JP2010059639A - カーテンウォール - Google Patents

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Abstract

【課題】ビジョン部の中間空気層を室外に連通する吸気口、排気口が小さく、外観の見栄えが良いカーテンウォールとする。
【解決手段】ビジョン部10aとスパンドレル部10bを有し、そのビジョン部10aは室内側窓11と室外側窓12との間に中間空気層13を有し、その中間空気層13を吸気口14と排気口15で室外に連通して外気が連通し、かつ前記スパンドレル部10bには外気が流通しないようにして、外気が流通する中間空気層13の容積が小さく、前記吸気口14、排気口15を小さくして外観の見栄えが良いカーテンウォールとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、建物の外壁を構成するカーテンウォールに関する。
従来、建物の外壁を構成するカーテンウォールとしては、特許文献1に開示したように、インナースキンと呼ばれる室内側窓とアウタースキンと呼ばれる室外側窓とを備え、その室内側窓と室外側窓との間に中間空気層を形成し、この中間空気層を吸気口と排気口で室外に連通したダブルスキン構造のカーテンウォールが知られている。
このカーテンウォールであれば、中間空気層が断熱の役目を果たすと共に、その中間空気層に外気が流通するので、断熱性能が良い。
また、ブラインドを設けることで、そのブラインドで日射を遮り、外気を流通させることで日射熱取得を軽減できる。
特開2001−253734号公報
建物の外壁は、一般的に、床と天井との間の居住空間と対向したビジョン部(窓部)と、下の階の天井と上の階の床との間の上下階の境界部と対向したスパンドレル部(腰部)を備え、そのビジョン部とスパンドレル部が上下方向に交互に連続している。
前述した従来のダブルスキン構造のカーテンウォールは、前記ビジョン部と前記スパンドレル部とに亘って前記中間空気層が連続して形成され、ビジョン部の下部に吸気口を形成すると共に、スパンドレル部の上部に排気口が形成され、ビジョン部とスパンドレル部とに亘って外気が流通するので、外気が流通する中間空気層の容積が大きく、その吸気口、排気口を大きくして多量の外気が中間空気層に流入、流出するようにしている。
このために、室外からカーテンウォールを見たときに、前記吸気口、排気口が目立つので、外観の見栄えが悪いカーテンウォールとなる。
また、スパンドレル部に外気が流通するから、断熱性能が低下する。
また、カーテンウォールの横材に吸気口、排気口を形成するのが一般的であるが、前述のように、吸気口、排気口が大きいので、大きな形状の横材を用いることになり、コストアップの要因になっていた。
本発明の目的は、室内側窓と室外側窓との間における外気が流通する中間空気層の容積を小さくすることで、吸気口、排気口を小さくし、部材や部品を低減させるだけでなく、熱性能の向上も図ることの横材を小さくすることができ、しかも断熱性能を向上できるカーテンウォールを提供することである。
本発明は、建物の居住空間と対向したビジョン部と、前記建物の上下階の境界部分と対向したスパンドレル部を備え、
前記ビジョン部は、室内側窓と室外側窓との間に中間空気層を有し、この中間空気層の下部が吸気口で室外に連通し、かつ上部が排気口で室外に連通してビジョン部の中間空気層にのみ外気が流通するようにしたことを特徴とするカーテンウォールである。
本発明においては、左右性能を有する縦材と上横材と中間横材と下横材とで上枠部と下枠部を有した枠体とし、
前記上枠部に、耐火性能を有する室内側パネルを装着してスパンドレル部とし、前記下枠部に室内側窓と室外側窓を装着して中間空気層を有するビジョン部とし、
前記下横材に吸気口を形成すると共に、前記中間横材に排気口を形成して前記中間空気層に外気が流通するようにできる。
このようにすれば、吸気口が小さいことによって、その吸気口を形成した下横材を小さくできるので、通常のカーテンウォールの下横材と同程度の大きさの下横材とすることができる。
本発明においては、枠体の上枠部に、室内側パネルと室外側パネルを装着して中間空気層を有するスパンドレル部とし、
この室外側パネルとビジョン部の室外側窓を面外方向にほぼ同一位置とし、
前記スパンドレル部の中間空気層には外気が流通しないようにできる。
このようにすれば、スパンドレル部の室外側面とビジョン部の室外側面がほぼ同一に連続するから、外観の見栄えが良い。また、スパンドレル部の中間空気層には外気が流通しないので、断熱性能を向上できる。
本発明においては、中間横材は、本体横材と、この本体横材よりも見込み寸法が小さい補助横材を有し、
前記本体横材を縦材に連結すると共に、前記補助横材を前記縦材の室外側寄りに、前記本体横材よりも下方に位置し、かつその補助横材の上面と本体横材の下面との間に隙間を形成して連結し、
前記本体横材の室内側部に室内側窓を装着すると共に、前記補助横材に室外側窓を装着して中間空気層を形成し、
この中間空気層の上部を前記隙間に連通し、その隙間を排気口とすることができる。
このようにすれば、本体横材と補助横材を縦材に連結することで排気口を形成できる。
本発明においては、補助横材は、室外側から室内側に向けてほぼ斜め上向きの空気ガイド部を有し、
本体横材は、室内側部と、この室内側部からほぼ斜め下方向に向かう中間部と、この中間部に設けた室外側部を有し、
前記空気ガイド部は、前記本体横材の室外側部よりも上方に突出して中間部と対向し、前記排気口の流入口が流出口よりも上方に位置したほぼL字形状とすることができる。
このようにすれば、排気口から雨水等が中間空気層に浸入し難い。
本発明においては、ビジョン部の室内側窓における室内側面に断熱材を介してカバー材を取付けることができる。
このようにすれば、ビジョン部の室内側面における室内側面、つまりカバー材に結露が生じることがない。
本発明によれば、ビジョン部の中間空気層にのみ外気が流通するので、その外気が流通する中間空気層の容積が小さく、吸気口、排気口を小さくできる。
したがって、室外からカーテンウォールを見たときに、前記吸気口、排気口が目立つことがなく、吸気口、排気口を外観上シンプルにすっきりさせることができ、外観の見栄えが良い。
また、吸気口、排気口を横材に形成する場合には、その横材を小さくできるので、コスト安にできる。
また、スパンドレル部には外気が流通する中間空気層がないから、断熱性能の向上がはかれる。
図1と図2に示すように、建物1の外壁1aを構成するカーテンウォール10は、ビジョン部(窓部)10aとスパンドレル部10bを、上下方向に交互に有している。
前記建物1は、建物躯体2に床スラブ3を介して床板4を取付けた床5と、前記床スラブ3に天井板6を取付けた天井7を有し、その床5と天井7との間が建物1の居住空間(室内)8で、下の階の天井7と上の階の床5との間が建物1の上下階の境界部分9である。
前記カーテンウォール10のビジョン部10aが前記居住空間8と対向し、スパンドレル部9が前記境界部分9と対向している。
この実施の形態では、ぺリカウンター4aと天井7との間にビジョン部10aが対向し、その天井7と上の階のぺリカウンター4aとの間にスパンドレル部10bが対向している。
前記ビジョン部10aは、インナースキンと呼ばれる室内側窓11とアウタースキンと呼ばれる室外側窓12を備え、その室内側窓11と室外側窓12との間に中間空気層13を形成している。
この中間空気層13は、その下部に形成した吸気口14と上部に形成した排気口15で室外にそれぞれ連通し、前記中間空気層13には外気が流通するようにしてビジョン部10aは外気が流通する中間空気層13を有したダブルスキン構造である。
前記スパンドレル部10bは、耐火ボードのように耐火性能を有した室内側パネル16と室外側パネル17を備え、その室内側パネル16と室外側パネル17との間に中間空気層18を有している。
この中間空気層18は室外に連通せずに外気が流通しないようにしてスパンドレル部10bは外気が流通する中間空気層を有したダブルスキン構造ではない。これによって、断熱性能を向上できる。
要するに、スパンドレル部10bの室外側パネル17は、ビジョン部10aの室外側窓12と面外方向(室内外側方向)に面一で、スパンドレル部10bとビジョン部10aの室外側面を面一に連続させるものである。
このようであるから、ビジョン部10aの中間空気層13にのみ外気が流通するので、その外気が流通する中間空気層13の容積が小さい。
したがって、中間空気層13に流通する外気の量が少なく、吸気口14、排気口15を小さくして、吸気口14、排気口15を外観上シンプルにすっきりさせることができるから、室外からカーテンウォールを見たときに吸気口14、排気口15が目立つことがなく、外観の見栄えが良い。
また、カーテンウォールの横材に吸気口14、排気口15を形成するようにしたときに、その吸気口14、排気口15を小さくし、部材や部品を低減させるだけでなく熱性能の向上もはかることの横材を小さくすることができるので、コスト安である。
図1、図2に示すカーテンウォール10は、カーテンウォールユニットを上下、左右に配設したユニット式のカーテンウォールとしてある。
例えば、左右の縦材20間に上横材21と中間横材22と下横材23を連結して上枠部24と下枠部25を有する枠体26とし、その上枠部24に室内側パネル16と室外側パネル17を取付けてスパンドレル部10bとし、前記下枠部25に前記室内側窓11と室外側窓12を取付け、下横材23に吸気口14を形成すると共に中間横材22に排気口15を形成してビジョン部10aとしてある。
次に各部材の詳細を説明する。
前記縦材20は図3、図4に示すように、面外方向の室外側部に、面内方向の内側に開口した内向き凹部30を有し、面外方向の室内側寄りに、面内方向の内側に突出した内向き突片31を有している。
例えば、面外方向に向かう本体20aの室外側部にアタッチメント20bを取付けて内向き凹部30としてある。
前記上横材21は図5に示すように、面外方向の室外側部に、面内方向の下側に開口した下向き凹部32を有し、面外方向の室内側寄りに、面内方向の下側に突出した下向き突片33を有している。
例えば、面外方向に向かう本体21aの室外側部にアタッチメント21bを取付けて下向きに凹部32としてある。
前記下横材23は図5に示すように、面外方向の室外側部に、面内方向の上側に開口した上向き凹部34を有し、面外方向の室内側寄りに、面内方向の上側に突出した上向き突片35を有し、面外方向の中間には上下面に開口したスリット状の穴36が長手方向に間隔を置いて複数形成されて吸気口14としてある。
前記下横材23の面外方向の室内側寄りに、面内方向の下側に開口した連結用下向き凹部37が形成してある。
例えば、面外方向に向かう本体23aの室外側部にアタッチメント23bを取付けて上向き凹部34としてある。
前記中間横材22は図6に示すように、本体横材40と補助横材50を備えている
前記本体横材40は面外方向の室内側部41と面外方向の中間部42と面外方向の室外側部43で見込み寸法(室内外側方向の寸法)が前記縦材20の見込み寸法(面外方向の寸法)と同一で、その面外方向の室外側部43には面内方向の上側に開口した上向き凹部44を有し、面外方向の室内側部41には面内方向の上側に向かう上向き突片45と面内方向の下側に向かう下向き突片46を有していると共に、面外方向の中間部42は、室内側が室外側よりも高くなるように水平に対して斜めで、前記上向き突片45が上で、上向き凹部44が下となると共に、下向き突片46が上向き凹部44よりも下となるようにしてある。
この実施の形態では、室内側部41は矩形中空形状で、その上下に上向き突片45、下向き突片46が一体に設けてある。
前記中間部42は下向き円弧形状に湾曲した板状で、その中間部42の室内側端部が室内側部41の上部に一体的に設けてあり、その室外側端部に前記アタッチメント40bを設けて室外側部43としてある。
前記補助横材50は、面外方向の室外側部に面内方向の下側に向かう下向き凹部51を有すると共に、面外方向の室内側部に空気ガイド部52を有している。
例えば、空気ガイド部52を有した本体50aの室外側部にアタッチメント50bを取付けて下向き凹部51としてある。
前記補助横材50の見込み寸法(面外方向の寸法)は、前記本体横材40の見込み寸法(面外方向の寸法)よりも小さく、前記左右の縦材20の面外方向室外側寄り間に亘って取付けられる。
そして、本体横材40の下面と補助横材50の上面が離隔して両者の間に隙間を形成し、その隙間が中間空気層13の上部に連通して前記排気口15を形成している。
例えば、補助横材50の空気ガイド部52が前記本体横材40の室外側部43よりも上方に突出し、排気口15の流入口15aが流出口15bよりも上方に位置したほぼL字形状の排気口15を形成している。
前記縦材20の内向き凹部30、上横材21の内向き凹部32、本体横材40の上向き凹部43が四周連続し、その各凹部に亘って前記室外側パネル17が装着してある。
前記縦材20の内向き突片31、上横材21の内向き突片33、本体横材40の上向き突片45が四周連続し、その各突片に室内側パネル16が取付けてある。
これによって、中間空気層18を形成してスパンドレル部としてある。
前記縦材20の内向き凹部30、下横材23の上向き凹部34、補助横材50の下向き凹部51が四周連続し、その各凹部に亘って透光性パネルを装着して前述の室外側窓12としてある。
前記縦材20の内向き突片31、下横材23の内向き突片35、本体横材40の下向き突片46が四周連続し、その各突片に亘って前記室内側窓11を取付け、中間空気層13を有したビジョン部としてある。前記中間空気層13にはブラインド53が取付けてある。
このように、ブラインド53はビジョン部10aにのみ設けてあり、スパンドレル部10bにはブラインドが設けてないので、コストダウンをはかることができる。
前記中間空気層13の下部は、図5に示すように前記下横材23の吸気口14で室外に連通し、この中間空気層13の上部は、図6に示すように本体横材40と補助横材50との間に形成した排気口15で室外に連通している。
前記排気口15は前述のように流入口15a(中間空気層13の上部に連通した部分)が流出口15b(室外に連通した部分)よりも上方に位置するほぼL字形状であるから、その排気口15から雨水等が中間空気層13内に浸入し難い。
図3に示すように、縦材20の上部がファスナー54で床スラブ3に固着して取付けてある。
図5に示すように、上下に隣接した上のカーテンウォール10(枠体26)の下横材23と下のカーテンウォール10(枠体26)の上横材21が連結金具55で連結され、その下横材23と上横材21とが上下方向に離隔し、その両者の間の隙間を通して室外と前記吸気口14が連通する。
前記枠体26の周囲には一次シール材56と二次シール材57が面外方向に間隔を置いてそれぞれ装着され、上下に隣接したカーテンウォール10(枠体26)の一次シール材56相互が接すると共に、二次シール材57相互が圧接し、左右の隣接したカーテンウォール10(枠体26)の一次シール材56相互が接すると共に、二次シール材57相互が圧接している。
前記一次シール材56と二次シール材57との間の空間部58は、図5に示すように下横材23に形成した穴59を通して室外に連通して空間部58を外気と等圧としてある。
前記室内側窓11は開閉自在としてある。
例えば、上框60と下框61と左右の縦框62を方形状に連結し、その内部にガラス63を装着してガラス障子64とする。
前記上框60を図6に示すように、中間横材22の室内側部(本体横材40の室内側部41)にフック65で上下揺動自在に連結してガラス障子64を開閉自在としてある。
このようであるから、ガラス障子64を上方に揺動して開放することで、中間空気層13内を点検、清掃したり、ブラインド53の交換、室外側窓12の清掃などを室内から容易に実施できる。
前記ガラス障子64を閉じた状態で、上框60、下框61、縦框62が前記下向き突片46、上向き突片35、内向き突片31に装着したシール材66に圧接して中間空気層13内を気密している。
前記各シール材66は、各框にガラス63を装着する室外側パッキン67と接し、各框に中間空気層13内の空気が触れないようにしてある。
このようであるから、中間空気層13内を流通する外気によって各框に結露が生じることがないし、その外気の熱が各框に直接に伝わって室内温度が上昇することがない。
前述のように、ガラス障子64の室内側面に結露が発生することを防止するには、図7に示すように各框(縦框62)の室内側面に断熱材70を介在してカバー材71を取付け、そのカバー材71に中間空気層13を流通する外気の熱が直接伝わらないようにしても良い。
本発明の実施の形態を示すカーテンウォールの概略外観図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B拡大詳細断面図である。 図1のC−C拡大詳細断面図である。 図1のD−D拡大詳細断面図である。 図1のE−E拡大詳細断面図である。 室内側窓の室内側面に結露が生じないようにした実施の形態の縦框部分の横断面図である。
符号の説明
1…建物、1a…外壁、8…居住空間、9…境界部分、10…カーテンウォール、10a…スパンドレル部、11…室内側窓、12…室外側窓、13…中間空気層、14…吸気口、15…排気口、16…室内側パネル、17…室外側パネル、18…中間空気層、20…縦材、21…上横材、22…中間横材、24…上枠部、25…下枠部、26…枠体、40…本体横材、41…室内側部、42…中間部、43…室外側部、50…補助横材、52…空気ガイド部。

Claims (6)

  1. 建物の居住空間と対向したビジョン部と、前記建物の上下階の境界部分と対向したスパンドレル部を備え、
    前記ビジョン部は、室内側窓と室外側窓との間に中間空気層を有し、この中間空気層の下部が吸気口で室外に連通し、かつ上部が排気口で室外に連通してビジョン部の中間空気層にのみ外気が流通するようにしたことを特徴とするカーテンウォール。
  2. 左右の縦材と上横材と中間横材と下横材とで上枠部と下枠部を有した枠体とし、
    前記上枠部に、耐火性能を有する室内側パネルを装着してスパンドレル部とし、前記下枠部に室内側窓と室外側窓を装着して中間空気層を有するビジョン部とし、
    前記下横材に吸気口を形成すると共に、前記中間横材に排気口を形成して前記中間空気層に外気が流通するようにした請求項1記載のカーテンウォール。
  3. 枠体の上枠部に、室内側パネルと室外側パネルを装着して中間空気層を有するスパンドレル部とし、
    この室外側パネルとビジョン部の室外側窓を面外方向にほぼ同一位置とし、
    前記スパンドレル部の中間空気層には外気が流通しないようにした請求項2記載のカーテンウォール。
  4. 中間横材は、本体横材と、この本体横材よりも見込み寸法が小さい補助横材を有し、
    前記本体横材を縦材に連結すると共に、前記補助横材を前記縦材の室外側寄りに、前記本体横材よりも下方に位置し、かつその補助横材の上面と本体横材の下面との間に隙間を形成して連結し、
    前記本体横材の室内側部に室内側窓を装着すると共に、前記補助横材に室外側窓を装着して中間空気層を形成し、
    この中間空気層の上部を前記隙間に連通し、その隙間を排気口とした請求項2又は3記載のカーテンウォール。
  5. 補助横材は、室外側から室内側に向けてほぼ斜め上向きの空気ガイド部を有し、
    本体横材は、室内側部と、この室内側部からほぼ斜め下方向に向かう中間部と、この中間部に設けた室外側部を有し、
    前記空気ガイド部は、前記本体横材の室外側部よりも上方に突出して中間部と対向し、前記排気口の流入口が流出口よりも上方に位置したほぼL字形状である請求項4記載のカーテンウォール。
  6. ビジョン部の室内側窓における室内側面に断熱材を介してカバー材を取付けた請求項1記載のカーテンウォール。
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