JPH0757261B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH0757261B2
JPH0757261B2 JP61157001A JP15700186A JPH0757261B2 JP H0757261 B2 JPH0757261 B2 JP H0757261B2 JP 61157001 A JP61157001 A JP 61157001A JP 15700186 A JP15700186 A JP 15700186A JP H0757261 B2 JPH0757261 B2 JP H0757261B2
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pachinko ball
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健吉 中島
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特定の入賞口にパチンコ球が飛び込んだと
き、複数の識別情報の組み合わせによつて入賞確率を増
大させる権利を確保し、この権利確保の下で他の入賞口
にパチンコ球が飛び込むことによつて入賞球を獲得でき
るパチンコ機に関する。
(従来の技術) 従来、権利確保用の入賞口にパチンコ球が入ると、入賞
確率を増大することができる権利が確保され、そして、
その間、上記した入賞口とは異なる入賞口にパチンコ球
が入ることによつて入賞球を獲得できるパチンコ機があ
る。この種のパチンカ機では、遊技者の技量によつて遊
技中の入賞条件を獲得できると共に遊戯者の意欲を増大
させることができるようになつている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記したような権利確保の状態を遊技者
が知るには、非常に短時間の表示であることから、権利
を確保するための期待感がなく、遊技者は、権利確保用
の入賞口や、他の入賞口にパチンコ球が入るのを期待し
ている。
そこで、本発明者は、上記問題点を解決するためになさ
れたものであつて、権利を確保する条件として、複数の
識別情報を組み合わせて順次に表示することによつて、
遊技者に権利を確保できる期待感を懐かせるパチンコ機
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明の特徴は、パチンコ球
が飛び込む特定の権利入賞口を設け、該パチンコ球の飛
び込みに応じて入賞確率を増大させる権利を確保する状
態を示す複数の識別情報を順次に表示する識別情報表示
手段を設け、該複数の識別情報の組み合わせによる権利
確保の下で、他のパチンコ球が飛び込む始動入賞口を設
け、該パチンコ球の飛び込みに応じて入賞球獲得の増大
を可能にする大入賞装置を設けたことである。
(作用) 上記構成によるパチンコ機は、まず権利入賞口にパチン
コ球が入つた時、複数の識別情報表示手段の可変表示動
作を順次に停止させる。その表示の組み合わせが権利確
保の状態ならば権利が確保される。この権利確保の間に
始動入賞口にパチンコ球が入ることによつて入賞確率が
増大され、大入賞口が開成して、入賞球の獲得が可能に
なる。このように識別情報の組み合わせによつて遊技者
に権利確保の期待感を懐かせることができる。
(実施例) 以下に、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
まず、第1の実施例について説明すると、第1図におい
て、1は遊技機の前面枠であり、この前面枠1には、遊
技盤2と、打球槌(図示省略)を駆動してパチンコ球を
遊技盤2内へ打ち込むためのハンドル3と、打球槌まで
パチンコ球を導く打球待機樋4と、この打球待機樋4に
賞品球を払い出す賞品球払出口5と、打球待機樋4内が
満杯の場合、その余剰賞品球を払い出す余剰賞品球払出
口6と、その受け皿7とが配設されている。
遊技盤2上には権利入賞口8と、複数の始動入賞口9
と、役物セーフ孔(通称チユーリツプ)10と、中央役物
装置11と、アウト孔12とが配設されており、パチンコ球
がいずれかに飛び込んで入賞したときに賞品球が払い出
され、入賞しなかつたパチンコ球はアウト孔12に回収さ
れるようになつている。このほかに遊技盤2上の両側に
は、パチンコ球が権利入賞口8に飛び込んだとき、その
表示をする権利ランプ13が取り付けられ、さらに、始動
入賞口9にパチンコ球が飛び込んだときに表示する始動
ランプ15が中央役物装置11を挾んだ両側に取り付けられ
ている。中央役物装置11の詳細は、第2図に示すよう
に、その前面の上部には、周知のLEDからなる10カウン
ト表示器16と、この10カウント表示器16の下部には、同
じくLEDからなる三桁の数字が表示される識別情報表示
手段としての数値可変表示器17とが配設されている。数
値可変表示器17の下部には、継続兼始動記憶表示器18が
水平に位置し、そして、その下部は、大入賞口19になつ
ており、この大入賞口19を開閉するように開閉板20が取
り付けられている。開閉板20の奥には、開閉板20が開い
た時、遊技者側から見えるように開閉ランプ21が取り付
けられている。
上記の構成によつて、権利入賞口8にパチンコ球が入る
と、権利ランプ13が点滅して、遊技者に知らせると共
に、数値可変表示器17が一定時間後、所定の秒間隔で一
桁毎に停止して、数値可変表示器17の表示の組合わせが
権利確保条件(例えば7,7,7)にあると、権利が確保さ
れる。この時、権利確保状態のもとで始動入賞口9のい
ずれかにパチンコ球が入ると、開閉板20が10秒間開く
か、またはこの10秒間内にパチンコ球が10個、大入賞口
19に入ることになつている。そして、この大入賞口19に
入賞する機会は最高8回までである。
このような遊技内容を実施する回路構成を第3図に示す
構成図をもとにして作用と共に説明する。なお、第3図
に示されている各回路はそれぞれ周知のものであるか
ら、回路構成の詳細な説明は省略し、本発明によるパチ
ンコ遊技機の動作に係わる回路についてだけ説明するこ
とにする。
(イ)電源をオンにする。
電源をオンにすると、パワーリセツト回路60からリセツ
ト信号がオア回路61,62とに出力され、オア回路61から
の出力はTフリツプフロツプ63をロー状態にさせ、オア
回路62からの出力はラツチ回路64をリセツト状態にす
る。ラツチ回路64のL出力によつて、ノツト回路65のH
出力は4ビツトバイナリカウンタ66,109をリセツトし
て、そのクロツク信号の出力は禁止される。
また、電源をオンにすると、クロツク回路68は、クロツ
ク信号を出力し、このクロツク信号はそれぞれ異なつた
周期でH出力する分周回路69,70,71に入力し、このとき
ノツト回路72,73,74の入力はLであるから、アンド回路
75,76,77の出力はHとなつて、その出力は4ビツトバイ
ナリカウンタ78,79,80に入力され、さらに4ビツトバイ
ナリカウンタ78,79,80の各出力はLEDドライブ81,82,83
に入力されるので数値可変表示器17は、それぞれ0〜9
の数字が高速に、かつ順次に明暗と共に切換表示され
る。そして、権利ランプ13と始動ランプ15とは消灯状態
にあり、開閉板20は、閉状態でスピーカ22からの効果音
は発生しない。
(ロ)権利入賞口8にパチンコ球が入つて権利入賞口8
に対応する遊技盤2の裏側に位置する権利確保球検出ス
イツチ23により検出し、その時、数値可変表示器17で特
定の権利確保条件である、例えば、「7,7,7」以外の数
字が表示される場合。
シュミツト波形整形回路84からH出力されて、ラツチ回
路85がハイ状態になり、このH出力がアンド回路86の一
方の入力に、他の入力には分周回路87から0.5秒間隔で
H信号が入力されるのでアンド回路86から0.5秒毎のH
出力がシフトレジスタ88の入力側に出力される。このシ
フトレジスタ88の3出力Q1,Q2,Q3からは順次に0.5秒間
隔でH出力され、端子Q3がHのとき、このH信号はアン
ド回路89の一方の入力となる。このとき、4ビツトバイ
ナリカウンタ78,79,80の0.5秒毎に表示した数字が「7,
7,7」ではないので、アンド回路90,91,92の出力は少な
くともL出力を含み、アンド回路89の他方の入力は、L
である。このことからTフリツプフロツプ63はロー状態
であり、アンド回路93からはH出力されず権利ランプ13
は消灯状態にある。
また、ラツチ回路64はリセツト状態であるから開閉板20
を駆動するためのソレノイドライブ94は駆動されず、開
閉板20は閉成状態にあり、同じようにラツチ回路64はリ
セツト状態であるからスピーカ22からの効果音は発生し
ない。
(ハ)権利入賞口8にパチンコ球が入つて、権利入賞口
8に対応する遊技盤2の裏側に位置する権利確保球検出
スイツチ23により検出し、その時、数値可変表示器17で
特定の権利確保条件である、例えば「7,7,7」の数字が
表示される場合。
シユミツト波形整形回路84からH出力されて、ラツチ回
路85がハイ状態になり、このH出力がアンド回路86の一
方の入力に、他の入力には分周回路87から0.5秒間隔で
H信号が入力されているので、アンド回路86から0.5秒
毎のH出力がシフトレジスタ88の入力側に出力される。
このシフトレジスタ88の3出力Q1,Q2,Q3からは順次に0.
5秒間隔でH出力され、Q3がHのとき、このH信号はア
ンド回路89の一方の入力となる。このとき、4ビツトバ
イナリカウンタ78,78,80の0.5秒毎に表示した数字が
「7,7,7」であるからアンド回路90,91,92は、それぞれ
H出力となり、アンド回路89の他方の入力がHとなつ
て、Tフリツプフロツプ63をハイ状態にする。したがつ
て、権利確保されたことになり、Tフリツプフロツプ63
のH出力は、アンド回路93に入力し、また、4ビットバ
イナリカウンタ95の入力側にはスロツクパルスが順次入
力されているので、端子Q3のH出力は、アンド回路93に
入力し、さらに、4ビツトバイナリカウンタ96からの出
力は、このとき、Lであるから、ノツト回路97からのH
出力がアンド回路93に入力することによつて、ランプド
ライブ98が作動して権利ランプ13が点滅し、入賞確率を
増大させる権利が確保されれたことの表示がなされる。
(ニ)権利が確保されているときに始動入賞口9に入つ
たパチンコ球が始動入賞口9に対応して遊技盤2の裏側
に位置する始動球検出スイツチ24によつて検出されたと
き。
シュミツト波形整形回路99を通してH信号がアンド回路
100に入力し、Tフリツプフロツプ63からのH信号の入
力とによつて、ラツチ回路64がハイ状態となり、そのH
出力がノツト回路65に入力されるために、4ビツトバイ
ナリカウンタ66は、初期状態に一旦戻されて新たにカウ
ント動作を開始する。一方、ラツチ回路64のH出力は、
アンド回路101に入力され、4ビツトバイナリカウンタ9
5の端子Q3から順次に出力されるH出力によつてランプ
ドライブ102が作動して、始動ランプ15が点滅し、入賞
確率が増大したことの表示がなされる。また、同時にソ
レノイドドライブ94が作動して、図示省略されているソ
レノイドを作動させることによつて開閉板20を開成し、
この時、回路構成には示していないが開閉ランプ21が点
灯する。この開閉板20の開成は、4ビツトバイナリカウ
ンタ66の時間計測によつて10秒間続き、10秒たつと、ア
ンド回路103のH出力によつてオア回路62のH出力がラ
ツチ回路64をロー状態にして開閉板20は閉成する。一方
アンド回路103のH出力は遅延回路104を介して記憶回路
105にリセツト信号として入力し、このとき、開閉板20
が開成している最中に始動入賞口9にパチンコ球が入つ
た時は、記憶回路105が、それを記憶し、回路構成には
省略されているが継続兼始動記憶表示器18が順次点灯し
ているので、記憶回路105からのH出力で改めてラツチ
回路64はオア回路106を通してハイ状態になり、開閉板2
0は開成することになる。そして、記憶回路105が始動球
検出スイツチ24の閉成回数を記憶するのと同じように、
4ビツトバイナリカウンタ67は、その回数を加算して
「8」になると、H出力して記憶回路105の記憶内容を
クリアする。すなわち権利確保中に始動入賞口9に入る
回数は8回までである。同じく、4ビツトバイナリカウ
ンタ96にも、始動球検出スイツチ24の閉成回数を加算し
て「8」になると、H出力され、ノツト回路97を通して
権利ランプ13を消灯し、オア回路61を通してTフリツプ
フロツプをロー状態にする。このことによつて、これ以
降、始動入賞口9にパチンコ球が入つても入賞確率を増
大させることに対して無効となる。
開閉板20が開成すると同時に4ビツトバイナリカウンタ
107には、ラツチ回路64からH入力されるために4ビツ
トバイナリカウンタ107はセツトされてスピーカ22から
効果音が発生される。
開閉板20が開成して大入賞口19にパチンコ球が入り、そ
の個数を大入賞口19の下部に配設されている10カウント
スイツチ25によつて検出し、回路構成では省略されてい
る10カウント表示器16が数を表示すると共にそのH出力
かシユミツト波形整形回路108を通して4ビツトバイナ
リカウンタ109に入力することによつて加算され、その
数が「10」になると、4ビツトバイナリカウンタ109か
らH出力されて、アンド回路110がH出力すると、オア
回路62を通して、ラツチ回路64をロー状態にする。この
ことによつて、権利確保中に、開閉板20が10秒間、開成
するか、または、開成中に、10個のパチンコ球が大入賞
口19へ入るか、どちらかによつて終了する。
一方、権利確保中に権利入賞口8にパチンコ球が入り各
4ビットバイナリカウンタ78,79,80の各出力が「7,7,
7」になったとき、各アンド回路90,91,92のH出力によ
ってアンド回路89を介してTフリップフロップ63をロー
状態にするので権利が消滅する。
なお、第1の実施例において、アンド回路90,91,92に代
わりに判定回路を接続して、数値可変表示器17が「7,7,
7」の時、権利確保がなされ、この権利確保中に再び権
利入賞口8にパチンコ球が入り、「7,7,7」が表示され
ると、権利を消滅し、この次から「1,1,1」,「3,3,
3」,「5,5,5」および「7,7,7」のうちのいずれかが表
示されたならば権利確保と、その消滅をする。これを数
回、実行した後「7,7,7」だけの権利確保および権利消
滅を行なうことによつて入賞確率をより増大させること
ができ、それだけ遊技性を向上することができる。第1
の実施例では、各ビットバイナリカウンタ78,79,80の各
出力が「7,7,7,」で権利が確保され、権利確保中に再
度、「7,7,7」になったとき、権利は消滅するが、第15
図に示すように第3図のTフリップフロップ63の代わり
にラッチ回路63とし、そして各4ビットバイナリカウン
タ78,79,80の各出力が「7,7,7」のとき権利が確保さ
れ、権利確保中に「4,4,4」になったときアンド回路80
b,80aと、オア回路61を介して、ラッチ回路63をロー状
態にすることにより権利を消滅するようにしてもよい。
次に第2の実施例について説明する。この実施例は、前
述した第1の実施例と共通した構成を有し、その箇所は
同じ符号を付すことによつて詳細な説明は省略する。本
実施例の中央役物装置11は、第4図,〜第6図に示すよ
うに識別情報表示手段として、各種図柄を有する回転ド
ラム表示器26を使用しており、この中央役物装置11が遊
技盤2のほぼ中央に位置している。また、本実施例の第
7図に示す大入賞口19は、図示省略されているが遊技盤
2の下部でアウト孔12の上部に位置し、ベース27に開口
している。ベース27には大入賞口19を開閉できるように
開閉板20が取り付けられ、図示省略されているソレノイ
ドに連結している。ベース27の表面で、開閉板20の両側
には、始動ランプ15が配設され、そして、各始動ランプ
15に対応するように始動入賞口9が形成され、さらに、
それに対応して始動球検出スイツチ24が取り付けられて
いる。そして、大入賞口19に入つたパチンコ球を検出す
る10カウントスイツチ25が、ベース27の表面から内部に
取り付けられている。
中央役物装置11に備えられた回転ドラム表示器26につい
て説明すると、回転ドラム表示器26は三列の回転ドラム
28a,28b,28cからなり、各列の回転ドラム28a,28b,28cの
外周面には絵柄や記号や数字などが描かれている。そし
て、この回転ドラム28a,28b,28cの外周面が遊技者に目
視できるように配置されている。この各列の回転ドラム
28a,28b,28cの側面には、外周上に描かれた情報の数に
相当する歯車を有するラチエツト歯車29a,29b,29cが固
定されている。そして各列の回転ドラム28a,28b,28cの
それぞれは、ドラム軸30に緩く嵌まり込んでおり、回転
ドラム28a,28cの両側は、Eリング30aに当接されたカラ
30bが装着されて、ドラム軸30に沿つて、このカラ30bと
回転ドラム28a,28cの底部との間に弾発してスプリング3
0cが装着されている。中央の回転ドラム28bの両側は、
同じくドラム軸30上にEリング30aが嵌め込まれて、こ
のEリング30aを挾んでカラ30bが装着されている。そし
て、回転ドラム28bの底部とカラ30bとの間には弾発して
スプリング30cが装着されることによつて個別的に回転
可能になつている。ドラム軸30は、その両側が枠体31の
側面で軸支され、その一方端に歯車32が固着されてい
る。この歯車32は減速用歯車33と噛み合い結合されてい
る。また、枠体31の上部には、モータ34が装着されて、
その駆動歯車33aが歯車33と結合されていて、その回転
力が歯車33,32を介してドラム軸30に伝達され、回転ド
ラム28a,28b,28cを回転駆動する。また、枠体31の後方
側面の上部には、各列の回転ドラム28a,28b,28cのそれ
ぞれを個別的に回転または停止制御するためのソレノイ
ド35a,35b,35cが固着されている。これらのソレノイド3
5a,35b,35cのソレノイド軸36a,36b,36cは、それぞれ係
止レバ37a,37b,37cのほぼ中間とピンによつて軸支され
ている。この係止レバ37a,37b,37cの一端はレバ軸38で
軸支され、レバ軸38の両端が枠体31の両側面に固定され
ている。各列の回転ドラム28a,28b,28cに対応する係止
レバ37a,37b,37cの、それぞれの先端には爪状部39a,39
b,39cが形成され、この爪状部39a,39b,39cが対応するラ
チエツト歯車29a,29b,29cのそれぞれと係合して各列の
ドラムを停止させ、ロツク状態を維持する。
そして、各列の回転ドラム28a,28b,28cの外周上にある
識別情報を検出して、その回転を停止するために、第5
図および第6図に示すように、各列の回転ドラム28a,28
b,28cの横の同一円周上に、透孔40aを穿設した部分と穿
設しない部分とを形成し、両側に発光部40と受光部41を
配置して、識別情報の組合せによる権利確保を検出する
ようになつている。そして、各列の回転ドラム28a,28b,
28cの図柄が枠体31と共に形成されているレンズ42に面
して位置させることにより、図柄が拡大されることによ
つて、遊技者が見易いようになつている。
上記構成によつて行なわれる遊技内容は前述した第1の
実施例と同じであるが、第2の実施例の特徴は、回転ド
ラム表示器26の回転ドラム28a,28b,28cの各外周面に描
かれている図柄の組み合わせによつて、権利が確保され
るようになつていることである。この遊技内容を実施す
る回路構成を第8図に示す構成図をもとにして作用と共
に説明する。なお、第8図に示す回路構成は、第3図に
示した第1の実施例のものと共通の構成を有するので、
その箇所は同じ符号を付すことによつて詳細な構成と作
用の説明は省略することにする。
(イ)電源をオンにする。
電源をオンにすると、第1の実施例に述べたと同じよう
にパワーリセツト回路60によつて初期設定される。そし
て回路構成には省略されているが、回転ドラム表示器26
に備えられたモータ34が起動して、各回転ドラム28a,28
b,28cが連続回転する。
(ロ)権利入賞口8にパチンコ球が入つて、権利確保球
検出スイツチ23によつて、それを検出しても回転ドラム
28a,28b,28cが順次停止して、その時の図柄の組合せが
権利確保条件ではない場合。
シユミツト波形整形回路84からH出力されてラツチ回路
85がハイ状態になり、このH出力がアンド回路86の一方
の入力に、他方の入力には分周回路87から0.5秒間隔で
H信号が入力されるので、シフトレジスタ88の3出力
Q1,Q2,Q3から順次にH出力され、回転ドラム28a,28b,28
cに対応した係止レバ37a,37b,37cを作動させるソレノイ
ド35a,35b,35cを0.5秒間隔で励磁させて爪状部39a,39b,
39cをラチエツト歯車29a,29b,29cに係合させて回転ドラ
ム28a,28b,28cの回転を停止させる、そのためのソレノ
イドドライブ111a,111b,111cを作動させる。回転ドラム
28cが停止した時、シフトレジスタ88の端子Q3からH出
力がラツチ回路85をロー状態にする一方、アンド回路89
の一方の入力をHにする。このとき、回転ドラム28a,28
b,28cに形成された透孔40aを通して発光部40からの光を
受光部41が受けない、すなわち権利確保条件である回転
ドラム28a,28b,28cの図柄の組合せが得られなかつたの
で、組合せ判定回路112は受光部41からの信号を受け
ず、そのためH出力しない。したがつて、アンド回路89
からはH出力されないのでTフリツプフロツプ63をハイ
状態にさせるには到らない。
(ハ)権利入賞口8にパチンコ球が入つて、権利確保球
検出スイツチ23によつてそれを検出し、回転ドラム28a,
28b,28cが順次停止して、その時の図柄の組合せが権利
確保条件にある場合。
上記(ロ)の項で述べたように回転ドラム28a,28b,28c
の回転が停止して、アンド回路89の一方の出力をHに
し、そして、このとき回転ドラム28a,28b,28cに形成さ
れた透孔40aを通して発光部40からの光を受光部41が受
ける、すなわち権利確保条件下にあるので組合せ判定回
路112は受光部41から信号を受けることによつてH出力
し、アンド回路89からH出力されてTフリップフロツプ
63をハイ状態にする。この後は、前述した第一の実施例
と同じ動作をすることによつて、入賞確率を増大させる
権利が確保されることになる。
(ニ)権利が確保されているときに始動入賞口9に入つ
たバチンコ球が始動入賞口9に対応して遊技盤2の裏側
に位置する始動球検出スイツチ24によつて検出されたと
き、この場合、第1の実施例で述べたと同様の動作を行
ない、遊技者は入賞球を獲得することになる。
次に第3の実施例について説明する。この実施例の特徴
は中央役物装置11に取り付けられる識別情報表示手段が
ルーレツトのような遊技内容を応用したものであつて、
LEDの点滅を回転させることにある。識別情報表示手段
としてのLED可変表示器43は第9図および第10図に示す
ように円形枠44内に配置されて、その裏側に形成されて
いるカバ45の中に、各LED46を配列している。そしてLED
可変表示器43の表面は透明板47を通して、遊技者が目視
できるようになつている。
本実施例の他の構成は、前述した第1の実施例と同じで
ある。
上記構成による遊技内容は、概ね前述した第1および第
2の実施例と同様であるが、第3の実施例では、LED
変表示器43の各LED群が回転点灯を停止した時のその所
定の組合わせによつて権利が確保されるようになつてい
る。
この遊技内容を実施する回路構成を第11図に示す構成図
をもとにして作用と共に説明する。なお、第11図に示す
回路構成は第3図に示した第1の実施例のものと共通の
構成を有するのでその箇所は同じ符号を付すことによつ
て詳細な構成と作用の説明は省略することにする。第11
図に示す回路構成は、第1の実施例による第3図と比較
して、識別情報表示手段としてのLED可変表示器43が入
れ替つただけであるから、各LED46を駆動する構成が異
なつている。
(イ)電源をオンにする。
電源をオンにすると第1の実施例に述べたと同じように
パワーリセツト回路60によつて初期設定され、アンド回
路75,76,77のH出力によつてリングカウンタ113a,113b,
113cは、それぞれ異なつたタイミングで各増幅器114a,1
14b,114cを遠して高速にLED可変表示器43を回転点滅さ
せる。
(ロ)第1および第2の実施例に述べたと同様に権利入
賞口8にパチンコ球が入つて、権利確保球検出スイツチ
23によつて、それを検出することにより各リングカウン
タ113a,113b,113cが0.5秒間隔をおいて停止する。この
停止した時点で各リングカウンタ113a,113b,113cの出力
に対応したLED可変表示器43のLED…46が停止点灯する。
この時、各リングカウンタ113a,113b,113cの出力端子K
がHでなければ、権利が確保されなかつたのでアンド回
路89からH出力されずTフリツプフロツプ63をハイ状態
させるには到らない。
(ハ)また、同様にして、権利入賞口8にパチンコ球が
入つて、前述のように各リングカウンタ113a,113b,113c
が停止した時、各出力端子KがHのとき、権利が確保さ
れたことにより、アンド回路89のH出力は、Tフリツプ
フロツプ63をハイ状態にさせることによつて、入賞確率
を増大させることになる。
(ニ)権利が確保された後は、第1および第2の実施例
で述べたことと同様であり、遊技者は入賞球を獲得する
ことができる。
さらに、第4の実施例について説明する。この実施例の
特徴は、中央役物装置11に取り付けられる識別情報表示
手段が第12図に示すようにリーフ式可変表示器48のもの
である。このリーフ式可変表示器48は、第1の実施例に
おいて、識別情報表示手段として使用した可変表示器の
代わりに使用するものであつて、他の構成は、第1の実
施例と同じである。そこでリーフ式可変表示器48の詳細
を説明すると、第12図は、このリーフ式可変表示器48を
中央役物装置11に取り付けた正面図であつて、複数の表
示板49のそれぞれには数字、記号、アルフアベツトまた
絵模様等が描かれており、遊技者がこの表示板49を目視
できるように配置されている。この複数の表示板49の一
枚は、絵模様等の半分を表示するものであつて、第13図
に示すように次に述べる保持部材50に回動自在に取り付
けるための突片51が両側に形成されている。保持部材50
は円筒52の両側に円板53を取り付けたもので、各円板53
には、上記した表示板49の両突片51を嵌め込めるよう
に、第14図に示すように表示板49の数だけの取付孔54が
同心円上に形成されている。さらに各円板53に穿設され
た取次孔54から内方の同心円上には、後述するように、
表示板49の回転が停止して、その時の各表示板49に表示
される絵模様等の組合せを検出するための検出孔55が穿
設されている。そして、両円板53のうちの一方の外側に
は上記円筒52に通ずる孔を有するラチエツト歯車56が固
定されており、上記の検出孔55に対応して同じく検出孔
55が穿設されている。このように形成された複数の保持
部材50が駆動軸57に緩く嵌め込まれて、それぞれの保持
部材50が個別的に回転自在になつている。駆動軸57は、
その両端が図示省略された枠体に軸支され、その一方端
が歯車58を介してモータ(図示省略)に連結されること
によつて、各保持部材50を回転するようになつている。
この回転に対して各保持部材50に取り付けられた各ラチ
エツト歯車56に対応して爪部59を先端に形成した係止レ
バ59aが位置し、各係止レバ59aの中間部分は固定位置に
あるピン59bに回動自在に軸支され、その各基端部は、
上下動自在なソレノイド59cの各作動軸59dの端部に回動
自在に軸支されることによつて、保持部材50の回転を停
止できるようになつている。そして、保持部材50の回転
が停止した時、表示板49を押えるための爪部材59eが略
して示しているが、図示省略されている枠体に取り付け
られている。また、上記した、各保持部材50に形成され
た各検出孔55が一致する一直線で複数の保持部材50全体
の両端には、一方に発光部50f、他方に受光部50gを取り
付けることによつて後述する権利確保の条件の検出がで
きるようになつている。
本実施例の遊技内容は、第2の実施例で述べた内容と同
じであり、それを実行するための回路構成も第2の実施
例で述べた第8図のものと同様である。
なお、第1の実施例と第2と実施例とでは開閉板20を備
えた大入賞口19の位置が異なつているが、これは、いず
れの位置でもよいものであつて、他の第3および第4の
実施例についても同様である。
(発明の効果) 以上述べたことから、本発明のパチンコ機は権利入賞口
にパチンコ球が入ることによつて、複数の識別情報を可
変させ順次に表示するので識別情報の組み合わせの自由
度を拡大することができると共に入賞確率を増大せる権
利を確保するための組み合わせの設定が拡大できる。こ
のことから遊技者に権利確保の期待感を与えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のパチンコ機を示す正面図、 第2図は、パチンコ機の第1の実施例に使用する中央役
物装置を示す正面図、 第3図は、パチンコ機の第1の実施例に使用する制御回
路の構成図、 第4図は、パチンコ機の第2の実施例に使用する中央役
物装置を示す正面図、 第5図は、第4図の回転ドラム表示器の箇所を示す正面
縦断面図、 第6図は、第5図は矢印A-Aによつて示す側面および部
分断面図、 第7図は、第2の実施例に使用する大入賞装置を示す正
面図、 第8図は、第2の実施例に使用する制御回路の構成図、 第9図は、パチンコ機の第3の実施例に使用する識別情
報表示手段の一部を示す正面図、 第10図は、第9図に矢印B-Bによつて示す断面図、 第11図は、第3の実施例に使用する制御回路の構成図、 第12図は、第4の実施例に使用する識別情報表示手段を
示す正面図、 第13図は、リーフ式可変表示器の箇所を示す正面図、 第14図は、第13図に矢印C-Cによつて示す略断面図、第1
5図は、第1の実施例に使用する制御回路の他の例を示
す構成図である。 1:パチンコ機(遊技機)、8:権利入賞口 9:始動入賞口 19,20:大入賞装置(大入賞口、開閉板) 17,26,43,48:識別情報表示手段(数値可変表示器、回転
ドラム表示器、LED可変表示器、リーフ式可変表示器)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ球が飛び込む特定の権利入賞口を
    設け、該パチンコ球の飛び込みに応じて入賞確率を増大
    させる権利を確保する状態を示す複数の識別情報を順次
    に表示する識別情報表示手段を設け、該複数の識別情報
    の組み合わせによる権利確保の下で、他のパチンコ球が
    飛び込む始動入賞口を設け、該パチンコ球の飛び込みに
    応じて入賞球獲得の増大を可能にする大入賞装置を設け
    たことを特徴とするパチンコ機。
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JPH1028758A (ja) * 1997-03-10 1998-02-03 Sanyo Bussan Kk パチンコ遊技機

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