JPH0757465A - 半導体回路装置 - Google Patents

半導体回路装置

Info

Publication number
JPH0757465A
JPH0757465A JP5195997A JP19599793A JPH0757465A JP H0757465 A JPH0757465 A JP H0757465A JP 5195997 A JP5195997 A JP 5195997A JP 19599793 A JP19599793 A JP 19599793A JP H0757465 A JPH0757465 A JP H0757465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potential
power supply
ground
node
wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5195997A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kajimoto
毅 梶本
Hiroshi Akamatsu
宏 赤松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5195997A priority Critical patent/JPH0757465A/ja
Priority to US08/286,219 priority patent/US5539353A/en
Publication of JPH0757465A publication Critical patent/JPH0757465A/ja
Priority to US08/602,521 priority patent/US5659260A/en
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C5/00Details of stores covered by group G11C11/00
    • G11C5/14Power supply arrangements, e.g. power down, chip selection or deselection, layout of wirings or power grids, or multiple supply levels
    • G11C5/145Applications of charge pumps; Boosted voltage circuits; Clamp circuits therefor
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/56Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
    • G05F1/577Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices for plural loads
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/409Read-write [R-W] circuits 
    • G11C11/4091Sense or sense/refresh amplifiers, or associated sense circuitry, e.g. for coupled bit-line precharging, equalising or isolating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線抵抗により生じる、センスアンプが受け
る電位の変動を抑制する。 【構成】 センスアンプSA1,SA2のノードN4に
負電源回路3がNMOSトランジスタQ14を介して接
続される。ワンショットパルス発生回路42がNMOS
トランジスタQ14にワンショットパルス信号を与え
る。NMOSトランジスタQ14は、ワンショットパル
ス信号が与えられるとオンし、負電源回路3をノードN
4に接続する。これにより、ノードN4の電位が負電位
まで下げられる。その結果、配線抵抗R2により生じる
ノードN4の電位の上昇が防がれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体回路装置に関
し、特に、センスアンプ等の負荷回路を備えた半導体回
路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体回路装置の一例として半導体記憶
装置がある。この半導体記憶装置は、各種の負荷回路を
備えている。この負荷回路においては、電源配線を介し
て電源電位が与えられ、接地配線を介して接地電位が与
えられる。
【0003】図17は、負荷回路の接続態様を示す模式
的ブロック図である。図17を参照して、電源ノードN
1は電源電位VCCを受ける。接地ノードN2は接地電位
SSを受ける。負荷回路5には、電源ノードN1から電
源配線L1を介して電源電位VCCが与えられる。さら
に、負荷回路5には、接地ノードN2から接地配線L2
を介して接地電位VSSが与えられる。電源配線L1に
は、寄生的な配線抵抗R1が存在する。接地配線L2に
は、寄生的な配線抵抗R2が存在する。
【0004】このように接続された負荷回路5が動作す
ると、電源ノードN1から電源配線L1を介して負荷回
路5に負荷電流I1が流れるとともに負荷回路5から接
地配線L2を介して接地ノードN2に負荷電流I2が流
れる。
【0005】このような負荷回路の代表例としては、信
号の増幅を行なうためのセンスアンプが挙げられる。図
18は、従来のセンスアンプ回路を構成した半導体回路
の回路図である。この図18においては、センスアンプ
回路の一例として、共通の電源を用いる2つのセンスア
ンプSA1,SA2が示される。
【0006】センスアンプSA1は、1対のビット線B
L1,/BL1の間の電位差を増幅するためのものであ
る。センスアンプSA2は、1対のビット線BL2,/
BL2の間の電位差を増幅するためのものである。セン
スアンプSA1,SA2のそれぞれは、電源電位VCC
受ける電源ノードN1と接地電位VSSを受ける接地ノー
ドN2との間に設けられる。
【0007】センスアンプ1は、PMOSトランジスタ
Q1,Q2,Q5とNMOSトランジスタQ3,Q4,
Q6とを含む。
【0008】トランジスタQ1およびQ2は、ソース同
士が接続される。トランジスタQ1のドレインおよびト
ランジスタQ2のゲートがビット線BL1に接続され
る。トランジスタQ1のゲートおよびトランジスタQ2
のドレインがビット線/BL1に接続される。
【0009】トランジスタQ3およびQ4は、ソース同
士が接続される。トランジスタQ3のドレインおよびト
ランジスタQ4のゲートがビット線BL1に接続され
る。トランジスタQ3のゲートおよびトランジスタQ4
のドレインがビット線/BL1に接続される。
【0010】トランジスタQ1およびQ2の間のノード
N3は、トランジスタQ5および電源配線L1を介して
電源ノードN1に接続される。トランジスタQ5は、セ
ンスアンプSA1,SA2を駆動させるための制御信号
φ2をゲートに受ける。トランジスタQ3およびQ4の
間のノードN4は、トランジスタQ6および接地配線L
2を介して接地ノードN2に接続される。トランジスタ
Q6は、センスアンプSA1,SA2を駆動させるため
の制御信号φ1をゲートに受ける。
【0011】このような構成のセンスアンプSA1にお
いては、電源配線L1に寄生的な配線抵抗R1が存在
し、接地配線L2に寄生的な配線抵抗R2が存在する。
【0012】センスアンプSA2は、センスアンプSA
1と同じ構成であり、トランジスタQ7〜Q12がトラ
ンジスタQ1〜Q6と同様の態様で接続される。
【0013】ビット線BL1にメモリセルMC1が接続
される。メモリセルMC1は、データを記憶するキャパ
シタC1およびNMOSトランジスタT1を含む。トラ
ンジスタT1は、キャパシタC1とビット線BL1との
間に接続され、そのゲートがワード線WLに接続され
る。
【0014】ビット線BL2にメモリセルMC2が接続
される。メモリセルMC2は、データを記憶するキャパ
シタC2およびNMOSトランジスタT2を含む。トラ
ンジスタT2は、キャパシタC2とビット線BL2との
間に接続され、そのゲートがワード線WLに接続され
る。
【0015】次に、図18のセンスアンプ回路の動作に
ついて説明する。まず、センスアンプSA1の動作につ
いて説明する。
【0016】ワード線WLが活性化されることにより、
メモリセルMC1に蓄積されている電荷がビット線BL
1に伝達される。その結果、ビット線BL1および/B
L1の間に微小な電位差が生じる。この状態で、制御信
号φ1がハイレベルに変化するとともに制御信号φ2が
ローレベルに変化する。
【0017】この状態において、トランジスタQ1のゲ
ートが受ける電位がトランジスタQ2のゲートが受ける
電位よりも低いためにトランジスタQ1のオン抵抗がト
ランジスタQ2のオン抵抗よりも小さくなる。その結
果、ビット線BL1の電位が電源電位VCCに向けて上昇
させられる。
【0018】また、トランジスタQ4のゲートが受ける
電位がトランジスタQ3のゲートが受ける電位よりも高
いためにトランジスタQ4のオン抵抗がトランジスタQ
3のオン抵抗よりも小さくなる。その結果、ビット線/
BL1の電位が接地電位VSSに向けて低下させられる。
【0019】したがって、センスアンプSA1では、ビ
ット線BL1および/BL1の間の微小な電位差が電源
電位VCCと接地電位VSSとの間の電位差を目標として増
幅される。
【0020】センスアンプSA2も、センスアンプSA
1と同様の動作を行なう。したがって、センスアンプS
A2では、ビット線BL2および/BL2の間の微小な
電位差が電源電位VCCと接地電位VSSとの間の電位差を
目標として増幅される。
【0021】また、半導体回路においては、図17に示
されるような負荷回路5が複数個1本の電源配線L1お
よび1本の接地配線L2に接続される場合がある。図1
9は、1本の電源配線および1本の接地配線に複数の負
荷回路が接続された半導体回路の模式的回路図である。
【0022】図19を参照して、電源配線L1および接
地配線L2には、複数の負荷回路51,52,53,5
4が接続される。言い換えると、複数の負荷回路51,
52,53,54は、電源を共有する。
【0023】このような半導体回路においては、電源配
線L1において、負荷回路51〜54のそれぞれの接続
ノードが存在し、接地配線L2においても負荷回路51
〜54のそれぞれの接続ノードが存在する。電源配線L
1においては、負荷回路51の接続ノードと電源ノード
N1との間に配線抵抗R11が存在し、さらに、接続ノ
ードのそれぞれの間にも配線抵抗R12,R13,R1
4がそれぞれ存在する。
【0024】同様に、接地配線L2においては、負荷回
路54の接続ノードと接地ノードN2との間に配線抵抗
R24が存在し、さらに、接続ノードのそれぞれの間に
も配線抵抗R21,R22,R23がそれぞれ存在す
る。
【0025】負荷回路51は、電源電位として電位V
CC1 を受け、接地電位として電位VSS 1 を受ける。負荷
回路52は、電源電位として電位VCC2 を受け、接地電
位として電位VSS2 を受ける。負荷回路53は、電源電
位として電位VCC3 を受け、接地電位として電位VSS3
を受ける。負荷回路54は、電源電位として電位VCC4
を受け、接地電位として電位VSS4 を受ける。
【0026】負荷回路51〜54のそれぞれは、すべて
が同時に動作を行なうわけではなく、ある負荷回路が動
作している場合にその他の負荷回路が動作をしていない
場合がある。以下、このように動作している負荷回路を
選択回路と呼び、このように動作していない負荷回路を
非選択回路と呼ぶ。
【0027】このような負荷回路51〜54の各々の代
表例としては、図18に示されるような1つのセンスア
ンプが挙げられる。この負荷回路51〜54のそれぞれ
がセンスアンプである場合、負荷回路51〜54は、メ
モリセルからハイレベルを読み出すためのハイ読み出し
センスアンプと、メモリセルからローレベルを読み出す
ためのロー読み出しセンスアンプとに分けられる。
【0028】このようなハイ読み出しセンスアンプとロ
ー読み出しセンスアンプとには、センスアンプ駆動のた
めの制御信号が同時に与えられる。このように同時に制
御信号が与えられた場合、ハイ読み出しセンスアンプの
方がロー読み出しセンスアンプよりも少し先に動作を開
始する。
【0029】それは、次のような理由による。たとえ
ば、図18のトランジスタQ3,Q4に着目する。ハイ
読み出しセンスアンプの場合はトランジスタQ4がトラ
ンジスタQ3よりも強くオンしてビット線/BL1の電
位を下げる。一方、ロー読み出しセンスアンプの場合
は、トランジスタQ3がトランジスタQ4よりも強くオ
ンしてビット線BL1の電位を下げる。
【0030】このような場合、ハイ読み出しセンスアン
プのトランジスタQ4の最初のゲート電圧がロー読み出
しセンスアンプのトランジスタQ3の最初のゲート電圧
よりも高いため、ハイ読み出しセンスアンプのトランジ
スタQ4がロー読み出しセンスアンプのトランジスタQ
3よりも早くオンする。したがって、ハイ読み出しセン
スアンプがロー読み出しセンスアンプよりも先に動作す
る。
【0031】このように、負荷回路としてハイ読み出し
センスアンプとロー読み出しセンスアンプとを含む半導
体回路では、ハイ読み出しセンスアンプが動作している
場合にロー読み出しセンスアンプがまだ動作を開始して
いない状態が生じる。このため、ハイ読み出しセンスア
ンプは、前記選択回路の一種であると言うことができ、
ロー読み出しセンスアンプは前記非選択回路の一種であ
ると言うことができる。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な、センスアンプを負荷回路として含む半導体回路にお
いては、次のような問題があった。
【0033】まず、図17の半導体回路を参照して、負
荷回路5が動作すると、電源ノードN1から負荷回路5
に負荷電流I1が流れ、負荷回路5から接地ノードN2
に電流I2が流れる。負荷電流I1が流れると、配線抵
抗R1に起因して電位の降下が生じ、負荷回路5が電源
ノードN1から受ける電位が電源電位VCCよりも低くな
る。また、負荷電流I2が流れると、配線抵抗R2によ
って電位の上昇が生じ、負荷回路5が接地ノードN2か
ら受ける電位が接地VSSよりも高くなる。
【0034】このように負荷回路5において、電源ノー
ドN1および接地ノードN2から受ける電位が変動する
と、負荷回路5が正常に動作しなくなるという問題が生
じる。特に、図18に示されるようなセンスアンプにお
いては、具体的に次のような問題が生じる。
【0035】図18を参照して、負荷電流I1が流れる
と、配線抵抗R1に起因してノードN3の電位が電源電
位VCCよりも低下する。また、負荷電流I2が流れる
と、抵抗R2に起因してノードN4の電位が接地電位V
SSよりも上昇する。このようにセンスアンプにおいて
は、ノードN3の電位が電源電位VCCよりも低下し、ノ
ードN4の電位が接地電位VSSよりも上昇すると、セン
ス動作に要する時間が長くなるという問題があった。
【0036】この問題を解決する方法としては、電源配
線および接地配線のそれぞれを太くすることが考えられ
る。しかし、このように電源配線および接地配線を太く
する場合、半導体チップにおいて、これらの配線が大き
い面積を占めるという問題があるため、このような方法
は有効なものではなかった。
【0037】また、図19を参照して、負荷回路51〜
54のうちの選択回路が動作すると、その動作に起因し
て電源配線L1および接地配線L2に負荷電流が流れ
る。
【0038】このように負荷電流が流れると、負荷回路
51〜54のそれぞれが受ける電位VCC1 〜VCC4 およ
びVSS1 〜VSS2 が、配線抵抗R11〜R14およびR
21〜24に起因して変動するという問題がある。この
場合、負荷回路51〜54のうちの選択回路が受ける電
位が変動するのはもちろんのこと、非選択回路が受ける
電位までもが変動する。
【0039】このように、選択回路の動作により非選択
回路が受ける電位が変動すると、負荷回路51〜54が
センスアンプである場合には、次のような具体的な問題
が生じる。選択回路であるハイ読み出しセンスアンプの
動作により、非選択回路であるロー読み出しセンスアン
プが受ける電位が変動して接地電位側の電位が上昇する
と、たとえば、図18のトランジスタQ3がオンせず、
ロー読み出しセンスアンプが正常に動作しない現象が生
じる。
【0040】以上に説明したように、電源配線および接
地配線を介して電位を受ける負荷回路としてのセンスア
ンプにおいては、配線抵抗によって電位の変動が生じ、
センスアンプが正常に動作しないという問題があった。
【0041】この発明は、このような問題を解決するた
めになされたものであり、配線抵抗により生じる、セン
スアンプが受ける電位の変動を抑制する半導体回路装置
を提供することを目的とする。
【0042】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、センスアンプ、負電源手段、スイッチング用NMO
Sトランジスタおよびワンショットパルス発生手段を含
む。
【0043】センスアンプは、PMOSトランジスタお
よびNMOSトランジスタを含む。負電源手段は、負の
電位を発生させる。
【0044】スイッチング用NMOSトランジスタは、
前記センスアンプのNMOSトランジスタと前記負電源
手段との間に設けられる。
【0045】ワンショットパルス発生手段は、前記スイ
ッチング用トランジスタにワンショットパルス信号を与
える。
【0046】請求項2に記載の本発明は、接地ノード、
負荷回路、第1の接地配線、第2の接地配線、差動増幅
手段、電位発生手段および接続手段を含む。
【0047】接地ノードは、接地電位を受ける。負荷回
路は、少なくとも前記接地ノードから電位が供給され
る。
【0048】第1の接地配線は、前記接地ノードと前記
負荷回路との間に設けられる。第2の接地配線は、電流
の流入が制限されており、前記接地ノードから接地電位
を取り出す。
【0049】差動増幅手段は、前記第1の接地配線を介
して前記負荷回路に供給される電位と前記第2の接地配
線から取り出される電位との電位差を差動増幅して出力
する。電位発生手段は、前記接地電位よりも低い電位を
発生させる。
【0050】接続手段は、前記差動増幅手段の出力信号
を受け、その出力信号に応答して前記電位発生手段を前
記第1の接地配線に接続する。
【0051】請求項3に記載の本発明は、電源ノード、
負荷回路、第1の電源配線、第2の電源配線、差動増幅
手段、電位発生手段および接続手段を含む。
【0052】電源ノードは、電源電位を受ける。負荷回
路は、少なくとも前記電源ノードから電位が供給され
る。
【0053】第1の電源配線は、前記電源ノードと前記
負荷回路との間に設けられる。第2の電源配線は、電流
の流入が制限されており、前記電源ノードから電源電位
を取り出す。
【0054】差動増幅手段は、前記第1の電源配線を介
して前記負荷回路に供給される電位と前記第2の電源配
線から取り出される電位との電位差を差動増幅して出力
する。電位発生手段は、前記電源電位よりも高い電位を
発生させる。
【0055】接続手段は、前記差動増幅手段の出力信号
を受け、その出力信号に応答して前記電位発生手段を前
記第1の電源配線に接続する。
【0056】請求項4に記載の本発明は、電源ノード、
接地ノード、負荷回路、第1の電源配線、第2の電源配
線、第1の接地配線、第2の接地配線、第1の差動増幅
手段、第2の差動増幅手段、第1の電位発生手段、第2
の電位発生手段、第1の接続手段および第2の接続手段
を含む。
【0057】電源ノードは、電源電位を受ける。接地ノ
ードは、接地電位を受ける。負荷回路は、少なくとも前
記電源ノードおよび前記接地ノードから電位が供給され
る。
【0058】第1の電源配線は、前記電源ノードと前記
負荷回路との間に設けられる。第2の電源配線は、電流
の流入が制限されており、前記電源ノードから電源電位
を取り出す。
【0059】第1の接地配線は、前記接地ノードと前記
負荷回路との間に設けられる。第2の接地配線は、電流
の流入が制限されており、前記接地ノードから接地電位
を取り出す。
【0060】第1の差動増幅手段は、前記第1の電源配
線を介して前記負荷回路に供給される電位と前記第2の
電源配線から取り出される電位との電位差を差動増幅し
て出力する。
【0061】第2の差動増幅手段は、前記第1の接地配
線を介して前記負荷回路に供給される電位と前記第2の
接地配線から取り出される電位との電位差を差動増幅し
て出力する。
【0062】第1の電位発生手段は、前記電源電位より
も高い電位を発生させる。第2の電位発生手段は、前記
接地電位よりも低い電位を発生させる。
【0063】第1の接続手段は、前記第1の差動増幅手
段の出力信号を受け、その出力信号に応答して前記第1
の電位発生手段を前記第1の電源配線に接続する。
【0064】第2の接続手段は、前記第2の差動増幅手
段の出力信号を受け、その出力信号に応答して前記第2
の電位発生手段を前記第1の接地配線に接続する。
【0065】請求項5に記載の本発明は、接地ノード、
複数の負荷回路、第1の接地配線、第2の接地配線、差
動増幅手段、電位発生手段および複数の接続手段を含
む。
【0066】接地ノードは、接地電位を受ける。複数の
負荷回路は、少なくとも前記接地ノードから電位が供給
される。
【0067】第1の接地配線は、前記接地ノードと前記
複数の負荷回路のそれぞれとの間に共通に設けられる。
第2の接地配線は、電流の流入が制限されており、前記
接地ノードから接地電位を取り出す。
【0068】複数の差動増幅手段は、前記複数の負荷回
路のそれぞれに対応して設けられ、各々が、前記第1の
接地配線を介して対応する負荷回路に供給される電位と
前記第2の接地配線から取り出される電位との電位差を
差動増幅して出力する。電位発生手段は、前記接地電位
よりも低い電位を発生させる。
【0069】複数の接続手段は、前記複数の負荷回路お
よび前記複数の差動増幅手段にそれぞれ対応して設けら
れる。複数の接続手段の各々は、対応する差動増幅手段
の出力信号を受け、その出力信号に応答して前記電位発
生手段を対応する負荷回路について設けられた前記第1
の接地配線の部分に接続する。
【0070】請求項6に記載の本発明は、電源ノード、
複数の負荷回路、第1の電源配線、第2の電源配線、複
数の差動増幅手段、電位発生手段および複数の接続手段
を含む。
【0071】電源ノードは、電源電位を受ける。複数の
負荷回路は、少なくとも前記電源ノードから電位が供給
される。
【0072】第1の電源配線は、前記電源ノードと前記
複数の負荷回路のそれぞれとの間に共通に設けられる。
第2の電源配線は、電流の流入が制限されており、前記
電源ノードから電源電位を取り出す。
【0073】複数の差動増幅手段は、前記複数の負荷回
路のそれぞれに対応して設けられ、各々が、前記第1の
電源配線を介して対応する負荷回路に供給される電位と
前記第2の電源配線から取り出される電位との電位差を
差動増幅して出力する。電位発生手段は、前記電源電位
よりも高い電位を発生させる。
【0074】複数の接続手段は、前記複数の負荷回路お
よび前記複数の差動増幅手段にそれぞれ対応して設けら
れる。複数の接続手段の各々は、対応する差動増幅手段
の出力信号を受け、その出力信号に応答して前記電位発
生手段を対応する負荷回路について設けられた前記第1
の電源配線の部分に接続する。
【0075】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、センスアン
プによるセンス動作開始時に、ワンショットパルス発生
手段からスイッチング用NMOSトランジスタにワンシ
ョットパルス信号が与えられると、スイッチング用NM
OSトランジスタが所定期間オンする。スイッチング用
NMOSトランジスタがオンすることにより、センスア
ンプのNMOSトランジスタが負電源手段に接続され
る。これにより、センスアンプには、接地電位よりも低
い電位が与えられる。その結果、配線抵抗に起因して接
地側の電位が接地電位よりも高くなることが防がれ得
る。
【0076】請求項2に記載の本発明によれば、第2の
接地配線は、電流の流入が制限されているため、接地電
位がほぼそのまま取り出される。負荷回路の動作により
負荷回路から第1の接地配線を介して接地ノードに電流
が流れると、接地ノードから第1の接地配線を介して負
荷回路に供給される電位が、第1の接地配線の配線抵抗
に起因して接地電位よりも上昇する。
【0077】このようにして第1の接地配線を介して負
荷回路に供給される電位が上昇すると、差動増幅手段の
出力信号の電圧が大きくなる。その出力信号の電圧が大
きくなると、電位発生手段が第1の接地配線に接続され
る。これにより、負荷回路から第1の接地配線を介して
接地ノードに向かって流れる電流が減少し、負荷回路か
ら第1の電源配線を介して電位発生手段に向かって流れ
る電流が増加する。
【0078】その結果、第1の接地配線に存在する配線
抵抗に起因する電位の上昇が抑制される。
【0079】請求項3に記載の本発明によれば、第2の
電源配線は、電流の流入が制限されているため、電源電
位がほぼそのまま取り出される。負荷回路の動作により
電源ノードから第1の電源配線を介して負荷回路に電流
が流れると、電源ノードから第1の電源配線を介して負
荷回路に供給される電位が、第1の電源配線の配線抵抗
に起因して低下する。
【0080】このようにして第1の電源配線を介して負
荷回路に供給される電位が低下すると、差動増幅手段の
出力信号の値が大きくなる。その出力信号の値が大きく
なると、電位発生手段が第1の電源配線に接続される。
これにより、電源ノードから第1の電源配線を介して負
荷回路に流れる電流が減少し、電位発生手段から第1の
電源配線を介して負荷回路に流れる電流が増加する。
【0081】その結果、第1の電源配線に存在する配線
抵抗に起因する電位の低下が抑制される。
【0082】請求項4に記載の本発明によれば、第2の
電源配線および第2の接地配線は、ともに電流の流入が
制限されている。したがって、第2の電源配線からは電
源電位がそのまま取り出され、第2の接地配線からは接
地電位がそのまま取り出される。
【0083】負荷回路の動作により電源ノードから第1
の電源配線を介して負荷回路に電流が流れると、電源ノ
ードから第1の電源配線を介して負荷回路に供給される
電位が電源電位よりも低下する。この電位の低下は第1
の電源配線の配線抵抗に起因する。同様に、負荷回路の
動作により負荷回路から第1の接地配線を介して接地ノ
ードに電流が流れると、接地ノードから第1の接地配線
を介して負荷回路に供給される電位が上昇する。この電
位の上昇は第1の接地配線の配線抵抗に起因する。
【0084】電源ノードから第1の電源配線を介して負
荷回路に供給される電位が低下すると、第1の差動増幅
手段の出力信号の値が大きくなる。同様に、接地ノード
から第1の接地配線を介して負荷回路に供給される電位
が低下すると、第2の差動増幅手段の出力信号の値が大
きくなる。
【0085】第1の差動増幅手段の出力信号の値が大き
くなると、第1の電位発生手段が第1の電源配線に接続
される。これにより、電源ノードから第1の電源配線を
介して負荷回路に流れる電流が減少し、第1の電位発生
手段から第1の電源配線を介して負荷回路に流れる電流
が増加する。その結果、第1の電源配線に存在する配線
抵抗に起因する電位の低下が抑制される。
【0086】第2の差動増幅手段の出力信号の値が大き
くなると、第2の電位発生手段が第1の接地配線に接続
される。これにより、負荷回路から第1の接地配線を介
して接地ノードに流れる電流が減少し、負荷回路から第
1の接地配線を介して第2の電位発生手段に流れる電流
が増加する。その結果、第1の接地配線に存在する配線
抵抗に起因する電位の上昇が抑制される。
【0087】請求項5に記載の本発明によれば、第2の
接地配線は、電流の流入が制限されているため、第2の
接地配線からは、接地電位がほぼそのまま取り出され
る。複数の負荷回路のうちのいずれかの負荷回路の動作
により、その負荷回路から第1の接地配線を介して接地
ノードに電流が流れると、接地ノードから第1の接地配
線を介して各負荷回路に供給される電位が上昇する。こ
の電位の上昇は第1の接地配線の配線抵抗に起因する。
【0088】このようにして接地ノードから第1の接地
配線を介して負荷回路に供給される電位が上昇すると、
各負荷回路に対応する差動増幅手段の出力信号の値が大
きくなる。各差動増幅手段の出力信号の値が大きくなる
と、対応する接続手段によって、対応する負荷回路につ
いて設けられた第1の接地配線の部分に電位発生手段が
接続される。
【0089】このため、動作している負荷回路から第1
の接地配線を介して接地ノードに流れる電流が減少し、
動作している負荷回路から第1の接地配線を介して電位
発生手段に流れる電流が増加する。その結果、第1の接
地配線に存在する配線抵抗に起因する各負荷回路の電位
の上昇が抑制される。
【0090】請求項6に記載の本発明によれば、第2の
電源配線は、電流の流入が制限されているため、第2の
電源配線からは電源電位がほぼそのまま取り出される。
複数の負荷回路のうちのいずれかの負荷回路の動作によ
り、電源ノードから第1の電源配線を介して負荷回路に
電流が流れると、電源ノードから第1の電源配線を介し
て各負荷回路に供給される電位が低下する。この電位の
低下は第1の電源配線の配線抵抗に起因する。
【0091】このようにして電源ノードから第1の電源
配線を介して各負荷回路に供給される電位が低下する
と、各負荷回路に対応する差動増幅手段の出力信号の値
が大きくなる。各差動増幅手段の出力信号の値が大きく
なると、対応する接続手段によって、対応する負荷回路
について設けられた第1の電源配線の部分に電位発生手
段が接続される。
【0092】このため、電源ノードから第1の電源配線
を介して動作している負荷回路に流れる電流が減少し、
電位発生手段から第1の電源配線を介して動作している
負荷回路に流れる電流が増加する。その結果、第1の電
源配線に存在する配線抵抗に起因する各負荷回路の電位
の上昇が抑制される。
【0093】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0094】第1実施例 図1は、第1実施例による半導体回路の構成を示す回路
図である。図1の半導体回路において図18の半導体回
路と一致する部分には同一の参照番号を付してある。
【0095】図1の半導体回路が図17の半導体回路と
異なるのは、昇圧電源回路2、スイッチング用のPMO
SトランジスタQ13、負電源回路3、スイッチング用
のNMOSトランジスタQ14、およびワンショットパ
ルス発生回路41,42が設けられていることである。
【0096】なお、制御信号φ1は、制御信号発生回路
12により発生させられ、制御信号φ2は、制御信号発
生回路11により発生させられる。制御信号発生回路1
1,12では、行アドレスストローブ信号/RASを受
け、その信号に応答して制御信号φ1,φ2を発生す
る。
【0097】以下、図1の半導体回路について、図17
の半導体回路と異なる部分の説明を行なう。
【0098】図1を参照して、昇圧電源回路2は、電源
電位VCCよりも高い電位を発生させるためのものであ
る。昇圧電源回路2とノードN3との間にトランジスタ
Q13が接続される。ワンショットパルス発生回路41
は、行アドレスストローブ信号/RASを受ける。ワン
ショットパルス発生回路41からトランジスタQ13の
ゲートには、トランジスタQ13をオンオフさせるため
のワンショットパルス信号φ4が与えられるようになっ
ている。
【0099】負電源回路3は、接地電位VSSよりも低い
電位を発生させるためのものである。負電源回路3とノ
ードN4との間にトランジスタQ14が接続される。ワ
ンショットパルス発生回路42は、行アドレスストロー
ブ信号/RASを受ける。ワンショットパルス発生回路
42からトランジスタQ14のゲートには、トランジス
タQ14をオンオフさせるためのワンショットパルス信
号φ3が与えられるようになっている。
【0100】図2は、図1に示された昇圧電源回路2の
詳細な構成を示すブロック図である。昇圧電源回路2
は、クランプ回路21、ディテクタ回路22、サステイ
ンポンプ23、ディテクタポンプ24および/RASポ
ンプ25を含む。
【0101】サステインポンプ23は、制御信号φ5を
受ける。制御信号φ5は、電源が投入されている場合に
常時ハイレベルになる信号である。サステインポンプ2
3は、制御信号φ5がハイレベルになっている場合に動
作し、昇圧電圧VPPを所定の電位に昇圧する。/RAS
ポンプ25は、行アドレスストローブ信号/RASを受
ける。/RASポンプ25は、行アドレスストローブ信
号/RASがローレベルになった場合に動作し、昇圧電
位VPPを所定の電圧に昇圧する。
【0102】クランプ回路21は、昇圧電位VPPが予め
定められた第1の設定値よりも高くなると動作し、昇圧
電位VPPを前記第1の設定値にクランプする。このクラ
ンプ回路21によって昇圧電位VPPの上限値が決められ
る。ディテクタ回路22は、昇圧電位VPPが予め定めら
れた第2の設定値よりも低くなった場合に、ディテクタ
ポンプ24に制御信号を与える。前記第2の設定値は前
記第1の設定値よりも低い設定値である。ディテクタポ
ンプ24は、ディテクタ回路22からの駆動信号に応答
して動作し、昇圧電位VPPを昇圧する。
【0103】このような昇圧電源回路2では、これらの
ポンプの働きによって一定の昇圧電位VPPを発生する。
【0104】図3は、図1に示された負電源回路3の詳
細な構成を示すブロック図である。負電源回路3は、ク
ランプ回路31、ディテクタ回路32、サステインポン
プ33、ディテクタポンプ34および/RASポンプ3
5を含む。
【0105】サステインポンプ33は、制御信号φ5を
受ける。サステインポンプ33は、制御信号φ5がハイ
レベルになっている場合、すなわち電源が投入されてい
る場合に動作し、負電位VEEを所定の電位にする。/R
ASポンプ35は、行アドレスストローブ信号/RAS
を受ける。/RASポンプ35は、行アドレスストロー
ブ信号/RASがローレベルになった場合に動作し、負
電位VEEを所定の電位にする。
【0106】クランプ回路31は、負電位VEEが予め定
められた第1の設定値よりも低くなると動作し、負電位
EEを第1の設定値にクランプする。このクランプ回路
31によって負電位VEEの下限値が決められる。ディテ
クタ回路32は、負電位VEEが予め定められた第2の設
定値よりも高くなった場合に、ディテクタポンプ34に
駆動信号を与える。前記第2の設定値は前記第1の設定
値よりも高い設定値である。ディテクタポンプ34は、
ディテクタ回路32からの駆動信号に応答して動作し、
負電位VEEを降圧する。
【0107】このような負電源回路3では、これらのポ
ンプの働きによって負電位VEEを発生させる。
【0108】次に、図1の半導体回路の動作について説
明する。図4は、図1の半導体回路の動作タイミングを
示すタイミングチャートである。このタイミングチャー
トには、行アドレスストローブ信号/RAS、ワード線
WL、ワンショットパルス信号φ3,φ4、制御信号φ
1,φ2、ノードN3,N4およびビット線BL,/B
Lのそれぞれの電位が示される。
【0109】センスアンプSA1,SA2のそれぞれが
センス動作を開始する前には、ノードN3,N4のそれ
ぞれは、1/2VCCの電位にプリチャージされている。
行アドレスストローブ信号/RASがローレベルに立下
がると、その後にワード線WLが活性化される。これに
よって、メモリセルMC1に蓄積されている電荷がビッ
ト線BL1に伝達され、ビット線BL1,/BL1の間
に微小な電位差が生じる。
【0110】そして、行アドレスストローブ信号/RA
Sが立下がってから所定期間経過後に、ワンショットパ
ルス信号φ3がハイレベルに立上がると同時にワンショ
ットパルス信号φ4がローレベルに立下がる。これによ
り、トランジスタQ13,Q14が同時にオンする。そ
の結果、負電源回路3がノードN4に接続され、昇圧電
源回路2がノードN3に接続される。
【0111】これにより、ノードN4の電位が負電位V
EEまで低下させられ、ノードN3の電位が、昇圧電位V
PPまで上昇させられる。そして、センスアンプSA1の
センス動作が開始される。トランジスタQ1〜Q4の動
作により、ビット線BL1の電位が昇圧電位VPPまで強
制的に上昇させられ、ビット線/BL1の電位が負電位
EEまで強制的に低下させられる。
【0112】その後、ワンショットパルス信号φ3がロ
ーレベルに立下がり、ワンショットパルス信号φ4がハ
イレベルに立上がる。このときには、トランジスタQ1
〜Q4のソース電位であるノードN3,N4のそれぞれ
の電位が安定しており、ノードN3の電位が十分に高
く、ノードN4の電位が十分に低くなっている。そし
て、ビット線BL1,/BL1の間には、十分な電位差
が生じている。
【0113】そして、制御信号φ1がハイレベルに立上
がり、制御信号φ2がローレベルに立下がる。これによ
り、ノードN4の電位が接地電位VSSの近くまで上が
り、ノードN3の電位が電源電位VCCの近くまで下が
る。それに従って、ビット線BL1の電位が少し低下
し、ビット線/BL1の電位が少し上昇する。
【0114】この場合の制御信号φ1がハイレベルに立
上がるタイミングおよび制御信号φ2がローレベルに立
下がるタイミングは、図4に示されるようにビット線B
L1,/BL1の間の電位差が十分に大きい電位差にな
っているタイミングであることが望ましい。その理由
は、トランジスタQ5,Q15およびトランジスタQ
6,Q14が同時にオンすると、昇圧電源回路2から電
源ノードN1に向けて電流が流れるとともに接地ノード
N2から負電源回路3に向けて電流が流れてしまうから
である。
【0115】また、センスアンプSA2は、前述したよ
うなセンスアンプSA1の動作と同様の動作を行なう。
【0116】このような図1の半導体回路では、次のよ
うな効果が得られる。昇圧電源回路2によってノードN
3の電位を電源電位VCCよりも高くすることができ、負
電源回路3によってノードN4の電位を接地電位VSS
りも低くすることができるので、センスアンプSA1,
SA2を構成するトランジスタQ1〜Q4,Q7〜Q1
0を強くオンさせることができる。その結果、センス動
作が高速化される。
【0117】さらに、図1の半導体回路では、センス動
作時において、昇圧電源回路2がセンスアンプSA1,
SA2のそれぞれに接続され、ビット線BL1,/BL
1の間の電位差が大きくなった後に電源ノードN1およ
び接地ノードN2がノードN3およびN4に接続され
る。このため、配線抵抗R1によって生じる電位の低下
と、配線抵抗R2によって生じるノードN4の電位の上
昇とが配線抵抗R1およびR2の値とは無関係に防がれ
る。したがって、配線抵抗R1,R2のそれぞれを小さ
くするために、電源配線L1および接地配線L2を太く
する必要がない。
【0118】第2実施例 次に、第2実施例について説明する。図5は、第2実施
例による半導体回路の回路図である。図5において、図
1と一致する部分には同一の参照符号を付してある。
【0119】図5の半導体回路が図1の半導体回路と異
なるのは、次の部分である。すなわち、電源ノードN
1、電源配線L1、接地ノードN2、接地配線L2、ト
ランジスタQ5,Q6およびワンショットパルス発生回
路41,42が取り除かれたこと、昇圧電源回路2とノ
ードN3との間にトランジスタQ131,Q132が設
けられたこと、および負電源回路3とノードN4との間
にトランジスタQ141,Q142が設けられたことで
ある。
【0120】トランジスタQ131,Q132のそれぞ
れは、ゲートに制御信号発生回路11から出力される制
御信号φ6を受ける。トランジスタQ141,Q142
のそれぞれは、ゲートに制御信号発生回路12から出力
される制御信号φ5を受ける。
【0121】次に、図5の半導体回路の動作について説
明する。図6は、図5の半導体回路の動作タイミングを
示すタイミングチャートである。このタイミングチャー
トには、行アドレスストローブ信号/RAS、ワード線
WL、制御信号φ5,φ6、ノードN3,N4およびビ
ット線BL1,/BL1のそれぞれの電位が示される。
【0122】図6を参照して、ビット線BL1,/BL
1の間に微小な電位差が生じるまでの動作は、図4のタ
イミングチャートと同じである。
【0123】行アドレスストローブ信号/RASが立下
がってから所定期間経過後に、制御信号φ5が立上が
り、そして制御信号φ6が立下がる。これにより、トラ
ンジスタQ141,Q142と、トランジスタQ13
1,Q132とがオンする。その結果、負電源回路3が
ノードN4に接続され、昇圧電源回路2がノードN3に
接続される。
【0124】これにより、ノードN4の電位が負電位V
EEまで低下させられ、ノードN3の電位が昇圧電位VPP
まで上昇させられる。それに従って、トランジスタQ1
〜Q4のセンス動作により、ビット線BL1の電位が昇
圧電位VPPまで上昇させられ、ビット線/BL1の電位
が負電位VEEまで低下させられる。
【0125】センスアンプSA2については、前述した
ようなセンスアンプSA1の動作と同様の動作を行な
う。
【0126】このように、図5の半導体回路では、セン
ス動作時において、昇圧電源回路2によってノードN3
の電位が電源電位VCCよりも高くされ、負電源回路3に
よってノードN4の電位が接地電位VSSよりも低くされ
る。したがって、センスアンプSA1,SA2のそれぞ
れを構成するトランジスタQ1〜Q4,Q7〜Q10を
強くオンさせることができる。その結果、センス動作が
高速化される。
【0127】さらに、電源ノードN1および接地ノード
N2から電位を供給される必要がないので、配線抵抗に
よる供給電位の変動をなくすことができる。
【0128】第3実施例 次に、第3実施例について説明する。図7は、第3実施
例による半導体回路の回路図である。図7において図1
7と一致する部分には同一の参照符号を付してある。
【0129】図7を参照して、図7の半導体回路が図1
7の半導体回路と異なるのは、第1の接地配線L2とは
別に第2の接地配線L3が設けられていること、差動増
幅器8、スイッチング用のNMOSトランジスタQ15
および負電源回路30が設けられていることである。
【0130】以下、図7の半導体回路について、図17
の半導体回路と異なる部分について説明する。
【0131】図7を参照して、負電源回路30は、接地
電位VSSよりも低い負の電位VEEを発生させる回路であ
り、トランジスタQ15を介して第1の接地配線L2の
中途に接続される。この負電源回路30は、たとえば、
図3に示された負電源回路と同様のものである。差動増
幅器8の正側入力端子は、第1の接地配線L2の中途に
接続される。差動増幅器8の負側入力端子は、第2の接
地配線L3の一端に接続される。差動増幅器8の出力端
子は、トランジスタQ15のゲートに接続される。
【0132】このように構成された半導体回路において
は、第1の接地配線L2に配線抵抗R2が存在し、第2
の接地配線L3にも配線抵抗R3が存在する。第1の接
地配線L2には、電流パスが存在する。このために、第
1の接地配線L2から取り出される電位VSS1 は、配線
抵抗R2によって接地電位VSSよりも上昇する。
【0133】しかし、第2の接地配線L3には電流パス
が存在しない。このために第2の接地配線L3から取り
出される電位VSS0 は、接地電位VSS(0V)とほぼ等
しくなる。
【0134】このため、第2の接地配線L3から取り出
される電位VSS0 は、差動増幅器8における基準電位と
して用いられる。以下、電位VSS0 を基準電位VSS0
呼ぶ。
【0135】次に、差動増幅器8について説明する。図
8は、図7に示される差動増幅器8の詳細な回路図であ
る。図8を参照して、差動増幅器8は、PMOSトラン
ジスタQ16,Q17,Q18と、NMOSトランジス
タQ19,Q20とを含む。
【0136】電源ノードN1と、負電位VEEを受けるノ
ードN5との間にトランジスタQ16,Q17,Q19
が直列に接続される。トランジスタQ16とノードN5
との間にトランジスタQ18,Q20が直列に接続され
る。
【0137】トランジスタQ16,Q18のそれぞれの
ゲートが基準電位VSS0 を受ける。トランジスタQ17
のゲートが電位VSS1 を受ける。トランジスタQ19,
Q20のそれぞれのゲートがトランジスタQ17および
Q19の間のノードに接続される。トランジスタQ18
およびQ20の間のノードN6がトランジスタQ15の
ゲートに接続される。
【0138】次に、図7の半導体回路の動作について説
明する。図7を参照して、電位VSS 1 が基準電位VSS0
よりも高い場合には、差動増幅器8からトランジスタQ
15のゲートに与えられる電位が上昇する。ここで図8
を参照して、差動増幅器8においては、電位VSS1 が基
準電位VSS0 よりも高い場合にトランジスタQ18がト
ランジスタQ17よりも深くバイアスされ、ノードN6
の電位が上昇する。その結果、トランジスタQ15のゲ
ート電位が上昇する。
【0139】そして、トランジスタQ15のゲート電位
がトランジスタQ15のしきい値電圧よりも高くなると
トランジスタQ15がオンする。これにより、電位V
SS1 から負電位VEEに向かって負荷電流I20が流れ
る。したがって、図7を参照して、第1の接地配線L2
から負電源回路30に向かって負荷電流I20が流れる
ことになる。
【0140】その結果、負荷回路5から流れ出す負荷電
流は、負荷電流I2と負荷電流I20とに分流される。
このために負荷電流I2が減少する。したがって、配線
抵抗R2による電位VSS1 の電位の上昇が抑制される。
この場合、負荷電流I20は、電位VSS1 の変動に応じ
て増減するため、ノイズに起因する接地電位VSSの変動
による電位VSS1 の変動幅を小さくする働きもある。
【0141】第4実施例 次に第4実施例について説明する。第4実施例は、共通
の電源に、図7に示される半導体回路が複数接続された
例を示すものである。図9は、第4実施例による半導体
回路の回路図である。図9において、図18と一致する
部分には、同一の参照符号を付してある。
【0142】図9の半導体回路が図18の半導体回路と
異なるのは、第1の接地配線L2とは別に第2の接地配
線L3が設けられていること、差動増幅器81〜84、
NMOSトランジスタQ151〜Q154および負電源
回路30が設けられていることである。
【0143】差動増幅器81〜84のそれぞれは、図8
に示される差動増幅器8と同じ機能を有するものであ
る。トランジスタQ151〜Q154のそれぞれは、図
8に示されるトランジスタQ15と同じ機能を有するも
のである。
【0144】差動増幅器81およびトランジスタQ15
1は、負荷回路51に対応して設けられる。差動増幅器
82およびトランジスタQ152は、負荷回路52に対
応して設けられる。差動増幅器83およびトランジスタ
Q153は、負荷回路53に対応して設けられる。差動
増幅器84およびトランジスタQ154は、負荷回路5
4に対応して設けられる。負電源回路30は、負荷回路
51〜54のそれぞれについて共通に設けられる。
【0145】第2の接地配線L3には、第1の接地配線
L2と同様に配線抵抗R31〜R34が存在する。しか
し、第2の接地配線L3には、電流パスが存在しないた
め差動増幅器81〜84のそれぞれに与えられる基準電
位VSS01〜VSS04は、接地電位VSSとほぼ等しくなる。
【0146】負電源回路30とトランジスタQ151〜
Q154のそれぞれとの間の配線L4にも配線抵抗R4
1〜R44が存在する。しかし、これらの配線抵抗R4
1〜R44が存在してもトランジスタQ151〜Q15
4のそれぞれが受ける電位V EE1 〜VEE4 が負電位にな
るように負電源回路30の発生電位を設定しておけば、
差動増幅器81〜84とトランジスタQ151〜Q15
4との働きにより、電位VSS1 〜VSS4 のそれぞれの上
昇を抑制することができる。
【0147】次に、図9の半導体回路の動作について説
明する。ここで、たとえば、負荷回路52が選択回路、
負荷回路51が非選択回路であり、負荷回路52が動作
するときには負荷回路51が動作しない場合を仮定して
説明する。この場合、負荷回路52が動作すると、配線
抵抗R22,R23,R24によって負荷回路52が受
ける電位VSS2 が上昇する。それに従って、負荷回路5
1が受ける電位VSS1も上昇する。
【0148】しかし、電位VSS1 が上昇すると、差動増
幅器81およびトランジスタQ151が動作して、電位
SS1 が低下させられる。したがって、選択回路の動作
により生じる非選択回路の電位の上昇が抑制されること
になる。
【0149】一方、選択回路である負荷回路52におい
ても、差動増幅器82およびトランジスタQ152が動
作して、電位VSS2 が低下させられる。したがって、選
択回路自体の電位の上昇が抑制される。
【0150】次に、図9の半導体回路の負荷回路51〜
54をさらに具体化した例について説明する。図10
は、図9の負荷回路51,52を具体化した回路図であ
る。図10において、図1および図18と一致する部分
には同一の参照符号を付してある。
【0151】図10を参照して、負荷回路51は、たと
えば、図1および図18に示されたセンスアンプSA1
と同じ構成のセンスアンプSA51により構成される。
負荷回路52は、たとえば、図1および図18に示され
たセンスアンプSA2と同じ構成のセンスアンプSA5
2により構成される。
【0152】負荷回路51のセンスアンプSA51に
は、電源電位として電位VCC1 が与えられ、接地電位と
して電位VSS1 が与えられる。負荷回路52のセンスア
ンプSA52には、電源電位として電位VCC2 が与えら
れ、接地電位として電位VSS2が与えられる。センスア
ンプSA51は、ロー読み出しセンスアンプであり、セ
ンスアンプSA52は、ハイ読み出しセンスアンプであ
る。前述したように、前記ハイ読み出しセンスアンプは
一種の選択回路であり、前記ロー読み出しセンスアンプ
は一種の非選択回路である。
【0153】次に、動作について説明する。選択回路で
あるセンスアンプSA52が動作すると、前述したよう
に配線抵抗によって電位VSS1 が上昇しようとする。非
選択回路であるセンスアンプSA51においては、電位
SS1 が上昇するとトランジスタQ3,Q4がオンし難
くなる。しかし、この場合、図9に示された差動増幅器
81およびトランジスタQ151の動作によって電位V
SS1 が低下させられるので、トランジスタQ3,Q4が
オンし難くなることが防がれる。
【0154】また、センスアンプSA52についてもそ
れ自体の動作によって電位VSS2 が上昇しようとする
が、差動増幅器82およびトランジスタQ152の動作
により電位VSS2 の上昇が防がれる。
【0155】第5実施例 次に、第5実施例について説明する。図11は、第5実
施例による半導体回路の回路図である。図11におい
て、図17と一致する部分には同一の参照符号を付して
ある。
【0156】図11を参照して、図11の半導体回路が
図17の半導体回路と異なるのは、第1の電源配線L1
とは別に第2の電源配線L5が設けられていること、差
動増幅器9、スイッチング用のPMOSトランジスタQ
21および昇圧電源回路20が設けられていることであ
る。
【0157】以下、図11の半導体回路について図17
の半導体回路と異なる部分について説明する。
【0158】図11を参照して、昇圧電源回路20は、
昇圧電位VDDを発生させる回路であり、トランジスタQ
21を介して第1の電源配線L1に接続される。この昇
圧電源回路20は、たとえば、図2に示されたものと同
様のものである。差動増幅器9の負側入力端子は、第1
の電源配線L1の中途に接続される。差動増幅器9の正
側入力端子は、第2の電源配線L5の一端に接続され
る。差動増幅器9の出力端子は、トランジスタQ21の
ゲートに接続される。
【0159】このように構成された半導体回路において
は、第1の電源配線L1に配線抵抗R1が存在し、第2
の電源配線L5にも配線抵抗R5が存在する。第1の電
源配線L1には電流パスが存在する。このために第1の
電源配線から取り出される電位VCC1 は、配線抵抗R1
によって電源電位VCCよりも低下する。一方、第2の電
源配線L5には電流パスが存在しない。このために第2
の電源配線L5から取り出される電位VCC0 は、電源電
位VCCとほぼ等しい。
【0160】このため、第2の電源配線L5から取り出
される電位VCC0 は、差動増幅器9における基準電位と
して用いられる。以下、電位VCC0 を基準電位VCC0
呼ぶ。
【0161】次に、差動増幅器9について説明する。図
12は、差動増幅器9の詳細な構成を示す回路図であ
る。差動増幅器9は、PMOSトランジスタQ22,Q
23と、NMOSトランジスタQ24,Q25,Q26
とを含む。
【0162】昇圧電位VDDを受けるノードN7と接地ノ
ードN2との間にトランジスタQ22,Q24,Q26
が直列に接続される。ノードN7とトランジスタQ24
およびQ26の間のノードとの間にトランジスタQ2
3,Q25が直列に接続される。
【0163】トランジスタQ25,Q26のそれぞれの
ゲートが基準電位VCC0 を受ける。トランジスタQ24
のゲートが電位VSS1 を受ける。トランジスタQ22,
Q23のそれぞれのゲートがトランジスタQ22および
Q24の間のノードに接続される。トランジスタQ23
およびQ25の間のノードN8がトランジスタQ21の
ゲートに接続される。
【0164】次に、図11の半導体回路の動作について
説明する。図11を参照して、電位VCC1 が基準電位V
CC0 よりも低い場合には、差動増幅器9からトランジス
タQ21のゲートに与えられる電位が低下する。ここ
で、図12を参照して、差動増幅器9においては、電位
CC1 が基準電位VCC0 よりも低い場合にトランジスタ
Q25がトランジスタQ24よりも深くバイアスされ、
ノードN8の電位が低下する。その結果、トランジスタ
Q21のゲート電位が低下する。
【0165】そして、トランジスタQ21のゲート電位
がトランジスタQ21のしきい値電圧よりも低くなる
と、トランジスタQ21がオンする。これにより、昇圧
電位V DDから電位VCC1 に向かって負荷電流I10が流
れる。したがって、図11を参照して、昇圧電源回路2
0から第1の電源配線L1に向かって負荷電流I10が
流れることになる。
【0166】このため、負荷回路5に向けて流れる負荷
電流は、負荷電流I1と負荷電流I10とになる。その
結果、負荷電流I1が減少する。したがって、配線抵抗
R1による電位VCC1 の低下が抑制される。この場合、
負荷電流I10は、電位VCC 1 の変動に応じて増減する
ため、ノイズに起因する電源電位VCCの変動による電位
CC1 の変動幅を小さくする働きもある。
【0167】第6実施例 次に、第6実施例について説明する。第6実施例は、図
11に示される半導体回路が共通の電源に複数接続され
た例を示すものである。図13は、第6実施例による半
導体回路の回路図である。
【0168】負荷回路51〜54のそれぞれは、第1の
電源配線L1および接地配線L2に接続される。第1の
電源配線L1において、負荷回路54の接続ノードと電
源ノードN1との間に配線抵抗R14が存在する。さら
に、第1の電源配線L1における負荷回路51〜54の
接続ノードのそれぞれの間にも配線抵抗R11〜R13
が存在する。
【0169】同様に、接地配線L2において、負荷回路
51の接続ノードと接地ノードN2との間に配線抵抗R
21が存在する。さらに、接地配線L2における負荷回
路51〜54の接続ノードのそれぞれの間にも配線抵抗
R22〜R24が存在する。
【0170】また、第1の電源配線L1とは別に第2の
電源配線L5が設けられる。差動増幅器91〜94は、
図11に示される差動増幅器9と同じ機能を有するもの
である。トランジスタQ211〜Q214は、図11に
示されるトランジスタQ21と同じ機能を有するもので
ある。
【0171】差動増幅器91およびトランジスタQ21
1は、負荷回路51に対応して設けられる。差動増幅器
92およびトランジスタQ212は、負荷回路52に対
応して設けられる。差動増幅器93およびトランジスタ
Q213は、負荷回路53に対応して設けられる。差動
増幅器94およびトランジスタQ214は、負荷回路5
4に対応して設けられる。昇圧電源回路20は、負荷回
路51〜54のそれぞれについて共通に設けられる。
【0172】第2の電源配線L5には、第1の電源配線
L1と同様に配線抵抗R51〜R54が存在する。しか
し、第2の電源配線L5には、電流パスが存在しない。
このため差動増幅器91〜94のそれぞれに与えられる
基準電位VCC01〜VCC04は、ほぼ電源電位VCCと等しく
なる。
【0173】昇圧電源回路20とトランジスタQ211
〜Q214のそれぞれとの間の配線L6にも配線抵抗R
61〜R64が存在する。しかし、これらの配線抵抗R
61〜R64が存在してもトランジスタQ211〜Q2
14のそれぞれが受ける電位VDD1 〜VDD4 が電源電位
CCよりも高くなるように昇圧電源回路20の発生電位
を設定しておけば、差動増幅器91〜94とトランジス
タQ211〜Q214との働きにより、負荷回路51〜
54のそれぞれが受ける電位VCC1 〜VCC4 の低下を抑
制することができる。
【0174】次に、図13の半導体回路の動作について
説明する。ここで、たとえば、負荷回路52が選択回
路、負荷回路51が非選択回路であり、負荷回路52が
動作しているときには負荷回路51が動作しない場合を
仮定して説明する。この場合、負荷回路52が動作する
と、配線抵抗R12,R13,R14により負荷回路5
2が受ける電位VCC2 が低下する。それに従って、負荷
回路51が受ける電位V CC1 も低下する。
【0175】しかし、電位VCC1 が低下すると、差動増
幅器91およびトランジスタQ211が動作して、電位
CC1 が上昇させられる。したがって、選択回路の動作
により生じる非選択回路の電位の低下が抑制されること
になる。
【0176】一方、選択回路である負荷回路52におい
ても、差動増幅器92およびトランジスタQ212が動
作して、電位VCC2 が上昇させられる。したがって、選
択回路自体の電位の低下が抑制される。
【0177】図13の半導体回路において、負荷回路5
1〜54をさらに具体化した例は、図10に示された回
路と同様のものになる。このため、その説明は省略す
る。
【0178】第7実施例 次に、第7実施例について説明する。図14は、第7実
施例による半導体回路の回路図である。図14において
図17と一致する部分には同一の参照符号を付してあ
る。
【0179】図14を参照して、図14の半導体回路が
図16の半導体回路と異なるのは、第2の電源配線L5
および第2の接地配線L3が設けられていること、差動
増幅器8,9、スイッチング用のトランジスタQ15,
Q21、昇圧電源回路20および負電源回路30が設け
られていることである。
【0180】差動増幅器8、トランジスタQ15および
負電源回路30のそれぞれは、図7に示される半導体回
路と同様に接続され、それと同様の動作を行なう。ま
た、差動増幅器9、トランジスタQ21および昇圧電源
回路20は、図11の半導体回路と同様に接続され、そ
れと同様の動作を行なう。
【0181】したがって、図14の半導体回路において
は、配線抵抗R1による電位VCC1の電位の低下が抑制
されるとともに配線抵抗R2による電位VSS1 の電位の
上昇が抑制される。
【0182】以上に説明した図7、図9、図11、図1
3および図14に示される負荷回路5および負荷回路5
1〜54の具体例としては、センスアンプを示したが、
これに限らず、負荷回路5および負荷回路51〜54の
それぞれの具体例としては、半導体メモリ装置に用いら
れる入力バッファ(カラムアドレスバッファ)も挙げら
れる。また、その他には、単なるインバータ回路も挙げ
られる。
【0183】図15は、負荷回路の一例としてのカラム
アドレスバッファの回路図である。図15を参照して、
このカラムアドレスバッファは、PMOSトランジスタ
Q27,Q28、NMOSトランジスタQ29,Q30
およびインバータ101〜107を含む。
【0184】入力ノードNIは、外部入力信号Ainを
受ける。電源ノードN1と接地ノードN2との間にトラ
ンジスタQ27,Q28,Q29が直列に接続される。
トランジスタQ28およびQ29の間のノードN9と接
地ノードN2との間にトランジスタQ30が接続され
る。トランジスタQ27,Q29のそれぞれのゲート
は、入力ノードNIから外部入力信号Ainを受ける。
内部信号CAIがインバータ101を介してトランジス
タQ28,Q30のそれぞれのゲートに与えられる。
【0185】ノードN9と出力ノードNOとの間にイン
バータ102,103,104,105,106が直列
に接続される。インバータ103および104の間のノ
ードN10と、インバータ104および105の間のノ
ードN11との間にインバータ107が接続される。こ
のインバータ107は、入力端子がノードN11に接続
され、出力端子がノードN10に接続される。
【0186】またインバータ103,107のそれぞれ
には、内部信号ZCALおよびCALが与えられる。こ
れらのインバータ101〜107のそれぞれは、電源ノ
ードN1および接地ノードN2に接続され、電源電位V
CCおよび接地電位VSSを受けて動作する。
【0187】図16は、図15に示されるカラムアドレ
スバッファにおける各信号のタイミングチャートであ
る。この図16においては、外部入力信号Ain、内部
信号CAI、内部信号ZCAL、内部信号CALおよび
出力信号CANFが示される。
【0188】図16を参照して、外部入力信号Ain
は、VIHをハイレベルとし、VILをローレベルとする外
部アドレス信号である。カラムアドレスバッファにおい
ては、入力ノードNIにおいて外部アドレスである外部
入力信号Ainを受け、その信号を内部アドレスである
出力信号CANFに変換し、その信号を出力ノードNO
から出力する。
【0189】このようなカラムアドレスバッファでは、
初段のNOR回路の論理しきい値V THがVIH/VILを決
定する。このため、ノイズなどにより接地電位VSSが上
昇すると、外部入力信号Ainにおけるローレベルに近
いハイレベルをローレベルであると誤判定するという問
題が生じる。また、電源電位VCCが低く設定されている
カラムアドレスバッファでは、電源電位VCCが低下する
と、外部入力信号Ainにおけるハイレベルに近いロー
レベルをハイレベルであると誤判定するという問題もあ
った。
【0190】このため、カラムアドレスバッファにおい
ては、電源電位VCCおよび接地電位VSSを安定化させる
必要がある。したがって、図7、図9、図11、図13
および図14に示される負荷回路5,51〜54がカラ
ムアドレスバッファを含む場合、前述のようなカラムア
ドレスバッファ特有の問題を解消することができる。
【0191】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、スイ
ッチング用NMOSトランジスタがオンすると、負電源
手段によってセンスアンプのNMOSトランジスタが受
ける電位が負の電位にされる。このため、センスアンプ
の駆動時において、配線抵抗によるNMOSトランジス
タの電位の上昇を抑制できる。したがって、センスアン
プが受ける電位の変動を抑制することができる。それに
伴い、センスアンプのセンス動作を高速化できる。
【0192】請求項2に記載の本発明によれば、接地ノ
ードから第1の接地配線を介して負荷回路に供給される
接地電位が配線抵抗によって上昇すると、電位発生手段
が第1の接地配線に接続される。このため、接地電位よ
りも低い電位が負荷回路に供給され、負荷回路に与えら
れる電位の上昇が抑制される。その結果、負荷回路が受
ける電位の変動が抑制できる。したがって、この負荷回
路がセンスアンプである場合は、センスアンプが受ける
電位の変動が抑制できる。
【0193】請求項3に記載の本発明によれば、電源ノ
ードから第1の電源配線を介して負荷回路に供給される
電源電位が配線抵抗によって低下すると、電位発生手段
が第1の電源配線に接続される。このため、電源電位よ
りも高い電位が負荷回路に供給され、負荷回路に与えら
れる電位の低下が抑制される。その結果、負荷回路が受
ける電位の変動が抑制できる。したがって、この負荷回
路がセンスアンプである場合は、センスアンプが受ける
電位の変動が抑制できる。
【0194】請求項4に記載の本発明によれば、電源ノ
ードから第1の電源配線を介して負荷回路に供給される
電源電位が配線抵抗によって低下すると、第1の電位発
生手段が第1の電源配線に接続される。この場合、電源
電位よりも高い電位が負荷回路に供給される。また、接
地ノードから第1の接地配線を介して負荷回路に供給さ
れる接地電位が配線抵抗によって上昇すると、第2の電
位発生手段が第1の接地配線に接続される。この場合、
接地電位よりも低い電位が負荷回路に供給される。この
ように負荷回路に与えられる電位の上昇および低下が抑
制される。その結果、負荷回路が受ける高い電位の変動
および低い電位の変動がともに抑制できる。したがっ
て、この負荷回路がセンスアンプである場合は、センス
アンプが受ける高い電位の変動および低い電位の変動が
抑制できる。
【0195】請求項5に記載の本発明によれば、接地ノ
ードから第1の接地配線を介して複数の負荷回路に供給
される接地電位が配線抵抗によって上昇すると、供給さ
れる電位が上昇した負荷回路に設けられた第1の接地配
線に電位発生手段が接続される。このため、供給される
電位が上昇した負荷回路に接地電位よりも低い電位が供
給される。これにより、その負荷回路に与えられる電位
の上昇が抑制される。その結果、各負荷回路が受ける電
位の変動が抑制できる。したがって、各負荷回路がセン
スアンプである場合は、センスアンプが受ける電位の変
動が抑制できる。
【0196】請求項6に記載の本発明によれば、電源ノ
ードから第1の電源配線を介して複数の負荷回路に供給
される電源電位が配線抵抗によって低下すると、供給さ
れる電位が低下した負荷回路に設けられた第1の電源配
線に電位発生手段が接続される。このため、供給される
電位が低下した負荷回路に接地電位よりも高い電位が供
給される。これにより、その負荷回路に与えられる電位
の変動が抑制できる。その結果、各負荷回路が受ける電
位の変動が抑制できる。したがって、各負荷回路がセン
スアンプである場合は、センスアンプが受ける電位の変
動が抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例による半導体回路の回路図である。
【図2】昇圧電源回路の詳細な構成を示すブロック図で
ある。
【図3】負電源回路の詳細な構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図1の半導体回路の動作タイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【図5】第2実施例による半導体回路の回路図である。
【図6】図5の半導体回路の動作タイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【図7】第3実施例による半導体回路の回路図である。
【図8】図7に示される差動増幅器の詳細な構成を示す
回路図である。
【図9】第4実施例による半導体回路の回路図である。
【図10】図9の負荷回路を具体化した回路図である。
【図11】第5実施例による半導体回路の回路図であ
る。
【図12】図11の差動増幅器の詳細な説明を示す回路
図である。
【図13】第6実施例による半導体回路の回路図であ
る。
【図14】第7実施例による半導体回路の回路図であ
る。
【図15】負荷回路の一例としてのカラムアドレスバッ
ファの回路図である。
【図16】図15のカラムアドレスバッファにおける各
信号のタイミングチャートである。
【図17】従来の負荷回路の接続態様を示す模式的ブロ
ック図である。
【図18】従来のセンスアンプの回路図である。
【図19】1本の電源配線および1本の接地配線に複数
の負荷回路が接続された従来の半導体回路の回路図であ
る。
【符号の説明】
2,20 昇圧電源回路 3,30 負電源回路 5,51〜54 負荷回路 41,42 ワンショットパルス発生回路 8,9,81〜84,91〜94 差動増幅器 N1 電源ノード N2 接地ノード Q1,Q2,Q7,Q8,Q21,Q211〜Q214
PMOSトランジスタ Q3,Q4,Q9,Q10,Q14,Q15,Q151
〜Q154 NMOSトランジスタ SA1,SA2 センスアンプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PMOSトランジスタおよびNMOSト
    ランジスタを含むセンスアンプと、 負の電位を発生させる負電源手段と、 前記センスアンプのNMOSトランジスタと前記負電源
    手段との間に設けられたスイッチング用NMOSトラン
    ジスタと、 前記スイッチング用トランジスタにワンショットパルス
    信号を与えるワンショットパルス発生手段とを備えた、
    半導体回路装置。
  2. 【請求項2】 接地電位を受ける接地ノードと、 少なくとも前記接地ノードから電位が供給される負荷回
    路と、 前記接地ノードと前記負荷回路との間に設けられた第1
    の接地配線と、 電流の流入が制限されており、前記接地ノードから接地
    電位を取り出すための第2の接地配線と、 前記第1の接地配線を介して前記負荷回路に供給される
    電位と前記第2の接地配線から取り出される電位との電
    位差を差動増幅して出力する差動増幅手段と、 前記接地電位よりも低い電位を発生させる電位発生手段
    と、 前記差動増幅手段の出力信号を受け、その出力信号に応
    答して前記電位発生手段を前記第1の接地配線に接続す
    る接続手段とを備えた、半導体回路装置。
  3. 【請求項3】 電源電位を受ける電源ノードと、 少なくとも前記電源ノードから電位が供給される負荷回
    路と、 前記電源ノードと前記負荷回路との間に設けられた第1
    の電源配線と、 電流の流入が制限されており、前記電源ノードから電源
    電位を取り出すための第2の電源配線と、 前記第1の電源配線を介して前記負荷回路に供給される
    電位と前記第2の電源配線から取り出される電位との電
    位差を差動増幅して出力する差動増幅手段と、 前記電源電位よりも高い電位を発生させる電位発生手段
    と、 前記差動増幅手段の出力信号を受け、その出力信号に応
    答して前記電位発生手段を前記第1の電源配線に接続す
    る接続手段とを備えた、半導体回路装置。
  4. 【請求項4】 電源電位を受ける電源ノードと、 接地電位を受ける接地ノードと、 少なくとも前記電源ノードおよび前記接地ノードから電
    位が供給される負荷回路と、 前記電源ノードと前記負荷回路との間に設けられた第1
    の電源配線と、 電流の流入が制限されており、前記電源ノードから電源
    電位を取り出すための第2の電源配線と、 前記接地ノードと前記負荷回路との間に設けられた第1
    の接地配線と、 電流の流入が制限されており、前記接地ノードから接地
    電位を取り出すための第2の接地配線と、 前記第1の電源配線を介して前記負荷回路に供給される
    電位と前記第2の電源配線から取り出される電位との電
    位差を差動増幅して出力する第1の差動増幅手段と、 前記第1の接地配線を介して前記負荷回路に供給される
    電位と前記第2の接地配線から取り出される電位との電
    位差を差動増幅して出力する第2の差動増幅手段と、 前記電源電位よりも高い電位を発生させる第1の電位発
    生手段と、 前記接地電位よりも低い電位を発生させる第2の電位発
    生手段と、 前記第1の差動増幅手段の出力信号を受け、その出力信
    号に応答して前記第1の電位発生手段を前記第1の電源
    配線に接続する第1の接続手段と、 前記第2の差動増幅手段の出力信号を受け、その出力信
    号に応答して前記第2の電位発生手段を前記第1の接地
    配線に接続する第2の接続手段とを備えた、半導体回路
    装置。
  5. 【請求項5】 接地電位を受ける接地ノードと、 少なくとも前記接地ノードから電位が供給される複数の
    負荷回路と、 前記接地ノードと前記複数の負荷回路のそれぞれとの間
    に共通に設けられた第1の接地配線と、 電流の流入が制限されており、前記接地ノードから接地
    電位を取り出すための第2の接地配線と、 前記複数の負荷回路のそれぞれに対応して設けられ、各
    々が、前記第1の接地配線を介して対応する負荷回路に
    供給される電位と前記第2の接地配線から取り出される
    電位との電位差を差動増幅して出力する複数の差動増幅
    手段と、 前記接地電位よりも低い電位を発生させる電位発生手段
    と、 前記複数の負荷回路および前記複数の差動増幅手段にそ
    れぞれ対応して設けられた複数の接続手段とを備え、 前記複数の接続手段の各々が、対応する差動増幅手段の
    出力信号を受け、その出力信号に応答して前記電位発生
    手段を対応する負荷回路について設けられた前記第1の
    接地配線の部分に接続する、半導体回路装置。
  6. 【請求項6】 電源電位を受ける電源ノードと、 少なくとも前記電源ノードから電位が供給される複数の
    負荷回路と、 前記電源ノードと前記複数の負荷回路のそれぞれとの間
    に共通に設けられた第1の電源配線と、 電流の流入が制限されており、前記電源ノードから電源
    電位を取り出すための第2の電源配線と、 前記複数の負荷回路のそれぞれに対応して設けられ、各
    々が、前記第1の電源配線を介して対応する負荷回路に
    供給される電位と前記第2の電源配線から取り出される
    電位との電位差を差動増幅して出力する複数の差動増幅
    手段と、 前記電源電位よりも高い電位を発生させる電位発生手段
    と、 前記複数の負荷回路および前記複数の差動増幅手段にそ
    れぞれ対応して設けられた複数の接続手段とを備え、 前記複数の接続手段の各々が、対応する差動増幅手段の
    出力信号を受け、その出力信号に応答して前記電位発生
    手段を対応する負荷回路について設けられた前記第1の
    電源配線の部分に接続する、半導体回路装置。
JP5195997A 1993-08-06 1993-08-06 半導体回路装置 Withdrawn JPH0757465A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5195997A JPH0757465A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 半導体回路装置
US08/286,219 US5539353A (en) 1993-08-06 1994-08-05 Circuit for compensating for potential voltage drops caused by parasitic interconnection resistance
US08/602,521 US5659260A (en) 1993-08-06 1996-02-20 Sense amplifier having a circuit for compensating for potential voltage drops caused by parasitic interconnections

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5195997A JPH0757465A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 半導体回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0757465A true JPH0757465A (ja) 1995-03-03

Family

ID=16350510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5195997A Withdrawn JPH0757465A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 半導体回路装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US5539353A (ja)
JP (1) JPH0757465A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998058382A1 (fr) * 1997-06-16 1998-12-23 Hitachi, Ltd. Dispositif a circuit integre transistorise
US6469952B1 (en) 2000-04-13 2002-10-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor memory device capable of reducing power supply voltage in a DRAM's word driver
US7110282B2 (en) 2003-09-26 2006-09-19 Renesas Technology Corp. Semiconductor memory device allowing accurate burn-in test

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5686860A (en) * 1995-09-25 1997-11-11 Motorola, Inc. Amplifier and controlling apparatus operating from a unipolar power supply
DE69617638D1 (de) * 1995-10-06 2002-01-17 Koninkl Philips Electronics Nv Schneller trimodaler bipolarer puffer/schalter mit hoher anstiegsgeschwindigkeit und zugehöriges verfahren
KR0167295B1 (ko) * 1995-12-16 1999-02-01 문정환 저전력용 센스앰프회로
US5945865A (en) * 1997-01-10 1999-08-31 Microchip Technology Incorporated Full-swing high voltage data latch
US6075726A (en) * 1998-12-07 2000-06-13 Winbond Electronics Corporation High speed sensing circuit for a memory device
GB2346237B (en) 1999-01-27 2003-04-30 Sgs Thomson Microelectronics Dynamic voltage sense amplifier
US6208575B1 (en) * 1999-02-13 2001-03-27 Robert J. Proebsting Dynamic memory array bit line sense amplifier enabled to drive toward, but stopped before substantially reaching, a source of voltage
US6373753B1 (en) 1999-02-13 2002-04-16 Robert J. Proebsting Memory array having selected word lines driven to an internally-generated boosted voltage that is substantially independent of VDD
US6462584B1 (en) 1999-02-13 2002-10-08 Integrated Device Technology, Inc. Generating a tail current for a differential transistor pair using a capacitive device to project a current flowing through a current source device onto a node having a different voltage than the current source device
US6356485B1 (en) 1999-02-13 2002-03-12 Integrated Device Technology, Inc. Merging write cycles by comparing at least a portion of the respective write cycle addresses
US6288581B1 (en) * 2001-01-05 2001-09-11 Pericom Semiconductor Corp. Low-voltage differential-signalling output buffer with pre-emphasis
US6590432B1 (en) 2002-09-26 2003-07-08 Pericom Semiconductor Corp. Low-voltage differential driver with opened eye pattern
KR100670701B1 (ko) * 2004-10-30 2007-01-17 주식회사 하이닉스반도체 저 전압용 반도체 메모리 장치
KR100851993B1 (ko) * 2007-02-09 2008-08-13 주식회사 하이닉스반도체 오버드라이빙 신호 공급 장치
US7663953B2 (en) * 2007-03-12 2010-02-16 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Method for high speed sensing for extra low voltage DRAM
US7663908B2 (en) * 2007-03-12 2010-02-16 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Method for increasing retention time in DRAM
CN101509965B (zh) * 2009-02-27 2011-05-04 无锡市晶源微电子有限公司 模拟测试系统程控电源零伏电压检测补偿装置
US8830784B2 (en) 2011-10-14 2014-09-09 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Negative word line driver for semiconductor memories
US9812191B1 (en) * 2016-09-29 2017-11-07 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Memory circuit with negative voltage assist
US10381054B1 (en) 2018-02-27 2019-08-13 Globalfoundries Inc. Common boosted assist
CN112992202B (zh) 2021-03-24 2022-08-05 长鑫存储技术有限公司 灵敏放大器、存储器以及控制方法
US11894101B2 (en) 2021-03-24 2024-02-06 Changxin Memory Technologies, Inc. Sense amplifier, memory and control method
EP4092673B1 (en) * 2021-03-24 2024-01-31 Changxin Memory Technologies, Inc. Sense amplifier, memory, and control method
US11823763B2 (en) 2021-03-24 2023-11-21 Changxin Memory Technologies, Inc. Sense amplifier, memory and control method

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3975648A (en) * 1975-06-16 1976-08-17 Hewlett-Packard Company Flat-band voltage reference
JPS5922316B2 (ja) * 1976-02-24 1984-05-25 株式会社東芝 ダイナミツクメモリ装置
US4484331A (en) * 1981-07-20 1984-11-20 Rca Corporation Regulator for bias current of semiconductor laser diode
US4528482A (en) * 1983-07-20 1985-07-09 Merlo Joseph C Control of energy to fluorescent lighting
JPH0772852B2 (ja) * 1984-01-26 1995-08-02 株式会社東芝 サブミクロン半導体lsiのチップ内電源変換回路
US4677369A (en) * 1985-09-19 1987-06-30 Precision Monolithics, Inc. CMOS temperature insensitive voltage reference
US4820937A (en) * 1985-09-19 1989-04-11 Xilinx, Incorporated TTL/CMOS compatible input buffer
JPS63104115A (ja) * 1986-10-22 1988-05-09 Fujitsu Ltd 電源電圧安定化方式
US4910713A (en) * 1988-06-27 1990-03-20 Digital Euipment Corporation High input impedance, strobed CMOS differential sense amplifier
US5272395A (en) * 1991-04-05 1993-12-21 Analog Devices, Inc. CMOS strobed comparator
US5270585A (en) * 1992-07-27 1993-12-14 Motorola, Inc. Output driver stage with two tier current limit protection
US5347183A (en) * 1992-10-05 1994-09-13 Cypress Semiconductor Corporation Sense amplifier with limited output voltage swing and cross-coupled tail device feedback
US5498989A (en) * 1994-04-19 1996-03-12 Xilinx, Inc. Integrated circuit one shot with extended length output pulse

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998058382A1 (fr) * 1997-06-16 1998-12-23 Hitachi, Ltd. Dispositif a circuit integre transistorise
US6335893B1 (en) 1997-06-16 2002-01-01 Hitachi, Ltd. Semiconductor integrated circuit device
US6535435B2 (en) 1997-06-16 2003-03-18 Hitachi, Ltd. Reference voltage generator permitting stable operation
KR100565941B1 (ko) * 1997-06-16 2006-03-30 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 반도체집적회로장치
US6469952B1 (en) 2000-04-13 2002-10-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor memory device capable of reducing power supply voltage in a DRAM's word driver
US7110282B2 (en) 2003-09-26 2006-09-19 Renesas Technology Corp. Semiconductor memory device allowing accurate burn-in test

Also Published As

Publication number Publication date
US5659260A (en) 1997-08-19
US5539353A (en) 1996-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0757465A (ja) 半導体回路装置
US5220221A (en) Sense amplifier pulldown circuit for minimizing ground noise at high power supply voltages
KR100236815B1 (ko) 부하 변동에 대해 출력 레벨을 안정하게 유지할 수 있는 내부 전원 회로를 구비한 반도체 집적 회로 장치
JPH07130175A (ja) 半導体記憶装置
JPH06150648A (ja) カラム選択回路
US5373473A (en) Amplifier circuit and semiconductor memory device employing the same
US6504776B1 (en) Semiconductor memory device having sense amplifier
EP0827151B1 (en) Self cut-off type sense amplifier operable over a wide range of power supply voltages
US4734889A (en) Semiconductor memory
US6411559B1 (en) Semiconductor memory device including a sense amplifier
KR950005171B1 (ko) 전류 미러 증폭회로 및 그의 구동 방법
JP2718577B2 (ja) ダイナミックram
US4807193A (en) Semiconductor memory device with a detection circuit to detect word line potential
EP1045396B1 (en) Semiconductor memory device
JPS6376192A (ja) 半導体記憶装置
JPH0935476A (ja) 可変プレート電圧発生回路を具備する半導体メモリ装置
US6781894B2 (en) Semiconductor memory device achieving fast random access
KR100301820B1 (ko) 센스 앰프
KR960006381B1 (ko) 반도체 메모리 장치의 비트라인 센스 증폭회로 및 그 방법
US5155702A (en) Semiconductor memory device
EP0318094B1 (en) Integrated memory circuit with on-chip supply voltage control
US6285602B1 (en) Semiconductor memory device provided with I/O clamp circuit
KR100291747B1 (ko) 프리차지 등화 회로
KR100477814B1 (ko) 반도체메모리장치의 워드라인 부트스트랩회로
KR100207503B1 (ko) 액티브 어레이 전원 공급회로

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001031