JP2005149900A - 有機elパネル及びその製造方法 - Google Patents

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【課題】 有機EL素子が形成された支持基板と前記有機EL素子を覆う封止部材とを気密的に接着する接着剤を効率よく硬化させ、有機ELパネルの生産性を向上させることが可能な有機ELパネル及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 有機ELパネル1は、透光性の支持基板2と、支持基板2上に形成され少なくとも発光層5を有する有機層を陽極(透明電極)3と陰極(背面電極)6とで挟持してなる有機EL素子8と、支持基板2上に紫外線硬化性の接着剤9を介して配設され有機EL素子8を覆う封止部材7と、支持基板2あるいは封止部材7の何れかの接着剤9との当接個所に形成される反射膜(金属膜)10と、を備えてなる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、透光性の支持基板上に形成される有機EL(エレクトロルミネッセンス)素子と、前記支持基板上に紫外線硬化性の接着剤を介して配設され前記有機EL素子を覆う封止部材と、を備える有機ELパネル及びその製造方法に関する。
有機EL素子を用いた有機ELパネルとしては、ガラス材料からなる透光性の支持基板上に、陽極となるITO(Indium Tin Oxide)等からなる透明電極と、正孔注入層,正孔輸送層,発光層及び電子輸送層等からなる有機層と、陰極となるアルミニウム(Al)等からなる非透光性の背面電極と、を順次積層形成して構成されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、前記支持基板上に封止部材を前記有機EL素子を気密的に覆うように配設し、外気等に含まれる水分が前記有機EL素子内に侵入し、ダークスポットと呼ばれる非発光部分が発生すること及びその面積が拡大することを防止している(例えば、特許文献2参照)。
この有機ELパネルの製造方法において、前記封止部材を前記支持基板上に配設して前記有機EL素子を気密的に覆う工程は、通常、前記封止部材を紫外線硬化性の接着剤を介して前記支持基板上に配設し、前記接着剤に紫外線を照射して前記接着剤を硬化させる方法が用いられる。
特開昭59−194393号公報 特開平11−162635号公報
従って、前記支持基板と前記封止部材とによって形成される前記有機EL素子の収納空間の気密性を確保するためには前記接着剤を十分に硬化させることが必要であり、有機ELパネルの製造工程にあっては、有機ELパネルの生産性を向上させるために前記接着剤を効率よく硬化させることが望まれている。
そこで、本願発明は前述した問題点に着目し、有機EL素子が形成された支持基板と前記有機EL素子を覆う封止部材とを気密的に接着する接着剤を効率よく硬化させ、有機ELパネルの生産性を向上させることが可能な有機ELパネル及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の有機ELパネルは、前記課題を解決するために、透光性の支持基板と、前記支持基板上に形成され少なくとも発光層を有する有機層を陽極と陰極とで挟持してなる有機EL素子と、前記支持基板上に紫外線硬化性の接着剤を介して配設され前記有機EL素子を覆う封止部材と、前記支持基板あるいは前記封止部材の何れかの前記接着剤との当接個所に形成される反射膜と、を備えてなることを特徴とする。
また、前記封止部材は、前記有機EL素子を収納する収納部と前記収納部を囲む支持部とを有し、前記反射膜は前記支持部の前記接着剤との当接面に形成されてなることを特徴とする。
また、前記反射膜は、金属材料からなることを特徴とする。
本発明の有機ELパネルの製造方法は、前記課題を解決するために、透光性の支持基板上に少なくとも発光層を有する有機層を陽極と陰極とで挟持してなる有機EL素子を形成する工程と、前記有機EL素子を収納する収納部と反射性の保護膜が形成され前記収納部を囲む支持部とを有する封止部材を準備し、前記支持基板上の前記保護膜と対向する個所あるいは前記封止部材の前記保護膜上の少なくとも一方に紫外線硬化性の接着剤を配設する工程と、前記封止部材を前記支持基板上に配設し、紫外線を照射して前記接着剤を硬化させる工程と、を少なくとも含むことを特徴とする。
また、透光性の平板部材の一方の面上に前記有機EL素子との対向部を囲むように反射性の保護膜をパターン形成し、前記平板部材をエッチング処理して前記対向部を肉薄加工することで前記封止部材を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
また、透光性の第一の基板に少なくとも発光層を有する有機層を陽極と陰極とで挟持してなる有機EL素子を複数形成する工程と、前記各有機EL素子との対向部に形成される複数の収納部と前記対向部を囲むように形成された反射性の保護膜とを有する透光性の第二の基板を準備し、前記第一の基板上の前記保護膜と対向する個所あるいは前記第二基板の前記保護膜上の少なくとも一方に紫外線硬化性の接着剤を配設する工程と、前記第一,第二の基板を重ね合わせ、紫外線を照射して前記接着剤を硬化させる工程と、前記第一,第二の基板を切断して個々の有機ELパネルを得る工程と、を少なくとも含むことを特徴とする。
また、前記第二の基板の一方の面上に前記各有機EL素子との前記対向部を囲むように前記保護膜をパターン形成する工程と、前記第二の基板をエッチング処理して前記対向部を肉薄加工し、凹形状の前記収納部を複数形成する工程と、を含むことを特徴とする。
また、前記保護膜は、金属材料からなることを特徴とする。
本発明は、透光性の支持基板上に形成される有機EL素子と、前記支持基板上に紫外線硬化性の接着剤を介して配設され前記有機EL素子を覆う封止部材と、を備える有機ELパネル及びその製造方法に関するものであり、前記接着剤を効率よく硬化させ、有機ELパネルの生産性を向上させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づき説明する。図1及び図2は有機ELパネル1を示すものである。有機ELパネル1は、支持基板2と、透明電極(陽極)3と、絶縁層4と、有機層5と、背面電極(陰極)6と、封止部材7と、から主に構成されている。
支持基板2は、長方形形状からなる透光性のガラス基板であり、透明電極3,絶縁層4,有機層5及び背面電極6からなる有機EL素子8が複数形成される後述する第一の基板を切断して得られるものである。
透明電極3は、陽極となるものであり、支持基板2上にITO等の導電性材料を蒸着法やスパッタリング法等の手段によって膜厚50〜200nmの層状に形成し、フォトリソグラフィー法等によって例えば日の字型の表示意匠に応じてパターニングしてなるもので、日の字型の表示セグメント部3aと、個々のセグメントからそれぞれ引き出し成形されたリード部3bと、リード部3bの終端部に設けられる電極部3cとを備えている。尚、電極部3cは、支持基板2の一辺に集中的に配設されている。
絶縁層4は、例えばポリイミド系等の絶縁材料からなり、フォトリソグラフィー法等の手段によって形成される。絶縁層4は、表示セグメント部3aに対応した窓部4aと、背面電極6の後述する電極部に対応する切り欠き部4bとを有し、発光領域の輪郭を鮮明に表示するため、透明電極3の表示セグメント3aの周縁部と若干重なるように窓部4aが形成され、また、透明電極3と背面電極6との絶縁を確保するためにリード部3b上を覆うように配設される。
有機層5は、少なくとも発光層を有するものであればよいが、本発明の実施の形態においては、正孔注入層,正孔輸送層,発光層及び電子輸送層を蒸着法等の手段によって順次積層形成し、膜厚100〜300nmの層状となるものである。有機層5は、絶縁層4における窓部4aの形成箇所に対応するように所定の大きさをもって配設される。
背面電極6は、陰極となるものであり、アルミニウム(Al)やアルミリチウム(Al:Li)、マグネシウム銀(Mg:Ag)等の金属製の導電性材料を蒸着法等の手段によって膜厚50〜200nmの層状に形成され、支持基板2の一辺に設けられるリード部6aと電気的に接続される。尚、リード部6aの終端部には、電極部(引き出し部)6bが設けられ、リード部6a及び電極部6bは透明電極3と同材料により形成される。
以上のように、透明電極3と絶縁層4と有機層5と背面電極6とを支持基板2上に順次積層して有機EL素子8が得られる。
封止部材7は、有機EL素子8を気密的に覆うための凹形状の収納部7aと、収納部7aを取り囲むようにして形成される支持部7bとを備えるものである。なお、封止部材7は、透明電極3の電極部3cおよび背面電極6の電極部6bが外部に露出するように支持基板2よりも若干小さめに構成されている。また、封止部材7は、収納部7a内に水分を吸着する吸湿作用を有する吸湿剤(図示しない)が配設されている。封止部材7は、例えばエポキシ樹脂からなる紫外線硬化性の接着剤9を介して支持基板2上に気密的に配設されており、封止部材7と支持基板2とで有機EL素子8が封止されている。封止部材7は、後で詳述する縦横方向に列状となるように複数の収納部7aが形成される後述する第二の基板を個々に切断して得られるものである。
また、封止部材7の接着剤9との当接個所すなわち支持部7bの接着剤9との当接面には、例えばクロム(Cr)等の金属材料からなる反射性の金属膜(反射膜)10が形成されている。金属膜10は、第二の基板にエッチング処理によって各収納部7aを形成する工程において、エッチング処理による薄肉加工を行わない個所を保護するための保護膜として第二の基板の一方の面上に形成されるものであり、また、紫外線を照射して接着剤9を硬化させる工程において、接着剤9を透過した紫外線を再度接着剤9に向けて反射させるものである。
次に、有機ELパネル1の製造方法を図3から図5を用いて説明する。
まず、ガラス材料からなる平板状の第一の基板11上に、蒸着法等の手段によって透明電極3,絶縁層4,有機層5及び背面電極6を複数個所に積層形成し、複数の有機EL素子8を形成する(図3(a))。なお、各有機EL素子8は、図4に示すように第一の基板11上に縦横方向に向かって列状となるように形成される。
また、第一の基板11と略同一の面積を有するガラス材料からなる平板状の第二の基板12の一方の面上にエッチング処理の前記保護膜として金属膜10をフォトリソグラフィー法等の手段によってパターン形成し(図3(b))、さらに第二の基板12をエッチング処理して縦横方向に向かって列状となるように略矩形状の収納部7aを複数形成する(図3(c))。金属膜10は、図5に示すように、第一の基板11に形成される各有機EL素子8との対向部12aを囲むように形成されるものである。第二の基板12をエッチング処理すると、第二の基板12の金属膜10の形成部は金属膜10が前記保護膜となって薄肉加工されず、金属膜10の非形成部である対向部12aのみが薄肉加工されて金属膜10の前記形成部に対して薄肉となり、凹形状の各収納部7aと収納部7aを囲む支持部7bとが形成される。また、収納部7aの形成後、各収納部7a内に前記吸湿剤を配設する。
第一の基板11上に各有機EL素子8を形成した後、接着剤9を第一の基板11の金属膜10と対向する個所あるいは第二の基板12の金属膜10上の少なくとも一方に塗布する。さらに、第一の基板11及び前述の方法で各収納部7aが第二の基板12の少なくとも1つの前記各辺部を基準として、各有機EL素子8の形成位置と各収納部7aの形成位置とがそれぞれ一致するとともに接着剤9が金属膜10と当接するように第一の基板11と前述の方法で各収納部7aが形成された第二の基板12とを接着剤9を介して重ね合わせ、紫外線照射装置(図示しない)によって第一の基板11側から接着剤9に向けて紫外線を照射し、接着剤9を硬化させる(図3(d))。このとき、接着剤9に向けて照射された紫外線は、接着剤9を透過し、また、金属膜10によって反射されて再度接着剤9に向けて照射される。
さらに、各有機EL素子8を封止した後に、第一の基板11及び第二の基板12をスクライブ法等の方法を用いて各有機EL素子8の形成位置に応じて切断し、個々の有機ELパネル1を得る(図3(e))。
かかる有機ELパネル1は、透光性の支持基板2と、支持基板2上に形成され少なくとも発光層5を有する有機層を透明電極3と背面電極6とで挟持してなる有機EL素子8と、支持基板上2に紫外線硬化性の接着剤9を介して配設され有機EL素子8を覆う封止部材7と、封止部材7の接着剤との当接個所に形成される反射性の金属膜10と、を備えてなるものである。また、封止部材7は、有機EL素子8を収納する収納部7aと収納部7aを囲む支持部7bとを有し、反射膜10は支持部7bの接着剤9との当接面に形成されてなるものである。また、有機ELパネル1の製造方法は、透光性の第一の基板11に有機EL素子8を複数形成する工程と、各有機EL素子8を収納する収納部を複数形成する工程と、第一の基板11上の金属膜10と対向する個所あるいは第二の基板12の金属膜10上の少なくとも一方に紫外線硬化性の接着剤を配設する工程と、第一,第二の基板11,12を重ね合わせ、紫外線を照射して接着剤9を硬化させる工程と、第一,第二の基板11,12を切断して個々の有機ELパネル1を得る工程と、を含むものである。
以上の特徴点から、有機ELパネル1及び有機ELパネル1の製造方法は、紫外線を照射して接着剤9を硬化させる工程において、接着剤9を透過した紫外線を金属膜10によって再度接着剤9に向けて反射させることで金属膜10による紫外線の反射によっても接着剤9に紫外線が照射されるため、従来のように接着剤に照射された紫外線が封止部材を透過する場合と比較して紫外線の照射効率が向上することから、一定量の紫外線を照射する場合であっても従来よりも接着剤9の硬化効率を向上させることができ、接着剤9の硬化時間を短縮して有機ELパネルの生産性を向上させることが可能となる。また、有機ELパネル1の発光表示面である支持基板2側から有機ELパネル1を見た場合、従来のように封止部材がガラス等の透光性材料からなる有機ELパネルは支持基板における背面電極の形成個所が暗色の背景となるのに対して封止部材の配設個所は透明の背景となり見栄えが悪いという問題があったが、有機ELパネル1にあっては、金属膜10を封止部材7の接着剤9との当接部に形成することによって、支持基板2における背面電極6形成個所とともに封止部材7の配設個所も暗色の背景となり、有機ELパネル1の表示面の見栄えを向上させることが可能となる。
また、特に、かかる有機ELパネル1の製造方法は、第二の基板12の一方の面上に各有機EL素子8との対向部12aを囲むように金属膜10をパターン形成する工程と、第二の基板12をエッチング処理して対向部12aを肉薄加工し、各有機EL素子8を収納する収納部7aを複数形成する工程と、を含むものである。そのため、エッチング処理の前記保護膜として形成される金属膜10を紫外線を接着剤9に向けて反射する反射膜とすることによって、前記反射膜の形成に特別の工程を必要とせず、有機ELパネル1の製造コストを上げることなく接着剤9の硬化効率を向上させることが可能となる。
なお、本発明の実施の形態における有機ELパネルの製造方法は、多面取りを用いて有機ELパネル1を得るものであったが、本発明は、透光性の支持基板に1つの有機EL素子を形成し、前記支持基板上に前記有機EL素子を覆うための収納部を備える1つの封止部材を配設して有機ELパネルを得るものであっても適用可能である。
すなわち、かかる有機ELパネルの製造方法は、透光性の支持基板上に少なくとも発光層を有する有機層を陽極と陰極とで挟持してなる有機EL素子を形成する工程と、前記有機EL素子を収納する収納部と前記保護膜が形成され前記収納部を囲む支持部とを有する封止部材を準備し、前記支持基板上の前記保護膜と対向する個所あるいは前記封止部材の前記保護膜上の少なくとも一方に紫外線硬化性の接着剤を配設する工程と、前記封止部材を前記支持基板上に配設し、紫外線を照射して前記接着剤を硬化させる工程と、を含むものである。また、特に、透光性の平板部材の一方の面上に前記有機EL素子との対向部を囲むように反射性の保護膜をパターン形成する工程と、前記平板部材をエッチング処理して前記対向部を肉薄加工し、前記封止部材を形成する工程と、を含むものである。以上の特徴点から、かかる有機ELパネルの製造方法によっても前述の実施の形態と同様の効果を得ることが可能となる。
また、本発明の実施の形態においては、封止部材7の支持部7bの接着剤との当接面に前記反射膜として金属膜10を形成する構成であったが、請求項1に記載の本発明にあっては、有機EL素子が形成される支持基板の紫外線硬化性の接着剤との当接個所に反射膜を形成する構成であってもよい。この場合、紫外線は封止部材側から照射されるものである。また、請求項1,請求項2及び請求項4から請求項7に記載の本発明にあっては、前記反射膜は紫外線を反射可能なものであればよく、例えば樹脂材料からなるものであってもよい。
本発明の実施の形態である有機ELパネルを示す斜視図。 同上有機ELパネルを示す断面図。 同上における有機ELパネルの製造工程を示す図。 同上における第一の基板を示す図。 同上における第二の基板を示す図。
符号の説明
1 有機ELパネル
2 支持基板
3 透明電極(陽極)
4 絶縁層
5 有機層
6 背面電極(陰極)
7 封止部材
7a 収納部
8 有機EL素子
9 接着剤
10 金属膜(反射膜)
11 第一の基板
12 第二の基板

Claims (8)

  1. 透光性の支持基板と、
    前記支持基板上に形成され少なくとも発光層を有する有機層を陽極と陰極とで挟持してなる有機EL素子と、
    前記支持基板上に紫外線硬化性の接着剤を介して配設され前記有機EL素子を覆う封止部材と、
    前記支持基板あるいは前記封止部材の何れかの前記接着剤との当接個所に形成される反射膜と、
    を備えてなることを特徴とする有機ELパネル。
  2. 前記封止部材は、前記有機EL素子を収納する収納部と前記収納部を囲む支持部とを有し、前記反射膜は前記支持部の前記接着剤との当接面に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の有機ELパネル。
  3. 前記反射膜は、金属材料からなることを特徴とする請求項1に記載の有機ELパネル。
  4. 透光性の支持基板上に少なくとも発光層を有する有機層を陽極と陰極とで挟持してなる有機EL素子を形成する工程と、
    前記有機EL素子を収納する収納部と反射性の保護膜が形成され前記収納部を囲む支持部とを有する封止部材を準備し、前記支持基板上の前記保護膜と対向する個所あるいは前記封止部材の前記保護膜上の少なくとも一方に紫外線硬化性の接着剤を配設する工程と、
    前記封止部材を前記支持基板上に配設し、紫外線を照射して前記接着剤を硬化させる工程と、
    を少なくとも含むことを特徴とする有機ELパネルの製造方法。
  5. 透光性の平板部材の一方の面上に前記有機EL素子との対向部を囲むように反射性の保護膜をパターン形成し、前記平板部材をエッチング処理して前記対向部を肉薄加工することで前記封止部材を形成する工程と、を含むことを特徴とする請求項4に記載の有機ELパネルの製造方法。
  6. 透光性の第一の基板に少なくとも発光層を有する有機層を陽極と陰極とで挟持してなる有機EL素子を複数形成する工程と、
    前記各有機EL素子との対向部に形成される複数の収納部と前記対向部を囲むように形成された反射性の保護膜とを有する透光性の第二の基板を準備し、前記第一の基板上の前記保護膜と対向する個所あるいは前記第二の基板の前記保護膜上の少なくとも一方に紫外線硬化性の接着剤を配設する工程と、
    前記第一,第二の基板を重ね合わせ、紫外線を照射して前記接着剤を硬化させる工程と、
    前記第一,第二の基板を切断して個々の有機ELパネルを得る工程と、
    を少なくとも含むことを特徴とする有機ELパネルの製造方法。
  7. 前記第二の基板の一方の面上に前記各有機EL素子との前記対向部を囲むように前記保護膜をパターン形成する工程と、
    前記第二の基板をエッチング処理して前記対向部を肉薄加工し、凹形状の前記収納部を複数形成する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項6に記載の有機ELパネルの製造方法。
  8. 前記保護膜は、金属材料からなることを特徴とする請求項4または請求項6に記載の有機ELパネルの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100714000B1 (ko) 2006-07-25 2007-05-04 삼성에스디아이 주식회사 유기전계발광 표시장치 및 그 제조방법
JP2010027481A (ja) * 2008-07-23 2010-02-04 Hitachi Displays Ltd 有機el表示装置
JP2015149210A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 株式会社Joled 表示基板とその製造方法

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