JPH075940A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH075940A
JPH075940A JP14905393A JP14905393A JPH075940A JP H075940 A JPH075940 A JP H075940A JP 14905393 A JP14905393 A JP 14905393A JP 14905393 A JP14905393 A JP 14905393A JP H075940 A JPH075940 A JP H075940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thyristor
output
voltage
smoothing capacitor
rectifier
Prior art date
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Pending
Application number
JP14905393A
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English (en)
Inventor
Yukinori Sato
之則 佐藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH075940A publication Critical patent/JPH075940A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商用周波数用トランスの二次側に設けたサイ
リスタの導通位相角を制御して、非常に簡単な回路で、
発熱が少なく、低価格でかつ出力電圧の安定した電源回
路を提供する。 【構成】 商用周波数用トランス1の出力は整流器2に
より整流され、2次側に設けられたサイリスタ4を介し
て平滑コンデンサ3に加えられ平滑される。この平滑コ
ンデンサ3の両端電圧すなわち出力電圧は、電圧検出回
路15により検出され、電圧検出回路15は出力電圧が
一定値となるようにサイリスタ4の導通位相角を制御
し、出力電圧を安定させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源回路に関し、特に商
用周波数用トランスを使用する電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電源回路は、図2に示すよ
うに交流入力をスイッチングするスイッチング回路20
と、一次巻線が前記スイッチング回路20に直列に接続
されている商用周波数用トランス1と、この商用周波数
用トランス1の二次巻線の出力を整流する整流器2と、
その整流された電圧を平滑する平滑コンデンサ3と、こ
の平滑コンデンサ3の両端電圧を検出して前記一次側に
設けられたスイッチング回路20の導通位相角を制御す
る電圧検出回路5とを有している(例えば特開昭57−
10821)。この従来の電源回路によれば平滑コンデ
ンサの両端電圧すなわち出力電圧を電圧検出回路5にお
いて検出し、出力電圧が一定となるように一次側のスイ
ッチング回路20が導通状態に入る時の導通位相角を制
御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電源回路
は、商用周波数用トランスの二次側にある電圧検出回路
で平滑コンデンサの両端電圧すなわち出力電圧を検出し
て、商用周波数用トランスの一次側に挿入したスイッチ
ング回路の導通位相角を制御しているため、一次−二次
間の絶縁を考慮した設計が必要であり、また、高電圧用
部品であるフォトカプラを使用するので、回路が複雑と
なり高価になるという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は上記問題点を解決するた
めに、商用周波数用トランスの二次側に設けたサイリス
タの導通位相角を制御して、非常に簡単な回路で、発熱
が少なく、低価格でかつ出力電圧の安定した電源回路を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電源回路は上記
目的を達成するために、商用周波数トランスと、この商
用周波数トランスの出力を整流する整流器と、この整流
器で整流された電圧を平滑するコンデンサと、前記整流
器の出力と平滑コンデンサの間に設けられたサイリスタ
と、前記平滑コンデンサに並列に接続されかつその一端
がサイリスタのゲートに接続された電圧検出回路とを備
えている。
【0006】また、前記電圧検出回路は前記平滑コンデ
ンサの両端電圧を検出すると共にこの検出された両端電
圧が一定値となるように前記サイリスタの導通位相角を
制御している。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例である電源回路の回路図で
ある。図1によると一次巻線に供給された交流入力は商
用周波数用トランス1の二次巻線から出力され整流器2
に印加され、整流される。整流器2の第1の出力はサイ
リスタ4を介して平滑コンデンサ3に加えられ平滑され
る。この平滑コンデンサ3の両端電圧すなわち直流出力
電圧は電圧検出回路15により検出され、電圧検出回路
15は出力電圧が一定値となるようサイリスタ4の導通
位相角を制御し、出力電圧を安定させる。
【0008】更に図1において、電圧検出回路15の具
体的回路は第1のトランジスタ6及び第2のトランジス
タ7、ツェナーダイオード12、第1の抵抗8乃至第4
の抵抗11とから構成されている。
【0009】すなわち、本発明は、サイリスタ4のアノ
ードに整流器2の第1の出力を接続し、前記サイリスタ
4のカソードに平滑コンデンサ3を介して前記整流器2
の第2の出力を接続する。第1のトランジスタ6のコレ
クタに第1の抵抗8を介して前記整流器2の第1の出力
を接続し、前記第1のトランジスタ6のベースに第2の
抵抗9を介して前記整流器2の第1の出力を接続し、前
記第1のトランジスタ6のベースに第2のトランジスタ
7のコレクタを接続し、前記第1のトランジスタ6のエ
ミッタに前記サイリスタ4のゲートを接続する。ツェナ
ーダイオード12のカソードに前記サイリスタ4のカソ
ードを接続し、前記ツェナーダイオード12のアノード
に第3の抵抗10を接続する。この第3の抵抗10の第
1の出力に前記第2のトランジスタ7のベースを接続
し、前記第3の抵抗10の第2の出力に第4の抵抗11
を介して前記整流器2の第2の出力を接続し、前記第2
のトランジスタ7のエミッタに前記整流器2の第2の出
力を接続している。ここで、この構成における本発明の
電源回路の動作について説明する。出力電圧が低い時に
はツェナーダイオード12に電流が流れないため、第2
のトランジスタ7がオフとなる。従って、第1のトラン
ジスタ6のベースには第2の抵抗9を通して電流が流
れ、サイリスタ4のゲートがトリガされる。サイリスタ
4のゲートがトリガされることにより、サイリスタ4が
オンし、出力電圧は上昇する。そして出力電圧が上昇し
高くなり、ツェナーダイオード12に電流が流れるよう
になると、第2のトランジスタ7がオンし始める。第2
のトランジスタ7がオンし始めると、整流器2の出力か
ら第2の抵抗9を通して流れる電流は第1のトランジス
タのベースではなく、第2のトランジスタ7のコレクタ
に流れるようになる。従って、整流器2の出力電圧の瞬
時値がかなり高くなり、第2の抵抗9を通して第1のト
ランジスタ6のベースに流れ込む電流が増加し、第1の
トランジスタ6がオンするまで、サイリスタ4がオンで
きなくなる。つまり、サイリスタ4の導通位相角が遅れ
ることになり、出力電圧が低下することになる。このよ
うにして、出力電圧の安定化が得られる。
【0010】また、商用周波数用トランス1の入力電圧
が高く、出力の負荷が小さい時には上記動作により、数
サイクルの間、サイリスタ4が導通しないこともある。
【0011】このように、本発明の一実施例である電源
回路は簡単な回路構成で出力電圧の安定化を図ることが
できる。また、商用周波数用トランス1の二次側回路に
おいて整流器2の出力と平滑コンデンサ3の間のスイッ
チング素子としてサイリスタ4を使用している為、スイ
ッチング周波数は最大でも商用周波数の2倍におさえら
れる。よって、スイッチングロスは小さく、発生ノイズ
も少ない。サイリスタ4の代わりにトランジスタを使用
した場合には、ドロッパー的な使用となったり、あるい
は、高周波のスイッチングとなり発熱が大きくなる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は商用周波数
用トランスの二次側回路において、整流器の出力と平滑
コンデンサの間にサイリスタを設けて導通位相角を制御
するようにしたので、非常に簡単な回路で、発熱が少な
く、低価格でかつ出力電圧の安定した電源回路を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電源回路の回路図であ
る。
【図2】従来のこの種の電源回路の回路図である。
【符号の説明】
1 商用周波数用トランス 2 整流器 3 平滑コンデンサ 4 サイリスタ 6 第1のトランジスタ 7 第2のトランジスタ 8 第1の抵抗 9 第2の抵抗 10 第3の抵抗 11 第4の抵抗 12 第5の抵抗 15 電圧検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用周波数トランスと、この商用周波数
    トランスの出力を整流する整流器と、この整流器で整流
    された電圧を平滑するコンデンサと、前記整流器の出力
    と平滑コンデンサの間に設けられたサイリスタと、前記
    平滑コンデンサに並列に接続されかつその一端がサイリ
    スタのゲートに接続された電圧検出回路とを具備したこ
    とを特徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】 前記電圧検出回路は前記平滑コンデンサ
    の両端電圧を検出すると共にこの検出された両端電圧が
    一定値となるように前記サイリスタの導通位相角を制御
    することを特徴とする請求項1記載の電源回路。
JP14905393A 1993-06-21 1993-06-21 電源回路 Pending JPH075940A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14905393A JPH075940A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 電源回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP14905393A JPH075940A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 電源回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH075940A true JPH075940A (ja) 1995-01-10

Family

ID=15466634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14905393A Pending JPH075940A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 電源回路

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5639248A (en) * 1979-09-04 1981-04-14 Nat Jutaku Kenzai Connector for structure

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5639248A (en) * 1979-09-04 1981-04-14 Nat Jutaku Kenzai Connector for structure

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960507