JPH0758306B2 - 電力配電線の事故点探査装置 - Google Patents

電力配電線の事故点探査装置

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JPH0758306B2
JPH0758306B2 JP61194721A JP19472186A JPH0758306B2 JP H0758306 B2 JPH0758306 B2 JP H0758306B2 JP 61194721 A JP61194721 A JP 61194721A JP 19472186 A JP19472186 A JP 19472186A JP H0758306 B2 JPH0758306 B2 JP H0758306B2
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resistance value
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insulation resistance
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元彦 嶋田
誠三 島田
嘉昭 染川
清司 田中
一志 石原
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Kansai Electric Power Co Inc
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Kansai Electric Power Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は電力配電線の短絡や絶縁不良の発生箇所を敏
速に発見するための装置に関する。
[従来の技術] 電力配電線路は一般に数Km毎に開閉器が設けられその開
閉器を開にすることによって所定の区間を他の配電線路
から切り離すことができるようになされている。上記の
区間内には変圧器、アレスタなど種々の電気機器が接続
されており、例えば雷害や機器の劣化などによりいずれ
かの機器が故障してその接地間の絶縁が所定値(例えば
1メガオーム)以下に低下した場合には開閉器が自動的
に開となるようになされている。前記の故障時にその故
障箇所を発見するために従来は該当区間に接続されてい
る複数の電気機器を順次取りはずし、その都度メガーを
用いて電路と接地間の絶縁抵抗を測定していた。このよ
うにしてある電気機器を取りはずしたところ絶縁抵抗が
正常な値に復旧したとすると、その電気機器が不良であ
ることが判明する。以上のような、電気機器を順次取り
はずしその都度メガーを用いて絶縁抵抗を測定する従来
の方法による作業は数Kmにわたる電路間において、複数
の作業者により、それぞれ無線機などで連絡をとりなが
ら進められる。
[発明が解決しようとする問題点] 前記の作業は故障を出来るだけ早く修理するために複数
の作業者により同時に進められるので各作業者による電
気機器の取りはずしとメガーによる試験とを交互に行う
連けい作業は極めて繁雑であり多大な労力を要するとと
もに多大な時間を要し故障を短時間に修復することがで
きない問題があった。
[問題点を解決するための手段] この発明の電力配電線の事故点探査装置は区間電力配電
線の絶縁抵抗を抵抗測定手段により測定し、その測定値
と設定手段により設定した抵抗値とを比較手段により比
較し、測定値が上記設定した抵抗値より低い場合は間欠
信号を、また測定値が抵抗値より高い場合は連続信号を
出力し、これらの信号を発信機により電波として発信
し、その電波を受信機により受信するように構成してい
る。
[作用] 抵抗測定手段の測定結果を測定作業中は常時電波により
発信しているので、この電波を受信しつつその区間の電
路又は機器を点検して原因区間又は機器の絶縁抵抗を検
査する。
[実施例] 第1図及び第2図にこの発明の電力配電線の事故点探査
装置の実施例を示す。第1図の送信機1はメガー部2、
メーターリレー部3、信号発生部4、送信部5、アンテ
ナ6及び図示しない電源電池により構成されており、メ
ガー部2は測定端子20及び接地端子21を備えている。ま
た第2図に示す受信機10はアンテナ7、受信部8及びス
ピーカ9により構成されており図示を省略した電池を電
源とする小型軽量の携帯型になされている。
第3図にこの発明の装置の使用状況を示す。長さが例え
ば数Kmの3相配電線23u、23v、23wには変圧器など各種
の電気機器301、302・・・・30nが接続されている。開
閉器34及び35はこの配電線23u、23v、23wと他の配電線
間に挿入されており、電気機器301、302・・・・30n
内のいづれかに事故が生じると自動的に開となりその区
間Kの配電線23u、23v、23wを他の配電線から切りはな
す。このような状況において電気機器301、302・・・・
30nのどれが事故を起こしているかを発見するために、
送信機1の測定端子20を配電線23vに接続する。配電線2
3u,23v,23wには共通の変圧器(図示省略)が接続されて
いるので上記のいづれか1本のみに測定端子20を接続す
れば他の相の配電線も接続されたことになる。また接地
端子21は接地する。配電線の事故の判定基準である絶縁
抵抗の値は例えば1メガオームであり、この値を送信機
1のメーターリレー部3によって設定する。メガー部2
は配電線23vの絶縁抵抗を測定しその値に対応する出力
をメーターリレー部3に印加する。メーターリレー部3
は絶縁抵抗が上記の設定値以下、すなわち事故が生じて
いるときは信号を出力し信号発生部4に印加する。信号
発生部4は上記の信号が入力されているときは第4図に
示すように例えば400HZの信号を接続時間1秒、繰返し
周期30秒で発信し送信部5に印加する。この接続時間は
1ないし4秒、繰返し周期は10ないし40秒であるのが使
用上望ましい。送信部5は例えば150MHZの配電用保守無
線帯の電波を上記信号発生部4の出力信号により変調し
てアンテナ6から送信する。
複数の各作業者は受信機10を携帯している。各受信機10
は前記の電波をアンテナ7及び受信部8により受信して
検波し、前記の変調信号を復調して信号音声信号(以下
音信号と云う)としてスピーカ9から出力する。各作業
者はこの音信号を確認しつつ事故が生じていると予想さ
れる電気機器301、302・・・・30nを配電線23u、23v、2
3wから切りはなしてゆく。ある作業者Aが例えば、電気
機器302を切りはなしたとき配電線23vの絶縁抵抗が設定
値よりたかくなるとメーターリレー部3の出力信号は零
となる。その結果信号発生部4は例えば800HZの連続信
号を例えば30秒間連続発生し送信部5へ印加する。連続
信号の発信時間は20ないし40秒の間で選定するのが望ま
しい。送信部5はその入力信号により変調された電波を
発信する。各作業者はこの800HZの連続信号を受信する
ことより事故が生じた電気機器が配電線23u、23v、23w
から切り離されたことを知り、それ以後の取りはずし作
業を中止する。また作業者Aは電気機器302を切り離し
た時に800HZの連続信号を受信したので当該電気機器302
が事故により絶縁抵抗が低下した電気機器であることを
知ることができる。また前記断続信号の繰返し周期をメ
ガー部2が検出する絶縁抵抗に応じて変化させることも
できる。この場合例えば絶縁抵抗が1メガオーム以下な
ら繰返し周期を45秒、1メガオームから2メガオームの
間では35秒、2メガオームから3メガオームまでは30
秒、3メガオーム以上では連続信号などのように区別に
すると使用上便利である。
[発明の効果] この発明によれば、配電線の絶縁抵抗を常時測定してそ
の状況を無線信号により発信し、数Kmにわたる広い範囲
内に散在する複数の作業者はそれぞれ携帯する受信機に
よってその無線信号を受信することによりその区間の配
電線の絶縁抵抗を常時知ることができる。したがって各
区間内で疑わしい機器を切離しつつ音信号を聞くことに
より敏速に故障の原因を発見することができる。また他
の効果として、この信号を発信する電波に150MHZ帯の配
電線保守無線用周波数を用いる場合でも、この信号は例
えば30秒間のみ発信されるので他の通話等に対する影響
は軽微である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれこの発明の実施例を示す送
信機及び受信機のブロックダイヤグラム、第3図はこの
発明の電力配電線の事故点探査装置の使用状況を示す
図、第4図はこの発明の実施例の送信機の発信信号を示
す図である。 1:送信機 2:メガー部 3:メーターリレー部 4:信号発生部 5:送信部 10:受信機
フロントページの続き (72)発明者 田中 清司 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 石原 一志 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (56)参考文献 特開 昭48−30310(JP,A) 特開 昭61−45976(JP,A) 実開 昭56−133565(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】区間配電線の絶縁抵抗を測定する抵抗測定
    手段、 所定の抵抗値を設定するための設定手段を備え抵抗測定
    手段が測定した絶縁抵抗値と設定手段に設定した抵抗値
    とを比較し絶縁抵抗値が設定した抵抗値より小さい場合
    に第1の信号を出力し、絶縁抵抗値が設定した抵抗値よ
    り大きい場合に第2の信号を出力する比較手段、 前記第1の信号をうけたとき間欠信号を出力し、第2の
    信号をうけたとき連続信号を所定時間出力する信号発生
    部、 信号発生部の出力信号を受けその出力信号により変調さ
    れた無線信号を発信する発信機、及び 故障の生じうる機器の位置に派遣された複数の各作業者
    に携帯せしめ、無線信号を受信し、間欠信号及び連続信
    号を再生する受信機 を有する電力配電線の事故点探査装置。
JP61194721A 1986-08-20 1986-08-20 電力配電線の事故点探査装置 Expired - Lifetime JPH0758306B2 (ja)

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JPS6350766A JPS6350766A (ja) 1988-03-03
JPH0758306B2 true JPH0758306B2 (ja) 1995-06-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127548A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The 絶縁抵抗測定装置
JP5442675B2 (ja) * 2011-07-29 2014-03-12 中国電力株式会社 絶縁抵抗測定システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830310A (ja) * 1971-08-20 1973-04-21
JPS6217724Y2 (ja) * 1980-03-11 1987-05-07
JPS6145976A (ja) * 1984-08-09 1986-03-06 Takamatsu Electric Works Ltd 地絡点検出装置

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