JPH0631657U - エアニッパ - Google Patents

エアニッパ

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JPH0631657U
JPH0631657U JP6698592U JP6698592U JPH0631657U JP H0631657 U JPH0631657 U JP H0631657U JP 6698592 U JP6698592 U JP 6698592U JP 6698592 U JP6698592 U JP 6698592U JP H0631657 U JPH0631657 U JP H0631657U
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JP
Japan
Prior art keywords
blade
cylinder
piston
movable
movable blade
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Pending
Application number
JP6698592U
Other languages
English (en)
Inventor
政嘉 豊田
Original Assignee
ベツセル技研工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ベツセル技研工業株式会社 filed Critical ベツセル技研工業株式会社
Priority to JP6698592U priority Critical patent/JPH0631657U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刃部と被切断材との間にすべりを生じさせな
いで良好に切断でき、しかも、切断不足を生じることが
なく、また、シリンダ径が大きくなることもないエアニ
ッパを提供する。 【構成】 固定刃2 と可動刃3 とを備え、可動刃3 の刃
部は固定刃2 の刃部に対して平行状に近接離反移動自在
とされている。可動刃3 の後方には第1シリンダ14が配
置され、第1シリンダ14内の第1ピストン16は可動刃3
に連結されている。第1シリンダ14の後方には第2シリ
ンダ26が配置され、第2シリンダ26内の第2ピストン29
は前方の第1ピストン16に接当していて、第1ピストン
16および第2ピストン29で協同して可動刃2 を移動させ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エアニッパに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プラスチック成形機から取り出された成型品のランナの製品側ゲートで の切断処理を行なうエアニッパとして、エアニッパ本体に、開閉自在な一対の刃 部を有するカッタと、該カッタの刃部を開閉させるカッタ開閉用ピストンを収納 したシリンダとを備えて成る。前記カッタは、先端側に刃部を有する一対の狭圧 杆の中間部を交叉重合し、該重合部分を枢支してなり、カッタ開閉用ピストンに よって該枢支部廻りに狭圧杆を回動させることで刃部が閉動作されて、刃部間で ランナが切断されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、製品が薄型のものであると、ランナはそれに合わせて帯板状とされ ている。このような帯板状のランナを切断する場合、一対の刃部が枢支部廻りに 回動して近接するものでは、刃部とランナとの間にすべりが生じ、良好に切断さ れない惧れがある。
【0004】 そこで、固定刃に可動刃を平行状に近接させて、その間でランナを切断しよう としたものが考えられている。しかしながら、このものにあっては、前記従来の もののように、てこの作用を応用するものでないので、切断力不足が生じ、その ため、シリンダ径をかなり大きくしなければならないという問題がある。 本考案は、帯板状のランナを切断するのに適したエアニッパを提供することを 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案が前記目的を達成するために講じた技術的手段は、固定刃2 と、刃部3a が固定刃2 の刃部2aに対して平行状に近接離反するように移動可能とされた可動 刃3 と、該可動刃3 を移動させる第1ピストン16を収納した第1シリンダ14と、 該第1シリンダ14の背部に配置されて第1ピストン14を押動する第2ピストン29 を収納した第2シリンダ26とを備えてなる点にある。
【0006】
【作用】
可動刃3 の刃部3aは固定刃2 の刃部2aに対して平行状に近接移動してランナを 切断するので、ランナと刃部との間にすべりが生じることはなく、しかも、可動 刃3 は、第1シリンダ14および第2シリンダ26の、第1ピストン16と第2ピスト ン29との協同によって移動されるので、切断力不足も生じなく、また、シリンダ 径を大きくすることもない。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1および図2において、 1 はプラスチック成型品のランナのゲートでの切断処理に採用されるエアニッパ で、固定刃2 と可動刃3 とを有する。固定刃2 前部には後方に向く刃部2aを備え 、可動刃3 は固定刃2 の下方に位置して該固定刃2 の刃部2aに対向する刃部3aを 備えている。
【0008】 4 は刃体取付部材で、前部の支持壁5 と、この支持壁5 にボルト9 を介して取 付固定される取付プレート6 と、支持壁5 の後方に位置して上下の連結壁7 で支 持壁5 と連結された取付フランジ部8 とを備えてなる。図3にも示すように、支 持壁5 と取付プレート6 との間には、固定刃2 の基部と可動刃3 の前後中途部と が挟み込まれ、固定刃2 は、該固定刃2 、支持壁5 、取付プレート6 を貫通する ピン10および支持壁5 上部に設けた前後一対のネジ11によって支持壁5 に固定さ れ、可動刃3 は前後方向摺動自在に支持されている。また、図4に示すように、 取付プレート6の内面には凹部12が形成され、この凹部12内には板バネ13が取付 けられ、この板バネ13によって可動刃3 が支持壁5 に向けて付勢されている。
【0009】 刃体取付部材4 の後方には、前後方向の軸心を有する第1シリンダ14が配置さ れ、第1シリンダ14の前面に刃体取付部材4 の取付フランジ部8 がボルト15を介 して、第1シリンダ14の軸心廻りに取付位置変更自在に取付固定されている。 第1シリンダ14内には第1ピストン16が収納され、この第1ピストン16と刃体 取付部材4 の取付フランジ部8 との間には圧縮コイルバネからなる戻しバネ18が 介在されている。また、第1ピストン16から前方にピストンロッド17が突設され 、このピストンロッド17は刃体取付部材4 の取付フランジ部8 を貫通して前方に 突出されている。そして、ピストンロッド17と可動刃3 とは調整ネジ19によって 連結されている。
【0010】 調整ネジ19は前後方向中央部に工具係合用のナット部20が設けられ、このナッ ト部20から前後一側が右ネジ、他側が左ネジとされて、ピストンロッド17および 可動刃3 に形成したネジ孔21,22 に螺合されていて、該調整ネジ19によって、可 動刃3 の前後位置調整がなされる。なお、23,24 はロックナットである。 第1シリンダ14の後方には隔壁25を介して第2シリンダ26が配置され、第2シ リンダ26の後面は蓋体27によって閉塞され、蓋体27、第2シリンダ26および隔壁 25はそれらを貫通するボルト28を介して第1シリンダ14後面に取付固定されてい る。
【0011】 第2シリンダ26内には、第2ピストン29が収納され、この第2ピストン29と隔 壁25との間には、圧縮コイルバネからなる戻しバネ30が設けられている。また、 第2ピストン29から前方にピストンロッド31が突設され、このピストンロッド31 は隔壁25を貫通して第1ピストン16背面に接当している。 蓋体27の中央には第2シリンダ26内に連通するエア供給路32が形成され、第2 ピストン29およびピストンロッド31には、図6にも示すように、それらを前後方 向に貫通するエア連通路33が形成されている。また、図7に示すように、ピスト ンロッド31の前面には、エア連通路33から径方向外方に向けてエア流通溝34が形 成されていて、エア供給路32から送り込まれる圧縮エアは、第2シリンダ26内の 第2ピストン29背面側に供給されると共に、エア連通路33およびエア流通溝34を 介して第1シリンダ14内の第1ピストン16背面側にも供給されるようになってい る。
【0012】 また、蓋体27には前後方向に貫通するネジ孔35が形成され、このネジ孔35には ピストン16,29 のストローク調整用の調整ネジ36が螺合されている。37はロック ナットである。なお、38は第2ピストン26のエア抜き孔であり、第1ピストン14 のエア抜きは、ピストンロッド17と該ピストンロッド17を挿通する取付フランジ 部8 の挿通孔内面との間で行われる。
【0013】 前記構成において、固定刃2 と可動刃3 の刃部2a,3a 間にプラスチック成型品 のランナのゲート部分を位置させ、エア供給路23に圧縮エアを送り込むと、該圧 縮エアは第2シリンダ26内の第2ピストン29背面側に供給されると共に第1シリ ンダ14の第1ピストン16背面側にも供給され、第1、第2ピストン16,29 が、戻 しバネ18,30 のバネ力に抗して同時に前進して、これらピストン16,28 の協同に よって可動刃3 を前進させ、該可動刃3 の刃部3aが固定刃2 の刃部2aに平行状に 近接してランナが切断される。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、固定刃2 の刃部2aに対して可動刃3 の刃部3aが平行状に近接 移動して、プラスチック成型品のランナを切断するので、刃部とランナとの間に すべりが生じなく良好に切断でき、しかも、第1ピストン16と第2ピストン29と が協同して可動刃3 を移動させるので、切断力不足を生じることもなく、また、 シリンダ径を大きくすることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアニッパの断面側面図である。
【図2】エアニッパの側面図である。
【図3】図2のA−A線矢視断面図である。
【図4】図2のB−B線矢視断面図である。
【図5】図2のC−C線矢視断面図である。
【図6】図1のD−D線矢視断面図である。
【図7】第2ピストンのピストンロッド先端を示す正面
図である。
【符号の説明】
2 固定刃 2a 刃部 3 可動刃 3a 刃部 14 第1シリンダ 16 第1ピストン 26 第2シリンダ 29 第2ピストン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定刃(2) と、刃部(3a)が固定刃(2) の
    刃部(2a)に対して平行状に近接離反するように移動可能
    とされた可動刃(3) と、該可動刃(3) を移動させる第1
    ピストン(16)を収納した第1シリンダ(14)と、該第1シ
    リンダ(14)の背部に配置されて第1ピストン(14)を押動
    する第2ピストン(29)を収納した第2シリンダ(26)とを
    備えてなることを特徴とするエアニッパ。
JP6698592U 1992-09-25 1992-09-25 エアニッパ Pending JPH0631657U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6698592U JPH0631657U (ja) 1992-09-25 1992-09-25 エアニッパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6698592U JPH0631657U (ja) 1992-09-25 1992-09-25 エアニッパ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0631657U true JPH0631657U (ja) 1994-04-26

Family

ID=13331825

Family Applications (1)

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JP6698592U Pending JPH0631657U (ja) 1992-09-25 1992-09-25 エアニッパ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2017212791A1 (ja) * 2016-06-08 2019-03-07 ビー・エル・オートテック株式会社 ツール交換装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5416150A (en) * 1977-07-07 1979-02-06 Seiko Instr & Electronics Ltd Mechanical tuning-fork-shaped vibrator
JPS5776969A (en) * 1980-10-30 1982-05-14 Canon Inc Image editing device

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