JPH0757627A - 蛍光体基板の製造方法と転写箔 - Google Patents

蛍光体基板の製造方法と転写箔

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JPH0757627A
JPH0757627A JP22522193A JP22522193A JPH0757627A JP H0757627 A JPH0757627 A JP H0757627A JP 22522193 A JP22522193 A JP 22522193A JP 22522193 A JP22522193 A JP 22522193A JP H0757627 A JPH0757627 A JP H0757627A
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JP
Japan
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phosphor
filming
needle
metal back
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JP22522193A
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English (en)
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Tadatake Taniguchi
忠壮 谷口
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Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 火膨れのない平滑な導電体層を有する蛍光体
基板を生産効率よく得る。 【構成】 基体フィルム1上に、針状結晶物2が突起し
たしゅう酸層3、フィルミング層4、蛍光体インキ層5
が順次形成された転写層を含む転写箔を用いて、透明基
板7上に転写層を転写し、つぎに、第1加熱して針状結
晶物2をフィルミング層4上に突起させ、つぎに、蒸着
法によってメタルバック層をフィルミング層4上に形成
し、つぎに、第2加熱してメタルバック層下の蛍光体以
外の有機成分を除去して、蛍光体層とメタルバック層と
の積層膜を透明基板7上に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ブラウン管などの陰
極線管に用いられる蛍光体基板の製造方法とその製造方
法に用いられる転写箔に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の蛍光体基板の製造方法は、透明基
板内面に蛍光体層を塗布法により形成する第1工程と、
しゅう酸層を形成する第2工程と、フィルミング層を形
成する第3工程と、金属被膜を形成する蒸着工程と、焼
成して有機物を揮散する焼成工程とを順次行なうものが
ある(特開昭52-134370号公報)。この方法では、金属
被膜が火ぶくれを起こさない。
【0003】金属被膜が火ぶくれを起こさないのは、つ
ぎのような作用によるものと考えられる。つまり、第2
工程でしゅう酸塩が再結晶化して針状結晶物ができた
後、第3工程で針状結晶物上にフィルミング層が溶液状
態で形成されるので、針状結晶物はフィルミング層を突
き破ってフィルミング層表面上に突き出る。そして、蒸
着工程で突き出た針状結晶物が金属被膜に突き刺さり微
細な貫通孔を形成する。最後の焼成工程で金属被膜に突
き刺さったしゅう酸塩は揮散するため、蛍光体層中の有
機物が前記貫通孔を通って揮散する。
【0004】その他の製造方法としては、基体フィルム
上に、剥離層、蛍光体インキ層、接着層からなる転写層
が印刷によって順次形成された転写箔を、透明基板表面
に接着層側が接するように重ね合わせ加熱加圧した後、
基体フィルムを剥離して、転写層を透明基板上に形成す
る転写工程と、剥離層上に蒸着法によってメタルバック
層を形成する蒸着工程と、加熱して蛍光体以外の有機成
分を熱分解除去して、蛍光体とメタルバック層との積層
膜を透明基板に形成する焼成工程とを順次行なうものが
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者の方法は、蒸着工
程までに、蛍光体層を形成する工程としゅう酸層を形成
する工程との2つの独立した工程を経なければならない
ので、生産効率が悪い。
【0006】また、蛍光体層は、塗布法で形成されるの
で樹脂分が少なく、しかも粒径の大きな蛍光体を含有す
る。このため蛍光体層表面は起伏の激しい凹凸表面とな
り、いくらフィルミング層を形成しても平坦にはならな
い。メタルバック層の膜厚は凹凸表面の起伏より小さい
ので、メタルバック層自体が凹凸となってしまう。この
ため、メタルバック層の反射効率が劣ることになり、得
られる蛍光体基板が蛍光体層の輝度が悪いものとなる。
【0007】後者の方法は、焼成工程で、蛍光体インキ
層や接着層から出てくる有機成分が、メタルバック層を
持ち上げたり突き破ったりするので、火膨れやクラック
が発生する。このため、メタルバック層の反射効率が劣
ることになり、得られる蛍光体基板の蛍光体層の輝度が
悪いものとなる。
【0008】そこで、前者の方法と後者の方法とを組み
合わせた方法、つまり基体フィルム上に、フィルミング
層としての剥離層、しゅう酸層、蛍光体インキ層、接着
層からなる転写層が形成された転写箔を用いて、透明基
板表面に接着層側が接するように重ね合わせ加熱加圧し
た後、基体フィルムを剥離して、転写層を透明基板上に
形成する転写工程と、剥離層上に蒸着法によってメタル
バック層を形成する蒸着工程と、加熱して蛍光体以外の
有機成分を熱分解除去して、蛍光体とメタルバック層と
の積層膜を透明基板に形成する焼成工程とを順次行なう
方法を試みた。しかし、金属被膜に貫通孔が形成され
ず、メタルバック層に火膨れやクラックが発生して蛍光
体層の輝度が悪くなった。
【0009】この問題が起こるのは、つぎのような作用
によるものと考えられる。つまり、固体状態の剥離層上
にしゅう酸層が形成されるので、しゅう酸層に形成され
る針状結晶物は剥離層を突き破ることができない。剥離
層が十分に固体状態となっておらず、仮に突き破ったと
しても、剥離層の腰の強い基体フィルムによって、頭打
ちされ、しゅう酸層に形成される針状結晶物は剥離層表
面上に突き出ることができず、メタルバック層には微細
な貫通孔は形成されない。
【0010】
【発明が解決するための手段】この発明の蛍光体基板の
製造方法は、基体フィルム上に、針状結晶物が突起した
しゅう酸層、フィルミング層、蛍光体インキ層が順次形
成された転写層を含む転写箔を、透明基板表面に転写層
側が接するように重ね合わせ、加熱加圧した後、基体フ
ィルムを剥離して、転写層を透明基板上に形成し、つぎ
に、第1加熱してしゅう酸層中の針状結晶物以外の有機
成分を除去することによって、針状結晶物をフィルミン
グ層上に突起させ、つぎに、蒸着法によってメタルバッ
ク層をフィルミング層上に形成し、つぎに、第2加熱し
てメタルバック層下の蛍光体以外の有機成分を除去し
て、蛍光体層とメタルバック層との積層膜を透明基板上
に形成するように構成した。
【0011】この発明の転写箔は、基体フィルム上に針
状結晶物が突起したしゅう酸層、フィルミング層、蛍光
体インキ層が順次形成された転写層を含むように構成し
た。
【0012】以下、この発明の構成を図面を参照しなが
ら説明する。転写箔は、基体フィルム1上に、しゅう酸
層3、フィルミング層4、蛍光体インキ層5が順次形成
された転写層を含むものである。
【0013】基体フィルム1は、透明基板7表面への転
写後、しゅう酸層3との間で剥離されるシート状のもの
である。基体フィルム1は、ポリエステル、ポリカーボ
ネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ビニル、セロ
ハン、ナイロンなどのプラスチックフィルムや紙、ある
いは、2種以上のプラッスチクフィルムのラミネートフ
ィルム、紙とプラスチックフィルムとのラミネートフィ
ルムがある。
【0014】しゅう酸層3は、フィルミング層4が形成
される側に突起した針状結晶物2を有する層である。し
ゅう酸層3は、エタノール、メタノール、イソプロピル
アルコール、テルピネオールなどのアルコール類や水、
また、酢酸エチル、メチルエチルケトンなどの有機溶剤
からなる溶媒と、アクリル、セルロースなどの熱可塑性
樹脂、天然ゴムなどからなる樹脂バインダーと、しゅう
酸とを混合したインキからなり、グラビア印刷法やスク
リーン印刷法、オフセット印刷法、ロールコーティング
法など通常の形成手段で形成された層である。しゅう酸
の混合比としては、1〜10%程度でよい。しゅう酸層3
中のしゅう酸は、印刷により形成された後、乾燥される
ことによって再結晶ししゅう酸塩の針状結晶物を生成す
る。混合比が1%に満たないときは、生成される針状結
晶物の数が少なくなるため、後述するメタルバック層8
に形成される微細な貫通孔の数が不足し、焼成によって
メタルバック層8に火膨れやクラックが起きやすくな
る。混合比が10%を越えるときは、生成される針状結
晶物の数が多くなるため、メタルバック層8に形成され
る微細な貫通孔の数が過剰となり、メタルバック層8の
面質が低下し蛍光体層の輝度ムラが生じる。針状結晶物
2は、しゅう酸層3中に生成するか、後述するフィルミ
ング層4側に突起して生成する。しゅう酸層3は、13
0〜150℃に加熱されることによって、針状結晶物2
以外の有機成分が熱分解するものである。しゅう酸層3
は、転写層を構成する他の各層の有機成分よりも低い熱
分解温度のものにする。
【0015】フィルミング層4は、アクリル樹脂やセル
ロース樹脂などの熱可塑性樹脂、天然ゴムなどが印刷さ
れた層である。フィルミング層4は、後述するメタルバ
ック層8に必要な平滑性を与えるだけの表面状態で形成
される。
【0016】蛍光体インキ層5は、蛍光体と樹脂バイン
ダーおよび溶剤とからなるインキを、通常の印刷法で形
成したものである。蛍光体としては、ZnO:Zn、ZnS:Cl
+In2O3、ZnS:Cu,Al、ZnS:Ag,Al、Y2O3S:Eu、Y2O
2S:Tb等の硫化物系あるいは酸化物系の蛍光体の粉末を
用いるとよい。樹脂バインダーは、アクリル樹脂やセル
ロース樹脂などの熱可塑性樹脂がある。
【0017】蛍光体インキ層5が接着性を有しない場合
には、蛍光体インキ層5上に接着層を形成する。接着層
6は、ポリアミド樹脂やアクリル樹脂、ポリオレフィン
樹脂、ウレタン樹脂、ゴムなどの熱可塑性樹脂を溶剤に
希釈し、グラビア印刷法やスクリーン印刷法、オフセッ
ト印刷法、ロールコーティング法など通常の形成手段で
形成された層である。
【0018】フィルミング層4、蛍光体インキ層5、接
着層6の分解温度は、前記しゅう酸層3の熱分解温度よ
りも大きいものである。これは、上層から順番に除去で
きるようにするためである。
【0019】透明基板7は、蛍光体以外の有機成分を熱
分解除去するときの加熱に耐えることのできる材質から
なるものであり、たとえば、ソーダ石灰ガラスなどのガ
ラス製材料などがある。
【0020】以上の転写箔と透明基板7とを用いて、蛍
光体基板を製造する。まず、転写箔の接着層6側を透明
基板7上に重ね合わせ、加熱加圧して接着層6と透明基
板7とを接着させる(図1参照)。加熱加圧は、加熱さ
れたシリコンロールやシリコンパッドなどの弾性体を転
写箔側から押し付けるとよい。接着性をよくするため
に、予め透明基板を加熱しておいてもよい。
【0021】つぎに、基体フィルム1を除去し、しゅう
酸層3、フィルミング層4、蛍光体インキ層5、接着層
6などからなる転写層を透明基板7上に形成する(図2
参照)。
【0022】つぎに、フィルミング層4、蛍光体インキ
層5、接着層6の各層の有機成分が熱分解しない温度
で、しゅう酸層3を第1加熱してしゅう酸層3中の針状
結晶物2以外の有機成分を除去し、針状結晶物2をフィ
ルミング層4上に突起させる(図3参照)。
【0023】つぎに、メタルバック層8をフィルミング
層4上に形成する(図4参照)。メタルバック層8は、
アルミニウムなどの金属材料を、真空蒸着法、イオンプ
レーティング法、スッパタリング法などによって、20
0〜2500Åの膜厚で形成するとよい。メタルバック
層8は、通常導電性、反射性、ガスバリアー性などの性
質を有する層である。
【0024】つぎに、第2加熱してメタルバック層8下
の針状結晶物2、フィルミング層4、蛍光体インキ層
5、接着層6の各層中の蛍光体以外の有機成分を順次除
去して、蛍光体層9とメタルバック層8との積層膜を透
明基板上に形成する(図5参照)。
【0025】
【作用】この発明は、以上の構成よりなるので、次の作
用が奏される。すなわち、基体フィルム上に、針状結晶
物が突起したしゅう酸層、フィルミング層、蛍光体イン
キが順次形成された転写層を含む転写箔を用いて転写し
て、転写層を透明基板上に形成した後、第1加熱する
と、しゅう酸層中の針状結晶物以外の有機成分が除去さ
れ、針状結晶物だけが残存する。
【0026】つまり、転写層のしゅう酸層に生成された
針状結晶物は、しゅう酸層中に生成されたものと、しゅ
う酸層上に突起して生成されたものとがあったので、第
1加熱すると、フィルミング層側に突起して生成した針
状結晶物は、フィルミング層に保持され、しゅう酸層中
に生成した針状結晶物は、フィルミング層上に残置され
た状態となる。
【0027】つぎに、フィルミング層上にメタルバック
層を形成する。このとき、このメタルバック層は、針状
結晶物がメタルバック層の膜厚の途中まで突入された状
態か、針状結晶物の先端が貫通された状態となる。
【0028】また、このメタルバック層は、蛍光体層の
蛍光粒子による凹凸には影響されない。なぜなら、フィ
ルミング層が蛍光体インキ層より先に基体フィルム上に
形成されているので、フィルミング層は平滑である。こ
のようなフィルミング層を有する転写箔を用いて、透明
基板上に転写し、フィルムミング層を露出させ、メタル
バック層を形成するので、いかに蛍光体層が蛍光粒子に
よって凹凸となっていてもメタルバック層は影響を受け
ない。
【0029】つぎに、第2加熱すると、透明基板上の蛍
光体以外の有機成分が除去される。つまり、第2加熱に
よって、メタルバック層を貫通した針状結晶物は除去さ
れるので、微細な貫通孔としてメタルバック層に形成さ
れる。また、メタルバック層の層厚の途中まで突入した
針状結晶物も、その存在によって層厚が薄くなった部分
のメタルバック層を突き破って除去されるので、その箇
所が微細な貫通孔としてメタルバック層に形成されるこ
とになる。これらの貫通孔を通ってメタルバック層下の
蛍光体以外の有機成分がすべて除去される。
【0030】
【実施例】まず、厚さ25μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム上に、ワックスを混入した剥離層を形成
し、その上に組成1からなるインキを用いてグラビア印
刷法にて膜厚約1μmのしゅう酸層を形成し、続いて組
成2からなるインキを用いてグラビア印刷法により膜厚
約1μmのフィルミング層を形成し、続いて組成3から
なるインキを用いて蛍光体インキ層をスクリーン印刷法
により膜厚12μmで形成した。さらに、組成4からな
るインキを用いて接着層を膜厚約1μmで形成し、転写
箔を得た。
【0031】 [組成1] (重量部) エチルセルロース 5 αーターピネオール 90 しゅう酸 5 [組成2] (重量部) アクリル樹脂 40 トルエン 60 [組成3] (重量部) アクリル樹脂 12 ソルベッソ 18 蛍光体(Y2O3S:Eu) 70 [組成4] (重量部) ポリアミド樹脂 45 トルエン 30 酢酸エチル 15 イソプロピルアルコール 10
【0032】つぎに、この転写箔の接着層側を陰極線管
のフェースプレートに次の条件で転写して、基体フィル
ムを剥離した。 フェースプレートの温度:60℃ シリコーン弾性体温度:220℃ つぎに、150℃で第1加熱して、しゅう酸層中のエチ
ルセルロースとαーターピネオールとを除去し、フィル
ミング層上に突起した針状結晶物を残留させた。つぎ
に、針状結晶物が残留したフィルミング層上に、膜厚4
00Åのアルミニウムを蒸着法により形成した。最後
に、450℃で30分間焼成を行ないメタルバック層下
の蛍光体以外の有機成分をすべて除去した。
【0033】
【発明の効果】この発明の蛍光体基板の製造方法は、転
写箔を用いて、しゅう酸層と蛍光体インキ層とを一度に
形成できるので、生産効率がよい。
【0034】また、この発明は、蛍光体インキ層の凹凸
に影響を受けないフィルミング層を有する転写箔を用い
て転写を行ない、そのフィルミング層上にメタルバック
層を形成するので、メタルバック層は凹凸とならない。
また、この発明は、フィルミング層上に突起した針状結
晶物によってメタルバック層に微細な貫通孔が形成され
るので、メタルバック層下の有機成分はスムーズに除去
されメタルバック層に火膨れやクラックが発生しない。
したがって、得られる蛍光体基板は、メタルバック層の
反射効率がよく、そのため蛍光体インキ層の発光時の輝
度がよいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の蛍光体基板の製造方法の実施例の一
工程を示す断面図である。
【図2】この発明の蛍光体基板の製造方法の実施例の一
工程を示す断面図である。
【図3】この発明の蛍光体基板の製造方法の実施例の一
工程を示す断面図である。
【図4】この発明の蛍光体基板の製造方法の実施例の一
工程を示す断面図である。
【図5】この発明の蛍光体基板の製造方法の実施例の一
工程を示す断面図である。
【図6】この発明に用いられる転写箔を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 基体フィルム 2 針状結晶物 3 しゅう酸層 4 フィルミング層 5 蛍光体インキ層 6 接着層 7 透明基板 8 メタルバック層 9 蛍光体層 10 貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体フィルム上に、針状結晶物が突起し
    たしゅう酸層、フィルミング層、蛍光体インキ層が順次
    形成された転写層を含む転写箔を、透明基板表面に転写
    層側が接するように重ね合わせ、加熱加圧した後、基体
    フィルムを剥離して、転写層を透明基板上に形成し、つ
    ぎに、第1加熱してしゅう酸層中の針状結晶物以外の有
    機成分を除去することによって、針状結晶物をフィルミ
    ング層上に突起させ、つぎに、蒸着法によってメタルバ
    ック層をフィルミング層上に形成し、つぎに、第2加熱
    してメタルバック層下の蛍光体以外の有機成分を除去し
    て、蛍光体層とメタルバック層との積層膜を透明基板上
    に形成することを特徴とする蛍光体基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 基体フィルム上に、針状結晶物が突起し
    たしゅう酸層、フィルミング層、蛍光体インキ層が順次
    形成された転写層を含むことを特徴とする転写箔。
JP22522193A 1993-08-17 1993-08-17 蛍光体基板の製造方法と転写箔 Withdrawn JPH0757627A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003098655A1 (fr) * 2002-05-22 2003-11-27 Sony Corporation Procede de fabrication d'un panneau de materiau fluorescent et film intermediaire pour former ce panneau de materiau fluorescent

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003098655A1 (fr) * 2002-05-22 2003-11-27 Sony Corporation Procede de fabrication d'un panneau de materiau fluorescent et film intermediaire pour former ce panneau de materiau fluorescent

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