JPH0758893A - ワードプロセッサ - Google Patents

ワードプロセッサ

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JPH0758893A
JPH0758893A JP5206037A JP20603793A JPH0758893A JP H0758893 A JPH0758893 A JP H0758893A JP 5206037 A JP5206037 A JP 5206037A JP 20603793 A JP20603793 A JP 20603793A JP H0758893 A JPH0758893 A JP H0758893A
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JP
Japan
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character
word processor
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data
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JP5206037A
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English (en)
Inventor
Shinichi Suwa
進一 諏訪
Hiroaki Tanaka
宏明 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字や図形パターンのワードプロセッサへの
入力を簡単に行うことができ、しかも書類作成の際、上
記文字や図形パターンの所要部分を流用画として利用で
き、文書作成時の作業効率を大きく向上することができ
るワードプロセッサを得る。 【構成】 文字や図形パターンを2値化画像データとし
て読み取る等倍式読取装置102を設け、上記ディスプ
レイ203の画面上の所定領域をキーボードからの信号
により指定し、外字フォント機能によるキャラクタ作成
モードにて、上記指定された画面領域に表示されてい
る、上記文字や図形パターンの所要部分の画像データを
圧縮して所定フォーマットのキャラクタ画像データを作
成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はワードプロセッサに関
し、特に、等倍式読取装置等で読み取った画像データ
を、外字フォント機能を用いて所定フォーマットに合わ
せて圧縮してカーソルサイズのキャラクタ画像データを
作成し、これをフロッピィディスク(以下、FDDとも
いう。)等の補助記憶装置に保存するよう構成したフォ
ント機能保存方式ワードプロセッサに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のワードプロセッサの構成を
示す概略図、図10は該ワードプロセッサに搭載された
文書作成用CPUの機能ブロックを説明するための図で
あり、図において、200は文書作成のための処理を行
う文書作成用CPU201を搭載したワードプロセッサ
で、該ワードプロセッサ200は入力装置として、上記
CPU201へデータを入力するためのキーボード20
2を、また出力装置として、上記CPU201での文書
作成処理の内容を表示するディスプレイ203と、作成
された文書データを所定の用紙にプリントアウトするプ
リンタ204とを備えている。また、上記ワードプロセ
ッサ200は、補助記憶装置としてフロッピィディスク
装置205を有しており、これは上記CPU201で処
理した文書データをフロッピィディスク205aに書込
み,読出すものである。
【0003】ここで、上記ワードプロセッサ200の文
書作成用CPU201は、図10に示すように、文書作
成部として、キーボード202からの信号により図画作
成を含む文書作成の処理を行う文書作成処理手段M1
と、作成した文書データを一時的に保持するRAM等の
主記憶装置M2とを有している。また上記CPU201
には、入出力装置の制御部として、上記主記憶装置M2
の保持データを、ディスプレイ203を駆動制御して表
示するディスプレイ駆動制御手段M3、及び上記保持デ
ータをプリンタ204を駆動制御して所定用紙にプリン
トアウトするプリンタ駆動制御手段M4が搭載され、ま
た補助記憶装置の制御部として、フロッピィディスク装
置205を駆動して、上記主記憶装置M2の,フロッピ
ィディスク205aとの間での文書データの書出し,読
込みを行うデータ書出・読込手段M5を有している。そ
してさらに上記CPU201には、キーボード202か
らの信号に基づいて、上記各手段M1,M3〜M5及び
主記憶装置M2をそれぞれ制御信号C1,C3〜C5及
びC2により制御する制御手段M6が搭載されている。
【0004】またここで、上記文書作成処理手段M1
は、所望の文字,図形のパターンに対応したカーソルサ
イズのキャラクタの画像データを所定フォーマットに合
わせて作成するための外字フォント機能M1aを有して
おり、上記フロッピィディスク205aには、作成され
た文書データだけでなく、キャラクタ画像データも記憶
されている。
【0005】次に動作について説明する。図9に示す一
般的なワードプロセッサ200では、オペレータのキー
操作によりキーボード202から所定のデータがCPU
201の文書作成処理手段M1に入力されると、文書作
成のためのデータ処理が行われ、作成された文書データ
が主記憶装置M2に一旦格納され、さらに上記ディスプ
レイ203の画面上には、上記ディスプレイ駆動制御手
段M3により上記作成された文書データが画像表示され
る。
【0006】このようにして所要文書を作成した後、オ
ペレータがキーボード202の終了キーを操作すると、
キーボード201からの信号により文書作成処理手段M
1は、データ書出・読込手段M5によりフロッピィディ
スク装置205を駆動して、主記憶装置M2内に記憶さ
れている作成された文書データをフロッピィディスク2
05aに書き出す。
【0007】また、作成した文書を印刷する場合は、キ
ーボード201の所定のキーを操作すると、データ書出
・読込手段M5が制御手段M6からの制御信号C5によ
りフロッピィディスク装置205を駆動して、フロッピ
ィディスク205a内に書き込まれている文書データを
主記憶装置M2へロードし、続いてプリンタ駆動制御手
段M4が制御手段M6からの制御信号C4によりプリン
タ204を駆動して、上記主記憶装置M2へロードされ
た文書データを所定の用紙上にプリントアウトする。
【0008】また、所要の図画などの図形パターンを作
成書類に入れる場合、キー操作により外字フォント機能
によるキャラクタ作成モードを設定し、オペレータがキ
ー操作を行って、上記所要の図画に対応したキャラクタ
を所定フォーマットに合わせてディスプレイ204の画
面上で作成する。例えば、北海道を表す図形パターンに
対応したキャラクタを作成する場合、所定フォーマット
に合わせて、つまり図11に示すように表示画面のキャ
ラクタ作成領域210上に配置されたドット画素の縦6
0,横50のマトリクス状配列等に合わせてドット画素
210aを選択して、北海道の図形パターンに対応した
キャラクタ画像を作成する。その後作成したキャラクタ
の画像データをフロッピィディスク205に一旦保存す
る。そして文書作成の際、フロッピィディスク205か
ら上記所要の図画に対応したキャラクタ画像データを読
み出して、これを作成中の文書に1つのキャラクタとし
て入れる。従来のワードプロセッサではこのようにして
所要の図画,例えば北海道の形状等の図形パターンを含
む文書の作成を行っている。
【0009】また、特開平2−57054号公報には、
コピーボード上に描かれた文字や図形等の画像のデータ
を、パソコン等を用いてファクシミリ装置やFDD等に
直接アクセス可能に構成した情報伝送システムが示され
ており、以下簡単に説明する。図12は上記情報伝送シ
ステムの構成を示すブロック図であり、図において、3
00はコピーボードで、ボード301上に描かれた画像
を読み取るイメージスキャナ302に加えて、上記ボー
ド301上に画像を描画するボードインクヘッド303
を備えており、上記コピーボード301にはパソコン3
04が、上記コピーボード301とパソコン304との
間で画像データのアクセスが可能となるようケーブル3
16を介して接続されている。また、上記パソコン30
4には、プリンタ305,外部記憶装置306,フロッ
ピィディスク装置307,及びファクシミリ装置308
が接続されており、上記パソコン304との間でデータ
のアクセスが可能となっている。
【0010】次に動作について説明する。例えば、ボー
ド301上に手書きされた文字や図形等の画像は、イメ
ージスキャナ302により読み取られて、2値化された
画像データとなり、ケーブル316を介してパソコン3
04に送られる。上記画像データを保存する場合は、上
記画像データをパソコン304から外部記憶装置306
あるいはフロッピィディスク装置307へ伝送し、フロ
ッピィディスク307a等に記憶させる。また、読み取
った画像データをパソコン304からファクシミリ装置
308を伝送することにより、電話回線により遠方の相
手に送信でき、また上記画像データをプリンタ305に
送ることにより、所定の用紙にプリントアウトすること
ができる。
【0011】また、この情報伝送システムでは、ファク
シミリ308で受信した画像情報や、フロッピィディス
ク307aに保存されている画像情報をパソコン304
によりコピーボード300のボードインクヘッド303
に供給することにより、ボード301上に上記画像情報
に対応した画像パターンを描くことができる。このよう
に情報伝送システムでは、コピーボード300に手書き
された文字や図形の画像データの管理,保管,伝送を迅
速かつ正確に行うことができる。
【0012】また、特開昭59−95637号公報に
は、光学式読取装置付ワードプロセッサが示されてお
り、これは、オペレータによるデータ入力作業を簡略化
するため、ワードプロセッサへのデータ入力を、規定文
字形式により専用用紙に記載された手書き原稿を光学読
取装置により読み取ることにより行うようにしたもので
あり、以下図13(a) ,(b) を用いて簡単に構成及び動
作を説明する。図において、400は光学式読取装置付
ワードプロセッサで、これは、文書作成用CPU(コン
ピュータ)を搭載したワードプロセッサ本体401、キ
ーボード402,CRTディスプレイ403,及びフロ
ッピィディスク装置405に加えて、データ入力装置と
して、規定文字形式により専用の書込み用紙410a
(図10(b) 参照)に記載された手書き文書を読み取
る、例えばCCDイメージセンサ等を搭載した光学読取
装置410を備えている。またここで上記ワードプロセ
ッサ400はプリンタ装置404を有しており、このプ
リンタ装置404では、上記専用の書込み用紙410a
と同一の長さで、しかも縦,横に配列されたマス目41
0a1 の位置が上記書込み用紙のものと対応したプリン
ト用紙404aに印刷が行われるようになっている。
【0013】次に動作について説明する。上記構成のワ
ードプロセッサ400では、上記専用の書込み用紙41
0aに手書きされた文書は光学式読取装置410により
読み込まれ、読み込まれたデータはワードプロセッサ本
体401に搭載されたディジタル変換用MODEMによ
りディジタル信号に変換される。そしてワードプロセッ
サ本体401のコンピュータはこのディジタル信号の誤
りチェックを行い、誤りがなければデータ処理を行って
ディスプレイ403に表示するとともに、プリンタ40
6を駆動して上記プリント用紙404aに漢字文書を印
字する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上説明し
た、一般的なワードプロセッサ、コピーホード上の文字
や図形パターンをパソコンを用いて画像データとして伝
送するシステム、及び光学式読取装置付ワードプロセッ
サでは、所要の図形パターンを流用画として用いて書類
を作成する場合、それぞれ以下のような問題点があっ
た。例えば、従来の一般的なワードプロセッサでは、所
要の文字や図形パターンを編集作業において流用画とし
て利用可能とするには、外字フォント機能による文字や
図形パターンの作成モードを設定し、オペレータがキー
操作により上記図形等のパターンに対応したキャラクタ
の画像データを所定フォーマットに合わせて作成しなけ
ればならない。このため所要の図形パターン等を含む書
類を作成する場合、流用画として利用可能なキャラクタ
画像データの作成に時間を要し、文書作成時の作業効率
が低下するという問題がある。
【0015】また、特開平2−57054号公報記載の
情報伝送システムでは、ボード上に記入した文字や図形
パターンに対応する2値化情報をパソコンを用いてその
ままFDDに保存したりファクシミリ装置に伝送したり
するため、保存や伝送されるデータ量が非常に多く、デ
ータ処理に時間を要することとなり、オペレータの作業
能率が低下してしまうという問題点がある。
【0016】また、特開昭59−95637号公報記載
の光学式読取装置付ワードプロセッサでは、データ入力
のために専用の手書き用紙が必要であり、またプリンタ
の用紙にも上記入力用の専用用紙とフォーマットが同一
のプリント用紙を用いなければならず、このワードプロ
セッサは取り扱う上で制約が多く汎用性に乏しいという
問題点がある。
【0017】また上記公報記載の情報伝送システムや光
学式読取装置付ワードプロセッサでは、文字や図形パタ
ーンを読み取った画像データは、ディスプレイの表示画
面全体に対応した1フレームの画像データとしてFDD
等の補助記憶装置に保存されているため、上記画像デー
タは元の文字や図形パターン通りに表示したりプリント
アウトしたりできるだけで、書類の作成に際し、上記文
字や図形パターンの拡大あるいは縮小を行ったり、作成
書類上での位置指定を行ったりすることができない。こ
のため上記公報記載の情報伝送システムのパソコンや光
学式読取装置付ワードプロセッサでは、ワープロ機能に
よる文章作成などの編集作業において、上記補助記憶装
置に保存されている画像データを流用することは困難で
あり、従来のパソコンやワードプロセッサは、文字や図
形パターンを含めた文書編集については文書作成処理に
おける作業効率や汎用性に乏しいものであった。
【0018】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、所望の文字や図形パターンを簡
単に読み込むことができ、また読み込んだ画像データ
を、編集作業において流用可能なキャラクタ画像データ
としてフロッピィディスク等の補助記憶装置に保存する
ことができ、しかもキャラクタ画像データを用いて、上
記読み込んだ所要の文字や図形パターンを所要倍率でも
って画面表示あるいはプリント出力することができ、図
画を含む書類の作成処理における作業効率や汎用性の高
いワードプロセッサを得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係るワードプ
ロセッサは、文字,図形パターンを2値化画像データと
して読み取って主記憶装置に入力する画像読取装置と、
画像表示装置の画面上の所定領域をキーボードからの信
号により指定する画面領域指定手段と、外字フォント機
能によるキャラクタ作成モードにて、上記指定された画
面領域に表示されている画像データを圧縮して所定フォ
ーマットのキャラクタ画像データを作成し、主記憶装置
に入力するキャラクタ作成手段と、キーボードからの信
号により、作成したキャラクタ画像データの表示倍率及
び印字倍率と、表示位置及び印字位置とを指定する倍率
・位置指定手段とを備えたものである。
【0020】また、この発明は上記ワードプロセッサに
おいて、上記画像読取装置として、原稿文書の文字,図
形パターンをそのままの倍率で読み取る等倍式読取装置
を備えたものである。
【0021】また、この発明は上記ワードプロセッサに
おいて、上記画像読取装置として、上記ワードプロセッ
サ本体にケーブルを介して接続されたファクシミリ装置
を備え、原稿書類の文字,図形パターンをファクシミリ
装置により読み取って得られた画像データを上記主記憶
装置に伝送するよう構成したものである。
【0022】
【作用】この発明においては、文字,図形パターンを2
値化画像データとして読み取って主記憶装置に入力する
画像読取装置を備えたから、文字や図形パターンの入力
を、従来の光学式読取装置付ワードプロセッサのように
専用のデータ入力用紙を用いることなく簡単に行うこと
ができる。
【0023】また、外字フォント機能によるキャラクタ
作成モードにて、上記指定された画面領域に表示されて
いる画像データを圧縮して所定フォーマットのキャラク
タ画像データを作成するようにしたので、流用画として
利用できるキャラクタ画像の作成を短時間で行うことが
でき、しかも読み取った画像データをキャラクタ画像デ
ータに圧縮しているため、フロッピィディスク等の補助
記憶装置に保存されるデータ量が非常に少なくなってデ
ータ処理時間が短縮されることとなり、文書作成時の作
業効率を大きく向上することができる。
【0024】また、キーボードからの信号により、作成
したキャラクタ画像データの表示及び印字倍率と、表示
及び印字位置とを指定可能としたので、読み込んだ文字
や図形パターンを所要倍率でもってディスプレイ画面の
所要位置に表示したり、作成書類の所要位置に嵌め込ん
だりすることができ、文字や図形パターンを含めた文書
編集を、編集作業上の制約の少ない作業効率や汎用性の
高いものとすることができる。
【0025】またこの発明においては、上記画像読取装
置として、上記ワードプロセッサ本体にケーブルを介し
て接続されたファクシミリ装置を備え、原稿書類の文
字,図形パターンをファクシミリ装置により読み取り、
得られた画像データを上記主記憶装置に伝送するよう構
成したので、原稿書類を読み取るイメージスキャナ等の
読取り装置を不要とでき、また必要に応じて、ワードプ
ロセッサにより作成した書類の文書データを、ファクシ
ミリ装置により電話回線を通して直接送信したり、ファ
クシミリ装置を用いてプリントアウトしたりすることも
可能となる。
【0026】
【実施例】実施例1.図1は本発明の第1の実施例によ
るワードプロセッサを説明するための外観斜視図、図2
はこのワードプロセッサの構成を示すブロック図、図3
は上記ワードプロセッサに搭載された文書作成用CPU
の機能ブロックを示す図である。図において、100は
文書作成のための処理を行う文書作成用CPU101を
搭載した本実施例のワードプロセッサで、入力装置とし
て、キーボード202に加えて、原稿書類の文字,図形
パターンをそのままの倍率で2値化画像データとして読
み取る等倍式読取装置(画像読取装置)102を備えて
おり、また従来のワードプロセッサ200と同様、出力
装置としてはディスプレイ203及びプリンタ204
を、補助記憶装置としてはフロッピィディスク装置20
5を備えている。
【0027】ここでフロッピィディスク装置205は上
記ディスプレイ203と同一筺体内に組み込まれてお
り、また本ワードプロセッサ100のキーボード202
及びディスプレイ203は、上記等倍式読取装置102
上にこれと一体に設けられている。また上記等倍式読取
装置102の筺体前面には、事務用の一般的なサイズの
原稿書類、例えばワープロで作成した画像を含む定形書
類や手書き書類を取り込む書類吸込口102aが、また
上記筺体背面には書類受取板106が取付けられてい
る。
【0028】また、上記文書作成用CPU101は、文
書作成部として、キーボード202及び等倍式読取装置
102から入力された文書データ及び画像データを保持
する主記憶装置M2と、キーボード202からの信号に
より文書作成の処理を行う文書作成処理手段M10とを
有しており、ここでは、上記文書作成処理手段M10
は、従来のワードプロセッサ200搭載のCPU201
と同様の外字フォント機能、つまり所望の文字,図形の
パターンに対応したカーソルサイズのキャラクタの画像
データを所定フォーマットに合わせて作成する機能M1
0aに加えて、上記ディスプレイ203の画面上の所定
領域をキーボード202からの信号により指定する画面
領域指定機能M10bと、上記外字フォント機能M10
aによるキャラクタ作成モードにおいて、上記指定され
た画面領域に表示されている画像データを圧縮して上記
所定フォーマットのキャラクタ画像データを作成し、主
記憶装置M2に入力するキャラクタ作成機能M10c
と、キーボードからの信号により、作成したキャラクタ
画像データの表示倍率,及び印字倍率と、表示位置,及
び印字位置とを指定する倍率・位置指定機能M10dと
を有している。
【0029】さらに、上記CPU101には、入出力装
置の制御部として、ディスプレイ203を駆動して上記
主記憶装置M2に保持されているデータを画像表示する
ディスプレイ駆動制御手段M3、及びプリンタ204を
駆動して上記保持されているデータを所定サイズの印刷
用紙にプリントアウトするプリンタ駆動制御手段M4が
搭載され、また補助記憶装置の制御部として、フロッピ
ィディスク装置205を駆動して、上記主記憶装置M2
の,フロッピィディスク205aとの間でのデータの書
出し,読込みを行うデータ書出・読込手段M5を有して
いる。そしてキーボードからの信号を受け、上記主記憶
装置M2及び各手段M2〜M5,M10をそれぞれ制御
信号C2〜C5,C10により制御する制御手段M6a
が搭載されている。
【0030】次に動作について説明する。ここでは一般
的なワードプロセッサによる文書作成処理は従来のワー
ドプロセッサと同一であるので、原稿書類に描かれた図
形パターンを圧縮し、キャラクタ画像データとしてフロ
ッピィディスク205aに保存する処理、及びフロッピ
ィディスク205aからキャラクタ画像データを読み出
す処理について、それぞれ図4及び図5を用いて説明す
る。
【0031】まず、原稿書類106aに描かれた図形パ
ターン,ここでは日本地図を等倍式読取装置102によ
り読み込むと、上記図形パターンが2値化画像データに
変換されて主記憶装置M2に入力され、さらに読み込ん
だ図形パターンが、ディスプレイ駆動制御手段M3によ
りそのままディスプレイ203の画面203a上に画像
表示される(図4(a) )。
【0032】この時オペレータが表示画面領域指定のた
めのキー操作を行うと、画面領域指定機能M10bによ
り上記ディスプレイ203の画面203a上の所定領域
203bが指定される(図4(b) )。すると、キャラク
タ作成機能M10cは、上記外字フォント機能M10a
によるキャラクタ作成モードを設定し、上記画面領域2
03bに表示されている北海道の図形パターンに対応し
た画像データを上記所定フォーマットに合わせて圧縮し
てキャラクタ画像データを作成し(図4(c) )、主記憶
装置M2に入力する。この時表示画面203aのカーソ
ル203c部分には、圧縮されたカーソルサイズの北海
道を示す図形パターンが表示される。そして上記主記憶
装置M2に入力されたキャラクタ画像データは、データ
書出・読込手段M5によりフロッピィディスク205a
に書き込まれる。
【0033】このようにしてフロッピィディスク205
に保存された上記キャラクタ画像データは、書類作成の
際、必要に応じてフロッピィディスク205よりワード
プロセッサ100の主記憶装置M2へロードし、キーボ
ード202からの信号に基づいて、文書作成処理手段M
10の位置・サイズ指定機能M10dにより、該キャラ
クタ画像の表示画面,つまり作成書類上における位置指
定を行い(図5(a) )、キャラクタ画像データのサイズ
変更,ここでは拡大処理を行って所定サイズの画面領域
203dに上記キャラタク画像の拡大画像を表示する
(図5(b) )。ここで位置指定はディスプレイ203の
画面上でカーソル203cにより行う。そしてさらに上
記キャラクタ画像を含む文書データの作成を行う。
【0034】上記文書データの作成処理の完了後、オペ
レータがプリントアウトのためのキー操作を行うと、上
記プリンタ駆動制御手段M4によりプリンタ204が駆
動されて、上記読み込んだ図形パターンを所定位置に所
要の倍率で嵌め込んだ書類204aがプリントアウトさ
れる。なお、等倍式読取装置102に吸い込まれた原稿
書類106aは読み取り後、読み取り装置102の背面
に設けられている書類受取板106上に排出される。
【0035】このように本実施例では、文字,図形パタ
ーンを2値化画像データとして読み取って主記憶装置M
2に入力する等倍式読取装置102を備えたので、定形
用紙に印刷された、あるいは手書きの文書等を、従来の
ワードプロセッサのように専用のデータ入力用紙を用い
ることなく簡単にワードプロセッサに入力することがで
きる。
【0036】また、外字フォント機能M10aによるキ
ャラクタ作成モードにて、上記指定された画面領域に表
示されている画像データを圧縮して所定フォーマットの
キャラクタ画像データを作成するようにしたので、所要
の図形パターンに対応した流用画として利用できるキャ
ラクタ画像の作成を短時間で行うことができ、しかも所
要の図形パターンをキャラクタ画像データに圧縮してい
るため、フロッピィディスク等の補助記憶装置に保存さ
れるデータ量が非常に少なく、データ処理時間が短縮さ
れることとなり、文書作成時の作業効率を大きく向上す
ることができる。
【0037】また、キーボード202からの信号によ
り、作成したキャラクタ画像データの、上記画像表示装
置の画面上あるいは印刷用紙上における位置及びサイズ
を指定可能に構成したので、流用したい図形パターンを
そのキャラクタ画像データに基づいて所要倍率でもって
ディスプレイ画面の所要位置に表示したり、作成書類の
所要位置に嵌め込んだりすることができ、文字や図形パ
ターンを含めた文書編集を、編集作業上の制約の少ない
作業効率及び汎用性の高いものとすることができる。
【0038】実施例2.図6は本発明の第2の実施例に
よるワードプロセッサを説明するための概略構成図、図
7はこのワードプロセッサの構成を示すブロック図、図
8は上記ワードプロセッサに搭載された文書作成用CP
Uの機能ブロックを示す図である。図において、110
は本実施例のワードプロセッサで、このワードプロセッ
サ110では、ディスプレイ203は液晶タイプで、ま
たキーボード202はフロッピィディスク装置205を
内蔵した構造となっているが、基本的な構成は、上記第
1実施例のワードプロセッサ100における等倍式読取
装置102に代えて、FAX112をケーブル112a
により接続したものとなっている。またワードプロセッ
サ110に搭載された文書作成用CPU111は、制御
手段M6aの前段に、FAX112からの画像データを
ワードプロセッサ110内で処理できるデータに変換す
るデータ変換手段M7を有している。その他図1と同一
符号は上記第1実施例のワードプロセッサ100と同一
のものを示している。このような構成のワードプロセッ
サ110では、流用したい図画を含む原稿書類をFAX
112に入力すると、該FAX112により読み取られ
た画像データがケーブル112aを介してワードプロセ
ッサ110に伝送される。
【0039】上記ワードプロセッサ110では、FAX
112からの伝送データはワードプロセッサ110内で
処理できるデータに変換され、変換されたデータは、上
記第1実施例のワードプロセッサ100と同様に処理さ
れる。つまりFAX112からの画像データはワードプ
ロセッサ110のディスプレイ203の画面上に表示さ
れる。この画面上に表示された画像の、流用したい部分
をカーソルにより指定すると、上記指定された画面領域
に表示されている画像データは圧縮されて上記所定フォ
ーマットのキャラクタ画像データとなり、主記憶装置M
2に入力され、さらにフロッピィディスク205aに保
存される。
【0040】また作成書類に上記画像の所要部分を流用
する際は、上記フロッピィディスク205aから上記キ
ャラクタ画像データを主記憶装置M2にロードし、これ
をキー操作によりディスプレイ203の画面上での位置
指定及び倍率指定を行ってディスプレイ203の画面上
に表示する。
【0041】このように本実施例では、ワードプロセッ
サ110をケーブル112aによりFAX112と接続
し、文字,図形パターンをFAX112により読み取る
ようにしたので、上記第1実施例の効果に加えて、原稿
書類を読み取るイメージスキャナ等の読取装置を不要と
でき、また必要に応じて、ワードプロセッサにより作成
した文書データを、FAX112により電話回線を通し
て直接送信したり、FAX112を用いてプリントアウ
トしたりすることも可能となる。
【0042】なお、上記各実施例では、外字フォント機
能として、文字や図形パターンを一定サイズのキャラク
タ画像データに圧縮するものを示したが、このデータ圧
縮はキャラクタ画像のサイズを適宜設定可能に構成して
もよく、この場合外字フォント機能はその使用上便利な
ものとなる。
【0043】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係るワードプロ
セッサによれば、文字,図形パターンを2値化画像デー
タとして読み取って主記憶装置に入力する画像読取装置
を備えたので、文字や図形パターンの入力を、従来の光
学式読取装置付ワードプロセッサのように専用のデータ
入力用紙を用いることなく容易に行うことができる効果
がある。
【0044】また、外字フォント機能によるキャラクタ
作成モードにて、上記指定された画面領域に表示されて
いる画像データを圧縮して所定フォーマットのキャラク
タ画像データを作成するようにしたので、流用画として
利用できるキャラクタ画像の作成を短時間で行うことが
でき、しかも読み取った画像データをキャラクタ画像デ
ータに圧縮しているため、フロッピィディスク等の補助
記憶装置に保存されるデータ量が非常に少なくなってデ
ータ処理時間が短縮されることとなり、文書作成時の作
業効率を大きく向上することができる効果がある。
【0045】また、キーボードからの信号により、作成
したキャラクタ画像データの表示及び印字倍率と、表示
及び印字位置とを指定可能としたので、読み込んだ文字
や図形パターンを所要倍率でもってディスプレイ画面の
所要位置に表示したり、作成書類の所要位置に嵌め込ん
だりすることができ、文字や図形パターンを含めた文書
編集を、編集作業上の制約の少ない,作業効率及び汎用
性の高いものとすることができる効果がある。
【0046】また、この発明にかかるワードプロセッサ
によれば、上記画像読取装置として、上記ワードプロセ
ッサ本体にケーブルを介して接続されたファクシミリ装
置を備え、原稿書類の文字,図形パターンをファクシミ
リ装置により読み取り、得られた画像データを上記主記
憶装置に伝送するよう構成したので、原稿書類を読み取
るイメージスキャナ等の読取装置を不要とでき、また必
要に応じて、ワードプロセッサにより作成した文書デー
タを、ファクシミリ装置により電話回線を通して直接送
信したり、ファクシミリ装置を用いてプリントアウトし
たりすることも可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるワードプロセッサ
を説明するための外観斜視図である。
【図2】上記第1実施例のワードプロセッサの構成を示
すブロック図である。
【図3】上記第1実施例のワードプロセッサに搭載され
た文書作成用CPUの機能ブロックを示す図である。
【図4】上記第1実施例のワードプロセッサによる、原
稿書類の図形パターンを読み込んでキャラクタ画像デー
タを作成し保存する処理を説明するための図である。
【図5】上記第1実施例のワードプロセッサによる、フ
ロッピィディスクに保存されているキャラクタ画像デー
タを読み出して書類作成に利用する処理を説明するため
の図である。
【図6】この発明の第2の実施例によるワードプロセッ
サを説明するための外観図である。
【図7】上記第2実施例のワードプロセッサの構成を示
すブロック図である。
【図8】上記第2実施例のワードプロセッサに搭載され
た文書作成用CPUの機能ブロックを示す図である。
【図9】従来のワードプロセッサの構成を示す概略図で
ある。
【図10】上記従来のワードプロセッサに搭載された文
書作成用CPUの機能ブロックを説明するための図であ
る。
【図11】従来のワードプロセッサにおける、外字フォ
ント機能を用いた図形パターンの登録処理を説明するた
めの図である。
【図12】特開平2−57054号公報に記載された、
コピーボード上に描かれた画像をパソコン等を用いてフ
ァクシミリ装置,FDD等に直接アクセス可能に構成し
た情報伝送システムの構成を示すブロック図である。
【図13】特開昭59−95637号公報に記載された
光学式読取装置付ワードプロセッサを説明するための図
である。
【符号の説明】
100,110 ワードプロセッサ 101,111 文書作成用CPU 102 等倍式読取装置 106 原稿書類受取板 106a 原稿書類 112 FAX 112a 接続ケーブル 202 キーボード 203 ディスプレイ 203a 表示画面 203b 指定された画面領域 203c カーソル 203d カーソル部分を拡大した画面領域 204 プリンタ 204a プリント用紙 205 フロッピィディスク装置 205a フロッピィディスク M2 主記憶装置 M3 ディスプレイ駆動制御手段 M4 プリンタ駆動制御手段 M5 データ書出・読込手段 M6a 制御手段 M7 データ変換手段 M10 文書作成処理手段 M10a 外字フォント機能 M10b 画面領域指定機能 M10c キャラクタ作成機能 M10d 位置・サイズ指定機能 C1〜C5 制御信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたデータを保持する主記憶装置
    と、該主記憶装置の保持データを画像表示する画像表示
    装置と、上記主記憶装置の保持データを印刷用紙上にプ
    リントアウトする印刷装置と、上記主記憶装置の保持デ
    ータを保存する補助記憶装置とを備えるとともに、所望
    の文字,図形のパターンに対応したキャラクタの画像デ
    ータを作成する外字フォント機能を備え、文書作成を行
    うワードプロセッサにおいて、 上記文字,図形パターンを読み込んで、これを2値化画
    像データに変換して上記主記憶装置に入力する画像読取
    装置と、 上記画像表示装置の画面上の所定領域をキーボードから
    の信号により指定する画面領域指定手段と、 上記外字フォント機能によるキャラクタ作成モードにお
    いて、上記指定された画面領域に表示されている画像デ
    ータを圧縮してキャラクタ画像データを作成し、主記憶
    装置に入力するキャラクタ作成手段と、 キーボードからの信号により、作成したキャラクタ画像
    データの表示倍率及び印字倍率と、表示位置及び印字位
    置とを指定する倍率・位置指定手段とを備えたことを特
    徴とするワードプロセッサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のワードプロセッサにおい
    て上記画像読取装置は、原稿文書の文字,図形パターン
    をそのままの倍率で読み取る等倍式読取装置であること
    を特徴とするワードプロセッサ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のワードプロセッサにおい
    て、 上記画像読取装置として、上記ワードプロセッサ本体に
    ケーブルを介して接続されたファクシミリ装置を備え、 原稿書類の文字,図形パターンをファクシミリ装置によ
    り読み取って得られた画像データを上記主記憶装置に伝
    送するよう構成したことを特徴とするワードプロセッ
    サ。
JP5206037A 1993-08-20 1993-08-20 ワードプロセッサ Pending JPH0758893A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100416486C (zh) * 2005-06-01 2008-09-03 佳能株式会社 打印系统、打印方法、打印设备、以及驱动器

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