JPH0757159A - 携帯装置の為の無音警報用振動発生装置 - Google Patents

携帯装置の為の無音警報用振動発生装置

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JPH0757159A
JPH0757159A JP5220657A JP22065793A JPH0757159A JP H0757159 A JPH0757159 A JP H0757159A JP 5220657 A JP5220657 A JP 5220657A JP 22065793 A JP22065793 A JP 22065793A JP H0757159 A JPH0757159 A JP H0757159A
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JP
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coil
permanent magnet
leaf spring
vibration
electric conductor
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JP5220657A
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Nagao Mizutani
長夫 水谷
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Sayama Precision Ind Co Ltd
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    • H02K33/00Motors with reciprocating, oscillating or vibrating magnet, armature or coil system
    • H02K33/16Motors with reciprocating, oscillating or vibrating magnet, armature or coil system with polarised armatures moving in alternate directions by reversal or energisation of a single coil system
    • GPHYSICS
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    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気回路を構成する永久磁石と、磁束に交差
するように磁気回路の磁気空隙部に挿入された電導体と
を、振動板を介して連結することにより、製造が容易で
あり、コストが低く、小型で薄く、消費電力が小さく、
機械的損失が少なく、火花放電による電磁波ノイズが発
生せず、長寿命であり、振動方向を身体の一方向に限定
出来ると共に、従来のモータの回転軸に偏心分銅を取り
付ける場合の製造上の諸問題を解決し得る、携帯装置の
為の無音警報用振動発生装置を提供する。 【構成】 永久磁石と磁路部材とを具えると共に永久磁
石と磁路部材との間に磁気空隙部を有する慣性部材と、
磁気空隙部の磁束に交差するように前記磁気空隙部に非
接触状態で挿入された電導体とを、電導体に通電するこ
とにより慣性部材と電導体とが相対的に揺動して振動を
発生し得るように振動部材を介して連結して、携帯装置
の為の無音警報用振動発生装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動発生装置に係り、
特に小型ページャ等の無音呼出機構に利用して効果的な
携帯装置用の振動発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のページャ等の無音呼出機構では、
モータの回転軸に分銅部を偏重心させて取り付けて成る
ものが主流である。モータの回転軸に、分銅部が偏重心
状態で取り付けられていると、モータが回転した時に振
動(バイブレーション)を発生することがよく知られて
いる。このためポケットベルや肩叩き機等々の所謂バイ
ブレータ機構を有する機器の振動発生部として広く利用
されている
【0003】一般的に制御用の小型モータでは、始動ト
ルクを大きくとるために、慣性モーメントの小さいこと
が要求され、回転子の軽量化や回転半径を小さくするこ
とが試みられている。カップ形コアレスモータは上記要
求を満たすものであり、回転する鉄心を持たず、またこ
のため回転子(電機子コイルが巻かれて成るカップ)の
半径が小さく成っている。また、小型ページャ等の無音
呼出機構に於いては、小型軽量であり、且つ体感可能な
程度の大きさの振動を発生する機構が要求されている。
このため従来のページャの無音呼出機構では、カップ型
コアレスモータを利用することが行われている。
【0004】また、ページャ用モータの振動発生部を形
成する方法の内、焼結材を成形型を用いて分銅形状に焼
結し、冷却後にモータ回転軸挿入孔であるコアーピンの
抜孔にモータの回転軸を圧入する方法に於いては、コア
ーピンの抜孔寸法をモータの回転軸直径に等しくするた
めに2次加工が必要であり、この圧入代管理のためにリ
ーマ等で抜孔内壁を切削して所要寸法を出していた。ま
たリーマによる2次加工を行わない方法としては、分銅
部分にモータの回転軸直径よりも大きな抜孔を形成しこ
こにモータ回転軸を挿入し、抜孔をピン止めやポンチ打
ち等により加締て固定する工程を経るものがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ページ
ャの無音呼出機構にカップ型コアレスモータを利用した
ものには、次のような問題点がある。即ち、ページャは
ポケットに入れて携帯するものであるため、可及的小型
化、軽量化が達成されていなくては成らないが、如何に
カップ型コアレスモータが小型であると云えども、回転
機構を構成しなくては成らない以上、限界が在る。また
電池を使用するため、低消費電力であることが要求され
ているが、カップ型コアレスモータの利用では、消費電
力が大きいと云う問題が在る。また特に軸受やブラシ等
々で発生する機械的損失が無視出来ないほど大きい。ブ
ラシ部に於いてはスパークによって電磁波ノイズが発生
する問題や、ブラシの消耗が激しく寿命が短いと云う問
題が在る。またページャは胸のポケット等に入れること
が一般的であるため、望ましくは胸方向(身体方向)に
振動すると報知効果が高いのであるが、そもそもモータ
に分銅部を偏重心させて取り付けたものでは、振動方向
が一定でなく、このため報知効果が低いと云う問題が在
る。
【0006】更に、前記振動発生機構では、分銅の成形
に於いて、モータ回転軸挿入孔即ちコアーピンの抜孔に
対して小径の孔加工が極めて難しく、正確な圧入代管理
はそもそも不可能であって、圧入代精度の管理は上記リ
ーマ加工等の2次加工に頼らざるを得なかった。また、
抜孔を加締める方法によれば、そもそも分銅側に開孔さ
れたコアーピン抜孔寸法とモータの回転軸直径とが一致
せず、分銅を加締めることによってモータの回転軸に固
定していたので、加締力による回転軸の曲りというよう
な、モータにとって極めて致命的な問題が生じていた。
何れにせよ従来のページャ用モータの振動発生部の形成
方法に於いては、一度では抜孔の正確な寸法精度が出せ
ず、必ず何等かの2次加工を必要とした。このため製品
の生産性が悪く、製品は畢竟コスト高と成っていたので
ある。
【0007】そこで本発明の目的は、製造が容易であ
り、コストが低く、小型で薄く、消費電力が小さく、機
械的損失が少なく、火花放電による電磁波ノイズが発生
せず、長寿命であり、振動方向を一方向に限定出来ると
共に、従来のモータの回転軸に偏心分銅を取り付ける場
合の問題点を解決した、携帯装置の為の無音警報用振動
発生装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、永久磁石と
磁路部材とを備えると共に永久磁石と磁路部材との間に
磁気空隙部を有する慣性部材と、磁気空隙部の磁束に交
差するように前記磁気空隙部に非接触状態で挿入された
電導体とを、電導体に通電することにより慣性部材と電
導体とが相対的に揺動して振動を発生し得るように振動
部材を介して連結して振動発生装置を構成することで達
成される。請求項2では、振動部材の一部を板バネで構
成して振動発生装置としている。請求項3では、板バネ
の実質長を長くすべく、板バネを、その先端部で接続す
る中片部と側片部とから構成して振動発生装置としてい
る。請求項4では、板バネの側片部で、中片部に接続さ
れた先端部とは反対側の端部を電導体の支持部とするこ
とで、振動発生装置を構成している。請求項5では、振
動部材が平行4節リンク構造物であって、回り対偶によ
る連結部をバネ構造とすることで振動発生装置を構成し
ている。請求項6では、前記節部と連結部とを一体に構
成して振動発生装置としている。また請求項7では、振
動部材の一部をダイアフラム形バネで構成して振動発生
装置としている。
【0009】
【作用】電導体が永久磁石を備えた慣性部材の磁気空隙
部に挿入されると共に、電導体と慣性部材とが振動板を
介して一体に結合されているため、初期状態では振動板
に歪が掛からない状態で電導体と永久磁石の位置が定ま
っている。そこで電導体に通電すると、磁界中の導体に
電流を流すことで、動電形の電気機械変換機と同一原理
の機構と成り、所謂ローレンツの力が発生し、その作用
力によって両者の相対的な位置が変わり、これに伴って
振動板は変形される。電導体に流す電流を切ると、付勢
された振動板が元の状態に戻ろうとするため、電導体と
永久磁石の位置関係は、初期状態に戻ることと成る。そ
こで、電導体に対する通電を適当にスイッチングするこ
とによって、本振動発生装置に振動が発生することに成
る。尚、電導体と慣性体と振動板とにより構成される振
動系の共振周波数を適宜選択することで、好ましい警告
振動を得るための電導体に流す印加電流を微小なものと
することが出来る。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例に付き、図面を参照し
ながら説明するが、本発明はこの実施例に限定されるも
のではない。
【0011】図1乃至図4は、本発明の第1実施例を表
すが、方形の合成樹脂製の基台1の一端部に円筒形状の
コイル2を、他端部にスペーサ10を設け、希土類磁石
例えばサマリュウムコバルトの円形の永久磁石3を一端
部に備えた金属製の板バネ4をその他端部でスペーサ1
0に固定すると共に、永久磁石3をコイル2内に出し入
れ自在と成るようにコイル2内に挿入して、振動発生装
置を構成している。尚前記永久磁石3は磁路部材である
カップ状のヨーク30a内に固定され、永久磁石3には
同一直径の円筒形状のヨーク30bが重合されると共
に、ヨーク30aの内壁面と、永久磁石3及びヨーク3
0bとの間には磁気空隙31が形成されており、前記コ
イル2が磁気空隙31内に非接触状態で挿入されて、磁
気空隙31の磁束を交差し得るように構成されている。
前記永久磁石3は円筒形状の軸方向に着磁されている。
この着磁は、特性上からヨーク組立後に行われるのが好
ましい。また、ヨーク30aには磁気空隙31に連通す
る抜気孔32が開孔されている。尚、図中符号5は板バ
ネ4をスペーサ10に固定している螺子である。
【0012】さて、上記構成に於いては、コイル2と永
久磁石3とが、振動板である板バネ4を介して一体に結
合されているため、初期状態では板バネ4に歪が掛から
ない状態でコイル2と永久磁石3の相対位置が定まって
いる。ここで前記コイル2に100[Hz]程度の交番
電流を印加するとコイル2に交番磁界を発生するが、コ
イル2と永久磁石3とが近接しており、両者間に発生し
たローレンツ力により両者が板バネ4に抗しつつ接近・
離反を繰り返して相対的な位置が変化し、図3及び図4
にて図示するように基台1と直角の方向に振動する。次
いで、コイル2に流す電流を切ると、振動していた板バ
ネ4が元の状態に戻ろうとするため、コイル2と永久磁
石3の位置関係は初期状態に戻ることと相成る。尚、本
実施例ではコイル2が合成樹脂製の基台1に取り付けら
れているため、主として振動するのは板バネ4側である
と見てよい。またこの振動の際に、永久磁石3とヨーク
30aとの磁気空隙31に在る空気が抜気孔32を利用
して出入り自在であるため、恰もピストンのようにコイ
ル2がこの部位の空気を圧縮して板バネ4の振動が阻害
されると云うような事態を防止している。
【0013】本実施例は、図面からも明らかなように、
従来のページャ用モータを利用した場合と異なって構造
が簡易であるため、製造が容易であり、コストが低い。
また全体の寸法が非常に薄く、小型で、且つコイル2と
永久磁石3の間にローレンツの力を生じさせるだけであ
り、而も板バネ4の弾性力を利用することが出来るた
め、消費電力が小さい。また軸受やブラシが存在しない
ため、機械的損失が殆どなく、電磁波ノイズの発生も殆
ど無い。回転部分や摩耗するブラシが存在せず、製品寿
命が長く成る。また、基台1と直角の一方向にのみ振動
するため、この方向で身体に対向させることにより、効
率的に報知することが出来、而も板バネ4側に比較的重
量のある永久磁石3が取り付けられているため、体感振
動は十分大きなものが得られる。特に本実施例のように
サマリュウムコバルトの永久磁石3を用いると、慣性部
材の慣性力を大きく取ることが出来る。
【0014】さて、第1実施例の振動発生装置に対し
て、板バネ4の振幅を更に拡大して体感振動を大きくし
ようとすれば、板バネ4の全長を一層長く取る必要が生
ずる。しかし、板バネ4の全長を長くすればする程、本
振動発生装置が大きく成る問題が生ずる。また、板バネ
4の振幅を大きくすると、永久磁石3が螺子5を支点と
する大きな円弧を描くように成るため、永久磁石3がコ
イル2に接触しないようにするためには、ヨーク30a
の内壁面と、永久磁石3及びヨーク30bとの間の磁気
空隙31の幅を大きくする必要に迫られ、この結果やは
り本振動発生装置が大きく成ると共に、磁束密度が薄く
成り、電磁変換効率を損なうと云う問題を生ずる。
【0015】そこで、この課題を解決するものとして、
本発明の第2実施例を図5及び図6を用いて説明する。
本実施例の特徴は、板バネ40が2本のスリット41を
有するE字状であり、即ち板バネ40をその先端部で接
続する中片42と側片43とから構成することによっ
て、板バネ40の実質長を長くした点に存する。また、
板バネ40の中片42が突出した形であり、板バネ40
の両側片43の端部を、ページャのケーシング11にス
ペーサ10を介して螺子5で固定し、板バネ40の中片
42の端部にサマリュウムコバルトの円形の永久磁石3
を設けて成る点も本実施例の特徴である。前記スペーサ
10は、本実施例では基台1を用いずに直接的にケーシ
ング11に螺子止めしているため、コイル2は板バネ4
0にて支持されている。即ち、板バネ40の両側片43
の端部でスペーサ10に固定された部分を、中片42の
突出方向に外側に段違いに延設し、これを下方に直角に
折り曲げて支持片45と為し、該支持片45にてコイル
2を抱持しているのである。当該支持片45は、素材と
しては板バネ40そのものであるが、下方に直角に折り
曲げられているため剛性が与えられ、この支持片45の
部位が振動することはない。尚ヨーク30aの両側片に
は、前記支持片45を通すため及び磁気空隙31に在る
空気を出入り自在とするための切欠部33が形成されて
いる。
【0016】この構成によれば、板バネ40の全長は、
実質的には側片43と中片42との合計長であるにも拘
らず、振動の支点はスペーサ10の螺子5の部位と、板
バネ40の外縁部44との2箇所と成り、板バネ40の
両側片43が螺子5を支点として描く円弧と、板バネ4
0の中片42が外縁部44を支点として描く円弧とが打
ち消し合って、永久磁石3はコイル2に対して略平行に
出入りする振動を発生するのである。しかもこの振幅
は、板バネ40の全長が実質的に側片43と中片42と
の合計長であることにより、大変に大きなものと成るの
である。また第1実施例の構成に在る基台1を用いず、
本実施例のように板バネ40だけで磁石3及びコイル2
を支持する構成とすると、部品点数が少なくて済み、小
型軽量化に役立つ。
【0017】本実施例にはこのような特長が在るため、
前記板バネ40の両側片43の端部でスペーサ10に固
定された部分を、中片42の突出方向にそのまま延設し
て、その先端部にコイル2を取り付けることが出来る。
即ち、コイル2側も振動可能とするのである。或は2枚
の板バネ40をスペーサ10を介して対向させ、その一
方に永久磁石3を、他方にコイル2を取り付ける構成も
可能である。すると、板バネ40の全長が第1実施例の
ものと同一であっても、より大きな振動を得ることが出
来るのであり、且つ本振動発生装置の小型化にも役立
つ。
【0018】次に、本発明の第3実施例を、図7及び図
8を用いて説明するが、本実施例はサマリュウムコバル
トの円形永久磁石3を振動させる振動部材を平行4節リ
ンク構造物とし、回り対偶による連結部4’を、板バネ
4上に設けている点に特徴を有する。即ち略T字形状の
ヨーク30aの頂部を上下2枚ずつの中抜きを施した方
形の板バネ4で挟み込み、ヨーク30aの頂部に節形成
板46bを被せて螺子5で締結する。また当該ヨーク3
0aの脚部中央は下方に開いた円形のカップ状を呈し、
コイル2を下方より挿入するための円形の磁気空隙31
が設けられている。該磁気空隙31の内部にはコイル2
の直径より小さい直径を有するサマリュウムコバルトの
永久磁石3を取り付ける。当該永久磁石3の下面部には
同一直径の円筒形状のヨーク30bが重合されている。
また、前記方形の板バネ4の両側辺部を節形成板46
a、46cで挟持して螺子5で締結する。一方、前記ヨ
ーク30aの頂部に相対する側の方形の板バネ4部分
を、図8から明らかなように、節形成板46bとスペー
サ10と方形の合成樹脂製の基台1の一端部とで挟んで
螺子5で締結する。このようして、節形成板46aの両
端の板バネ4の露出部分を回り対偶による連結部4’に
した平行4節リンク2組によって、慣性体である永久磁
石3とヨーク30a、30bとを支持した構造とする。
基台1の中央部には円筒形状のコイル2を設け、前記の
磁気空隙31に挿入する。
【0019】コイルと永久磁石とを連結する振動板は1
枚に限定されず、上下2枚用いてもよく、またその形状
も任意であり、本実施例が示すように平行4節リンクを
構成することも好ましい。平行4節リンク構造であれ
ば、磁気空隙31部が常に平行移動を行い、コイル2と
接触する心配が少ないため、磁気空隙31の幅を最小限
狭く設定することが可能と成る特長を有する。本実施例
に於いてもまた、薄型化と共に小型化が実現されてい
る。尚、前述した第1及び第2実施例は、コイル2と永
久磁石3との連結に当たっては、何れも振動板4、40
を介してコイル2と永久磁石3の外側の離れた箇所で連
結することを行っている。この場合適度な振動を得るた
めには振動板4、40はある程度の長さを必要としてい
る。第3実施例でも基本的にはこの構成を踏襲してい
る。しかし、次に説明する第4実施例では、振動板の両
側部分を連結部として、その中心部にコイル2と永久磁
石3とを配置し、装置の更なる小型化を計ったものとし
ている。
【0020】次に、本発明の第4実施例を、図9の分解
斜視図を参照して説明する。本実施例の振動発生装置
は、中央に開口部15と、左右の両側片に各々2箇所の
切欠部14とを形成し、且つ外周部及び内周部に側片部
13a、13bを立設して成る同一形状の2個のケーシ
ング13を対向させ、当該ケーシング13内に、コイル
2とサマリュウムコバルトの円筒形の永久磁石3とを納
置して成るものである。ヨーク30aはカップ形状を呈
し、内部にコイル2の直径より小さい直径を有する円形
のサマリュウムコバルトの永久磁石3が、該磁石3の周
囲に磁気空隙31を生ずるように取り付けられており、
また一端部にスペーサ10aが設けられている。また、
磁石3の表面には別のヨーク30bが積層されている。
一方、前記スペーサ10aに相対する側のスペーサ10
bの中央部に突設された支持部12の先端部に前記ヨー
ク30の隙間31に挿入される円筒形状のコイル2が固
着され、前記ヨーク30aの側壁には支持部12が抜け
る切欠部36が切欠されている。
【0021】本実施例によれば、コイル2と永久磁石3
とが、振動板である上下2枚の薄型のバネ性を有する金
属性のケーシング13を介して一体に結合されているた
め、初期状態ではケーシング13に歪が掛からない状態
で、コイル2と永久磁石3の位置が定まっている。ここ
で前記コイル2に交番電流を印加すると、コイル2に交
番磁界を発生するが、コイル2は永久磁石3を主体とす
る磁路部材の磁気空隙31の中に在るので、コイル2と
永久磁石3との間には磁力線に直交する方向に相対的な
力が働き、両者が振動板としてのケーシング13に抗し
つつ接近・離反を繰り返して相対的な位置が変化し、垂
直方向に振動する。次いで、コイル2に流す電流を切る
と、これまで振動していた振動板としてのケーシング1
3が元の状態に戻ろうとするため、コイル2と永久磁石
3の位置関係は、初期状態に戻ることと相成る。図10
の動作模式図で表した状態は、コイル2と永久磁石3と
の間に離反力が発生した状態であり、両者が振動板とし
てのケーシング13に抗しつつ離反動作を行っている。
この時、2個のケーシング13は左右の両側片部の各々
2箇所の切欠部14から付勢されつつ折れ曲がっている
ことが分かる。図9では、矢符A、Bが該当箇所であ
る。尚、この時ヨーク30aの一部分は、上側のケーシ
ング13の開口部15から外に抜け、コイル2の一部は
下側のケーシング13の開口部15から外に抜けてい
る。
【0022】次に本発明の第5実施例を、図11の分解
斜視図及び図12の側面図を参照して説明する。本実施
例の振動発生装置は、振動板の素材が合成樹脂製の箱型
である点に特徴を有し、中央部にU字形状の開口部15
aと両端部近傍4箇所に切欠溝14とを形成したケーシ
ング17aと、中央部分に開口部15bと両端部近傍4
箇所に切欠溝14とを形成すると共に前記開口部15b
の一端部より内方向に向けて支持部18を突設したケー
シング17bとを対向させ、前記ケーシング17a内に
コイル2とサマリュウムコバルトの円形永久磁石3とを
納置し、前記ケーシング17bの支持部18の先端部分
にコイル2を取り付けて成るものである。前記U字形状
の開口部15a内のカップ17部分は断面コ字状を呈
し、内部にカップ状のヨーク30aが装着されており、
該ヨーク30aには、コイル2の直径より小さい直径を
有する円筒形の希土類磁石3が、当該磁石3の周囲に磁
気空隙31が出来るように取り付けられている。また磁
石3の表面には別のヨーク30bが積層されている。一
方、前記支持部18の先端部に、前記ヨーク30aの隙
間31に挿入される円筒形状のコイル2が固着され、前
記カップ17、ヨーク30aの側壁には、支持部18が
抜けるようにするための切欠部36が形成されている。
本実施例は、前述の第4実施例同様、ケーシング17b
の中央部に突設された支持部18でコイル2を支持する
点に特徴を有する。
【0023】コイルと永久磁石とを連結する振動板の役
目を、本実施例が示すように、合成樹脂製ケーシング1
7a、17bに担わせることが出来る。図中A、B点の
切欠溝14によって薄く形成された部位がバネであり、
平行4節リンクの回り対偶による連結部に相当する。以
上の構成により、本実施例では更なる薄型化と小型化と
低価格化とが実現されている。
【0024】ところで、前述第4実施例を更に工夫する
と、1枚の板バネ6を巧く折り曲げるだけで、コイル2
と永久磁石3の保持部及び振動部を構成することが可能
である。本発明の第6実施例は、板バネ6を所定の位置
で折り曲げて左右同一形状のケーシング62を形成し、
各々の中央部分に開口部60を切欠して舌状の保持片6
1を設け、板バネ6の中心位置Cで折り返して相対する
上下2個のケーシング62と為す。前記保持片61の一
方には、磁石3、ヨーク30a、30bが、両者間に磁
気空隙31が形成されるように取り付けられ、保持片6
1の他方には、前記磁気空隙31に挿入されるコイル2
が取り付けられることに成る。尚、必要に応じてケーシ
ング62の両端部内側にスペーサ10を挿着する。
【0025】本実施例では、1枚の板バネ6を巧妙に折
り曲げるだけで、コイル2及び永久磁石3の保持部と、
振動部とを構成しているので、十分なコストダウンを計
ることが出来る。
【0026】さて、前述第4乃至第6実施例を更に工夫
すると、非常にコンパクト且つ合理的な携帯装置の為の
無音警報用振動発生装置が得られる。本実施例を図14
及び図15を参照して説明する。円形の合成樹脂製の基
台1には中心部に軸16が突設され、同心軸上にはコイ
ル2が設けられ、周縁部は一段高く形成されており、こ
の部位にはスペーサ10を介し上下2枚の板バネ7、7
0が積層されている。前記板バネ7の中心部には、軸1
6が通過し得る中心孔73が開孔され、板バネ70の中
心部には、後述の外に開いた磁気空隙31を設けるため
の中心口74が開口されている。ヨーク30aは、中心
部に中心孔34aを有するカップ形状を呈し、内部にコ
イル2の直径より小さい直径を有すると共に中心部に中
心孔35を有するドーナツ形状のサマリュウムコバルト
の永久磁石3が、該磁石3の周囲に隙間31が出来るよ
うに取り付けられ、該磁石3には同一直径で中心孔34
bを有するの円筒形状のヨーク30bが重合され、この
結果コイル2は永久磁石3とヨーク30b、及びヨーク
30aの間の磁気空隙31に入り込んでいる。また板バ
ネ7、70には、渦巻状に3本の切欠部71が切欠され
ており、板バネ7、70はその周縁部と中心部とが、3
本の渦巻状の連結部72で連結されて、所謂ダイアフラ
ム形バネを構成している。
【0027】本実施例の特長は、薄型円盤状の振動発生
装置であり、極めてコンパクトであり、前記渦巻状の連
結部72を、渦巻の周回長を長く取ることによって、板
バネ7、70の周縁部と中心部との距離を大きくするこ
とが出来る点に存する。この構成により、小さな駆動力
で変位の大きな振動を発生させ易くすることが出来るよ
うに成るのである。
【0028】尚、本発明は、上述した実施例に限定され
ない。例えば、磁石の種類や形状等は任意であるから、
上記希土類磁石以外にフェライト磁石等も利用可能であ
り、コイルの種類や形状等も任意であって、必ずしも線
輪の形でなくてもよく、磁束を切る電導体群をも含み、
線輪同様に機能出来る。またコイルの駆動電流の種類
も、パルスや交番電流等々任意であり、このためブザー
に用いられているようなスイッチング機構を付加させて
もよい。振動部分の固有振動数を考慮して、周波数の調
整を行い得るよう構成することも好ましい。複数の周波
数を切り換えることも可能である。振動板は必ずしも板
状でなくてもよく、棒状、螺旋状等々としてもよい。本
発明は十分に薄いため、振動数の異なる2種類の当該装
置を重ねることが可能である。また本発明は、防犯装置
の警報発生部や時計の時刻アラーム部や移動電話の呼出
装置等々、ページャ以外の用途にも広く利用可能である
ことは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上、本発明は、製造が容易であり、コ
ストが低く、小型で薄く、消費電力が小さく、機械的損
失が少なく、電磁波ノイズの発生も殆ど無く、長寿命で
あり、振動方向を一方向に限定出来ると共に、従来のモ
ータの回転軸に偏心分銅を取り付ける場合の問題点を解
決した携帯装置の為の無音警報用振動発生装置を提供す
べく、永久磁石と磁路部材とを備えると共に永久磁石と
磁路部材との間に磁気空隙部を有する慣性部材と、磁気
空隙部の磁束に交差するように前記磁気空隙部に非接触
状態で挿入された電導体とを、電導体に通電することに
よって、慣性部材と電導体とが相対的に揺動して振動を
発生し得るように振動部材を介して連結して無音警報用
振動発生装置を構成したので、電導体に対する通電を適
宜スイッチングすることによって、電導体と永久磁石と
の間にローレンツ力が生じ、振動板には変形が生じ、本
振動発生装置に振動が発生することに成る。
【0030】この結果低コストで容易に製造出来、小型
で薄く、消費電力が小さく、機械的損失が少なく、電磁
波ノイズの発生も殆ど無く、本装置全体の寿命が長く成
り、振動方向を一方向に限定して報知効果を高めること
が出来ると共に、前述したような従来のモータの回転軸
に偏心分銅を取り付ける場合の加工上の問題点を解決し
た携帯装置の為の無音警報用振動発生装置を提供するこ
とが出来、よく所期の目的が達成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の部分切欠平面図である。
【図2】第1実施例の部分切欠側面図である。
【図3】第1実施例の動作状態説明図である。
【図4】第1実施例の動作状態説明図である。
【図5】第2実施例の部分切欠平面図である。
【図6】第2実施例の部分切欠側面図である。
【図7】第3実施例の平面図である。
【図8】第3実施例の部分切欠側面図である。
【図9】第4実施例の分解斜視図である。
【図10】第4実施例の動作模式図である。
【図11】第5実施例の分解斜視図である。
【図12】第5実施例の部分切欠側面図である。
【図13】第6実施例の展開斜視図である。
【図14】第7実施例の平面図である。
【図15】第7実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 基台 10 スペーサ 10a スペーサ 10b スペーサ 11 ケーシング 12 支持部 13 ケーシング 13a 側片部 13b 側片部 14 切欠溝 15a 開口部 15b 開口部 16 軸 17 カップ 17a ケーシング 17b ケーシング 18 支持部 2 コイル 3 磁石 30a ヨーク 30b ヨーク 31 磁気空隙 32 抜気孔 33 切欠部 34a 中心孔 34b 中心孔 35 中心孔 36 切欠部 4 板バネ 4’ 回り対偶による連結部 40 板バネ 41 スリット 42 中片 43 側片 44 外縁部 45 支持片 46a 節形成板 46b 節形成板 46c 節形成板 5 螺子 6 板バネ 60 開口部 61 保持片 62 ケーシング 7 板バネ 70 板バネ 71 切欠部 72 連結部 73 中心孔 74 中心口

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石と磁路部材とを備えると共に永
    久磁石と磁路部材との間に磁気空隙部を有する慣性部材
    と、磁気空隙部の磁束に交差するように前記磁気空隙部
    に非接触状態で挿入された電導体とを、電導体に通電す
    ることにより慣性部材と電導体とが相対的に揺動して振
    動を発生し得るように振動部材を介して連結して成る、
    携帯装置の為の無音警報用振動発生装置。
  2. 【請求項2】 振動部材の一部を板バネで構成したこと
    を特徴とする、請求項1の携帯装置の為の無音警報用振
    動発生装置。
  3. 【請求項3】 板バネを、その先端部で接続する中片部
    と側片部とから構成することにより、板バネの実質長を
    長くしたことを特徴とする、請求項2の携帯装置の為の
    無音警報用振動発生装置。
  4. 【請求項4】 板バネの側片部で、中片部に接続された
    先端部とは反対側の端部を電導体の支持部としたことを
    特徴とする、請求項3の携帯装置の為の無音警報用振動
    発生装置。
  5. 【請求項5】 振動部材が平行4節リンク構造物であ
    り、回り対偶による連結部をバネ構造としたことを特徴
    とする、請求項1の携帯装置の為の無音警報用振動発生
    装置。
  6. 【請求項6】 節部と連結部とを一体に構成したことを
    特徴とする、請求項5の携帯装置の為の無音警報用振動
    発生装置。
  7. 【請求項7】 振動部材の一部をダイアフラム形バネで
    構成したことを特徴とする、請求項1の携帯装置の為の
    無音警報用振動発生装置。
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