JPH0757934B2 - 橋梁工事用台車の移動装置 - Google Patents
橋梁工事用台車の移動装置Info
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- JPH0757934B2 JPH0757934B2 JP31391192A JP31391192A JPH0757934B2 JP H0757934 B2 JPH0757934 B2 JP H0757934B2 JP 31391192 A JP31391192 A JP 31391192A JP 31391192 A JP31391192 A JP 31391192A JP H0757934 B2 JPH0757934 B2 JP H0757934B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、橋梁工事用台車の移動
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、橋梁工事において、橋梁桁資材
は、ケーブルクレーン又は台車に乗せて順次先方へ送
り、継ぎ足す工法が採用されている。そして、その台車
を移動するについて、台車自身に駆動力を持つた駆動台
車の場合、台車自身の駆動力(あるいは制動力)があつ
ても、車輪とレールの摩擦力によつて移動、停止がなさ
れ、晴天時または雨天時のレールの状態によつて摩擦係
数が変動し、質量の大きな台車では、その制動距離に不
安があつた。また、ウインチによる台車の移動も、レー
ルに上り、下り勾配がある場合は、ロープの巻き込み、
繰り出しで、2台のウインチを、それぞれの運転者の経
験と勘に頼つて操作しなければならず、作業上きわめて
不安であつた。
は、ケーブルクレーン又は台車に乗せて順次先方へ送
り、継ぎ足す工法が採用されている。そして、その台車
を移動するについて、台車自身に駆動力を持つた駆動台
車の場合、台車自身の駆動力(あるいは制動力)があつ
ても、車輪とレールの摩擦力によつて移動、停止がなさ
れ、晴天時または雨天時のレールの状態によつて摩擦係
数が変動し、質量の大きな台車では、その制動距離に不
安があつた。また、ウインチによる台車の移動も、レー
ルに上り、下り勾配がある場合は、ロープの巻き込み、
繰り出しで、2台のウインチを、それぞれの運転者の経
験と勘に頼つて操作しなければならず、作業上きわめて
不安であつた。
【職権訂正2】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の欠点を解決すべくしたもので、従来の駆動台車のよ
うに制動距離に不安を感ずることなく、また、従来のウ
インチによる台車の移動のように、ロープの巻き込み、
繰り出しを、運転者の経験と勘に頼る必要もなく、その
上、重錘の位置をセンサーで感知し、それを制御系にフ
イードバックすることで、左側ロープおよび右側ロープ
の巻き込み、繰り出しを自動的に調節でき、このため、
左側ロープおよび右側ロープに異常な張力および弛みを
与えず、台車をスムーズに移動でき、さらに、台車の起
動、加速、減速、停止等の指示を、有線または無線コン
トローラーから遠隔操作できる橋梁工事用台車の移動装
置を得ることを目的とするものである。
来の欠点を解決すべくしたもので、従来の駆動台車のよ
うに制動距離に不安を感ずることなく、また、従来のウ
インチによる台車の移動のように、ロープの巻き込み、
繰り出しを、運転者の経験と勘に頼る必要もなく、その
上、重錘の位置をセンサーで感知し、それを制御系にフ
イードバックすることで、左側ロープおよび右側ロープ
の巻き込み、繰り出しを自動的に調節でき、このため、
左側ロープおよび右側ロープに異常な張力および弛みを
与えず、台車をスムーズに移動でき、さらに、台車の起
動、加速、減速、停止等の指示を、有線または無線コン
トローラーから遠隔操作できる橋梁工事用台車の移動装
置を得ることを目的とするものである。
【職権訂正3】
【0004】
【課題を解決するための手段】これを達成する手段とし
て、本発明は、台車の左側および右側にロープを取り付
け、且つ左側ロープは、左側重錘を通つて左側ドラムに
巻き込み、右側ロープは、右側重錘を通つて右側ドラム
に巻き込み、また、左側重錘および右側重錘の位置を感
知する位置センサーを設け、左側重錘および右側重錘の
位置を、位置センサーで感知し、電気指示信号を制御盤
へ送り、また、有線又は無線コントローラーからの電気
指示信号を、中継箱を経て制御盤へ送り、制御盤は、有
線又は無線コントローラーからの電気指示信号および重
錘の位置センサーからの電気指示信号を、電気サーボを
経て左側電気油圧サーボポンプおよび右側電気油圧サー
ボポンプに送り、各油圧モーター、減速機、ピニオンギ
ヤー、ドラムギヤー等を経て、左側ドラムおよび右側ド
ラムを作動させるものである。
て、本発明は、台車の左側および右側にロープを取り付
け、且つ左側ロープは、左側重錘を通つて左側ドラムに
巻き込み、右側ロープは、右側重錘を通つて右側ドラム
に巻き込み、また、左側重錘および右側重錘の位置を感
知する位置センサーを設け、左側重錘および右側重錘の
位置を、位置センサーで感知し、電気指示信号を制御盤
へ送り、また、有線又は無線コントローラーからの電気
指示信号を、中継箱を経て制御盤へ送り、制御盤は、有
線又は無線コントローラーからの電気指示信号および重
錘の位置センサーからの電気指示信号を、電気サーボを
経て左側電気油圧サーボポンプおよび右側電気油圧サー
ボポンプに送り、各油圧モーター、減速機、ピニオンギ
ヤー、ドラムギヤー等を経て、左側ドラムおよび右側ド
ラムを作動させるものである。
【0005】
【実施例】本発明の構成を図面に示す実施例によつて詳
細に説明する。台車1の前面(図面左側)および後部
(図面右側)にロープ2を取付け、左側ロープ2は、左
側調整塔3内に導かれ、左側調整塔内の左側重錘4を通
つてウインチ左側ドラム5に巻き込む。また、右側ロー
プ2は、右側調整塔3内に導かれ、右側調整塔内の右側
重錘4を通つてウインチ右側ドラム5に巻き込む。6は
ロープ案内用車輪を示す。左、右側調整塔3、3内にあ
る重錘位置を感知する位置センサー(ポテンシヨ)7、
7は、重錘4に連結されたチエーン8を介し、スプロケ
ツトホイル9にカツプリング止めされている。したがつ
て、重錘4が上、下することにより、重錘4に連結され
たチエーン8は上、下し、それによつてスプロケツトホ
イル9は回転する。そのスプロケツトホイル9の回転角
を重錘位置センサー(ポテンシヨ)7により感知し、そ
の角度に応じた電圧をポテンシヨで出力する。例えば、
基点より距離Aの中間点までチエーン8が移動した時の
スプロケツトホイル9の回転角を60°、基点より距離
Bの中間点までチエーン8が移動した時のスプロケツト
ホイル9の回転角を120°、基点より距離Cの中間点
までチエーン8が移動した時のスプロケツトホイル9の
回転角を180°、基点より距離Dの中間点までチエー
ン8が移動した時のスプロケツトホイル9の回転角を2
40°、基点より距離Eの中間点までチエーン8が移動
した時のスプロケットホイル9の回転角を300°とし
て、それに対応する電気的抵抗値を重錘位置センサー
(ポテンシヨ)で感知し、その角度に応じてポテンシヨ
内の抵抗値が変化し、それに見合つた電圧を速度制御指
示信号として制御盤12へ送られる。例えば、スプロケ
ツトホイル9の回転角が60°の場合は10V、スプロ
ケツトホイル9の回転角が120°の場合は8V、スプ
ロケツトホイル9の回転角が180°の場合は6V、ス
プロケツトホイル9の回転角が240°の場合は4V、
スプロケツトホイル9の回転角が300°の場合は2V
とする。重錘位置センサー(ポテンシヨ)7から角度に
応じた電圧を速度制御指示信号として制御盤12へ送ら
れる。10は、有線又は無線コントローラーであつて、
コントロールレバーを中立位置より左側または右側に倒
すと、レール上の台車を左方向又は右方向に走行するよ
う電気指示信号を出すようになつており、また、コント
ロールレバーを中立位置に戻すと、台車を停止するよう
電気指示信号を出すようになつており、また、コントロ
ールレバーを中立位置より左側または右側への倒し加減
で、台車を減速または加速のスピートで左方向または右
方向へ走行するよう電気指示信号を出すようになつてい
る。11は、有線または無線コントローラーからの電気
指示信号を制御盤12へ伝達する中継箱である。制御盤
12は、有線または無線コントローラー10から中継箱
11を経由した電気指示信号および重錘位置センサー
(ポテンシヨ)からの電気指示信号を受け入れ、それと
対応すべく、電気指示信号を、電気サーボ13を経て左
側電気油圧サーボポンプ14、右側電気油圧サーボポン
プ14へ送る。電気油圧サーボポンプ14に電気指示信
号が伝わり、ポンプの油圧吐出量および油圧吐出方向を
制御することで、油圧モーター15の回転数(スピー
ド)の制御、および正、逆の回転方向の制御を行う。油
圧モーター15に減速機16を連結し、減速機16にピ
ニオンギヤー17を連結し、ピニオンギヤー17を、
左、右側の各ドラム5のドラムギヤー18に噛合する。
なお、19は油圧配管、20は電動モーター、21はV
ベルトを示す。
細に説明する。台車1の前面(図面左側)および後部
(図面右側)にロープ2を取付け、左側ロープ2は、左
側調整塔3内に導かれ、左側調整塔内の左側重錘4を通
つてウインチ左側ドラム5に巻き込む。また、右側ロー
プ2は、右側調整塔3内に導かれ、右側調整塔内の右側
重錘4を通つてウインチ右側ドラム5に巻き込む。6は
ロープ案内用車輪を示す。左、右側調整塔3、3内にあ
る重錘位置を感知する位置センサー(ポテンシヨ)7、
7は、重錘4に連結されたチエーン8を介し、スプロケ
ツトホイル9にカツプリング止めされている。したがつ
て、重錘4が上、下することにより、重錘4に連結され
たチエーン8は上、下し、それによつてスプロケツトホ
イル9は回転する。そのスプロケツトホイル9の回転角
を重錘位置センサー(ポテンシヨ)7により感知し、そ
の角度に応じた電圧をポテンシヨで出力する。例えば、
基点より距離Aの中間点までチエーン8が移動した時の
スプロケツトホイル9の回転角を60°、基点より距離
Bの中間点までチエーン8が移動した時のスプロケツト
ホイル9の回転角を120°、基点より距離Cの中間点
までチエーン8が移動した時のスプロケツトホイル9の
回転角を180°、基点より距離Dの中間点までチエー
ン8が移動した時のスプロケツトホイル9の回転角を2
40°、基点より距離Eの中間点までチエーン8が移動
した時のスプロケットホイル9の回転角を300°とし
て、それに対応する電気的抵抗値を重錘位置センサー
(ポテンシヨ)で感知し、その角度に応じてポテンシヨ
内の抵抗値が変化し、それに見合つた電圧を速度制御指
示信号として制御盤12へ送られる。例えば、スプロケ
ツトホイル9の回転角が60°の場合は10V、スプロ
ケツトホイル9の回転角が120°の場合は8V、スプ
ロケツトホイル9の回転角が180°の場合は6V、ス
プロケツトホイル9の回転角が240°の場合は4V、
スプロケツトホイル9の回転角が300°の場合は2V
とする。重錘位置センサー(ポテンシヨ)7から角度に
応じた電圧を速度制御指示信号として制御盤12へ送ら
れる。10は、有線又は無線コントローラーであつて、
コントロールレバーを中立位置より左側または右側に倒
すと、レール上の台車を左方向又は右方向に走行するよ
う電気指示信号を出すようになつており、また、コント
ロールレバーを中立位置に戻すと、台車を停止するよう
電気指示信号を出すようになつており、また、コントロ
ールレバーを中立位置より左側または右側への倒し加減
で、台車を減速または加速のスピートで左方向または右
方向へ走行するよう電気指示信号を出すようになつてい
る。11は、有線または無線コントローラーからの電気
指示信号を制御盤12へ伝達する中継箱である。制御盤
12は、有線または無線コントローラー10から中継箱
11を経由した電気指示信号および重錘位置センサー
(ポテンシヨ)からの電気指示信号を受け入れ、それと
対応すべく、電気指示信号を、電気サーボ13を経て左
側電気油圧サーボポンプ14、右側電気油圧サーボポン
プ14へ送る。電気油圧サーボポンプ14に電気指示信
号が伝わり、ポンプの油圧吐出量および油圧吐出方向を
制御することで、油圧モーター15の回転数(スピー
ド)の制御、および正、逆の回転方向の制御を行う。油
圧モーター15に減速機16を連結し、減速機16にピ
ニオンギヤー17を連結し、ピニオンギヤー17を、
左、右側の各ドラム5のドラムギヤー18に噛合する。
なお、19は油圧配管、20は電動モーター、21はV
ベルトを示す。
【0006】次に、本発明の作用について説明する。ま
ず、レールが水平な場合の作動について説明する。有線
または無線コントローラー10のコントロールレバーを
左行側に倒すと、左側ドラム5は、左側ロープ2を巻込
みはじめ、コントロールレバーに応じた速度で巻き込
む。左側ドラム5が左側ロープ2を巻込みはじめると、
左側重錘4を巻上げ、レール上の台車1を左行させる。
台車1が左行すると、台車1の右側ロープ2は引張ら
れ、右側重錘4を巻き上げ、重錘位置は、C−B−A方
向に巻き上げられようとする。右側重錘4の位置センサ
ー(ポテンシヨ)で重錘位置を感知、それに見合つた電
圧を指示、右側ドラム5の繰り出し速度を制御しつつ重
錘位置がC点にある様、右側ロープ2は自動的に繰り出
される。
ず、レールが水平な場合の作動について説明する。有線
または無線コントローラー10のコントロールレバーを
左行側に倒すと、左側ドラム5は、左側ロープ2を巻込
みはじめ、コントロールレバーに応じた速度で巻き込
む。左側ドラム5が左側ロープ2を巻込みはじめると、
左側重錘4を巻上げ、レール上の台車1を左行させる。
台車1が左行すると、台車1の右側ロープ2は引張ら
れ、右側重錘4を巻き上げ、重錘位置は、C−B−A方
向に巻き上げられようとする。右側重錘4の位置センサ
ー(ポテンシヨ)で重錘位置を感知、それに見合つた電
圧を指示、右側ドラム5の繰り出し速度を制御しつつ重
錘位置がC点にある様、右側ロープ2は自動的に繰り出
される。
【0007】次に、レールが左上りの場合の作動につい
て説明する。有線または無線コントローラー10のコン
トロールレバーを左行側に倒すと、左側ドラム5は、コ
ントロールレバーの倒し加減に応じたスピードで回転、
(左側重錘4は、台車の自重ですでにAの位置にあるの
で)台車1を左行させる。台車1が左行すると、台車1
の右側ロープ2は引張られ、右側重錘4を巻き上げ、重
錘位置は、C−B−A方向に巻き上げられようとする。
右側重錘4の位置センサー(ポテンシヨ)で重錘位置を
感知、それに見合つた電圧を指示、右側ドラム5の繰り
出し速度を制御しつつ重錘位置がC点にある様、右側ロ
ープ2は自動的に繰り出される。
て説明する。有線または無線コントローラー10のコン
トロールレバーを左行側に倒すと、左側ドラム5は、コ
ントロールレバーの倒し加減に応じたスピードで回転、
(左側重錘4は、台車の自重ですでにAの位置にあるの
で)台車1を左行させる。台車1が左行すると、台車1
の右側ロープ2は引張られ、右側重錘4を巻き上げ、重
錘位置は、C−B−A方向に巻き上げられようとする。
右側重錘4の位置センサー(ポテンシヨ)で重錘位置を
感知、それに見合つた電圧を指示、右側ドラム5の繰り
出し速度を制御しつつ重錘位置がC点にある様、右側ロ
ープ2は自動的に繰り出される。
【0008】次に、レールが左下りの場合の作動につい
て説明する。有線または無線コントローラー10のコン
トロールレバーを左行側に倒す。この時、台車1の自重
で右側重錘4は、A点の位置にあるため、右側ドラム5
が主巻ドラムとなり、右側ドラム5は、コントロールレ
バーの倒し加減に応じたスピードで回転、右側ロープ2
を繰り出す。台車1は、右側ロープ2の繰り出し速度に
応じて左方向に走行するが、左側ロープ2は弛み、左側
重錘4はC−D−E方向へ下降しようとする。左側重錘
4の位置センサー(ポテンシヨ)7で重錘位置を感知、
それに見合つた電圧を指示、左側ドラム5の巻取り速度
を制御しつつ左側重錘4がC点にある様、左側ロープ2
は自動的に巻き取られる。
て説明する。有線または無線コントローラー10のコン
トロールレバーを左行側に倒す。この時、台車1の自重
で右側重錘4は、A点の位置にあるため、右側ドラム5
が主巻ドラムとなり、右側ドラム5は、コントロールレ
バーの倒し加減に応じたスピードで回転、右側ロープ2
を繰り出す。台車1は、右側ロープ2の繰り出し速度に
応じて左方向に走行するが、左側ロープ2は弛み、左側
重錘4はC−D−E方向へ下降しようとする。左側重錘
4の位置センサー(ポテンシヨ)7で重錘位置を感知、
それに見合つた電圧を指示、左側ドラム5の巻取り速度
を制御しつつ左側重錘4がC点にある様、左側ロープ2
は自動的に巻き取られる。
【0009】
【発明の効果】以上、実施例によつて説明したように、
本発明は、台車の前部(左側)および後部(右側)にロ
ープを取り付け、且つ左側ロープを、左側重錘を通して
左側ドラムに巻き込み、右側ロープを、右側重錘を通し
て右側ドラムに巻き込むと共に、重錘の位置を、位置セ
ンサーで感知し、それを制御系にフイ−ドバックするこ
とによつて、左側ロープおよび右側ロープの巻き込み、
繰り出しを自動的に調節でき、このため、左側ロープお
よび右側ロープに異常な張力および弛みを与えず、台車
をスムーズに走行さすことができ、さらに、台車の起
動、加速、減速、停止等の指示を、有線または無線コン
トローラーから遠隔操作できる等の優れた効果を有する
ものである。
本発明は、台車の前部(左側)および後部(右側)にロ
ープを取り付け、且つ左側ロープを、左側重錘を通して
左側ドラムに巻き込み、右側ロープを、右側重錘を通し
て右側ドラムに巻き込むと共に、重錘の位置を、位置セ
ンサーで感知し、それを制御系にフイ−ドバックするこ
とによつて、左側ロープおよび右側ロープの巻き込み、
繰り出しを自動的に調節でき、このため、左側ロープお
よび右側ロープに異常な張力および弛みを与えず、台車
をスムーズに走行さすことができ、さらに、台車の起
動、加速、減速、停止等の指示を、有線または無線コン
トローラーから遠隔操作できる等の優れた効果を有する
ものである。
【図1】本発明の橋梁工事用台車の移動装置の動力伝達
図。
図。
【図2】重錘の位置を感知する位置センサー部の拡大
図。
図。
1 台車 2 ロープ 3 調整塔 4 重錘 5 ドラム 7 位置センサー 10 有線、無線コントローラー 11 中継箱 12 制御盤 13 電気サーボ 14 電気油圧サーボポンプ 15 油圧モーター 16 減速機 17 ピニオンギヤー 18 ドラムギヤー 20電動モーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 誠二 大阪府大阪市東住吉区公園南矢田1丁目17 −25 スリースター長居402号 (56)参考文献 特開 平3−8909(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 台車の左側および右側にロープを取り付
け、且つ左側ロープは、左側重錘を通つて左側ドラムに
巻き込み、右側ロープは、右側重錘を通つて右側ドラム
に巻き込み、また、左側重錘および右側重錘の位置を感
知する位置センサーを設け、左側重錘および右側重錘の
位置を、位置センサーで感知し、電気指示信号を制御盤
へ送り、また、有線又は無線コントローラーからの電気
指示信号を、中継箱を経て制御盤へ送り、制御盤は、有
線又は無線コントローラーからの電気指示信号および重
錘の位置センサーからの電気指示信号を、電気サーボを
経て左側電気油圧サーボポンプおよび右側電気油圧サー
ボポンプに送り、各油圧モーター、減速機、ピニオンギ
ヤー、ドラムギヤー等を経て、左側ドラムおよび右側ド
ラムを作動することを特徴とする橋梁工事用台車の移動
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31391192A JPH0757934B2 (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 橋梁工事用台車の移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31391192A JPH0757934B2 (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 橋梁工事用台車の移動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06123104A JPH06123104A (ja) | 1994-05-06 |
JPH0757934B2 true JPH0757934B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=18047008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31391192A Expired - Fee Related JPH0757934B2 (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 橋梁工事用台車の移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0757934B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109051555A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-12-21 | 华电重工股份有限公司 | 一种重力拉紧装置的位置调节装置、方法及带式输送机 |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP31391192A patent/JPH0757934B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06123104A (ja) | 1994-05-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960109 |
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