JPH0759683A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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- JPH0759683A JPH0759683A JP21434793A JP21434793A JPH0759683A JP H0759683 A JPH0759683 A JP H0759683A JP 21434793 A JP21434793 A JP 21434793A JP 21434793 A JP21434793 A JP 21434793A JP H0759683 A JPH0759683 A JP H0759683A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- wheel
- axle
- vacuum cleaner
- grounding portion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 床面との間に弾力性を有する車輪を備えた電
気掃除機を得ること。 【構成】 床接地部2と車軸3等からなる車輪1を備
え、この車輪1の床接地部2と車軸3との間に曲線状の
複数個の補強リブ6を設ける。
気掃除機を得ること。 【構成】 床接地部2と車軸3等からなる車輪1を備
え、この車輪1の床接地部2と車軸3との間に曲線状の
複数個の補強リブ6を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気掃除機に係り、より
詳しくは、床面との間に弾力性を有し床面移動時に振動
等が生ぜず、また電源コードの巻き込み等が発生しない
硬質合成樹脂製の車輪を備えた電気掃除機に関するもの
である。
詳しくは、床面との間に弾力性を有し床面移動時に振動
等が生ぜず、また電源コードの巻き込み等が発生しない
硬質合成樹脂製の車輪を備えた電気掃除機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の電気掃除機の車輪の一例を
示す背面図である。図において、1は硬質合成樹脂製の
車輪、2は車輪1を構成する円形の床接地部、3は車軸
である。4は車輪1に真円を維持させるための複数個の
補強リブで、床接地部2と車軸3とを直線状に連結す
る。なお、5は床面である。
示す背面図である。図において、1は硬質合成樹脂製の
車輪、2は車輪1を構成する円形の床接地部、3は車軸
である。4は車輪1に真円を維持させるための複数個の
補強リブで、床接地部2と車軸3とを直線状に連結す
る。なお、5は床面である。
【0003】上記のように構成した従来の電気掃除機の
作用を説明する。図に示すように、電気掃除機の車輪1
を床面5上に載置したり床面5上を移動させると、車輪
1の床接地面あるいは床接地点に荷重がかかる。そのた
め、その反作用として、床面5による応力が生じ、その
応力は車輪1の床接地点にかかり、車輪1の補強リブ4
に伝わる。従って、電気掃除機が床面5を移動するとき
等に車輪1の外形が歪んだり変形したりせず、車輪1の
外形の真円が維持されて床面移動がおこなわれる。
作用を説明する。図に示すように、電気掃除機の車輪1
を床面5上に載置したり床面5上を移動させると、車輪
1の床接地面あるいは床接地点に荷重がかかる。そのた
め、その反作用として、床面5による応力が生じ、その
応力は車輪1の床接地点にかかり、車輪1の補強リブ4
に伝わる。従って、電気掃除機が床面5を移動するとき
等に車輪1の外形が歪んだり変形したりせず、車輪1の
外形の真円が維持されて床面移動がおこなわれる。
【0004】しかしながら、上記のように構成した従来
の電気掃除機によれば、補強リブ4が直線状に床接地部
2と車軸3とを結んでいるため、電気掃除機の荷重と応
力とが等しくなって床面5に対して弾力性がなくなる。
このため、床面5上の移動の際に補強リブ4が床面5に
対して突張ってしまうので、移動音が生じたり振動が生
じたりするという問題があった。この問題を解決するた
め、硬質合成樹脂製の車輪の外側にさらに軟質合成樹脂
を被覆して二重成形の車輪として弾力性を生じさせ、移
動音等を消去させる方法が、近年採用されている。ま
た、電気掃除機はその本体後部に電源コード巻取装置の
出入り口が設けてあるため、電気掃除機を使用して床面
5を移動しているとき、特に後ろ方向に移動させるとき
に、本体ケースと車輪1との間に電源コードを巻き込ん
でしまい、移動に支障をきたす場合があった。
の電気掃除機によれば、補強リブ4が直線状に床接地部
2と車軸3とを結んでいるため、電気掃除機の荷重と応
力とが等しくなって床面5に対して弾力性がなくなる。
このため、床面5上の移動の際に補強リブ4が床面5に
対して突張ってしまうので、移動音が生じたり振動が生
じたりするという問題があった。この問題を解決するた
め、硬質合成樹脂製の車輪の外側にさらに軟質合成樹脂
を被覆して二重成形の車輪として弾力性を生じさせ、移
動音等を消去させる方法が、近年採用されている。ま
た、電気掃除機はその本体後部に電源コード巻取装置の
出入り口が設けてあるため、電気掃除機を使用して床面
5を移動しているとき、特に後ろ方向に移動させるとき
に、本体ケースと車輪1との間に電源コードを巻き込ん
でしまい、移動に支障をきたす場合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
二重成形の車輪を備えた電気掃除機は、移動時に移動音
や振動等を消去するが、車輪を製造するのにコストがか
かり、また車輪自体の重量が大きくなりすぎるという問
題があった。そのうえ、二重成形の車輪では、本体ケー
スと車輪との間に電源コードの巻き込み等が生じるとい
う問題をなんら解決するものではなかった。
二重成形の車輪を備えた電気掃除機は、移動時に移動音
や振動等を消去するが、車輪を製造するのにコストがか
かり、また車輪自体の重量が大きくなりすぎるという問
題があった。そのうえ、二重成形の車輪では、本体ケー
スと車輪との間に電源コードの巻き込み等が生じるとい
う問題をなんら解決するものではなかった。
【0006】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、二重成形の車輪の場合と同様に弾性
を有すると共に車輪が歪んだり変形したりすることがな
く、そのうえ本体ケースと車輪との間に電源コードの巻
き込みを防止できる車輪を備えた電気掃除機を得ること
を目的とする。
になされたもので、二重成形の車輪の場合と同様に弾性
を有すると共に車輪が歪んだり変形したりすることがな
く、そのうえ本体ケースと車輪との間に電源コードの巻
き込みを防止できる車輪を備えた電気掃除機を得ること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる電気掃除
機は、車輪の床接地部と車軸との間に曲線状の複数個の
補強リブを設けたものである。
機は、車輪の床接地部と車軸との間に曲線状の複数個の
補強リブを設けたものである。
【0008】また、本発明にかかる電気掃除機は、車輪
の床接地部と車軸との間において床接地部側に床接地部
と同心的に円形リブを設けると共に、この円形リブと床
接地部との間に車軸に対して傾斜した複数個の補強リブ
を設けたものである。
の床接地部と車軸との間において床接地部側に床接地部
と同心的に円形リブを設けると共に、この円形リブと床
接地部との間に車軸に対して傾斜した複数個の補強リブ
を設けたものである。
【0009】さらに、本発明にかかる電気掃除機は、車
輪の床接地部及び床接地部と外側面とのコーナー部をそ
れぞれ円弧状に形成し、コーナー部と外側面との接続部
の背面に床接地部と同心的に円形リブを設け、さらにこ
の円形リブと床接地部との間に車軸に直線状に向かう複
数個の補強リブを設けて補強リブの高さを低く構成した
ものである。
輪の床接地部及び床接地部と外側面とのコーナー部をそ
れぞれ円弧状に形成し、コーナー部と外側面との接続部
の背面に床接地部と同心的に円形リブを設け、さらにこ
の円形リブと床接地部との間に車軸に直線状に向かう複
数個の補強リブを設けて補強リブの高さを低く構成した
ものである。
【0010】
【作用】床面に載置時や床面移動時に車輪の床接地部ま
たは床接地点に荷重がかかり、その反作用として床面か
らの応力を車輪の床設置点に受け、この応力が車輪内側
の補助リブに伝わり、補強リブは撓みの方向に撓もうと
して応力が緩和される。
たは床接地点に荷重がかかり、その反作用として床面か
らの応力を車輪の床設置点に受け、この応力が車輪内側
の補助リブに伝わり、補強リブは撓みの方向に撓もうと
して応力が緩和される。
【0011】床接地点で受ける応力は、補強リブの両端
部の円形リブと床接地部との接続部の2点で右回転方向
に曲がろうとすることにより分散される。
部の円形リブと床接地部との接続部の2点で右回転方向
に曲がろうとすることにより分散される。
【0012】車輪に荷重や応力が加わると、車輪の外側
面とコーナー部の接続部より外側と、床接地部の先端部
の2箇所が撓むことにより弾性の効果が得られ、円形リ
ブが車輪の撓みによる内側への変形を防ぎ、補助リブは
成形時の真円を保持する。
面とコーナー部の接続部より外側と、床接地部の先端部
の2箇所が撓むことにより弾性の効果が得られ、円形リ
ブが車輪の撓みによる内側への変形を防ぎ、補助リブは
成形時の真円を保持する。
【0013】
実施例1 図1は本発明の第1の実施例の要部を示す背面図で、電
気掃除機の車輪を床面上に載置した状態を示す。5は床
面、1は硬質合成樹脂製の車輪である。2は車輪1の床
接地部、7は床接地部2が床面5と接触する床接地点、
3は車軸である。6は車輪1を補強するために床接地部
2と車軸3との間に配設した複数個の補強リブで、床接
地部2と車軸3とを曲線状に結んだものである。
気掃除機の車輪を床面上に載置した状態を示す。5は床
面、1は硬質合成樹脂製の車輪である。2は車輪1の床
接地部、7は床接地部2が床面5と接触する床接地点、
3は車軸である。6は車輪1を補強するために床接地部
2と車軸3との間に配設した複数個の補強リブで、床接
地部2と車軸3とを曲線状に結んだものである。
【0014】次に上記のように構成した第1の実施例の
作用を説明する。電気掃除機の車輪1を床面5上に載置
したり床面5上を移動させると、車輪1の床接地部2あ
るいは床接地点7に荷重Aがかかる。そしてその反作用
として床面5に応力Bが生じ、この応力Bは車輪1の床
接地点7から補強リブ6に伝わる。このとき、補強リブ
6は車軸3に向かって曲線状に配設されているので、補
強リブ6は矢印Cの方向、すなわち撓みの方向に撓もう
とし、応力が緩和される。
作用を説明する。電気掃除機の車輪1を床面5上に載置
したり床面5上を移動させると、車輪1の床接地部2あ
るいは床接地点7に荷重Aがかかる。そしてその反作用
として床面5に応力Bが生じ、この応力Bは車輪1の床
接地点7から補強リブ6に伝わる。このとき、補強リブ
6は車軸3に向かって曲線状に配設されているので、補
強リブ6は矢印Cの方向、すなわち撓みの方向に撓もう
とし、応力が緩和される。
【0015】実施例2 図2は本発明の第2の実施例の要部を示す背面図であ
る。なお、図1と同一部分には同じ符号を付してある。
1は硬質合成樹脂製の車輪、2は車輪1の床接地部、3
は車軸、7は床接地部2が床面5と接触する床接地点で
ある。8は床接地部2と車軸3との間で床接地部2側に
床接地部2と同心的に設けた円形リブ、9は円形リブ8
と床接地部2との間に車軸3に対して傾斜して設けた複
数個の補強リブである。上記のように構成した第2の実
施例によれば、床接地点7に生じる応力Bは、補強リブ
9の両端部の円形リブ8と床接地部2との接続部10,
11の2点で矢印方向、すなわち右回転方向に曲がろう
とすることにより分散される。
る。なお、図1と同一部分には同じ符号を付してある。
1は硬質合成樹脂製の車輪、2は車輪1の床接地部、3
は車軸、7は床接地部2が床面5と接触する床接地点で
ある。8は床接地部2と車軸3との間で床接地部2側に
床接地部2と同心的に設けた円形リブ、9は円形リブ8
と床接地部2との間に車軸3に対して傾斜して設けた複
数個の補強リブである。上記のように構成した第2の実
施例によれば、床接地点7に生じる応力Bは、補強リブ
9の両端部の円形リブ8と床接地部2との接続部10,
11の2点で矢印方向、すなわち右回転方向に曲がろう
とすることにより分散される。
【0016】図3は図2に示した車輪1を電気掃除機に
取付けた場合を示す正面図であり、その一部は掃除機本
体後端面や車輪内側の補強リブの位置関係説明のために
断面で示してある。12は電気掃除機の本体ケース、1
3は電源コード、14は電源コード13の出入口であ
る。そして、図に示すように、車輪1の一部は本体ケー
ス12の後端部から後方に突き出るように取付けられ、
本体ケース12の後部端面付近には図2で示した円形リ
ブ8や補強リブ9が位置している。このため、電気掃除
機が床を移動するとき、特に後ろ方向に移動させるとき
でも、本体ケース12と車輪1との間に電源コード13
が巻込まれることはない。
取付けた場合を示す正面図であり、その一部は掃除機本
体後端面や車輪内側の補強リブの位置関係説明のために
断面で示してある。12は電気掃除機の本体ケース、1
3は電源コード、14は電源コード13の出入口であ
る。そして、図に示すように、車輪1の一部は本体ケー
ス12の後端部から後方に突き出るように取付けられ、
本体ケース12の後部端面付近には図2で示した円形リ
ブ8や補強リブ9が位置している。このため、電気掃除
機が床を移動するとき、特に後ろ方向に移動させるとき
でも、本体ケース12と車輪1との間に電源コード13
が巻込まれることはない。
【0017】実施例3 図4は本発明の第3の実施例の要部を示す背面図、図5
は図4のI−I断面図である。図5に示すように、車輪
1の床接地部2を曲率半径の大きい円弧状に形成すると
共に、床接地部2と外側面17とのコーナー部18を曲
率半径の小さい円弧状に形成したものである。そして、
コーナー部18の円弧部と外側面17との接続点、すな
わち円弧部の尻ポイント20の内側には床接地部2と同
心的に円形リブ8が設けられている。15は円形リブ8
と床接地部2との間に形成された車軸3方向に直線状に
向かう複数個の補強リブで、この補強リブ15の高さ
は、車輪1のコーナー部18から床接地部2の円弧部の
頂点19までの高さよりも低いものとする。
は図4のI−I断面図である。図5に示すように、車輪
1の床接地部2を曲率半径の大きい円弧状に形成すると
共に、床接地部2と外側面17とのコーナー部18を曲
率半径の小さい円弧状に形成したものである。そして、
コーナー部18の円弧部と外側面17との接続点、すな
わち円弧部の尻ポイント20の内側には床接地部2と同
心的に円形リブ8が設けられている。15は円形リブ8
と床接地部2との間に形成された車軸3方向に直線状に
向かう複数個の補強リブで、この補強リブ15の高さ
は、車輪1のコーナー部18から床接地部2の円弧部の
頂点19までの高さよりも低いものとする。
【0018】上記のように構成した第3の実施例によれ
ば、車輪1に荷重や応力が加わると、車輪1の側面17
との尻ポイント20より外側と、床接地部2の先端部の
2箇所が撓むことにより弾性効果が得られ、円形リブ8
が車輪1の撓みによる内側の変形を防ぎ、補助リブ15
は成形時の真円を保持する。
ば、車輪1に荷重や応力が加わると、車輪1の側面17
との尻ポイント20より外側と、床接地部2の先端部の
2箇所が撓むことにより弾性効果が得られ、円形リブ8
が車輪1の撓みによる内側の変形を防ぎ、補助リブ15
は成形時の真円を保持する。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、車輪の床接地部と車軸との間に複数個の曲線状の補
強リブを設け、また、車輪の床接地部の内側に床接地部
と同心的に円形リブを設けると共に、円形リブと床接地
部との間に車軸に対して傾斜した複数個の補強リブを設
けた車輪を備え、あるいは、床接地部及び床接地部と外
側面とのコーナー部を円弧状に形成し、このコーナー部
の円弧部の尻ポイントの内側に床接地部と同心的に円形
リブを設け、この円形リブと床接地部との間に車軸に直
線状に向かう複数個の補強リブを設けて、この補強リブ
の高さを低く構成した車輪を備えたので、床面に対して
弾性が確保でき、硬軟合成樹脂による二重成形の車輪を
使用する必要がなくなり、コストが安く、重量も軽くて
すむ。
は、車輪の床接地部と車軸との間に複数個の曲線状の補
強リブを設け、また、車輪の床接地部の内側に床接地部
と同心的に円形リブを設けると共に、円形リブと床接地
部との間に車軸に対して傾斜した複数個の補強リブを設
けた車輪を備え、あるいは、床接地部及び床接地部と外
側面とのコーナー部を円弧状に形成し、このコーナー部
の円弧部の尻ポイントの内側に床接地部と同心的に円形
リブを設け、この円形リブと床接地部との間に車軸に直
線状に向かう複数個の補強リブを設けて、この補強リブ
の高さを低く構成した車輪を備えたので、床面に対して
弾性が確保でき、硬軟合成樹脂による二重成形の車輪を
使用する必要がなくなり、コストが安く、重量も軽くて
すむ。
【0020】また、面ブレによる車輪の変形を防ぐこと
ができ、さらに成形時には車輪の真円が確保できて歪み
の防止になる。さらに、床移動時に本体ケースと車輪の
間に電源コードが巻き込まれることがない。
ができ、さらに成形時には車輪の真円が確保できて歪み
の防止になる。さらに、床移動時に本体ケースと車輪の
間に電源コードが巻き込まれることがない。
【図1】本発明の第1の実施例の要部を示す背面図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2の実施例の要部を示す背面図であ
る。
る。
【図3】図2の車輪を取付けた電気掃除機の側面図であ
る。
る。
【図4】本発明の第3の実施例の要部を示す背面図であ
る。
る。
【図5】図4のI−I断面図である。
【図6】従来の電気掃除機の車輪の一例を示す背面図で
ある。
ある。
1 車輪 2 床接地部 3 車軸 5 床面 6,9,15 補強リブ 8 円形リブ 12 本体ケース 13 電源コード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】上記のように構成した従来の電気掃除機の
作用を説明する。図に示すように、電気掃除機の車輪1
を床面5上に載置したり床面5上を移動させると、車輪
1の床接地面あるいは床接地点に荷重がかかる。そのた
め、その反作用として、床面5による応力が生じ、その
応力は車輪1の床接地点にかかり、車輪1の補強リブ4
に伝わる。従って、成形時、または電気掃除機が床面5
を移動するとき等に車輪1の外形が歪んだり変形したり
せず、車輪1の外形の真円が維持されて床面移動がおこ
なわれる。
作用を説明する。図に示すように、電気掃除機の車輪1
を床面5上に載置したり床面5上を移動させると、車輪
1の床接地面あるいは床接地点に荷重がかかる。そのた
め、その反作用として、床面5による応力が生じ、その
応力は車輪1の床接地点にかかり、車輪1の補強リブ4
に伝わる。従って、成形時、または電気掃除機が床面5
を移動するとき等に車輪1の外形が歪んだり変形したり
せず、車輪1の外形の真円が維持されて床面移動がおこ
なわれる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
二重成形の車輪を備えた電気掃除機は、移動時に移動音
や振動等を消去するが、車輪を製造するのにコストがか
かり、また車輪自体の重量が大きくなりすぎるという問
題があった。そのうえ、本体ケースと車輪との間に電源
コードの巻き込み等が生じて、床移動時に支障を来すと
いう問題もあった。
二重成形の車輪を備えた電気掃除機は、移動時に移動音
や振動等を消去するが、車輪を製造するのにコストがか
かり、また車輪自体の重量が大きくなりすぎるという問
題があった。そのうえ、本体ケースと車輪との間に電源
コードの巻き込み等が生じて、床移動時に支障を来すと
いう問題もあった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、二重成形の車輪の場合と同様に弾性
を有すると共に車輪が歪んだり変形したりすることがな
く、そのうえ本体ケースと車輪との間に電源コードが巻
き込まれるのを防止できる車輪を備えた電気掃除機を得
ることを目的とする。
になされたもので、二重成形の車輪の場合と同様に弾性
を有すると共に車輪が歪んだり変形したりすることがな
く、そのうえ本体ケースと車輪との間に電源コードが巻
き込まれるのを防止できる車輪を備えた電気掃除機を得
ることを目的とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 乳井 一夫 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 吉福 英敏 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 飯塚 政義 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 車軸と床接地部等からなる車輪を備えた
電気掃除機において、 前記車輪の床接地部と車軸との間に曲線状の複数個の補
強リブを設けたことを特徴とする電気掃除機。 - 【請求項2】 車軸と床接地部等からなる車輪を備えた
電気掃除機において、 前記車輪の床接地部と車軸との間において前記床接地部
側に該床接地部と同心的に円形リブを設けると共に、該
円形リブと前記床接地部との間に前記車軸に対して傾斜
した複数個の補強リブを設けたことを特徴とする電気掃
除機。 - 【請求項3】 車軸と床接地部等からなる車輪を備えた
電気掃除機において、 前記車輪の床接地部及び該床接地部と外側面とのコーナ
ー部をそれぞれ円弧状に形成し、前記コーナー部と外側
面との接続部の背面に前記床接地部と同心的に円形リブ
を設け、 さらに該円形リブと床接地部との間に前記車軸に直線状
に向かう複数個の補強リブを設けて該補強リブの高さを
低く構成したことを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21434793A JPH0759683A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21434793A JPH0759683A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0759683A true JPH0759683A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16654266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21434793A Pending JPH0759683A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0759683A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4769131A (en) * | 1986-05-09 | 1988-09-06 | Pure Water Technologies | Ultraviolet radiation purification system |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP21434793A patent/JPH0759683A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4769131A (en) * | 1986-05-09 | 1988-09-06 | Pure Water Technologies | Ultraviolet radiation purification system |
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