JPH0756272Y2 - プリンタの印字用紙読取りセンサ機構 - Google Patents

プリンタの印字用紙読取りセンサ機構

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JPH0756272Y2
JPH0756272Y2 JP8138290U JP8138290U JPH0756272Y2 JP H0756272 Y2 JPH0756272 Y2 JP H0756272Y2 JP 8138290 U JP8138290 U JP 8138290U JP 8138290 U JP8138290 U JP 8138290U JP H0756272 Y2 JPH0756272 Y2 JP H0756272Y2
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JP
Japan
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sensor
platen
carriage
printer
sensor surface
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Expired - Lifetime
Application number
JP8138290U
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JPH0440050U (ja
Inventor
久 湯浅
正和 山縣
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、プリンタのセンサ機構に係り、更に詳しくは
プリンタのプラテン上を走行する印字用紙を読取るセン
サ機構に関する。
〈従来の技術〉 第4図の平面概略図で示す如く、通常プリンタは、図示
しない印字用紙を走行させるプラテン1と、このプラテ
ン1のプラテン軸1aに対して略平行に移動するキャッリ
ジ2と、キャッリジ2上に搭載した印字ヘッド3とから
成る。そして複数のリボンガイド4a,4b,4c,4d…によっ
て、走行自在に配置されたインクリボン4を、図示しな
いワイヤドットにより打印して上記印字用紙に印字処理
を行う。更にキャッリジ2にはセンサ5が設けられてい
る。このセンサ5は、そのセンサ面5aをプラテン1に対
向させた状態で取付けられ、プラテン1上を走行する印
字用紙に記されたIDマークやバーコードを読取る。
この読取信号を図示せぬ制御部に送信して印字用紙の種
類を識別し、予め設定されているフォーマットに従っ
て、印字処理を行うものである。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記構成のプリンタ及びその印字用紙読取り機構では、
センサ5のセンサ面5aがプラテン1に対向させた状態で
取付けられている為、印字用紙がプラテン1上を走行す
る際に生じた紙粉等はこのセンサ面5aに直接付着する。
その結果センサ機構のが低下する。又センサ面5aはプラ
テン1に対向している為、センサ面5aに付着した紙粉等
を拭き取ることが難しい。更にセンサ5自体がキャッリ
ジ2上、すなわち印字ヘッド3の近傍に取付けられてい
る為、インクリボン4をリボンガイド4a乃至4d…に対し
てセッティングすることも容易ではない。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記の読取りセンサ機構が有する課題を解決
してセンサ性能の維持並びにインクリボンのセッティン
グを容易に行うことができる様に案出されたもので、プ
ラテンに対して略平行に移動するキャッリジと、このキ
ャッリジに搭載された印字ヘッドと、センサ面をプラテ
ンに対向させてキャッリジに取付け、かつプラテン上を
走行する印字用紙を読取るセンサとから成るものにおい
て、センサはそのセンサ面をプラテンから遠ざかる方向
に回動可能に取付けられたことを特徴とするものであ
る。
〈作用〉 センサを回動させれば、センサ面の前方にはプラテンが
存在することなく、よってセンサ面に対する清掃(紙粉
の拭き取り)作業が容易となる。又センサを回動させた
際に印字ヘッドとセンサとの間に十分な空間が確保され
るので、インクリボンを容易に装着できる。
〈実施例〉 次に図面に基づき本考案の印字用紙読取りセンサ機構を
詳細に説明する。
第1図は、本考案に係るプリンタ及びその読取りセンサ
機構を説明する平面概略図である。
プリンタは、プラテン10とこのプラテンに対して略平行
に移動するキャッリジ20と、キャッリジ20上に搭載され
た印字ヘッド30、更にはプラテン10と印字ヘッド30間に
インクリボン50を配置走行させる各リボンガイド41,42,
43,44から成る。プラテン10とペーパーガイド60との間
には、図示しない印字用紙が走行し、印字ヘッド30に与
えられた印字信号に基づいて図示しないドットワイヤに
よりインクリボン50を印字用紙に対して打印する。
一方キャッリジ20には、ブラケット70を介してセンサ80
がそのセンサ面81をプラテン10に対向させた状態で取付
けられている。センサ80としては、例えば反射型光電ス
イッチなどが用いられる。ブラケット70は回動支軸71を
中心にしてキャッリジ20に対し、センサ面81をプラテン
11から遠ざかる方向へ回動できる様構成される。例えば
回動支軸71を中心にブラケット70をx方向に回動させれ
ば、第2図に示す如くセンサ面81は、プラテン10から遠
ざかる。又ブラケット70上に1つのリボンガイド41を設
けておくことで、図例の如くインクリボン50の引張状態
が解放され、又印字ヘッド30とセンサ80との間に空間O
が確保される。
一方上記回動によって、センサ面81の前方にはプラテン
10が存在せず、よって空間Oからセンサ面81に対して容
易に清掃を行うことができる。又インクリボン50をセッ
ティングする場合には、印字ヘッド30とセンサ80との間
にインクリボン50を配置して第1図の状態まで回動させ
れば、インクリボン50はリボンガイド41によってそのま
ま引張されセットされる。更に又センサ80がプラテン10
に対して対向状態、すなわち印字用紙を読取る状態に戻
されていない場合は、印字動作を行わないよう制御す
る。この動作はセンサ80の戻し忘れを防止するもので、
プラテン10に対向した状態と離れた状態を図示しない制
御手段によって判別し、対向した状態のみ印字動作を開
始する。
すなわち第3図に示す如く、センサ5の各出力波形か
ら、「センサ面81がプラテン10に対向しかつ印字用紙が
ない場合」と「同印字用紙がある状態で、用紙のIDマー
クやバーコードを読み取っている場合」、更には「セン
サ面81がプラテン10から遠ざかる方向に回動した場合」
を夫々読取り、図示しない制御部を介してその旨の表示
を行い、又警報するものである。
尚上記実施例においては、回動支軸71をブラケット70の
左側(図面向って)に設けたが本考案はこれに限定され
ることなく、上記とは反対側(図面に向って右側)に設
け、センサ面81を印字ヘッド30の反対側に向ける場合で
あっても良い。この場合インクリボン50とリボンガイド
41の掛り具合を考慮して空間Oを十分広く取る必要があ
る。
〈考案の効果〉 以上の如く本考案の印字用紙読取りセンサ機構では、セ
ンサを取付けたブラケットを回動することでセンサ面を
プラテンから遠ざかることが可能となり、よってセンサ
面の前方にプラテンが存在しないのでこのセンサ面の清
掃が容易となる。しかもセンサ面をプラテンに対向させ
る状態に回動させれば、ブラケットに取付けたリボンガ
イドによりインクリボンはセッティングされることにな
り、インクリボン自体の装着も極めて容易となる等実用
的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るプリンタとその印字用紙読取り
センサ機構を示す平面概略図、 第2図は、センサの回動状態を示す平面概略図、 第3図は、センサの戻し忘れ防止を説明する波形図、 第4図は、従来の印字用紙読取りセンサ機構を示す平面
概略図である。 10……プラテン,20……キャッリジ,30……印字ヘッド,7
0……ブラケット,71……回動支軸,80……センサ(反射
型光電スイッチ),81……センサ面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンに対し略平行に移動するキャッリ
    ジと、このキャッリジに搭載された印字ヘッドと、セン
    サ面を前記プラテンに対向させてキャッリジに取付けら
    れ、プラテン上を走行する印字用紙を読み取るセンサと
    から成るプリンタの印字用紙読取センサ機構において、 前記センサは、そのセンサ面をプラテンから遠ざかる方
    向に回動可能に取付けられたことを特徴とする印字用紙
    読取りセンサ機構。
JP8138290U 1990-07-31 1990-07-31 プリンタの印字用紙読取りセンサ機構 Expired - Lifetime JPH0756272Y2 (ja)

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JP8138290U JPH0756272Y2 (ja) 1990-07-31 1990-07-31 プリンタの印字用紙読取りセンサ機構

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JP8138290U JPH0756272Y2 (ja) 1990-07-31 1990-07-31 プリンタの印字用紙読取りセンサ機構

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Publication Number Publication Date
JPH0440050U JPH0440050U (ja) 1992-04-06
JPH0756272Y2 true JPH0756272Y2 (ja) 1995-12-25

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