JPH0759067B2 - ビデオデイスクプレ−ヤ - Google Patents

ビデオデイスクプレ−ヤ

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JPH0759067B2
JPH0759067B2 JP59261388A JP26138884A JPH0759067B2 JP H0759067 B2 JPH0759067 B2 JP H0759067B2 JP 59261388 A JP59261388 A JP 59261388A JP 26138884 A JP26138884 A JP 26138884A JP H0759067 B2 JPH0759067 B2 JP H0759067B2
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興太 金
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光学式ビデオディスクのように変調されたビ
デオ信号が螺旋状のトラックに再生時にトラッキングの
制御を要する状態で記録されたビデオディスクから、変
調されたビデオ信号を読み取ってビデオ信号を再生す
る、光学式ビデオディスクプレーヤのようなビデオディ
スクプレーヤに関する。
従来の技術 光学式ビデオディスクでは、周波数変調されたビデオ信
号と周波数変調されたオーディオ信号の周波数多重信号
がピットの配列によって光学的に読み取りうるように螺
旋状のトラックに記録されるが、ディスクが角速一定で
回転制御されて記録される一般的な方式のほかに、ディ
スクが線速一定で回転制御されて記録される方式も考え
られる。角速一定で回転制御される場合には、垂直同期
信号および水平同期信号がディスクの内周から外周にか
けてディスクの径方向に並び、隣り合う水平同期信号の
間隔がディスクの外周にいくほど広がる。これに対し
て、線速一定で回転制御される場合には、垂直同期信号
および水平同期信号がディスクの径方向に並ばず、隣り
合う水平同期信号の間隔がディスクの内周から外周にか
けて一定になる。
かかる光学式ビデオディスクから光学式ピックアップに
よって上記の周波数多重信号を読み取ってビデオ信号と
オーディオ信号を再生する光学式ビデオディスクプレー
ヤでは、当然のことながら、ディスクが角速一定のもの
である場合にはディスクが角速一定で回転し、ディスク
が線速一定のものである場合にはディスクが線速一定で
回転するように、従って、ディスクが角速一定のもので
ある場合でも、線速一定のものである場合でも、再生ビ
デオ信号中の水平同期信号の周波数ないし同期が一定に
なるように、ディスクの回転速度を制御する必要があ
る。
この光学式ビデオディスクプレーヤにおけるディスクの
回転速度の制御は、具体的には、再生ビデオ信号から水
平同期信号が分離され、その再生水平同期信号から一方
で一定の傾きの傾斜部分を有する台形波信号が形成され
るとともに他方で幅の狭いゲートパルスが形成され、こ
のゲートパルスにより上記の台形波信号の傾斜部分がサ
ンプリング・ホールドされてディスクの回転速度のエラ
ー信号が得られ、この速度エラー信号がディスクを回転
軸により回転駆動するモータいわゆるスピンドルモータ
を駆動制御するモータ駆動制御回路に供給される構成に
よって、実現される。第2図および第3図の期間Pxの手
前に、ディスクが線速一定のものである場合で、かつト
ラッキングがオンであるときの、各信号を示すが、信号
PSが再生水平同期信号、信号RAが台形波信号、信号Gpが
ゲートパルス、信号Seが速度エラー信号である。
発明が解決しようとする問題点 ところで、ピックアップがディスクのトラックを走査し
ている状態でトラッキングがオフになると、あるいはト
ラックの所望のアドレス位置を検索するためにピックア
ップによるディスク上の読取位置をディスクの径方向に
トラックの1周分ないし数周分急峻に移動させるトラッ
クジャンプを行うべくトラッキングをオフにすると、デ
ィスクが角速一定のものである場合には、水平同期信号
がディスクの内周から外周にかけてディスクの径方向に
並んでいるので、再生水平同期信号PSの周波数ないし周
期は乱れず、問題はないが、ディスクが線速一定のもの
である場合には、水平同期信号がディスクの径方向に並
んでいないので、第2図および第3図の期間Pxに示すよ
うに、再生水平同期信号PSの周波数ないし周期が乱れて
ノイズとなり、再生水平同期信号PSから形成される台形
波信号RAおよびゲートパルスGpも乱れてノイズとなり、
速度エラー信号Seがディスクの回転速度とは無関係のノ
イズとなって、スピンドルモータにノイズの電圧が印加
されることになる。そのため、モータの性質からスピン
ドルモータの回転数が著しく増加し、次にトラッキング
がオンになってピックアップがディスクのトラックを走
査するときにスピンドルモータが目的とする回転数にな
って所期の再生信号が得られるのに時間がかかり、また
アドレスコードが読み取れなくなって目的とするアドレ
ス位置を検索することができなくなる不都合がある。
本発明は、かかる点に鑑み、ビデオディスクが線速一定
のものである場合においても、ビデオディスクを回転軸
により回転駆動するモータが速やかに目的とする回転数
になって速やかに所期の再生信号が得られるとともに、
ビデオディスクの最内周から最外周まで所望のアドレス
位置を確実に検索することができるようにしたものであ
る。
問題を解決するための手段 本発明では、ビデオディスクが線速一定のものである場
合において、トラッキングがオフになるとき、例えば前
述のゲートパルスの発生を停止させることによって、速
度エラー信号をトラッキングがオフになる直前の値に保
持し、そのトラッキングがオフになる直前の値に保持さ
れた速度エラー信号をもってビデオディスクを回転駆動
するスピンドルモータの駆動制御を行う構成にする。
作 用 上記の構成によれば、ビデオディスクが線速一定のもの
である場合において、ピックアップがディスクのトラッ
クを走査している状態でトラッキングがオフになったと
き、あるいはトラックの所望のアドレス位置を検索する
ためにトラックジャンプを行うべくトラッキングがオフ
にされたとき、スピンドルモータが、トラッキングがオ
フになる直前の値に保持された速度エラー信号に応じた
駆動制御が行われて、ノイズによって駆動されることが
ないものとされ、サーボのロック範囲をはずれないの
で、次にトラッキングがオンになってピックアップがデ
ィスクのトラックを走査するときにスピンドルモータが
速やかに目的とする回転数になって速やかに所期の再生
信号が得られるとともに、アドレスコードが確実に読み
取られて目的とするアドレス位置が確実に検索される。
実 施 例 第1図は本発明のビデオディスクプレーヤの要部の一例
で、光学式ビデオディスクプレーヤの場合である。
ビデオディスク10には、周波数変調されたビデオ信号と
周波数変調されたオーディオ信号の周波数多重信号が、
ピットの配列によって光学的に読み取りうるように螺旋
状のトラックに、角速一定またな線速一定で、記録され
ている。なお、記録されたビデオ信号には、垂直帰線期
間の定められた水平期間において、フレーム番号のよう
なアドレスコードが挿入されている。このビデオディス
ク10はモータ20の回転軸21に装着され、モータ20によっ
て回転駆動される。
このようにモータ20によって回転駆動されるビデオディ
スク10のトラックから光学式ピックアップ30によって上
記の周波数多重信号が読み取られ、その読み取られた周
波数多重信号が増幅回路41を通じて波形整形回路42に供
給されて矩形波信号に波形整形され、その矩形波信号が
フィルタ回路43に供給されて周波数変調されたビデオ信
号と周波数変調されたオーディオ信号が分離して取り出
され、周波数変調されたビデオ信号が周波数復調回路44
に供給されてビデオ信号が復調され、周波数変調された
オーディオ信号が周波数復調回路45に供給されてオーデ
ィオ信号が復調され、出力端子46に再生ビデオ信号が導
出され、出力端子47に再生オーディオ信号が導出され
る。
出力端子46に導出される再生ビデオ信号は同期分離回路
51に供給されて再生ビデオ信号から水平同期信号が分離
され、その再生水平同期信号PSが一方で速度エラー信号
発生部60に供給される。速度エラー信号発生部60では、
再生水平同期信号PSが台形波信号発生回路61に供給され
て再生水平同期信号PSに同期して一定の傾きの傾斜部分
を有する台形波信号RAが形成され、その台形波信号RAが
サンプリング・ホールド回路62に供給される。再生水平
同期信号PSは他方でゲートパルス発生回路52に供給され
て再生水平同期信号PSに同期した幅の狭いゲートパルス
GPが形成され、ゲートパルス発生回路52に供給される後
述の制御信号INが低レベルのときは、このゲートパルス
GPがゲートパルス発生回路52の出力に取り出されて速度
エラー信号発生部60のサンプリング・ホールド回路62に
供給され、サンプリング・ホールド回路62において台形
波信号RAの傾斜部分がゲートパルスGPによってサンプリ
ング・ホールドされて、速度エラー信号発生部60から速
度エラー信号SEが得られる。この速度エラー信号SEは加
算回路71を通じてモータ20を駆動制御するモータ駆動制
御回路72に供給される。
一方、端子81に、ビデオディスク10が角速一定のもので
ある場合には高レベルとなり、ビデオディスク10が線速
一定のものである場合には低レベルとなるディスク判別
信号ALが供給される。また、トラッキングサーボ回路か
ら端子82に、トラッキングがオンであるときは高レベル
となり、トラッキングがオフであるときは低レベルとな
るトラッキング識別信号TRが供給される。そして、ディ
スク判別信号ALとトラッキング識別信号TRがノアゲート
83に供給され、ノアゲート83の出力の信号が前述の制御
信号INとしてゲートパルス発生回路52に供給されて、制
御信号INが低レベルのときは前述のようにゲートパルス
GPがゲートパルス発生回路52の出力に取り出されるが、
制御信号INが高レベルのときはゲートパルスGPがゲート
パルス発生回路52の出力に取り出されないようにされ
る。
従って、ビデオディスク10が角速一定のものである場合
には、トラッキングがオンであるかオフであるかにかか
わらず制御信号INが低レベルになって、ゲートパルス発
生回路52から再生水平同期信号PSに同期したゲートパル
スGPが常に得られる。これに対して、ビデオディスク10
が線速一定のものである場合には、トラッキングがオン
であるときは、制御信号INが低レベルになって、ゲート
パルス発生回路52からは再生水平同期信号PSに同期した
ゲートパルスGPが得られ、再生水平同期信号PS,台形波
信号RA,ゲートパルスGPおよび速度エラー信号SEは第2
図および第3図の期間Pxの手前に示すようになるが、ト
ラッキングがオフになるときは、制御信号INが高レベル
になって、ゲートパルス発生回路52からゲートパルスGP
の発生が停止され、従って速度エラー信号SEはトラッキ
ングがオフになる直前の値に保持され、再生水平同期信
号PS,台形波信号PA,ゲートパルスGPおよび速度エラー信
号SEは第2図および第3図の期間Pxに示すようになる。
なお、第1図の例は再生信号が外部の基準同期信号に同
期して得られるようにモータ20の回転位相が同時に制御
される場合で、そのため、外部の基準水平同期信号RSが
端子91から速度エラー信号発生部60と同様の構成の位相
エラー信号発生部90に供給され、ゲートパルス発生回路
52から位相エラー信号発生部90にゲートパルスGPが供給
されて、位相エラー信号発生部90から位相エラー信号PE
が得られ、これが加算回路71を通じてモータ駆動制御回
路72に供給される。従って、位相エラー信号PEについて
も、ビデオディスク10が線速一定のものである場合にお
いて、トラッキングがオフになるときは、トラッキング
がオフになる直前の値に保持される。そして、モータ駆
動制御回路72によるモータ20に対する駆動制御が、トラ
ッキングがオフになる直前の値に保持された速度エラー
信号SE及び位相エラー信号PEに応じて行われる状態とさ
れる。なお、別に再生垂直同期信号を外部の基準垂直同
期信号に同期させる位相サーボが構成されるが、第1図
では省略されている。
発明の効果 本発明によれば、ビデオディスクが線速一定のものであ
る場合において、トラッキングがオフになるとき、ビデ
オディスクの回転速度のエラー信号をトラッキングがオ
フになる直前の値に保持し、そのトラッキングがオフに
なる直前の値に保持された速度エラー信号をもって、ビ
デオディスクを回転駆動するモータの駆動制御を行う構
成にしたので、ビデオディスクが線速一定のものである
場合においても、ビデオディスクを回転軸により回転駆
動するモータが速やかに目的とする回転数になって速や
かに所期の再生信号が得られるとともに、ビデオディス
クの最内周から最外周まで所望のアドレス位置を確実に
検索することができるようになる。また、ビデオディス
クを回転軸により回転駆動するモータに余分な電流が流
れなくなるので、消費電力が抑えられるとともに、モー
タの発熱が抑えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のビデオディスクプレーヤの要部の一例
を示すブロック図、第2図および第3図はその動作の説
明のための波形図である。 図中、10はビデオディスク、20はモータ、21は回転軸、
30は光学式ピックアップ、41〜45は再生処理部を構成す
る回路、51は同期分離回路、52はゲートパルス発生回
路、60は速度エラー信号発生部、61は台形波信号発生回
路、62はサンプリング・ホールド回路、72はモータ駆動
制御回路、83は制御部を構成するノアゲートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】角速一定または線速一定のもとで回転せし
    められてビデオ信号の読み取りがなされるべき角速一定
    または線速一定のものとされるビデオディスクを回転駆
    動するモータと、 上記ビデオディスクからビデオ信号を読み取る信号読取
    手段と、 該信号読取手段の出力から再生ビデオ信号を得る再生処
    理部と、 該再生処理部より得られる再生ビデオ信号から水平同期
    信号を分離する同期分離部と、 該同期分離部から得られる水平同期信号に基づいて上記
    ビデオディスクの回転速度に関する速度エラー信号を得
    る速度エラー信号発生部と、 該速度エラー信号発生部から得られる速度エラー信号に
    応じて、上記同期分離部から得られる水平同期信号の周
    波数もしくは同期を一定にすべく上記モータに対する駆
    動制御を行うモータ駆動制御部と、 上記ビデオディスクが線速一定のものとされたもとで、
    トラッキングがオフとされるとき、上記速度エラー信号
    発生部から得られる速度エラー信号をトラッキングがオ
    フとされる直前の値に保持し、上記モータ駆動制御部に
    よる上記モータに対する駆動制御が上記トラッキングが
    オフとされる直前の値に保持された速度エラー信号に応
    じて行われる状態となす制御部と、 を備えるビデオディスクプレーヤ。
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JPS5898881A (ja) * 1981-12-08 1983-06-11 Pioneer Video Corp 情報記録デイスク再生装置における時間軸制御装置

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