JPH0760128A - ワックスのヒドロ異性化用二元機能触媒 - Google Patents

ワックスのヒドロ異性化用二元機能触媒

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JPH0760128A
JPH0760128A JP6191240A JP19124094A JPH0760128A JP H0760128 A JPH0760128 A JP H0760128A JP 6191240 A JP6191240 A JP 6191240A JP 19124094 A JP19124094 A JP 19124094A JP H0760128 A JPH0760128 A JP H0760128A
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    • C10G45/58Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to change the structural skeleton of some of the hydrocarbon content without cracking the other hydrocarbons present, e.g. lowering pour point; Selective hydrocracking of normal paraffins
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    • C10G45/64Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to change the structural skeleton of some of the hydrocarbon content without cracking the other hydrocarbons present, e.g. lowering pour point; Selective hydrocracking of normal paraffins characterised by the catalyst used containing crystalline alumino-silicates, e.g. molecular sieves

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワックスのヒドロ異性化反応に活性を示す二
元機能触媒において、酸性部位の数の制御に関する欠点
を解消する。 【構成】 (a)SiO2:Al2O3 のモル比が300:1以上
であるボロ−シリケート(BOR−B)及びボロ−アルミノ
−シリケート(Al−BOR−B)の中から選ばれるβ−ゼオ
ライトと同形の多孔性の結晶性物質、(b)周期律表第
VIIIA族に属する1以上の金属0.05〜5重量%で構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、β−ゼオライトと同形のボロ−
シリケート又はボロ−アルミノ−シリケート及び周期律
表第VIIIA族に属する1以上の金属でなる二元機能触
媒、その調製及び炭素原子15個以上を含有する長鎖n−
パラフィンのヒドロ異性化における使用に係る。
【0002】ワックスを異性化して低い流動点及び高い
粘度指数の値によって特徴づけられる潤滑油用の基剤を
生成する方法は好適な触媒の使用を必要とする。
【0003】実際のところ、ワックス(主として(80重
量%以上)炭化水素15個以上のn−パラフィンでなり、
室温において固状である)は相当する分枝状異性体(直
線状異性体よりも低い融点を示す)に変化されなければ
ならない。事実、n−C16パラフィンは融点19℃を有
し、一方、その5−メチルペンタデカン異性体は−31℃
で溶融する。
【0004】しかしながら、有効なヒドロ異性化触媒
は、可及的なクラッキング及びヒドロクラッキング反応
(同じ酸性部位によって触媒作用を受け、中間体として
ヒドロ異性化に有用な同じカルボカチオンを有する)を
最小に維持するものでなければならない。これらの副反
応は分子の減成を生じ、軽質、価値の低い生成物を生成
し、これらは揮発性を増大させるため、最終生成物から
除去されなければならない。これは明らかに方法全体の
負担となる。
【0005】この方法に関連して、二元機能触媒(すな
わち、酸性部位及び水素化−脱水素活性部位の両方を有
する触媒)が開発されている。触媒の酸性度は選択した
無定形又は結晶性の担体の種類によって左右され、その
機能は正確に異性化活性である。
【0006】水素化−脱水素活性は、付着された金属相
によって触媒に付与され、その機能もクラッキングを最
小にすることにある。
【0007】過去においては(J.F.Le Page,Applied
Heterogeneous Catalyst,Technip編,Paris,1987,4
35〜466)、水素化活性が同一の場合、最も選択的な触
媒は担体が制御された酸性度を有し、クラッキングと比
べてn−パラフィンの異性化を最高にするものであるこ
とが証明されている。しかしながら、異性化に続いてク
ラッキング反応が生ずるため、異性化反応の最大選択率
は低い変化率レベルにおいて得られる(G.Fromentら,
Ind.Eng.Chem.Prod.Res.Dev.,1981,20,p.654
〜660)。一般に、ワックスの変化率は、クラッキング
反応によって生ずる軽質の生成物の生成を最小にするた
め20〜40重量%に制限される。
【0008】各種の触媒の有効性は、n−パラフィンと
してのモデル化合物について、所定のn−パラフィンの
変化率:異性化生成物への選択率の比を測定することに
よって評価される。
【0009】ワックスをヒドロ異性化して潤滑油用の基
剤原料を生成することに関して、第VIIIA族の金属で官
能化したゼオライトを使用することはしばしば報告され
ている。たとえば、ヨーロッパ特許公開第440,540号に
はオメガ−ゼオライトの使用が開示され、ヨーロッパ特
許公開第431,448号にはZSM−5の使用、米国特許第4,54
1,919号には、アルカリ土類金属とイオン交換したゼオ
ライトX、Yの使用が開示されている。
【0010】さらに、米国特許第4,419,220号、同第4,5
18,485号及び同第4,975,177号、同第4,554,065号、ヨー
ロッパ特許公開第464,546号、米国特許第4,788,378号に
は、各種の変性β−ゼオライト(後述する)+水素化−
脱水素成分の使用が開示されている。
【0011】β−構造を有するゼオライトは、アルミノ
−シリケートとして(米国特許第3,308,069号)、ボロ
−シリケートとして(ベルギー国特許第877,205号;米
国特許第5,110,570号)又はボロ−アルミノ−シリケー
トとして(ヨーロッパ特許公開第172,715号;米国特許
第5,110,570号)調製される。
【0012】水熱合成では、米国特許第4,518,485号に
開示された如くSiO2:Al2O3 の最大モル比100:1をも
つβ−構造のアルミノシリケートが得られる。
【0013】ゼオライト構造中に存在するアルミニウム
は酸性部位の形成に関与することが知られている。上述
の特許によれば、かかる部位は異性化反応を促進するた
めに必要であるが、あまりにも多数存在する際には、望
ましくないクラッキング反応を促進することが明らかで
ある。
【0014】この理由のため、従来技術は、制御された
酸性度(かかる制御は酸性部位の数について、すなわち
触媒中に含まれるアルミニウムの量について行われる)
をもつβ−ゼオライトの使用を開示している。
【0015】このようなパラメーターは、下記の2つの
方法に従って変更される。 (1)米国特許第4,419,220号、同第4,518,485号、同第
4,975,177号、同第4,554,065号に開示された如く、酸抽
出及び/又は水蒸気の存在下における加熱処理によるア
ルミニウムの除去。このようにして、100:1以上、又
は250:1又は500:1程度の高いモル比が得られる。 (2)β構造を有するボロ−アルミノ−シリケートの水
熱合成。 アルミニウムのホウ素による部分置換により、より高い
SiO2:Al2O3 モル比をもつβ−ゼオライトを合成でき
る。しかしながら、酸性度が充分に低いレベルに、すな
わちクラッキングではなく、異性化を促進し得るレベル
に低減された物質を得るためには、直接合成によって得
られた物質に関して、水蒸気処理(ヨーロッパ特許公開
第464,546号)によって含有されるアルミニウムのレベ
ルを低下させることにより、又はSiCl4 での処理(米国
特許第4,788,378号)によってホウ素を交換することに
よりさらに変性させる必要性がなお残っている。
【0016】要約すると、従来技術によると、β−ゼオ
ライトは異性化反応において活性であり、そのままで、
n−パラフィンのヒドロ異性化において水素化−脱水素
機能の存在下で使用される。その異性化活性は、そのフ
レームワーク内に含有されるアルミニウム原子によって
生ずる酸性部位の存在によって与えられる。かかる部位
の数は望ましくないクラッキング反応を抑制して異性化
反応の選択率に影響を有する。
【0017】物質中に存在する酸性部位の数を制限する
ことは、製造段階及び触媒コストの点でかなりの負担と
なる。
【0018】米国特許第4,788,378号及びヨーロッパ特
許公開第464,546号に開示されたホウ素の導入は、水熱
合成の工程の間に入ったアルミニウムを低減させること
を可能にする明らかに有効な唯一の手段であるが、物質
を変性させるための工程が常に要求される。従来の技術
によれば、ホウ素に関して検討した反応では触媒活性は
予測できない。これに対してホウ素の除去は有効である
(米国特許第4,788,378号)。
【0019】本発明は、ワックスのヒドロ水素化におい
て有効な触媒の製法に係り、当該触媒は従来技術に影響
を及ぼす欠点を示さない。すなわち、アルミニウムの除
去又はホウ素の交換の如き他の処理を何ら必要としな
い。
【0020】発明者らは、水熱合成の間にすべてのアル
ミニウムがホウ素によって交換されたβ−ゼオライト
(ベルギー国特許第877,205号によるBOR−B)を、水素
化−脱水素反応において有効な1つの成分と共に使用す
る際には、高い異性化反応の選択率が得られ、クラッキ
ング反応に向かう物質の活性が非常に低いとの予測でき
ない知見を得た。
【0021】水熱合成の間に極微量のアルミニウムは入
るが、SiO2:Al2O3 のモル比が300:1以上であれば良
好な選択率をもつ物質が得られる。直接合成によって得
られた当該物質は、アルミニウムの除去又はいずれにし
ても酸性部位の数の低減を目的とする後処理を何ら必要
とせず、製法をかなり簡素化できる。
【0022】最終的に合成された生成物は1〜5の範囲
内のα−テスト値を示す。
【0023】このように、本発明は、炭素原子15個以
上を含有するn−パラフィンをヒドロ異性化する方法に
おいて、ヒドロ異性化条件下、n−パラフィン又はn−
パラフィンの混合物を、(a)SiO2:Al2O3 のモル比が
300:1以上、好ましくは500:1以上であるボロ−シリ
ケート(BOR−B)及びボロ−アルミノ−シリケート(Al
−BOR−B)の中から選ばれるβ−ゼオライトと同形の多
孔性の結晶性物質、(b)周期律表第VIIIA族に属する
1以上の金属(好ましくは白金及びパラジウムの中から
選ばれる)0.05〜5重量%、好ましくは0.1〜1重量%
を包含してなる二元機能触媒と接触させることを特徴と
するn−パラフィンのヒドロ異性化法に係る。
【0024】本発明の他の目的は、上述のヒドロ異性化
法において使用される触媒の製法にある。
【0025】かかる製法は2つの工程からなり、その第
1工程はβ−ゼオライトと同形のBOR−B又はAl−BOR−B
の調製であり、第2工程は当該多孔性の結晶性物質の第
VIIIA族に属する金属による含浸である。
【0026】このように、ヒドロ異性化法で使用される
触媒の製法は、(1)ボロ−シリケート及びボロ−アル
ミノ−シリケートの中から選ばれるβ−ゼオライトと同
形の多孔性の結晶性物質を調製する第1工程と、(2)
この工程(1)で得られたゼオライトを第VIIIA族から
選ばれる金属で処理する第2工程とを包含してなる。
【0027】第1工程において、米国特許第5,110,570
号に開示されたように、ケイ素源、ホウ素源、アルカリ
金属水酸化物(MEOH)、テトラアルキルアンモニウム塩
(R+)、蒸留水及び任意にアルミニウム源を含有する
混合物を調製する。この混合物の組成は次のとおりであ
る(酸化物として表示)。 SiO2/B2O3 > 1 R/SiO2=0.1〜1.0 ME/SiO2=0.01〜1.0 H2O/SiO2=5〜80 SiO2/Al2O3 > 300、好ましくは>500(ボロ−アルミ
ノ−シリケートの場合) この混合物に種晶1〜60%の一定量を添加してもよい。
かかる種晶は同じ組成を有し、反応混合物の自然発生圧
力下、温度90〜160℃、少なくとも1日間、水熱条件下
での部分結晶化に予め供したものである。
【0028】得られた混合物を、オートクレーブ中、水
熱条件、自然発生圧力下において温度90〜160℃で加熱
する。
【0029】結晶化時間は1〜7日間であり、種晶の存
在下では短時間となる。
【0030】終了後、反応混合物をオートクレーブから
排出し、結晶性物質を濾過によって回収し、蒸留水で洗
浄し、120℃で数時間乾燥させる。従来技術から公知の
方法に従って、得られた生成物をイオン交換に供して酸
形に変換させる。
【0031】本発明による方法で使用されるケイ素源
は、コロイドシリカ、シリカゲル、ナトリウムシリケー
ト等の中から選ばれ、好ましくはコロイドシリカであ
る。ホウ素源は、ホウ酸、アルカリボレート、トリアル
キルボレート等であり、ホウ酸が好適である。有機テン
プレートとしては、テトラアルキルアンモニウム塩、好
ましくはテトラエチルアンモニウム水酸化物を使用でき
る。
【0032】上述の如くして得られた酸形のゼオライト
を、ついで第VIIIA族から選ばれる金属(好ましくはパ
ラジウム又は白金)で少なくとも部分的に被覆できる操
作に供する(工程2)。
【0033】この第2の工程は、水性媒体での含浸又は
イオン交換によって行われる(好ましくは含浸によ
る)。
【0034】含浸技術によれば、室温において又は室温
に近い温度で操作して、第1工程から得られたゼオライ
トを、金属化合物(たとえばクロロ白金酸又はPd(NH3)4
(NO3)2)の水溶液で湿潤させる。
【0035】水性含浸の後、固状物質を好ましくは空気
中、室温又は室温に近い温度で乾燥させ、ついで酸化雰
囲気(好ましくは空気)中で加熱処理に供する。この加
熱処理に好適な温度は200〜600℃である。ついで、条件
を制御して、粒子(工程1で調製したもの)上に金属0.
05〜5重量%、好ましくは0.1〜2重量%を析出させ
る。
【0036】イオン交換法によれば、室温又は室温に近
い温度で操作して、工程(1)で得られたゼオライトを
貴金属錯体又は塩の水溶液(たとえばPt(NH3)4(OH)2、P
t(NH3)4Cl2、Pd(NH3)4(NO3)2 の水溶液)中に懸濁させ
る。イオン交換後、得られた固状物質を分離し、水で洗
浄し、乾燥し、最後に不活性及び/又は酸化雰囲気中で
の熱処理に供する。この目的には、200〜600℃の範囲の
加熱処理温度が有効である。ついで、条件を調整して、
処理したゼオライト上に金属0.05〜5重量%、好ましく
は0.1〜2重量%を析出させる。
【0037】本発明による触媒は、そのままで又は結合
剤として作用する好適な不活性の固状物質と組合せて使
用される。
【0038】シリカ、アルミナ、チアニア、マグネシア
及びジルコニアの如き種類の酸化物(個々に又は相互に
組合せて使用される)が好適である。触媒及び結合剤は
相互比(重量)30:70〜90:10、好ましくは50:50〜7
0:30で混合される。両成分を圧縮して所望の最終形状
(たとえば押出し物又はペレット)を付与する。
【0039】本発明による方法から得られた触媒は、乾
燥及び/又は還元によって、好ましくは乾燥及びつづく
還元によって活性化される。乾燥は不活性雰囲気下、温
度100〜400℃で行われ、還元はサンプルを還元雰囲気
下、温度150〜500℃における熱処理に供することによっ
て行われる。
【0040】上述の方法に従って調製された触媒はヒド
ロ異性化法(連続式又はバッチ式で行われる)において
活性である。
【0041】ヒドロ異性化は、H2の存在下、温度200〜
540℃、好ましくは250〜450℃、圧力大気圧〜25000kP
a、好ましくは4000〜10000kPaで好適に行われる。
【0042】有効な触媒量(ヒドロ異性化されるべきn
−パラフィン又はn−パラフィン混合物に対する重量百
分率で表示される)は、一般に0.5〜30重量%、好まし
くは1〜15重量%である。
【0043】本発明をさらに良好に説明するため、以下
にいくつかの実施例を例示する。
【0044】
【実施例1】 (触媒1)このボロ−シリケートはベルギー国特許第87
7,205号に開示されている。
【0045】NaOH 3.0g及びホウ酸6.4gを40%テトラ
エチルアンモニウム水酸化物水溶液28.1gに溶解させ
た。これにより透明な溶液が得られ、これを蒸留水30.0
gで希釈し、Ludox ASシリカ(シリカ 30重量%を含有
する)51.0gに添加した。
【0046】得られた懸濁液(pH 12.2)を室温で4時
間撹拌し、ついでオートクレーブに充填して、静止条件
下、自然発生圧力、150℃において7日間結晶化させ
た。
【0047】この時間の経過後、得られた生成物を排出
し、洗浄し、乾燥させた。
【0048】この物質をX線分析によって分析したとこ
ろ、純粋なBOR−Bの構造を示した。
【0049】生成物を550℃で5時間か焼し、酢酸アン
モニウム溶液での処理及びつづく上述の条件下でのか焼
によって酸形に変換させた。
【0050】得られた物質はSiO2:B2O3 のモル比の値4
5を示し、n−ヘキサンとのクラッキング反応でテスト
する場合、α値=1を示す。
【0051】このβ−ゼオライト上に水性含浸によって
Pt金属相を析出させた。
【0052】詳述すると、上述の如く調製し、晶析装置
に充填したβ−ゼオライト 10g上に、的確に混合しな
がら、H2PtCl6(0.45% 重量/容量)及び(0.6M)HCl
を含有する水溶液12.6mlを滴加した。反応体を16時間接
触させ、ついで60℃で1時間加熱することによって水を
蒸発させ、つづいてサンプルをなお空気中、150℃で2
時間乾燥させた。マッフル炉を23℃から500℃に90分間
で加熱しながら、流動する空気流下、500℃で3時間か
焼を行った。
【0053】
【実施例2】 (触媒2)米国特許第5,110,570号に開示された如く以
下のように操作することによってAl−BOR−B合成用の種
晶の懸濁液を調製した。
【0054】蒸留水30gにNaOH 4g及びホウ酸8gを
溶解させた。この溶液に、40%テトラエチルアンモニウ
ム水酸化物水溶液35g及び予め水10gに溶解させたAl(N
O3)2・9H2O 0.2gを添加した。このようにして得られ
た溶液をLudox ASシリカ(30重量%)64gに添加した。
【0055】これにより混合物「A」が得られ、これを
室温に約4時間静置し、ついでオートクレーブに充填
し、静止条件下、自然発生圧力、温度150℃で5日間結
晶化させた。
【0056】このようにして調製された種晶懸濁液26g
を、混合物「A」と同じ組成を有する混合物155gに添
加した。
【0057】撹拌しながら、自然発生圧力下、150℃で
3日間結晶化させた後、アルミニウムを含有するBOR−B
を得た。酸形に変換させた後、生成物はα値=4を示し
た。組成は次のとおりである。 SiO2/Al2O3=698 SiO2/B2O3=41 このようにして得られたボロ−アルミノ−シリケートを
実施例1に記載のように白金の含浸工程に供した。
【0058】
【実施例3】 (比較例:触媒3)14重量%テトラエチルアンモニウム
水酸化物溶液65.5g中にNaOH 0.8g、NaAlO2 0.4g及び
H3BO3 3.7gを溶解させることによって反応体混合物
「A」を調製した。得られた透明な溶液にLudox HSシリ
カ(40重量%)31.2gを添加した。得られた「A」混合
物をオートクレーブに充填し、静止条件下、自然発生圧
力、150℃で2日間結晶化させた。このようにして、ミ
ルク様の種晶懸濁液を得た。
【0059】このミルク様の種晶懸濁液24gを、「A」
混合物と同じ組成を有する混合物130gに添加した。得
られた懸濁液を自然発生圧力、静止条件下、150℃で2
日間結晶化させた。
【0060】酸形に変換させた後、生成物は次のモル組
成を有していた。 SiO2/B2O3=43 SiO2/Al2O3=90 実施例1と同じ操作法に従って、得られたAl−BOR−Bに
白金を含浸させた。
【0061】
【実施例4】 (比較例:触媒4)米国特許第3,308,069号に開示され
たものと同様の条件下でβ−ゼオライトを調製した。
【0062】40%(重量/重量)テトラエチルアンモニ
ウム水酸化物(TEA−OH)水溶液59.8g及びアルミン酸
ナトリウム 1.9gを脱塩水58.4gに添加した。得られた
混合物を約80℃まで加熱し、NaAlO2 が完全に溶解する
まで撹拌を続けた。得られた溶液をLudox HSコロイド状
シリカ(40重量%)48.7gに添加した(SiO2:Al2O3
モル比の値=28)。
【0063】pH 14の得られた均質懸濁液をステンレス
鋼製のオートクレーブに充填し、水熱条件、静止条件
下、自然発生圧力、150℃で10日間結晶化させた。結晶
化生成物(純粋なβ−ゼオライトである)を濾取し、洗
浄し、120℃で1時間乾燥させ、550℃で5時間か焼し、
酢酸アンモニウムによるイオン交換及びつづく上記条件
下でのか焼によって酸形に変換させた。
【0064】実施例1に開示の如くして、水性含浸によ
ってPt金属相をβ−ゼオライト上に付着させた。
【0065】
【実施例5】実施例1による触媒を、マイクロオートク
レーブ内において下記の条件下で行ったn−C16パラフ
ィンのヒドロ異性化反応でテストした。
【0066】ミクロオートクレーブは、鋼製本体とオー
トクレーブ加圧用、排気用及び必要であればガス生成物
回収用の複数の弁及び安全(圧力リリーフ)用ディスク
を具備するカバーとで構成される。撹拌装置は薄い内部
金属ロッドで構成される。
【0067】この反応器にC16パラフィン 8g及び触
媒0.25gを充填した。冷時、系をH2で5MPaに加圧し、
ついで温度360℃まで加熱した。反応器内の温度が所望
の値に達した時点を0時点とした。120分後、反応器を
冷却させ、その内部圧力を解放させ、反応混合物を回収
した。
【0068】変化率及び生成物の分布を測定するための
生成物の分析を、得られた混合物についてガスクロマト
グラフィー(架橋メチルシリコーンゴムHP−1カラム、
原子発光検出器)によって直接に実施した。
【0069】表1に変化率及び選択率の値を報告する。
これらは下記の式に基づいて算定した。
【0070】
【数1】 式中、「イソ−C16」は炭素数16の異性体の混合物であ
る。
【0071】
【実施例6】実施例1による触媒をn−C16パラフィン
のヒドロ異性化反応でテストした。反応条件は、温度を
350℃に下げたことを除き実施例5と同じである。変化
率及び選択率の値を表1に報告する。
【0072】
【実施例7】実施例1による触媒をn−C16パラフィン
のヒドロ異性化反応でテストした。反応条件は、温度を
340℃に下げたことを除き実施例5と同じである。変化
率及び選択率の値を表1に報告する。
【0073】
【実施例8】 (比較例)実施例2による触媒をn−C16パラフィンの
ヒドロ異性化反応でテストした。反応条件は実施例5と
同じである。変化率及び選択率の値を表1に報告する。
【0074】
【実施例9】実施例4による触媒をn−C16パラフィン
のヒドロ異性化反応でテストした。反応条件は、反応時
間を60分間に短縮させたことを除き実施例5と同じであ
る。変化率及び選択率の値を表1に報告する。
【0075】
【実施例10】実施例2による触媒をn−C16パラフィ
ンのヒドロ異性化反応でテストした。反応条件は、温度
を350℃に低下させたことを除き実施例5と同じであ
る。変化率及び選択率の値を表1に報告する。
【0076】
【実施例11】実施例2による触媒をn−C16パラフィ
ンのヒドロ異性化反応でテストした。反応条件は、温度
を340℃に低下させたことを除き実施例5と同じであ
る。変化率及び選択率の値を表1に報告する。
【0077】
【実施例12】実施例2による触媒をn−C16パラフィ
ンのヒドロ異性化反応でテストした。反応条件は、温度
を300℃に低下させたことを除き実施例5と同じであ
る。変化率及び選択率の値を表1に報告する。
【0078】
【実施例13】 (比較例)実施例3による触媒をn−C16パラフィンの
ヒドロ異性化反応でテストした。反応条件は実施例6と
同じである。変化率及び選択率の値を表1に報告する。
【0079】
【実施例14】 (比較例)実施例4による触媒をn−C16パラフィンの
ヒドロ異性化反応でテストした。反応条件は実施例6と
同じである。変化率及び選択率の値を表1に報告する。
【0080】
【実施例15】 (比較例)実施例4による触媒をn−C16パラフィンの
ヒドロ異性化反応でテストした。反応条件は、温度を30
0℃に低下させたことを除き実施例5と同じである。変
化率及び選択率の値を表1に報告する。
【0081】
【表1】 実施例 触媒 温度T 時間t 変化率 イソ−C16への選択率 (番号) (℃) (分) (%) (%) 5 1 360 120 65.1 88.3 6 1 350 120 48.7 95.9 7 1 340 120 35.6 95.7 8 2 360 120 98.6 70.8 9 2 360 60 52.4 93.1 10 2 350 120 89.0 76.0 11 2 340 120 75.4 89.3 12 2 300 120 17.5 98.9 13 3 350 120 99.6 26.8 14 4 350 120 99.5 21.2 15 4 300 120 89.8 26.1 反応条件:PH2=5MPa n−C16:触媒=8:0.25 実施例5から、BOR−B及びPtを基材とする触媒が、技術
文献で通常考慮されているものよりも高い変化率レベル
においてC16異性体への選択率が極めて良好な値を示す
ことが理解される。
【0082】実施例5、6及び7から、温度の上昇は変
化率を低下させるが、C16異性体への選択率を96%まで
上昇させることが理解される。
【0083】実施例5及び8から、構造体内への少量の
Alの導入は、他の実験条件が同一の場合、変化率を上昇
させ、その結果C16異性体への選択率が70%に低下する
ことで理解される。
【0084】実施例8及び9から、反応時間の短縮は変
化率を半分に低下させ、これに従って有用生成物への選
択率が93%に上昇することが理解される。
【0085】実施例8、10、11及び12から、低すぎる反
応温度(300℃)では、変化率は20%よりも低い値に低
下するが、中間の温度(340℃)では、変化率(75
%):C16異性体への選択率(90%)の良好な比が得ら
れることが理解される。
【0086】実施例6、10、13及び14から、β構造をも
つゼオライト、又は高すぎるAl含量を有し、アルミニウ
ムの除去処理に供していないBOR−Bは、他の実験条件が
同じである場合、ほぼ定量的変化率レベルの存在下で非
常に低い選択率を示すことが理解される。
【0087】反応温度を300℃に低下させる場合(実施
例15)でも、変化率及び有用生成物への選択率の値は実
質的に変化しない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591004272 アジップ・ペトローリ・ソシエタ・ペル・ アチオニ AGIP PETROLI SOCIET A PER AZIONI イタリー国ローマ市ビア・ラウレンチーナ 449 (72)発明者 アンゼラ・カラーチ イタリー国サンジュリアーノミラネーゼ市 ビア・レプブリカ9/エンネ (72)発明者 クリスチーナ・フレーゴ イタリー国トリエステ市ビア・ペチェンコ 12 (72)発明者 ビンチェンゾ・カレンマ イタリー国サンドナトミラネーゼ市ビア・ チェザーレ・バッチスチ15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭素原子15個以上を含有するn−パラフィ
    ンをヒドロ異性化する方法において、ヒドロ異性化条件
    下、n−パラフィン又はn−パラフィンの混合物を、
    (a)SiO2:Al2O3 のモル比が300:1以上であるボロ
    −シリケート(BOR−B)及びボロ−アルミノ−シリケー
    ト(Al−BOR−B)の中から選ばれるβ−ゼオライトと同
    形の多孔性の結晶性物質、(b)周期律表第VIIIA族に
    属する1以上の金属0.05〜5重量%を包含してなる二元
    機能触媒と接触させることを特徴とする、n−パラフィ
    ンのヒドロ異性化法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、前記ボロ−
    アルミノ−シリケートがSiO2:Al2O3 のモル比500:1
    以上を有するものである、n−パラフィンのヒドロ異性
    化法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の方法において、第VIIIA族
    に属する前記金属が0.1〜2%のレベルで含有されてな
    る、n−パラフィンのヒドロ異性化法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の方法において、第VIIIA族
    の金属が白金及びパラジウムの中から選ばれるものであ
    る、n−パラフィンのヒドロ異性化法。
  5. 【請求項5】請求項1記載の方法において、ヒドロ異性
    化を、H2の存在下、温度200〜540℃、圧力大気圧〜250
    00kPaで行う、n−パラフィンのヒドロ異性化法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の方法において、ヒドロ異性
    化を、水素の存在下、温度250〜450℃、圧力4000〜1000
    0kPaで行う、n−パラフィンのヒドロ異性化法。
  7. 【請求項7】(a)SiO2:Al2O3 のモル比が300:1以
    上であるボロ−シリケート(BOR−B)及びボロ−アルミ
    ノ−シリケート(Al−BOR−B)の中から選ばれるβ−ゼ
    オライトと同形の多孔性の結晶性物質、(b)周期律表
    第VIIIA族に属する1以上の金属0.05〜5重量%を包含
    してなることを特徴とする、二元機能触媒。
  8. 【請求項8】請求項7記載のものにおいて、(a)Si
    O2:Al2O3 のモル比が500:1以上であるボロ−シリケ
    ート(BOR−B)及びボロ−アルミノ−シリケート(Al−
    BOR−B)の中から選ばれるβ−ゼオライトと同形の多孔
    性の結晶性物質、(b)周期律表第VIIIA族に属する1
    以上の金属0.1〜2重量%を包含してなる、二元機能触
    媒。
  9. 【請求項9】請求項7記載の触媒を製造する方法におい
    て、(1)SiO2:Al2O3 のモル比が300:1以上である
    ボロ−シリケート(BOR−B)及びボロ−アルミノ−シリ
    ケート(Al−BOR−B)の中から選ばれるβ−ゼオライト
    と同形の多孔性の結晶性物質を調製する第1工程と、
    (2)前記工程(1)から得られたゼオライトを、イオ
    ン交換又は含浸によって第VIIIA族の金属で処理する第
    2工程とを包含してなる、二元機能触媒の製法。
  10. 【請求項10】請求項9記載の製法において、前記工程
    (2)を含浸法によって行う、二元機能触媒の製法。
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