JPH0758965A - プライバシ保護用ファクシミリシステム - Google Patents
プライバシ保護用ファクシミリシステムInfo
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- JPH0758965A JPH0758965A JP20645793A JP20645793A JPH0758965A JP H0758965 A JPH0758965 A JP H0758965A JP 20645793 A JP20645793 A JP 20645793A JP 20645793 A JP20645793 A JP 20645793A JP H0758965 A JPH0758965 A JP H0758965A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】フアクシミリを利用した情報伝送手段により機
密情報を伝送しても、受信側の特定者だけがその情報を
見ることを可能にしてプライバシイの保護を図ることに
ある。 【構成】機密情報部分に赤外透過隠蔽フィルム1aが貼
付された通知書1がセットされると、赤外透過フィルタ
を通して機密情報を読取り、画像データとして出力する
送信専用ファクシミリ2を送信側に設け、送信専用ファ
クシミリ2より通信回線3を通して伝送される機密情報
を受信し、その受信出力を記憶する光磁気ディスク6
と、入力部7より入力される個人認証を行うための暗号
と特定者であることを証明するIDカード8のID信号
とから特定者であることが判定されると光磁気ディスク
6に記憶された機密情報を取込んでCRT9に出力する
演算処理部5とを受信側に設ける。
密情報を伝送しても、受信側の特定者だけがその情報を
見ることを可能にしてプライバシイの保護を図ることに
ある。 【構成】機密情報部分に赤外透過隠蔽フィルム1aが貼
付された通知書1がセットされると、赤外透過フィルタ
を通して機密情報を読取り、画像データとして出力する
送信専用ファクシミリ2を送信側に設け、送信専用ファ
クシミリ2より通信回線3を通して伝送される機密情報
を受信し、その受信出力を記憶する光磁気ディスク6
と、入力部7より入力される個人認証を行うための暗号
と特定者であることを証明するIDカード8のID信号
とから特定者であることが判定されると光磁気ディスク
6に記憶された機密情報を取込んでCRT9に出力する
演算処理部5とを受信側に設ける。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線を利用して情
報を伝送するフアクシミリにおいて、特に機密情報を決
済者等の特定者のみ目視可能にしたプライバシ保護用フ
ァクシミリシステムに関する。
報を伝送するフアクシミリにおいて、特に機密情報を決
済者等の特定者のみ目視可能にしたプライバシ保護用フ
ァクシミリシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、例えば契約書等のプライベート書
面に記載された機密情報をある部署から他の部署にファ
クシミリで伝送することが行われている。これは契約決
済を迅速に行うため、決済を行う部署に予めフアクシミ
リにて機密情報を送り、後日郵送等の手段で書面を送る
というものである。
面に記載された機密情報をある部署から他の部署にファ
クシミリで伝送することが行われている。これは契約決
済を迅速に行うため、決済を行う部署に予めフアクシミ
リにて機密情報を送り、後日郵送等の手段で書面を送る
というものである。
【0003】通常、機密情報が記載された書面を書留郵
送等の手段により特定者に送る場合には、宛名人が開封
するので、第3者にその機密情報が目視されるというこ
とはないが、ファクシミリの場合には受信側で情報の出
力、移動、転送時に特定者以外の人の目に触れる機会が
多いことから、個人のプライバシ保護という観点から社
会問題化してきている。
送等の手段により特定者に送る場合には、宛名人が開封
するので、第3者にその機密情報が目視されるというこ
とはないが、ファクシミリの場合には受信側で情報の出
力、移動、転送時に特定者以外の人の目に触れる機会が
多いことから、個人のプライバシ保護という観点から社
会問題化してきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように迅速に契約
決済を受けて処理を円滑に行うには、通信回線を利用し
たファクシミリによる情報伝送手段が効果的であるが、
受信側ではその情報がプリントアウトされると、それを
特定の部署まで移動して始めて特定者に渡されるという
経路を辿るため、機密情報が第3者に見られる可能性が
あり、個人のプライバシが守られない状況にある。
決済を受けて処理を円滑に行うには、通信回線を利用し
たファクシミリによる情報伝送手段が効果的であるが、
受信側ではその情報がプリントアウトされると、それを
特定の部署まで移動して始めて特定者に渡されるという
経路を辿るため、機密情報が第3者に見られる可能性が
あり、個人のプライバシが守られない状況にある。
【0005】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たもので、フアクシミリを利用した情報伝送手段により
機密情報を伝送しても、受信側の特定者だけがその情報
を見ることを可能にしてプライバシを保護するようにし
たプライバシ保護用ファクシミリシステムを提供するこ
とを目的とする。
たもので、フアクシミリを利用した情報伝送手段により
機密情報を伝送しても、受信側の特定者だけがその情報
を見ることを可能にしてプライバシを保護するようにし
たプライバシ保護用ファクシミリシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような手段によりプライバシ保護用フ
ァクシミリシステムを構成したものである。
成するため、次のような手段によりプライバシ保護用フ
ァクシミリシステムを構成したものである。
【0007】(1)機密情報部分に赤外透過隠蔽フィル
ムが貼付された書面がセットされると、赤外透過フィル
タを通して機密情報を読取り、画像データとして出力す
る送信専用ファクシミリを送信側に設け、前記送信専用
ファクシミリより通信回線を通して伝送される機密情報
を受信し、その受信出力を記憶するメモリと、個人認証
を行うための情報の入力により特定者であることが判定
されると前記メモリに記憶された機密情報を取込んで出
力する演算処理手段とを受信側に設ける。
ムが貼付された書面がセットされると、赤外透過フィル
タを通して機密情報を読取り、画像データとして出力す
る送信専用ファクシミリを送信側に設け、前記送信専用
ファクシミリより通信回線を通して伝送される機密情報
を受信し、その受信出力を記憶するメモリと、個人認証
を行うための情報の入力により特定者であることが判定
されると前記メモリに記憶された機密情報を取込んで出
力する演算処理手段とを受信側に設ける。
【0008】(2)機密情報部分に赤外透過隠蔽フィル
ムが貼付された書面上を赤外透過フィルタを通してスキ
ャニングし、機密情報を読取って画像データとして出力
するスキャナと、このスキャナより出力される機密情報
を暗号化して出力する暗号化処理手段とを送信側に設
け、前記暗号化処理手段より通信回線を通して伝送され
る暗号化情報を受信し、その暗号化情報を記憶するメモ
リと、個人認証を行うための情報の入力により特定者で
あることが判定されると前記メモリに記憶された暗号化
情報を解読して元の機密情報に戻し、この機密情報を出
力する演算処理手段とを受信側に設ける。
ムが貼付された書面上を赤外透過フィルタを通してスキ
ャニングし、機密情報を読取って画像データとして出力
するスキャナと、このスキャナより出力される機密情報
を暗号化して出力する暗号化処理手段とを送信側に設
け、前記暗号化処理手段より通信回線を通して伝送され
る暗号化情報を受信し、その暗号化情報を記憶するメモ
リと、個人認証を行うための情報の入力により特定者で
あることが判定されると前記メモリに記憶された暗号化
情報を解読して元の機密情報に戻し、この機密情報を出
力する演算処理手段とを受信側に設ける。
【0009】(3)機密情報部分に赤外透過隠蔽フィル
ムが貼付された書面がセットされると、赤外透過フィル
タを通して機密情報を読取り、画像データとして出力す
る送信専用ファクシミリを送信側に設け、前記送信専用
ファクシミリより通信回線を通して伝送される機密情報
を受信し、記憶する機密専用ファクシミリと、この機密
専用ファクシミリに記憶された機密情報を暗号化する暗
号化処理手段と、この暗号化処理手段で暗号化された情
報を記憶するメモリと、個人認証を行うための情報が入
力され、特定者であることが判定されると前記メモリに
記憶された暗号化情報を解読して元の機密情報に戻し、
この機密情報を出力する演算処理手段とを受信側に設け
る。
ムが貼付された書面がセットされると、赤外透過フィル
タを通して機密情報を読取り、画像データとして出力す
る送信専用ファクシミリを送信側に設け、前記送信専用
ファクシミリより通信回線を通して伝送される機密情報
を受信し、記憶する機密専用ファクシミリと、この機密
専用ファクシミリに記憶された機密情報を暗号化する暗
号化処理手段と、この暗号化処理手段で暗号化された情
報を記憶するメモリと、個人認証を行うための情報が入
力され、特定者であることが判定されると前記メモリに
記憶された暗号化情報を解読して元の機密情報に戻し、
この機密情報を出力する演算処理手段とを受信側に設け
る。
【0010】(4)機密情報部分に赤外透過隠蔽フィル
ムが貼付された書面がセットされると、赤外透過フィル
タを通して機密情報を読取り、画像データとして出力す
る送信専用ファクシミリを送信側に設け、前記送信専用
ファクシミリより通信回線を通して伝送される機密情報
を受信するとその情報をコピー用紙に印字すると共に、
機密情報部分に赤外透過隠蔽フィルムを自動貼付して出
力する機能を有するラミネート付きファクシミリを受信
側に設け、このラミネート付きファクシミリよりコピー
アウトされた書面の機密情報を赤外透過フィルタを有す
るリーダにより読取り、これを出力する。
ムが貼付された書面がセットされると、赤外透過フィル
タを通して機密情報を読取り、画像データとして出力す
る送信専用ファクシミリを送信側に設け、前記送信専用
ファクシミリより通信回線を通して伝送される機密情報
を受信するとその情報をコピー用紙に印字すると共に、
機密情報部分に赤外透過隠蔽フィルムを自動貼付して出
力する機能を有するラミネート付きファクシミリを受信
側に設け、このラミネート付きファクシミリよりコピー
アウトされた書面の機密情報を赤外透過フィルタを有す
るリーダにより読取り、これを出力する。
【0011】
【作用】上記(1)のような構成のプライバシ保護用フ
ァクシミリシステムにあっては、送信側では書面の機密
情報部分に貼付された赤外透過隠蔽フィルムにより可視
領域が遮断され、肉眼では機密情報を目視できないの
で、第3者に機密情報が見られることがなく、また受信
側では個人認証を行うための情報の入力により特定者で
あることが判定されたときだけメモリから演算処理部に
機密情報を取込んで出力されるので、ここでも第3者に
機密情報が見られることがなく、プライバシの保護を十
分に図ることができる。
ァクシミリシステムにあっては、送信側では書面の機密
情報部分に貼付された赤外透過隠蔽フィルムにより可視
領域が遮断され、肉眼では機密情報を目視できないの
で、第3者に機密情報が見られることがなく、また受信
側では個人認証を行うための情報の入力により特定者で
あることが判定されたときだけメモリから演算処理部に
機密情報を取込んで出力されるので、ここでも第3者に
機密情報が見られることがなく、プライバシの保護を十
分に図ることができる。
【0012】上記(2)のような構成のプライバシ保護
用ファクシミリシステムにあっては、上記と同様の作用
効果が得られる共に、送信側から機密情報を暗号化処理
手段により暗号化された情報として伝送され、受信側で
この暗号化された情報を解読して元の機密情報に戻して
メモリに記憶させているので、送信過程で誤って他の部
署に情報を伝送したり、通信回路の途中で第3者により
盗聴されたりしても機密情報が第3者に知られることが
なくなる。
用ファクシミリシステムにあっては、上記と同様の作用
効果が得られる共に、送信側から機密情報を暗号化処理
手段により暗号化された情報として伝送され、受信側で
この暗号化された情報を解読して元の機密情報に戻して
メモリに記憶させているので、送信過程で誤って他の部
署に情報を伝送したり、通信回路の途中で第3者により
盗聴されたりしても機密情報が第3者に知られることが
なくなる。
【0013】上記(3)のような構成のプライバシ保護
用ファクシミリシステムにあっては、上記と同様の作用
効果が得られる共に、受信側では機密情報専用のファク
シミリにより受信された情報を暗号化してメモリに記憶
させているので、送信側から特定者が直接一般に使用さ
れているファクシミリから赤外透過隠蔽フィルムが貼付
されていない書面の情報を伝送しても受信側で機密情報
が第3者に知られることがなく、しかも送信側としては
限定された部署からでなくてもファクシミリが設置され
ている部署であればどこからでも情報の伝送が可能とな
る。
用ファクシミリシステムにあっては、上記と同様の作用
効果が得られる共に、受信側では機密情報専用のファク
シミリにより受信された情報を暗号化してメモリに記憶
させているので、送信側から特定者が直接一般に使用さ
れているファクシミリから赤外透過隠蔽フィルムが貼付
されていない書面の情報を伝送しても受信側で機密情報
が第3者に知られることがなく、しかも送信側としては
限定された部署からでなくてもファクシミリが設置され
ている部署であればどこからでも情報の伝送が可能とな
る。
【0014】上記(4)のような構成のプライバシ保護
用ファクシミリシステムにあっては、送信側では書面の
機密情報部分に貼付された赤外透過隠蔽フィルムにより
可視領域が遮断され、肉眼では機密情報を目視できない
ので、第3者に機密情報が見られることがなく、また受
信側では通信回線を通して入力される機密情報がラミネ
ート付きファクシミリにより受信されると、その情報が
コピー用紙に印字されると共に、機密情報部分に赤外透
過隠蔽フィルムを自動貼付して出力されるので、ここで
も第3者に機密情報が見られることがなく、プライバシ
の保護を十分に図ることができる。また、特定者がその
機密情報を確認するときは、コピーアウトされた書面を
赤外透過フィルタを有するリーダにより読取り、これを
出力することによりその確認を行うことができる。
用ファクシミリシステムにあっては、送信側では書面の
機密情報部分に貼付された赤外透過隠蔽フィルムにより
可視領域が遮断され、肉眼では機密情報を目視できない
ので、第3者に機密情報が見られることがなく、また受
信側では通信回線を通して入力される機密情報がラミネ
ート付きファクシミリにより受信されると、その情報が
コピー用紙に印字されると共に、機密情報部分に赤外透
過隠蔽フィルムを自動貼付して出力されるので、ここで
も第3者に機密情報が見られることがなく、プライバシ
の保護を十分に図ることができる。また、特定者がその
機密情報を確認するときは、コピーアウトされた書面を
赤外透過フィルタを有するリーダにより読取り、これを
出力することによりその確認を行うことができる。
【0015】
【実施例】以下本発明の実例例を図面を参照して説明す
る。
る。
【0016】図1は本発明によるプライバシ保護用ファ
クシミリシステムの第1の実施例を示すブロック図であ
る。
クシミリシステムの第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【0017】図1において、1は書面の機密情報部分に
赤外透過隠蔽フィルム1aが貼付された通知書、2は機
密情報の送信専用ファクシミリである。
赤外透過隠蔽フィルム1aが貼付された通知書、2は機
密情報の送信専用ファクシミリである。
【0018】上記赤外透過隠蔽フィルム1aは、肉眼で
は黒色で秘密情報を目視できない程度に可視領域を遮断
するが、赤外領域では透過する性質を有するものであ
る。また、送信専用ファクシミリ2は通知書1の赤外透
過隠蔽フィルム1aを透過する赤外透過フィルタを設け
たスキャナを有し、通知書1に記載された機密情報を画
像データとして識別し、これを変調して通信回線3に出
力する機能を備えている。
は黒色で秘密情報を目視できない程度に可視領域を遮断
するが、赤外領域では透過する性質を有するものであ
る。また、送信専用ファクシミリ2は通知書1の赤外透
過隠蔽フィルム1aを透過する赤外透過フィルタを設け
たスキャナを有し、通知書1に記載された機密情報を画
像データとして識別し、これを変調して通信回線3に出
力する機能を備えている。
【0019】一方、4は送信側より通信回線3を通して
伝送された画像情報を復調し、これをデジタル信号に変
換する復調モデム、5はこの復調モデム4よりデジタル
化された情報が入力される演算処理部、6はこの演算処
理部5に取込まれた情報を記憶する光磁気ディスク、7
は演算処理部5に特定の人に付与された暗号を入力した
り、光磁気ディスク6に記憶されている情報の中から見
たい情報を指定する入力部7と、演算処理部5に挿入さ
れるICカード8と、演算処理部5より出力される情報
を表示するCRT9とを設ける構成としたものである。
伝送された画像情報を復調し、これをデジタル信号に変
換する復調モデム、5はこの復調モデム4よりデジタル
化された情報が入力される演算処理部、6はこの演算処
理部5に取込まれた情報を記憶する光磁気ディスク、7
は演算処理部5に特定の人に付与された暗号を入力した
り、光磁気ディスク6に記憶されている情報の中から見
たい情報を指定する入力部7と、演算処理部5に挿入さ
れるICカード8と、演算処理部5より出力される情報
を表示するCRT9とを設ける構成としたものである。
【0020】上記演算処理部5は、入力部7より暗号が
入力され、且つICカード8の挿入によりID信号を読
込んだことを条件に個人認証による特定者の判定を行う
判定機能と、この判定機能により個人認証による特定者
が判定され、且つ入力部7より表示情報を指定すると光
磁気ディスク6より機密情報を読出して表示に必要な制
御を行ってCRT9に表示させる表示制御機能とを有し
ている。
入力され、且つICカード8の挿入によりID信号を読
込んだことを条件に個人認証による特定者の判定を行う
判定機能と、この判定機能により個人認証による特定者
が判定され、且つ入力部7より表示情報を指定すると光
磁気ディスク6より機密情報を読出して表示に必要な制
御を行ってCRT9に表示させる表示制御機能とを有し
ている。
【0021】次に上記のように構成された第1の実施例
の作用について述べる。
の作用について述べる。
【0022】いま、送信側において、機密情報部分に赤
外透過隠蔽フィルム1aが貼付された通知書1をファク
シミリ2にセットして通信を開始すると、スキャナによ
り赤外領域を透過させるフィルタを通して通知書1の機
密情報部分のみが読取られ、その画像データを変調して
通信回線3に出力される。
外透過隠蔽フィルム1aが貼付された通知書1をファク
シミリ2にセットして通信を開始すると、スキャナによ
り赤外領域を透過させるフィルタを通して通知書1の機
密情報部分のみが読取られ、その画像データを変調して
通信回線3に出力される。
【0023】また、受信側においては、通信回線3を通
して送られてくる画像データが復調モデム4により復調
され、デジタル信号に変換されて演算処理部5に入力
し、光磁気デイスク6に記憶される。
して送られてくる画像データが復調モデム4により復調
され、デジタル信号に変換されて演算処理部5に入力
し、光磁気デイスク6に記憶される。
【0024】一方、特定者が磁気デイスク6に記憶され
た機密情報を見るときは、演算処理部5に対して入力部
7より個人に与えられた暗号を入力すると共に、ICカ
ード8を挿入する。すると、この演算処理部5では暗号
とIC信号とから個人認証による特定者であることを判
定する。次に入力部7より演算処理部5に表示情報を指
定すると演算処理部5は光磁気ディスク6より該当する
機密情報を取込み、表示に必要な制御を行ってCRT9
に画像表示する。
た機密情報を見るときは、演算処理部5に対して入力部
7より個人に与えられた暗号を入力すると共に、ICカ
ード8を挿入する。すると、この演算処理部5では暗号
とIC信号とから個人認証による特定者であることを判
定する。次に入力部7より演算処理部5に表示情報を指
定すると演算処理部5は光磁気ディスク6より該当する
機密情報を取込み、表示に必要な制御を行ってCRT9
に画像表示する。
【0025】このように第1の実施例では、送信側にお
いては機密情報部分に赤外透過隠蔽フィルム1aが貼付
された通知書1を用い、赤外透過フィルタを設けたスキ
ャナを備えた送信専用ファクシミリ2より機密情報部分
のみを画像データとして通信回線3に出力し、また受信
側においては通信回線3を通して入力される画像情報を
演算処理部5を通して光磁気ディスク6に記憶させ、演
算処理部5に入力部7より入力される個人認証を行うた
めの暗号と特定者であることを証明するIDカード8の
ID信号とから特定者であることを判定し、光磁気ディ
スク6より機密情報を読出してCRT9に表示するよう
にしたものである。
いては機密情報部分に赤外透過隠蔽フィルム1aが貼付
された通知書1を用い、赤外透過フィルタを設けたスキ
ャナを備えた送信専用ファクシミリ2より機密情報部分
のみを画像データとして通信回線3に出力し、また受信
側においては通信回線3を通して入力される画像情報を
演算処理部5を通して光磁気ディスク6に記憶させ、演
算処理部5に入力部7より入力される個人認証を行うた
めの暗号と特定者であることを証明するIDカード8の
ID信号とから特定者であることを判定し、光磁気ディ
スク6より機密情報を読出してCRT9に表示するよう
にしたものである。
【0026】従って、送信側においては通知書1の機密
情報部分に貼付された赤外透過隠蔽フィルム1aにより
可視領域が遮断され、肉眼では機密情報を目視できない
ので、第3者に機密情報が見られることがなく、また受
信側においては特定者に限って光磁気ディスク6から演
算処理部5に機密情報を取込んでCRT9の表示が見ら
れるようにしたので、ここでも第3者に機密情報が見ら
れることがなく、プライバシの保護を十分に図ることが
できる。
情報部分に貼付された赤外透過隠蔽フィルム1aにより
可視領域が遮断され、肉眼では機密情報を目視できない
ので、第3者に機密情報が見られることがなく、また受
信側においては特定者に限って光磁気ディスク6から演
算処理部5に機密情報を取込んでCRT9の表示が見ら
れるようにしたので、ここでも第3者に機密情報が見ら
れることがなく、プライバシの保護を十分に図ることが
できる。
【0027】次に本発明の第2の実施例を図2を参照し
て説明するに、図1と同一部分には同一符号を付して示
し、ここでは図1と異なる点についてのみ述べる。
て説明するに、図1と同一部分には同一符号を付して示
し、ここでは図1と異なる点についてのみ述べる。
【0028】第2の実施例では、赤外透過隠蔽フィルム
が貼付された通知書1の機密情報を赤外透過フィルタが
設けられたスキャナ10により画像データとして読取
り、この画像データを暗号化処理部11に加えて暗号化
し、この暗号化された情報を変調モデム12により変調
して通信回線3に出力し、また受信側においては演算処
理部5に復調モデム4より入力される暗号化された情報
を解読する解読機能を持たせ、この解読機能により解読
された機密情報を磁気デイスクに代えて設けられたIC
メモリ13に記憶させるようにしたものである。他の構
成については図1と同じである。
が貼付された通知書1の機密情報を赤外透過フィルタが
設けられたスキャナ10により画像データとして読取
り、この画像データを暗号化処理部11に加えて暗号化
し、この暗号化された情報を変調モデム12により変調
して通信回線3に出力し、また受信側においては演算処
理部5に復調モデム4より入力される暗号化された情報
を解読する解読機能を持たせ、この解読機能により解読
された機密情報を磁気デイスクに代えて設けられたIC
メモリ13に記憶させるようにしたものである。他の構
成については図1と同じである。
【0029】なお、上記送信側のスキャナ10、暗号化
処理部11及び変調モデム12はファクシミリを構成し
ている。
処理部11及び変調モデム12はファクシミリを構成し
ている。
【0030】このように第2の実施例においても、第1
の実施例と同様に送信側では通知書1の機密情報部分に
貼付された赤外透過隠蔽フィルムにより可視領域が遮断
され、肉眼では機密情報を目視できないので、第3者に
機密情報が見られることがなく、また受信側においては
演算処理部5に入力部7より入力される個人認証を行う
ための暗号と特定者であることを証明するIDカード8
のID信号とから特定者を判定し、特定者に限ってIC
メモリ13から演算処理部5に機密情報を取込んでCR
T9の表示が見られるようにしたので、ここでも第3者
に機密情報が見られることがなく、プライバシの保護を
十分に図ることができる。
の実施例と同様に送信側では通知書1の機密情報部分に
貼付された赤外透過隠蔽フィルムにより可視領域が遮断
され、肉眼では機密情報を目視できないので、第3者に
機密情報が見られることがなく、また受信側においては
演算処理部5に入力部7より入力される個人認証を行う
ための暗号と特定者であることを証明するIDカード8
のID信号とから特定者を判定し、特定者に限ってIC
メモリ13から演算処理部5に機密情報を取込んでCR
T9の表示が見られるようにしたので、ここでも第3者
に機密情報が見られることがなく、プライバシの保護を
十分に図ることができる。
【0031】また、送信側から機密情報は暗号化処理部
11により暗号化された情報として伝送され、受信側で
この暗号化された情報を解読して元の機密情報に戻して
ICメモリ13に記憶させているいるので、送信過程で
誤って他の部署に情報を伝送したり、通信回路3の途中
で第3者により盗聴されたりしても機密情報が第3者に
知られることがなく、より一層プライバシの保護を図る
ことができる。
11により暗号化された情報として伝送され、受信側で
この暗号化された情報を解読して元の機密情報に戻して
ICメモリ13に記憶させているいるので、送信過程で
誤って他の部署に情報を伝送したり、通信回路3の途中
で第3者により盗聴されたりしても機密情報が第3者に
知られることがなく、より一層プライバシの保護を図る
ことができる。
【0032】次に本発明の第3の実施例を図3を参照し
て説明するに、図1と同一部分には同一符号を付して示
し、ここでは図1と異なる点についてのみ述べる。
て説明するに、図1と同一部分には同一符号を付して示
し、ここでは図1と異なる点についてのみ述べる。
【0033】第3の実施例では、送信側については図1
と同じであるが、受信側には通信回線3を通して伝送さ
れてくる機密情報を受信する受信部とその受信情報を記
憶する記憶部を備えた機密情報専用のファクシミリ14
を設け、このファクシミリ14の記憶部に記憶された機
密情報を暗号化処理部15に与えて暗号化し、これを演
算処理部5に入力してメモリ16(光磁気ディスク、I
Cメモリの何ずれでもよい)に記憶させ、また演算処理
部5には入力部7からの暗号入力とIDカード8の挿入
により特定者であることが判定されるとメモリ16より
暗号化された情報を取込んでこれを解読する機能を持た
せたものである。他の構成については図1と同じであ
る。なお、機密情報専用のファクシミリ14はハードコ
ピーとしては出力されないものである。
と同じであるが、受信側には通信回線3を通して伝送さ
れてくる機密情報を受信する受信部とその受信情報を記
憶する記憶部を備えた機密情報専用のファクシミリ14
を設け、このファクシミリ14の記憶部に記憶された機
密情報を暗号化処理部15に与えて暗号化し、これを演
算処理部5に入力してメモリ16(光磁気ディスク、I
Cメモリの何ずれでもよい)に記憶させ、また演算処理
部5には入力部7からの暗号入力とIDカード8の挿入
により特定者であることが判定されるとメモリ16より
暗号化された情報を取込んでこれを解読する機能を持た
せたものである。他の構成については図1と同じであ
る。なお、機密情報専用のファクシミリ14はハードコ
ピーとしては出力されないものである。
【0034】このように第3の実施例においても、第1
の実施例と同様に送信側では通知書1の機密情報部分に
貼付された赤外透過隠蔽フィルムにより可視領域が遮断
され、肉眼では機密情報を目視できないので、第3者に
機密情報が見られることがなく、また受信側においては
演算処理部5に入力部7より入力される個人認証を行う
ための暗号と特定者であることを証明するIDカード8
のID信号とから特定者を判定し、特定者に限ってメモ
リ16から演算処理部5に暗号化された情報を取込んで
解読し、これをCRT9に表示させるようにしたので、
ここでも第3者に機密情報が見られることがなく、プラ
イバシの保護を十分に図ることができる。
の実施例と同様に送信側では通知書1の機密情報部分に
貼付された赤外透過隠蔽フィルムにより可視領域が遮断
され、肉眼では機密情報を目視できないので、第3者に
機密情報が見られることがなく、また受信側においては
演算処理部5に入力部7より入力される個人認証を行う
ための暗号と特定者であることを証明するIDカード8
のID信号とから特定者を判定し、特定者に限ってメモ
リ16から演算処理部5に暗号化された情報を取込んで
解読し、これをCRT9に表示させるようにしたので、
ここでも第3者に機密情報が見られることがなく、プラ
イバシの保護を十分に図ることができる。
【0035】また、受信側では機密情報専用のファクシ
ミリ14により受信された情報を暗号化してメモリ16
に記憶させているので、送信側から特定者が直接一般に
使用されているファクシミリから赤外透過隠蔽フィルム
が貼付されていない通知書の情報を伝送しても受信側で
機密情報が第3者に知られることがなく、しかも送信側
としては限定された部署からでなくてもファクシミリが
設置されている部署であればどこからでも情報の伝送が
可能となる。
ミリ14により受信された情報を暗号化してメモリ16
に記憶させているので、送信側から特定者が直接一般に
使用されているファクシミリから赤外透過隠蔽フィルム
が貼付されていない通知書の情報を伝送しても受信側で
機密情報が第3者に知られることがなく、しかも送信側
としては限定された部署からでなくてもファクシミリが
設置されている部署であればどこからでも情報の伝送が
可能となる。
【0036】次に本発明の第4の実施例を図4乃至図6
を参照して説明するに、図1と同一部分には同一符号を
付して示し、ここでは図1と異なる点について述べる。
を参照して説明するに、図1と同一部分には同一符号を
付して示し、ここでは図1と異なる点について述べる。
【0037】第4の実施例では、図4に示すように送信
側の構成については図1と同じであるが、受信側に送信
側から通信回線3を通して画像データとして伝送されて
くる機密情報を受信するとその情報をコピー用紙に印字
すると共に、機密情報部分に赤外透過隠蔽フィルムを自
動貼付して出力する機能を有するラミネート付きファク
シミリ20を設けるようにしたものである。
側の構成については図1と同じであるが、受信側に送信
側から通信回線3を通して画像データとして伝送されて
くる機密情報を受信するとその情報をコピー用紙に印字
すると共に、機密情報部分に赤外透過隠蔽フィルムを自
動貼付して出力する機能を有するラミネート付きファク
シミリ20を設けるようにしたものである。
【0038】このラミネート付きファクシミリ20は、
図5に示すようにファクシミリ本体21の内部に受信用
紙が圧巻された受信用紙供給ロール22と、この受信用
紙供給ロール22の送出部近傍に設けられ、用紙に付さ
れたスタートマーク及びエンドマークを検出するセンサ
23と、受信用紙供給ロール22より送出される受信用
紙に機密情報を印字する印字ヘッド24と、、赤外透過
隠蔽フィルムが巻かれた隠蔽フィルム供給ロール25
と、この隠蔽フィルム供給ロール25より送出される赤
外透過隠蔽フィルムが機密情報部分に貼付けられた受信
用紙を切断するカッタ26を備えている。
図5に示すようにファクシミリ本体21の内部に受信用
紙が圧巻された受信用紙供給ロール22と、この受信用
紙供給ロール22の送出部近傍に設けられ、用紙に付さ
れたスタートマーク及びエンドマークを検出するセンサ
23と、受信用紙供給ロール22より送出される受信用
紙に機密情報を印字する印字ヘッド24と、、赤外透過
隠蔽フィルムが巻かれた隠蔽フィルム供給ロール25
と、この隠蔽フィルム供給ロール25より送出される赤
外透過隠蔽フィルムが機密情報部分に貼付けられた受信
用紙を切断するカッタ26を備えている。
【0039】また、これら受信用紙供給ロール22、印
字ヘッド23及びカッタ26は、図6に示すように演算
制御部31により制御されるようになっている。
字ヘッド23及びカッタ26は、図6に示すように演算
制御部31により制御されるようになっている。
【0040】図6において、通信回線3を通して伝送さ
れてくる機密情報が復調モデム32により復調され、演
算制御部31に入力されると、この演算制御部31では
その機密情報をメモリ33に記憶すると共に、次のよう
な制御を実行する。
れてくる機密情報が復調モデム32により復調され、演
算制御部31に入力されると、この演算制御部31では
その機密情報をメモリ33に記憶すると共に、次のよう
な制御を実行する。
【0041】まず、紙送り機構駆動部34に駆動指令を
与えて図5に示す受信用紙供給ロール22より受信用紙
を送出し、センサ23により受信用紙に付されているス
タートマークが検出されると印字ヘッド駆動部35に駆
動指令を与えて受信用紙に機密情報の印字を開始する。
与えて図5に示す受信用紙供給ロール22より受信用紙
を送出し、センサ23により受信用紙に付されているス
タートマークが検出されると印字ヘッド駆動部35に駆
動指令を与えて受信用紙に機密情報の印字を開始する。
【0042】次に印字された受信用紙が転送され、機密
情報部分が隠蔽フィルム供給ロール25に対応する位置
に差掛かるとフィルム送り機構駆動部36に駆動指令を
与えて赤外透過隠蔽フィルムを受信用紙の機密情報部分
に貼付ける。
情報部分が隠蔽フィルム供給ロール25に対応する位置
に差掛かるとフィルム送り機構駆動部36に駆動指令を
与えて赤外透過隠蔽フィルムを受信用紙の機密情報部分
に貼付ける。
【0043】その後、センサ23により受信用紙に付さ
れているエンドマークが検出されるとカッタ駆動部37
に動作指令を与え、図5に示すカッタ26により受信用
紙を切断して隠蔽フィルムが貼付けられた書面としてフ
ァクシミリ本体21より出力する。
れているエンドマークが検出されるとカッタ駆動部37
に動作指令を与え、図5に示すカッタ26により受信用
紙を切断して隠蔽フィルムが貼付けられた書面としてフ
ァクシミリ本体21より出力する。
【0044】このように第4の実施例では、送信側にお
いては機密情報部分に赤外透過隠蔽フィルムが貼付され
た通知書1を用い、赤外透過フィルタを設けたスキャナ
を備えた送信専用ファクシミリ2より機密情報部分のみ
を画像データとして通信回線3に出力し、また受信側に
おいては通信回線3を通して入力される機密情報がラミ
ネート付きファクシミリ20により受信されると、印字
ヘッドにより受信用紙に機密情報が印字されると共に、
この機密情報部分に赤外透過隠蔽フィルムを貼付けた書
面として出力されるようにしたものである。
いては機密情報部分に赤外透過隠蔽フィルムが貼付され
た通知書1を用い、赤外透過フィルタを設けたスキャナ
を備えた送信専用ファクシミリ2より機密情報部分のみ
を画像データとして通信回線3に出力し、また受信側に
おいては通信回線3を通して入力される機密情報がラミ
ネート付きファクシミリ20により受信されると、印字
ヘッドにより受信用紙に機密情報が印字されると共に、
この機密情報部分に赤外透過隠蔽フィルムを貼付けた書
面として出力されるようにしたものである。
【0045】従って、送信側においては通知書1の機密
情報部分に貼付された赤外透過隠蔽フィルムにより可視
領域が遮断され、肉眼では機密情報を目視できないの
で、第3者に機密情報が見られることがなく、また受信
側においてはラミネート付きファクシミリ20より機密
情報部分に赤外透過隠蔽フィルムが貼付けられた書面と
して出力されるので、ここでも第3者に機密情報が見ら
れることがなく、プライバシの保護を十分に図ることが
できる。
情報部分に貼付された赤外透過隠蔽フィルムにより可視
領域が遮断され、肉眼では機密情報を目視できないの
で、第3者に機密情報が見られることがなく、また受信
側においてはラミネート付きファクシミリ20より機密
情報部分に赤外透過隠蔽フィルムが貼付けられた書面と
して出力されるので、ここでも第3者に機密情報が見ら
れることがなく、プライバシの保護を十分に図ることが
できる。
【0046】また、特定者がその機密情報を確認すると
きは、図4に示すようにコピーアウトされた書面27を
赤外透過フィルタを有するリーダ28により読取り、こ
れをCRTに表示させることによりその確認を行うこと
ができる。
きは、図4に示すようにコピーアウトされた書面27を
赤外透過フィルタを有するリーダ28により読取り、こ
れをCRTに表示させることによりその確認を行うこと
ができる。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、フア
クシミリを利用した情報伝送手段により機密情報を伝送
しても、受信側の特定者だけがその情報を見ることこと
ができるので、プライバシイの保護を図ることができる
プライバシ保護用ファクシミリシステムを提供できる。
クシミリを利用した情報伝送手段により機密情報を伝送
しても、受信側の特定者だけがその情報を見ることこと
ができるので、プライバシイの保護を図ることができる
プライバシ保護用ファクシミリシステムを提供できる。
【図1】本発明によるプライバシ保護用ファクシミリシ
ステムの第1の実施例を示すブロック構成図。
ステムの第1の実施例を示すブロック構成図。
【図2】本発明の第2の実施例を示すブロック構成図。
【図3】本発明の第3の実施例を示すブロック構成図。
【図4】本発明の第4の実施例を示すブロック構成図。
【図5】同実施例におけるラミネート付ファクシミリの
概略的な機構説明図。
概略的な機構説明図。
【図6】同じくラミネート付ファクシミリの受信動作時
の制御を説明するためのブロック図。
の制御を説明するためのブロック図。
【符号の説明】 1……通知書、2……機密情報送信専用のファクシミ
リ、3……通信回線、4……復調モデム、5……演算処
理部、6……光磁気ディスク、7……入力部、8……I
Dカード、9……CRT、10……スキャナ、11……
暗号化処理部、12……変調モデム、13……ICメモ
リ、20……ラミネート付ファクシミリ、21……ファ
クシミリ本体、22……受信用紙供給ロール、23……
センサ、24……印字ヘッド、25……隠蔽フィルム供
給ロール、26……カッタ、31……演算制御部、32
……復調モデム、33……メモリ、34……紙送り機構
駆動部、35……印字ヘッド駆動部、36……フィルム
送り機構駆動部、37……カッタ駆動部。
リ、3……通信回線、4……復調モデム、5……演算処
理部、6……光磁気ディスク、7……入力部、8……I
Dカード、9……CRT、10……スキャナ、11……
暗号化処理部、12……変調モデム、13……ICメモ
リ、20……ラミネート付ファクシミリ、21……ファ
クシミリ本体、22……受信用紙供給ロール、23……
センサ、24……印字ヘッド、25……隠蔽フィルム供
給ロール、26……カッタ、31……演算制御部、32
……復調モデム、33……メモリ、34……紙送り機構
駆動部、35……印字ヘッド駆動部、36……フィルム
送り機構駆動部、37……カッタ駆動部。
Claims (4)
- 【請求項1】 機密情報部分に赤外透過隠蔽フィルムが
貼付された書面がセットされると、赤外透過フィルタを
通して機密情報を読取り、画像データとして出力する送
信専用ファクシミリを送信側に設け、前記送信専用ファ
クシミリより通信回線を通して伝送される機密情報を受
信し、その受信出力を記憶するメモリと、個人認証を行
うための情報の入力により特定者であることが判定され
ると前記メモリに記憶された機密情報を取込んで出力す
る演算処理手段とを受信側に設けたことを特徴とするプ
ライバシ保護用ファクシミリシステム。 - 【請求項2】 機密情報部分に赤外透過隠蔽フィルムが
貼付された書面上を赤外透過フィルタを通してスキャニ
ングし、機密情報を読取って画像データとして出力する
スキャナと、このスキャナより出力される機密情報を暗
号化して出力する暗号化処理手段とを送信側に設け、前
記暗号化処理手段より通信回線を通して伝送される暗号
化情報を受信し、その暗号化情報を記憶するメモリと、
個人認証を行うための情報の入力により特定者であるこ
とが判定されると前記メモリに記憶された暗号化情報を
解読して元の機密情報に戻し、この機密情報を出力する
演算処理手段とを受信側に設けたことを特徴とするプラ
イバシ保護用ファクシミリシステム。 - 【請求項3】 機密情報部分に赤外透過隠蔽フィルムが
貼付された書面がセットされると、赤外透過フィルタを
通して機密情報を読取り、画像データとして出力する送
信専用ファクシミリを送信側に設け、前記送信専用ファ
クシミリより通信回線を通して伝送される機密情報を受
信し、記憶する機密専用ファクシミリと、この機密専用
ファクシミリに記憶された機密情報を暗号化する暗号化
処理手段と、この暗号化処理手段で暗号化された情報を
記憶するメモリと、個人認証を行うための情報が入力さ
れ、特定者であることが判定されると前記メモリに記憶
された暗号化情報を解読して元の機密情報に戻し、この
機密情報を出力する演算処理手段とを受信側に設けたこ
とを特徴とするプライバシ保護用ファクシミリシステ
ム。 - 【請求項4】 機密情報部分に赤外透過隠蔽フィルムが
貼付された書面がセットされると、赤外透過フィルタを
通して機密情報を読取り、画像データとして出力する送
信専用ファクシミリを送信側に設け、前記送信専用ファ
クシミリより通信回線を通して伝送される機密情報を受
信するとその情報をコピー用紙に印字すると共に、機密
情報部分に赤外透過隠蔽フィルムを自動貼付して出力す
る機能を有するラミネート付きファクシミリを受信側に
設け、このラミネート付きファクシミリよりコピーアウ
トされた書面の機密情報を赤外透過フィルタを有するリ
ーダにより読取り、これを出力するようにしたことを特
徴とするプライバシ保護用ファクシミリシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20645793A JPH0758965A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | プライバシ保護用ファクシミリシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20645793A JPH0758965A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | プライバシ保護用ファクシミリシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0758965A true JPH0758965A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16523700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20645793A Pending JPH0758965A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | プライバシ保護用ファクシミリシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0758965A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100233725B1 (ko) * | 1997-03-19 | 1999-12-01 | 윤종용 | 팩시밀리의 잠금장치 및 그 방법 |
KR100452684B1 (ko) * | 1997-04-16 | 2005-04-06 | 삼성전자주식회사 | 팩시밀리문서정보암호화송수신방법 |
-
1993
- 1993-08-20 JP JP20645793A patent/JPH0758965A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100233725B1 (ko) * | 1997-03-19 | 1999-12-01 | 윤종용 | 팩시밀리의 잠금장치 및 그 방법 |
KR100452684B1 (ko) * | 1997-04-16 | 2005-04-06 | 삼성전자주식회사 | 팩시밀리문서정보암호화송수신방법 |
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