JP2010017622A - 振動発生装置。 - Google Patents

振動発生装置。 Download PDF

Info

Publication number
JP2010017622A
JP2010017622A JP2008178634A JP2008178634A JP2010017622A JP 2010017622 A JP2010017622 A JP 2010017622A JP 2008178634 A JP2008178634 A JP 2008178634A JP 2008178634 A JP2008178634 A JP 2008178634A JP 2010017622 A JP2010017622 A JP 2010017622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
magnetic pole
mover
permanent magnet
stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008178634A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Watanabe
敬久 渡辺
Yoshizumi Ota
良純 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Electronics Co Ltd
Original Assignee
Citizen Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Electronics Co Ltd filed Critical Citizen Electronics Co Ltd
Priority to JP2008178634A priority Critical patent/JP2010017622A/ja
Publication of JP2010017622A publication Critical patent/JP2010017622A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Abstract

【課題】組み立て工程における可動子ブロックの位置決めが簡単で、且つ磁気空隙維持がし易い薄型の横振動方式の振動発生装置を提供する。
【解決手段】ヨーク体にコイルを巻き回した駆動体ユニットを構成する固定子ブロックと、永久磁石にオモリを一体化した可動子ブロックと、前記固定子ブロックと可動子ブロックとを収納する第1のケースと第2のケースよりなる扁平なケース体とを備え、前記可動子ブロックは前記第1のケースにコイルばねを介して揺動可能に固定され、前記固定子ブロックは2個の巻線部を挟んで3個の磁極部が直列に接続された形状を有し、前記固定子ブロックの磁極部と前記可動子ブロックの永久磁石の磁極とが対向する位置に配置され、且つ前記磁極部の厚さが前記永久磁石の厚さと略等しいまたは前記永久磁石の厚さより薄い値に設定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は携帯電話機等の薄型携帯機器に搭載可能な振動発生装置に関する。
従来より携帯電話機等の薄型携帯機器には、着信を呼出音で知らせこと以外に、電車内や会議中などのように音の発生が規制されている場所では振動で知らせるための振動発生装置を備えている。
そして従来の振動発生装置としては、モータの回転軸に偏心した回転オモリを取り付け、この回転オモリをモータによって回転させることで、回転オモリの偏心による振動によって着信を知らせていた。しかしこのような構造の振動発生装置は、筒状のモータ形状や回転オモリの形状から全体が円筒形状となって薄型化に適さない問題があり、また駆動方式が偏心オモリの回転であるため、回転軸に過酷な応力がかかり耐久性や信頼性にも問題があった。
上記円筒形状の振動発生装置に比べて薄型化が可能な横振動方式の振動発生装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。以下特許文献1に示された横振動方式の振動発生装置について簡単に説明する。端子付基台をベースとして、その上にヨークに巻線を巻回した固定子ブロックを固定し、この固定子ブロックの上に永久磁石にオモリを一体化した可動子ブロックを配置し、この可動子ブロックは前記端子付基台に対して弾性支持部材を介して揺動可能に固定されている。
上記構成を有する振動発生装置の動作は、固定子ブロックのコイルに所定の周波数を有する駆動信号を印加することにより、ヨークに発生する交互磁極と可動子ブロックの永久磁石との間に発生する磁気駆動力によって揺動可能な可動子ブロックが横振動を行い、可動子ブロックに一体化されたオモリによって振動を発生するものである。
特開2002−143770号公報(図2、図11参照)
しかしながら、従来技術における横振動方式の振動発生装置は、端子付基台に対して固定子ブロックと可動子ブロックとを縦方向に積み上げる構成となっているため、振動発生装置としての高さが大きくなり、これを組み込む携帯機器の薄型化を阻害するという問題があった。また、可動子ブロックを端子付基台に対して揺動可能に固定している弾性支持部材としては長板状の板ばねが用いられている。このため従来の振動発生装置は可動子ブロックを揺動可能に固定するために、高精度のばねの形状が要求され製造コストが高くなるという問題があった。また、可動子ブロックの駆動状態においも磁気空隙の確保は重要であり、可動子ブロックの駆動方向においても、磁気空隙を構成する可動子ブロックと固定子ブロックとの間隔を板ばねによって限定する必要があった。このため、板ばねの形状が狭い範囲に限定され設計の自由度が小さく製品のバリエーションが限定されるという問題があった。
(発明の目的)
本発明は上記問題に鑑みなされたもので、組み込む携帯機器の薄型化を可能にするとともに、組み立て工程における可動子ブロックの位置決めが簡単で、且つ磁気空隙が確実に得られる横振動方式の振動発生装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明における振動発生装置は、ヨーク体にコイルを巻き回した駆動体ユニットを構成する固定子ブロックと、永久磁石にオモリを一体化した可動子ブロックと、前記固定子ブロックと可動子ブロックとを収納する第1のケースと第2のケースよりなる扁平なケース体とを備え、前記可動子ブロックは前記第1のケースにコイルばねを介して揺動可能に固定され、前記固定子ブロックは2個の巻線部を挟んで3個の磁極部が直列に接続された形状を有し、前記固定子ブロックの磁極部と前記可動子ブロックの永久磁石の磁極とが対向する位置に配置され、且つ前記磁極部の厚さが前記永久磁石の厚さと略等しいまたは前記永久磁石の厚さより薄い値に設定されていることを特徴とする
また、前記固定子ブロックは前記磁極部の厚さ方向の中心位置が前記ケース体の内部空間における厚さ方向の中心位置と略一致する位置に配置されていることを特徴とする。
また、前記固定子ブロックは前記磁極部の上下面のそれぞれに配置された非磁性材料からなるスペーサを有することを特徴とする。
また、前記可動子ブロックはその両端を2個のコイルばねを介して第1のケースに固定されていることを特徴とする。
また、前記2個のコイルばねは第1のケースの側壁に一端が固定されていることを特徴とする。
また、前記可動子ブロックは永久磁石と磁性体と高比重材料よりなるオモリとを平面的に一体化して構成したことを特徴とする。
また、前記可動子ブロックは1個の支持板に永久磁石と磁性体と高比重材料よりなるオモリとが平面的に固定されていることを特徴とする。
また、前記可動子ブロックは2個の棒状永久磁石を直列に接続した長方形の永久磁石にオモリを一体化した形状を有し、前記固定子ブロックと可動子ブロックとは固定子ブロックの磁極部と可動子ブロックの永久磁石の磁極とを対向させて配置されていることを特徴とする。
また、前記巻線部に巻き回された2個のコイルは、互いにその巻き方向が逆巻きであることを特徴とする。
(作用)
上記構成による本発明の振動発生装置は、扁平なケース体の内部に固定子ブロックと可動子ブロックとを並べて配置することによって薄型構成となり、組み込む携帯機器の薄型化が達成できる。また、可動子ブロックを永久磁石と磁性体と高比重材料よりなるオモリとを平面的に一体化して構成することにより、磁性体によって磁気回路の効率を高めることができる。
また、弾性支持部材としてコイルばねを用いることにより、可動子ブロックの振動の立ち下がり時間を短くして、振動の切れを良くすることができる。
さらに、固定子ブロックの磁極部の厚さが永久磁石の厚さと略等しいまたは永久磁石の厚さより薄い値に設定されているため、組み立て工程における可動子ブロックの位置決めが簡単にできるとともに磁気空隙の確保が簡単に実現できる。
また、オモリの一部として高価な高比重材料より安価な磁性材料を用いることによって、可動子ブロックの廉価を可能としている。
さらに、固定子ブロックと可動子ブロックとによって形成される電磁的駆動部は、固定子ブロックと相対する可動子ブロックにおいて、支持板上に磁石を2個直列に配置すると共に、固定子ブロックの逆側に磁石と並置して磁性材を取付けることによって、駆動力の強化を行っている。
以上のように本発明の振動発生装置は扁平なケース体の内部に固定子ブロックと可動子ブロックとを並べて配置することによって薄型構成となり、組み込む携帯機器の薄型化が達成できると共に、弾性支持部材としてコイルばねを用いることにより、可動子ブロックの振動の立ち下がり時間を短くして、振動の切れを良くすることができる。
また、固定子ブロックの磁極部の厚さが永久磁石の厚さと略等しいまたは永久磁石の厚さより薄い値に設定されているため、組み立て工程における可動子ブロックの位置決めが簡単にできるとともに磁気空隙の確保が簡単に実現できる。さらに、固定子ブロックの磁極部の厚さ方向の中心位置をケース体の内部空間における厚さ方向の中心位置と略一致するように固定子ブロックをケース体の内部に配置することによって可動子ブロックの位置決めと磁気空隙の確保がより確実で簡単に実現できる。この結果、可動子ブロックの振幅が安定し、可動子ブロックが振動時において他の構成部品と接触することによって生ずる駆動不良を防止することができる。
また、可動子ブロックを永久磁石と磁性材料と高比重材料とを平面的に一体化して構成することにより、磁性材料によって磁気回路の効率を高めると同時に、オモリの一部として高価な高比重材料より安価な磁性材料を用いることによって、可動子ブロックの廉価を可能としている。
以下、本発明の実施形態における振動発生装置において図に基づいて詳細に説明する。図1から図6は振動発生装置を示す図、図7は第1のケース(以降下ケースと記す)を示す図、図8は第2のケース(以降上ケースと記す)を示す図、図9は固定子ブロックを構成するコイル体の斜視図、 図10、図11、図12は固定子ブロックを示す図、図13、図14は可動子ブロックを示す図、図15は固定子ブロックと可動子ブロックとの位置関係を示す図、図16は固定子ブロックとケース体との位置関係を示す図、図17、図18は振動発生装置の駆動動作を説明するための固定子ブロックと可動子ブロックの斜視図、図19は可動子ブロックの他の例を示す図である。
図1は振動発生装置を示す斜視図である。図1に示すように、振動発生装置1は、下ケース2、上ケース3により構成される扁平なケース体の内部に後述する振動発生装置の本体部分が収納され、その一端から外部回路との接続を行うためのFPC5(フレキシブル・プリンテッド・サーキット)が引き出されている。また、下ケース2及び上ケース3には、図示していないが係合固定するためのスナップフィット用の穴及び爪が設けられている。
図2は図1に示す振動発生装置1の上ケース3を取り外し振動発生装置1の本体部分が見えるようにした平面図である。図2に示すように下ケース2の長辺部2aの方向に対して固定子ブロック10と可動子ブロック20とが並べて配置されている。そして固定子ブロック10は下ケース2の長辺部2aの側壁と、長辺部2aの側壁と対向するように設ける第1の中間壁8a、8bと、第2の中間壁9a、9bとによって狭持され下ケース2に位置決めされて固定されている。また、可動子ブロック20は下ケース2の長辺部2aの側壁に設ける切欠部7a、7bに一端が固定されている2個のコイルバネ(弾性支持部材)4、6に固定されることによって、下ケース2に揺動可能に固定されている。またFPC5は固定子ブロック10に固定された状態で下ケース2の角部から外側に延出している。
図3は図2に示す振動発生装置1の部分拡大図、図4は図2に示す振動発生装置1のA−A断面図、図5は図2に示す振動発生装置1のB−B断面図であり、いずれも下ケース2に対する可動子ブロック20の固定状態を示している。図3、図4、図5に示すように、下ケース2の長辺部2aの側壁に設ける切欠部7a、7bに2個のコイルバネ4、6の一端4a、6aがそれぞれ挿入されて固定されている。また、2個のコイルバネ4、6の他端4b、6bは、可動子ブロック20の凹部28a、28bにそれぞれ挿入されて固定されている。このコイルばねの一端を固定する下ケースの長辺部の位置は、可動子ブロック20が静止している状態において、コイルばねの長さ方向が下ケースの長辺部と略垂直となる位置とした。これによって、可動子ブロック20は下ケース2の中間位置に浮かんだ状態でバネ支持されている。この結果可動子ブロック20は下ケース2内において長辺部2aに沿った方向に振動することができる。なお、1点鎖線で示したのは上ケース3である。
図6は図2に示す振動発生装置1のC−C断面図であり、下ケース2に対する固定子ブロック10の固定状態を示している。図2に示すように固定子ブロック10の長手方向の両端部は、下ケース2の短辺部2bから内側に向かって延びる第1の中間壁8a、8bのそれぞれの端部によって狭持され位置決め固定されている。また、図2、図6に示すように固定子ブロック10の短手方向は、下ケース2の一方の長辺部2aの側壁と、長辺部2aと対向して設ける第2の中間壁9a、9bとによって狭持され位置決め固定されている。この固定子ブロック10に対向する位置に可動子ブロック20が配置されている。そして固定子ブロック10には下ケース2の底面2cと対向する面側にFPC5が接着されていて、下ケース2の一方の短辺部2bに設ける窓2dから下ケース2の底面部2cに沿って下ケース2の外側に引き出されている。
図7は下ケースを示す図で、図7(a)は平面図、図7(b)は図7(a)におけるA−A断面図、図7(c)は図7(a)におけるB−B断面図である。図7に示すように、下ケース2はポリカーボネイト等の樹脂材料からなり成型加工によって形成されており、底面部2c、長辺部2a、短辺部2bを有する箱状の形状である。また、一方の長辺部2aの端部付近には、2本のコイルばねの一端を挿入固定するための切欠部7a、7bが設けられている。また、固定子ブロックを位置決め固定するために、下ケース2の短辺部2bから内側に向かって延びる第1の中間壁8a、8bと、底面部2cの中央付近から立ち上がり長辺部2aの側壁と対向して設ける第2の中間壁9a、9bが設けられている。さらに、FPCを下ケースの外部に引き出すための窓2dが一方の短辺部2bの側壁に設けられている。なお、図示していないが下ケースの長辺部2a、短編部2bの側壁には上ケース3と係合固定するためのスナップフィット用の穴が設けられている。
図8は上ケースを示す図で、図8(a)は上ケース3の金属板材を抜き加工した、成形加工前の状態を示す展開図、図8(b)は立ち曲げ形成された上ケースの斜視図である。図8(a)における上ケース3の点線で示す部分は、成形加工によって立ち曲げを行うことにより図8(b)に示すように上面部3c、長辺部3a、短辺部3bを形成する。なお上ケース3の長辺部3a、短編部3bの側壁には、下ケース2と係合固定するためのスナップフィット用の爪(図示せず)が設けられている。
図9は固定子ブロック10を構成するコイル体11を示す斜視図で、図9(a)は、コイル体11を構成するヨーク体12と非磁性材料からなる上部スペーサ16a、16b、16c及び下部スペーサ17a、17b、17cとを示す分解斜視図、図9(b)はヨーク体12に上部スペーサ16a、16b、16c及び下部スペーサ17a、17b、17cを固着して、コイル13、14を巻き回したコイル体11を示す斜視図である。図9(a)に示すように、ヨーク体12には2個の巻線部12a、12bを挟んで3個の磁極部12c、12d、12eが設けられている。この巻線部12a、12bと磁極部12c、12d、12eとは同じ厚さに形成されている。このためヨーク体12は板材を所定の形状に打ち抜くことで形成でき安価なコストで製造することができる。また、磁極部12cの上下面には非磁性材料からなる上部スペーサ16a、下部スペーサ17aがそれぞれ固着される。同様に、磁極部12dの上下面には非磁性材料からなる上部スペーサ16b、下部スペーサ17bが固着され、磁極部12eの上下面には非磁性材料からなる上部スペーサ16c、下部スペーサ17cがそれぞれ固着される。この上部スペーサ16a、16b、16c及び下部スペーサ17a、17b、17cは、固定子ブロック10をケース体内に配置するときの厚さ方向の位置決めをするために設けるものであるが、これについては、後述する。
さらに図9(b)に示すように磁極部12c、12d、12eに上部スペーサ16a、16b、16c及び下部スペーサ17a、17b、17cが固着されたヨーク体12の2個の巻線部12a、12bに、2個のコイル13、14が巻き回されてコイル体11が構成されている。コイル13とコイル14とは巻方向が逆巻きで、巻数が同数となるコイルとなっている。本実施形態においては2個のコイル13、14は連続した1本のコイルワイヤー15によって巻き回されており、ヨーク体12の巻線部12aに所定の巻方向と所定の巻数でコイル13を形成した後に、コイルワイヤーを磁極部12dの外面を通過させて巻線部12bに誘引し、コイル13と巻方向が逆巻きで、巻数が同数となるコイル14を形成している。なお、コイル13、14の巻数は同数に限定されるものではなく、必要に応じて異なる巻数としても良い。
図10は固定子ブロック10を構成するコイル体11とFPC5の斜視図である。FPC5にはコイル体11を固定する上面側には、コイル端末15a、15bの引出線を導電接着するための2個の接続電極5a、5bと外部接続用の外部接続電極5c、5dが設けられ、図示は省略したが、FPC5の裏面側に設けられた接続配線によって接続電極5a、5bと外部接続電極5c、5dとが接続されている。
図11は固定子ブロック10の側面図、図12は平面図である。図11、図12に示すごとくFPC5の上面側にコイル体11を両面接着シート等により固定し、コイル13、14のコイル端末の引出線を2個の接続電極5a、5bに半田付けしている。この結果コイル13、14のコイル端末の引出線は外部接続電極5c、5dに電気的に接続される。そしてコイル体11とFPC5が一体化された固定子ブロック10が完成する。
図13は可動子ブロック20の分解斜視図、図14は可動子ブロック20の完成体の斜視図である。図13に示すように永久磁石21は2個の棒状永久磁石22、23を直列に固着した長方形の永久磁石であり、4つの磁極22n、22s、23n、23sを有する。永久磁石21の一方の棒状永久磁石22の磁極22n、22s及び他方の棒状永久磁石23の磁極23n、23sは、それぞれ前述の固定子ブロック10(図1参照)と対峙した面方向で、永久磁石21の長手方向に対して垂直方向に着磁されている。そしてオモリ24は永久磁石21及び磁性体26と略等しい厚さを有し、永久磁石21、磁性体26を収納する収納凹部24aを有する。また、図14に示すように、オモリ24の収納凹部24aに永久磁石21及び磁性体26を収納固着して一体化したブロックを、支持板25に固着して可動子ブロック20が完成する。
支持板25の長手方向の両端部は、それぞれ折り曲げ加工され、オモリ14の端部と対向するように立ち上がる第1の折り曲げ部25a、25bが形成されている。また、オモリ14の一端と第1の折り曲げ部25aとの間、及びオモリ14の他端と第1の折り曲げ部25bとの間に対応する位置で固定子ブロック10と対向する側から立ち上がる第2の折り曲げ部25c、25dが形成されている。この第1の折り曲げ部25aと第2の折り曲げ部25cとオモリ14の一端部とによって、凹部28aが形成され、第1の折り曲げ部25bと第2の折り曲げ部25dとオモリ14の他端部とによって、凹部28bが形成されている。この凹部28a、28bは前述のように2個のコイルばね4、6のそれぞれの他端を挿入して固定するために設けたものである。
上記可動子ブロック20の構成条件としては、駆動力を大きくするために磁気特性に優れ、且つ振動出力を大きくするためには重量が大きいことが必要である。この条件を満足させるために、本実施形態においては各構成要素の材料として、永久磁石21の材料は、磁気特性に優れ且つ比重が7.4と比較的大きいネオジューム焼結合金を使用し、またオモリ24の材料は、高比重材料である比重15〜18のタングステン合金を使用し、さらに磁性体26の材料は、これも比重が7.85と比較的大きく、強磁性体であるSPCC(軟鉄材、軟綱材)を用いている。上記の如く、本実施形態における可動子ブロック20は、磁性材料である、永久磁石21及び磁性体26に比較的比重の大きい材料を使用することによって、全体の重量をあまり減ずることなく、高価な高比重材料であるタングステン合金の使用量を削減して可動子ブロック20の廉価をはかっている。
次に、固定子ブロック10と可動子ブロック20との位置関係及び固定子ブロック10とケース体との厚さ方向の位置関係について説明する。図15は固定子ブロックと可動子ブロックとの位置関係を示す概略図で、図15(a)は主要部を示す平面図、図15(b)は、図15(a)における矢印Aの方向から見た側面図である。図16は固定子ブロックとケース体との位置関係を示す断面図である。図15に示すように、固定子ブロック10の3個の磁極部12c、12d、12eの厚さaの値は、可動子ブロック20の永久磁石21の厚さbの値と等しい値に設定されている。さらに、図16に示すように、3個の磁極部12c、12d、12eのそれぞれの上下面に設ける非磁性材料からなる上部スペーサ16a、16b、16cの厚さdの値、及び非磁性材料からなる下部スペーサ17a、17b、17cの厚さeの値は、固定子ブロック10をケース体に内に配置した際に、3個の磁極部12c、12d、12eの厚さ方向の中心位置Mと、ケース体の内部空間における厚さ方向の中心位置Nと略一致するように、その寸法が設定されている。
上記の固定子ブロック10をケース1に配置した後に、可動子ブロック20をコイルばね(図示せず)を介してケース1に収納すると、図15(b)に示すように固定子ブロック10の3個の磁極部12c、12d、12eの厚さaの値と可動子ブロック20の永久磁石21の厚さbの値と等しい値に設定されているため、磁極部12c、12d、12eと永久磁石21との間に作用する磁力により、可動子ブロック20の永久磁石21の厚さ方向の中心位置Pが固定子ブロック10の磁極部12c、12d、12eの厚さ方向の中心位置Mと略一致する位置に配置される。さらに、コイルばね(図示せず)のばね力の調整により、磁極部12c、12d、12eと永久磁石21との平面方向の隙間である磁気空隙cが確保される。
以上のように、固定子ブロック10の磁極部12c、12d、12eの厚さMと、可動子ブロック20の永久磁石21の厚さPとを略等しい値に設定することによって、組み立て工程における可動子ブロック20の位置決めが簡単にできるとともに磁気空隙cの確保が簡単に実現できる。また、可動子ブロックの駆動状態においても磁気空隙が確保されるため、可動子ブロックの振幅が安定し、可動子ブロックが振動時において他の構成部品と接触することによって生ずる駆動不良を防止することができる。
なお、固定子ブロック10の磁極部12c、12d、12eの厚さMが可動子ブロック20の永久磁石21の厚さPより薄い値に設定されている場合にも磁極部12c、12d、12eと永久磁石21との間に作用する磁力により、可動子ブロック20の永久磁石21の厚さ方向の中心位置Pが固定子ブロック10の磁極部12c、12d、12eの厚さ方向の中心位置Mと略一致する位置に配置される。したがって、磁極部12c、12d、12eの厚さMと、永久磁石21の厚さPとが略等しい値に設定されている場合と同様の効果を得ることが出来る。
次に固定子ブロック10と可動子ブロック20とによる横振動方式の振動発生装置1の動作を説明する。図17及び図18は振動発生装置1の駆動動作を示す固定子ブロック10と可動子ブロック20の斜視図であり、図17と図18とはコイル13、14に流れる電流が逆向きになった状態を示している。図17と図18において図2に示すごとく下ケース2の中に組み込まれた固定子ブロック10と可動子ブロック20とは所定の間隔を保って対向配置されており、コイル13と永久磁石22、23による第1磁気回路L1と、コイル14と永久磁石22、23による第2磁気回路L2とが構成されている。
そしてコイル13の端末15aに接続された端子T1(外部接続端子5cに接続されている)とコイル14の端末15bに接続された端子T2(外部接続端子5dに接続されている)とに駆動信号が供給されていない状態においては、コイルバネの復元力が働いて静止している。上記静止状態での保持力の発生における、固定子ブロック10の各磁極部と可動子ブロック20における永久磁石21の各磁極との関係は、永久磁石22の磁極22sとヨーク体12の磁極部12c、12d及び永久磁石23の磁極23nとヨーク体12の磁極部12d、12eとの間で吸引力が働いている。
上記の静止状態から図17に示す如く端子T1にプラス(+)電圧、端子T2にマイナス(−)電圧を供給すると、前述の如くコイル13とコイル14とは逆方向に巻かれているので、各コイルに流れる電流は矢印で示す如く、コイル13にP1方向の電流が流れ、コイル14には逆向きのP2方向の電流が流れる。このコイル13の電流によって磁極部12cにはN極、磁極部12dにはS極が発生し、永久磁石22、23と磁性体26との間に第1磁気回路L1が構成され、この第1磁気回路L1の磁気駆動力によって固定子ブロック10と可動子ブロック20との間には矢印F1方向の駆動力が発生し、図2に示すバネ体4a、4bによって揺動可能に保持された可動子ブロック20が矢印F1方向に駆動力を受けて移動する。
つぎに端子T1とT2との供給電圧を反転させ、図18に示す如く端子T1にマイナス(−)電圧、端子T2にプラス(+)電圧を供給すると、前述の如くコイル13とコイル14とは逆方向に巻かれているので、各コイルに流れる電流は矢印で示す如く、コイル13にP2方向の電流が流れ、コイル14には逆向きのP1方向の電流が流れる。このコイル14の電流によって磁極部12eにはS極、磁極部12dにはN極が発生し、永久磁石22、23と磁性体26との間に第2磁気回路L2が構成され、この第2磁気回路L2の磁気駆動力によって固定子ブロック10と可動子ブロック20との間には矢印F2方向の駆動力が発生し、図2に示すバネ体4a、4bによって揺動可能に保持された可動子ブロック20が矢印F2方向に駆動力を受けて移動する。
上記の如く端子T1と端子T2との間に供給電圧を印加する駆動信号を、一定周期で極性が反転する交互駆動電圧(正弦波または矩形波等)とすることによって、可動子ブロック20は交互駆動電圧の周期で振動することになる。そして可動子ブロック20の振動は、下ケース2と上ケース3によって構成されるケース体を介して外部に伝えられる。
図19は可動子ブロックの他の例を示す斜視図である。図19の可動子ブロックの斜視図は、前述の図14の可動子ブロックの斜視図に対応するものであり、同一要素には同一番号を付し重複する説明を省略する。図19に示す可動子ブロック30の構成が図14に示す可動子ブロック20の構成と異なるところはオモリ34と磁性材36の構成である。すなわち可動子ブロック20のオモリ24と磁性体26とが一体構成となっているのに対し、可動子ブロック30のオモリ34は2体構成となっており、また磁性体36は幅広の矩形形状となって2体構成のオモリ34の間に配置されているものである。すなわち可動子ブロック30の構成は、可動子ブロック20の構成に比べて、オモリ34の容積を大きくすることによって、可動子ブロック30の質量を増加させて共振周波数の調整と振動量の増大を可能とする。
以上のように本発明の振動発生装置は扁平なケース体の内部に固定子ブロックと可動子ブロックとを並べて配置することによって薄型構成となり、組み込む携帯機器の薄型化が達成できると共に、弾性支持部材としてコイルばねを用いることにより、可動子ブロックの振動の立ち下がり時間を短くして、振動の切れを良くすることができる。さらに、小型化が可能となると共に、ばね部の価格が安くなり装置のコストダウンが可能となる。さらに、コイルばねの共振周波数を幅広く調整することが可能となり機能、外観に優れた振動発生装置を実現することができる。
また、本発明の振動発生装置は組み立て工程における可動子ブロック20の位置決めが簡単にできるとともに磁気空隙cの確保が簡単に実現できる。また、可動子ブロックの駆動状態においても磁気空隙が一定に保たれ、可動子ブロックの振幅が安定する。このため、可動子ブロックの駆動状態における磁気空隙を一定に保つためにばねの形状が制限されることがなくなり、ばね設計の自由度が広がり、磁気空隙維持がし易くなる。これによって、可動子ブロックが振動時において他の構成部品と接触することがなくなり、可動子ブロックの駆動不良を防止することができる。
なお、本実施形態においては、可動子ブロックを支持するコイルばねの一端を下ケースの側壁に設ける切欠部に固定し、コイルばねの他端を可動子ブロックの凹部に固定する例で説明したが、この例に限定されるものではなく、例えば、コイルばねの端部をピアノ線のような線状の部材を用いて吊す、細い樹脂の柱状部を設け、この柱状部にコイルばねの端部を固定する等、適宜、固定方法を選択することができる。
また、可動子ブロックを揺動可能に支持するコイルばねの一端を下ケースの長辺部に固定した例で説明したが、これに限定されるものではなく、下ケースの短辺部であっても差し支えない。また、可動子ブロックが静止状態において、コイルばねの一端を固定する下ケースの長辺部の位置を、コイルばねの長さ方向が下ケースの長辺部と略垂直となるように固定した例で示したが、これに限定されるものではなく、コイルばねの一端を長辺部に固定する位置についても必要に応じて適宜選択することができる。
また、本実施形態においては、非磁性材料からなるスペーサを固定子ブロックの磁極部の上下面に配置して例で説明したが、この例に限定されるものではなく、例えば、上ケース、下ケースにおける磁極部に対応する位置に非磁性材料からなるスペーサを配置しても良い。また、上下ケースが非磁性材料で形成される場合は、上下ケースにおける磁極部に対応する位置に、それぞれ凸状部を形成しても良い。
なお、本発明の振動発生装置は従来の振動発生装置に比べて著しく薄型に構成することができるため、携帯電話機のような薄型の携帯機器の呼び出し振動装置として利用出来るだけでなく、タッチパネル型入力装置の入力確認を振動で知らせる等の用途にも適用できる。
本発明の実施形態における振動発生装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態における振動発生装置の上ケースを外した状態を示す平面図である。 図2の部分拡大平面図で、コイルばねの両端の固定方法を示す図である。 図2に示す振動発生装置のA−A断面図である。 図2に示す振動発生装置1のB−B断面図である。 図2に示す振動発生装置1のC−C断面図である。 本発明の実施形態における下ケースを示す図で、図7(a)は平面図、図7(b)は図7(a)におけるA−A断面図、図7(c)は図7(a)におけるB−B断面図である。 本発明の実施形態における上ケースを示す図で、図8(a)は展開図、図8(b)は斜視図である。 本発明の実施形態における固定子ブロックを構成するヨーク体を示す斜視図で、図9(a)は、コイル体を構成するヨーク体と非磁性材料からなる上部スペーサ及び下部スペーサとを示す分解斜視図、図9(b)はヨーク体に上部、下部スペーサを固着して、コイルを巻き回したコイル体を示す斜視図である。 本発明の実施形態における固定子ブロックを構成するコイル体とFPCの斜視図である。 本発明の実施形態における固定子ブロックの側面図である。 本発明の実施形態における固定子ブロックの平面図である。 本発明の実施形態における可動子ブロックの分解斜視図である。 本発明の実施形態における可動子ブロックの斜視図である。 本発明の実施形態における固定子ブロックと可動子ブロックとの位置関係を示し、図15(a)は平面図、図15(b)は、図15(a)における矢印Aの方向から見た側面図である。 本発明の実施形態における固定子ブロックとケース体との厚さ方向の位置関係を示す断面図である。 本発明の実施形態における振動発生装置の駆動動作を示すコイル体と可動子ブロックの主要部の斜視図である。 本発明の実施形態における振動発生装置の駆動動作を示すコイル体と可動子ブロックの主要部の斜視図である。 本発明の実施形態における可動子ブロックの他の例を示す斜視図である。
符号の説明
1 振動発生装置
2 下ケース
2a 長辺部
2b 短辺部
2c 底面部
2d 側壁の窓部
3 上ケース
3a 長辺部
3b 短辺部
3c 上面部
4、6 コイルバネ
4a、6a コイルバネの一端
4b、6b コイルバネの他端
5 FPC
7a、7b 下ケースの切欠部
8a、8b 下ケースの第1の中間壁
9a、9b 下ケースの第2の中間壁
10 固定子ブロック
11 コイル体
12 ヨーク体
12a、12b 巻線部
12c、12d、12e 磁極部
13、14 コイル
15 コイルワイヤー
15a コイルワイヤーの一端
15b コイルワイヤーの他端
16a、16b、16c 上部スペーサ
17a、17b、17c 下部スペーサ
20、30 可動子ブロック
21 永久磁石
22、23 棒状永久磁石
24、34 オモリ
25 支持板
25a、25b 第1の折り曲げ部
25c、25d 第2の折り曲げ部
26、36 磁性体
28a、28b 可動子ブロックの凹部

Claims (9)

  1. ヨーク体にコイルを巻き回した駆動体ユニットを構成する固定子ブロックと、永久磁石にオモリを一体化した可動子ブロックと、前記固定子ブロックと可動子ブロックとを収納する第1のケースと第2のケースよりなる扁平なケース体とを備え、前記可動子ブロックは前記第1のケースにコイルばねを介して揺動可能に固定され、前記固定子ブロックは2個の巻線部を挟んで3個の磁極部が直列に接続された形状を有し、前記固定子ブロックの磁極部と前記可動子ブロックの永久磁石の磁極とが対向する位置に配置され、且つ前記磁極部の厚さが前記永久磁石の厚さと略等しいまたは前記永久磁石の厚さより薄い値に設定されていることを特徴とする振動発生装置。
  2. 前記固定子ブロックは前記磁極部の厚さ方向の中心位置が前記ケース体の内部空間における厚さ方向の中心位置と略一致する位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の振動発生装置。
  3. 前記固定子ブロックは前記磁極部の上下面のそれぞれに配置された非磁性材料からなるスペーサを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の振動発生装置。
  4. 前記可動子ブロックはその両端を2個のコイルばねを介して第1のケースに固定されていることを特徴とする請求項1に記載の振動発生装置。
  5. 前記2個のコイルばねは第1のケースの側壁に一端が固定されていることを特徴とする請求項1または請求項4に記載の振動発生装置。
  6. 前記可動子ブロックは永久磁石と磁性体と高比重材料よりなるオモリとを平面的に一体化して構成したことを特徴とする請求項1または請求項4に記載の振動発生装置。
  7. 前記可動子ブロックは1個の支持板に永久磁石と磁性体と高比重材料のオモリとが平面的に固定されている請求項1、4、6のいずれか1項に記載の振動発生装置。
  8. 前記可動子ブロックは2個の棒状永久磁石を直列に接続した長方形の永久磁石にオモリを一体化した形状を有し、前記固定子ブロックと可動子ブロックとは固定子ブロックの磁極部と可動子ブロックの永久磁石の磁極とを対向させて配置されていることを特徴とする請求項1、4、6、7のいずれか1項に記載の振動発生装置。
  9. 前記巻線部に巻き回された2個のコイルは、互いにその巻き方向が逆巻きであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の振動発生装置。
JP2008178634A 2008-07-09 2008-07-09 振動発生装置。 Pending JP2010017622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008178634A JP2010017622A (ja) 2008-07-09 2008-07-09 振動発生装置。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008178634A JP2010017622A (ja) 2008-07-09 2008-07-09 振動発生装置。

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010017622A true JP2010017622A (ja) 2010-01-28

Family

ID=41703028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008178634A Pending JP2010017622A (ja) 2008-07-09 2008-07-09 振動発生装置。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010017622A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105942908A (zh) * 2016-07-06 2016-09-21 厦门木薯科技有限公司 洁面仪震动组件
CN106423812A (zh) * 2016-11-28 2017-02-22 阮茶英 一种虚拟现实用单向振动设备
CN109981830A (zh) * 2017-12-28 2019-07-05 广东欧珀移动通信有限公司 离心电机、电子装置以及调整电子装置角度的方法
CN109981861A (zh) * 2017-12-28 2019-07-05 广东欧珀移动通信有限公司 离心电机、电子装置以及调整电子装置角度的方法
CN109981833A (zh) * 2017-12-28 2019-07-05 广东欧珀移动通信有限公司 离心电机、电子装置以及调整电子装置角度的方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105942908A (zh) * 2016-07-06 2016-09-21 厦门木薯科技有限公司 洁面仪震动组件
CN106423812A (zh) * 2016-11-28 2017-02-22 阮茶英 一种虚拟现实用单向振动设备
CN109981830A (zh) * 2017-12-28 2019-07-05 广东欧珀移动通信有限公司 离心电机、电子装置以及调整电子装置角度的方法
CN109981861A (zh) * 2017-12-28 2019-07-05 广东欧珀移动通信有限公司 离心电机、电子装置以及调整电子装置角度的方法
CN109981833A (zh) * 2017-12-28 2019-07-05 广东欧珀移动通信有限公司 离心电机、电子装置以及调整电子装置角度的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5362425B2 (ja) 振動発生装置
KR101969438B1 (ko) 선형진동모터
US20090096299A1 (en) Electromagnetic exciter and manufacturing method therefor
CN110504812A (zh) 直线振动电机和电子设备
JP2010094567A (ja) 振動発生装置。
JP2009213952A (ja) 振動発生装置。
CN107107112B (zh) 线性振动马达
US20190314860A1 (en) Linear vibration motor
US20180229270A1 (en) Linear vibration motor
JP2010017622A (ja) 振動発生装置。
JP2016150285A (ja) 振動発生器
US11784548B2 (en) Vibrating actuator with two resonant frequencies and two moving parts
CN107847976B (zh) 线性振动马达以及包括该线性振动马达的移动电子设备
JP2017175761A (ja) リニア振動モータ
JP2017221905A (ja) リニア振動モータ
JP6333186B2 (ja) リニア振動モータ
KR101914530B1 (ko) 진동 발생 장치
JP2002143770A (ja) 振動発生器
JP2009183852A (ja) 振動発生装置。
JP2019055364A (ja) モータ
JP2010005576A (ja) 振動発生装置。
JP6333187B2 (ja) リニア振動モータ
WO2023047697A1 (ja) リニア振動モータ
US11876429B2 (en) Vibration motor and haptic device
CN210093512U (zh) 移动终端