JPH0757932B2 - 橋梁用免震支承 - Google Patents
橋梁用免震支承Info
- Publication number
- JPH0757932B2 JPH0757932B2 JP7952091A JP7952091A JPH0757932B2 JP H0757932 B2 JPH0757932 B2 JP H0757932B2 JP 7952091 A JP7952091 A JP 7952091A JP 7952091 A JP7952091 A JP 7952091A JP H0757932 B2 JPH0757932 B2 JP H0757932B2
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- JP
- Japan
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- shoe
- upper structure
- bridge axis
- bridge
- seismic isolation
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は橋梁用の免震支承に関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】図9は実開平1−163602号公報に
記載された従来の免震装置を示したものである。図にお
いて、21は上部構造物、22は下部構造物、23はコ
ロ状の免震支承、24は免震支承23とは完全に独立し
て上部構造物21と下部構造物22に固定された高減衰
ゴムのダンパーである。
記載された従来の免震装置を示したものである。図にお
いて、21は上部構造物、22は下部構造物、23はコ
ロ状の免震支承、24は免震支承23とは完全に独立し
て上部構造物21と下部構造物22に固定された高減衰
ゴムのダンパーである。
【0003】上記構成においては、下部構造物22の揺
れに対し、免震支承23が揺動自在に上部構造物21を
支持し、ダンパー24のバネ効果により固有周期を長く
して上部構造物21に作用する加速度を低減させる。さ
らに、ダンパー24がその減衰力により上部構造物21
の変位を小さくしている。
れに対し、免震支承23が揺動自在に上部構造物21を
支持し、ダンパー24のバネ効果により固有周期を長く
して上部構造物21に作用する加速度を低減させる。さ
らに、ダンパー24がその減衰力により上部構造物21
の変位を小さくしている。
【0004】また、図10は従来建築分野で用いられて
いる鉛入り積層ゴム支承である。図において、25はゴ
ム、26は鉄板、27は鉛棒である。このゴム支承で
は、上部構造物の鉛直力支持と周期及び減衰の調整を同
一のゴムでおこなっている。
いる鉛入り積層ゴム支承である。図において、25はゴ
ム、26は鉄板、27は鉛棒である。このゴム支承で
は、上部構造物の鉛直力支持と周期及び減衰の調整を同
一のゴムでおこなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、橋梁の
下部構造物上面はあまり広くないので、上記免震装置の
ように免震支承とダンパーを別々に設置するのは困難な
場合が多く、そのうえ設置費用もそれだけ余分にかか
る。また、図10に示したような従来の鉛入り積層ゴム
支承や高減衰ゴム支承では、上部構造物の鉛直力支持と
周期調整及び変位調整を同一ゴム支承で行っているの
で、これらの機能を分離して設計することが難しかっ
た。
下部構造物上面はあまり広くないので、上記免震装置の
ように免震支承とダンパーを別々に設置するのは困難な
場合が多く、そのうえ設置費用もそれだけ余分にかか
る。また、図10に示したような従来の鉛入り積層ゴム
支承や高減衰ゴム支承では、上部構造物の鉛直力支持と
周期調整及び変位調整を同一ゴム支承で行っているの
で、これらの機能を分離して設計することが難しかっ
た。
【0006】本発明は、これらの課題を解決するために
成されたもので、上部構造物を支持するローラーと減衰
及び復元要素の高減衰ゴムとを一体化して小型化を図る
とともに、上部構造物を支持するローラーと減衰及び復
元要素の高減衰ゴムを独立に設計することができる橋梁
用免震支承を得ることを目的とする。
成されたもので、上部構造物を支持するローラーと減衰
及び復元要素の高減衰ゴムとを一体化して小型化を図る
とともに、上部構造物を支持するローラーと減衰及び復
元要素の高減衰ゴムを独立に設計することができる橋梁
用免震支承を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る橋梁用
免震支承は、上部構造物に対向する上沓とこの上沓の下
部の下沓との間に上部構造物の回転力吸収手段を備え、
下沓と下部構造物に対向する底板との間に上部構造物を
橋軸方向に揺動自在に支持する複数のローラーを配置
し、下沓と底板との間に高減衰ゴムを固定したものであ
る。
免震支承は、上部構造物に対向する上沓とこの上沓の下
部の下沓との間に上部構造物の回転力吸収手段を備え、
下沓と下部構造物に対向する底板との間に上部構造物を
橋軸方向に揺動自在に支持する複数のローラーを配置
し、下沓と底板との間に高減衰ゴムを固定したものであ
る。
【0008】第2の発明に係る橋梁用免震支承は、上部
構造物に対向する上沓とこの上沓の下部の中沓との間に
上部構造物の回転力吸収手段を備え、中沓と下部構造物
に対向する底板との間に、上部構造物を橋軸方向に揺動
自在に支持する複数のローラーと橋軸直角方向に揺動自
在に支持する複数のローラーとを下沓を挾んで配置し、
中沓と下沓との間及び下沓と底板との間に高減衰ゴムを
固定したものである。
構造物に対向する上沓とこの上沓の下部の中沓との間に
上部構造物の回転力吸収手段を備え、中沓と下部構造物
に対向する底板との間に、上部構造物を橋軸方向に揺動
自在に支持する複数のローラーと橋軸直角方向に揺動自
在に支持する複数のローラーとを下沓を挾んで配置し、
中沓と下沓との間及び下沓と底板との間に高減衰ゴムを
固定したものである。
【0009】
【作用】第1の発明においては、上部構造物の回転は回
転力吸収手段で吸収し、上部構造物の揺動には複数のロ
ーラーにて対処する。また、高減衰ゴムのバネ効果にて
上部構造物の固有周期を長くし、上部構造物の橋軸方向
に作用する加速度を小さくする。さらに、高減衰ゴムが
その減衰力により上部構造物に作用するエネルギーを吸
収し、橋軸方向の変位を小さくする。
転力吸収手段で吸収し、上部構造物の揺動には複数のロ
ーラーにて対処する。また、高減衰ゴムのバネ効果にて
上部構造物の固有周期を長くし、上部構造物の橋軸方向
に作用する加速度を小さくする。さらに、高減衰ゴムが
その減衰力により上部構造物に作用するエネルギーを吸
収し、橋軸方向の変位を小さくする。
【0010】第2の発明においては、上部構造物の回転
は回転力吸収手段で吸収し、上部構造物の揺動には複数
のローラーにて対処する。また、高減衰ゴムのバネ効果
にて上部構造物の橋軸方向及び橋軸直角方向に作用する
加速度を小さくする。さらに、高減衰ゴムがその減衰力
により上部構造物に作用するエネルギーを吸収し、橋軸
方向及び橋軸直角方向の変位を小さくする。
は回転力吸収手段で吸収し、上部構造物の揺動には複数
のローラーにて対処する。また、高減衰ゴムのバネ効果
にて上部構造物の橋軸方向及び橋軸直角方向に作用する
加速度を小さくする。さらに、高減衰ゴムがその減衰力
により上部構造物に作用するエネルギーを吸収し、橋軸
方向及び橋軸直角方向の変位を小さくする。
【0011】
【実施例】図1、図2は第1の発明の一実施例を示す構
造図で、図1は橋軸直角方向から見た正面半断面図、図
2は橋軸方向から見た側面半断面図である。図におい
て、1は上部構造物(図示せず)に対向する上沓、2は
上沓1の下部の下沓、3は上沓1と下沓2の間に配置さ
れた積層ゴム、4は下部構造物(図示せず)に対向する
底板、5は上部構造物を橋軸方向に揺動自在に支持する
複数のローラーであって、下沓2と底板4との間に支圧
板6を介して配置されている。7は下沓2に取り付けた
浮上り止め、8は橋軸方向に平行する両側で、浮上り止
め7と底板4との間に固定された高減衰ゴム、9は高減
衰ゴム8を固定するボルトである。
造図で、図1は橋軸直角方向から見た正面半断面図、図
2は橋軸方向から見た側面半断面図である。図におい
て、1は上部構造物(図示せず)に対向する上沓、2は
上沓1の下部の下沓、3は上沓1と下沓2の間に配置さ
れた積層ゴム、4は下部構造物(図示せず)に対向する
底板、5は上部構造物を橋軸方向に揺動自在に支持する
複数のローラーであって、下沓2と底板4との間に支圧
板6を介して配置されている。7は下沓2に取り付けた
浮上り止め、8は橋軸方向に平行する両側で、浮上り止
め7と底板4との間に固定された高減衰ゴム、9は高減
衰ゴム8を固定するボルトである。
【0012】上記構成の免震支承は、上部構造物の回転
力は積層ゴム3で吸収し、複数のローラー5が上部構造
物を揺動支持する。また、高減衰ゴム8のバネ効果にて
上部構造物の固有周期を長くするとともに、その減衰力
により変位を小さく抑え、橋軸方向の免震作用を果た
す。
力は積層ゴム3で吸収し、複数のローラー5が上部構造
物を揺動支持する。また、高減衰ゴム8のバネ効果にて
上部構造物の固有周期を長くするとともに、その減衰力
により変位を小さく抑え、橋軸方向の免震作用を果た
す。
【0013】図3、図4は第1の発明の別の実施例を示
す構造図で、図3は橋軸直角方向から見た正面半断面
図、図4は橋軸方向から見た側面半断面図である。図に
おいて、図1、図2と同一符号は同一又は相当部分を示
す。図1、図2の免震支承との相違は、高減衰ゴム8を
下沓2の下面と底板4の上面との間に固定したことであ
る。その作用は図1、図2と同様であるので省略する。
す構造図で、図3は橋軸直角方向から見た正面半断面
図、図4は橋軸方向から見た側面半断面図である。図に
おいて、図1、図2と同一符号は同一又は相当部分を示
す。図1、図2の免震支承との相違は、高減衰ゴム8を
下沓2の下面と底板4の上面との間に固定したことであ
る。その作用は図1、図2と同様であるので省略する。
【0014】図5、図6は第1の発明のさらに別の実施
例を示す構造図で、図5は橋軸直角方向から見た正面半
断面図、図6は橋軸方向から見た側面半断面図である。
図において、図1〜図4と同一符号は同一又は相当部分
を示す。10は上沓1と下沓2の間に挿通されたピンで
ある。
例を示す構造図で、図5は橋軸直角方向から見た正面半
断面図、図6は橋軸方向から見た側面半断面図である。
図において、図1〜図4と同一符号は同一又は相当部分
を示す。10は上沓1と下沓2の間に挿通されたピンで
ある。
【0015】この構成では、上部構造物(図示せず)の
回転力はピン10部分で吸収する。その他は、先の実施
例で説明したと同様に作用する。なお、高減衰ゴム8は
図3、図4に示したように取り付けてもよい。
回転力はピン10部分で吸収する。その他は、先の実施
例で説明したと同様に作用する。なお、高減衰ゴム8は
図3、図4に示したように取り付けてもよい。
【0016】図7、図8は第2の発明の一実施例を示す
構造図で、図7は橋軸直角方向から見た正面半断面図、
図8は橋軸方向から見た側面半断面図である。図におい
て、1は上部構造物(図示せず)に対向する上沓、11
は上沓1の下部の中沓、3は上沓1と中沓11の間に配
置された積層ゴム、4は下部構造物(図示せず)に対向
する底板、2は中沓11と底板4の間に設けられた下沓
である。5は中沓11と下沓2の間、及び下沓2と底板
4の間にそれぞれ支圧板6を介して配置された複数のロ
ーラーであって、下沓2と底板4との間の複数のローラ
ーは上部構造物を橋軸方向に揺動自在に支持するよう、
また中沓11と下沓2との間の複数のローラーは上部構
造物を橋軸直角方向に揺動自在に支持するように配置さ
れている。8は中沓11と下沓2との間、及び下沓2と
底板4との間に固定した高減衰ゴムであって、中沓11
と下沓2の間では橋軸直角方向に平行する両側に設けら
れ、下沓2と底板4の間では橋軸方向に平行する両側に
設けられている。
構造図で、図7は橋軸直角方向から見た正面半断面図、
図8は橋軸方向から見た側面半断面図である。図におい
て、1は上部構造物(図示せず)に対向する上沓、11
は上沓1の下部の中沓、3は上沓1と中沓11の間に配
置された積層ゴム、4は下部構造物(図示せず)に対向
する底板、2は中沓11と底板4の間に設けられた下沓
である。5は中沓11と下沓2の間、及び下沓2と底板
4の間にそれぞれ支圧板6を介して配置された複数のロ
ーラーであって、下沓2と底板4との間の複数のローラ
ーは上部構造物を橋軸方向に揺動自在に支持するよう、
また中沓11と下沓2との間の複数のローラーは上部構
造物を橋軸直角方向に揺動自在に支持するように配置さ
れている。8は中沓11と下沓2との間、及び下沓2と
底板4との間に固定した高減衰ゴムであって、中沓11
と下沓2の間では橋軸直角方向に平行する両側に設けら
れ、下沓2と底板4の間では橋軸方向に平行する両側に
設けられている。
【0017】上記構成の免震支承は、積層ゴム3が上部
構造物の回転力を吸収し、底板4と下沓2の間の複数の
ローラー5が橋軸方向に揺動支持し、底板4と下沓2の
間の高減衰ゴム8が周期調整及び橋軸方向の変位を抑制
して橋軸方向の免震作用を果たす。同様に、中沓11と
下沓2の間の複数のローラー5が橋軸直角方向に揺動支
持し、中沓11と下沓2の間の高減衰ゴム8が橋軸直角
方向に対し免震作用を果たす。一般には橋梁の下部構造
物は橋軸直角方向に長い構造と成っているので、この方
向の剛性は充分の大きさがあるが、橋軸直角方向の剛性
が小さい場合は、橋軸直角方向も免震とすることが必要
になるので、この発明は効果的である。
構造物の回転力を吸収し、底板4と下沓2の間の複数の
ローラー5が橋軸方向に揺動支持し、底板4と下沓2の
間の高減衰ゴム8が周期調整及び橋軸方向の変位を抑制
して橋軸方向の免震作用を果たす。同様に、中沓11と
下沓2の間の複数のローラー5が橋軸直角方向に揺動支
持し、中沓11と下沓2の間の高減衰ゴム8が橋軸直角
方向に対し免震作用を果たす。一般には橋梁の下部構造
物は橋軸直角方向に長い構造と成っているので、この方
向の剛性は充分の大きさがあるが、橋軸直角方向の剛性
が小さい場合は、橋軸直角方向も免震とすることが必要
になるので、この発明は効果的である。
【0018】なお、上部構造物の回転力吸収手段とし
て、上記実施例では積層ゴム、ピンを利用したものを示
したが、球面支承、ベアリング等が利用できることが既
に知られており、これらを利用したものであってもよ
い。特に積層ゴムでは、回転力を面で吸収でき、支承の
高さも低くできる利点がある。また、上記各実施例の高
減衰ゴムには、積層ゴム、積層でないゴムのどちらも使
用できる。積層ゴムは歪みが小さいのでゴムで力を受け
ることができるが(積層でないゴムでは他の部分で力を
受けなければならない)、積層でないゴムに較べ大きく
なる。この点を考慮して選択使用すればよい。
て、上記実施例では積層ゴム、ピンを利用したものを示
したが、球面支承、ベアリング等が利用できることが既
に知られており、これらを利用したものであってもよ
い。特に積層ゴムでは、回転力を面で吸収でき、支承の
高さも低くできる利点がある。また、上記各実施例の高
減衰ゴムには、積層ゴム、積層でないゴムのどちらも使
用できる。積層ゴムは歪みが小さいのでゴムで力を受け
ることができるが(積層でないゴムでは他の部分で力を
受けなければならない)、積層でないゴムに較べ大きく
なる。この点を考慮して選択使用すればよい。
【0019】
【発明の効果】第1の発明の橋梁用免震支承によれば、
上部構造物の回転力吸収手段を備え、上部構造物を橋軸
方向に揺動自在に支持する複数のローラーを配置し、下
沓と底板との間に高減衰ゴムを固定したので、一つの支
承で上部構造物の回転を吸収し、橋軸方向の加速度及び
変位を小さく抑えることができる。
上部構造物の回転力吸収手段を備え、上部構造物を橋軸
方向に揺動自在に支持する複数のローラーを配置し、下
沓と底板との間に高減衰ゴムを固定したので、一つの支
承で上部構造物の回転を吸収し、橋軸方向の加速度及び
変位を小さく抑えることができる。
【0020】第2の発明の橋梁用免震支承によれば、第
1の発明の効果を、橋軸方向に加え橋軸直角方向にも有
するようしたので、下部構造物の橋軸直角方向の剛性が
小さいような場合に使用すると特に効果がある。
1の発明の効果を、橋軸方向に加え橋軸直角方向にも有
するようしたので、下部構造物の橋軸直角方向の剛性が
小さいような場合に使用すると特に効果がある。
【0021】さらに、第1の発明と第2の発明の免震支
承に共通する効果として、ダンパーとしての高減衰ゴム
を一体化したので狭い下部構造物にも使用することがで
きるとともに、施工時の取扱いが簡単になる。また、上
部構造物の鉛直力支持はローラーが、減衰力及び復元力
は高減衰ゴムが主にその作用を受け持つので、ローラー
と高減衰ゴムを独立に設計して、下部構造物への分担力
を平均化若しくは任意化することができ、経済設計が可
能になる。
承に共通する効果として、ダンパーとしての高減衰ゴム
を一体化したので狭い下部構造物にも使用することがで
きるとともに、施工時の取扱いが簡単になる。また、上
部構造物の鉛直力支持はローラーが、減衰力及び復元力
は高減衰ゴムが主にその作用を受け持つので、ローラー
と高減衰ゴムを独立に設計して、下部構造物への分担力
を平均化若しくは任意化することができ、経済設計が可
能になる。
【図1】第1の発明の一実施例を示す正面半断面図であ
る。
る。
【図2】図1の側面半断面図である。
【図3】第1の発明の別の実施例を示す正面半断面図で
ある。
ある。
【図4】図3の側面半断面図である。
【図5】第1の発明のさらに別の実施例を示す正面半断
面図である。
面図である。
【図6】図5の側面半断面図である。
【図7】第2の発明の一実施例を示す正面半断面図であ
る。
る。
【図8】図7の側面半断面図である。
【図9】従来の免振装置の構成図である。
【図10】従来の鉛入り積層ゴム支承の構造図である。
1 上沓 2 下沓 3 積層ゴム 4 底板 5 ローラー 8 高減衰ゴム 10 ピン 11 中沓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 金二 茨城県つくば市大字旭1番地 建設省土木 研究所内 (72)発明者 運上 茂樹 茨城県つくば市大字旭1番地 建設省土木 研究所内 (72)発明者 長島 博之 茨城県つくば市大字旭1番地 建設省土木 研究所内 (72)発明者 高久 達将 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 嶋田 正大 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 中村 公信 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 津村 直宜 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 出間 進一 神奈川県川崎市川崎区白石町2番1号 日 本鋳造株式会社内 (72)発明者 小山 博 神奈川県川崎市川崎区白石町2番1号 日 本鋳造株式会社内 (56)参考文献 特開 昭53−76532(JP,A) 実開 平1−47807(JP,U) 特公 昭62−32300(JP,B2) 実公 平52−34192(JP,Y2)
Claims (2)
- 【請求項1】 上部構造物に対向する上沓と該上沓の下
部の下沓との間に上部構造物の回転力吸収手段を備え、
上記下沓と下部構造物に対向する底板との間に上部構造
物を橋軸方向に揺動自在に支持する複数のローラーを配
置し、上記下沓と底板との間に高減衰ゴムを固定したこ
とを特徴とする橋梁用免震支承。 - 【請求項2】 上部構造物に対向する上沓と該上沓の下
部の中沓との間に上部構造物の回転力吸収手段を備え、
上記中沓と下部構造物に対向する底板との間に上部構造
物を橋軸方向に揺動自在に支持する複数のローラーと橋
軸直角方向に揺動自在に支持する複数のローラーとを下
沓を挾んで配置し、上記中沓と下沓との間及び上記下沓
と底板との間に高減衰ゴムを固定したことを特徴とする
橋梁用免震支承。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7952091A JPH0757932B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 橋梁用免震支承 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7952091A JPH0757932B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 橋梁用免震支承 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04312606A JPH04312606A (ja) | 1992-11-04 |
JPH0757932B2 true JPH0757932B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=13692256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7952091A Expired - Lifetime JPH0757932B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 橋梁用免震支承 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0757932B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5082785B2 (ja) * | 2007-11-13 | 2012-11-28 | 横浜ゴム株式会社 | 滑りゴム支承装置 |
CN108487292B (zh) * | 2018-03-26 | 2019-06-11 | 常熟市鑫达橡胶制品有限公司 | 一种桥梁抗震支座 |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP7952091A patent/JPH0757932B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04312606A (ja) | 1992-11-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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