JPH0756409Y2 - 方立連結部のシール構造 - Google Patents

方立連結部のシール構造

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JPH0756409Y2
JPH0756409Y2 JP12648790U JP12648790U JPH0756409Y2 JP H0756409 Y2 JPH0756409 Y2 JP H0756409Y2 JP 12648790 U JP12648790 U JP 12648790U JP 12648790 U JP12648790 U JP 12648790U JP H0756409 Y2 JPH0756409 Y2 JP H0756409Y2
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裕光 神永
哲也 内藤
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カーテンウォールにおける方立連結部の水密
構造に関する。
〔従来の技術〕
実公昭61−41863号公報に示す方立連結部の水密構造が
知られている。
すなわち、上下の方立における室内側中空部間にジョイ
ントスリーブを嵌合して連結し、上下の方立における室
外側部分間にジョイントパッキンを装着した方立連結部
の水密構造が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかる水密構造であると、ジョイントスリーブが雨水受
けとなるキャッチパン部を有する略L字状となって押出
し型材を利用できないから製作が面倒となるばかりか、
キャッチパン部を有する下部を方立の中空部に嵌合する
作業がやりずらい。
ジョイントパッキンは下方の方立の連結縦板とジョイン
トスリーブとの間に嵌合されるので、ジョイントパッキ
ンの下方の方立への取付け強度が弱く、上方の方立をジ
ョイントパッキンに嵌合する際に変位することがあって
その作業がやりずらく、前述のことと相俟って上下の方
立の連結作業が困難となる。
上方の方立とジョイントパッキンとの接触部より雨水が
毛細管現象で内部に浸入することがあるのでシール性が
良くない。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした方
立連結部のシール構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
方立の上面と下面を室内側が室外側より高い段付き形状
とし、上下の方立の室内側中空部にジョイントスリーブ
を嵌合して連結すると共に、ジョイントパッキンの縦部
を下方の方立の縦凹部と上下面の相対向した縦面間に嵌
合し、横部を方立の室外側部分の外面に接触させ、前記
ジョイントパッキンの縦部、横部の上部に水返し片を設
けて、ジョイントスリーブを上下の方立の室内側中空部
に嵌合する形状にできるし、ジョイントパッキンを下方
の方立に強固に取付けでき、しかもジョイントパッキン
と上方の方立の接触部に浸入した雨水を水返し片で流下
できるようにしたもの。
〔実施例〕
(カーテンウォールの概略) 第5図、第6図に示すように、建物躯体Aに連結装置B
で取付けられた出隅方立1と入隅方立2とに亘って無目
3を連結し、この出隅方立1と入隅方立2と上下の無目
3,3より成る枠部4に熱線反射ガラス等のパネル5が装
着されて出隅部6と入隅部7を有する方立式カーテンウ
ォールを構成し、上下の無目3,3とパネル5でパネル体
となっている。
なお、実施例においては上下の無目3,3間に縦骨8が連
結されて枠部4を2分割し、各枠部4にパネル5がそれ
ぞれ装着してある。
前記無目3は第7図に示すように、上部無目9と下部無
目10により吸排気口と成る長手方向に連続した空間部11
を有する形状となり、その空間部11の室外寄りに防鳥ネ
ット12が設けられ、室内寄りにダクト13が接続してあ
り、その上方の下部無目10と下方の上部無目9とにパネ
ル5の上縁、下縁が支承され、パネル5の左右縦縁が第
8図に示すように出隅方立1と入隅方立2に押縁14を介
して支承され、かつ縦骨8に支承してあり、上方の無目
3の下部無目10の室外側と下方の無目3の上部無目9の
室外側とに亘って耐火パネル15が取付けてある。
(方立の形状) 出隅方立1は第9図に示すように、室内縦板20と一側縦
板21と他側縦板22と連結縦板23とで室内側中空部24と室
外側開口部25を有する断面形状で、その一側、他側縦板
21,22は室内縦板20と連続した鉤形片26と、その鉤形片2
6と連続した突出片27と、その突出片27と連続した支持
片28とで取付凹部29を有する形状となり、その取付凹部
29は室内外開口端部29b,29cが底部29aに対して室内側に
向けて傾斜した略コ字状となり、その鉤形片26と突出片
27とに亘って押縁14が係着され、その押縁14と支持片28
との間にガラス5が臨んで室内・外縦シール材a、bで
シールしてある。
入隅方立2は第9図に示すように、室内縦板30と一側縦
板31と外側縦板32と連結縦板33とで室内側中空部34と室
外側開口部35を有する断面形状であり、その一側・他側
縦板31,32は室内縦板30と連続した基部突出片36と、そ
の基部突出片36の中間部と連続したL型の先部突出片37
と、その先部突出片37と連続した支持片38とで取付凹部
39を有する形状で、その取付凹部39は室内外開口端部39
b,39cが底部39aに対して室外側に向けて傾斜した略コ字
状となり、その基部突出片36の先端部と先部突出片37の
中間部とに亘って押縁14が係着され、その押縁14と支持
片38との間にガラス5が臨み、室内外縦シール材c、d
でシールしてある。
前記出隅方立1の取付凹部29と入隅方立39の取付凹部39
とは、底部29a,39aが平行で、室内開口端部29b,39bが一
直線となり、室外開口端部29c,39cが一直線となるよう
に相対して略平行4辺形状のパネル体取付部を構成して
いる。
(無目3の形状) 第10図に示すように、上部無目9は室内縦板40と中間縦
板41の上部を上部横板42で連結し、中間縦板41の上下中
間と室外縦板43の上部を中間横板44で連結し、室外縦板
43の上下中間と中間縦板41の下部、室内縦板40の下部を
下横板45で連結して室内側中空部46と室外側中空部47を
有する断面形状となり、その室内縦板40の上下に鉤片48
を相対向して長手方向に一体的に設けて室内側に開口し
た取付凹条溝49を有し、室外縦板43の上部に矩形断面中
空形状の押縁50が係着されて室外側上向凹部51を構成
し、その室外側上向凹部51にパネル5の下縁が臨み室内
外下横シール材e、fでシールしてある。
前記下部無目10は室内縦板52の上下中間及び下部と中間
縦板53の上部及び下部を上横板54、下横板55で連結し、
上横板54の室外端に室外縦板56を一体的に設けて室内側
中空部57と室外側下向凹部58を有し、室内縦板52の上下
に鉤片59が相対向して一体的に設けられて室内側に開口
した取付凹条溝60を有し、前記室外側下向凹部58にパネ
ル5の上縁部が臨み室内外上横シール材g、hでシール
してある。
(方立と無目の連結構造) 第11図に示すように、無目3の鉤片48,59の長手方向両
端部は切除され、室外縦板43,56の長手方向両端部は鉤
形の切欠き部61が加工されて無目3の長手方向両端部は
幅狭となり、長手方向一端部が出隅方立1の取付凹部29
内に臨み、その長手方向一端面3aは取付凹部29の凹部29
aと平行となるように直角に対して斜めとなって無目3
の長手方向一端部室内・外面、つまり室内縦板40,52と
切欠き部61が取付凹部29の室内外開口端部29b,29cと平
行となり、無目3の長手方向一端面3aと切欠き部61に縦
カバー62が取付けられて無目3の長手方向一端部が閉塞
され、無目3の長手方向他端部が出隅方立1の取付凹部
29内に臨み、長手方向他端面3bは長手方向一端面3aと平
行となって無目3は平行四辺形状となり、その長手方向
他端面3bが取付凹部39の底部39aと平行で、長手方向他
端部室内・外面、つまり室内縦板40,52と切欠き部61が
取付凹部39の室内外開口端部39b,39cと平行となり、無
目3の長手方向他端面3bと切欠き部61に縦カバー62が取
付けられて無目3の長手方向他端部が閉塞されている。
すなわち、パネル体の左右両端面は室内外面に対して直
角ではなく斜めとなってパネル体の平面形状が略平行4
辺形状となり、前記出隅・入隅方立1,2の取付凹部29,39
より構成された略平行4辺形状のパネル体取付部内に配
設されている。
前記縦カバー62はビス挿通用の突起63が一体的に設けら
れ、その突起63のビス締め面63aは無目3のビスホール
と直角となってビス締め作業をやり易くしてある。
前記出隅方立1の室内縦板20にボルト67で取付けた上下
一対の連結金具68の両側部68aが上部無目9及び下部無
目10の取付凹条溝49,60に挿通したボルト69とナット70
で連結され、この連結金具68で出隅方立1と左右の上部
無目9、下部無目10の長手方向一端部を連結している。
前記入隅方立2の一側縦板31、他側縦板32における基部
突出片36,36にボルト71でそれぞれ取付けた上下一対の
連結金具72が上部・下部無目9,10の取付凹条溝49,60に
挿通したボルト73とナット74で連結され、この連結金具
72で入隅方立2と左右の上部無目9、下部無目10の長手
方向他端部を連結している。
これにより、上部無目9と下部無目10が上下方向に間隔
を置いて出隅方立1と入隅方立2に連結され、その上部
無目9と下部無目10との間に空間部11を構成している。
(縦カバー62の詳細) 第12図、第13図、第14図に示すように、縦カバー62は上
部無目9と下部無目10とに亘って取付けられる室内縦板
40,52と室外縦板43,56の間隔と同一幅の縦板75と、その
縦板75の幅方向一端縁における上下中間に連続したL字
状の一端縦板76と、縦板75の幅方向他端縁における上下
中間に連続した他端縦板77より成り、縦板75で上下部無
目9,10の中間部を閉塞し、一端端板76で上部無目9の室
内縦板40より室内側に突出した突出片40aと下部無目10
の室内縦板52より室内側に突出した突出片52aとの間を
閉塞し、他端縦板77で切欠き部61を閉塞し、前記突出片
40aと突出片52aとに亘って取付けた塞ぎ板78と他端板76
との間にシール材77を設けて上部無目9と下部無目10の
室内寄り部分を閉塞している。
(方立と無目の連結部シール構造) 第10図、第11図に示すように出隅方立1の鉤片26に装着
した縦シール材iが押縁14及び無目3の室内縦板40,52
に圧着し、支持片28と無目3の切欠き部61との間に縦シ
ール材jが装着され、この縦シール材jは前記室外縦シ
ール材bと連続し、無目3の縦カバー62、つまり無目3
の長手方向一端面と出隅方立1の取付凹部29との間にシ
ール材Kが装着され、第10図に示すように上部無目9の
上横板42と押縁14との間がシール材lでシールされ、下
部無目10の下横板55と押縁14との間がシール材mでシー
ルされて出隅方立1の取付凹部29と上方の無目3の上部
無目9と下方の無目3の上部無目9との間に縦空間Cを
それぞれ構成している。
なお、入隅方立2と無目3の長手方向他端部との間も同
様にシールしてあるので、符号を同一として説明を省略
する。
(シール部の等圧構造) 第9図、第15図に示すように、上部無目9の下横板45と
上横板42には室内側中空部46に開口した下部外気導入口
80と上部外気導入口81が形成されてシール材Kより上方
の縦空間Cを空間部11に連通してその縦空間Cを外気と
等圧してあり、縦カバー62の縦板75には室内側中空部46
に開口した外気導入口82が形成されてシール材Kより下
方の縦空間Cを空間部11に連通してその縦空間Cを外気
と等圧としてある。
前記上部外気導入口81は第15図に示すように上横板42の
端部に形成され、その周縁に略コ字状のバックアップ材
83が形成されてシール材lを装着する時に上部外気導入
口81がシール材で閉塞しないようにしてある。
(シール部の排水構造) 第10図、第15図に示すように、シール材Kは室内側部分
が高く室外側部分が低い段階形状となり、前記縦空間C
に浸入した雨水はシール材Kに沿って室外側に流れて上
部無目9の室外上向凹部51に流入し、下横板44に形成し
た上部水抜孔84より室外中空部47に流入し、下横板45に
形成した下部水抜孔85より吸排気口11に落下して排水さ
れる。
(出隅方立連結部の構造) 第1図,第2図に示すように、出隅方立1の上端部は室
内側が高く、室外側が低い段付き形状となって室内側高
部上面90と縦面91と室外側低部上面92を有し、一側・他
側縦板21,22には縦面91と連続した縦凹部93が形成さ
れ、この縦凹部93は連結縦板23の内面と面一となってい
る。
前記出隅方立1の下端部は室内側が高く室外側が低い段
付き形状となって室内側高部下面94と縦面95と室外側低
部下面96を有し、その縦面95は連結縦板23の内面となっ
ている。
出隅方立1の室内側中空部24にはジョイントスリーブ97
の下半分が嵌合して上半分が上方に突出し、このジョイ
ントスリーブ97の外周面と室内側中空部24との間に不定
形のシール材98が装着され、そのジョイントスリーブ97
の上半分が上方の出隅方立1の室内側中空部24に嵌合さ
れて下方の出隅方立1と上方の出隅方立1とは上面と下
面が離隔し、かつ縦面91,95相互が離隔して連結され、
室内側高部上面90と室内側高部下面94と縦面95の上部と
に亘って不定形のシール材99が装着され、上下の出隅方
立1,1の室外寄り部分にジョイントパッキン100が設けら
れてシールしてある。
該ジョイントパッキン100は縦板状の縦部101と、この縦
部101の幅方向両端部に一体的に設けた略イの字状の一
対の横部102,102とによって平面形状が連結縦板23、一
側・他側縦板21,22の先端部外面に接する略コ字状とな
り、その一対の横部102,102の上下中間が厚肉となって
支持部103となり、その縦部101横部102の内側面におけ
る支持部103より上部に複数の水返し片104が一体的に設
けられ、一対の横部102,102の支持部103は出隅方立1の
一側・他側縦板21,22先端部分の上下端面と略同一なる
形状で、その先端部分にはピン孔105が形成してある。
ジョイントスリーブ100の縦部101における下方部分は下
方の出隅方立1の縦凹部93内に密嵌し、かつ下端面101a
とシール材98との間に空間106を構成し、縦部101におけ
る上方部分は相対向する縦面91,95間の空間107に密嵌
し、中間横部102のピン孔105に挿通したジョイントピン
108が上下の出隅方立1,1の支持片28に形成したピン孔28
aに嵌合している。
これにより、上下の出隅方立1,1はジョイントスリーブ9
7で連結され、そのジョイントスリーブ97で連結された
室内寄り部分がシール材98,99で確実にシールされると
共に、ジョイントスリーブ97のない室外寄り部分はジョ
イントパッキン100で確実にされ、しかも連結部に浸入
した雨水はジョイントパッキン100の縦部下端面101aと
シール材98との間の空間106に流れ、縦凹部93より縦空
間Cに流れ落ちて水抜孔より排水される。
(入隅方立連結部の構造) 第3図,第4図に示すように、入隅方立2の上端部は室
内側が高く、室外側が低い段付き形状となって室内側高
部上面110と縦面111と室外側低部上面112を有し、一側
・他側縦板31,32には縦面111と連続した縦凹部113が形
成され、この縦凹部113は連結縦板33の内面と面一とな
っている。
前記入隅方立2の下端部は室内側が高く室外側が低い段
付き形状となって室内側高部下面114と縦面115と室外側
低部下面116を有し、その縦面115は連結縦板33の内面と
なっている。
入隅方立2の室内側中空部34にはジョイントスリーブ11
7の下半分が嵌合して上半分が上方に突出し、このジョ
イントスリーブ117の外周面と室内側中空部34との間に
不定形のシール材118が装着され、そのジョインスリー
ブ117の上半分が上方の入隅方立2の室内側中空部34に
嵌合されて下方の入隅方立2と上方の入隅方立2とは上
面と下面が離隔し、かつ縦面111,115相互が離隔して連
結され、室内側高部上面110と室内側高部下面114と縦面
115の上部とに亘って不定形のシール材119が装着され、
上下の入隅方立2,2の室外寄り部分にジョイントパッキ
ン120が設けられてシールしてある。
該ジョイントパッキン120は縦板状の縦部121と、この縦
部121の幅方向両端部に一体的に設けた略イの字状の一
対の横部122,122とによって平面形状が連結縦板33、一
側・他側縦板31,32の先端部外面に接する略コ字状とな
り、その一対の横部122の上下中間が厚肉となって支持
部123となり、その縦部121と横部122の内面における支
持部123より上部に複数の水返し片124が一体的に設けら
れ、一対の横部122,122の支持部123は入隅方立2の一側
・他側縦板31,32の先端部分の上下端面と略同一なる形
状で、その先端部分にはピン孔125が形成してある。
ジョイントパッキン120の縦部121における下方部分は下
方の入隅方立2の縦凹部113内に密嵌し、かつ下端面121
aとシール材118との間に空間126を構成し、縦部121にお
ける上方部分は相対向する縦面111,115間の空間127に密
嵌し、支持部123のピン孔125に挿通したジョイントピン
128が上下の入隅方立2,2の支持片38に形成したピン孔38
aに嵌合している。
これにより、上下の入隅方立2,2はジョイントスリーブ1
17で連結され、そのジョイントスリーブ117で連結され
た室内寄り部分がシール材118,119で確実にシールされ
ると共に、ジョイントスリーブ117のない室外寄り部分
はジョイントパッキン120で確実にシールされ、しかも
連結部に浸入した雨水はジョイントパッキン120の縦部
下端面121aとシール材118との間の空間126に流れ、縦凹
部113より雨樋129を経て縦空間Cに流れ落ちて水抜孔よ
り排水される。
〔考案の効果〕
ジョイントスリーブは上下の方立の室内側中空部に嵌合
する形状であるから、押出し型材を利用できて製作が容
易となるし、ジョイントスリーブと上下の方立の嵌合作
業が容易となる。
ジョイントパッキンは下方の方立の縦凹部に嵌合して取
付けられるから、その取付強度が強く上方の方立を嵌合
する際に変位することがなくその作業が容易となり、前
述のことと相俟って方立の連結作業が容易となる。
方立の上面と方立の下面が段付き形状となって室内側に
雨水が浸入し難く、しかもジョイントパッキンの縦部・
横部の上部に設けた水返し片で毛細管現象によって浸入
した雨水を下方に流すので、ジョイントパッキンの上部
と上方の方立との接触部から雨水が内部に浸入すること
がない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図、第2図は出隅方
立連結部の縦断面図、分解斜視図、第3図、第4図は入
隅方立連結部の縦断面図、分解斜視図、第5図、第6図
は方立式カーテンウォールの概略正面図、横断面図、第
7図、第8図はその詳細縦断面図、横断面図、第9図は
出入隅方立と無目の連結部シール構造を示す横断面図、
第10図は無目の縦断面図、第11図は出入隅方立と無目の
連結部横断面図、第12図、第13図、第14図は無目の一
側、他側斜視図、分解斜視図、第15図は方立と無目の連
結部シール構造を示す斜視図である。 1は出隅方立、20は室内縦板、21,22は一側・他側縦
板、23は連結縦板、24は室内側中空部、25は室外側開口
部、93は縦凹部、97はジョイントスリーブ、100はジョ
イントパッキン、101は縦部、102は横部、103は支持
部、104は水返し片、2は入隅方立、30は室内縦板、31,
32は一側・他側縦板、33は連結縦板、34は室内側中空
部、35は室外側開口部、113は縦凹部、117はジョイント
スリーブ、120はジョイントパッキン、124は水返し片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内縦板と一側・他側縦板と連結縦板とで
    室内側中空部と室外側開口部を有する方立の上面を、室
    内側が高く室外側が低い段付き形状で、かつ一側・他側
    縦板に縦凹部を連結縦板と面一に有する形状とし、前記
    方立の下面を室内側が高く室外側が低い段付き形状と
    し、 下方の方立の室内側中空部と上方の方立の室内側中空部
    とに亘ってジョイントスリーブを嵌合して上面と下面を
    離隔して連結し、このジョイントスリーブと方立の室内
    側中空部内面との間にシール材を装着し、上下の方立に
    おける室外側部分間にジョイントパッキンを設け、 前記ジョイントパッキンを、前記縦凹部及び上面の縦面
    と下面の縦面との間に嵌合する縦部と、この縦部の幅方
    向両端部に一体的に設けられて方立の一側・他側縦板外
    面に接する一対の横部で平面略コ字状で、一対の横部の
    上下中間に方立の室外側上面に接する支持部を有し、縦
    部と横部における支持部より上方に水返し片を一体的に
    有する形状としたことを特徴とする方立連結部のシール
    構造。
JP12648790U 1990-11-30 1990-11-30 方立連結部のシール構造 Expired - Lifetime JPH0756409Y2 (ja)

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JPH0484518U (ja) 1992-07-22

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