JPH0757520B2 - ブロ−成形方法及びその装置 - Google Patents
ブロ−成形方法及びその装置Info
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- JPH0757520B2 JPH0757520B2 JP62115158A JP11515887A JPH0757520B2 JP H0757520 B2 JPH0757520 B2 JP H0757520B2 JP 62115158 A JP62115158 A JP 62115158A JP 11515887 A JP11515887 A JP 11515887A JP H0757520 B2 JPH0757520 B2 JP H0757520B2
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- pair
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/4242—Means for deforming the parison prior to the blowing operation
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C49/48—Moulds
- B29C49/4802—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity
- B29C2049/4805—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity by closing the mould halves
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/4242—Means for deforming the parison prior to the blowing operation
- B29C49/4244—Means for deforming the parison prior to the blowing operation during or after laying preform into the final mould
- B29C49/42454—The mould opening plane being vertical
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2023/00—Tubular articles
- B29L2023/004—Bent tubes
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は合成樹脂製中空成形品、殊に二次元または三
次元に軸線が屈曲している合成樹脂パイプ、ダクトなど
の屈曲管のブロー成形方法及び装置に関する。
次元に軸線が屈曲している合成樹脂パイプ、ダクトなど
の屈曲管のブロー成形方法及び装置に関する。
〈従来技術とその問題点〉 この種の装置としては特開昭55−21239号公報に押出機
のダイヘッドと型締装置間で移送される下金型がターン
テーブルに２個設置してあり、このダイヘッドをパリソ
ン押出位置にセットされた下金型に対してＸ、Ｙ、Ｚ各
軸方向への移動用のモータの駆動制御により、前後、左
右、上下動可能に装備さた製造装置が記載され開示され
ているが、この製造装置では下金型のターンテーブルの
駆動及びダイヘッドの移動に大きな駆動力が必要である
と共に、その移動機構は製造装置全体が複雑な構造とな
って大型化し、かつダイヘッドのパリソン押出用下向き
ノズルから押出された溶融パリソンを下金型の二次元ま
たは三次元的に刻設したキヤビティ内に倣い受入れるに
は、ダイヘッドの移動制御プログラムを精度の高いもの
にしなければならず製造装置は高価なものとなる。この
種の他の例としては特開昭61−41522号公報のものが有
る。
のダイヘッドと型締装置間で移送される下金型がターン
テーブルに２個設置してあり、このダイヘッドをパリソ
ン押出位置にセットされた下金型に対してＸ、Ｙ、Ｚ各
軸方向への移動用のモータの駆動制御により、前後、左
右、上下動可能に装備さた製造装置が記載され開示され
ているが、この製造装置では下金型のターンテーブルの
駆動及びダイヘッドの移動に大きな駆動力が必要である
と共に、その移動機構は製造装置全体が複雑な構造とな
って大型化し、かつダイヘッドのパリソン押出用下向き
ノズルから押出された溶融パリソンを下金型の二次元ま
たは三次元的に刻設したキヤビティ内に倣い受入れるに
は、ダイヘッドの移動制御プログラムを精度の高いもの
にしなければならず製造装置は高価なものとなる。この
種の他の例としては特開昭61−41522号公報のものが有
る。
一方、前記と相違し押出機のパリソン押出機用横向きノ
ズルを完全に固定し、下金型を前後、左右、上下自在に
移動させ、パリソンを下金型のキャビテイに沿い収納す
る製造装置が、特開昭53−56262号公報に開示されてい
るが、前記ノズルは横向きのため、押出された直後の溶
融パリソンが下方へだれ、表裏フイルム同士が吹込み成
形以前に相互に融着してしまう虞れがあると共に、複雑
な形状の金型キャビテイへのパリソンの倣い開始を位置
決めするのに手間がかかると共に、パリソンをこのキャ
ビテイに能率良く倣わせ送り込むには今一歩の感があ
る。
ズルを完全に固定し、下金型を前後、左右、上下自在に
移動させ、パリソンを下金型のキャビテイに沿い収納す
る製造装置が、特開昭53−56262号公報に開示されてい
るが、前記ノズルは横向きのため、押出された直後の溶
融パリソンが下方へだれ、表裏フイルム同士が吹込み成
形以前に相互に融着してしまう虞れがあると共に、複雑
な形状の金型キャビテイへのパリソンの倣い開始を位置
決めするのに手間がかかると共に、パリソンをこのキャ
ビテイに能率良く倣わせ送り込むには今一歩の感があ
る。
更に、曲がり部を有する中空成形品の肉厚を均一にすべ
く下金型のキャビティ内にバリソン位置規制用のピンが
上下型の型合わせ動作に応じて前記キャビティ内から退
避可能に設けた装置として特開昭60−18328号公報が有
るが、下金型のキャビティ内にパリソン位置規制用のピ
ンが設けてあるため、上下型の型合わせ毎でブロー成形
時にピンを後退せねばならず曲がり部を有する中空成形
品の成形方法は中々面倒であり、かつ装置も複雑であ
る。
く下金型のキャビティ内にバリソン位置規制用のピンが
上下型の型合わせ動作に応じて前記キャビティ内から退
避可能に設けた装置として特開昭60−18328号公報が有
るが、下金型のキャビティ内にパリソン位置規制用のピ
ンが設けてあるため、上下型の型合わせ毎でブロー成形
時にピンを後退せねばならず曲がり部を有する中空成形
品の成形方法は中々面倒であり、かつ装置も複雑であ
る。
また、特公昭61−32128号公報における雌雄一組の成形
用割金型の接合面は凹の屈曲部キャビテイと、凸の屈曲
部キャビテイに各々成形され、雌金型のキャビテイ内に
パリソン空気吸引用の小孔が適宜数設けてある一方、雄
金型のキャビテイ内に加熱空気吹き出し用の小孔が適宜
数設けてあり、バリソンを先ず空気吸引用の小孔で雌金
型に向けて吸引すると共に、雄金型をバリソンに向けて
前進送りしつつ前記加熱空気吹き出し用の小孔から加熱
空気を吹き出し、パリソンを雌金型のキャビテイに押圧
するごとく雌金型にパリソンを吸着後、雌雄金型を型締
し、パリソンをこのキャビテイ形状、即ち曲管状にブロ
ー成形するものであり、この曲管の成形方法では雄雌金
型に前記小孔群を穿設せねばならず、これら金型の構造
が複雑になると共に金型への空気吸引及び加熱空気吹き
出し用の附帯設備が必要となり、また成形できる曲管の
形状もほぼくの字形の物に限定され、その汎用性に今一
歩の感がある。
用割金型の接合面は凹の屈曲部キャビテイと、凸の屈曲
部キャビテイに各々成形され、雌金型のキャビテイ内に
パリソン空気吸引用の小孔が適宜数設けてある一方、雄
金型のキャビテイ内に加熱空気吹き出し用の小孔が適宜
数設けてあり、バリソンを先ず空気吸引用の小孔で雌金
型に向けて吸引すると共に、雄金型をバリソンに向けて
前進送りしつつ前記加熱空気吹き出し用の小孔から加熱
空気を吹き出し、パリソンを雌金型のキャビテイに押圧
するごとく雌金型にパリソンを吸着後、雌雄金型を型締
し、パリソンをこのキャビテイ形状、即ち曲管状にブロ
ー成形するものであり、この曲管の成形方法では雄雌金
型に前記小孔群を穿設せねばならず、これら金型の構造
が複雑になると共に金型への空気吸引及び加熱空気吹き
出し用の附帯設備が必要となり、また成形できる曲管の
形状もほぼくの字形の物に限定され、その汎用性に今一
歩の感がある。
前記特公昭61−32128号より分割された先行技術である
特開昭61−179718号公報においては、一組の成形用割り
金型間に押出機のダイよりパリソンを垂下供給し、これ
に対して水平方向より、成形すべき曲管の形状に符合す
る形状の凸屈曲面部を先端に有する案内具をパリソンに
向けて前進させ、パリソンをこの案内具の凸屈曲面部に
形成した溝に倣って押圧変形させつつ、これら割り金型
のキャビテイの半割り曲管形状部に接近させた後、案内
具を後退させ、この間に曲管に変形させたパリソンを一
方の割り金型のキャビテイ内に設けた適宜数の空気吸引
用小孔を介してキャビテイに吸着させ、この状態で一組
の成形用割り金型を型締めし、パリソンを曲管にブロー
成形するものであり、前記親出願同様、金型の構造は複
雑であると共に、案内具は凸屈曲面としてあるため、略
前進方向に凸のくの字の曲管形状以外は正確にパリソン
をブロー成形出来ない欠点を有している。
特開昭61−179718号公報においては、一組の成形用割り
金型間に押出機のダイよりパリソンを垂下供給し、これ
に対して水平方向より、成形すべき曲管の形状に符合す
る形状の凸屈曲面部を先端に有する案内具をパリソンに
向けて前進させ、パリソンをこの案内具の凸屈曲面部に
形成した溝に倣って押圧変形させつつ、これら割り金型
のキャビテイの半割り曲管形状部に接近させた後、案内
具を後退させ、この間に曲管に変形させたパリソンを一
方の割り金型のキャビテイ内に設けた適宜数の空気吸引
用小孔を介してキャビテイに吸着させ、この状態で一組
の成形用割り金型を型締めし、パリソンを曲管にブロー
成形するものであり、前記親出願同様、金型の構造は複
雑であると共に、案内具は凸屈曲面としてあるため、略
前進方向に凸のくの字の曲管形状以外は正確にパリソン
をブロー成形出来ない欠点を有している。
〈問題点を解決するための手段〉 この発明は一対の分割金型のキャビティに倣って変形自
在で紐状のパリソン引き込み具を変形湾曲して装着し、
押出成形機の押出しダイヘッドから押し出した溶融パリ
ソンの下端部を、この引き込み具のシャンク部の上端に
設けた開閉挾持爪により把持しかつ閉止し、前記一対の
分割金型を合わせ、この溶融状態のパリソン内に予圧を
加えた状態で前記金型のキャビティ下端開口部から突出
している前記引き込み具のシャンク部下端を下方へ引っ
張り出し前記把持したパリソン全体を前記金型のキャビ
ティ内へ導き挿入させ予備成形し、この後挿入したパリ
ソン内に押出しダイヘッドから加圧空気を吹き込み前記
パリソンをこのキャビティ内面に押圧し倣い変形させる
ことを特徴とするブロー成形方法とすることによって、
前記従来の問題点を解決したブロー成形方法である。
在で紐状のパリソン引き込み具を変形湾曲して装着し、
押出成形機の押出しダイヘッドから押し出した溶融パリ
ソンの下端部を、この引き込み具のシャンク部の上端に
設けた開閉挾持爪により把持しかつ閉止し、前記一対の
分割金型を合わせ、この溶融状態のパリソン内に予圧を
加えた状態で前記金型のキャビティ下端開口部から突出
している前記引き込み具のシャンク部下端を下方へ引っ
張り出し前記把持したパリソン全体を前記金型のキャビ
ティ内へ導き挿入させ予備成形し、この後挿入したパリ
ソン内に押出しダイヘッドから加圧空気を吹き込み前記
パリソンをこのキャビティ内面に押圧し倣い変形させる
ことを特徴とするブロー成形方法とすることによって、
前記従来の問題点を解決したブロー成形方法である。
また、別の発明は一対の分割金型を用いて溶融状態に有
るパリソンを三次元ブロー成形する押出成形装置におい
て、 前記パリソン下端を着脱自在に把持し、かつ閉止する変
形自在のパリソン引き込み具が前記一対の分割金型をあ
わせてなるキャビティ内に挿通自在に形成されているこ
とを特徴とするブロー成形装置とすることによって、前
記従来の問題点を解決したブロー成形装置である。
るパリソンを三次元ブロー成形する押出成形装置におい
て、 前記パリソン下端を着脱自在に把持し、かつ閉止する変
形自在のパリソン引き込み具が前記一対の分割金型をあ
わせてなるキャビティ内に挿通自在に形成されているこ
とを特徴とするブロー成形装置とすることによって、前
記従来の問題点を解決したブロー成形装置である。
〈作用及び効果〉 この第１番目の方法発明によれば、一対の分割金型内の
パリソン内に加圧空気を吹き込み以前に、変形自在のパ
リソン引き込み具で押出しダイヘッドから押し出した溶
融パリソンの下端部を把持しこの引き込み具をパリソン
下端から垂下させた状態でこれら分割金型を閉じ合わ
せ、金型のキャビティの形状に倣って引き込み具を弾性
変形させ、金型のキャビティ下端開口部よりパリソン引
き込み具を下方へ引っ張り出し把持したパリソン全体を
閉じ合わせた金型のキャビティ内へ導き挿入することに
より、加圧空気による吹き込み成形に先立ちパリソンを
この引き込み具の移動に追従して閉じ合わせた分割金型
のキャビティにほゞ相似形に予備形成でき、金型内への
加圧空気の圧力が低くても、充分にキャビティの内面に
溶融状態のパリソンを押圧し倣い変形でき、また、加圧
空気による吹き込み成形時にはパリソン引き込み具は閉
じ合わせた金型の外方に位置するため、パリソンの加圧
空気による吹き込み成形をパリソン引き抜き具で阻害す
ることなく円滑に行える。
パリソン内に加圧空気を吹き込み以前に、変形自在のパ
リソン引き込み具で押出しダイヘッドから押し出した溶
融パリソンの下端部を把持しこの引き込み具をパリソン
下端から垂下させた状態でこれら分割金型を閉じ合わ
せ、金型のキャビティの形状に倣って引き込み具を弾性
変形させ、金型のキャビティ下端開口部よりパリソン引
き込み具を下方へ引っ張り出し把持したパリソン全体を
閉じ合わせた金型のキャビティ内へ導き挿入することに
より、加圧空気による吹き込み成形に先立ちパリソンを
この引き込み具の移動に追従して閉じ合わせた分割金型
のキャビティにほゞ相似形に予備形成でき、金型内への
加圧空気の圧力が低くても、充分にキャビティの内面に
溶融状態のパリソンを押圧し倣い変形でき、また、加圧
空気による吹き込み成形時にはパリソン引き込み具は閉
じ合わせた金型の外方に位置するため、パリソンの加圧
空気による吹き込み成形をパリソン引き抜き具で阻害す
ることなく円滑に行える。
第２番目の装置発明は第１番目の方法発明を実施できる
と共に、既存の押出成形機並びに金型開閉装置を何んら
改良することなく、金型のＸ、Ｙ、Ｚ各軸における位置
制御装置及び金型傾動用の駆動装置や、押出ヘッドダイ
の位置制御装置などの高価な装置を使用せずい、パリソ
ン下端を着脱自在に把持する変形自在のパリソン引き込
み具を、一対の分割金型を閉じ合わせてなるキャビティ
内に挿通自在に形成し、この引き込み具の作用により、
容易にキャビティ内に押出ヘッドダイから押し出されて
くる未硬化のパリソンを引き込み予備成形できる。
と共に、既存の押出成形機並びに金型開閉装置を何んら
改良することなく、金型のＸ、Ｙ、Ｚ各軸における位置
制御装置及び金型傾動用の駆動装置や、押出ヘッドダイ
の位置制御装置などの高価な装置を使用せずい、パリソ
ン下端を着脱自在に把持する変形自在のパリソン引き込
み具を、一対の分割金型を閉じ合わせてなるキャビティ
内に挿通自在に形成し、この引き込み具の作用により、
容易にキャビティ内に押出ヘッドダイから押し出されて
くる未硬化のパリソンを引き込み予備成形できる。
〈実施例〉 次に、この方法発明を実施する装置発明の代表的な実施
例を図に基ずき説明する。
例を図に基ずき説明する。
第１図において、Ａは押出成形機であり、その押出しダ
イヘッドＡから押し出された直後の溶融状態にあるパリ
ソンＰの下端を把持閉止するための引き込み具Ｂは、全
体紐状態で、変形湾曲自在湾曲自在としてあり、この引
き込み具Ｂのジャンク部10の上端には、開閉自在の一対
の挾持11、12が常時閉じ方向に付勢されて取付けられて
いる。これら挾持爪11、12は好適には、ばね鋼製として
あり、シャンク部10は薄肉の帯鋼をスパイラル状に一部
重合して形成されたフレキシブルパイプによってシャン
ク部10に屈曲性を付与している。
イヘッドＡから押し出された直後の溶融状態にあるパリ
ソンＰの下端を把持閉止するための引き込み具Ｂは、全
体紐状態で、変形湾曲自在湾曲自在としてあり、この引
き込み具Ｂのジャンク部10の上端には、開閉自在の一対
の挾持11、12が常時閉じ方向に付勢されて取付けられて
いる。これら挾持爪11、12は好適には、ばね鋼製として
あり、シャンク部10は薄肉の帯鋼をスパイラル状に一部
重合して形成されたフレキシブルパイプによってシャン
ク部10に屈曲性を付与している。
このシャンク部10の長さは例えばＳ字型などの自動車空
調用の三次元屈曲管（ダクト管）成形用の一対の分割金
型13、14を合せた際に、その下端部が分割金型13、14の
キャビティ15、16下端開口部から下向きに突出するに充
分な寸法とし、引き込み具Ｂの挾持爪11、12及びシャン
ク部10の大きさは、この合せた分割金型13、14のＳ字型
などのキャビティ15、16の内径寸法の３分の１乃至５分
の１程度で、キャビティ15、16の湾曲部に沿い挿通自在
な寸法としてある。
調用の三次元屈曲管（ダクト管）成形用の一対の分割金
型13、14を合せた際に、その下端部が分割金型13、14の
キャビティ15、16下端開口部から下向きに突出するに充
分な寸法とし、引き込み具Ｂの挾持爪11、12及びシャン
ク部10の大きさは、この合せた分割金型13、14のＳ字型
などのキャビティ15、16の内径寸法の３分の１乃至５分
の１程度で、キャビティ15、16の湾曲部に沿い挿通自在
な寸法としてある。
このような実施態様のブロー成形装置Ｃを使用してＳ字
型の自動車空調用の三次元屈曲管をブロー成形する方
法、即ち本件方法発明の一態様を次に説明する。
型の自動車空調用の三次元屈曲管をブロー成形する方
法、即ち本件方法発明の一態様を次に説明する。
先ず、開ている一対の分割金型13、14のうちの一方の金
型13又は14のキャビティに沿わせて、前記引き込み具３
の中間部分を倣いて変形湾曲して装着する。この際、一
対の挾持爪11、12は金型13、14の上方に突して位置して
いる。
型13又は14のキャビティに沿わせて、前記引き込み具３
の中間部分を倣いて変形湾曲して装着する。この際、一
対の挾持爪11、12は金型13、14の上方に突して位置して
いる。
次いで、押出しダイヘッドＡから押出された直後の溶融
状態のパリソンＰの下端部POを引き込み具Ｂの一対の挾
持爪11、12で把持し、閉止するとともに、一対の分割金
型13、14を合わせて閉じた状態とする。この際、閉じ合
せた一対の分割金型13、14のキャビティ15、16に前記引
き込み具３を上方より挿入し倣い変形し取付けてもこの
方法発明としては同一である。
状態のパリソンＰの下端部POを引き込み具Ｂの一対の挾
持爪11、12で把持し、閉止するとともに、一対の分割金
型13、14を合わせて閉じた状態とする。この際、閉じ合
せた一対の分割金型13、14のキャビティ15、16に前記引
き込み具３を上方より挿入し倣い変形し取付けてもこの
方法発明としては同一である。
この閉じた状態で溶融状態のパリソンＰ内に予圧を加
え、ある程度パリソンＰを膨張させ（ブリブロー）、パ
リソン内面同士の融着を阻止する。
え、ある程度パリソンＰを膨張させ（ブリブロー）、パ
リソン内面同士の融着を阻止する。
この状態において、シャンク部10の下端部は合せた分割
金型13、14のキャビティ15、16の下端開口部から下向き
に突出する。
金型13、14のキャビティ15、16の下端開口部から下向き
に突出する。
この突出している引き込み具Ｂのシャンク部10を機械的
または手動力で、挾持爪11、12の部部が完全に分割金型
13、13のキャビティ15、16内を通り抜け出るまで下方へ
引っ張り、この挾持爪11、12ででその下端部POを把持し
たパリソンＰをキャビティ15、16内に導き入れ、このキ
ャビティ15、16の湾曲形状に沿って溶融状態のパリソン
Ｐを湾曲変形しつゝ通して、その下端部POを合せた分割
金型13、14のキャビティ15、16下端開口部の外側に位置
させる。この時、このパリソンＰの上端は押出しダイヘ
ッドＡにつらなっているのは云うまでもなく、引き込み
具Ｂのパリソン引き込み速度は押出しダイヘッドＡから
のパリソンＰの押出し速度と同じか、やゝ遅くし、パリ
ソンＰの破断、たるみを防止する。
または手動力で、挾持爪11、12の部部が完全に分割金型
13、13のキャビティ15、16内を通り抜け出るまで下方へ
引っ張り、この挾持爪11、12ででその下端部POを把持し
たパリソンＰをキャビティ15、16内に導き入れ、このキ
ャビティ15、16の湾曲形状に沿って溶融状態のパリソン
Ｐを湾曲変形しつゝ通して、その下端部POを合せた分割
金型13、14のキャビティ15、16下端開口部の外側に位置
させる。この時、このパリソンＰの上端は押出しダイヘ
ッドＡにつらなっているのは云うまでもなく、引き込み
具Ｂのパリソン引き込み速度は押出しダイヘッドＡから
のパリソンＰの押出し速度と同じか、やゝ遅くし、パリ
ソンＰの破断、たるみを防止する。
このように引き込み具Ｂを下方へ引っ張り、パリソンＰ
を合せた分割金型13、14のキヤビティ15、16に引き込み
湾曲変形することで、パリソンＰを本成形依然にある程
度予備屈曲成形する。
を合せた分割金型13、14のキヤビティ15、16に引き込み
湾曲変形することで、パリソンＰを本成形依然にある程
度予備屈曲成形する。
次いで、押出しダイヘッド10よりパリソンＰ内に加圧空
気を通常のブロー成形方法同様に吹き込み、予備成形し
たパリソンＰを合せた分割金型133、14のキャビティ1
5、16内で膨張させ、これらの内面にパリソンを押圧し
倣い変形させた後、五つ医の分割金型13、14を開き、パ
リソンＰの上下端を切断し、両端開口で三次元屈曲した
Ｓ字状などの自動車空調用の屈曲管を得る。
気を通常のブロー成形方法同様に吹き込み、予備成形し
たパリソンＰを合せた分割金型133、14のキャビティ1
5、16内で膨張させ、これらの内面にパリソンを押圧し
倣い変形させた後、五つ医の分割金型13、14を開き、パ
リソンＰの上下端を切断し、両端開口で三次元屈曲した
Ｓ字状などの自動車空調用の屈曲管を得る。
この本成形中に、引き込み具Ｂの一対の挾持爪11、12は
開かれ、パリソンＰ下端部から引き込み具Ｂは取り外さ
れ、再使用される。
開かれ、パリソンＰ下端部から引き込み具Ｂは取り外さ
れ、再使用される。
〈実施例固有の効果〉 このように構成した態様の装置及び方法は本件第１、第
２番目の各発明における作用、効果を奏する他、次の固
有の効果を呈する。
２番目の各発明における作用、効果を奏する他、次の固
有の効果を呈する。
引き込み具Ｂのシャンク部10を薄肉の帯鋼をスパイラル
状に一部重合して形成した態様においては、このシャン
ク部10の屈曲性を高めることができ、Ｓ字状などの単純
で湾曲度合の大きい二次元若しくは三次元に屈曲した屈
曲管を能率良く所望良く所望形状に成形できる。
状に一部重合して形成した態様においては、このシャン
ク部10の屈曲性を高めることができ、Ｓ字状などの単純
で湾曲度合の大きい二次元若しくは三次元に屈曲した屈
曲管を能率良く所望良く所望形状に成形できる。
【図面の簡単な説明】 図はこの発明に係わるもので、第１図（ａ）乃至（ｅ）
は、方法発明及び装置発明の実施例を示す概略図であ
る。 図中の主な符号 Ｂ……引き込み具。
は、方法発明及び装置発明の実施例を示す概略図であ
る。 図中の主な符号 Ｂ……引き込み具。
Claims (3)
- 【請求項１】一対の分割金型のキャビティに倣って変形
自在で紐状のパリソン引き込み具を変形湾曲して装着
し、押出成形機の押出しダイヘッドから押し出した溶融
パリソンの下端部を、この引き込み具のシャンク部の上
端に設けた開閉挾持爪により把持しかつ閉止し、前記一
対の分割金型を合わせ、この溶融状態のパリソン内に予
圧を加えた状態で前記金型のキャビティ下端開口部から
突出している前記引き込み具のシャンク部下端を下方へ
引っ張り出し前記把持したパリソン全体を前記金型のキ
ャビティ内へ導き挿入させ予備成形し、この後挿入した
パリソン内に押出しダイヘッドから加圧空気を吹き込み
前記パリソンをこのキャビティ内面に押圧し倣い変形さ
せることを特徴とするブロー成形方法。 - 【請求項２】一対の分割金型を用いて溶融状態にあるパ
リソンをブロー成形する押出成形装置において、 前記パリソン下端を着脱自在に把持し、かつ閉止する一
対の開閉挾持爪を上端に設けたシャンク部を有する変形
自在のパリソン引き込み具が前記一対の分割金型を合わ
せてなるキャビティ内に挿通自在に形成されていること
を特徴とするブロー成形装置。 - 【請求項３】前記引き込み具は全体紐状体としてある特
許請求の範囲第２項記載のブロー成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62115158A JPH0757520B2 (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | ブロ−成形方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62115158A JPH0757520B2 (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | ブロ−成形方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63280614A JPS63280614A (ja) | 1988-11-17 |
| JPH0757520B2 true JPH0757520B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=14655767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62115158A Expired - Fee Related JPH0757520B2 (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | ブロ−成形方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0757520B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2293789B (en) * | 1994-10-03 | 1998-08-05 | Draftex Ind Ltd | Moulding apparatus |
-
1987
- 1987-05-12 JP JP62115158A patent/JPH0757520B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63280614A (ja) | 1988-11-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |