレベルの間、3次元カメラ9から供給さ
れる3次元映像を、3次元モニタ2に静止画像(ポーズ
状態)として映し出すようになっている。すなわち、被
写体15の人物は、3次元カメラ9が撮影していること
に気付かない状況下、再度、最適遅延時間で静止映像と
して映し出される。プリントアウト・スイッチSW
POは、上記3次元モニタ2に映し出された静止画像をプ
リントアウトする場合に手動で押下されるもので、オン
状態を示す信号は、波形成形回路39により波形成形さ
れた後、出力されるようになっている。
【0022】次に、上述した構成による動作の詳細につ
いて図12を参照して説明する。図12は機材操作スイ
ッチの動作を示すタイミングチャートである。まず、被
写体15の人物がアクション・シート16に乗ると、シ
ート内に組み込まれたスタンバイ・スイッチSWSTがオ
ンとなる。スタンバイ・スイッチSWSTがオンした時の
タイミング波形は波形成形回路34にて波形成形され、
トリガとしてフリップフロップ35をオンし(時刻
E)、スタンバイ状態、すなわち、シャッタ・チャンス
待ちの状態になる。この時点の3次元モニタ2には、3
次元カメラ9によって捉えられた3次元映像が映し出さ
れる。
【0023】被写体15の人物が上記動作に引き続き、
誘導シート17,18,19,20,21に沿って3次
元カメラ9の方向に移動すると、LED13とフォトセ
ンサ14で構成されるフォトスイッチSWPHを横切るこ
とになり、フォトスイッチSWPHがオンとなる(時刻
F)。フォトスイッチSWPHがオンとなるタイミングパ
ルスは波形成形回路36にて波形成形され、その出力の
一方がポーズ信号P1としてビデオプリンタ1のポーズ
・スイッチへ入力されるため、3次元モニタ2の映像は
静止画像となる。
【0024】また、上記フォトスイッチSWPHがオンと
なってから、波形成形回路37に設定された遅延時間
後、フリップフロップ38が再び、ポーズ信号P2をビ
デオプリンタ1のポーズ・スイッチへ供給するため(時
刻H)、被写体15の人物は、3次元カメラ9が撮影し
ていることに気付かない状況下、再度、静止画像とし
て、3次元モニタ2に映し出される。従って、3次元モ
ニタ2には、被写体15となった人物のリラックスした
様子が静止画として現れる。この画面をプリントアウト
する場合には、プリントアウト・スイッチを手動で押下
する(時刻I)。また、プリントアウトしない場合に
は、振り出しに戻り、アクション・シートを踏むところ
から再度繰り返す。
【0025】このように、通常、被写体15となる人物
は、3次元カメラ9に捉えられた自身の映像をビデオモ
ニタ2で確認すると、表情が固くなる場合が多い。そこ
で、本第2の実施例では、被写体15となる人物が3次
元カメラ9を意識しながら、予め設定された順路を通過
すると、フォトスイッチSWPHが作動し、映像は突然、
固定状態(第1の静止画像)になる。被写体15の人物
は、ビデオモニタ2の映像が静止画状態になると、3次
元カメラ9から即座に意識が離れ、自然な表情に戻る。
しかし、3次元カメラ9は、引き続き撮影を続けてお
り、被写体15の人物が自然な表情に戻る時点を予め予
測し、再度、自動的に固定(第2の静止画像)状態にす
る。従って、3次元モニタ画面上では、3次元の第1の
静止画像から突然、3次元の第2の静止画像に入れ替わ
る。したがって、第2の静止画像には、被写体15とな
る人物の無意識で自然な表情が引き出される。
【0026】
【発明の効果】斯かる本発明によれば、3次元写真の撮
影のための熟練した経験を必要とせずに、人物からなる
被写体の移動状態の3次元写真を、その人物からなる被
写体の主観・意向をその3次元写真に反映して、最も立
体効果のあるポーズアングルで撮影することができる利
益がある。また、無意識で自然な表情の移動状態にある
人物からなる被写体の3次元写真を得ることができる利
益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成全体を示す斜視図
である。
【図2】装置全体の信号系のブロック図である。
【図3】3次元カメラを構成するビデオカメラ3と4の
配列を示す上面図である。
【図4】ビデオカメラ3、4で構成される3次元カメラ
9と、被写体10との配置関係を示す側面図である。
【図5】被写体10がアクション・シート8から着地シ
ート12へジャンプしている状況を示す模式図である。
【図6】ジャンピング・スイッチSWJPと、プリントア
ウト・スイッチSWPOとの周辺構成を示すブロック図で
ある。
【図7】図6に示すスイッチ類の動作を示すタイミング
チャートである。
【図8】3次元(赤緑2色)モニタ画面、または3次元
写真(赤緑2色印画)を、赤・緑メガネ(左・赤フィル
タ、右・緑フィルタ)によって3次元視する原理を示す
概念図である。
【図9】本発明の第2の実施例における全体配置を示す
外観図である。
【図10】同第2の実施例における各部の配置を示す斜
視図である。
【図11】機材操作スイッチの構成を示すブロック図で
ある。
【図12】機材操作スイッチの動作を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1 ビデオプリンタ(印刷手段) 2 ビデオモニタ 3,4 ビデオカメラ(撮影手段) 5 3次元カメラ雲台 6 三脚 7 3次元メガネ 8 ジャンピング・シート 9 3次元カメラ(撮影手段) 10,15 被写体 11 背景(木) 12 着地シート 13 LED(発光ダイオード) 14 フォトセンサ 16 アクション・シート 17〜20 誘導シート SWPH フォトスイッチ(検出手段) SWJP ジャッピング・スイッチ(検出手段) SWST スタンバイ・スイッチ(検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−192240(JP,A) 特開 昭63−121033(JP,A) 特開 平3−29471(JP,A) 特開 昭62−266535(JP,A) 特開 昭62−213392(JP,A) 特開 平5−153373(JP,A) 特開 平4−340531(JP,A) 特開 昭51−21731(JP,A) 実開 昭52−13722(JP,U) 実開 平2−68570(JP,U) 実開 平2−67333(JP,U) 実開 昭57−78046(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 35/00 - 35/26 G03B 15/00 - 17/58 H04N 13/00 - 17/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人物からなる被写体の移動開始後の所定
    移動位置を検出する検出手段と、 各々が所定の距離隔てて並置され、各々光軸が被写体方
    向上の所定点で交差するように配置され、被写体を互い
    に異なる撮影色を以って撮影する2台の撮影手段と、 上記2台の撮影手段によって撮影されているそれぞれの
    撮影色の映像を、3次元映像として映出する3次元モニ
    タと、 上記2台の撮影手段によって撮影されている各々の撮影
    色の静止画を3次元写真として印刷する印刷手段とを有
    し、 上記検出手段によって上記被写体の移動開始後の所定移
    動位置が検出される前は、上記2台の撮影手段は各々の
    撮影色の映像を撮影し、且つ上記3次元モニタは該映像
    を映出し、 上記検出手段によって上記被写体の移動開始後の所定移
    動位置が検出されたときに、上記2台の撮影手段は各々
    の撮影色の第1静止画を撮影し、且つ上記3次元モニタ
    は該第1の静止画を映出を開始し、 上記被写体の移動開始後の所定移動位置が検出されたと
    きより所定時間経過後に、上記2台の撮影手段は各々の
    撮影色の第2の静止画を撮影し、且つ上記3次元モニタ
    は該第2の静止画を映出を開始し、 上記印刷手段は上記第2の静止画を3次元写真として印
    刷するようにしたことを特徴とする3次元写真撮影装
    置。
  2. 【請求項2】 前記被写体の移動方向を誘導する誘導手
    段とをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の
    3次元写真撮影装置。
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