JPH0756393B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0756393B2
JPH0756393B2 JP1181123A JP18112389A JPH0756393B2 JP H0756393 B2 JPH0756393 B2 JP H0756393B2 JP 1181123 A JP1181123 A JP 1181123A JP 18112389 A JP18112389 A JP 18112389A JP H0756393 B2 JPH0756393 B2 JP H0756393B2
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JP
Japan
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heat exchanger
air conditioner
indoor heat
tray
evaporation
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JP1181123A
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English (en)
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JPH0345834A (ja
Inventor
博澄 伊藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、室内の冷房、あるいは暖房を行う空気調和機
に関するものである。
従来の技術 従来の実施例について第8図〜12図を参考に説明する。
第8図は、空気調和機(1)の要部切載横断面図であ
り、(2)は前面グリル、(3)は吹出口、(4)は吸
込口、(5)はエアフィルタ、(6)は周知の冷凍サイ
クルを構成する室内側熱交換器、(7)は前記室内側交
換器の凝縮水を処理する水受皿、(8)はクロスフロー
ファン、(9)はスタビライザー、(10)はフアンケー
シングである。第9図は、空気調和機(1)の要部切載
縦断面図であり、図中(11)は前記クロスフローファン
(8)を駆動する送風機、(12)は電源板である。第12
図は、他の従来例を示す空気調和機(1)の要部切載横
断面図であり、(13)は室内側熱交換器(6)の下方に
設けられた蒸発皿であり、底面に蒸発皿(13a)を、ま
たその周囲には任意の高さの立上りリブ(13b)を有
し、複数個の蒸発皿が水平かつ階段状に配置されてい
る。
発明が解決しようとする課題 一般に熱交換器(6)の傾き角度(θ)が60゜未満にな
ると、熱交換器(6)の経年変化、熱交換器へのほこ
り、油等の付着により時おり凝縮水が熱交換器より室内
に滴下するという問題がある。この為、熱交換器の傾き
角度(60゜以上)を維持しようとすると、従来例に示す
ように本体高さ(H)が高くなり、天井内に埋没される
この種の空気調和機では、天井内に設置できない等の問
題があった。また、他の従来例に示すように、本体高さ
(H)を低くする為に熱交換器(6)の傾き角度(θ)
を60゜未満にすると、熱交換器(6)の投影面全域をカ
バーする水受皿が必要となり、吸入開口面積を確保する
必要上、本体の奥行き寸法(W)が大きくなり、通風抵
抗がアップし騒音値がアップすると共に、材料費のアッ
プ、据付性が悪くなる等、種々の問題があった。また、
他の従来例に示すように、熱交換器の下方に、複数個の
蒸発皿(13)が階段状に設けられたものがあるが、蒸発
面(13a)が吸込口と平行に配置されている為、吸込側
の通風抵抗が大きく、モータの出力増大、騒音値アップ
といった問題が生じていた。本発明は、上記従来の課題
に鑑み、熱交換器の傾き角度(θ)60゜未満を可能に
し、本体の高さを低く、かつ奥行きを小さくし、室内へ
の凝縮水の滴下を防止することを目的とするものであ
る。また、本発明は、蒸発皿面に貼った不織布により、
熱交換器からの滴下水のはじきによる室内への滴下を防
止することを目的とするものである。また、本発明は、
熱交換器下方に設けた蒸発皿により、室内への凝縮水の
滴下を防止するとともに、吸込口から熱交換器への風の
流れを整流し、より低騒音化を図ることを目的とするも
のである。また、本発明は、熱交換器からの蒸発皿への
熱伝導や冷輻射による結露を防止し、室内への滴下を防
止することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決(目的を達成)するために本発明は、空
気調和機本体下面に吸込口と吹出口を有し、本体内に冷
凍サイクルを構成する室内側熱交換器、ファンケーシン
グ、スタビライザー、クロスフローファンと、前記クロ
スフローファンを駆動する送風機と、前記室内熱交換器
の凝縮水を処理する水受皿とを設け、前記室内側熱交換
器の下流側で、かつ室内側熱交換器の投影面上に、所定
の高さの立上りリブを有し、水平面より反時計方向に任
意の角度傾き、前記熱交換器に向って伸びた受皿面と、
前記立上りリブと受皿面と連結し、皿を構成する左右側
壁よりなる蒸発皿を、前記立上りリブと受皿面の後縁が
ラップするとともに、最下端にある蒸発皿の後縁が前記
水受皿とラップするように階段状に複数回配置したもの
である。また、本発明は、蒸発皿の受皿面上に不織布を
貼ったものである。さらに、本発明は、蒸発皿の受皿面
の形状を円弧により構成したものである。さらに、本発
明は、蒸発皿を室内熱交換器より任意の距離離して取り
付けたものである。
作用 上記手段による作用は、以下のとおりである。本発明
は、熱交換器の下流側で、かつ熱交換器の投影面上に、
所定の高さの立上りリブを有し、水平面より反時計方向
に任意の角度傾き、前記熱交換器に向って伸びた受皿面
と、前記立上りリブと受皿面と連結し、皿を構成する左
右側壁よりなる蒸発皿を、前記立上りリブと受皿面の後
縁がラップするとともに、最下端にある蒸発皿の後縁が
前記水受皿とラップするように階段状に複数個配置した
ことにより、熱交換器からの滴下水もすべて蒸発皿で受
け止めることができ、室内へ滴下することもない。ま
た、蒸発皿の受皿面を熱交換器に向って反時計方向に任
意の角度傾けたことにより、吸込口から熱交換器までス
ムーズに風を導くことができ、吸込側の通風抵抗を増や
すことなく、熱交換器を60゜未満に傾けることができ、
本体高さ、奥行きを増やさずに本体を構成することがで
きる。また、蒸発皿の蒸発面に不織布を貼ったことによ
り、熱交換器から滴下した水が蒸発面に衝突し、水がは
じき飛び、室内へ滴下するのを防ぐとともに、不織布に
含水することで蒸発皿の保水量がアップする。さらに、
熱交換器に向って、水平面より任意の角度傾いた蒸発面
に不織布を貼ったことにより、蒸発面上を常に風が通
り、不織布を乾かすことができる。また、蒸発面の受皿
面形状を円弧により構成したことにより、吸込口から熱
交換器までの風の流れを整流することができ、通風抵抗
減少、騒音値低減を図ることができる。さらに、蒸発皿
を室内熱交換器より任意の距離離して取り付けたことに
より、熱交換器からの蒸発皿への熱伝導や冷輻射による
結露を防止し、室内への滴下を防止することができる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参考に説明する。
第1図は本実施例の空気調和機本体(1)の斜視図であ
る。まず、第2図〜第4図により、本発明の第1の実施
例について説明する。第2図は、同空気調和機本体
(1)の要部切載横断面図、第3図は、同空気調和機本
体(1)の要部切載縦断面図である。同図において、
(2)は前面グリル、(3)は吹出口、(4)は吸込
口、(5)はエアフィルタ、(6)は冷凍サイクルを構
成する室内側熱交換器、(7)は前記室内側熱交換器
(6)の凝縮水を処理する水受皿、(8)はクロスフロ
ーファン、(9)はスタビライザー、(10)はファンケ
ーシング、(11)は前記クロスフローファン(8)を駆
動する送風機、(12)は電源板である。(14)は室内側
熱交換器(6)の下流で、かつ熱交換器(6)の投影面
上に設けられた蒸発皿であり、(14a)は所定の高さの
立上りリブ、(14b)は水平面より反時計方向に任意の
角度(α゜)傾き、前記熱交換器(6)に向って伸びた
受皿面、(14c)は受皿面の後縁、(14d)は前記立上り
リブ(14a)と受皿面(14b)と連結し、皿を構成する左
右側壁である。前記蒸発皿(14)は、前記立上りリブ
(14a)と受皿面(14b)の後縁(14c)がラップすると
ともに、最下端にある蒸発皿(14)の後縁(14c)が前
記水受皿(7)とラップするように階段状に複数個配置
されている。次に、第5図により、本発明の第2の実施
例について説明する。ここで、第1の実施例と同一のも
のについては、同一の符号を付して説明する。同図にお
いて、(15)は、蒸発皿(14)の蒸発皿(14b)全面に
貼った不織布である。次に、第6図〜第7図により、本
発明の第3の実施例について説明する。ここで、第1の
実施例と同一のものについては、同一の符号を付して説
明する。第6図は、本発明の第3の実施例である蒸発皿
(16)の斜視図、第7図は、前記蒸発皿(16)を取り付
けた本空気調和機の要部横断面図である。同図におい
て、(16)は蒸発皿、(16a)は所定の高さの立上りリ
ブ、(16b)は円弧より構成し、熱交換器(6)側に向
って伸びた受皿面、(16c)は、受皿面の後縁、(16d)
は前記立上りリブ(16a)と受皿面(16b)と連結し、皿
を構成する左右側壁である。前記蒸発皿(16)は、本発
明の第1の実施例と同様に、熱交換器(6)の下流側に
階段状に複数個配置されている。次に、第2図により、
本発明の第4の実施例について説明する。同図におい
て、蒸発皿(14)は、熱交換器(6)により任意の距離
(t)離して取り付けられている。
発明の効果 上記実施例より明らかなように、本発明は、熱交換器の
下流側で、かつ熱交換器の投影面上に所定の高さの立上
りリブを有し、水平面より反時計方向に任意の角度傾
き、前記熱交換器に向って伸びた受皿面と、前記立上り
リブと受皿面と連結し、皿を構成する左右側壁よりなる
蒸発皿を、前記立上りリブと受皿面の後縁がラップする
とともに、最下端にある蒸発皿の後縁が前記水受皿とラ
ップするよう階段状に複数個配置したことにより、熱交
換器からの滴下水もすべて蒸発皿で受け止めることがで
き室内へ滴下することもない。また、蒸発皿の受皿面を
熱交換器に向って反時計方向に任意の角度傾けたことに
より、吸込口から熱交換器までスムーズに風を導くこと
ができ、吸込側の通風抵抗を増やすことなく、熱交換器
を60゜未満に傾けることができ、本体高さ、奥行きを増
やさずに本体を構成することができる。また、蒸発皿の
蒸発面に不織布を貼ったことにより、熱交換器から滴下
した水が蒸発面に衝突し、水がはじき飛び、室内へ滴下
するのを防ぐとともに、不織布に含水することで蒸発皿
の保水量がアップする。さらに、熱交換器に向って水平
面より任意の角度傾いた蒸発面に不織布を貼ったことに
より、蒸発面上を常に風が通り、不織布を乾かすことが
できる。また、蒸発面の受皿面形状を円弧により構成し
たことにより、吸込口から熱交換器までの風の流れを整
流することができ、通風抵抗減少、騒音値低減を図るこ
とができる。さらに、蒸発皿を室内熱交換器より任意の
距離離して取付けたことにより、熱交換器からの蒸発皿
への熱伝導や冷輻射による結露を防止し、室内への滴下
を防止することができる等、種々の利点を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す空気調和機の斜視
図、第2図は、本発明の第1の実施例を示す空気調和機
の要部欠載横断面図、第3図は、本発明の第1の実施例
を示す空気調和機の要部欠載縦断面図、第4図は、第1
の実施例の蒸発皿を示す斜視図、第5図は、第2の実施
例の蒸発皿を示す斜視図、第6図は第3の実施例の蒸発
皿を示す斜視図、第7図は、第3の実施例を示す空気調
和機の要部欠載横断面図、第8図は、第1の従来例を示
す空気調和機の要部欠載横断面図、第9図は同空気調和
機の要部欠載縦断面図、第10図は、第2の従来例を示す
空気調和機の要部欠載横断面図、第11図は同空気調和機
の要部欠載縦断面図、第12図は第3の従来例を示す空気
調和機の要部欠載横断面図である。 1……空気調和機本体、2……前面グリル、3……吹出
口、4……吸込口、5……エアフィルタ、6……熱交換
器、7……水受皿、8……クロスフローファン、9……
スタビライザ、10……ファンケーシング、11……送風
機、12……電源板、14……蒸発皿、14a……立上りリ
ブ、14b……蒸発面、14c……後縁、15……不織布、16…
…蒸発皿、16b……蒸発面。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面に吸込口と吹出口を有する本体内に冷
    凍サイクルを構成する室内側熱交換器と、ファンケーシ
    ングと、スタビライザーと、クロスフローファンと、前
    記クロスフローファンを駆動する送風機と、前記室内側
    熱交換器の凝縮水を処理する水受皿とを設け、前記室内
    側熱交換器より風上側で、かつ室内側交換器の投影面上
    に、所定の高さの立上りリブを有し、水平面より反時計
    方向に任意の角度傾き、前記熱交換器に向かって伸びた
    受皿面と、前記立上りリブと受皿面と連結し、皿を構成
    する左右側壁よりなる蒸発皿を、前記立上りリブと、受
    皿面の後縁がラップするとともに、最下端にある蒸発皿
    の後縁が前記水受皿とラップするように階段状に複数個
    配置した空気調和機。
  2. 【請求項2】蒸発皿の受皿面上に不織布を貼った特許請
    求の範囲第1項記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】蒸発皿の受皿面の形状を円弧により構成し
    た特許請求の範囲第1項記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】蒸発皿を室内側熱交換器より任意の距離離
    して取り付けた特許請求の範囲第1項記載の空気調和
    機。
JP1181123A 1989-07-12 1989-07-12 空気調和機 Expired - Lifetime JPH0756393B2 (ja)

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JPH0345834A JPH0345834A (ja) 1991-02-27
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KR100382479B1 (ko) * 2000-04-08 2003-05-01 엘지전자 주식회사 천장형 공기조화기의 응축수 집수장치
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