JPH0756350B2 - 弁装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、内部に配した少なくとも一つの弁供給路およ
び少なくとも一つの弁作動路（いずれの路も一方で弁の
共通連結側に開口する。）を有し、また弁の通気側に開
口する少なくとも一つの通気路、および制御側に弁制御
電気信号を供給する接触羽根のような電気的連結装置を
備える多数の電気または電磁制御弁を有する弁装置に関
するものである。

（従来の技術） 上述の弁装置で使用する弁は、多様な形態で既に広く知
られている。この弁は、その内部に、制御状態に応じ
て、開位置では弁供給路と少なくとも一つの弁作動路と
を連結させるか、または閉位置では、この連絡を断つ可
動の弁成分を備えている。

一般に、弁作動路は閉位置では通気するが、これは、直
接または間接に周囲に開口する通気路を介して行われ
る。弁の制御は、一般に電磁作動の、また場合により、
弁内部に配する制御装置により行い、電気接続装置によ
り制御信号を送れる。このタイプの弁は、例えば３ポー
ト２方向弁として形成される。

油圧または空気制御の装置または機械は、その運動経路
の制御に、一般にバッテリ式弁装置に統合される上述タ
イプの弁を多数必要とするのが普通である。従って、装
置または機械の全体的制御の集中化が可能となり、これ
は、特に運転チェックまたは整備作業の簡略容易化に役
立つ。

また、各弁装置は、適切な止め具で固定した弁を含み、
上述の路には圧力導管を接続し、また通気路の場合に
は、直接に周囲に開口し、各電気接続装置には、電気接
続ケーブルを接続している。

しかし、このようなレイアウト方式は、圧力導管をその
機能性保持のため曲げずに離して配置する必要があるの
で、比較的広いスペースを必要とする。

にもかかわらず、スペースが狭いため、圧力導管の連結
がはずれて、圧力供給が断たれる場合がしばしば生じ
る。更に組付けの際に、しばしば混同し易いので、多数
の電気接続ケーブルは、運転停止を招く故障の原因とな
る。また、弁レイアウト周囲への排気の直接吐出しは、
排気が油を含み汚染をもたらすので好ましくない。

油じみた空気が電気機器にかかれば、事情によっては表
面漏電を伴うので、各弁の誤動作を招きかねない。最初
に述べたタイプの弁レイアウトも、比較的大形で故障し
易く、しかも組立てが面倒である （発明が解決しようとする問題点） 本発明の根底にある課題は、上記のような従来の欠点を
解決することにより単純でコンパクトな構造で、組立て
が簡単であり、従って、低コストで故障が少ない上述タ
イプの弁装置を得ることである。

（問題点を解決するための手段） 上記した従来の弁装置における欠点、即ち、圧力導管の
機能性を保持するために広いスペースを必要とするこ
と、組立けの際に圧力導管の連結が混合し易く、多数の
電気接続ケーブルによって故障を招き易いこと、また、
弁のレイアウト周囲へ排気を直接吐出すること、及びそ
れによる油等で汚染された電気機器が誤動作し易いこ
と、を解消するために、本発明においては複数の電気的
または電磁的に作動し得る弁を備える弁装置で、内部に
おいて弁の１つは弁供給路および弁作動路で形成されて
おり、それらの路は、弁の共通の連結側に開口しかつ、
共通の連結側は弁の下側に設けられ、弁は、連結側に一
列にすべての弁に共通に設けられている連結装置の装着
面に取り付けられており、弁は、その上に第１の電気的
な接続装置を備えており、弁は、連結側で弁の列のすべ
ての弁の接続側が同じ方向を向いているように連結装置
上に並設されており、連結装置の内部には、すべての弁
に共通に形成されていて、圧力源に結合可能な補給路
が、装着面において弁の弁供給路と接続して延びてお
り、連結装置の内部には、互いに分岐している引き込み
路が形成されており、それらは装着面において弁作動路
と接続しており、補給路および引き込み路は、連結装置
の外側における弁と対向する側に開口しており、弁は、
少くとも１個の通気路を有しており、通気路は、通気側
に開口しており、そこですべての弁の通気側は互いに同
じ方向に向き共通の排気路と接続しており、弁の電気接
続装置は、第２の連結装置と着脱自在に接続しており、
その側に電気的な作動信号を供給するための電気的リー
ド線が接続されている弁装置から成るものにおいて、弁
の接続側を、弁列の長手方向に対して横方向に設け、連
結装置の補給路および引き込み路を、連結装置の共通の
組付け側へ開いて設け、組付け側を弁の接続側と同じに
横方向に向け、組付け側における引き込み路の開口を、
互いに間隔をおいて弁列の長手方向に延びている開口列
に形成し、連結装置の組付け側において、連結装置の長
手方向に延びている流体用の分配体を配設し、分配体
に、内部に分配路を備えさせ、分配路を、一側において
連結装置の引き込み路と連通させ、かつ他側においては
分配体の共通の導管側の一端部に開口させ、分配路の開
口部を、プラグ状に形成されている連結部材に共通に纒
め、第２の接続装置及び前記電気的なリード線からなる
電子回路板を設け、リード線が電子回路板上のプリント
配線部を形成し、電子回路板が、その上に設けられてい
て弁の第１の接続装置が差し込まれている第２の接続装
置を介して、弁を機械的に互いに連結させ、排気路を、
排気導体の中に形成し、それを弁の通気側に着脱自在に
取り付け、通気側は連結側と対向させ、分配体に、それ
を貫通する流入路を備えさせ、その一側で連結装置の組
付け側において開口している補給路と連通させ、かつ他
側において、接続のために、分配体の導管側における圧
力媒体導管部等に通じさせた弁装置によって解決させた
のである。

（発明の効果） 本発明に係る弁装置は、すべての弁に共通する電気装置
を備えているので、個々の部材や電子回路の装着によ
り、電気的接続が可能である。厄介なケーブル巻棒はも
はや不要で、同様に接続ミスもない。電気接続に要する
組付け時間を大幅に短縮でき、全体的組付け時間も、弁
の連結装置への装着により、同時に引込み管および圧力
源への連結も行われるので、著しく縮小できる。その
上、組立て時間に関しても、分配体は好結果をもたら
し、連結装置へのその装着により、多数の流路結合が同
時に行われる。

この分配体があることにより、更に弁装置の直近領域で
の圧力導管の取付けをやめることができる。従って、最
小のスペースにより、多くの弁装置を、場所をとらずに
配置可能となる。

本発明に係る弁装置が、顕著な組立て簡略化により、コ
スト的に有利に製作し得ることは明らかである。通気路
から出る排気を共通の排気路に集めるので、簡単な手段
で、周辺の汚染を避けることができる。その上、中心の
排気路に消音装置を１つ取付けるだけで、騒音の発生を
妨げるので、低コストでもある。

更に、各弁に圧力を加えるのに、弁ごとに圧力導管で行
う必要はなく、むしろ、共通の補給路を介して、中心と
なる圧力供給に唯一の圧力手段を接続するだけで実現可
能となる。

電子回路および排気導体の接続は、その場所にはめ込む
だけで機能的に行えるので、組立て及び分解時間は、著
しく短縮される。また分配体への圧力導管の結合も、本
発明に係る弁装置では、極めて短時間に確実に実施でき
る。

分配路の各開口部を最小のスペースで分配体に配置でき
るので、引込み管に導く圧力導管と結合する中央の多極
プラグを接続できる。整備の際に引込み管の瞬間的接
続、遮断を行えるので、すべての引込み管を、短時間で
同時的に処理できる。

本発明の弁装置のその他の有利な形態については、実施
態様項に記載してある。

（実施例） 図に示す実施例を手がかりに、以下にこの発明を説明す
る。

図に示す弁装置は、第３図に破線で略示する内蔵路を備
える５つの３ポート２方向切替弁（３）を有し、更に弁
（３）の通気側（４）に開口する通気路（５）、弁供給
路（６）および弁作動路（７）を備え、後者の２つの路
は、通気側（４）に相対する弁（３）の連結側（８）に
共通に開口する。

弁（３）は、電磁的に操作可能で、その内部でと同様に
接触羽根（10）として伸びる電気接続装置（11）と連絡
する対応の（略示した）制御装置（９）を有する。接続
装置（11）は、弁（３）の接触羽根（10）を備える接続
側（12）に位置する。

各弁が、２つずつ有する接触羽根（10）を介して、弁制
御の電気信号を送って、制御装置（９）により弁を操作
できるので、供給路（６）は、通気路（５）の同時的閉
鎖とともに作動路（７）と連結するか、または通気路が
作動路（７）と連接し、この場合は、供給路（６）が閉
鎖される。

弁（３）は、ほぼ正方形をなし、通気側（４）が弁上側
に、連結側（８）が弁下側に、接続側（12）が両側面間
に位置する側壁にある。弁（３）は、その連結側（８）
で、主としてプラスチック素材から成る連結装置（14）
の共通装着面（13）に取付けられる。

連結装置は、プレート状または実施例に示すように、ブ
ロックまたは直方体形に形成する。装着面（13）は、直
方体の長手側とする。５つの弁は、すべて同一形態なの
で、その通気側（４）は同一方向をなす。また連結装置
（14）の長手方向（15）に見て、側方に直角をなす接続
側（12）についても同様である。

連結装置（14）の幅は、弁（３）の幅を僅かに上回るに
すぎず、弁は一線に連続的に配し、弁列の長手方向は、
連結装置（14）の長手方向と平行をなしている。省スペ
ースのため、弁を直接に隣接配置できるが、特に、第１
図に示すように、隣接する弁間に、一定の間隔（ａ）を
あけておくほうが便利である。

弁（３）は、連結装置（14）にボルト（16）で、取外し
可能に通気側（４）から横切り、また装着面（13）から
連結装置（14）に向けて形成した穴により固定する。弁
あたり２本の取付けボルト（16）を、第２図の平面図の
ように、各弁の両隅部に、互いに対角線状に対置する。

弁供給路（６）は、すべて共通に連結体の内部に配し
て、連結装置の長手方向と平行に走る補給路（18）に連
絡する。これには、各弁（３）に連結装置内に配され、
一方で補給路（18）に開口し、他方で装着面（13）に開
口する補給支路（22）を備えている。そこで、特に同軸
に配した弁供給路（６）と直接に連絡し、場合により、
パッキング（図示せず）を接続側（８）と接着面（13）
の面で両路の周囲に使用してもよい。

製造技術的にみて、第３図に示すように、補給支路を、
平坦な装着面（13）に直角に取付けるのが特に有利であ
る。更に共通の補給路の断面が、主として大量に圧力手
段を移動させるため、各補給支路（22）より、断面積が
大きいことはいうまでもない。

補給路（18）は、弁装置の弁列の全長さにわたり伸び、
その一端は閉ざされ、他端は接続側の一方で開口し、そ
こから、作動媒体、例えば圧力空気を供給できる。

弁（３）の弁供給路（７）は、交差場所、すなわち連結
側（８）−装着面（13）で、同様に連結装置（14）の内
部に形成した相互分離の引込み路（23）と連絡し（場合
により、同様にパッキングを介して）、他方で連結装置
（14）の縦側により形成される共通の組付け側（24）に
開口する。装着面（13）に直接に隣接する、特に第３図
に示すように、弁（３）の制御側（12）と同じ方向にあ
る連結装置の長さ側を、組付け側（24）として利用す
る。

引込み路（23）は、２つの分路を備え、第１分路（25）
は、装着面（13）から面に直角に、ほぼ連結装置の中央
まで伸び、そこで直角に分かれ、同時に組付け側（24）
に直角に走って、これに開口する第２分路（26）と連結
する。また補給路（18）も、同様に組付け側（24）に開
口するので、作動媒体の流出入が中央で可能になる。更
に補給路（18）は、第２分路（26）に平行する流出路も
備え、組付け側（24）の間を連結する。この流出路は図
示しないが、第３図に選んだ以外の断面に位置する。

個々の路の製造は、連結装置に補足的に孔をあけて行う
か、あるいは連結装置を鋳造する際に、孔を所用に応じ
てあける。

連結装置（14）の組付け側（24）に、分配体（27）を取
外し可能に取付けるが、分配体は、内部に引込み路と組
付け側（24）で連絡する分配路（28）、および補給路
（18）と同じ場所で連結し、場合により、内部に納める
導入路（29）を備えている。分配体（27）を貫通するこ
の路（28）（29）は、組付け側（24）に相対するその端
部で集中化し、かつ狭い間隔で相互に配置して、分配体
（27）の導管側（30）に開口し、更に圧力導管に接続で
きる。

従って分配体（27）は、それがなければ、連結装置の全
長にわたり分配される引込み路の開口により形成する圧
力導管用連結場所を、最小のスペースとし、圧力導管の
接続を集中的に行えるようにする。

これは、一方では、不必要に長い圧力導管を短縮し、他
方では、配列の整然化に役立つ。圧力導管の引込み路接
続は、路開口部を有する導管側（30）が、連結装置（1
4）によりガイドされるように配置すれば容易となる。
この前面レイアウトにより、常に明快性が保たれる。

分配体（２）は、主として直方体をなし、その長さは、
ほぼ弁（３）の列の長さに対応し、その長さ側の一方で
組付け側（24）に隣接している。弁（３）の高さ方向に
測った分配体（27）の高さは、その場合、ほぼ連結装置
（14）の高さに対応するか、または実施例のように、こ
れよりやや低い。分配体（27）は、その長さにおいて連
結装置（14）の長さにほぼ対応している。

しかし、第１図で明らかなように、これは必ずしも必要
ではない。すなわち、ここに使用した連結装置（14）
は、分配体（27）より長く、分配体は、実施例が備える
５つの弁（３）に属する。

第１図が示すように、より長い連結装置（14）には、更
に弁（３′）を配置可能で、場合によって、分配桟なし
に、引込み管に、また直接組付け側（24）に配した引込
み路開口部（32）に接続可能である。それにもかかわら
ず、弁（３′）は、もちろん共通の補給路（18）から供
給を受けられる。しかし、弁（３′）も、弁装置に含め
得るが、あるいはまだ別にある（図示せず）弁ととも
に、別の弁装置を形成し得ることは明らかである。

共通の導管側（30）に配した分配路（28）の開口部（3
1）は、最小のスペースで、僅かな相互間隔により、コ
ンセント式に形成した接続部にまとめられる。

これは、分配体（27）の長さ側の一端（34）に配され、
第１図の正面図でみて下方に、また、第２図の平面図で
みて、別列の第１弁（３″）の前に位置する。

以下に、分配体（27）内の路の配置を説明する。

その弁数に対応する５本の分配路（28）は、組付け側
（24）に向く引込み路（23）の開口部（36）一つの分配
体側（35）に相対して開口し、引込み路（23）は、相互
に間隔を保って直線状に配され、その列長さ方向は、弁
列または連結装置（14）の長さ方向に平行して走る。両
引込み路区（25）（26）は、共通平面上にあるので、開
口部（36）も、第１図の正面図のように直接に弁（３）
下方（破線で示す）にある。

開口部（36）の間隔は、効率的製造を考慮して均等であ
り、第２の隣接弁（３）の中心間隔（ｂ）に対応してい
る。開口部（36）を弁中間面上に配する必要はもちろん
なく、側方配置も可能であり、ここでは、規則的配置が
重点である。

図示はしないが、補給路（18）の開口部も、同じ開口列
上にある。

弁（３）の列の第１弁（３″）の開口部（36）に導く分
配路（28′）は、直線的に分配体（27）を横切り、その
長手方向に進み、相対する引込み路（23）の第２路区
（26）と同軸に配される。

残る４つの分配路は、これと逆に段階的に進行し、主と
して、３分区に分かれる。従って、開口部（31）に導管
側（30）で接続し、直角に分配体（27）の長さ方向に走
り、分配体内に少し貫入するが、貫通はしない第１路区
（42）を有する。

そこに、分配体の長さ方向に走る第２路区（43）を接続
し、直角に組付け側（24）方向に分かれる第３路区（4
4）に連なり、これに直接に開口前に、分配体側（35）
で後述の受容室（38）を接続する。開口部（45）は、対
応する組付け側の開口部（36）に相対し、３つの路区
（42）（43）（44）は、装着面（13）と平行に走る共通
の平面上にある。

分配体（27）内で分配路（28）の交差を避けるため、次
のような分配路の配置方式を相互に採用している。

導管側の開口部（31）は、５個をモザイク状に配置し、
区分した路の４つの開口部を、正方形のほぼ４隅に、ま
た第５の直線路開口部を、正方形対角線の交点に位置さ
せる。２つの相互に相対する方形側面は、分配体（27）
の長さ方向と平行をなすので、第１図に示す連結要素
（33）が得られる。

装着面（13）と平行に伸びる共通平面に分配した分配路
（28）は、長さが異なる第１路区（42）を備え、従っ
て、特に第３図と第４図に示すように、それと連結した
第２路区（43）が相互に平行に伸び、断面でみて、第２
路区は長方形の隅に位置する。

いうまでもなく、各第２路区（43）は、相互に長さが異
なり、それぞれ他の４つの弁（３）の一つの前で終わ
り、第３路区（44）が接続する。各分配路（28）の弁
（３）への配分は重要ではないが、共通する水平面に配
した２つの分配路の連結装置（14）に近いほうの第２路
区（43）が、遠くに位置する他の分配路の第２路区より
短いので、交差することがないのはいうまでもない。

出入路（29）は、連結部材（33）の近くに配し、分配体
（27）を直線的に横切って補給路に連絡する。

引込み路（23）と補給路（18）、ならびに分配路（28）
と流入路（29）は、連結装置（14）−分配体（27）の交
差場所にあるその開口部から、断面拡大部（46）（47）
を形成し、両体を相互に結合し、ゴム状弾性素材から成
る中空円筒状のパッキング・パイプ（48）を挿入する。
これは、上述の交差部分に漏れが生じるのを防止する。
貫通路（49）の直径は、その非拡大部分における路の呼
び径とほぼ対応し、従って断面拡大部は、比較的大きな
外径をもつパッキング・パイプ（48）の利用を可能に
し、作動媒体の流れに悪影響を及ぼす絞り部分が貫通路
（49）内に生じない。

パッキング・パイプが、分配体（27）を連結装置（14）
に装着する際に、誤って完全に断面拡大部の一つに入り
込まず、従って、それ以上詰まらないために、ほぼ長さ
の中央部の外周にフランジ状突出部（50）を形成し、こ
れが、開口部で組付け側（24）とそれに相対する分配体
側（35）に密接する。

使用するパッキング・パイプ（48）のリング状突出部
（50）は、実施例（図示せず）において相互に結合し
て、あたかもパッキング・パイプ用結合桟を形成するの
で、組付けは、更に簡単、迅速にできる。

各開口部（45）の開口領域で直接に、上述の受容室（3
8）（第５図を参照）が、分配体（27）の内部に接続さ
れている。これは一方では断面拡大といってもよく、こ
の中に、パッキング・パイプ（48）の軸方向端部が突出
して、両拡大部間に位置する断面移動部（51）を外周側
に形成した保持隆起部（52）でつかむ。

従って、パッキング・パイプは分配体（27）に固定され
る。しかし、受容室（38）（各開口部（45）に配分され
る。）は、他方で流路の役割もはたす。開口部（45）
は、上述のように、各分配路（28）の３つの路区（42）
（43）（44）以外の水平面上にある。

各分配路の第３路区（44）も、開口部（45）も、その属
する受容室（38）を直接することで、望み通りに流れを
管理できる。

第５図は、これを更に詳細に示すもので、受容室（38）
は、パッキング・パイプ（48）の長さ方向にみて、ほぼ
長方形の断面を有し、その境界壁（53）は、室内に開口
する第３路区（44）および開口部（45）を取囲んでい
る。従って、流れ媒体は、パッキング・パイプ（48）お
よび開口部（45）を介して受容室（38）に流入し、更に
第３路区（44）を経て、導管側開口部（31）に向かう。

便宜上、分配体（27）を直線的に横切る流入および分配
路（29）（28′）にも、上述タイプの受容室（38）を設
けるが、ここでは、流れを転換する必要はないので、受
容室を放棄できる。

受容室の形成は、分配体（27）内の当該場所に分配体側
（35）から大きな穴をあけ、次に、開口部（45）または
拡大部（47）を示す穴を該当場所に設けたふた（54）で
ふさぐことで、容易に可能である。このふたは、リング
状突出部（50）の厚さを調整するため、特に分配体（2
7）につけて、やや分配体内に沈めて配置する。

分配体（27）は、第１図、第４図および第５図に示す２
本の取付けねじ（55）で、連結装置（14）に取外し可能
にねじ付けるが、ねじは、流入路（29）と平行に走る貫
通孔（56）を通って伸び、更に対応する受容体（14）の
ねじ孔（57）にねじ付ける。分配体または受容室と衝突
しないように、貫通孔（56）は、上・下の分配路間なら
びに２つの隣接する受容室（38）間で分配体を通る。

分配路（28）内に導管側の開口部（31）から、ニップル
状連結パイプ（58）を挿入するが、パイプは、その挿入
先端部にも、その突出先端部にも、リング状に傾斜し
て、接続パイプの外周に突き出る挿入隆起部（62）（6
3）を備えている。

分配体に挿入した挿入隆起部（62）は、逆鉤状に、少な
くともこの部分で、やや柔軟性素材から成る分配体には
まり、確実な固定と、最適パッキングの役割をはたす。

連結パイプの突出端（64）には、圧力ホースを装着可能
である。ホースは、同じ方法で接続パイプにも取付け
る。対応する連結パイプ（65）は、流入路（29）に取付
ける。

有利なことに、接続する圧力導管を、「多極」の空気プ
ラグ（図示せず）（連結パイプ（58）の配置方法に補完
的挿入孔を有して、取外し可能に連結要素に装着でき
る。）にまとめることができる。

このような方法で、瞬間的結合が可能となり、組付け時
間に好影響を及ぼす。このプラグは、その連結要素（3
3）に向いた側に、要素部分でやや隆起した導管側部分
（66）に押しかぶせ得る周縁部（図示せず）を備えてい
るので、誤って折れないよう、確実に支持できる。もち
ろん、このプラグに、連結パイプ（65）を連接すること
もできる。

弁装置の弁の通気路（５）は、すべて共通の排気路（6
7）に接続し、排気路は、通気側（４）から弁（３）
に、取外し可能に取付け、この延長桟状の排気導体（6
8）内に形成される。これは、ほぼ長方形断面を有し、
排気路（67）がその中心を長さ方向に貫き、同様に長方
形の流れ断面を有する。

排気路（67）は、排気導体（68）の縦側の一端（69）が
閉じられ、他端は解放して、挿入開口部（70）となって
いる。

この開口部に、６断面に補完的に形成した挿入連結管
（71）で、空気連結プラグ（72）を挿入して接着する。
他端には、連結パイプ（58）の連結端状に形成した挿入
突起（74）がある。プラグ通過路（73）を介して、排気
路（67）と接続するため、排気導管（図示せず）を、こ
の突起部にはめる。操作性を高めるため、挿入突起部
（74）は、分配体（27）で連結パイプ（58）と同じ側に
向き、そのため曲がっている。

弁（３）は、その通気側（４）で、通気路の開口部に同
軸に取付け貫通孔（75）を有する結合パイプ（76）を備
えている。このパイプは、通気側（４）に突出し、その
自由端部分に外周隆起部（77）を有している。弁の結合
パイプは、すべて一列に並んでいる。

ゴム弾性素材から成る排気導体（68）は、通気側（４）
に向く排気導体の装着側に開口し、他方で排気路と連絡
する排気支路（78）を備えている。この支路の数は、通
気路（５）の数に対応している。更に支路は、排気導体
（68）の長さ方向にみて、挿入パイプの間隔に対応する
間隔で配置する。排気支路（78）の直径は、結合パイプ
の呼び外径に対応し、その挿入側（79）および排気路
（67）への開口間で測った長さは、通気側（４）および
対応する結合パイプ（76）の外周隆起部（77）の発端間
の間隔に対応している。

このため、排気導体（68）を、結合パイプ（76）または
通気側（４）に取外し可能に装着でき、図に示すよう
に、装着状態においては、結合パイプ（76）が、その外
周隆起部（77）とともに共通排気路（67）内に突出す
る。排気導体（68）は、まるで結合パイプ（76）上につ
るされた状態となる。

従って、排気導体（68）により弁（３）全体の排気をま
とめ、更に、共通の集合路、および場合により弁に接続
した導管を介して、排出することができる。

目的に合わせて、直接または間接に連結プラグ（72）の
後に、マフラを取付け、騒音の発生を抑えることも可能
である。マフラは、一つで足りるから、コスト削減に著
しく貢献する。

更に、排気導体（68）を装着した場合、導体は、その装
着側（79）に取付け、ねじの配置パターンに対応して配
したねじ頭部を沈める凹み（80）を有しているので、弁
の上側は平面となり、高さはそれだけ低くなる。

上述のように、弁（３）の接続側（12）はすべて整理さ
れ、連結装置（14）の長さ方向に、また平面図でみて分
配体（27）方向に向く。これに取付けた接触羽根（10）
は、すべての弁に共通に配した電子回路板（81）と接触
する。

弁（３）は、流体に流れを制御するために電気信号によ
って作動され、かつ弁（３）は通常電磁気的に作動され
る弁である。電子制御装置は、例えばある順序で弁
（３）を作動させるためのプログラムを有するコンピュ
ータである。電子制御装置の信号の伝達は接線リード線
（例えばケーブル）及び電子回路板（81）を介して行わ
れる。詳しく述べれば、電子回路板（81）は、当該回路
板上に沿って離隔して配列されている留めシュー型連結
装置（82）と接続リード線で接続しているプリント配線
から成っている。従って、電子制御装置からの信号はそ
れらを介して留めシュー型連結装置（82）へ到達し、弁
（３）への信号の伝達は、留めシュー型連結装置（82）
とプラグイン接触している弁の接続装置（14）を介して
行われる。

損傷や汚染から保護するため、電子回路板（81）は、ほ
ぼ長方形の空洞輪郭をなす保護ケーシング（84）で完全
に囲まれている。このケーシングは、主として槽形部分
（85）から成り、その開口部は、弁方向に向き、閉鎖ふ
た（86）で閉じる。保護ケーシング内には、電子回路板
（81）を接続側（12）と平行に走るケーシング部分（8
5）の底部に配し、装着シュー（83）が、そこから閉鎖
ふた（86）に向け伸びている。

閉鎖ふた（86）は、装着シュー（83）に直接に相対し
て、開口部（87）を有し、接触羽根（10）が貫通して保
護ケーシング（84）の内部に突出し、装着シュー（83）
に挿入される。

また閉鎖ふた（86）も、電子回路板（81）も、例えばノ
ッチまたはクリップ結合により、保護ケーシング（84）
に取外し可能に固定される。このため、ケーシング部分
（85）の底部と側壁間で、隅に受け面（89）を形成し、
僅かな間隔をおいて弁方向に側壁に形成したネップ（8
8）が前にあり、ネップ（88）と受け面（89）の間に、
電子回路板（81）を取外し可能に取付ける。

特に、第１図で示すように、電子回路板（81）を備える
保護ケーシング（84）は、更に組付けねじ（90）で弁
（３）に固定できる。このため、その接続側（12）に両
接触羽根間に配したねじ孔（91）を有している。その
上、保護ケーシングは、その弁から離れた底部にケーブ
ル孔（92）を有し、電子回路板（81）に導く電気導線
を、この孔から保護ケーシング内に導入できる。

第１図で明らかなように、排気導体（68）の連結プラグ
（72）およびケーブル孔は、弁レイアウトの縦側の隅部
分にあり、連結要素（33）も備えている。これによっ
て、電子的ならびに空気的接続も、すべて中心的位置で
行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る弁装置の第１実施例の正面図を
示す。 第２図は、第１図による弁装置の平面図で、分配体を部
分的に切り開き、電子回路板を取外して示す。 第３図は、第２図のIII−III線による弁装置の断面で、
弁は、簡略化のため、切らないで示す。 第４図は、同様に第２図のIV−IV線による弁装置の断面
図で、内部にある連結装置の路およびその上に位置する
弁は示していない。 第５図は、第３図のＶ−Ｖ線による弁装置の断面図であ
る。 （３）弁、（５）通気路 （６）弁供給路、（７）弁作動路 （10）接触羽根、（11）接続装置 （13）装着面、（14）連結装置 （18）補給路、（22）補給支路 （23）引込み路、（27）分配体 （28）分配路、（29）流入路 （32）引込み路開口、（33）連結要素 （46）（47）断面拡大部、（48）パッキング・パイプ （38）受容室、（54）ふた （57）ねじ孔、（58）圧力導管 （68）排気導体、（72）連結コンセント （76）接続パイプ、（81）電子回路板 （82）留めシュー型連結装置、（83）留めシュー （84）保護ケーシング、（89）受け面 （90）組付けねじ、（92）ケーブル孔

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】複数の電気的または電磁的に作動し得る弁
   （３）を備える弁装置であって、 （イ）内部において弁（３）の１つは少くとも弁供給路
   （６）および弁作動路（７）で形成されており、当該路
   （６）および（７）は、弁（３）の共通の連結側（８）
   に開口しかつ、当該共通の連結側（８）は弁（３）の下
   側に設けられており、 （ロ）弁（３）は、連結側（８）に一列に当該すべての
   弁（３）に共通に設けられているブロックまたは板状の
   連結装置（14）の装着面（13）に取り付けられており、 （ハ）弁（３）は、その上に第１の電気的な接続装置
   （11）を備えており、 （ニ）弁（３）は、連結側（８）で当該弁（３）の列の
   すべての弁（３）の接続側（12）が同じ方向を向いてい
   るように連結装置（14）上に並設されており、 （ホ）連結装置（14）の内部には、すべての弁（３）に
   共通に形成されていて、圧力源に結合可能な補給路（1
   8）が、装着面（13）において弁（３）の弁供給路
   （６）と接続して延びており、 （ヘ）連結装置（14）の内部には、互いに分岐している
   引き込み路（23）が形成されており、それらは装着面
   （13）において弁作動路（７）と接続しており、 （ト）前記補給路（18）および引き込み路（23）は、連
   結装置（14）の外側における前記弁（３）と対向する側
   に開口しており、 （チ）弁（３）は、少くとも１個の通気路（５）を有し
   ており、当該通気路（５）は、前記通気側（４）に開口
   しており、そこですべての弁（３）の通気側は互いに同
   じ方向に向き共通の排気路（67）と接続しており、 （リ）弁（３）の電気接続装置（11）は、第２の連結装
   置（82）と着脱自在に接続しており、その側に電気的な
   作動信号を供給するための電気的リード線が接続されて
   いる弁装置から成るものにおいて； （ヌ）前記弁（３）の接続側（12）は、弁列の長手方向
   に対して横方向に設けられており、 （ル）前記連結装置（14）の補給路（18）および引き込
   み路（23）は、連結装置（14）の共通の組付け側（24）
   へ開いており、前記組付け側は前記弁（３）の接続側
   （12）と同じに横方向に向いており、 （オ）組付け側（24）における引き込み路（23）の開口
   は、互いに間隔をおいて弁列の長手方向に延びている開
   口列を形成しており、 （ワ）連結装置（14）の組付け側（24）において、連結
   装置（14）の長手方向に延びている流体用の分配体（2
   7）が配設されており、当該分配体（27）は、内部に分
   配路（28,28′）を備えており、 （カ）分配路（28,28′）は、一側において連結装置（1
   4）の引き込み路（23）と連通しており、かつ他側にお
   いては分配体（27）の共通の導管側（30）の一端部（3
   4）に開口しており； （ヨ）分配路（28,28′）の開口部（31）は、プラグ状
   に形成されている連結部材（33）に共通に纒められてお
   り； （タ）前記第２の接続装置（82）及び前記電気的なリー
   ド線からなる電子回路板（81）が設けられており、前記
   リード線は当該電子回路板（81）上のプリント配線部を
   形成しており、当該電子回路板（81）は、その上に設け
   られていて弁（３）の第１の接続装置（11）が差し込ま
   れている第２の接続装置（82）を介して、前記弁を機械
   的に互いに連結させており、 （レ）排気路（67）は、排気導体（68）の中に形成され
   ており、それは弁（３）の通気側（４）に着脱自在に取
   り付けられており、通気側（４）は連結側（８）と対向
   しており； 分配体（27）は、それを貫通する流入路（29）を備えて
   おり、その一側で前記連結装置（14）の組付け側（24）
   において開口している補給路（18）と連通しており、か
   つ他側において、接続のために、分配体（27）の導管側
   （30）における圧力媒体導管部等に通じていることを特
   徴とする弁装置。
2. 【請求項２】連結要素（33）は、分配体（27）の長手側
   の端部（34）の領域に配置されており、そこで引き込み
   路（23）の組立て体側の開口部（36）の１つに対向して
   いることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載
   の弁装置。
3. 【請求項３】対向している引き込み路−開口部に導いて
   いる分配路（28′）部分を除き、分配路（28）は、３つ
   の路区（42），（43）および（44）に分割されており、
   それらのそれぞれは、導管側（30）の開口部（31）の１
   つに接続されており、前記路区の第１のもの（42）は、
   直角に分配体の長さ方向に延び、その内部に僅かに貫入
   するが貫通しないものであり、第２の路区（43）が前記
   第１の路区（42）と接続し、直角に組付け側（24）の方
   向に向いている分配体側（35）に開口している第３の路
   区（44）と連結しており、第３の路区（28）の分配路
   （44）は、引き込み路（23）の対応する組付け側（24）
   の開口部（36）に相対し、前記３つの路区（42），（4
   3）および（44）は、連結装置（14）の装着面（13）と
   共通の平面上にあることを特徴とする特許請求の範囲第
   （２）項に記載の弁装置。
4. 【請求項４】対向している引き込み路（23）−開口部を
   案内している分配路（28′）が、分配体（27）を直線的
   に横切っていることを特徴とする特許請求の範囲第
   （２）項または第（３）項に記載の弁装置。
5. 【請求項５】分配路（28,28′）の案内側の開口部（3
   1）が、立方−５開口形式に形成されており、その中の
   ４つの開口部は、正方形の４隅に、かつ５番目のもの
   は、正方形の対角線の交点上に位置しており、かつ互い
   に対向している２つの方形側面は、分配体（27）の長手
   方向に対して平行になっていることを特徴とする特許請
   求の範囲第（１）項乃至第（４）項のいずれかに記載の
   弁装置。
6. 【請求項６】分配体（27）を直線的に横切る分配路（2
   8）に第５番目の開口が設けられ、かつ別の開口が作ら
   れている分配路（28）の第２の路区（43）は、分配体
   （27）の横断面から見て長方形または正方形の１つの隅
   に設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
   （５）項に記載の弁装置。
7. 【請求項７】分配路（28,28′）または流入路（29）
   は、連結装置（14）へ向いている開口部でそこから横断
   拡大部（47）を有しており、さらに、引き込み路（23）
   または補給路（18）は、組付け側（36）において対向し
   ている分配体の横断面積拡大部に対応する断面積を拡大
   したことを特徴とする特許請求の範囲第（３）項乃至第
   （６）項のいずれかに記載の弁装置。
8. 【請求項８】引き込み路（23）および分配路（28,2
   8′）、補給路（18）および流入路（29）のそれぞれは
   拡大された断面拡大部（46），（47）を形成し、両者を
   相互に着脱自在に結合させるゴム様の弾性部材から成る
   パッキング（48）を挿入してなることを特徴とする特許
   請求の範囲第（７）項に記載の弁装置。
9. 【請求項９】連結装置（14）に向いている分配路（28,2
   8′）および補給路（29）の開口部は、分配体（27）の
   内部において、断面拡大部（47）を備えている受容室
   （38）と同様に拡大断面に接続しており、かつパッキン
   グパイプ（48）の前面領域において保持隆起部（52）を
   受容しており、然して断面拡大部（47）は、パッキング
   パイプ（48）を止めるために把持されたことを特徴とす
   る特許請求の範囲第（７）項または第（８）項に記載の
   弁装置。
10. 【請求項１０】導管側（30）の分配路（28,28′）およ
    び補給路（29）において、圧力導管（58）が差し込ま
    れ、その上に圧力媒体導管を設け得ることを特徴とする
    特許請求の範囲第（１）項乃至第（９）項のいずれかに
    記載の弁装置。
11. 【請求項１１】通気路（５）の開口部における通気側
    （４）で、前記通気路（５）の開口部に同軸に設けられ
    ている貫通孔（75）を有する結合パイプ（76）が設けら
    れ、当該パイプは通気側（４）の前記通気路（５）の開
    口部で突出しており、弾性素材からなる排気導体（68）
    は、通気側（４）に向く排気導体の装着側に開口し、他
    側で排気路と連絡する排気支路（78）を備えていること
    を特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃至第（10）項
    のいずれかに記載の弁装置。
12. 【請求項１２】結合パイプ（76）の長さは、排気支路
    （78）のそれより長く、かつ排気導体（68）に嵌め込ま
    れた状態では、共通の排気路（67）に突出しており、そ
    の自由領域において、外周隆起部（77）が設けられてお
    り、当該隆起部（77）は、排気支路（78）と同じ大きさ
    の直径を有しており、当該排気支路（78）は、共通の排
    気路（67）の中の領域にあることを特徴とする特許請求
    の範囲第（11）項に記載の弁装置。
13. 【請求項１３】排気導体（68）は、ゴム様の弾性材料か
    ら成っており、かつ接続パイプ（76）に着脱自在に釈放
    し得ることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃至
    第（12）項のいずれかに記載の弁装置。
14. 【請求項１４】排気導体（68）の中に、共通の排気路と
    接続されている空気連結プラグ（72）が配設されてお
    り、他側には排気導管消音器等が接続可能であり、プラ
    グ通過路（73）が導管側（30）と同じ方向に向いている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃至第（1
    3）項のいずれかに記載の弁装置。
15. 【請求項１５】圧力切換手段を含む電子回路板（81）
    は、保護ケーシング（84）で囲まれており、弁（３）の
    電気的な接触羽根（10）の往復作用を行わせるために、
    弁（３）に開口（87）をもった閉鎖蓋（86）を前記ケー
    シングの壁に設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
    （１）項乃至第（14）項のいずれかに記載の弁装置。
16. 【請求項１６】装着面（13）および組付け側（24）は、
    互いに直接に接しており、かつブロックまたは平面状の
    連結装置（14）の長手側に直角に設けられていることを
    特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃至第（15）項の
    いずれかに記載の弁装置。