JPWO2017212791A1 - ツール交換装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、コスト増大及び装置の幅の大型化を抑制しつつ、マスタプレート(4)へのツールプレート(1)の連結状態において係止部の係止状態を維持する往復動体(9)の押圧力を十分に確保できると共に、確実に連結状態を維持することができるツール交換装置を提供することを課題とする。本発明は、互いに係脱される係止部及び被係止部をそれぞれ備えるマスタプレート(4)及びツールプレート(1)を備え、上記マスタプレート(4)が、シリンダ室(8)、及び上記シリンダ室の圧力によって往復動し、この往復動によって上記係止部を被係止部に係止させる往復動体(9)を備えるツール交換装置であって、上記マスタプレート(4)が、上記シリンダ室(8)と区画される補助シリンダ室(10)、及びこの補助シリンダ室の圧力によって上記往復動体(9)を上記係止部の係止状態側に押圧するロッド部(13)を有する補助往復動体(11)をさらに備えることを特徴とする。

Description

本発明は、ツール交換装置に関する。
ツール交換装置は、例えばロボットのアームに種々のツールを交換して取り付けるためのものである。このようなツール交換装置は、一台のロボットがツールの交換により複数の作業を行うことができるので、ロボットの多機能化や段取り時間の短縮化を図ることができ、多品種少量生産に貢献することができる。
このツール交換装置は、一例としてロボット等に取り付けられるマスタプレートと、ツール側に取り付けられるツールプレートとを有している。このマスタプレート及びツールプレートが互いに係脱される係止部及び被係止部をそれぞれ備え、操作によって着脱できるよう設けられ、この着脱によってロボットは種々のツールに交換することができる。このようなツール交換装置としては、係止部として複数のボールが設けられ、このボールの出退によって上記着脱がなされるものが公知である(特開2015−449号公報参照)。
この公報所載のロボットアーム用ツール交換装置にあっては、ツールプレートが上面に差込凹部を有し、マスタプレートがこの差込凹部に差し込み可能な筒状部を有している。このマスタプレートは、上記筒状部を有するプレート本体を有し、このプレート本体にはシリンダ室が形成されている。また、上記複数のボールは、上記筒状部の軸と垂直方向に出退可能に筒状部に保持されている。上記マスタプレートは、上記シリンダ室を加圧することで上記筒状部の軸方向に筒状部内をツールプレート側に移動するピストン部材を有している。そして、このピストン部材の移動によって上記複数のボールは筒状部の軸と垂直方向外側に移動する。上記ツールプレートは、上記差込凹部に上記筒状部を差し込んだ状態で複数のボールが出退することで複数のボールと係脱される被係止部を有している。
上記ツール交換装置にあっては、ツールプレートの着動作を行う際、まず上記差込凹部に上記筒状部を差し込む。そして、この状態でシリンダ室を加圧することで、ピストン部材がツールプレート側に移動し、複数のボールが筒状部の軸と垂直方向の外側に押し出される。このように筒状部の側面の外側に押し出されたボールは、ツールプレートの被係止部に係止され、これによりマスタプレートにツールプレートが連結される。そして、この連結状態において、ロボットアームに装着されたツールによって所望の作業がなされる。上述のようなツールプレートの着動作におけるシリンダ室の加圧は、例えば工場のエア供給装置等によってなされ、このエア供給装置からエア供給管を介して上記シリンダ室にエアが供給される。一方、ツールプレートの脱動作を行う際には、シリンダ室の反対側の室を加圧することで、ピストン部材が上方に移動し、複数のボールの筒状部側面の内側への移動が許容されることで、上記被係止部との係止が解除される。
マスタプレートとツールプレートとが連結され、ツールによる作業を行っている場合等にあっては、ツールの自重等によってツールプレートにはマスタプレートから離脱する方向の力が作用する。この離脱方向の力は、上記ボールを介して上記ピストン部材をマスタプレート側へ押し戻す方向の力となって伝達される。このようにピストン部材に伝達される力(以下、離脱方向の力ということがある)に対して、ピストン部材にはシリンダ室の圧力によるツールプレート側への押圧力(以下、連結維持方向の力ということがある)が作用することで、ピストン部材の上方への移動が規制され、マスタプレートとツールプレートとの連結状態が維持される。
特開2015−449号公報
しかしながら、上記離脱方向の力に比べて上記連結維持方向の力が弱いと、ピストン部材がマスタプレート側に移動してしまい、十分な連結状態が維持できない。上記連結維持方向の力を強くするために、シリンダ室の圧力を高める手法が考えられるが、工場のエア供給装置等から供給される圧力には限界があり、またシリンダ室を高圧に耐えられるものとすると装置全体が高額化するおそれもある。また、上記連結方向の力を強くするために、ピストン部材の受圧面積を広くする手法も考えられるが、ピストン部材の幅が大きくなることで装置全体の幅及び重量が大きくなり、取り扱いや操作性が悪くなるおそれがある。
そこで、本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、コスト増大及び装置の幅の大型化を抑制しつつ、マスタプレートへのツールプレートの連結状態において係止部の係止状態を維持する往復動体の押圧力を十分に確保できると共に、確実に連結状態を維持することができるツール交換装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた発明は、互いに係脱される係止部及び被係止部をそれぞれ備えるマスタプレート及びツールプレートを備え、上記マスタプレートが、シリンダ室、及び上記シリンダ室の圧力によって往復動し、この往復動によって上記係止部を被係止部に係止させる往復動体を備えるツール交換装置であって、上記マスタプレートが、上記シリンダ室と区画される補助シリンダ室、及びこの補助シリンダ室の圧力によって上記往復動体を上記係止部の係止状態側に押圧するロッド部を有する補助往復動体をさらに備えることを特徴とする。
当該ツール交換装置にあっては、往復動体が係止部の係止状態側に移動することで、マスタプレートへのツールプレートの連結状態が得られる。当該ツール交換装置は、マスタプレートが、シリンダ室と区画される補助シリンダ室と、この補助シリンダ室の圧力によって上記往復動体を上記係止部の係止状態側に押圧するロッド部を有する補助往復動体とをさらに備えているので、上記ツールプレートの連結状態を維持する押圧力を上記補助シリンダ室及び補助往復動体によって十分に得ることができる。つまり、上記連結状態において往復動体に係止部の係止解除側への力が作用しても、往復動体は、シリンダ室の圧力によって係止状態側に押圧されていると共に、補助シリンダ室の圧力を受ける補助往復動体によって係止状態側に押圧される。このため、係止部の係止状態を維持する往復動体の押圧力をシリンダ室のみならず補助シリンダ室の圧力によって十分に確保できる。このように当該ツール交換装置は、十分な押圧力の確保のために往復動体の受圧面積を必ずしも広くする必要がないので、装置の幅の大型化を抑制でき、マスタプレートとツールプレートとの連結性に優れる。また、当該ツール交換装置は、従来のシリンダ圧と同程度の圧力であっても上述のように十分な押圧力が確保できるので、シリンダ室を高圧に対応できるよう設ける必要性が必ずしもなく、コスト増大を抑制できる。
上記ロッド部は、上記シリンダ室と補助シリンダ室とを連通する連通路を有することが好ましい。このようにシリンダ室と補助シリンダとが補助往復動体のロッド部の連通路によって連通することで、シリンダ室又は補助シリンダ室の一方の圧力の調整を行うことで他方の圧力の調整も行うことができる。
上記マスタプレートは、上記補助シリンダ室の内周壁を構成する凹部が形成された第1部材と、この第1部材のツールプレート側に固定され、上記シリンダ室の内周壁を構成する凹部が形成された第2部材とを備えることが好ましい。これにより、上記第2部材として従来のマスタプレートを利用することができ、コスト増大の抑制を図ることができる。また、この第2部材のツールプレートが装着される反対側に上記第1部材を固定することによって当該ツール交換装置が構成されるため、装置の幅の大型化を抑制することができる。
上記第1部材は、上記シリンダ室のピストン対向壁を構成すると共に上記ロッド部が気密に摺動する摺動孔が形成された区画壁を有し、上記第2部材に固定され、上記補助シリンダ室のピストン対向壁を構成する区画板をさらに備えると良い。これにより、第2部材の凹部及び第1部材の区画壁によってシリンダ室を気密状態とし、第1部材の凹部及び区画板によって補助シリンダ室を気密状態とすることができる。
上記ツールプレートは、ツール装着側の反対側に差込凹部を有し、上記マスタプレートが上記差込凹部に差し込み可能な筒状部を有し、上記係止部は、上記往復動体の往復動によって上記筒状部の軸と垂直方向に出退可能に保持される係止部から構成され、上記被係止部が、上記筒状部を差込凹部に差し込んだ状態で軸と垂直方向に進出した上記係止部により係止されることが好ましい。当該ツール交換装置は、上記構成を採用することで、ツールプレートの差込凹部にマスタプレートの筒状部を差し込み、この状態でシリンダ室及び補助シリンダ室の圧力を制御することで、往復動体が係止状態側に移動する。そして、この往復動体の移動によって、複数の係止部が筒状部の軸と垂直方向外側に移動し、ツールプレートの被係止部を係止することで、マスタプレートへのツールプレートの連結状態が得られる。このツールプレートの連結状態において、ツールプレートが離脱するような力が作用すると、この力が上記係止部を介して往復動体に伝達されるが、上述のようにシリンダ室及び補助シリンダ室の圧力によって係止状態を維持するための十分な押圧力が往復動体に作用しているので、係止部の筒状部内側への移動を確実に規制することができる。
以上説明したように、本発明のツール交換装置は、コスト増大及び装置の幅の大型化を抑制しつつ、マスタプレートへのツールプレートの連結状態において係止部の係止状態を維持する往復動体の押圧力を十分に確保できると共に、確実に連結状態を維持することができる。
本発明の一実施形態のツール交換装置のツールプレートの離脱状態の概略的断面側面図である。 図1のツール交換装置のツールプレートの連結直前の状態の概略的断面側面図である。 図1のツール交換装置のツールプレートの連結状態の概略的断面側面図である。 図1のツール交換装置の補助ピストン部材のロッド部材の概略的斜視図である。 図1と異なる実施形態のツール交換装置のツールプレートの連結前の状態の概略的断面側面図である。 図5のツール交換装置のツールプレートの連結状態の概略的断面側面図である。
〈ツール交換装置〉
本発明の一実施形態である図1〜図3のツール交換装置は、上面に差込凹部2を有するツールプレート1と、上記差込凹部2に差し込み可能な筒状部5を有し、上記ツールプレート1を着脱可能に連結するマスタプレート4とを備える。このマスタプレート4及びツールプレート1は、互いに係脱される係止部である複数のボール6及び被係止部7をそれぞれ備え、上記複数のボール6及び被係止部7の係脱によってマスタプレート4にツールプレート1が着脱可能に連結される。
上記マスタプレート4は、例えばロボットアーム(図示省略)に装着され、上記ツールプレート1にはツール(図示省略)が装着され、マスタプレート4とツールプレート1とが操作によって着脱されることでロボットアームは種々のツール(ツールプレート1)を交換して装着できる。
上記マスタプレート4は、主シリンダ室8と、この主シリンダ室8の圧力によって往復動し、この往復動によって上記複数のボール6を被係止部7に係止させる往復動体である主ピストン部材9と、上記主シリンダ室8と区画される補助シリンダ室10と、この補助シリンダ室10の圧力によって上記主ピストン部材9を上記ボール6の係止状態側に押圧するロッド部13を有する補助往復動体である補助ピストン部材11とを備えている。つまり、当該ツール交換装置にあっては、主ピストン部材9をツールプレート1側に押圧する補助ピストン部材11を有し、この補助ピストン部材11の受圧面が主ピストン部材9との受圧面と略同面積であるので、主ピストン部材9のみからなる場合に比べてマスタプレート4とツールプレート1との連結力(連結を維持する力)を略倍増させることができる。
具体的には、上記マスタプレート4は、上記補助シリンダ室10の内周壁を構成する凹部が形成された第1部材15と、上記主シリンダ室8の内周壁を構成する凹部が形成された第2部材17とを有している。上記第1部材15及び上記第2部材17は、主シリンダ室8の気密を保つように、例えばボルトやネジを用いて離脱可能に固定される。
上記第1部材15は、上記主シリンダ室8のピストン対向壁を構成する区画壁16を有する。この区画壁16には、後述する補助ピストン部材11のロッド部13が気密に摺動する摺動孔が形成されている。
また、上記マスタプレート4は、上記第1部材15に離脱可能に固定され、上記補助シリンダ室10のピストン対向壁を構成する区画板20をさらに備えている。この実施形態では、上記補助シリンダ室10のピストン対向壁を構成するために上記区画板20を備えているが、補助シリンダ室10が気密に保つことができるように第1部材15及び/又はマスタプレート4の被装着体が構成されている場合(例えば、ロボットアームと第1部材15とが接する部分にオーリングを設ける等)、該区画板20は省略することも可能である。
上記第2部材17は、上述のように主シリンダ室8の内周壁を構成する凹部の形成された第1筒状体18と、この第1筒状体18の下部に固定される第2筒状体19とを有している。なお、第1筒状体18及び第2筒状体19は略円筒状に設けられている。
上記第1筒状体18の下面には、第2筒状体19の装着される段部が設けられている。この段部には、上記第2筒状体19が固定される。上記第2筒状体19は、上記段部に嵌着される鍔部と、この鍔部から図の下方に突出する筒状部5とを有している。このため、上記筒状部5は、上記第1筒状体18より下方に突出するように設けられる。また、第2筒状体19は、後述する主ピストン部材9のロッド部25を挿通する挿通穴が形成されている。
また、上記マスタプレート4及びツールプレート1は、連結状態において互いに当接する当接面4a,1aを有している。具体的には、上記第1筒状体18の下面及び上記第2筒状体19の鍔部の下面が、面一に設けられ当接面4aを構成し、連結状態においてツールプレート1の上面である当接面1aに当接する(図3参照)。
上記筒状部5には、上記ボール6を保持する複数の保持穴が軸と垂直方向に穿設されている。この保持穴は、ボール6を筒状部5の側面から出退可能に保持している。なお、前記保持穴の径はボール6の径よりも小さく設けられ、ボール6が筒状部5の外側に離脱することを規制している。
上記主ピストン部材9は、上記主シリンダ室8の圧力によって上記第2部材17内を往復動可能に取付けられている。この主ピストン部材9の一部が上記筒状部5内を往復動することによって、上記複数のボール6は筒状部5の側面から出退する。
具体的には、上記主ピストン部材9は、主シリンダ室8の圧力を受け主シリンダ室8を摺動する板状の受圧面部24と、この受圧面部24から図の下方に向けて突設され上記第2筒状体19の挿通穴に挿入されるロッド部25と、このロッド部25の先端(下端)に固着されるカム部26とを有している。このカム部26は、側面が上記ボール6に当接し、ボール6の筒状部5内側への移動が規制される。
上記カム部26は、主ピストン部材9が上端に位置する際にボール6の外面が筒状部5の外面より内側に移動することを許容し、ボール6の筒状部5から内側に脱落することを防止している(図1参照)。
また、カム部26の側面は、図の下方に従って内側に傾斜した傾斜面とされており、主ピストン部材9の下方への移動によってボール6が外側に押し出され、ボール6と被係止部7との係止状態が得られる。ここで、カム部26の側面は、傾斜角の異なる二つの傾斜面を有している。二つの傾斜面の筒状部5の軸方向とのなす角度は、下方の傾斜面の方が大きく、続く上方の傾斜面の方が小さい。上記主ピストン部材9が上端に位置した状態(図1参照)から下方に移動することで、上記傾斜の大きな面がボール6に当接して図2に示すようにボール6を軸と垂直方向外側に押し出し、その後、主ピストン部材9が下端に至ると、上記傾斜の小さな面がボール6の軸と垂直方向内側への移動を規制している(図3参照)。このように、ツールプレート1との連結状態においてボール6に当接するカム部26の傾斜面が、筒状部5の軸方向とのなす角度が小さい、すなわちボール6の出退方向とのなす角度が大きいため、ボール6の不用意な内側への移動をより確実に規制することができる。
上記ツールプレート1は、上記差込凹部2に上記筒状部5を差し込んだ状態で複数のボール6が出退することで複数のボール6と係脱される被係止部7を有している。
上記被係止部7は、上記マスタプレート4の当接面4a,及びツールプレート1の当接面1aが隙間をもって対向している状態で上記複数のボール6が筒状部5から外側に進出された際に複数のボール6の上部に当接する天面7aを有し、上記天面7aに当接するボール6をさらに外側に進出させた際に上記当接面4a,1aが互いに当接するよう設けられている。具体的には、上記差込凹部2の径が、図の上方よりも下方に従って大きくなるように傾斜した上記天面7aが形成されている。より具体的に説明すると、上記筒状部5が差込凹部2に差し込まれ、上記当接面4a,1a同士が所定の隙間をもって配された状態で、主ピストン部材9の移動によってボール6が外側に押し出された際に天面7aとボール6とが図2に示すように当接し、この状態からさらにボール6が外側に出ることで、天面7aに沿ってボール6が移動し、相対的にツールプレート1がマスタプレート4側に引き寄せられ、図3に示すツールプレート1の連結状態が得られる。
上記補助ピストン部材11は、上記補助シリンダ室10の圧力によって上記筒状部5の軸方向に沿って往復動可能に上記第1部材15に取付けられている。この補助ピストン部材11は、補助シリンダ室10の圧力を受け補助シリンダ室10を摺動する板状の受圧面部12と、この受圧面部12から図の下方に向けて突設されるロッド部13とを有している。この補助ピストン部材11のロッド部13は、上述のように第1部材15の区画壁16の摺動孔を貫通し、先端が主シリンダ室8に至ることができるよう設けられている。そして、この補助ピストン部材11のロッド部13の先端が、図3に示すようにツールプレート1の連結状態において上記主ピストン部材9の受圧面部24の上面(受圧面)に当接するよう設けられている。
また、上記補助ピストン部材11のロッド部13は、上記主シリンダ室8と補助シリンダ室10とを連通する連通路14を有している。このため、主シリンダ室8を加圧した際にこの連通路14を介して連通される補助シリンダ室10も加圧される。
上記ロッド部13の連通路14は、補助ピストン部材11の受圧面から先端まで貫通して設けられている。また、ロッド部13には、連通路14の先端側で連通路14から側方に向けて穿設された複数のスリット14aが形成されている(図4参照)。このスリット14aは、ロッド13の先端が主ピストン部材9に当接した状態においても補助シリンダ室10と主シリンダ室8との連通状態を維持する。このスリット14aの上端は、補助ピストン部材11が最上端に位置した際、補助シリンダ室10の反対側の室に連通しないように第1部材15の区画壁16によって閉塞される位置に形成されている(図1参照)。
当該ツール交換装置は、主シリンダ室8に流体を供給するための流通路21が形成されている。具体的には、この流通路21は、上記第2部材17に形成されている。また、上記流通路21には、工場内のエア供給装置(図示省略)に電磁弁(図示省略)を介して接続されている。
さらに、マスタプレート4には、上記主ピストン部材9の受圧面部24と第2筒状体19との間の室の流体を排出する第2の流通路22が設けられている。また、マスタプレート4には、上記補助ピストン部材11の受圧面部12と区画壁16との間の室の流体を排出する第3の流通路23が設けられている。この第2の流通路22及び第3の流通路23は、主ピストン部材9及び補助ピストン部材11がボール6の係止状態側に移動した際(図1から図2の状態、及び図2から図3の状態となる際)に上記室のエアを排出する。なお、主ピストン部材9及び補助ピストン部材11がボール6の係止解除側に移動させる際(図3から図2の状態、及び図2から図1の状態となる際)には、第2の流通路22を介して上記室へエアを流入する。ここで、上記第2の流通路22も上記電磁弁に接続されている(図示省略)。なお、第3の流通路23も電磁弁に接続することも可能であるが、外気に開放されていても良い。
〈動作方法〉
次に、当該ツール交換装置の動作方法について説明する。
当該ツール交換装置は、マスタプレート4の当接面4aとツールプレート1の当接面1aとが隙間をもって対面した状態(図2参照)とし、主シリンダ室8にエアを供給する。
上述のように主シリンダ室8の圧力によって主ピストン部材9が下方に移動し、主シリンダ室8のエアが補助ピストン部材11の連通路14を介して補助シリンダ室10に流入する。主ピストン部材9が下方に移動することで、カム部26に当接するボール6が筒状部5の外側に押し出され、天面7aに当接することでツールプレート1がマスタプレート4側に引き寄せられ、当接面4a,1a同士が当接し、ツールプレート1とマスタプレート4との連結状態が得られる(図3参照)。
上記連結状態を解除するにあたっては、第2の流通路22を介して主シリンダ室8の反対側の室(主ピストン部材9の受圧面部24と第2筒状体19との間の室)にエアを供給することで主ピストン部材9が図の上方に移動する。この主ピストン部材9の上方移動によって、補助ピストン部材11が上方に移動する。この補助ピストン部材11の上方移動によって、第3の流通路23を介して補助シリンダ室10の反対側の室(補助ピストン部材11の受圧面部12と区画壁16との間の室)にエアが流入する。また、補助ピストン部材11の上方移動によって、補助シリンダ室10のエアが補助ピストン部材11の連通路14を介して主シリンダ室8に流入する。主ピストン部材9の上方移動によって、主シリンダ室8のエアは流通路21を介して排出される。なお、この連結状態の解除にあっては、流通路21から主シリンダ室8内のエアを強制的に排出するよう構成することも可能である。
〈利点〉
当該ツール交換装置にあっては、マスタプレート4へのツールプレート1の連結状態において、主ピストン部材9にボール6の係止解除側への力が作用しても、主ピストン部材9は、主シリンダ室8の圧力によって下方に押圧されていると共に、補助シリンダ室10の圧力を受ける補助ピストン部材11によって下方側に押圧されている。このため、主シリンダ室8のみならず補助シリンダ室10の圧力によってボール6の係止状態を維持する主ピストン部材9の押圧力を十分に確保できる。
このように当該ツール交換装置は、十分な押圧力の確保のために主ピストン部材9自体の受圧面積を必ずしも広くする必要がないので、ピストン部材の幅方向の大型化を抑制できる。
また、当該ツール交換装置は、従来の装置におけるシリンダ圧と同程度の圧力であっても、上述のように十分な押圧力が確保できるので、シリンダ室を高圧に対応できるよう設ける必要性が必ずしもなく、コスト増大を抑制できる。
さらに、上記補助シリンダ室10の内周壁を構成する凹部が形成された第1部材15を、上記主シリンダ室8の内周壁を構成する凹部が形成された第2部材17に離脱可能に固定するものであるので、従来のマスタプレートを利用することができ、かつ、流通路もそのまま利用できるため、コスト増大の抑制をさらに図ることができる。また、第2部材17の天面(図の上方)に上記第1部材15を固定することによって当該ツール交換装置が構成されるため、当該ツール交換装置の幅の大型化をより抑制することができる。
〈その他の実施形態〉
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、上記態様の他、種々の変更、改良を施した態様で実施することができる。
上記実施形態にあっては、主ピストン部材9と補助ピストン部材11とがそれぞれ別体で設けられているものについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば主ピストン部材9と補助ピストン部材11とが一体的に固着されているものも採用可能である。
上記実施形態においては、補助ピストンのロッド部13に主シリンダ室8と補助シリンダ室10とを連通する連通路14を形成したものについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、主シリンダ室8及び補助シリンダ室10が連通されておらず、主シリンダ室8及び補助シリンダ室10それぞれに流体を供給する流通路を設けることも可能である。
また、主シリンダ室8及び補助シリンダ室10を連通させた場合にあっても、上記実施形態のように流通路21により主シリンダ室8に流体を供給するものに限定されるものではない。例えば、第1部材15に設けられる流通路27によって図5及び図6に示すように補助シリンダ室10に流体を供給するよう設けることも可能である。なお、図5及び図6において、上記実施形態と同一構成のものについて同様の符号を用いている。
また、上記実施形態にあっては、ツールの連結状態を解除する際に主シリンダ室8の反対側の室にエアを供給するものについて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、主ピストン部材と補助ピストン部材とが一体的に設けられている場合には補助シリンダ室の反対側の室に流体を供給することで、ツールの連結状態を解除することも可能である。さらに、主シリンダ室の反対側の室と、補助シリンダ室の反対側の室との双方に流体を供給することで、ツールの連結状態を解除することも可能である。また、主シリンダ室の反対側の室と、補助シリンダ室の反対側の室とを連通させるよう構成させることも可能である。
また、上記実施形態においては、ピストン部材がエアの加圧によって往復動行うものについて説明したが、その他の流体を用いることも可能である。さらに、ツールプレート1の連結状態を主シリンダ室8の加圧によって得るものについて説明したが、本発明はこれに限定されず、主シリンダ室8が負圧になることでツールプレート1の連結状態が得られるよう設計変更することも可能である。
さらに、上記実施形態においては被係止部7に係脱される係止部材としてボール6を用いたものについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記実施形態のような筒状体に、カム部材(係止部材)を軸支し、このカム部材がピストン部材の往復動によって筒状体の軸と垂直方向に出退し、このカム部材の出退によってカム部材と被係止部との係脱がなされるものを採用することも可能である。
さらに、上記実施形態においては、主ピストン部材9がツールプレート1側に位置するときにマスタプレート4とツールプレート1との連結状態(図3参照)が得られる構成を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。主ピストン部材がツールプレート側に位置するときに係止部と被係止部との係止解除状態(ツールプレートとの離脱状態)となり、主ピストン部材がマスタプレート側に移動することで係止部と被係止部との係止状態(ツールプレートとの連結状態)となるものも本発明の意図する範囲内である。なお、このように構成するためには、上記実施形態のカム部26の形状を上下反対とすることによって可能である。具体的には、カム部の側面を図の上方に従って内側に傾斜した傾斜面とすることで、ピストン部材の上方への移動によってボール(係止部)が外側に押し出され、ボールと被係止部との係止状態が得られる。
上記実施形態においては、補助シリンダ室を有する第1部材が、第2部材に固定されてマスタプレートを構成するものについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ロボットアーム等のマスタプレートの被装着体側に第1部材に相当する機能を組み込ませることも可能であり、この場合、前記マスタプレートの被装着体の該機能を有する部材と第2部材からなるマスタプレートとで構成される装置も本発明の範疇である。
上記実施形態においては、一つの補助シリンダ室及び一つの補助ピストンからなる装置について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数からなるものも本発明の範疇である。例えば、第1部材又は第2部材に、さらに3つ目のピストンと3つ目のシリンダ室を備えた第3部材を備えた装置とすることも可能である。3つのピストンの受圧部面積がほぼ等しい場合、従来のようにマスタプレートに1つのシリンダ室とピストンとを備える装置と比較して、マスタプレートとツールプレートとの連結力を略3倍とすることができる。
上記実施形態にあっては、筒状部が略円筒状のものについて説明したが、筒状部が角筒状等であってもよい。
本発明のツール交換装置は、上述のようにコスト増大及び装置の幅の大型化を抑制しつつ、マスタプレートへのツールプレートの連結状態において係止部の係止状態を維持する往復動体の押圧力を十分に確保できると共に、確実に連結状態を維持することができるので、ロボット等が各種のツールを着脱可能に装着する各種作業に好適に用いることができる。
1 ツールプレート
1a 当接面
2 差込凹部
4 マスタプレート
4a 当接面
5 筒状部
6 ボール
7 被係止部
7a 天面
8 主シリンダ室
9 主ピストン部材
10 補助シリンダ室
11 補助ピストン部材
12 受圧面部
13 ロッド部
14 連通路
14a スリット
15 第1部材
16 区画壁
17 第2部材
18 第1筒状体
19 第2筒状体
20 区画板
21 流通路
22 第2の流通路
23 第3の流通路
24 受圧面部
25 ロッド部
26 カム部
27 流通路

Claims (5)

  1. 互いに係脱される係止部及び被係止部をそれぞれ備えるマスタプレート及びツールプレートを備え、上記マスタプレートが、シリンダ室、及び上記シリンダ室の圧力によって往復動し、この往復動によって上記係止部を被係止部に係止させる往復動体を備えるツール交換装置であって、
    上記マスタプレートが、
    上記シリンダ室と区画される補助シリンダ室、及び
    この補助シリンダ室の圧力によって上記往復動体を上記係止部の係止状態側に押圧するロッド部を有する補助往復動体をさらに備えることを特徴とするツール交換装置。
  2. 上記ロッド部が、上記シリンダ室と補助シリンダ室とを連通する連通路を有する請求項1に記載のツール交換装置。
  3. 上記マスタプレートが、
    上記補助シリンダ室の内周壁を構成する凹部が形成された第1部材と、
    この第1部材のツールプレート側に固定され、上記シリンダ室の内周壁を構成する凹部が形成された第2部材と
    を備える請求項1又は請求項2に記載のツール交換装置。
  4. 上記第1部材が、上記シリンダ室のピストン対向壁を構成すると共に上記ロッド部が気密に摺動する摺動孔が形成された区画壁を有し、
    上記マスタプレートが、上記第1部材に固定され、上記補助シリンダ室のピストン対向壁を構成する区画板をさらに備える請求項3に記載のツール交換装置。
  5. 上記ツールプレートがツール装着側の反対側に差込凹部を有し、上記マスタプレートが上記差込凹部に差し込み可能な筒状部を有し、
    上記係止部が、上記往復動体の往復動によって上記筒状部の側面より出退可能に保持される複数のボールから構成され、上記被係止部が、上記筒状部を差込凹部に差し込んだ状態で側面より進出した少なくとも1つの上記ボールにより係止される請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のツール交換装置。
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