JPH0757850B2 - ペイント剥離促進組成物 - Google Patents
ペイント剥離促進組成物Info
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- JPH0757850B2 JPH0757850B2 JP3141559A JP14155991A JPH0757850B2 JP H0757850 B2 JPH0757850 B2 JP H0757850B2 JP 3141559 A JP3141559 A JP 3141559A JP 14155991 A JP14155991 A JP 14155991A JP H0757850 B2 JPH0757850 B2 JP H0757850B2
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- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D7/00—Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
- C11D7/22—Organic compounds
- C11D7/32—Organic compounds containing nitrogen
- C11D7/3209—Amines or imines with one to four nitrogen atoms; Quaternized amines
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- C11D1/38—Cationic compounds
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- C11D3/04—Water-soluble compounds
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Description
【0001】本発明は、塗装面からペイントフィルムを
除去する組成物に関する。特に、本発明は、ポリオキシ
アルキレンポリアミンおよび他の成分を含む水性アルカ
リ系であって、新しいおよび古いペイントフィルムの両
者を効果的に、安全に、そして高エネルギー効率で除去
する水性アルカリ系に関する。
除去する組成物に関する。特に、本発明は、ポリオキシ
アルキレンポリアミンおよび他の成分を含む水性アルカ
リ系であって、新しいおよび古いペイントフィルムの両
者を効果的に、安全に、そして高エネルギー効率で除去
する水性アルカリ系に関する。
【0002】各種の製品の仕上げは、1以上のペイント
コーチングを塗布、すなわち、噴霧、浸漬またはハケ塗
することによって行なうことが往々にしてある。本明細
書において「ペイント」とは、天然もしくは合成フィル
ム形成性組成物に基づく、各種の着色もしくは透明の、
保護用、シーラント用または装飾用の任意の組成物を意
味するものである。金属表面に通常使用されるペイント
としては、フェノール樹脂系、ポリエステル樹脂系、ア
ルキド樹脂系、アクリル樹脂系、ポリウレタン樹脂系お
よびポリエポキシド樹脂系のエナメル、ラッカーならび
にラテックスが含まれる。
コーチングを塗布、すなわち、噴霧、浸漬またはハケ塗
することによって行なうことが往々にしてある。本明細
書において「ペイント」とは、天然もしくは合成フィル
ム形成性組成物に基づく、各種の着色もしくは透明の、
保護用、シーラント用または装飾用の任意の組成物を意
味するものである。金属表面に通常使用されるペイント
としては、フェノール樹脂系、ポリエステル樹脂系、ア
ルキド樹脂系、アクリル樹脂系、ポリウレタン樹脂系お
よびポリエポキシド樹脂系のエナメル、ラッカーならび
にラテックスが含まれる。
【0003】仕上げ操作におけるペイント除去は、2つ
の点で重要である。第1に、支持装置例えばペイントフ
ック、ジグおよびハンガーを定期的に処理すること、な
らびにペイント吹付室部材を定期的に処理して堆積した
ペイント残留物を除去することが、それらを連続して日
々使用するのに必要である。第2に、不完全にペイント
された部品の廃棄の必要性を回避するために、および廃
棄されたペイント付き金属製品のリサイクル化をより容
易にするために、有効なペイント除去が必要である。
の点で重要である。第1に、支持装置例えばペイントフ
ック、ジグおよびハンガーを定期的に処理すること、な
らびにペイント吹付室部材を定期的に処理して堆積した
ペイント残留物を除去することが、それらを連続して日
々使用するのに必要である。第2に、不完全にペイント
された部品の廃棄の必要性を回避するために、および廃
棄されたペイント付き金属製品のリサイクル化をより容
易にするために、有効なペイント除去が必要である。
【0004】金属表面からペイントを除去するために通
常使用する水性アルカリ性ペイントリムーバーは、各種
の有機および無機化合物の水溶液であることができる。
そのアルカリ度は、主に、アルカリ金属水酸化物によっ
て提供される。他の成分としては、バッファー、腐蝕防
止剤、界面活性剤、洗浄剤および錯生成剤が含まれる。
代表的には、ペイントリムーバーは、活性成分を組成物
全重量のうち約5〜50%の合計濃度〔例えば、1ガロン
(約3.8l)当り1/2ポンド〜数ポンド(約2〜約2
kg)〕で含んでおり、約50〜115 ℃で使用される。被剥
離ペイント付き製品は、浸漬、噴霧または他のコーチン
グ操作によって、前記の剥離用溶液にさらし、適当なさ
らし期間をおいてから、ゆるんだペイントフィルムおよ
び付着したリムーバーを、代表的には水ゆすぎによって
除去する。
常使用する水性アルカリ性ペイントリムーバーは、各種
の有機および無機化合物の水溶液であることができる。
そのアルカリ度は、主に、アルカリ金属水酸化物によっ
て提供される。他の成分としては、バッファー、腐蝕防
止剤、界面活性剤、洗浄剤および錯生成剤が含まれる。
代表的には、ペイントリムーバーは、活性成分を組成物
全重量のうち約5〜50%の合計濃度〔例えば、1ガロン
(約3.8l)当り1/2ポンド〜数ポンド(約2〜約2
kg)〕で含んでおり、約50〜115 ℃で使用される。被剥
離ペイント付き製品は、浸漬、噴霧または他のコーチン
グ操作によって、前記の剥離用溶液にさらし、適当なさ
らし期間をおいてから、ゆるんだペイントフィルムおよ
び付着したリムーバーを、代表的には水ゆすぎによって
除去する。
【0005】アルカリ金属塩系のペイントリムーバーで
は、水混和性の有機添加剤または促進剤をしばしば使用
して、剥離用溶液がペイントフィルムに浸入し、ゆるん
だペイントを溶解または懸濁する能力を向上させてい
る。通常の剥離用浴促進剤としては、フェノール性化合
物例えばクレゾール酸、ならびに式 R1R2R3N〔式中、R
1 、R2 およびR3 の1〜3個は、(低級)アルカノー
ル基、ヒドロキシ置換、アリールオキシ置換もしくはア
ルコキシ置換エーテル基、低級(アルキル)基またはア
リール基である〕で表わされる第1、第2または第3モ
ノアミンが含まれる。これらのアミンは、アルキレング
リコールまたはグリコールエーテルと組合せて使用する
こともできる。例えば、米国特許第 3,615,825号および
第 3,972,839号各明細書には、低分子量ヒドロキシアル
キルアミンまたはアルコキシアルキルアミンとアルカリ
性溶液とを組合せることによって調製したペイント剥離
用組成物が記載されている。一方、米国特許第 3,671,4
65号および第 3,663,447号各明細書には、トリプロピレ
ングリコールまたはアルキレングリコールモノフェニル
エーテルとヒドロキシアルキル−またはアルコキシアル
キル−モノアミンとの混合物を配合したアルカル性剥離
用組成物が記載されている。
は、水混和性の有機添加剤または促進剤をしばしば使用
して、剥離用溶液がペイントフィルムに浸入し、ゆるん
だペイントを溶解または懸濁する能力を向上させてい
る。通常の剥離用浴促進剤としては、フェノール性化合
物例えばクレゾール酸、ならびに式 R1R2R3N〔式中、R
1 、R2 およびR3 の1〜3個は、(低級)アルカノー
ル基、ヒドロキシ置換、アリールオキシ置換もしくはア
ルコキシ置換エーテル基、低級(アルキル)基またはア
リール基である〕で表わされる第1、第2または第3モ
ノアミンが含まれる。これらのアミンは、アルキレング
リコールまたはグリコールエーテルと組合せて使用する
こともできる。例えば、米国特許第 3,615,825号および
第 3,972,839号各明細書には、低分子量ヒドロキシアル
キルアミンまたはアルコキシアルキルアミンとアルカリ
性溶液とを組合せることによって調製したペイント剥離
用組成物が記載されている。一方、米国特許第 3,671,4
65号および第 3,663,447号各明細書には、トリプロピレ
ングリコールまたはアルキレングリコールモノフェニル
エーテルとヒドロキシアルキル−またはアルコキシアル
キル−モノアミンとの混合物を配合したアルカル性剥離
用組成物が記載されている。
【0006】しかしながら、フェノール類には発癌性の
疑いがあるため、ならびに、多くの低分子量アルカノー
ルアミン、アルコキシ化第1アミンおよび芳香族アミン
は、剥離工程の際に熱分解し、そして揮発して、有害な
アンモニア様蒸気を発生し、そして剥離用浴の有用寿命
を短縮してしまう傾向があるため、改良された促進剤に
対する需要は依然として存在する。
疑いがあるため、ならびに、多くの低分子量アルカノー
ルアミン、アルコキシ化第1アミンおよび芳香族アミン
は、剥離工程の際に熱分解し、そして揮発して、有害な
アンモニア様蒸気を発生し、そして剥離用浴の有用寿命
を短縮してしまう傾向があるため、改良された促進剤に
対する需要は依然として存在する。
【0007】単独で使用するかまたは公知促進剤と組合
せて使用する場合に効果的であり、比較的非揮発性であ
り、そして、水性アルカリ性溶液と組合せた場合に安定
である、促進剤を含んでなるペイント剥離用浴に対する
実質的な要求が存在することは明らかである。
せて使用する場合に効果的であり、比較的非揮発性であ
り、そして、水性アルカリ性溶液と組合せた場合に安定
である、促進剤を含んでなるペイント剥離用浴に対する
実質的な要求が存在することは明らかである。
【0008】我々は、ポリオキシアルキレンポリアミン
1種以上を促進剤として含んでなる、高性能熱安定性ア
ルカリ性ペイントリムーバー組成物を調製した。前記の
アミン促進剤は、アルカリ金属水酸化物系ペイントリム
ーバーを使用して現在得られているペイント除去速度よ
りも、その速度を実質的に増加するポリオキシアルキレ
ンポリアミンの群から選択する。ポリオキシアルキレン
ポリアミンの熱安定性、高分子量および低蒸気圧は、本
発明のペイントリムーバーのエネルギー効率および安全
性に実質的に貢献する。
1種以上を促進剤として含んでなる、高性能熱安定性ア
ルカリ性ペイントリムーバー組成物を調製した。前記の
アミン促進剤は、アルカリ金属水酸化物系ペイントリム
ーバーを使用して現在得られているペイント除去速度よ
りも、その速度を実質的に増加するポリオキシアルキレ
ンポリアミンの群から選択する。ポリオキシアルキレン
ポリアミンの熱安定性、高分子量および低蒸気圧は、本
発明のペイントリムーバーのエネルギー効率および安全
性に実質的に貢献する。
【0009】アルカリ性ペイント剥離用組成物は、前記
ポリアミン促進剤と共同してペイント除去時間を実質的
に更に短縮するグリコール化合物を場合により配合して
いる。
ポリアミン促進剤と共同してペイント除去時間を実質的
に更に短縮するグリコール化合物を場合により配合して
いる。
【0010】アルカリ金属水酸化物系剥離用浴中で使用
した場合に、グリコール・ポリアミン促進剤混合物は、
通常使用されるアルカノールアミンおよびフェノール類
よりも、性能が優れている。
した場合に、グリコール・ポリアミン促進剤混合物は、
通常使用されるアルカノールアミンおよびフェノール類
よりも、性能が優れている。
【0011】前記の新規のアルカリ性ペイントリムーバ
ーは、ペイント剥離用浴としての最終使用に適した濃度
で、水溶液中の活性成分として構成することができる
し、あるいは、使用前に水を添加して希釈する濃厚溶液
またはスラリーとして調製することができる。
ーは、ペイント剥離用浴としての最終使用に適した濃度
で、水溶液中の活性成分として構成することができる
し、あるいは、使用前に水を添加して希釈する濃厚溶液
またはスラリーとして調製することができる。
【0012】アルカリ金属水酸化物、ビルダー塩、錯生
成剤等を含んでなる固体組成物中に、ポリオキシアルキ
レンポリアミンおよび場合によりグリコール促進剤を配
合することが好ましい。前記の固体濃厚物を水中に溶解
して、所望濃度の活性成分を含んでなる剥離用浴を調製
する。
成剤等を含んでなる固体組成物中に、ポリオキシアルキ
レンポリアミンおよび場合によりグリコール促進剤を配
合することが好ましい。前記の固体濃厚物を水中に溶解
して、所望濃度の活性成分を含んでなる剥離用浴を調製
する。
【0013】本明細書において「濃厚物」とは、ペイン
トリムーバーとして使用する前に水を加えるべき、任意
の本発明の組成物を意味する。
トリムーバーとして使用する前に水を加えるべき、任意
の本発明の組成物を意味する。
【0014】以下、本発明を更に詳細に説明する。ポリアミン 本発明のペイント除去組成物は、アルカリ度の主要源と
してのアルカリ金属水酸化物好ましくは水酸化ナトリウ
ムまたは水酸化カリウムと、式 (R1)(R2)NXN(R1)(R2) (式中、R1 とR2 とは水素原子、(低級)アルキル基
および[CH2 CH (Y) O] m H 基から成る群から選んだも
のであり、Yは水素原子または(低級)アルキル基であ
り、mは約1〜4であり、そしてXはC2 −C6 アルキ
レン基、ポリオキシ(低級)アルキレン基およびそれら
の混合物からなる群から選んだものである)で表わされ
るポリオキシアルキレンポリアミン促進剤化合物の少量
部分量(ただし有効な量)とを含んでなる。Xがポリオ
キシ(低級)アルキレン部分である場合には、Xは式 〔OCH2CH(Y)〕n N(R1)(R2) 〔式中、Yは水素原子または(低級)アルキル基であ
り、nは約1〜4であり、R1 およびR2 は好ましくは
水素原子である〕で表わされる単位約1〜3個で各々が
置換されているC2 −C6 アルキレン単位1〜3個を含
むこともできる。本明細書において、アルキル基、アル
ケニル基またはアルカノール基に関して「低級」とは、
分枝状または直鎖状のC1 −C4 部分を意味する。
してのアルカリ金属水酸化物好ましくは水酸化ナトリウ
ムまたは水酸化カリウムと、式 (R1)(R2)NXN(R1)(R2) (式中、R1 とR2 とは水素原子、(低級)アルキル基
および[CH2 CH (Y) O] m H 基から成る群から選んだも
のであり、Yは水素原子または(低級)アルキル基であ
り、mは約1〜4であり、そしてXはC2 −C6 アルキ
レン基、ポリオキシ(低級)アルキレン基およびそれら
の混合物からなる群から選んだものである)で表わされ
るポリオキシアルキレンポリアミン促進剤化合物の少量
部分量(ただし有効な量)とを含んでなる。Xがポリオ
キシ(低級)アルキレン部分である場合には、Xは式 〔OCH2CH(Y)〕n N(R1)(R2) 〔式中、Yは水素原子または(低級)アルキル基であ
り、nは約1〜4であり、R1 およびR2 は好ましくは
水素原子である〕で表わされる単位約1〜3個で各々が
置換されているC2 −C6 アルキレン単位1〜3個を含
むこともできる。本明細書において、アルキル基、アル
ケニル基またはアルカノール基に関して「低級」とは、
分枝状または直鎖状のC1 −C4 部分を意味する。
【0015】ポリオキシアルキレンポリアミン促進剤化
合物の好ましい群は、一般構造式(I) H2NCH(CH3)CH2〔OCH(CH3)CH2 〕a (OCH2CH2)b 〔OCH2CH(CH3) 〕 cNH2 (I) (式中、a+cは約3〜4であり、bは約10〜50であ
る)で表わされる、ポリプロピレンオキシドキャップ化
されたポリエチレングリコールから誘導された脂肪族第
1ジアミンである。これらのジアミンは約 500〜2000の
範囲内の平均分子量をもち、テキサコ(Texaco) からジ
ェファミン・イー・ディー(Jeffamine ED)シリーズ例
えばED 600,ED 900等(数字は分子の平均分子量を表わ
す)として市販されている。
合物の好ましい群は、一般構造式(I) H2NCH(CH3)CH2〔OCH(CH3)CH2 〕a (OCH2CH2)b 〔OCH2CH(CH3) 〕 cNH2 (I) (式中、a+cは約3〜4であり、bは約10〜50であ
る)で表わされる、ポリプロピレンオキシドキャップ化
されたポリエチレングリコールから誘導された脂肪族第
1ジアミンである。これらのジアミンは約 500〜2000の
範囲内の平均分子量をもち、テキサコ(Texaco) からジ
ェファミン・イー・ディー(Jeffamine ED)シリーズ例
えばED 600,ED 900等(数字は分子の平均分子量を表わ
す)として市販されている。
【0016】前記式(I)においてbが0であり、a+
cが約2〜35である前記式(I)で表わされるポリオキ
シプロピレンジアミン(平均分子量約 200〜2000)も本
発明の実施において有用であり、テキサコ(Texaco)か
らジェファミン・ディー(Jeffamine D)シリーズ例えば
D-230,D-400, D-2000 等(数字は分子の平均分子量を
表わす)として市販されている。
cが約2〜35である前記式(I)で表わされるポリオキ
シプロピレンジアミン(平均分子量約 200〜2000)も本
発明の実施において有用であり、テキサコ(Texaco)か
らジェファミン・ディー(Jeffamine D)シリーズ例えば
D-230,D-400, D-2000 等(数字は分子の平均分子量を
表わす)として市販されている。
【0017】ポリオキシアルキレンポリアミン促進剤化
合物の他の好ましい群は、C3 −C 6 ポリオールから、
そのポリオールヒドロキシ基をアミノ(低級)アルキレ
ンオキシ部分で置換して誘導した、一般式(II) Z−C(CH2 〔OCH2 CH(Y)〕x CH2)3 (II) (式中、Zは水素原子、メチル基またはエチル基であ
り、Yは水素原子または(低級)アルキル基であり、x
は約2〜4である)で表わされる化合物である。前記式
(II)においてYがメチル基であり、そしてZがエチル
基である前記式(II)で表わされる化合物(分子量約40
0)の混合物は、テキサコ(Texaco) からジェファミン・
ティー(Jeffamine T)−403 として市販されている。
合物の他の好ましい群は、C3 −C 6 ポリオールから、
そのポリオールヒドロキシ基をアミノ(低級)アルキレ
ンオキシ部分で置換して誘導した、一般式(II) Z−C(CH2 〔OCH2 CH(Y)〕x CH2)3 (II) (式中、Zは水素原子、メチル基またはエチル基であ
り、Yは水素原子または(低級)アルキル基であり、x
は約2〜4である)で表わされる化合物である。前記式
(II)においてYがメチル基であり、そしてZがエチル
基である前記式(II)で表わされる化合物(分子量約40
0)の混合物は、テキサコ(Texaco) からジェファミン・
ティー(Jeffamine T)−403 として市販されている。
【0018】ポリアミン促進剤化合物の他の好ましい群
は、一般式(III) (R1)(R2)N(CH2) y N(R1)(R2) (III) {式中、yは2〜6好ましくは2であり、R1 およびR
2 は[CH2 CH (Y) O]mH であり、mは約1〜4好まし
くは約1〜2であり、Yは水素原子または(低級)アル
キル基好ましくは水素原子またはメチル基である}で表
わされる置換されテトラキスヒドロキシ(低級)アルコ
キシアルキレンジアミンである。この群のなかで特に有
効なものとしては、N,N,N′,N′−テトラキス
(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミンおよびN,
N,N′,N′−テトラキス(2−ヒドロキシプロピ
ル)エチレンジアミン〔クアドロール(Quadrol)、バス
フ・ワイアンドッテ(BASF Wyandotte) 〕が含まれる。
この群のジアミンの好ましいものの分子量は約 200〜10
00の範囲内に入る。
は、一般式(III) (R1)(R2)N(CH2) y N(R1)(R2) (III) {式中、yは2〜6好ましくは2であり、R1 およびR
2 は[CH2 CH (Y) O]mH であり、mは約1〜4好まし
くは約1〜2であり、Yは水素原子または(低級)アル
キル基好ましくは水素原子またはメチル基である}で表
わされる置換されテトラキスヒドロキシ(低級)アルコ
キシアルキレンジアミンである。この群のなかで特に有
効なものとしては、N,N,N′,N′−テトラキス
(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミンおよびN,
N,N′,N′−テトラキス(2−ヒドロキシプロピ
ル)エチレンジアミン〔クアドロール(Quadrol)、バス
フ・ワイアンドッテ(BASF Wyandotte) 〕が含まれる。
この群のジアミンの好ましいものの分子量は約 200〜10
00の範囲内に入る。
【0019】グリコール 本発明のペイントリムーバー組成物は、(低級)アルキ
レングリコール、(低級)アルキレングリコール(低
級)アルキルエーテルおよび(低級)アルキレングリコ
ールフェニルエーテルからなる群から選んだグリコール
促進剤の有効量を含んでいることもできる。前記促進剤
は、通常使用されているグリコールまたはグリコールエ
ーテル促進剤、例えばプロピレングリコール、トリプロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、それらの
(低級)アルキルエーテルもしくはフェニルエーテル、
またはそれらの混合物から選ぶことができる。モノ(低
級)アルキルエーテルの中では、メチルが好ましい。モ
ノメチルエーテル添加剤の中では、毒性の点から、トリ
プロピレングリコールモノメチルエーテル(TPM)が好ま
しい。アルキレングリコールまたはアルキレングリコー
ルエーテル対ポリアミンの比は、好ましくは約3〜1:
1、最も好ましくは2:1である。驚ろくべきことに、
本発明者は、ポリオキシアルキレンポリアミンおよび
(低級)アルキレングリコールエーテル促進剤混合物
は、これをアルカリ性剥離用浴中で使用した場合に、予
想される単純な相加的効果よりも実質的に優れた促進力
を示すことを見出した。
レングリコール、(低級)アルキレングリコール(低
級)アルキルエーテルおよび(低級)アルキレングリコ
ールフェニルエーテルからなる群から選んだグリコール
促進剤の有効量を含んでいることもできる。前記促進剤
は、通常使用されているグリコールまたはグリコールエ
ーテル促進剤、例えばプロピレングリコール、トリプロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、それらの
(低級)アルキルエーテルもしくはフェニルエーテル、
またはそれらの混合物から選ぶことができる。モノ(低
級)アルキルエーテルの中では、メチルが好ましい。モ
ノメチルエーテル添加剤の中では、毒性の点から、トリ
プロピレングリコールモノメチルエーテル(TPM)が好ま
しい。アルキレングリコールまたはアルキレングリコー
ルエーテル対ポリアミンの比は、好ましくは約3〜1:
1、最も好ましくは2:1である。驚ろくべきことに、
本発明者は、ポリオキシアルキレンポリアミンおよび
(低級)アルキレングリコールエーテル促進剤混合物
は、これをアルカリ性剥離用浴中で使用した場合に、予
想される単純な相加的効果よりも実質的に優れた促進力
を示すことを見出した。
【0020】ビルダーおよび抗腐蝕剤 本発明のペイントリムーバー組成物は、剥離用浴の洗浄
性を向上する機能をもつビルダー1種以上を含むことも
できる。適当な無機ビルダーとしてはアルカリ金属塩が
含まれ、その例としては、ピロリン酸四ナトリウム、カ
ルボン酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ホウ酸ナト
リウム等がある。アルカリ金属ケイ酸塩例えばメタケイ
酸ナトリウムまたはオルトケイ酸ナトリウムの有効量を
腐蝕防止剤として使用することができる。
性を向上する機能をもつビルダー1種以上を含むことも
できる。適当な無機ビルダーとしてはアルカリ金属塩が
含まれ、その例としては、ピロリン酸四ナトリウム、カ
ルボン酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ホウ酸ナト
リウム等がある。アルカリ金属ケイ酸塩例えばメタケイ
酸ナトリウムまたはオルトケイ酸ナトリウムの有効量を
腐蝕防止剤として使用することができる。
【0021】錯生成剤 本発明のペイントリムーバー組成物は、剥離工程の際に
浴中に入るカルシウムイオンおよびマグネシウムイオン
の沈澱を防止する機能をもつ錯生成剤または金属イオン
封鎖剤を含むこともできる。適当な錯生成剤としては、
有機酸のアルカリ金属塩例えばグルコン酸ナトリウム、
クエン酸ナトリウム、EDTA等が含まれる。
浴中に入るカルシウムイオンおよびマグネシウムイオン
の沈澱を防止する機能をもつ錯生成剤または金属イオン
封鎖剤を含むこともできる。適当な錯生成剤としては、
有機酸のアルカリ金属塩例えばグルコン酸ナトリウム、
クエン酸ナトリウム、EDTA等が含まれる。
【0022】少量成分量であるが有効な量の界面活性剤
を、アルカリ性剥離用濃厚物中で通常使用して、ペイン
トフィルムの破壊およびゆるんだペイントの浴中への分
散を助ける。本発明によるポリアミン促進剤も、界面活
性剤として有効な機能をもっているが、適当な塩基安定
性ノニオン系またはアニオン系界面活性剤約0.25〜5%
も、本発明の組成物中に使用することができる。前記の
所望成分としての界面活性剤の群のなかではアニオン系
界面活性剤が好ましく、その界面活性剤としては、アル
キル基中の炭素原子約1〜16個の高級アルキル単核また
は多核アリールスルホネートのナトリウム塩、カリウム
塩またはアンモニウム塩(例えば、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム、トリデシルベンゼンスルホン酸マ
グネシウム、ペンタプロピレンベンゼンスルホン酸リチ
ウムまたはカリウム)、アルキルナフタレンスルホン酸
のアルカリ金属塩〔メチルナフタレンスルホン酸ナトリ
ウム:ペトロ・エイ・エイ(Petro AA)、ペトロケミカル
社(Petrochemical Corporation)〕、アミノアルキルス
ルホン酸の脂肪酸アミド例えばタウリンのラウリン酸ア
ミド、および多数の他のアニオン系有機界面活性剤例え
ばキシレンスルホン酸ナトリウム、ナフタレンスルホン
酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、ならび
にそれらの混合物が含まれる。
を、アルカリ性剥離用濃厚物中で通常使用して、ペイン
トフィルムの破壊およびゆるんだペイントの浴中への分
散を助ける。本発明によるポリアミン促進剤も、界面活
性剤として有効な機能をもっているが、適当な塩基安定
性ノニオン系またはアニオン系界面活性剤約0.25〜5%
も、本発明の組成物中に使用することができる。前記の
所望成分としての界面活性剤の群のなかではアニオン系
界面活性剤が好ましく、その界面活性剤としては、アル
キル基中の炭素原子約1〜16個の高級アルキル単核また
は多核アリールスルホネートのナトリウム塩、カリウム
塩またはアンモニウム塩(例えば、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム、トリデシルベンゼンスルホン酸マ
グネシウム、ペンタプロピレンベンゼンスルホン酸リチ
ウムまたはカリウム)、アルキルナフタレンスルホン酸
のアルカリ金属塩〔メチルナフタレンスルホン酸ナトリ
ウム:ペトロ・エイ・エイ(Petro AA)、ペトロケミカル
社(Petrochemical Corporation)〕、アミノアルキルス
ルホン酸の脂肪酸アミド例えばタウリンのラウリン酸ア
ミド、および多数の他のアニオン系有機界面活性剤例え
ばキシレンスルホン酸ナトリウム、ナフタレンスルホン
酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、ならび
にそれらの混合物が含まれる。
【0023】本発明によって調製したアルカリ性ペイン
ト剥離用濃厚物は、アルカリ金属水酸化物の主成分量好
ましくは水酸化ナトリウムまたはカリウム約20〜99%最
も好ましくは約45〜85%、無機ビルダー塩約5〜30%好
ましくは約15〜25%、錯生成剤約3〜30%好ましくは約
15〜25%、腐蝕防止剤約1〜10%好ましくは約2〜8
%、ポリオキシアルキレンポリアミン促進剤約0.2〜20
%好ましくは約0.5〜10%、および場合によりグリコー
ル促進剤約0.5〜40%好ましくは約1〜20%を含んでな
る。
ト剥離用濃厚物は、アルカリ金属水酸化物の主成分量好
ましくは水酸化ナトリウムまたはカリウム約20〜99%最
も好ましくは約45〜85%、無機ビルダー塩約5〜30%好
ましくは約15〜25%、錯生成剤約3〜30%好ましくは約
15〜25%、腐蝕防止剤約1〜10%好ましくは約2〜8
%、ポリオキシアルキレンポリアミン促進剤約0.2〜20
%好ましくは約0.5〜10%、および場合によりグリコー
ル促進剤約0.5〜40%好ましくは約1〜20%を含んでな
る。
【0024】固体濃厚物は、ほぼ前記の量の塩をドライ
ブレンディングし、続いて促進剤中で混合し、そして均
一でさらさらした顆粒状濃厚物が得られるまで更にブレ
ンディングすることによって調製する。続いて、得られ
た顆粒状濃厚物を水に加えて剥離用浴溶液を生成する。
前記溶液の濃度は、除去する対象のペイントの型、浴温
および露出時間によって広範に変えることができる。あ
るいは、アルカリ金属水酸化物を他の添加成分と共に水
中で所望の浴濃度まで溶解し、もし必要ならば、均一溶
液が得られるまで攪拌または加熱することができる。使
用したアルカリ性剥離浴は、ポリオキシアルキレンポリ
アミン促進剤またはアミン−グリコールの組合せの有効
量を加えることによって促進することができる。
ブレンディングし、続いて促進剤中で混合し、そして均
一でさらさらした顆粒状濃厚物が得られるまで更にブレ
ンディングすることによって調製する。続いて、得られ
た顆粒状濃厚物を水に加えて剥離用浴溶液を生成する。
前記溶液の濃度は、除去する対象のペイントの型、浴温
および露出時間によって広範に変えることができる。あ
るいは、アルカリ金属水酸化物を他の添加成分と共に水
中で所望の浴濃度まで溶解し、もし必要ならば、均一溶
液が得られるまで攪拌または加熱することができる。使
用したアルカリ性剥離浴は、ポリオキシアルキレンポリ
アミン促進剤またはアミン−グリコールの組合せの有効
量を加えることによって促進することができる。
【0025】従って、本発明によって調製した好ましい
水性剥離用浴は、水酸化ナトリウムまたはカリウム約2
〜40重量%好ましくは約3〜30重量%、ビルダー塩約1
〜5%、錯生成剤約1〜8%、ケイ酸塩約1〜5%、ポ
リオキシアルキレンポリアミン促進剤約0.2〜10%好ま
しくは約0.5 〜5%、および場合によりグリコール促進
剤すなわちジ−またはトリ−プロピレングリコールモノ
メチルエーテル約0.5〜20%好ましくは約1〜10%を含
んでなる。
水性剥離用浴は、水酸化ナトリウムまたはカリウム約2
〜40重量%好ましくは約3〜30重量%、ビルダー塩約1
〜5%、錯生成剤約1〜8%、ケイ酸塩約1〜5%、ポ
リオキシアルキレンポリアミン促進剤約0.2〜10%好ま
しくは約0.5 〜5%、および場合によりグリコール促進
剤すなわちジ−またはトリ−プロピレングリコールモノ
メチルエーテル約0.5〜20%好ましくは約1〜10%を含
んでなる。
【0026】被剥離ペイント付き製品を、本発明の剥離
用溶液に浸漬することによってさらすか、または、ペイ
ントフィルムを実質的にゆるめるのに充分な時間、前記
溶液をペイント付き表面にハケ塗または噴霧するか、あ
るいは他の方法で接触させることができる。次に、付着
したリムーバーおよびゆるくなったペイントを、好まし
くは水ゆすぎで除去し、ペイントフィルムの完全な除去
に必要なだけ何回でも操作を繰返すことができる。
用溶液に浸漬することによってさらすか、または、ペイ
ントフィルムを実質的にゆるめるのに充分な時間、前記
溶液をペイント付き表面にハケ塗または噴霧するか、あ
るいは他の方法で接触させることができる。次に、付着
したリムーバーおよびゆるくなったペイントを、好まし
くは水ゆすぎで除去し、ペイントフィルムの完全な除去
に必要なだけ何回でも操作を繰返すことができる。
【0027】前記の塗布方法のなかでは、浴中での浸漬
が好ましく、ペイント付き製品を浴の表面下に静的に配
置するか、または浴トラフを通して連続的に移動させる
ことができる。
が好ましく、ペイント付き製品を浴の表面下に静的に配
置するか、または浴トラフを通して連続的に移動させる
ことができる。
【0028】本発明による溶液は雰囲気温度下において
有効なペイントリムーバーであるが、約50〜110 ℃好ま
しくは約80〜105 ℃の加熱温度下でペイントフィルムと
接触させることが好ましい。同様に、必要な場合、特に
抵抗性仕上塗料例えば焼付けポリエステルおよびエポキ
シドを剥離する場合には、浴のかきまぜ例えば攪拌また
は振盪を行なう。
有効なペイントリムーバーであるが、約50〜110 ℃好ま
しくは約80〜105 ℃の加熱温度下でペイントフィルムと
接触させることが好ましい。同様に、必要な場合、特に
抵抗性仕上塗料例えば焼付けポリエステルおよびエポキ
シドを剥離する場合には、浴のかきまぜ例えば攪拌また
は振盪を行なう。
【0029】以下、実施例によって本発明を更に詳細に
説明する。例1:ペイントリムーバー浴 水酸化ナトリウム(119g)を攪拌下に水3760ml(1.0ガ
ロン)中に徐々に溶解し、続いて炭酸ナトリウム43.5
g、グルコン酸ナトリウム43.5g、メタケイ酸ナトリウ
ム11.0gおよびナフタレンスルホン酸ナトリウム2.2g
を加えた。この溶液中でジェファミン(Jeffamine)D-230
(4.4g)を攪拌し、促進剤を活性成分合計重量の2%
に等しい量で含むアルカリ性溶液(以下、「2%浴」と
称す)を得た。この溶液は、ペイントリムーバー浴とし
て使用するのに適していた。
説明する。例1:ペイントリムーバー浴 水酸化ナトリウム(119g)を攪拌下に水3760ml(1.0ガ
ロン)中に徐々に溶解し、続いて炭酸ナトリウム43.5
g、グルコン酸ナトリウム43.5g、メタケイ酸ナトリウ
ム11.0gおよびナフタレンスルホン酸ナトリウム2.2g
を加えた。この溶液中でジェファミン(Jeffamine)D-230
(4.4g)を攪拌し、促進剤を活性成分合計重量の2%
に等しい量で含むアルカリ性溶液(以下、「2%浴」と
称す)を得た。この溶液は、ペイントリムーバー浴とし
て使用するのに適していた。
【0030】例1A:ペイントリムーバー濃厚物 例1の操作により、リボンブレンダー中でナトリウム塩
をブレンディングし、D-230を加え、そして混合物が均
一になるまでブレンディングすることにより、固体濃厚
物を得た。次に、剥離用浴として使用するのに望ましい
濃度に、顆粒状組成物を水中で溶解した。
をブレンディングし、D-230を加え、そして混合物が均
一になるまでブレンディングすることにより、固体濃厚
物を得た。次に、剥離用浴として使用するのに望ましい
濃度に、顆粒状組成物を水中で溶解した。
【0031】例2:ペイントリムーバー浴 例1の操作に従って、水酸化ナトリウム 118g、炭酸ナ
トリウム43.0g、グルコン酸ナトリウム43.0g、メタケ
イ酸ナトリウム11.0g、ナフタレンスルホン酸ナトリウ
ム2.0gおよびジェファミン(Jeffamine)D-230の6.7g
を水3760ml(1ガロン)中に溶解し、促進剤を活性成分
合計の3%の量で含む剥離用浴(以下、「3%浴」と称
す)を得た。
トリウム43.0g、グルコン酸ナトリウム43.0g、メタケ
イ酸ナトリウム11.0g、ナフタレンスルホン酸ナトリウ
ム2.0gおよびジェファミン(Jeffamine)D-230の6.7g
を水3760ml(1ガロン)中に溶解し、促進剤を活性成分
合計の3%の量で含む剥離用浴(以下、「3%浴」と称
す)を得た。
【0032】例3:ペイントリムーバー浴 例1の操作に従って剥離用浴を調製したが、 D-230促進
剤の代わりにクアドロール(Quadrol) 4.4gを使用し
た。
剤の代わりにクアドロール(Quadrol) 4.4gを使用し
た。
【0033】例4:ペイントリムーバー浴 例2の操作に従って剥離用浴を調製したが、 D-230促進
剤の代わりにジェファミン(Jeffamine) ED-600を6.7g
を使用した。
剤の代わりにジェファミン(Jeffamine) ED-600を6.7g
を使用した。
【0034】例5〜例10:グリコール/アミン浴 例2の操作に従って調製(但し、予め調製したアルカリ
性浴に促進剤混合物を加えた)した3%ペイントリムー
バー浴の組成を以下の表1にまとめた。
性浴に促進剤混合物を加えた)した3%ペイントリムー
バー浴の組成を以下の表1にまとめた。
【表1】
【0035】例11:フェノール性浴 水酸化ナトリウム(61.6g)、炭酸ナトリウム(158
g)、およびグルコン酸ナトリウム(35.3g)を一緒に
し、リボンブレンダー中で混合した。パラ−フェニル−
フェノール(70g)、TPM(17.0g)およびジェファ
ミン(Jeffamine) ED-600(91g)の混合物を加え、均一
な顆粒状ブレンドが得られるまで攪拌を続けた。この濃
厚物を水3760ml(1ガロン)中に溶解し、ペイントリム
ーバー浴として使用した。
g)、およびグルコン酸ナトリウム(35.3g)を一緒に
し、リボンブレンダー中で混合した。パラ−フェニル−
フェノール(70g)、TPM(17.0g)およびジェファ
ミン(Jeffamine) ED-600(91g)の混合物を加え、均一
な顆粒状ブレンドが得られるまで攪拌を続けた。この濃
厚物を水3760ml(1ガロン)中に溶解し、ペイントリム
ーバー浴として使用した。
【0036】例12:フェノール性浴 ED-600の代わりにジェファミン(Jeffamine)D-230の91g
を使用して、例11と同様の濃厚物を調製した。この濃厚
物約 224g(8オンス)を水3760ml(1ガロン)中に溶
解して、ペイントリムーバー浴として使用した。
を使用して、例11と同様の濃厚物を調製した。この濃厚
物約 224g(8オンス)を水3760ml(1ガロン)中に溶
解して、ペイントリムーバー浴として使用した。
【0037】例13:フェノール性浴 水 480ml中の水酸化ナトリウム 243.0gおよびグルコン
酸ナトリウム8.7gの攪拌化溶液を、クレゾール酸 175
gとTPM 19gとジェファミン(Jeffamine)D-230の10gと
の混合物で処理した。得られた濃厚物を水7.7lで希釈
し、ペイントリムーバー浴として使用した。
酸ナトリウム8.7gの攪拌化溶液を、クレゾール酸 175
gとTPM 19gとジェファミン(Jeffamine)D-230の10gと
の混合物で処理した。得られた濃厚物を水7.7lで希釈
し、ペイントリムーバー浴として使用した。
【0038】対照用組成物 水酸化ナトリウム 124.7gと炭酸ナトリウム45.3gとグ
ルコン酸ナトリウム45.3gとメタケイ酸ナトリウム11.3
gとナフタレンスルホン酸ナトリウム2.3gとの混合物
からなる固体アルカリ剥離用濃厚物 224g(8oz)の37
60ml(1ガロン)水溶液を調製し、これを対照用剥離用
浴溶液として使用し、これと本発明のポリアミン促進剤
との性能を比較した。
ルコン酸ナトリウム45.3gとメタケイ酸ナトリウム11.3
gとナフタレンスルホン酸ナトリウム2.3gとの混合物
からなる固体アルカリ剥離用濃厚物 224g(8oz)の37
60ml(1ガロン)水溶液を調製し、これを対照用剥離用
浴溶液として使用し、これと本発明のポリアミン促進剤
との性能を比較した。
【0039】ペイント剥離試験 一般的操作 スチール製パネル〔約7.6cm×12.7cm(3in×5in)〕
を各種のペイントで指示されたフィルム厚さにコート
し、ペイントリムーバー浴1.0lを含む容器に浸漬し
た。規則的な間隔で、供試パネルを浴から取り除き、ペ
イントフィルムが完全にゆるんでいない場合には、水で
ゆすいだ。特に断らない限り、記録した剥離時間は、ペ
イントフィルムを完全に除去するのに必要な合計さらし
時間を意味する。
を各種のペイントで指示されたフィルム厚さにコート
し、ペイントリムーバー浴1.0lを含む容器に浸漬し
た。規則的な間隔で、供試パネルを浴から取り除き、ペ
イントフィルムが完全にゆるんでいない場合には、水で
ゆすいだ。特に断らない限り、記録した剥離時間は、ペ
イントフィルムを完全に除去するのに必要な合計さらし
時間を意味する。
【0040】例14:ポリアミン促進剤 表2は、剥離工程の際に82℃に維持した記載のペイント
リムーバー浴を使用した場合に、ペイント被覆スチール
板に必要な剥離時間をまとめたものである。
リムーバー浴を使用した場合に、ペイント被覆スチール
板に必要な剥離時間をまとめたものである。
【表2】 表2にまとめた結果から明らかなように、水性アルカリ
性剥離用浴中の少量のポリオキシアルキレンポリアミン
を加えることにより、各種の型のペイントを剥離するの
に必要な時間が実質的に(すなわち約5〜60%)減少す
る。
性剥離用浴中の少量のポリオキシアルキレンポリアミン
を加えることにより、各種の型のペイントを剥離するの
に必要な時間が実質的に(すなわち約5〜60%)減少す
る。
【0041】例15:TPMを含むポリアミン 10種類の型のペイントで被覆したスチール板を、ペイン
トが水ゆすぎによって完全に除去されるまで、対照用浴
および対照用溶液を記載の促進剤混合物で処理して形成
した浴に82℃でさらした。結果を表3、表4および表5
にまとめた。
トが水ゆすぎによって完全に除去されるまで、対照用浴
および対照用溶液を記載の促進剤混合物で処理して形成
した浴に82℃でさらした。結果を表3、表4および表5
にまとめた。
【表3】
【表4】
【表5】
【0042】前記の表3〜表5の結果から明らかなとお
り、前記式(1)のポリオキシアルキレンジアミンとT
PMとの組合せは、非促進化苛性リムーバーによって得
られる除去速度と比較して、約1.20〜20以上で変化する
倍率で、各種のペイントフィルムの除去速度を促進する
のに有効である。
り、前記式(1)のポリオキシアルキレンジアミンとT
PMとの組合せは、非促進化苛性リムーバーによって得
られる除去速度と比較して、約1.20〜20以上で変化する
倍率で、各種のペイントフィルムの除去速度を促進する
のに有効である。
【0043】例16:エネルギー効率 24%水性水酸化ナトリウムの対照溶液に2% TPMおよび
1%ジェファミン(Jeffamine) ED-600を加えることによ
って達成される剥離促進は、アルカリ性浴でペイントを
剥離する際に通常使用する温度範囲に亘って有意なもの
であることを、以下の表6のデータが示している。従っ
て、ポリアルキレングリキールまたはグリコールエーテ
ルおよびポリアミン促進剤を使用することによって、よ
り低い温度のアルカリ性剥離用浴の使用が可能になり、
より高い温度で操作した非促進化浴によって得られるも
のと同じ剥離速度が得られるので、有意のエネルギー節
約が得られる。
1%ジェファミン(Jeffamine) ED-600を加えることによ
って達成される剥離促進は、アルカリ性浴でペイントを
剥離する際に通常使用する温度範囲に亘って有意なもの
であることを、以下の表6のデータが示している。従っ
て、ポリアルキレングリキールまたはグリコールエーテ
ルおよびポリアミン促進剤を使用することによって、よ
り低い温度のアルカリ性剥離用浴の使用が可能になり、
より高い温度で操作した非促進化浴によって得られるも
のと同じ剥離速度が得られるので、有意のエネルギー節
約が得られる。
【表6】
【0044】例17:共同効果 以下の表7にまとめた実験が示すところによれば、ポリ
オキシアルキレンポリアミンおよびTPMは、それらを
アルカリ性剥離用溶液と個々に加えた場合に有効な促進
剤であるが、両添加剤の混合物の促進効果は、それら促
進剤を単独で等量%使用したものから単純に予想される
ものよりも実質的に大きなものである。
オキシアルキレンポリアミンおよびTPMは、それらを
アルカリ性剥離用溶液と個々に加えた場合に有効な促進
剤であるが、両添加剤の混合物の促進効果は、それら促
進剤を単独で等量%使用したものから単純に予想される
ものよりも実質的に大きなものである。
【表7】
【0045】例18:比較試験 アルカノールアミン、第1アルキドアミン(エタノール
およびプロパノールアミン)で促進化した多数のアルカ
リ性ペイントリムーバーは市販されている。表8および
表9は、対照用リムーバーとジェファミン(Jeffamine)D
-230, ED-600またはクアドロール(Quadrol) とTPMと
を使用した場合の各種のコーチングに必要な剥離時間
と、3種のアルカノールアミン促進剤およびTPMを使
用した場合に必要な剥離時間とを比較したものである。
およびプロパノールアミン)で促進化した多数のアルカ
リ性ペイントリムーバーは市販されている。表8および
表9は、対照用リムーバーとジェファミン(Jeffamine)D
-230, ED-600またはクアドロール(Quadrol) とTPMと
を使用した場合の各種のコーチングに必要な剥離時間
と、3種のアルカノールアミン促進剤およびTPMを使
用した場合に必要な剥離時間とを比較したものである。
【表8】
【表9】
【0046】ヒドロキシアルキルアミンをポリアルキレ
ンオキシポリアミンで置き換えた場合に観察される剥離
時間の顕著な減少は、単なる時間の比較が示唆するもの
以上の意味がある。なぜなら、ED-600の1重量%はTE
Aの同重量の促進剤モルのわずか1/3でしかなく、よ
り少ない分子量の D-230はTEA等重量のモルの約80%
であるからである。
ンオキシポリアミンで置き換えた場合に観察される剥離
時間の顕著な減少は、単なる時間の比較が示唆するもの
以上の意味がある。なぜなら、ED-600の1重量%はTE
Aの同重量の促進剤モルのわずか1/3でしかなく、よ
り少ない分子量の D-230はTEA等重量のモルの約80%
であるからである。
【0047】前記の表9のデータが示すところによれ
ば、アルキレンジアミン〔クアドロール(Quadrol)〕2
%を配合するリムーバー混合物は、2% TEAを使用する
ものとほぼ等しい有効性をもっており、2%クアドロー
ル(Quadrol)と2% TPMとの促進剤混合物は、2% TEA
と2% TPMとの混合物よりも優れている。この結果の有
意性は、クアドロール(Quadrol)の分子量がTEAの約
2倍であるという事実から生じている。
ば、アルキレンジアミン〔クアドロール(Quadrol)〕2
%を配合するリムーバー混合物は、2% TEAを使用する
ものとほぼ等しい有効性をもっており、2%クアドロー
ル(Quadrol)と2% TPMとの促進剤混合物は、2% TEA
と2% TPMとの混合物よりも優れている。この結果の有
意性は、クアドロール(Quadrol)の分子量がTEAの約
2倍であるという事実から生じている。
【0048】例19:フェノール系リムーバーの促進 驚ろくべきことに、フェノール系促進剤を使うアルカリ
性剥離用浴にポリアミンを加えた場合に、ポリアミンが
促進効果の向上をもたらすことが見出された。フェノー
ル系促進剤を使う浴では、前記のビルダー、錯生成剤お
よび(または)腐蝕防止剤1種以上と組合せて使用する
ことのできるアルカリ金属水酸化物の通常濃度を一般に
使用する。使用の際には、前記の浴はフェノール系促進
剤約0.1〜20%好ましくは約1〜10%を一般に使用す
る。以下の表10は、2種の一般に使用されたフェノール
系ペイントリムーバーにTPMおよびジェファミン(Jef
famine)D-230を加えることによって得られる結果をまと
めたものである。
性剥離用浴にポリアミンを加えた場合に、ポリアミンが
促進効果の向上をもたらすことが見出された。フェノー
ル系促進剤を使う浴では、前記のビルダー、錯生成剤お
よび(または)腐蝕防止剤1種以上と組合せて使用する
ことのできるアルカリ金属水酸化物の通常濃度を一般に
使用する。使用の際には、前記の浴はフェノール系促進
剤約0.1〜20%好ましくは約1〜10%を一般に使用す
る。以下の表10は、2種の一般に使用されたフェノール
系ペイントリムーバーにTPMおよびジェファミン(Jef
famine)D-230を加えることによって得られる結果をまと
めたものである。
【表10】
【0049】PP組成物の24%水溶液は、ペイントフッ
クから約0.5〜0.8mm(20〜30ミル)の水系焼付けエナ
メルを剥離するのに82℃で 10.25時間かかったが、例11
の浴は前記フックから剥離するのにわずか6.66時間を要
しただけであった。
クから約0.5〜0.8mm(20〜30ミル)の水系焼付けエナ
メルを剥離するのに82℃で 10.25時間かかったが、例11
の浴は前記フックから剥離するのにわずか6.66時間を要
しただけであった。
【0050】ポリアミンをフェノール系リムーバーに加
えた場合に観察される有意に短縮された剥離時間は、フ
ェノール系蒸気にさらされる作業場の合計時間を短縮す
ることができ、それと同時に、潜在的な毒作用および環
境汚染を低下させる。
えた場合に観察される有意に短縮された剥離時間は、フ
ェノール系蒸気にさらされる作業場の合計時間を短縮す
ることができ、それと同時に、潜在的な毒作用および環
境汚染を低下させる。
【0051】更に、本発明の実施に有用なポリオキシア
ルキレンポリアミンが一般に示す蒸気圧は、通常使用さ
れているアミン促進剤の蒸気圧、例えばモノエタノール
アミン(25℃のmmHgで0.48)、イソプロパノールアミン
(同じく0.51)、メトキシプロピルアミン(同じく0.5
1)およびエトキシエチル(プロピル)アミン(4.0)
と比べ、約50〜600 倍の範囲で低い。従って、前記のポ
リアミンは、通常使用される浴温で本質的に非揮発性で
あり、剥離用浴中に残留する。従って、有効浴寿命が、
モノアミン促進剤によって得られるものより増加し、更
に作業場汚染の危険が低下する。
ルキレンポリアミンが一般に示す蒸気圧は、通常使用さ
れているアミン促進剤の蒸気圧、例えばモノエタノール
アミン(25℃のmmHgで0.48)、イソプロパノールアミン
(同じく0.51)、メトキシプロピルアミン(同じく0.5
1)およびエトキシエチル(プロピル)アミン(4.0)
と比べ、約50〜600 倍の範囲で低い。従って、前記のポ
リアミンは、通常使用される浴温で本質的に非揮発性で
あり、剥離用浴中に残留する。従って、有効浴寿命が、
モノアミン促進剤によって得られるものより増加し、更
に作業場汚染の危険が低下する。
【0052】本明細書に記載した実施例により、各種の
ポリオキシアルキレンポリアミンは、低濃度で、水性ア
ルカリ性およびフェノール系剥離用組成物の両者が広い
操作温度範囲に亘って各種のコーチングフィルムを除去
する能力を促進する有効な機能をもつことを示した。本
発明のポリアミンの促進能力は、ポリアルキレングリコ
ールおよびグリコールエーテルとの同時使用により更に
向上し、そして逆もまた同様である。本発明のポリアミ
ンは、通常使用されているモノアミン促進剤例えばエタ
ノールアミンよりも有効であり、そして比較的高い分子
量および蒸気圧をもつことにより、使用するのがより経
済的および安全である。
ポリオキシアルキレンポリアミンは、低濃度で、水性ア
ルカリ性およびフェノール系剥離用組成物の両者が広い
操作温度範囲に亘って各種のコーチングフィルムを除去
する能力を促進する有効な機能をもつことを示した。本
発明のポリアミンの促進能力は、ポリアルキレングリコ
ールおよびグリコールエーテルとの同時使用により更に
向上し、そして逆もまた同様である。本発明のポリアミ
ンは、通常使用されているモノアミン促進剤例えばエタ
ノールアミンよりも有効であり、そして比較的高い分子
量および蒸気圧をもつことにより、使用するのがより経
済的および安全である。
【0053】本発明を特定の好ましい態様に関して説明
したが、本発明の精神を逸脱しない限り、多数の変形が
可能であるものと理解されたい。
したが、本発明の精神を逸脱しない限り、多数の変形が
可能であるものと理解されたい。
Claims (7)
- 【請求項1】 (a)式 (R1)(R2)NXN(R1)(R2) (式中、R1 とR2 とは水素原子、(低級)アルキル基
および[CH2 CH (Y) O] m H 基から成る群から選んだも
のであり、Yは水素原子または低級アルキル基であり、
mは1〜4であり、そしてXはポリオキシ(低級)アル
キレン成分である)で表わされるポリアルキレンポリア
ミン1重量部及び(b)(低級)アルキレングリコール
(低級)アルキルエーテル、(低級)アルキレングリコ
ールフェニルエーテル、及びこれらの混合物を含むグリ
コール化合物1〜3重量部の混合物を含んでなり、前記
混合物がアルカリ金属水酸化物ベースペイント剥離浴に
加えた場合促進剤として有効である組成物。 - 【請求項2】 Xが式 [OCH2CH(Y) ]n N(R1)(R2) (式中、nは1〜4である)で表わされる単位で置換さ
れているC3 −C6 アルキレン単位を更に含む請求項1
記載の組成物。 - 【請求項3】 前記ポリオキシ(低級)アルキレン基X
がアルキレン単位3〜60個を含む請求項1又は2記載の
組成物。 - 【請求項4】 前記ポリアミンが、式 H2NCH(CH3)CH2[OCH(CH3)CH2 ]a (OCH2CH2) b [OCH2CH(CH3) ]c NH2 (式中、a+cは3〜4であり、bは10〜50である)で
表わされる化合物である請求項3記載の組成物。 - 【請求項5】 前記ポリアミンが、式 H2NCH(CH3)CH2[OCH(CH3)CH2 ]a (OCH2CH2) b [OCH2CH(CH3) ]c NH2 (式中、bは0であり、a+cは2〜35である)で表わ
される化合物である請求項3記載の組成物。 - 【請求項6】 前記グリコール化合物が、プロピレング
リコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコール
モノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメ
チルエーテル、またはそれらの混合物である請求項1〜
5のいずれか記載の組成物。 - 【請求項7】 さらに水を含む、請求項1〜3のいずれ
か記載の組成物。
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