JPH0757870A - 端面発光型elヘッド - Google Patents

端面発光型elヘッド

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JPH0757870A
JPH0757870A JP5201333A JP20133393A JPH0757870A JP H0757870 A JPH0757870 A JP H0757870A JP 5201333 A JP5201333 A JP 5201333A JP 20133393 A JP20133393 A JP 20133393A JP H0757870 A JPH0757870 A JP H0757870A
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JP
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edge
emitting
cover
head
edge emitting
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JP5201333A
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English (en)
Inventor
Ikuo Fujisawa
郁夫 藤沢
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板上に連設した多数の端面発光型EL素子
をボックス状のカバー部材で包囲して防湿剤で封入した
端面発光型ELヘッドにおいて、端面発光型EL素子が
前上方などに放出するノイズ光を前方などに放出しない
ようにする。 【構成】 防湿剤34とカバー部材33の上部カバー3
8とを屈折率が同等な材料で形成したり、端面発光型E
L素子23の出射光に干渉しない形状に上部カバー38
を形成することで、上部カバー38の下面の前縁部によ
るノイズ光の反射を防止する。また、カバー部材33の
前部カバー35の後面と上部カバー38の前面とに間隙
を形成することで、ノイズ光を反射する防湿剤34の気
泡をカバー部材の間隙から簡易に除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光素子として端面発
光型EL素子を利用した発光装置である端面発光型EL
ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、発光装置に利用可能な発光素子と
してEL(Electro Luminescence)素子は、絶縁基板の表
面に、金属薄膜等の下部電極層と、三酸化イットリウム
等からなる下部誘電体層と、マンガンなどの活性元素を
含む硫化亜鉛等からなる薄膜状の活性層と、上部誘電体
層と、上部電極層とを順次積層した構造などとなってい
る。そして、このような端面発光型EL素子は、一般的
には活性層の内部発光を表面から放射するようになって
いるが、現在では活性層の端面から扁平で高輝度なビー
ム光を出射する端面発光型も存在している。
【0003】そして、このような端面発光型EL素子
は、電界腐蝕や雰囲気による経時的な劣化などを防止す
るため、その全体を外気から遮蔽する必要がある。そこ
で、このような端面発光型EL素子の従来例として、本
出願人が実開平4-64140 号公報などに出願した端面発光
型ELヘッドを図11及び図12に基づいて説明する。
まず、この端面発光型ELヘッド1の端面発光型EL素
子2は、マンガンなどの活性元素を含む硫化亜鉛等から
なる薄膜状の活性層3を三酸化イットリウム等の誘電体
層4,5で上下から包囲し、この誘電体層4,5の上下
面に電極層6,7を形成した構造となっている。そこ
で、これらの電極層6,7に導通するコモン電極8とブ
ロック電極9とを所定パターンで形成するようにして多
数の端面発光型EL素子2をガラス基板10の上に連設
することで、端面発光型ELヘッド1を形成することが
できる。
【0004】そして、この端面発光型ELヘッド1で
は、凹部11を底面に形成した上部カバー12と平板状
の下部カバー13とを前記ガラス基板10の上面と下面
とに装着し、これら上部・下部カバー12,13の前面
に透光性を有する平板状の前部カバー14を装着してい
る。ここで、前記上部・下部カバー12,13はガラス
基板10の前縁部から前方に突出しており、互いに対向
する側部にスペーサ15を装着している。そこで、これ
らのカバー12〜14及びスペーサ15により形成した
カバー部材16の内部空間にシリコンオイル等の防湿剤
17を封入している。ここで、この端面発光型ELヘッ
ド1では、カバー部材16の上部カバー12の一端に前
記防湿剤17の注入口18を形成して他端に排気口19
を形成し、この排気口19と前記注入口18とは封止板
20を接着して密閉している。
【0005】このような構成において、この端面発光型
ELヘッド1は、コモン・ブロック電極8,9に選択的
に駆動電力を通電することで多数の端面発光型EL素子
2をマトリクス駆動することができるので、これを電子
写真装置(図示せず)の印刷ヘッドとして利用すること
で高品質な画像印刷を実行することができる。
【0006】なお、この端面発光型ELヘッド1は、カ
バー部材16の注入口18に防湿剤17を流入させると
共に排気口19から空気を真空引きし、カバー部材16
の内部空間に防湿剤17を充填してから封止板20を注
入口18と排気口19とに接着して防湿剤17の封入を
完了する。このようにすることで、この端面発光型EL
ヘッド1では、カバー部材16内の防湿剤17によって
端面発光型EL素子2を雰囲気から遮断できるので、こ
の端面発光型EL素子2の劣化や破壊を防止できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した端面発光型E
Lヘッド1では、カバー部材16の注入口18に防湿剤
17を流入させると共に排気口19から空気を真空引き
することで、端面発光型EL素子2を防湿剤17で外気
から密閉して劣化を防止することができる。
【0008】しかし、このような端面発光型ELヘッド
1を実際に製作した場合、特性的に端面発光型EL素子
2は前方以外の方向にもノイズ光を放出するので、例え
ば、このノイズ光を上部カバー12の下面の前縁部が前
方などに反射することがある。このような場合、端面発
光型ELヘッド1は通常のビーム光と同様な方向にノイ
ズ光を出射することになるので、このノイズ光が電子写
真装置の印刷品質を低下させることになる。
【0009】さらに、このような端面発光型ELヘッド
1を実際に製作した場合、図12に例示したように、製
造誤差等のために防湿剤17の内部に気泡21が発生す
ることがある。このような場合、端面発光型EL素子2
が前方以外の方向に放出するノイズ光を防湿剤17と気
泡21との境界面が前方などに反射することがあるの
で、やはり電子写真装置の印刷品質が低下することにな
る。
【0010】例えば、上述のような気泡21によるノイ
ズ光の発生を解決する手段としては、表面発光型ELの
発光パネル(図示せず)で実施しているように、シリカ
ゲルなどの吸湿剤(図示せず)の微粉末を防湿剤17に
混入することが想定できる。しかし、電子写真装置で画
像印刷に利用する端面発光型ELヘッド1は、発光パネ
ルとは相違して出射光のビーム形状に厳密性が必要であ
るので、出射光を散乱や減衰する微粉末を防湿剤17に
混入することは実用的でない。
【0011】なお、このような端面発光型ELヘッド1
の端面発光型EL素子2は、製造誤差により前面が後傾
して前方に出射するビーム光が上方に傾斜することがあ
るので、実際に上述のようなノイズ光を発生しやすい傾
向がある。
【0012】本発明は、ノイズ光の発生を防止した端面
発光型ELヘッドを得るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
下部電極層と下部誘電体層と活性層と上部誘電体層と上
部電極層とを順次積層した多数の端面発光型EL素子を
基板の表面上に連設し、この基板に前記端面発光型EL
素子の前面と上面とに各々対向する透光性の前部カバー
と上部カバーとを少なくとも具備したカバー部材を装着
し、このカバー部材の内部空間に防湿剤を封入した端面
発光型ELヘッドにおいて、前記防湿剤と前記上部カバ
ーとを屈折率が同等な材料で形成した。
【0014】請求項2記載の発明は、下部電極層と下部
誘電体層と活性層と上部誘電体層と上部電極層とを順次
積層した多数の端面発光型EL素子を基板の表面上に連
設し、この基板に前記端面発光型EL素子の前面と上面
とに各々対向する透光性の前部カバーと上部カバーとを
少なくとも具備したカバー部材を装着し、このカバー部
材の内部空間に防湿剤を封入した端面発光型ELヘッド
において、前記端面発光型EL素子の出射光に干渉しな
い形状に前記上部カバーを形成したことを特徴とする端
面発光型ELヘッド。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、カバー部材の前部カバーの後面と上
部カバーの前面とに間隙を形成した。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明は、端面発光型EL素子が
前上方などに放出するノイズ光を上部カバーの下面の前
縁部が前方などに反射することを防止することができる
ので、ノイズ光の発生を防止した端面発光型ELヘッド
を得ることができる。
【0017】請求項2記載の発明は、端面発光型EL素
子が前上方などに放出するノイズ光を上部カバーの下面
の前縁部が前方などに反射することを防止することがで
きるので、ノイズ光の発生を防止した端面発光型ELヘ
ッドを得ることができる。
【0018】請求項3記載の発明は、端面発光型EL素
子が前上方などに放出するノイズ光を前方などに反射す
る防湿剤の気泡を前部カバーと上部カバーとの間隙から
簡易に除去することができるので、ノイズ光の発生を防
止した端面発光型ELヘッドを得ることができる。
【0019】
【実施例】請求項1記載の発明の実施例を図1ないし図
8に基づいて以下に説明する。まず、本実施例で例示す
る端面発光型ELヘッド22は、図1に例示するよう
に、多数の端面発光型EL素子23をガラス基板24上
に連設した構造となっている。
【0020】そこで、これらの端面発光型EL素子23
は、例えば、波長が 589.3(nm)の光線に対する屈折率が
1.53で板厚 1.1(mm)の前記ガラス基板24上に、膜厚 1
000(Å)のITO(Indium-Tin Oxide)等からなる下部電
極層25、膜厚 500/2500(Å)のSiO2 /Ta25
等からなる下部誘電体層26、濃度0.4(wt%)のMnを
含有した膜厚5000〜10000(Å)のZnS等からなる活性
層27、膜厚2500/500(Å)のTa25 /SiO2 等か
らなる上部誘電体層28、膜厚 5000(Å)のアルミニウ
ムやチタン等の金属からなる上部電極層29を順次積層
した構造などとなっている。
【0021】なお、この端面発光型ELヘッド22で
は、実際には上述のような構造の前記端面発光型EL素
子23の上面と両側面とに前記ガラス基板24の上面を
介して連続的にポリイミド等からなる絶縁層30を形成
している。
【0022】そして、この端面発光型ELヘッド22で
は、前記端面発光型EL素子23の後方に前記下部電極
層25を延長してM個ずつ一体化することでブロック電
極31を形成している。さらに、この端面発光型ELヘ
ッド22では、前記上部電極層29にM個毎に導通する
コモン電極32を、ここでは前記端面発光型EL素子2
3とは別体の金属層で形成している。
【0023】そして、この端面発光型ELヘッド22
は、前記ガラス基板24に装着したボックス状の透明な
カバー部材33で前記端面発光型EL素子23を包囲
し、この端面発光型EL素子23を前記カバー部材33
の内部空間に充填した高屈折率の防湿剤34で封入して
いる。なお、この防湿剤34は、ここではアクリル系で
低粘度の可視光硬化型樹脂などからなり、波長が 589.3
(nm)の光線に対する屈折率が略1.53となるよう調整して
ある。
【0024】より詳細には、この端面発光型ELヘッド
22の前記カバー部材33は、前記端面発光型EL素子
23の発光端面に対向する前部カバー35を、前記ガラ
ス基板24の前面に配置し、このガラス基板24の表面
上で前記前部カバー35に連続する側部カバー36と後
部カバー37とを、膜厚d=20(μm)のポリイミド樹脂
膜で形成して前記端面発光型EL素子23の両側と後方
とに各々配置し、これらのカバー36,37上に位置し
て前記前部カバー35に連続する位置に上部カバー38
を配置した構造となっている。なお、これら各種のカバ
ー35〜38は、ここでは前記ガラス基板24と同様
に、波長が 589.3(nm)の光線に対する屈折率が1.53で板
厚が 1.1(mm)のガラス基板で形成しているので、その屈
折率が前記防湿剤34と同一となっている。
【0025】さらに、このカバー部材33は、例えば、
前記側部カバー36の後端と前記後部カバー37の側端
とに間隙を形成すると共に、この後部カバー37を中央
部で二分割して間隙を形成することで、これらの間隙が
前記防湿剤34の注入口39と排気口40とを形成して
いる。そして、このカバー部材33は、前記カバー部材
33の複数の部品である各カバー35〜38と前記ガラ
ス基板24との境界部を流動性が低い常温硬化型の二液
性のエポキシ接着剤41でスポット状に接着し、この状
態で内部空間に高流動性でアクリル系の可視光硬化型樹
脂を充填し、この状態で各カバー35〜38と前記ガラ
ス基板24との境界部をRTV(Room Temperature Valc
anization)ゴム42で密閉することで組立てている。
【0026】このような構成において、この端面発光型
ELヘッド22では、連設した多数の端面発光型EL素
子23は上部・下部電極層25,29間に高電圧の駆動
パルスを印加することで活性層27が前面から扁平なビ
ーム光を出射するので、多数の端面発光型EL素子23
を選択的に駆動することで電子写真法の画像走査を行な
うことができる。
【0027】そして、この端面発光型ELヘッド22で
は、カバー部材33の内部に充填した防湿剤34による
密閉で端面発光型EL素子23の劣化を防止することが
でき、この端面発光型EL素子23が発熱しても硬化し
た樹脂からなる防湿剤34は膨張や収縮が微小なのでカ
バー部材33を破壊することがない。
【0028】さらに、この端面発光型ELヘッド22で
採用したアクリル系の防湿剤34は、例えば、硬化する
以前の粘度は15(cps)と低いので、カバー部材33の内
部に良好に浸透するようになっている。そして、この防
湿剤34は、硬化すると無色透明となり、波長589.3(n
m)の光線に対する透過率が85%と良好で屈折率も 1.
53と高いので、端面発光型EL素子23の出射光を良
好に透過するようになっている。
【0029】さらに、この端面発光型ELヘッド22で
は、防湿剤34と上部カバー38とを屈折率が同等な材
料で形成しているので、端面発光型EL素子23の活性
層27が前方にビーム光を出射する際に前上方などにノ
イズ光を放出しても、このノイズ光を前部カバー35の
下面の前縁部が前方などに反射することがない。このた
め、この端面発光型ELヘッド22では、ビーム光と共
にノイズ光を前方に出射することを防止できるので、電
子写真法で画像印刷を行なう場合の品質劣化を防止する
ことができる。
【0030】なお、この端面発光型ELヘッド22で
は、カバー部材33の側部・後部カバー36,37の間
隙で注入口39と排気口40とのように複数の開口部を
形成することで、防湿剤34の脱泡時に残留空気や残留
水分を注入口39や排気口40から良好に排除すること
ができる。このため、この端面発光型ELヘッド22で
は、防湿剤34に混入した気泡がノイズ光を前方などに
反射することを防止できるので、電子写真法で画像印刷
を行なう場合の品質劣化を防止することができ、さら
に、防湿剤34に混入した気泡や水分による端面発光型
EL素子23の劣化も防止できるので、その耐久性の向
上にも寄与することができる。
【0031】さらに、この端面発光型ELヘッド22で
は、カバー部材33の側部・後部カバー36,37の間
隙で防湿剤34の注入口39と排気口40とを形成して
おり、これらの注入口39と排気口40とを上部カバー
38に貫通孔などで形成する必要がないので、その構造
が簡易で生産性の向上に寄与することができる。
【0032】ここで、このような端面発光型ELヘッド
22の製作方法の具体例を以下に詳述する。まず、入念
に洗浄した低アルカリガラスからなる絶縁性のガラス基
板24の表面上に、蒸着装置(図示せず)でITOから
なる膜厚 1000(Å)の透明で導電性の薄膜層を成
膜し、これをフォトエッチング等でパターニングするこ
とで下部電極層25とブロック電極31とを一体に形成
する。この時、これらの電極25,30はITOで透明
に形成する必要はなく、成形性や抵抗値などを考慮する
ことで、Cr,w,Pd,Ag,Ti等の金属や合金も
利用可能である。
【0033】つぎに、上述のように下部電極層25等を
形成したガラス基板24の表面上に、膜厚 500/2500
(Å)のSiO2 /Ta25 の薄膜層と、膜厚5000〜10
000(Å)のZnS:Mn(0.4wt%)からなる膜厚1.0(μ
m)の薄膜層と、膜厚 500/2500(Å)のSiO2 /Ta2
5 の薄膜層とを、RF(Radio-Frequency)スパッタリ
ングや電子ビーム蒸着やCVD(Chemical Vapor Deposi
tion)やホットウォールエピタキシや分子線エピタキシ
等で順次成膜する。そして、これらの薄膜層を成膜した
ガラス基板24を真空槽(図示せず)の内部に配置して
500(℃)で一時間の真空アニールを行ってから、これら
の薄膜層をエッチングでパターニングすることで下部誘
電体層26と活性層27と上部誘電体層28とを形成す
る。
【0034】この時、上部・下部誘電体層28,26の
材料としても、誘電率や耐久性や成膜条件などを考慮す
ることで、Y23 ,Al23 ,Si34 等が利用可能
である。同様に、活性層27の材料としても、発光エネ
ルギよりエネルギギャップが過大なZnSe,SrS等
にTbF3 ,ErF3 ,TmF3 ,DyF3 ,HoF
3 ,SmF3 ,CeCl3等の発光中心を混合したものが
利用可能である。
【0035】また、上述のようなエッチング方法として
は、反応ガスやアルゴンイオンによるドライエッチング
が実施可能であるが、本出願人は物理的な加工方法であ
るイオンミリング法を採用した。このイオンミリング法
は、積層した薄膜層55〜57等をアルゴンイオンで順
次エッチングするので、反応性ガスによるドライエッチ
ングなどとは異なり、加工する薄膜層55〜57の物質
が相違しても連続的なエッチングが可能である。
【0036】つぎに、上述のようにして上部誘電体層2
8等を形成したガラス基板24の表面上に、アルミニウ
ムからなる膜厚 5000(Å)の薄膜層(図示せず)をスパ
ッタリング法や電子ビーム法などで一様に成膜し、この
薄膜層をフォトエッチング等でパターニングして上部電
極層29を形成することで、ガラス基板24上に多数の
端面発光型EL素子23を連設する。
【0037】つぎに、上述のようにして端面発光型EL
素子23を連設したガラス基板24の表面上に、ポリイ
ミドからなる所定膜厚の薄膜層をロールコーダ(図示せ
ず)による塗布などで一様に成膜し、この薄膜層をエッ
チングでパターニングすることで上部電極層29に連通
するスルーホール(図示せず)を具備した絶縁層30を
端面発光型EL素子23の上面に形成する。
【0038】つぎに、上述のようにして絶縁層30等を
形成したガラス基板24の表面上に、アルミニウムから
なる所定膜厚の薄膜層をスパッタリング法や電子ビーム
法などで成膜し、この薄膜層をエッチングでパターニン
グすることで絶縁層30のスルーホールから端面発光型
EL素子23の上部電極層29に導通したコモン電極3
2を形成する。
【0039】このようにすることで、図2に例示するよ
うに、ガラス基板24の表面に多数の端面発光型EL素
子23をライン状に連設してコモン・ブロック電極3
2,31でマトリクス配線した装置を薄膜技術で得るこ
とができるので、以後はカバー部材33等を機械的に組
付けることになる。
【0040】そこで、図3に例示するように、予め前部
カバー35をセットした組立治具43上に上述のような
ガラス基板24を配置し、このガラス基板24上に側部
カバー36と後部カバー37とを載置してから上部カバ
ー38を載置する。つぎに、図4に例示するように、こ
れらのカバー36〜38とガラス基板24とを、端面発
光型EL素子23の出射光路に干渉しない位置で、流動
性が低い常温硬化型の二液性のエポキシ接着剤41でス
ポット状に接着することでカバー部材33を仮組みす
る。
【0041】つぎに、図5に例示するように、このよう
にしてカバー部材33を仮組したガラス基板24を組立
治具43から取外して作業台44で傾斜状態に支持し、
図6に例示するように、この状態でカバー部材33の後
部の注入口39から流動性が高いアクリル系で高屈折率
の可視光硬化型樹脂からなる防湿剤34を注射器45な
どで注入する。この時、厚さ30(μm)の側部・後部カバ
ー36,37間の注入口39は極めて微小で実際には注
射器45を差し込むことはできないので、この注射器4
5は注入口39に接触した状態でカバー部材33の内部
に防湿剤34を浸透させることになる。
【0042】つぎに、図7に例示するように、カバー部
材33に防湿剤34を封入したガラス基板24を真空容
器46の内部に載置して減圧することで、カバー部材3
3の内部の防湿剤34を均一化すると共に脱泡する。そ
して、このような処理の実行中や実行後に全体を露光す
ることで、防湿剤34をカバー部材33の内部で硬化さ
せて端面発光型EL素子23を封入する。
【0043】そして、図8に例示するように、上述のよ
うにしてカバー部材33の内部で硬化して各カバー35
〜38の間隙から露出した防湿剤34を、付着性が良好
な樹脂(図示せず)で被覆するなどしてからRTVゴム
42で密閉することで、雰囲気の湿気が防湿剤34に浸
透することを防止して端面発光型ELヘッド22の製作
を完了する。
【0044】なお、上述のように端面発光型EL素子2
3をカバー部材33で包囲して防湿剤34で封入するこ
との有用性を確認するため、本出願人が実際に上述のよ
うな端面発光型ELヘッド22と、端面発光型EL素子
23をRTVゴム42のみで密閉した端面発光型ELヘ
ッド(図示せず)とを試作した。すると、この端面発光
型EL素子23をRTVゴム42のみで密閉した端面発
光型ELヘッドは、発光駆動を連続すると発光不能な端
面発光型EL素子23が増大して 100時間の経過以前に
全体が発光不能となったが、端面発光型EL素子23を
カバー部材33で包囲して防湿剤34で封入した端面発
光型ELヘッド22では、1000時間の経過以後も発光状
態が変化しないことを確認できた。
【0045】つぎに、請求項2記載の発明の実施例を図
9に基づいて以下に説明する。なお、本実施例の端面発
光型ELヘッド47に関して、請求項1記載の発明の実
施例として前述した端面発光型ELヘッド22と同一の
部分は、同一の名称と符号とを流用して詳細な説明は省
略する。
【0046】まず、本実施例で例示する端面発光型EL
ヘッド47は、前述した端面発光型ELヘッド22と同
様に、ガラス基板24上に連設した多数の端面発光型E
L素子23を、透明なカバー部材48で包囲して高屈折
率の防湿剤34で封入した構造となっている。さらに、
この端面発光型ELヘッド47の前記カバー部材48
も、前部カバー35と側部カバー36と後部カバー37
と上部カバー49とをボックス状に組立てた構造となっ
ている。
【0047】そして、この端面発光型ELヘッド47で
は、端面発光型EL素子23の前面より前方に位置する
前記上部カバー49の下部を傾斜面50で切除すること
で、この上部カバー49を端面発光型EL素子23の出
射光に干渉しない形状に形成している。
【0048】このような構成において、この端面発光型
ELヘッド47では、多数の端面発光型EL素子23を
選択的に駆動して発光させることで電子写真法の画像走
査を行なうことができ、カバー部材48の内部に充填し
た防湿剤34による密閉で端面発光型EL素子23の劣
化を防止するようになっている。
【0049】そして、この端面発光型ELヘッド47で
は、傾斜面50での切除により上部カバー49を端面発
光型EL素子23の出射光に干渉しない形状に形成して
いるので、端面発光型EL素子23の活性層27が前方
にビーム光を出射する際に前上方などにノイズ光を放出
しても、このノイズ光を上部カバー49の下面の前縁部
が前方などに反射することがない。このため、この端面
発光型ELヘッド47では、ビーム光と共にノイズ光を
前方に出射することを防止できるので、電子写真法で画
像印刷を行なう場合の品質劣化を防止することができ
る。
【0050】なお、この端面発光型ELヘッド47で
は、その製作過程において防湿剤34に混入した気泡
(図示せず)は上部カバー49の傾斜面50の前縁部と
前部カバー35の後面との境界部に集中するので、この
位置から防湿剤34の気泡を良好に脱泡することがで
き、端面発光型EL素子23のノイズ光を気泡が前方な
どに反射することを防止して電子写真法での画像印刷の
品質劣化を防止することができる。さらに、この端面発
光型ELヘッド47では、防湿剤34の内部に微小な気
泡が残留しても、この気泡は上部カバー49の傾斜面5
0の前縁部と前部カバー35の後面との境界部に集中す
るので、端面発光型EL素子23のノイズ光を気泡が前
方などに反射することを防止して電子写真法での画像印
刷の品質劣化を防止することができる。
【0051】なお、本実施例の端面発光型ELヘッド4
7では、上部カバー49を端面発光型EL素子23の出
射光に干渉しない形状に形成するために、端面発光型E
L素子23の前面より前方に位置する上部カバー49の
下部を傾斜面50で切除することを例示したが、本発明
は上記実施例に限定するものではなく、このような上部
カバー49の下部前方を楕円筒状の湾曲面(図示せず)
などで切除することも実施可能である。また、このよう
に上部カバー49の下部前方を傾斜面50や湾曲面で切
除することは、切削加工や研磨加工で簡易に実現するこ
とができる。
【0052】つぎに、請求項2及び3記載の発明の実施
例を図10に基づいて以下に説明する。なお、本実施例
の端面発光型ELヘッド51に関して前述した端面発光
型ELヘッド22,47と同一の部分は、同一の名称と
符号とを流用して詳細な説明は省略する。
【0053】まず、本実施例で例示する端面発光型EL
ヘッド51は、前述した端面発光型ELヘッド22と同
様に、ガラス基板24上に連設した多数の端面発光型E
L素子23を、透明なカバー部材52で包囲して高屈折
率の防湿剤34で封入した構造となっている。さらに、
この端面発光型ELヘッド51の前記カバー部材52
も、前部カバー35と側部カバー36と後部カバー37
と上部カバー53とをボックス状に組立てた構造となっ
ている。
【0054】そして、この端面発光型ELヘッド51で
は、両側部に配置したスペーサ54で前記カバー部材5
2の前部カバー35と前記上部カバー53とに間隙55
を形成し、この間隙55にも防湿剤34を充填してい
る。このようにすることで、この端面発光型ELヘッド
51では、端面発光型EL素子23の前面より前方に前
記上部カバー53が位置しないので、この上部カバー5
3は端面発光型EL素子23の出射光に干渉しない形状
となっている。
【0055】より具体的には、このような端面発光型E
Lヘッド51において、例えば、前部カバー35の後面
が位置するガラス基板24の前面から 0.3(mm)の位置で
端面発光型EL素子23の前面をエッチングする場合、
この端面発光型EL素子23の前面より上部カバー53
の前面を後方に配置するためにスペーサ54は前後長が
0.4(mm)のポリイミド樹脂などで形成することになる。
【0056】このような構成において、この端面発光型
ELヘッド51では、多数の端面発光型EL素子23を
選択的に駆動して発光させることで電子写真法の画像走
査を行なうことができ、カバー部材52の内部に充填し
た防湿剤34による密閉で端面発光型EL素子23の劣
化を防止するようになっている。
【0057】そして、この端面発光型ELヘッド51で
は、前部カバー35とに間隙55を形成することで上部
カバー53を端面発光型EL素子23の出射光に干渉し
ない形状としているので、端面発光型EL素子23の活
性層27が前方にビーム光を出射する際に前上方などに
ノイズ光を放出しても、このノイズ光を前部カバー35
の下面の前縁部が前方などに反射することがない。この
ため、この端面発光型ELヘッド51では、ビーム光と
共にノイズ光を前方に出射することを防止できるので、
電子写真法で画像印刷を行なう場合の品質劣化を防止す
ることができる。
【0058】なお、この端面発光型ELヘッド51で
は、その製作過程において防湿剤34に混入した気泡
(図示せず)は上部カバー53の傾斜面50の前縁部と
前部カバー35の後面との境界部に集中するので、この
位置から防湿剤34の気泡を良好に脱泡することがで
き、端面発光型EL素子23のノイズ光を気泡が前方な
どに反射することを防止して電子写真法での画像印刷の
品質劣化を防止することができる。さらに、この端面発
光型ELヘッド51では、防湿剤34の内部に微小な気
泡が残留しても、この気泡は上部カバー53の傾斜面5
0の前縁部と前部カバー35の後面との境界部に集中す
るので、端面発光型EL素子23のノイズ光を気泡が前
方などに反射することを防止して電子写真法での画像印
刷の品質劣化を防止することができる。
【0059】また、この端面発光型ELヘッド51のカ
バー部材52を組立てる場合には、前述のように前部カ
バー35をセットした組立治具43上にガラス基板24
を配置し、このガラス基板24上に側部カバー36と後
部カバー37とを載置する。そして、側部カバー36上
で前部カバー35の後面と接触する位置にスペーサ54
を配置し、このスペーサ54の後面に接触するように上
部カバー53を側部・後部カバー36,37上に載置す
る。つぎに、これらのカバー35〜37,53とガラス
基板24とを、各々所定方向に加圧して位置決めするな
どしてから、端面発光型EL素子23の出射光路に干渉
しない位置で、流動性が低い常温硬化型の二液性のエポ
キシ接着剤41でスポット状に接着することでカバー部
材33を仮組みする。そして、以下は前述した端面発光
型ELヘッド22と同様にして端面発光型ELヘッド5
1を製作することになる。
【0060】ここで、本実施例の端面発光型ELヘッド
51では、請求項2及び3記載の発明の実施例として、
カバー部材52の前部カバー35の後面と上部カバー5
3の前面とに幅広の間隙55を形成することで、上部カ
バー53を端面発光型EL素子23の出射光に干渉しな
い形状とすることを例示したが、本発明は上記実施例に
限定するものではない。
【0061】例えば、請求項1及び3記載の発明の実施
例として、上部カバー53と防湿剤34とを屈折率が同
一の材料で形成し、端面発光型EL素子23の出射光に
干渉する上部カバー53と前部カバー35とに幅狭の間
隙(図示せず)を形成した端面発光型ELヘッド(図示
せず)なども実施可能である。
【0062】このようにすることで、この端面発光型E
Lヘッドでは、防湿剤34と屈折率が同一の上部カバー
53は下面の前縁部で端面発光型EL素子23のノイズ
光を前方などに反射することがなく、端面発光型EL素
子23のノイズ光を前方などに反射する防湿剤34の気
泡を上部カバー53と前部カバー35との間隙から良好
に除去することができるので、電子写真法での画像印刷
の品質劣化を防止することができる。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、防湿剤と上部カ
バーとを屈折率が同等な材料で形成したことにより、端
面発光型EL素子が前上方などに放出するノイズ光を上
部カバーの下面の前縁部が前方などに反射することを防
止することができるので、ノイズ光の発生を防止した端
面発光型ELヘッドを得ることができる等の効果を有す
るものである。
【0064】請求項2記載の発明は、端面発光型EL素
子の出射光に干渉しない形状に上部カバーを形成したこ
とにより、端面発光型EL素子が前上方などに放出する
ノイズ光を上部カバーの下面の前縁部が前方などに反射
することを防止することができるので、ノイズ光の発生
を防止した端面発光型ELヘッドを得ることができる等
の効果を有するものである。
【0065】請求項3記載の発明は、カバー部材の前部
カバーの後面と上部カバーの前面とに間隙を形成したこ
とにより、端面発光型EL素子が前上方などに放出する
ノイズ光を前方などに反射する防湿剤の気泡を前部カバ
ーと上部カバーとの間隙から簡易に除去することができ
るので、ノイズ光の発生を防止した端面発光型ELヘッ
ドを得ることができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の実施例の端面発光型EL
ヘッドを示す斜視図である。
【図2】端面発光型ELヘッドの製作工程の初期段階と
してガラス基板に端面発光型EL素子を一体に形成した
状態を示す斜視図である。
【図3】製作工程の次段階として組立治具に設置したガ
ラス基板にカバー部材の各種部品を組上げた状態を示す
斜視図である。
【図4】製作工程の次段階としてカバー部材の各種部品
を接着剤で仮組した状態を示す斜視図である。
【図5】製作工程の次段階としてガラス基板を作業台で
支持した状態を示す斜視図である。
【図6】製作工程の次段階としてカバー部材に防湿剤を
注入する状態を示す斜視図である。
【図7】製作工程の次段階として端面発光型ELヘッド
を真空槽で減圧する状態を示す斜視図である。
【図8】製作工程の最終段階としてRTVゴムでカバー
部材を密閉した状態を示す斜視図である。
【図9】請求項2記載の発明の実施例の端面発光型EL
ヘッドを示す斜視図である。
【図10】請求項2及び3記載の発明の実施例の端面発
光型ELヘッドを示す斜視図である。
【図11】従来例の端面発光型ELヘッドを部分的に破
断した状態を示す正面図である。
【図12】端面発光型ELヘッドを示す縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
22,47,51 端面発光型ELヘッド 23 端面発光型EL素子 24 基板 25 下部電極層 26 下部誘電体層 27 活性層 28 上部誘電体層 29 上部電極層 33,48,52 カバー部材 34 防湿剤 35 前部カバー 38,49,53 上部カバー 55 間隙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部電極層と下部誘電体層と活性層と上
    部誘電体層と上部電極層とを順次積層した多数の端面発
    光型EL素子を基板の表面上に連設し、この基板に前記
    端面発光型EL素子の前面と上面とに各々対向する透光
    性の前部カバーと上部カバーとを少なくとも具備したカ
    バー部材を装着し、このカバー部材の内部空間に防湿剤
    を封入した端面発光型ELヘッドにおいて、前記防湿剤
    と前記上部カバーとを屈折率が同等な材料で形成したこ
    とを特徴とする端面発光型ELヘッド。
  2. 【請求項2】 下部電極層と下部誘電体層と活性層と上
    部誘電体層と上部電極層とを順次積層した多数の端面発
    光型EL素子を基板の表面上に連設し、この基板に前記
    端面発光型EL素子の前面と上面とに各々対向する透光
    性の前部カバーと上部カバーとを少なくとも具備したカ
    バー部材を装着し、このカバー部材の内部空間に防湿剤
    を封入した端面発光型ELヘッドにおいて、前記端面発
    光型EL素子の出射光に干渉しない形状に前記上部カバ
    ーを形成したことを特徴とする端面発光型ELヘッド。
  3. 【請求項3】 カバー部材の前部カバーの後面と上部カ
    バーの前面とに間隙を形成したことを特徴とする請求項
    1又は2記載の端面発光型ELヘッド。
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