JPH0757332B2 - 飛沫防止塗装の移動作業床装置及びその工法 - Google Patents
飛沫防止塗装の移動作業床装置及びその工法Info
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- JPH0757332B2 JPH0757332B2 JP5058132A JP5813293A JPH0757332B2 JP H0757332 B2 JPH0757332 B2 JP H0757332B2 JP 5058132 A JP5058132 A JP 5058132A JP 5813293 A JP5813293 A JP 5813293A JP H0757332 B2 JPH0757332 B2 JP H0757332B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B13/00—Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
- B05B13/005—Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00 mounted on vehicles or designed to apply a liquid on a very large surface, e.g. on the road, on the surface of large containers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B14/00—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
- B05B14/30—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material comprising enclosures close to, or in contact with, the object to be sprayed and surrounding or confining the discharged spray or jet but not the object to be sprayed
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- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築現場に於ける壁面塗
装作業を塗料飛沫の飛散防止を施して足場となる移動作
業床に組み込んだ自動化塗装とする飛沫防止塗装の移動
作業床装置及びその工法に関する。
装作業を塗料飛沫の飛散防止を施して足場となる移動作
業床に組み込んだ自動化塗装とする飛沫防止塗装の移動
作業床装置及びその工法に関する。
【0002】
【従来の技術】高層建築物の建設過程に於ける壁面の塗
装作業は、吹き付きノズルから噴射される塗料粒子が壁
面に塗着する以外に、多量の塗料飛沫が飛散して空気中
に放散され施工現場付近の家屋や車両に付着汚損するた
め、従来は施工壁面に組んだ仮足場の外側広範囲にシー
トを張架被覆して塗沫の飛散を防いでいた。
装作業は、吹き付きノズルから噴射される塗料粒子が壁
面に塗着する以外に、多量の塗料飛沫が飛散して空気中
に放散され施工現場付近の家屋や車両に付着汚損するた
め、従来は施工壁面に組んだ仮足場の外側広範囲にシー
トを張架被覆して塗沫の飛散を防いでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】塗装施工を行う壁面を
広範囲にシートで被覆してその内部で塗料の吹き付けを
行う従来の工法にあっては、特に高層建築の場合壁面は
常に風の吹きさらしの中にあるため強風時にはシートが
大きく煽られ剥離されて塗沫の外部への飛散は避けられ
ず、またシート内部では外部へ遮断された飛散塗沫が作
業者にすべて付着することになり、作業者の身体衣服を
汚損すると共に仕上げの場合は混入されるシンナーも共
に作業者が吸うことになり衛生的にも問題があり、人手
が敬遠される最大の要因ともなっており、更に飛散塗沫
量がかなりの量となることから塗料の無駄が多く、経費
の出費も多いなど問題点が多かった。本発明は昇降自在
の移動作業床に吹き付けノズルを組み込んで塗装を自動
化することにより上記従来の問題点を解決するものであ
る。
広範囲にシートで被覆してその内部で塗料の吹き付けを
行う従来の工法にあっては、特に高層建築の場合壁面は
常に風の吹きさらしの中にあるため強風時にはシートが
大きく煽られ剥離されて塗沫の外部への飛散は避けられ
ず、またシート内部では外部へ遮断された飛散塗沫が作
業者にすべて付着することになり、作業者の身体衣服を
汚損すると共に仕上げの場合は混入されるシンナーも共
に作業者が吸うことになり衛生的にも問題があり、人手
が敬遠される最大の要因ともなっており、更に飛散塗沫
量がかなりの量となることから塗料の無駄が多く、経費
の出費も多いなど問題点が多かった。本発明は昇降自在
の移動作業床に吹き付けノズルを組み込んで塗装を自動
化することにより上記従来の問題点を解決するものであ
る。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明は上下昇降自在
の移動作業床に塗料の吹き付けノズルを組み込み塗装を
自動化するものである。
の移動作業床に塗料の吹き付けノズルを組み込み塗装を
自動化するものである。
【0005】発明の第一は装置の特徴であって、建築現
場の施工壁面に沿って走行移動する上下昇降自在の作業
床上に、壁面に向けた開口部を横長にした二重フードを
固定し、その内部に所要のスロークで左右水平に自動的
に往復移動する塗料の吹き付けガンを設置し、二重フー
ドの隙間は真空ポンプを経て塗料タンクに連通する飛沫
の吸引隙間とすると共に、二重フードの外面に沿って摺
動板で前後に摺動自在とした多数のエアノズルを配設
し、エアノズルから圧縮空気を吹き込んで吹き付けガン
からの余分な飛散塗沫を二重フード内側周辺で巻き込
み、これを周囲の吸引隙間から真空ポンプで吸引して塗
料タンクに回収して塗沫の周囲飛散を防止し、塗料を噴
射吹き付けしながら、左右水平に往復動する吹き付けガ
ンの作動にこれを設置してある移動作業床の上下動を組
み合せ、所要の幅の壁面を上方から順次下方に向けてむ
らなく自動塗装することを特徴とするものである。
場の施工壁面に沿って走行移動する上下昇降自在の作業
床上に、壁面に向けた開口部を横長にした二重フードを
固定し、その内部に所要のスロークで左右水平に自動的
に往復移動する塗料の吹き付けガンを設置し、二重フー
ドの隙間は真空ポンプを経て塗料タンクに連通する飛沫
の吸引隙間とすると共に、二重フードの外面に沿って摺
動板で前後に摺動自在とした多数のエアノズルを配設
し、エアノズルから圧縮空気を吹き込んで吹き付けガン
からの余分な飛散塗沫を二重フード内側周辺で巻き込
み、これを周囲の吸引隙間から真空ポンプで吸引して塗
料タンクに回収して塗沫の周囲飛散を防止し、塗料を噴
射吹き付けしながら、左右水平に往復動する吹き付けガ
ンの作動にこれを設置してある移動作業床の上下動を組
み合せ、所要の幅の壁面を上方から順次下方に向けてむ
らなく自動塗装することを特徴とするものである。
【0006】発明の第二は工法の特徴であって、高層建
築の外壁面の塗装施工に当って、外壁面に沿って移動で
きる移動作業床の上下昇動作に、二重フード内で左右に
移動する塗料の吹き付けガンの往復動作を組み合せて壁
面塗装の上下左右の動作を自動化し、二重フードの壁面
との四周隙間部分に外側から圧縮空気を吹き付けて吹き
付けガンからの飛散塗沫を周辺で巻き込むと同時に、二
重フードの吸引隙間から吸引して塗料タンクに回収する
ことにより塗装作業中の塗料飛沫の飛散を防止し、塗料
の無駄を少くすることを特徴とする飛沫防止塗装の移動
作業床工法としたものである。
築の外壁面の塗装施工に当って、外壁面に沿って移動で
きる移動作業床の上下昇動作に、二重フード内で左右に
移動する塗料の吹き付けガンの往復動作を組み合せて壁
面塗装の上下左右の動作を自動化し、二重フードの壁面
との四周隙間部分に外側から圧縮空気を吹き付けて吹き
付けガンからの飛散塗沫を周辺で巻き込むと同時に、二
重フードの吸引隙間から吸引して塗料タンクに回収する
ことにより塗装作業中の塗料飛沫の飛散を防止し、塗料
の無駄を少くすることを特徴とする飛沫防止塗装の移動
作業床工法としたものである。
【0007】
【作用】本発明に於ては、壁面塗装の吹き付けガンから
の吹き付け作業は横長箱状の風除けとなる二重フード内
で行われて殆ど塗沫の飛散が防止され、二重フードの開
口縁と壁面との隙間から洩れて飛散しようとする霧状の
塗沫は、周縁に配した多数のエアノズルからの圧縮空気
で巻き込まれると同時に二重隙間から真空吸引されて塗
料タンクに回収されるから、塗沫の周囲への飛散汚染が
なく塗料の無駄も少くできる。そして吹き付け作業は自
動的に水平往復動する吹き付けガンの動きに移動作業床
の降下動を自動的に組み合せることにより、吹き付け作
業は自動的に行われて作業者は塗沫で汚れることなく未
熟練者でも能率的に施工できる。
の吹き付け作業は横長箱状の風除けとなる二重フード内
で行われて殆ど塗沫の飛散が防止され、二重フードの開
口縁と壁面との隙間から洩れて飛散しようとする霧状の
塗沫は、周縁に配した多数のエアノズルからの圧縮空気
で巻き込まれると同時に二重隙間から真空吸引されて塗
料タンクに回収されるから、塗沫の周囲への飛散汚染が
なく塗料の無駄も少くできる。そして吹き付け作業は自
動的に水平往復動する吹き付けガンの動きに移動作業床
の降下動を自動的に組み合せることにより、吹き付け作
業は自動的に行われて作業者は塗沫で汚れることなく未
熟練者でも能率的に施工できる。
【0008】移動作業床面に固定した二重フードの施工
する壁面との近接する隙間は一定にしてあり、従って施
工する壁面がコの字型に凹陥部となっている場合には隙
間が大きく開いてしまうので、この時は二重フード周囲
のエアノズルをその固定した摺動板を摺動して凹陥部分
の壁面に近接せしめ所要の隙間を作る。
する壁面との近接する隙間は一定にしてあり、従って施
工する壁面がコの字型に凹陥部となっている場合には隙
間が大きく開いてしまうので、この時は二重フード周囲
のエアノズルをその固定した摺動板を摺動して凹陥部分
の壁面に近接せしめ所要の隙間を作る。
【0009】
【実施例】本発明装置を図によって説明すると、本発明
は吹き付け作業の塗沫飛散を防ぐ横長箱状の二重フード
1の固定台Aを、壁面に沿って平行移動し上下にも自動
で昇降する移動作業床Bに着脱自在に固定するもので、
二重フード1の開口縁は作業床の施工側縁端に合せて施
工する壁面Cに近接する。二重フード1の吸引隙間aを
構成する内側板2の開口縁は外板より少し短くして段差
をつけ開口側に多数の吸い込み孔3を設け、内側板2の
下側面には夫々リミットスイッチを設けた軸受4,4を
両端に固定した条溝板5を固定し、軸受4,4にはモー
ター6に直結したねじ軸7を支承し、これに塗料吹き付
けノズルを持つ吹き付けガン8の往復台9を螺装してこ
の往復台9を条溝板5の条溝を案内に両端の軸受4のリ
ミットスイッチを切り替えて往復動せしめる。
は吹き付け作業の塗沫飛散を防ぐ横長箱状の二重フード
1の固定台Aを、壁面に沿って平行移動し上下にも自動
で昇降する移動作業床Bに着脱自在に固定するもので、
二重フード1の開口縁は作業床の施工側縁端に合せて施
工する壁面Cに近接する。二重フード1の吸引隙間aを
構成する内側板2の開口縁は外板より少し短くして段差
をつけ開口側に多数の吸い込み孔3を設け、内側板2の
下側面には夫々リミットスイッチを設けた軸受4,4を
両端に固定した条溝板5を固定し、軸受4,4にはモー
ター6に直結したねじ軸7を支承し、これに塗料吹き付
けノズルを持つ吹き付けガン8の往復台9を螺装してこ
の往復台9を条溝板5の条溝を案内に両端の軸受4のリ
ミットスイッチを切り替えて往復動せしめる。
【0010】二重フード1の前記吸引隙間aは集合箱1
0を持つ吸引ポンプ11に通じホースで塗料タンク12
に連通せしめ、塗料タンク12からは別にホースを導き
出して吹き付けガン8に通じる送りポンプ13に連通せ
しめる。二重フード四周の各面には、空気圧縮機14に
通じる分配器15にホースで連通した多数の空気噴射ノ
ズル16を固定した摺動板17を夫々摺動自在に設け、
必要に応じて摺動板17を二重ノズル外面から出入させ
空気噴射ノズルの先端位置を変えるようにする。各空気
噴射ノズルの先端は二重フード内側に向けて巻き曲げて
ある。二重フードと各ポンプを固定した機台18は回動
軸19に固定し必要に応じて二重フードの向きを垂直面
で90度回動できるようにする。
0を持つ吸引ポンプ11に通じホースで塗料タンク12
に連通せしめ、塗料タンク12からは別にホースを導き
出して吹き付けガン8に通じる送りポンプ13に連通せ
しめる。二重フード四周の各面には、空気圧縮機14に
通じる分配器15にホースで連通した多数の空気噴射ノ
ズル16を固定した摺動板17を夫々摺動自在に設け、
必要に応じて摺動板17を二重ノズル外面から出入させ
空気噴射ノズルの先端位置を変えるようにする。各空気
噴射ノズルの先端は二重フード内側に向けて巻き曲げて
ある。二重フードと各ポンプを固定した機台18は回動
軸19に固定し必要に応じて二重フードの向きを垂直面
で90度回動できるようにする。
【0011】本発明は壁面に沿って平行移動する上下昇
降自在の移動作業床に固定して、水平に左右往復する塗
料の吹き付けガンの作動に移動作業床の昇降動作を組み
合せて壁面の塗装を二重フード内で自動的に行わしめる
もので、作業者は二重フード外の作業床上で単にスイッ
チ操作で吹き付けガンと移動作業床の速度の調整のみで
未熟者でも塗装施工ができる。
降自在の移動作業床に固定して、水平に左右往復する塗
料の吹き付けガンの作動に移動作業床の昇降動作を組み
合せて壁面の塗装を二重フード内で自動的に行わしめる
もので、作業者は二重フード外の作業床上で単にスイッ
チ操作で吹き付けガンと移動作業床の速度の調整のみで
未熟者でも塗装施工ができる。
【0012】吹き付けガン8によって壁面に吹き付けら
れた塗料の周囲に飛散する塗沫の大部分は風のあるなし
に拘わらず二重フード内で洩れが防がれ、施工壁面と二
重フードの開口縁と隙間から洩れようとする細い噴霧塗
沫は各空気の噴射ノズル16からの圧縮空気によって混
和巻き込まれ、内側板2の端縁段差と吸い込み孔3から
吸引ポンプ11で負圧となった吸引隙間a内に吸い込ま
れ集合箱10に集められ塗料タンク12内に引き込まれ
て回収される。従って霧状の塗沫も二重フードの前端隙
間から外部に洩漏飛散することなくタンクに回収され作
業者の汚染もなく外部への飛散による汚染もないと同時
に余分の塗料が回収されて無駄を少なくすることができ
る。
れた塗料の周囲に飛散する塗沫の大部分は風のあるなし
に拘わらず二重フード内で洩れが防がれ、施工壁面と二
重フードの開口縁と隙間から洩れようとする細い噴霧塗
沫は各空気の噴射ノズル16からの圧縮空気によって混
和巻き込まれ、内側板2の端縁段差と吸い込み孔3から
吸引ポンプ11で負圧となった吸引隙間a内に吸い込ま
れ集合箱10に集められ塗料タンク12内に引き込まれ
て回収される。従って霧状の塗沫も二重フードの前端隙
間から外部に洩漏飛散することなくタンクに回収され作
業者の汚染もなく外部への飛散による汚染もないと同時
に余分の塗料が回収されて無駄を少なくすることができ
る。
【0013】施工する壁面に縦方向のコの字型の凹陥部
がある場合には二重フードは作業床上に固定したまま各
空気噴射ノズル16を固定してある各面の摺動板17を
摺動して前方に突出せしめて壁面との隙間を縮め、ノズ
ルからの噴射空気の巻き込みと吸引隙間からの吸い込み
を容易にする。
がある場合には二重フードは作業床上に固定したまま各
空気噴射ノズル16を固定してある各面の摺動板17を
摺動して前方に突出せしめて壁面との隙間を縮め、ノズ
ルからの噴射空気の巻き込みと吸引隙間からの吸い込み
を容易にする。
【0014】なお、吹き付けガンの往復動の速度と移動
作業床の昇降速度は荒塗り仕上げ塗りなど塗装作業の手
順に応じて適宜調整組み合せるものとし、空気噴射ノズ
ルからの噴射空気の圧力も吹き付けガンからの塗料吹き
付けの圧力に対応して調整すると同時に、これに対する
吸引負圧も対応して調節する。更に必要に応じて二重フ
ードを90度回動し、吹き付けガンの往復動を垂直方向
に変え塗装施工することもできる。
作業床の昇降速度は荒塗り仕上げ塗りなど塗装作業の手
順に応じて適宜調整組み合せるものとし、空気噴射ノズ
ルからの噴射空気の圧力も吹き付けガンからの塗料吹き
付けの圧力に対応して調整すると同時に、これに対する
吸引負圧も対応して調節する。更に必要に応じて二重フ
ードを90度回動し、吹き付けガンの往復動を垂直方向
に変え塗装施工することもできる。
【0015】
【発明の効果】本発明は二重フード内で水平に往復動す
る塗料の吹き付けガンの作動に壁面に沿って平行移動す
る上下自在の移動作業床の昇降動作を組み合せて高層建
築壁面の塗装施工が自動化できたもので未熟練者でもボ
タン操作で能率的に施工でき、同時に強風等に関係なく
二重フードで塗沫の外部への飛散が防止され、施工部の
壁面からの隙間から洩れようとする霧散塗沫は圧縮空気
で遮断して吸引されるから作業者や外部の器物建物の汚
染が防止でき施工に際しての足場のシートによる被覆な
どの必要はなく吸引された霧状の塗沫は塗料タンクに回
収されて再利用できるから飛散塗料の無駄を省くことが
できるなどの効果がある。
る塗料の吹き付けガンの作動に壁面に沿って平行移動す
る上下自在の移動作業床の昇降動作を組み合せて高層建
築壁面の塗装施工が自動化できたもので未熟練者でもボ
タン操作で能率的に施工でき、同時に強風等に関係なく
二重フードで塗沫の外部への飛散が防止され、施工部の
壁面からの隙間から洩れようとする霧散塗沫は圧縮空気
で遮断して吸引されるから作業者や外部の器物建物の汚
染が防止でき施工に際しての足場のシートによる被覆な
どの必要はなく吸引された霧状の塗沫は塗料タンクに回
収されて再利用できるから飛散塗料の無駄を省くことが
できるなどの効果がある。
【図1】本発明装置の一部切除して示す斜視図である。
【図2】本発明装置の一部切除した側面図である。
【図3】本発明の全体を示す背面図である。
1 二重フード 2 内側板 3 吸い込み孔 4 軸受 5 条溝板 6 モーター 7 ねじ軸 8 吹き付けガン 9 往復台 10 集合箱 11 吸引ポンプ 12 塗料タンク 13 送りポンプ 14 空気圧縮機 15 分配器 16 空気噴射ノズル 17 摺動板 A 固定台 B 移動作業床 a 吸引隙間
Claims (2)
- 【請求項1】 建築現場の施工外壁面に沿って移動可能
に設置した昇降自在の移動作業床面に、壁面に向けて横
長の開口部を有する二重フードを固定し、当該二重フー
ド内底に敷設軸承した可逆回転のねじ軸に、塗料の吹き
付けガンの往復台を螺装して往復動可能にし、二重フー
ドの隙間は真空ポンプを介して塗料タンクに連通する飛
沫の吸引隙間とし、更に二重フードの四周には外面に沿
って摺動板により摺動可能とした多数のエアノズルを配
置し、エアノズルから吹き込んだ圧縮空気により吹き付
けガンからの飛散塗沫を二重フード内側周辺で巻き込ん
で吸引隙間から塗料タンクに回収すると共に、塗料の吹
き付けガンの往復動に移動作業床の上下動を組み合せて
所要の幅の壁面を順次下方に向けて塗装することを特徴
とする飛沫防止塗装の移動作業床装置。 - 【請求項2】 高層建築外壁面の塗装施工に於て、外壁
面に沿って移動する移動作業床に二重フード内で往復動
する吹き付けガンの動作を組み合せることにより、所要
の幅の壁面の順次下方への塗装を自動化し、二重フード
の壁面との隙間に圧縮空気を吹き込んで洩れようとする
飛散塗沫を二重フードの吸引隙間から吸引して塗料タン
クに回収することを特徴とする飛沫防止塗装の移動作業
床工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5058132A JPH0757332B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 飛沫防止塗装の移動作業床装置及びその工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5058132A JPH0757332B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 飛沫防止塗装の移動作業床装置及びその工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06269709A JPH06269709A (ja) | 1994-09-27 |
JPH0757332B2 true JPH0757332B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=13075463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5058132A Expired - Fee Related JPH0757332B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 飛沫防止塗装の移動作業床装置及びその工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0757332B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1094745A (ja) * | 1996-09-25 | 1998-04-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 塗装工具 |
US6963044B2 (en) * | 2003-10-08 | 2005-11-08 | General Electric Compnay | Coating apparatus and processes for forming low oxide coatings |
KR100923492B1 (ko) * | 2008-02-11 | 2009-10-27 | 주식회사 한미파슨스건축사사무소 | 방수제 도포장치 |
NL2005047C2 (nl) * | 2010-07-07 | 2012-01-10 | Hendrik Bastiaan Dorman | Inrichting voor het uitvoeren van oppervlaktebehandeling. |
ITMO20100263A1 (it) * | 2010-09-21 | 2012-03-22 | Vincenzo Rina | Apparecchiatura per la verniciatura di scafi di imbarcazioni navali o simili |
JP5771845B2 (ja) * | 2010-12-22 | 2015-09-02 | 一般社団法人日本中小型造船工業会 | 船体外板の自動塗装装置 |
EP3600791A4 (en) | 2017-03-31 | 2021-01-06 | Canvas Construction, Inc. | AUTOMATED SYSTEM AND PROCESS FOR CUTTING AND SUSPENSION OF PLASTER PLATE |
IL272882B (en) * | 2017-09-25 | 2022-07-01 | Canvas Construction Inc | Automatic system for planning plaster walls and method |
CN109365187B (zh) * | 2018-12-18 | 2023-12-01 | 郑州立佳热喷涂机械有限公司 | 一种超音速火焰喷涂设备及其喷涂方法 |
US11724404B2 (en) | 2019-02-21 | 2023-08-15 | Canvas Construction, Inc. | Surface finish quality evaluation system and method |
CN114278057B (zh) * | 2022-01-08 | 2024-03-19 | 山东世纪阳光建筑科技有限公司 | 防涂料飘散建筑墙面喷涂装置 |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP5058132A patent/JPH0757332B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06269709A (ja) | 1994-09-27 |
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