JPH075814Y2 - エアーニッパー - Google Patents

エアーニッパー

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JPH075814Y2
JPH075814Y2 JP9977589U JP9977589U JPH075814Y2 JP H075814 Y2 JPH075814 Y2 JP H075814Y2 JP 9977589 U JP9977589 U JP 9977589U JP 9977589 U JP9977589 U JP 9977589U JP H075814 Y2 JPH075814 Y2 JP H075814Y2
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JP
Japan
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cutter
closing
main body
opening
piston
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JP9977589U
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JPH0338073U (ja
Inventor
輝雄 田口
Original Assignee
日本捻廻株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は成形機から取出された成形品のゲート切断を行
うスライドカット方式のエアーニッパーに関する。
(従来の技術) 従来、成形品のゲート処理を行うスライドカット方式の
エアーニッパーとして、実開昭59−122873号に示される
構造のものがある。
即ち、取付基板に前後摺動自在にエアーニッパー本体を
取付けてなり、該本体に本体摺動用シリンダ部と、カッ
ター開閉用シリンダ部とを備え、本体前部側上部で枢支
された直杆状カッターの下端を上下動されるカッター開
閉用ピストンに設けられた下方向に漸次巾狭となるカム
面に当接させた構造とされ、それら複数のエアーニッパ
ーを、その各取付基板を介して作業台の所定位置に夫々
固定し、各本体より上方に突出するカッターの刃部間に
成形品の各スプールを挿入し、本体摺動用シリンダ部に
対するエアー供給により、各本体を摺動させてカッター
の刃部を成形品の製品側に移動させ、次にカッター開閉
用シリンダ部に対するエアー供給により、カッター開閉
用ピストンが上方に移動され、カム面でカッターの下端
を閉じることにより上方の刃部が閉じ、ここに製品に近
接した位置でゲートが切断される。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記構造のエアーニッパーにあっては、
カッター取付部の背面側にカッター開閉用シリンダ部を
設け、該カッター開閉用シリンダ部の背面側に本体摺動
用シリンダ部を設けた構成であり、エアーニッパー全体
の前後方向巾が長くなる欠点があった。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、前後方向巾をより
短く構成すると共に、カッター後部側の高さもできるだ
け低く構成したエアーニッパーを提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) その技術的手段は、作業台等に固定される取付基板7に
前後摺動自在にエアーニッパー本体8を取付け、該本体
8に本体摺動用シリンダ部11と、カッター開閉用シリン
ダ部10とを備え、本体8前部側上部で枢支された直杆状
カッター23の下端を上下動されるカッター開閉用ピスト
ン15に設けられた下方向に漸次巾狭となるカム面18に当
接させてなるエアーニッパーにおいて、カッター23の枢
支部背面側に空間部36を形成すると共に、該空間部36下
側にカッター開閉用シリンダ部10を設け、かつ該カッタ
ー開閉用シリンダ部10の下側に本体摺動用シリンダ部11
を設けてなる点にある。
(作用) 本考案によれば、カッター開閉用シリンダ部10の下側に
本体摺動用シリンダ部11を設けているので、前後方向巾
がより短くなる。
また、カッター23の枢支部背面側を空間部36としている
ため、比較的大きな製品のゲート5切断に際しても何等
支障なく、対応できる。さらにこの空間部36によって、
カッター開閉用シリンダ部10と本体摺動用シリンダ部11
とを上下に配置したにもかかわらず、カッター23後部側
の高さをできるだけ低くできる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明すると、第1
図乃至第3図において、1はプラスチック成形品2のス
プール3を製品4側ゲート5で切断するためのスライド
カット方式のエアーニッパーで、作業台等に固定される
取付基板7と、該取付基板7に前後摺動自在に取付けら
れたエアーニッパー本体8とから構成されている。
エアーニッパー本体8は前部カッター取付部9と、後部
のカッター開閉用シリンダ部10と、カッター開閉用シリ
ンダ部10の下側に設けられた本体摺動体用シリンダ部11
とから構成されている。
カッター開閉用シリンダ部10は上面側より凹設状のシリ
ンダ室12が形成された主フレーム13と、主フレーム13上
部を閉塞状とする蓋体14と、シリンダ室12内に上下摺動
自在に備えられたカッター開閉用ピストン15と、ピスト
ン15を下方に付勢する戻しバネ16とからなり、ピストン
15の前部上側にはシリンダ室12の前部開口17より前方に
突出し、下方向に漸次巾狭となるカム面18が形成された
カッター操作部19が設けられている。ピストン15の中心
部には上面より下向きに凹設されたバネ収容部20が形成
されており、バネ収容部20内に戻しバネ16が圧縮状に収
容されると共に、蓋体14下面より下向きに突設されたガ
イド部21が相対摺動自在に嵌入状とされている。蓋体14
の前部には上方突出状のカッター支持壁22が備えられ、
該支持壁22に直杆状のカッター23が枢軸24を介して枢支
されている。そしてカッター23の下端には第2図に示さ
れる如く、カム面18に当接状とされている。25はカッタ
ー23の刃部26側を開状態に復帰させる復帰バネ、27は支
持壁22の雌ネジ部28より後方に突出した雄ネジ部29に螺
合されたロックナット、30はカッター23の前面側を覆う
カバープレートで、主フレーム13及び支持壁22にビス31
締結されている。32はエアー抜き孔、33はエアー供給路
で、背面側に取付けられたニップル34からピストン15下
側のシリンダ室12に至る通路を構成している。35は位置
決めボルトで、蓋体14のガイド部21を上下方向貫通状に
進退調整自在に螺合され、ピストン15の上昇位置を規制
している。また支持壁22の背面側は空間部36とされ、シ
リンダ部10の高さをできるだけ低く構成している。
本体摺動用シリンダ部11は、主フレーム13の下部後面側
より前方に凹設状に形成されたシリンダ室38内に前後摺
動自在に備えられたピストン39と、シリンダ室38の後部
側を閉塞する蓋体40とからなり、パッキン41、スペーサ
ー42を介して蓋体40が主フレーム13側にボルト43締結さ
れている。ピストン39にはパッキン41、スペーサー42、
蓋体40を嵌通して後方突出状とされたピストンロッド44
を備え、ピストンロッド44内を前後方向に通じてピスト
ン39の後側シリンダ室38に連通するエアー供給路45が形
成されている。またピストン39の前側シリンダ室38には
外部に連通するエアー抜き孔46が適宜形成されている。
47は戻しバネで、ピストン39の前側シリンダ室38に圧縮
状に備えられている。
取付基板7には前後方向の長孔とされたガイド孔49が左
右一対形成されており、該ガイド孔49を嵌通して主フレ
ーム13下面にスライドピン50が螺合され、ここに取付基
板7に対し本体8が前後摺動自在に取付けられる。また
ピストンロッド44の細径部が取付基板7後端の立上り壁
51に嵌通状とされ、止め輪52により抜止め固定されてい
る。蓋体40の後面下側にはストッパピン53が嵌着されて
おり、対応する立上り壁51側には前後方向に進退調整自
在に位置決めボルト54が螺合されている。55はロックナ
ットである。また取付基板7には作業台等に取付けるた
めの雌ネジ孔56が適宜形成されている。
本考案の実施例は以上のように構成されており、成形品
2のゲート5処理を行う際には、先ず本体摺動用シリン
ダ部11のエアー供給路45にエアーを供給する。この場
合、ピストンロッド44、即ち、ピストン39が取付基板7
側に固定であるため、主フレーム13側が後方移動し、ス
トッパピン53が位置決めボルト54に当接した位置で停止
される。この位置で、カッター23の刃部26が製品4に近
接したゲート5位置となる。その後カッター開閉用シリ
ンダ部10のニップル34にエアーを供給すると、ピストン
15が上昇し、両カム面18によってカッター23が閉じら
れ、ここにゲート5を切断する。その後、エアーの供給
を停止して開放すれば、各戻しバネ16,47により初期位
置に復帰する。
以上のように、カッター開閉用シリンダ部10の下側に本
体摺動用シリンダ部11を設けているため、カッター開閉
用シリンダ部10の背面側に本体摺動用シリンダ部11を設
けた構造と比較して、前後方向巾をより短く構成でき、
巾狭部分にもセットできる利点がある。またカッター23
の枢支部背面側、即ち、カッター支持壁22背面側に空間
部36を形成しているため、第1仮想線で示される如く、
比較的大きな製品4のゲート5切断にも対応でき、カッ
ター取付部9後部側のエアーニッパー1自体の高さも空
間部36によってできるだけ低くなり、コンパクト化も図
れる。
尚、上記実施例において、本体摺動用シリンダ部11がエ
アー供給によって本体8を後方に移動させる構造のもの
を示しているが、本体8を前方に移動させる構造として
もよい。
(考案の効果) 本考案によれば、カッター開閉用シリンダ部の下側に本
体摺動用シリンダ部を設けた構造としているので、前後
方向巾をより短く構成できる。またカッターの枢支部背
面側に空間部を形成しているため、比較的大きな製品の
ゲート切断にも対応でき、カッター開閉用シリンダ部と
本体摺動用シリンダ部とを上下に配置したにもかかわら
ず、カッター後部側の高さもできるだけ低くなり、コン
パクト化も図れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は断面側面図、第
2図は第1図II−II線断面矢視図、第3図は側面図であ
る。 1…エアーニッパー、7…取付基板、8…エアーニッパ
ー本体、10…カッター開閉用シリンダ部、11…本体摺動
用シリンダ部、15…ピストン、18…カム面、23…カッタ
ー、36…空間部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業台等に固定される取付基板(7)に前
    後摺動自在にエアーニッパー本体(8)を取付け、該本
    体(8)に本体摺動用シリンダ部(11)と、カッター開
    閉用シリンダ部(10)とを備え、本体(8)前部側上部
    で枢支された直杆状カッター(23)の下端を上下動され
    るカッター開閉用ピストン(15)に設けられた下方向に
    漸次巾狭となるカム面(18)に当接させてなるエアーニ
    ッパーにおいて、カッター(23)の枢支部背面側に空間
    部(36)を形成すると共に、該空間部(36)下側にカッ
    ター開閉用シリンダ部(10)を設け、かつ該カッター開
    閉用シリンダ部(10)の下側に本体摺動用シリンダ部
    (11)を設けてなることを特徴とするエアーニッパー。
JP9977589U 1989-08-25 1989-08-25 エアーニッパー Expired - Lifetime JPH075814Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9977589U JPH075814Y2 (ja) 1989-08-25 1989-08-25 エアーニッパー

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JP9977589U JPH075814Y2 (ja) 1989-08-25 1989-08-25 エアーニッパー

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Publication Number Publication Date
JPH0338073U JPH0338073U (ja) 1991-04-12
JPH075814Y2 true JPH075814Y2 (ja) 1995-02-15

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JP9977589U Expired - Lifetime JPH075814Y2 (ja) 1989-08-25 1989-08-25 エアーニッパー

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