JPH0759177A - 電子制御装置の故障診断用通信装置 - Google Patents

電子制御装置の故障診断用通信装置

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JPH0759177A
JPH0759177A JP19848893A JP19848893A JPH0759177A JP H0759177 A JPH0759177 A JP H0759177A JP 19848893 A JP19848893 A JP 19848893A JP 19848893 A JP19848893 A JP 19848893A JP H0759177 A JPH0759177 A JP H0759177A
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JP
Japan
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communication
electronic control
interface circuit
diagnostic tester
control device
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JP19848893A
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Inventor
Kazunari Mori
一功 森
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる通信速度を有する複数のECUを同一
通信回線上に接続し、診断用テスタ1で各ECUと個別
に通信を行うことができるECUの故障診断用通信装置
を得る。 【構成】 診断テスタ1のCPU201に、非同期半二
重通信用インタフェイス回路10と、通信リセットパル
ス送信用インタフェイス回路301を設け、ECU1
2、13、1nのCPU212、213、21nに、非
同期半二重通信用インタフェイス回路112と、通信リ
セットパルス受信用インタフェイス回路312を設け、
通信リセットパルス送信用インタフェイス回路301と
通信リセットパルス受信用インタフェイス回路312を
通信リセットパルス信号線2で接続し、非同期半二重通
信用インタフェイス回路10と112を通信用回線3で
接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば車両に搭載さ
れた電子制御装置(以下、ECUと称する)と、ECU
の制御に使用されている各種センサ、アクチュエータ類
の故障診断を行う診断用テスタとの間で通信を行うため
のECUの故障診断用通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のECUの故障診断用通信装
置を示す回路図であり、例えば31はエンジン制御用E
CU、32は自動変速装置制御用ECU、3nはブレー
キ制御用ECUである。これらECU31〜3nは、そ
れぞれが双方向の通信を行える非同期半二重通信方式イ
ンタフェイス回路112(以下、通信用I/F回路と称
す)を有し、これらインタフェイス回路112は、それ
ぞれがシリアル通信用入力ポートと出力ポートを有する
CPU431、432、43nを備えている。
【0003】また、図4において、30は診断用テスタ
であり、この診断用テスタ30はECU31〜3nの制
御に使用されている各種センサ、アクチュエータ類の故
障診断を行う。10は診断用テスタ30に内蔵されてい
る通信用I/F回路であり、430は診断用テスタ30
に内蔵されているシリアル通信用入力ポートRXとシリ
アル通信用出力ポートTXを有するCPUである。3は
診断用テスタ30と各ECU31〜3nとを接続する通
信用回線であり、4は通信用回線3に設けられ、通信用
回線3を着脱自在に接続する為のコネクタである。
【0004】次に動作について説明する。診断用テスタ
30は、通信手順として、まず診断対象のECUを選択
すべく、選択信号を送信して診断対象のECUに対して
通信要求を行う。例えば、ECU31に対して通信要求
を行うと、同一の通信用回線3に接続されているECU
32、ECU3nは、診断対象でないことを認識して返
信を行わず、ECU31のみが、診断用テスタ30に対
して返信を行う。
【0005】通信要求の手順としては、診断用テスタ3
0が通信要求情報である上記選択信号の中に、対象とな
るECUの番号を含めた多バイト長の通信データを送出
したり、或いは、診断用テスタ30が通信要求を開始す
る初期に、診断対象ECUを特定するコードを送信す
る。そして、該当するECUとのみ通信を実行した後
は、診断用テスタ30は通信要求終了コードを送信し、
送信要求終了コードを受信した各ECUは、再度、診断
用テスタ30からの診断対象ECUを特定するコードの
受信待ちとなる。ここで、上記送信要求終了コードは診
断結果等の通信データと同じ信号形態で送られるため、
診断用テスタ30に選択されなかったECUも送信要求
終了コードを認識すべく、上記該当ECUの通信中も常
時通信データが読み取れる状態で待機している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のECUの故障診
断用通信装置は、上述したように、すべてのECUが常
時通信データを読み取れる状態に待機され、送信要求終
了コードが送られてくるのを判断している。従って、か
かる従来の構成では、すべてのECUが同時に通信デー
タを読み取れなくてはならないため、すべてのECUに
対して、同一の通信速度で通信を行う必要があり、従っ
て、各ECUの通信性能を同一にしなければならず、例
えば、他のECUより高速で通信を行うことができるE
CUを用いても、そのECUだけを対象に高速で通信を
行うことはできないという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、異なる通信速度を有する複数の
ECUを同一通信回線上に接続し、診断用テスタで各E
CUと個別に通信を行って、故障診断を実現することが
できるECUの故障診断用通信装置を得ることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る電子制御装置の故障診断用通信装置は、各種センサや
アクチュエータ等の故障診断を行う診断用テスタと、複
数の電子制御装置のうち上記診断用テスタからの選択信
号により選択された電子制御装置との間でデータ通信を
行うようにした電子制御装置の故障診断用通信装置にお
いて、上記診断用テスタに、上記データ通信の終了を示
す信号を上記データとは別に送信する送信手段を設け、
上記複数の電子制御装置に、上記データ通信の終了を示
す信号を上記データ通信のデータとは別に受信する受信
手段を設けたものである。
【0009】また、この発明の請求項2に係る電子制御
装置の故障診断用通信装置は、各種センサやアクチュエ
ータ等の故障診断を行う診断用テスタと、複数の電子制
御装置のうち上記診断用テスタからの選択信号により選
択された電子制御装置との間でデータ通信を行うように
した電子制御装置の故障診断用通信装置において、上記
診断用テスタに設けられ、上記データ通信の終了を示す
信号を送信する送信手段と、上記複数の電子制御装置に
設けられ、上記データ通信の終了を示す信号を受信する
受信手段と、上記電子制御装置に設けられ、上記選択信
号により選択されなかった電子制御装置は上記データ通
信の終了を示す信号を受信するまで通信を停止する手段
とを備えたものである。
【0010】さらに、この発明の請求項3に係る電子制
御装置の故障診断用通信装置は、各種センサやアクチュ
エータ等の故障診断を行う診断用テスタと、複数の電子
制御装置のうち上記診断用テスタからの選択信号により
選択された電子制御装置との間でデータ通信を行うよう
にした電子制御装置の故障診断用通信装置において、上
記診断用テスタに設けられ、上記データ通信の終了を示
す信号を送信する第1送信用インタフェイス回路と、上
記複数の電子制御装置に設けられ、上記データ通信の終
了を示す信号を受信する第1受信用インタフェイス回路
と、上記診断用テスタに設けられ、上記データ通信を行
うためのテスタ側通信用インタフェイス回路と、上記複
数の電子制御装置に設けられ、上記データ通信を行うた
めの電子制御装置側通信用インタフェイス回路と、上記
第1送信用インタフェイス回路と上記第1受信用インタ
フェイス回路とを接続する第1回線と、上記テスタ側通
信用インタフェイス回路と上記電子制御装置側通信用イ
ンタフェイス回路とを接続する第2回線とを備えたもの
である。
【0011】
【作用】この発明の請求項1または請求項2に係る電子
制御装置の故障診断用通信装置によれば、診断用テスタ
からの選択信号によって選択されなかった電子制御装置
は、送信手段からのデータ通信の終了を示す信号が受信
手段によって受信されるまでは、診断用テスタからの送
信を無視して良いことが判断できるので、その間は例え
ば診断用テスタとの通信を停止することができ、従っ
て、診断用テスタは選択した電子制御装置とのみ通信を
行えば良く、その電子制御装置の通信速度に合わせた速
度で通信を行うことができる。
【0012】また、この発明の請求項3に係る電子制御
装置の故障診断用通信装置によれば、診断用テスタから
の選択信号によって選択されなかった電子制御装置は、
第1送信用インタフェイス回路から送られ、第1受信用
インタフェイス回路によって受信される、データ通信の
終了を示す信号を受信するまでは、診断用テスタからの
送信を無視して良いことが判断できるので、その間は例
えば診断用テスタとの通信を停止することができ、従っ
て、診断用テスタは選択した電子制御装置とのみ通信を
行えば良く、その電子制御装置の通信速度に合わせた速
度で通信を行うことができる。
【0013】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
従って説明する。図1において、1は診断用テスタ、1
0はテスタ側通信用インタフェイス回路として、診断用
テスタ1に内蔵された非同期半二重通信用インタフェイ
ス回路、301は診断用テスタ1に内蔵された通信リセ
ットパルス送信用インタフェイス回路、201はCPU
であり、TX はシリアル通信用出力ポート、RX はシリ
アル通信用入力ポート、Poutは通信リセットパルス出
力ポートである。3はデータ通信を行うための通信用回
線であり、4は通信用回線を着脱自在に接続する為のコ
ネクタである。
【0014】また、12、13、1nはECU、112
はECU12、ECU13、ECU1nに内蔵された非
同期半二重通信用インタフェイス回路、312は通信リ
セットパルス受信用インタフェイス回路である。そして
212、213、21nはCPUであり、CPU21
2、213、21nには、シリアル通信用出力ポートT
X、シリアル通信用入力ポートRX、及び通信リセットパ
ルス入力ポートPinが設けられている。2は通信リセッ
トパルス送信用インタフェイス回路301と通信リセッ
トパルス受信用インタフェイス回路312とを接続して
通信リセットパルスを伝送する為の通信リセットパルス
信号線である。
【0015】次に動作について説明する。図2は通信の
手順を示すフローチャートである。診断用テスタ1は、
ステップS500で通信リセットパルスをCPU201
のPout より通信リセットパルス送信用インタフェイス
回路301を介して出力し、通信リセットパルス信号線
2を通してECU12、13、1nに送信する。ECU
12、13、1nはステップS600で通信リセットパ
ルス入力を認識すると、ステップS601で選択信号の
受信待ちとなる。
【0016】診断用テスタ1は、ステップS501で診
断対象ECUを選択する選択信号をCPU201のシリ
アル通信用出力ポートTX より非同期半二重通信用イン
タフェイス回路10を介して出力し、通信用回線3を通
じてECU12、13、1nに送信する。ECU12、
13、1nはステップS601で選択信号を受信し、ス
テップS602で診断対象ECUであるか否かを判断
し、診断対象ECUでない場合は、ステップS600に
戻り、通信リセットパルス受信待ちとなる。
【0017】一方、ステップS602において、診断対
象ECUであると判断された場合は、ステップS603
に進み、当該ECUは診断対象ECUであることを示す
ECU識別信号を送信する。例えばECU12が診断対
象ECUである場合は、CPU212のシリアル通信用
出力ポートTX より非同期半二重通信用インタフェイス
回路112を介してECU識別信号を出力し、通信用回
線3を通して診断用テスタ1に送信する。
【0018】診断用テスタ1は、ステップS502で診
断対象ECU識別信号を受信すると、ステップS503
に進み、診断用データ要求をCPU201のTX より非
同期半二重通信用インタフェイス回路10を介して出力
し、通信用回線3を通してECU12に送信する。EC
U12はステップS604で診断用データ用を受信する
と、ステップS605に進み、診断用データをCPU2
12のシリアル通信用出力ポートTX より非同期半二重
通信用インタフェイス回路112を介して出力し、通信
用回線3を通して診断用テスタ1に送信する。
【0019】診断用テスタ1はステップS505に進
み、通信を終了しない場合は、再びステップS503に
戻り診断用データ要求を送信する。一方、ステップS5
05で通信を終了する場合は、ステップS506に進
み、通信リセットパルスをCPU212の通信リセット
パルス出力ポートPout より通信リセットパルス送信用
インタフェイス回路301を介して出力し、通信リセッ
トパルス信号線2を通してECU12、13、1nに送
信する。
【0020】ECU12はステップS606で通信リセ
ットパルス受信を認識すると、ステップS601に戻
る。ECU13、1nはステップS600で通信リセッ
トパルス受信待ちであった為、ステップS600で通信
リセットパルス受信を認識し、ステップS601に進
む。
【0021】このようにして、ステップS600で各E
CUが通信リセットパルス受信を認識し、ステップS6
01で選択信号を受信した後、ステップS602で診断
対象ECUでないと認識した場合に、再びステップS6
00に戻り、通信リセットパルス受信待ちとなる為、診
断対象ECUのみが、診断用データの送受信を行うこと
になる。
【0022】ここで、ステップS501で実行される診
断対象ECU選択信号は、ECU12、13、1nが共
に認識可能な低速の信号パターンを診断用テスタ1が送
信する。
【0023】ステップS502、503、504、60
3、604、605で実行される通信手順では、診断対
象ECUの能力に合った通信速度で実行される。
【0024】以上の構成において、請求項1及び請求項
2の送信手段は、通信リセットパルス出力ポート
out、通信リセットパルス送信用インタフェイス回路
301、及び通信リセットパルス信号線2によって構成
され、請求項1及び請求項2の受信手段は、通信リセッ
トパルス受信用インタフェイス回路312と通信リセッ
トパルス入力ポートPinによって構成され、請求項2の
通信を停止する手段はECU12、13、1nのCPU
212、213、21nによって構成される。また、請
求項3の第1送信用インタフェイス回路は通信リセット
パルス送信用インタフェイス回路301によって構成さ
れ、第1受信用インタフェイス回路は通信リセットパル
ス受信用インタフェイス回路312によって構成され、
テスタ側通信用インタフェイス回路は非同期半二重通信
用インタフェイス回路10によって構成され、電子制御
装置側通信用インタフェイス回路は非同期半二重通信用
インタフェイス回路112によって構成され、第1回線
と第2回線はそれぞれ通信リセットパルス信号線2と通
信用回線3によって構成されている。
【0025】なお、実施例1において、診断用テスタ1
はデータ通信の終了だけではなく、データ通信の開始を
示す通信リセットパルスをも送信するようにしている
が、データ通信の終了を示す信号を送信するのみでも同
様の効果を奏する。
【0026】実施例2.尚、上記実施例では一本の通信
用回線で双方向の通信が行える非同期半二重通信用イン
タフェイス回路を用いたECU、診断用テスタについて
を示したが、二本の通信用回線でそれぞれ一方向の通信
を行う非同期全二重通信用インタフェイス回路を用いる
ものでもよい。
【0027】図3は実施例2を示すブロック図であり、
図において、21は診断用テスタ、20は診断用テスタ
21に内蔵された非同期全二重通信用インタフェイス回
路、301は通信リセットパルス送信用インタフェイス
回路、201はCPUであり、TX はシリアル通信用出
力ポート、RX はシリアル通信用入力ポート、Pout
通信リセットパルス出力ポートである。5は診断用テス
タ21からデータを送信する診断用テスタの送信専用回
線、6は診断用テスタ1へデータ送信する診断用テスタ
の受信専用回線、4は通信用回線を着脱自在に接続する
為のコネクタである。
【0028】22、23、2nはECU、122はEC
U22、23、2nに内蔵された非同期全二重通信用イ
ンタフェイス回路、312は通信リセットパルス受信用
インタフェイス回路、212、213、21nはCPU
であり、TX はシリアル通信用出力ポート、RX はシリ
アル通信用入力ポート、Pinは通信リセットパルス入力
ポートである。2は通信リセットパルスを伝送する為の
通信リセットパルス信号線である。尚、実施例2の作用
と動作は、前述の図2と同様である。
【0029】以上の構成において、請求項3のテスタ側
通信用インタフェイス回路は非同期全二重通信用インタ
フェイス回路20によって構成され、電子制御装置側通
信用インタフェイス回路は非同期全二重通信用インタフ
ェイス回路122によって構成され、第2回線は送信専
用回線5と受信専用回線6とによって構成されている。
【0030】実施例3.又、上記実施例では、CPUに
シリアル通信用出力ポートTX 、シリアル通信用入力ポ
ートRX 、通信リセットパルス出力ポートPout 、通信
リセットパルス入力ポートPinを内蔵した例を示した
が、CPUとは別に、シリアル通信用入力ポート、シリ
アル通信用出力ポート、通信リセットパルス出力ポー
ト、通信リセットパルス入力ポートを、専用の外部イン
タフェイス用LSIに内蔵させても同様の効果を奏す
る。
【0031】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る電子制御装置
の故障診断用通信装置は、各種センサやアクチュエータ
等の故障診断を行う診断用テスタと、複数の電子制御装
置のうち上記診断用テスタからの選択信号により選択さ
れた電子制御装置との間でデータ通信を行うようにした
電子制御装置の故障診断用通信装置において、上記診断
用テスタに、上記データ通信の終了を示す信号を上記デ
ータとは別に送信する送信手段を設け、上記複数の電子
制御装置に、上記データ通信の終了を示す信号を上記デ
ータ通信のデータとは別に受信する受信手段を設けたた
め、診断用テスタからの選択信号によって選択されなか
った電子制御装置は、送信手段からのデータ通信の終了
を示す信号が受信手段によって受信されるまでは、診断
用テスタからの送信を無視して良いことが判断できるの
で、その間は例えば診断用テスタとの通信を停止するこ
とができ、従って、診断用テスタは選択した電子制御装
置とのみ通信を行えば良く、その電子制御装置の通信速
度に合わせた速度で通信を行うことができ、もって、異
なる通信速度を有する複数のECUを、同一通信回線上
で個別に通信を行って診断することが可能となり、EC
Uに高価なCPUを採用したり、通信性能を同一にする
必要が無く、安価なシステムを実現することができると
いう効果を奏する。
【0032】また、この発明の請求項2に係る電子制御
装置の故障診断用通信装置は、各種センサやアクチュエ
ータ等の故障診断を行う診断用テスタと、複数の電子制
御装置のうち上記診断用テスタからの選択信号により選
択された電子制御装置との間でデータ通信を行うように
した電子制御装置の故障診断用通信装置において、上記
診断用テスタに設けられ、上記データ通信の終了を示す
信号を送信する送信手段と、上記複数の電子制御装置に
設けられ、上記データ通信の終了を示す信号を受信する
受信手段と、上記電子制御装置に設けられ、上記選択信
号により選択されなかった電子制御装置は上記データ通
信の終了を示す信号を受信するまで通信を停止する手段
とを備えたため、請求項1と同様、異なる通信速度を有
する複数のECUを、同一通信回線上で個別に通信を行
って診断することが可能となり、ECUに高価なCPU
を採用したり、通信性能を同一にする必要が無く、安価
なシステムを実現することができるという効果を奏す
る。
【0033】さらに、この発明の請求項3に係る電子制
御装置の故障診断用通信装置は、各種センサやアクチュ
エータ等の故障診断を行う診断用テスタと、複数の電子
制御装置のうち上記診断用テスタからの選択信号により
選択された電子制御装置との間でデータ通信を行うよう
にした電子制御装置の故障診断用通信装置において、上
記診断用テスタに設けられ、上記データ通信の終了を示
す信号を送信する第1送信用インタフェイス回路と、上
記複数の電子制御装置に設けられ、上記データ通信の終
了を示す信号を受信する第1受信用インタフェイス回路
と、上記診断用テスタに設けられ、上記データ通信を行
うためのテスタ側通信用インタフェイス回路と、上記複
数の電子制御装置に設けられ、上記データ通信を行うた
めの電子制御装置側通信用インタフェイス回路と、上記
第1送信用インタフェイス回路と上記第1受信用インタ
フェイス回路とを接続する第1回線と、上記テスタ側通
信用インタフェイス回路と上記電子制御装置側通信用イ
ンタフェイス回路とを接続する第2回線とを備えたた
め、診断用テスタからの選択信号によって選択されなか
った電子制御装置は、第1送信用インタフェイス回路か
ら送られ、第1受信用インタフェイス回路によって受信
される、データ通信の終了を示す信号を受信するまで
は、診断用テスタからの送信を無視して良いことが判断
できるので、その間は例えば診断用テスタとの通信を停
止することができ、従って、診断用テスタは選択した電
子制御装置とのみ通信を行えば良く、その電子制御装置
の通信速度に合わせた速度で通信を行うことができ、も
って請求項1と同様、異なる通信速度を有する複数のE
CUを、同一通信回線上で個別に通信を行って診断する
ことが可能となり、ECUに高価なCPUを採用した
り、通信性能を同一にする必要が無く、安価なシステム
を実現することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】この発明の実施例2を示すブロック図である。
【図4】従来の電子制御装置の故障診断用通信装置を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1、21 診断用テスタ 2 通信リセットパルス信号線 3 通信用回線 5 送信専用回線 6 受信専用回線 10 非同期半二重通信用インタフェイス回路 12、13、1n、22、23、2n ECU 20 非同期全二重通信用インタフェイス回路 122 非同期全二重通信用インタフェイス回路 201、212、213、21n CPU 301 通信リセットパルス送信用インタフェイス回路 312 通信リセットパルス受信用インタフェイス回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種センサやアクチュエータ等の故障診
    断を行う診断用テスタと、複数の電子制御装置のうち上
    記診断用テスタからの選択信号により選択された電子制
    御装置との間でデータ通信を行うようにした電子制御装
    置の故障診断用通信装置において、 上記診断用テスタに、上記データ通信の終了を示す信号
    を上記データとは別に送信する送信手段を設け、 上記複数の電子制御装置に、上記データ通信の終了を示
    す信号を上記データ通信のデータとは別に受信する受信
    手段を設けたことを特徴とする電子制御装置の故障診断
    用通信装置。
  2. 【請求項2】 各種センサやアクチュエータ等の故障診
    断を行う診断用テスタと、複数の電子制御装置のうち上
    記診断用テスタからの選択信号により選択された電子制
    御装置との間でデータ通信を行うようにした電子制御装
    置の故障診断用通信装置において、 上記診断用テスタに設けられ、上記データ通信の終了を
    示す信号を送信する送信手段と、 上記複数の電子制御装置に設けられ、上記データ通信の
    終了を示す信号を受信する受信手段と、 上記電子制御装置に設けられ、上記選択信号により選択
    されなかった電子制御装置は上記データ通信の終了を示
    す信号を受信するまで通信を停止する手段とを備えたこ
    とを特徴とする電子制御装置の故障診断用通信装置。
  3. 【請求項3】 各種センサやアクチュエータ等の故障診
    断を行う診断用テスタと、複数の電子制御装置のうち上
    記診断用テスタからの選択信号により選択された電子制
    御装置との間でデータ通信を行うようにした電子制御装
    置の故障診断用通信装置において、 上記診断用テスタに設けられ、上記データ通信の終了を
    示す信号を送信する第1送信用インタフェイス回路と、 上記複数の電子制御装置に設けられ、上記データ通信の
    終了を示す信号を受信する第1受信用インタフェイス回
    路と、 上記診断用テスタに設けられ、上記データ通信を行うた
    めのテスタ側通信用インタフェイス回路と、 上記複数の電子制御装置に設けられ、上記データ通信を
    行うための電子制御装置側通信用インタフェイス回路
    と、 上記第1送信用インタフェイス回路と上記第1受信用イ
    ンタフェイス回路とを接続する第1回線と、 上記テスタ側通信用インタフェイス回路と上記電子制御
    装置側通信用インタフェイス回路とを接続する第2回線
    とを備えたことを特徴とする電子制御装置の故障診断用
    通信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6407664B1 (en) 1998-05-29 2002-06-18 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha System and method for monitoring vehicle
JP2007028411A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Nissan Motor Co Ltd ネットワーク診断装置及びネットワーク診断方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6407664B1 (en) 1998-05-29 2002-06-18 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha System and method for monitoring vehicle
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