JPH0758046A - 熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置

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JPH0758046A
JPH0758046A JP21905093A JP21905093A JPH0758046A JP H0758046 A JPH0758046 A JP H0758046A JP 21905093 A JP21905093 A JP 21905093A JP 21905093 A JP21905093 A JP 21905093A JP H0758046 A JPH0758046 A JP H0758046A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストの上昇を招くことなく熱的特性を自由
に変更することができる構造を備えた熱処理装置を提供
すること。 【構成】 プロセスチューブ10の周囲に配置された断
熱材34は、リング状断熱ピース材34Aを積載して構
成されている。そして、リング状断熱ピース材は、上下
に隣接する2つのリング状断熱ピース材間に発熱抵抗体
を収容し、さらにプロセスチューブと対向する領域に輻
射熱を出射するための開口を備えている。このため、縦
方向での温度分布を変更するような場合には、ピース材
34Aの大きさあるいは内径を異ならせることで対処す
ることができるので、装置自体の交換などの手間を要し
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱処理装置に関し、特
に、縦型プロセスチューブを備えた装置の熱源支持構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体ウェハ、LCD基板などの
製造においては、酸化、拡散、アニール、CVDなどの
処理を行なうために、各種の熱処理装置が使用される。
これらの熱処理装置においては、例えばプロセスの高精
度化を達成すること、被処理体の面内の温度分布の均一
性を向上させること、また熱処理の効率を高めることな
どが大きな技術課題となっている。
【0003】ところで、近年、半導体プロセスはより微
細化が進み、これとともに、ウェハの口径も8インチ〜
12インチへと、より大口径化が進んでおり、またLC
D基板などの大型の基板を均一に効率良く処理する熱処
理装置も必要となってきている。このような状況に応じ
てプロセスの微細化が進み、被処理体が大口径化するの
に応じて処理のさらなる高精度化、被処理体の面内での
温度分布のさらなる均一化、熱処理効率のさらなる向上
が必要とされる。しかもこのような大口径化にある被処
理体を製造する場合のスループットの向上も要望され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような被処理体の
大口径化に伴い、被処理体に生じるスリップ、歪みを効
果的に防止し、また、被処理体の面内での温度分布の均
一性の向上を図る必要がある。したがって、このような
要求に対しては、被処理体をいかにして均一な温度に維
持できるか、特に、中央部より周辺部のほうが放熱量が
大きいために生じる中央部と周辺部との温度差をいかに
して少なくするか等が、大きな技術課題となる。
【0005】また、この種、熱処理装置では、縦方向で
複数のゾーンが設定され、各ゾーンに渡って発熱抵抗体
を延長配置し、各ゾーン毎での温度管理が行なわれるこ
とが多い。そこで、各ゾーン毎に発熱抵抗体を設置する
構造としては、例えば、コイル状に形成された発熱抵抗
体をステープルによって断熱材の表面に固定するように
したり、あるいは、断熱材の表面に発熱抵抗体の外径を
もたせて形成した凹部を設け、この凹部内に発熱抵抗体
を挿填する構造がある。
【0006】しかしながら、断熱材は縦方向で一体に形
成されており、しかも、上記発熱体を取付けるための配
列ピッチも予め規定されていることが多い。このため、
各ゾーン内での温度分布を変更する場合や各ゾーン間で
の温度勾配を切り換えることが不可能であり、この温度
分布や温度勾配を変更する場合には、装置の構造を変更
する必要が生じ、このためには装置自体を交換する等に
よって対処しているのが現状である。
【0007】このような対策では、装置のコスト高を招
くことになり、しかも、熱処理装置の熱的特性を自由に
変更することができないという問題があった。
【0008】そこで、本発明の目的とするところは、上
記従来の熱処理装置における問題に鑑み、コストの上昇
を招くことなく熱的特性を自由に変更することができる
構造を備えた熱処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、縦型プロセスチューブの周
囲に、リング状または螺旋状の発熱抵抗体を筒状断熱材
により支持して配置した熱処理装置であって、上記筒状
断熱材は、縦方向に積載される複数のリング状断熱ピー
ス材から構成され、上下に隣接する2つの上記リング状
断熱ピース材間には、上記発熱抵抗体を収容する収容部
が周方向にそって形成され、この収容部は上記縦型プロ
セスチューブと対向する領域に開口を有することを特徴
としている。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、上記リング状断熱ピース材は、上面に段差部を有
し、下面に下方のリング状断熱ピース材の段差部に係合
可能な突起を有することを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1におい
て、上記縦型プロセスチューブと筒状断熱材との間には
均熱管が配置され、上記均熱管の外壁部または収容部の
開口外壁面に至る途中の領域で、上記発熱抵抗体の収容
位置が上下で異なる箇所からの輻射熱線が交差できる形
状に上記リング状断熱ピース材の形状が設定されている
ことを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1におい
て、上記発熱抵抗体は、リング状断熱ピース材の厚さを
異ならせることで、その積載方向で配列ピッチを異なら
せたことを特徴としている。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1におい
て、上記リング状断熱ピース材は、積載方向に沿って上
記発熱抵抗体収容部が異径に設定されていることを特徴
としている。
【0014】
【作用】本発明では、装置自体の交換等を要することな
く熱的特性、特に、発熱抵抗体の配置状態を変更するこ
とができる。つまり、リング状断熱材は、縦方向に積載
される複数のリング状ピース材で構成され、上下に隣接
する2つのピース材間に発熱抵抗体を収容する収容部が
周方向にそって形成されている。このため、リング状断
熱ピース材の積層個数や大きさを変更するだけで発熱抵
抗体の支持部領域を変更することができる。従って、縦
方向、つまり、リング状断熱ピース材の積層方向での熱
的な特性を自由に変更することができる。
【0015】また本発明によれば、リング状断熱ピース
材同士での固定保持を確保することができる。つまり、
リング状断熱ピース材同士は段差部および突起の係合に
よりずれをなくして固定保持することができる。
【0016】さらに本発明によれば、輻射熱を均一に出
射させて非加熱領域が生じるのを防止することができ
る。つまり、リング状断熱ピース材は、均熱管の外壁面
あるいは収容部の開口外壁面に至る途中の領域で、上下
で異なる箇所からの輻射熱線が交差できる形状を備えて
いるので、発熱抵抗体同士から出射した輻射熱線は縦方
向で略一様に照射されることになる。
【0017】そして本発明によれば、ゾーン毎で適正な
温度特性を得ることができる。つまり、上記リング状断
熱ピース材は積層方向であるいは径方向でピッチあるい
は径を異ならせることで被処理体に対するゾーン同士で
の加熱条件を異ならせることができる。
【0018】
【実施例】以下、図1乃至図8に示す実施例によって本
発明の詳細を説明する。
【0019】図1は、半導体ウェハの酸化拡散処理に用
いられる熱処理装置を示している。
【0020】この熱処理装置は、石英製のプロセスチュ
ーブ10が例えばステンレススチールからなるベースプ
レート12上で縦方向に立設支持されており、このプロ
セスチューブ10の内側に炉室14が形成されるように
なっている。また、上記プロセスチューブ10はケーシ
ング16内に納められるようになっている。
【0021】このプロセスチューブ10によって形成さ
れる炉室14内には、保温筒18に載置されたボート2
0が挿脱可能となっていて、このボート20に多数枚の
被処理体である半導体ウェハ22が水平に等間隔に配列
支持されている。そしてこれら半導体ウェハ22は、加
熱されると共に図示しない処理ガス供給源よりガスを供
給されることで処理されるようになっている。なお、保
温筒18は、フランジキャップ24上に搭載され、この
フランジキャップ24は図示せぬエレベータア−ムに取
り付けられて上下移動し、上記保温筒18及びボート2
0を上下移動させるとともに、上記プロセスチューブ1
0のボート挿入孔26を密封しうるようになっている。
【0022】上記プロセスチューブ10の外周には発熱
抵抗体30が設けられており、この発熱抵抗体30の外
側には発熱抵抗体30を支持、包囲するリング状の断熱
材34が設けられている。
【0023】断熱材34は、図2に示すように、炉室1
4側と反対側の表面にアウタシャル36および水冷カバ
ー38とで構成された冷却通路40を備えている。そし
て、この断熱材34は、複数のリング状ピース材34A
によって構成されている。すなわち、ピース材34A
は、一例として、ムライトあるいはコランダムアルミナ
等の材料を用いた焼結部材あるいは繊維部材を固めて形
成されているものであって、最上位に位置する上ピース
34A1および最下位に位置する下ピース34A3とこ
れらの間に位置する中間ピース34A2で構成されてい
る。そして、ピース材34Aは、プロセスチューブ10
側に対向する開口300を備え、上面側で周方向に設け
られた凹状部からなる発熱抵抗体30の載置面34B
と、下面側で周方向に設けられていて上面側の載置面と
対向する隙間を設定された収容空間34Cとの一方また
は両方を備えている。両方を備えているピース材34A
は中間ピース34A2であり、上ピース34A1には収
容空間34Cが、そして、下ピース34A3には載置面
34Bがそれぞれ設けられている。
【0024】載置面34Bと収容空間34Cとは連続面
を有し、この空間34C内の載置面34Bに発熱抵抗体
30が挿填されるようになっている。このため、収容空
間34Bの幅(L)は、発熱抵抗体30の外径(D)に
比較して小さく設定されることで発熱抵抗体30が抜出
ないようにすると共に、発熱抵抗体30の熱膨張を吸収
するようになっている。発熱抵抗体30の抜け止めは、
載置面34Bの形状によっても行なえる。
【0025】そして、載置面34Bを有するピース材3
4Aに相当している中間ピース34A2および下ピース
34Cの上面側には段差部34Dが形成され、また、収
容空間34Cを有するピース材34Aに相当している中
間ピース34A2および上ピース34Bの下面側には上
記段差部34Dに係合可能な突起部34Eがそれぞれ形
成されている。これら段差部34Dおよび係合部34E
は相対的な傾斜面に形成されている。このため、段差部
34Dと突起部34Eとを係合することで各ピース材3
4Aを径方向にずれることなく積み重ねることができ、
積み重ねた場合には、傾斜面によって、炉室14の内方
からの熱輻射を遮断することができる。なお、このよう
なピース材34Aは、例えば、アウタシェル36にネジ
止めされるかあるいは紐部材を巻装することで径方向で
の変位を防止される。
【0026】ところで、図2に示したピース材34A
は、収容空間をなす壁面が水平面とされている。このた
め、発熱抵抗体30からの輻射熱の一部は直接出射しに
くくなる。従って、縦方向で輻射熱が出射する範囲が部
分的になり、被処理体への一様な熱輻射が行なえなくな
る。そこで、このような不具合を防止するための構造が
図3に示されている。
【0027】すなわち、図3に示す構造は、載置面34
Bおよび収容空間34Cにおける内側に、炉心に向け拡
開する傾斜面が載置面34Cおよび収容空間34Dをな
す壁面に連続して形成されている。そして、各傾斜面の
角度は、断熱材34の近傍に位置する均熱管42の外壁
面または断熱材34と均熱管42との間の領域で発熱抵
抗体30からの輻射熱線が交差できる角度に設定されて
いる。このため、均熱管42の外表面あるいはこの均熱
管42に至る間の領域では、発熱抵抗体30からの輻射
熱が到達しない部分が存在しないので、一様な加熱が行
なえることになる。
【0028】本実施例は、以上のような構成であるか
ら、断熱材34は、ピース材34Aのうちの下ピース3
4A3に中間ピース34A2が積み重ねられる。そし
て、所定高さに達した場合には、中間ピース34A2に
上ピース34A1が積み重ねられる。一方、発熱抵抗体
30は、上段のピース材34Aが積み重ねられる前、換
言すれば、ピース材34Aの上面が開放されている時に
載置面34Bに落とし込まれて配置される。
【0029】なお、上記断熱材34を構成するピース材
34Aは、載置面34B、収容空間34C、段差部34
Dおよび突起部34Eを備えていれば、発熱抵抗体30
の配置および積み上げの際の位置ずれを防止することが
できるので、各部の形状は種々変更することができる。
【0030】図4には、上記した各部の形状を変化させ
た場合が示されている。つまり、図4(A)では、収容
空間34Cを構成する壁面を収容空間34Cの一部であ
る円弧部の接線方向に延長した場合が、また、図4
(B)および(C)では、載置面34Bの一部あるいは
収容空間34Cをなす円弧状壁面の一部から接線方向に
延長した場合がそれぞれ示されている。
【0031】一方、上記した実施例では、リング状断熱
材34に形成される載置面34Bおよび収容空間34C
が周方向に形成されているので、この部分に配置される
発熱抵抗体30も周方向に沿ったリング状に形成される
ことになる。しかし、各載置面に配置された発熱抵抗体
30毎に配線する手間を考慮すると、発熱抵抗体30を
例えば縦方向に分割されたゾーンを基準にそのゾーン内
で連続させることが好ましい。そこで、図5には、この
場合を説明するための実施例が示されている。なお、図
5には、線によって発熱抵抗体30が示されているが、
実際の発熱抵抗体30は、コイル状に形成されているこ
とを前置しておく。
【0032】すなわち、断熱材34を構成するピース材
34Aの載置面は、周方向の一部に傾斜溝34F(図5
中、二点鎖線で示す部分)が形成されている。一方、発
熱抵抗体30の周方向一部は、下方に向け上記傾斜溝3
4Fに平行した状態で折り曲げられており、この折曲げ
部が上記傾斜溝34F内に挿入され、下段に位置する載
置面34Bで周回させられる。そして、再度、下段での
周方向一部が傾斜した状態で折り曲げられて傾斜溝34
Fに挿入される。このような形態が繰返されて、連続し
た状態で発熱抵抗体30が配置される。このような発熱
抵抗体30およびピース材34A側の構造により、発熱
抵抗体30をゾーン内で1本の素線を用いることができ
る。
【0033】また、発熱抵抗体30は、電源部への接続
のために線端を引き出すことが必要である。本実施例で
は、図6に示すように、線端30aがコイル状の巻線部
の一部から接線方向に引き出されている。このような線
端構造とすることで、折曲げ等の加工を要しないように
して破損を防止することができる。
【0034】さらに、本実施例では、図7に示すよう
に、ピース材34Aの大きさを縦方向で異ならせること
によってゾーン間あるいはゾーン内で発熱抵抗体30の
配列ピッチを異ならせることができる。このような配列
ピッチを異ならせる場合としては、下端開放形式のプロ
セスチューブが用いられた時が該当しており、この場合
には、下端での被処理体の搬入出時に発生する放熱を補
うために下方でのゾーンの配列ピッチを他のゾーンより
も小さくして(P>L)発熱量を多くすることができ
る。
【0035】さらに、本実施例では、断熱材34が、積
載方向に沿って異径に設定することも可能である。つま
り、図8に示すように、プロセスチャンバーの縦方向で
異径とすることで、被処理体に対する近接距離を異なら
せることができる。このような構造とすることにより、
例えば、プロセスチャンバーの下方側を少径とした場合
には、上記配列ピッチを異ならせた時と同じように被処
理体の下方側での温度を高めることができる。
【0036】以上のような実施例によれば、発熱抵抗体
30の載置面が凹状部で構成されているので、発熱抵抗
体30の転動を防止して発熱抵抗体30がむやみに載置
面から外れたりするのを防ぐことができる。
【0037】なお、本発明は、上記実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々変形実施する
ことが可能である。
【0038】例えば、本発明が対象とする被処理体は、
少なくとも面状形状の被処理体であれば良く、半導体ウ
ェハ以外にも例えば、LCD等であっても良い。さら
に、本発明が適用される熱処理装置としては、CVD装
置以外にも、例えば、酸化、拡散、アニールに適用され
る装置を対象とすることも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、発熱抵抗
体を支持するための断熱材をリング状断熱ピース材によ
って構成し、このピース材を積み重ねることが可能であ
る。このため、熱処理装置の縦方向での温度分布を変更
する必要がある場合でも、その部分のピース材を取替え
るだけでよく、装置自体の交換等の手間をなくすことが
できる。
【0040】また、一体構造となっている装置の構造を
変更するのではなく、装置の一部を構成しているピース
材の大きさを異ならせたり異径とすることで、装置全体
での被処理体に対する加熱状態を調整することができ
る。このため、被処理体の温度分布を変化させることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す熱処理装置の全体構成を
説明するための断面図である。
【図2】図1に示した熱処理装置に用いられる断熱材の
構造を示す断面図である。
【図3】図1に示した熱処理装置に用いられる断熱材の
一部変形例を示す断面図である。
【図4】図1に示した熱処理装置に用いられる断熱材の
一部の他の例を示す断面図である。
【図5】図1に示した熱処理装置に用いられる発熱抵抗
体の支持構造の変形例を示す模式図である。
【図6】図5に示した発熱抵抗体の線端部の構造を示す
模式図である。
【図7】図1に示した断熱材の変形例を示す断面図であ
る。
【図8】図1に示した断熱材の一部のさらに他の変形例
を示す部分的な断面図である。
【符号の簡単な説明】
10 熱処理位置 12 プロセスチューブ 30 発熱抵抗体 34 断熱材 34A ピース材 34A1 上ピース 34A2 中間ピース 34A3 下ピース 34B 載置面 34C 収容空間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦型プロセスチューブの周囲に、リング
    状または螺旋状の発熱抵抗体を筒状断熱材により支持し
    て配置した熱処理装置であって、 上記筒状断熱材は、縦方向に積載される複数のリング状
    断熱ピース材から構成され、 上下にて隣接する2つの上記リング状断熱ピース材間に
    は、上記発熱抵抗体を収容する収容部が周方向にそって
    形成され、この収容部は上記縦型プロセスチューブと対
    向する領域に開口を有することを特徴とする熱処理装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記リング状断熱ピース材は、上面に段差部を有し、下
    面に下方のリング状断熱ピース材の段差部に係合可能な
    突起を有することを特徴とする熱処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記縦型プロセスチューブと筒状断熱材との間には均熱
    管が配置され、上記均熱管の外壁部または収容部の開口
    外壁面に至る途中の領域で、上記発熱抵抗体の収容位置
    が上下で異なる箇所からの輻射熱線が交差できる形状に
    上記リング状断熱ピース材の形状が設定されていること
    を特徴とする熱処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記発熱抵抗体は、リング状断熱ピース材の厚さを異な
    らせることで、その積載方向で配列ピッチを異ならせた
    ことを特徴とする熱処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 上記リング状断熱ピース材は、積載方向に沿って上記発
    熱抵抗体収容部が異径に設定されていることを特徴とす
    る熱処理装置。
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